JPH09309835A - グリチルリチン酸アルキルエステル含有薬液 - Google Patents

グリチルリチン酸アルキルエステル含有薬液

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JPH09309835A
JPH09309835A JP15000896A JP15000896A JPH09309835A JP H09309835 A JPH09309835 A JP H09309835A JP 15000896 A JP15000896 A JP 15000896A JP 15000896 A JP15000896 A JP 15000896A JP H09309835 A JPH09309835 A JP H09309835A
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glycyrrhizic acid
ester
alkyl
alkyl ester
eye drop
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Misao Koide
操 小出
Seizo Tamagaki
誠三 玉垣
Waichirou Tagaki
和一郎 太垣
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Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 グリチルリチン酸又はその薬理学的に許
容し得る塩のアルキルエステルを配合したことを特徴と
するグリチルリチン酸アルキルエステル含有薬液。 【効果】 本発明によれば、エステル系非イオン界面活
性剤を含有する水溶液において、グリチルリチン酸アル
キルエステル類を配合したことにより、抗炎症作用が高
く、かつエステル系非イオン界面活性剤の経時での加水
分解を促進させることなく、長期にわたって外観安定性
を著しく向上させた薬液を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、点眼剤などとして
好適に用いられるグリチルリチン酸アルキルエステル含
有薬液に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】グリチ
ルリチン酸誘導体の前駆体である甘草の主成分グリチル
リチンは、グリチルレチンと2分子のグルクロン酸との
抱合体で、抗炎症作用は有するが、抗肉芽作用はない。
またその塩類、特にカリウム塩であるグリチルリチン酸
二カリウムは水によく溶けるので、点眼剤などの液剤に
繁用される。
【0003】この際、上記グリチルリチン酸塩類は、水
溶液において特に酸性領域でゲル構造を形成し易いた
め、ゲル化防止剤としてしばしばエステル系非イオン界
面活性剤が用いられる。更にこのエステル系非イオン界
面活性剤は、水に難溶性の物質であるグリチルリチン酸
そのものや香料などの可溶化剤としても薬液に広く用い
られている。
【0004】しかし、このエステル系非イオン界面活性
剤とグリチルリチン酸又はその塩類を水溶液に同時に配
合すると、上記界面活性剤の加水分解がグリチルリチン
酸又はその塩類により著しく加速され、濁り・沈澱など
を生じ、薬液を安定に保つことは極めて困難であったた
め、その安定化が要望されていた。
【0005】このため、エステル系非イオン界面活性
剤、グリチルリチン酸塩類を含有する点眼剤において、
ε−アミノカプロン酸を配合したり(特開平5−139
955号公報)、エステル系非イオン界面活性剤とグリ
チルリチン酸塩類との配合割合及びpHを特定したり
(特開平5−271053号公報)する方法も提案され
ているが、更にエステル系非イオン界面活性剤の加水分
解加速をより十分に抑制、防止することが望まれる。
【0006】また、本発明者らは特開平7−31606
0号公報において、シクロデキストリン類、特に重合度
8のγ−シクロデキストリンにグリチルリチン酸又はそ
の塩類によるエステル系非イオン界面活性剤の加水分解
加速を顕著に抑制する効果を見い出したが、この方法は
シクロデキストリン類とグリチルリチン酸又はその塩類
の包接体の形成により抗炎症作用、抗アレルギー作用等
の有効性が低下する場合がある等の新たな問題が生じ、
この点を解決することが望まれた。
【0007】本発明は上記問題・要望に応えるためにな
されたものであり、エステル系非イオン界面活性剤を配
合した薬液において、グリチルリチン酸又はその塩類の
有する高い抗炎症作用を低減することなく、しかもグリ
チルリチン酸又はその塩類によるエステル系非イオン界
面活性剤の加水分解加速を防止し、長期にわたって安定
な薬液を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者らは上記目的を達成するため鋭意研究を行った結
果、グリチルリチン酸又はその塩類に代えて下記一般式
(1)又は(2)で示されるグリチルリチン酸又はその
塩類のアルキルエステルを使用した場合、エステル系非
イオン界面活性剤の加水分解加速を十分に防止して、外
観を長期にわたって安定にするのみならず、高い抗炎症
作用を有する薬液が得られることを見い出し、本発明を
完成するに至った。
【0009】従って本発明は、式(1)又は(2)のグ
リチルリチン酸アルキルエステル類をエステル系非イオ
ン界面活性剤とともに水溶液に配合した薬液を提供す
る。
【0010】以下、本発明について更に詳述すると、本
発明の第1の構成成分であるグリチルリチン酸アルキル
エステルは、下記一般式(1)又は(2)で示されるα
又はβ−グリチルリチン酸又はその薬理学的に許容され
る塩のカルボキシル基をアルキル化したアルキルエステ
ルである。グリチルリチン酸又はその塩類には、それら
の構造中に3つの性質の異なるカルボキシル基が存在す
るが、本発明ではそれらのうち少なくともいずれか1つ
がアルキルエステル化されていればよい。
【0011】
【化2】
【0012】ここで、R1,R2,R3はそれぞれ水素原
子、アルカリ金属、NH4又はアルキル基を示すが、
1,R2,R3の少なくとも1つはアルキル基である。
アルカリ金属としてはナトリウム、カリウムなどが挙げ
られ、アルキル基としては炭素数1〜20、好ましくは
1〜12、最も好ましくは1〜3のものが薬液中のエス
テル系非イオン界面活性剤の加水分解を効果的に抑制、
防止する点で好ましい。なお、アルキル基は直鎖でも分
枝鎖でもよい。
【0013】本発明で用いるグリチルリチン酸アルキル
エステルとしては、例えばβ−グリチルリチン酸ジカリ
ウムのトリテルペン上のカルボキシル基がメチルエステ
ル化したグリチルリチン酸ジカリウムモノメチルエステ
ルが例示できる。なお、本発明において、グリチルリチ
ン酸アルキルエステルはその1種を単独で用いても2種
以上を併用するようにしてもよい。
【0014】グリチルリチン酸アルキルエステル類の配
合量は特に制限されないが、本発明の薬液を点眼剤とし
て用いる場合、0.01〜5重量%の配合量とすること
が好ましい。
【0015】本発明の第2の構成成分であるエステル系
非イオン界面活性剤としては、水溶性のポリオキシエチ
レン硬化ヒマシ油等の高級脂肪酸エステル、ポリエチレ
ングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソル
ビタン高級脂肪酸エステル等が挙げられ、例えば、ポリ
オキシエチレン硬化ヒマシ油60(医薬品添加物規格収
載)、ポリオキシエチレン(p=40)モノステアレー
ト(別名:日本薬局方収載「ステアリン酸ポリオキシル
40」)、ポリオキシエチレン(p=20)ソルビタン
モノオレエート(別名:日本薬局方収載「ポリソルベー
ト80」)等がある。具体的には日光ケミカルズ株式会
社製ニッコールHCO−40、HCO−50、HCO−
60、MYS−25、MYS−40、MYL−10、T
O−10、TS−10等を用いることができる。なお、
これらのエステル系非イオン界面活性剤はその1種を単
独で使用しても2種以上を併用するようにしてもよい。
【0016】エステル系非イオン界面活性剤の配合量
は、その薬液の使用目的、他の配合成分の種類などによ
って適宜選定されるが、点眼剤に用いる場合は0.01
〜10重量%の配合量とすることが好ましい。
【0017】本発明のグリチルリチン酸アルキルエステ
ル含有薬液は、点眼剤、点鼻薬、外皮用薬等に調製する
ことができる。例えば点眼剤については一般的な剤型と
することができ、調製方法は特に問わないが、α−グリ
チルリチン酸ジカリウムモノメチルエステルなどのグリ
チルリチン酸アルキルエステル類及びポリオキシエチレ
ン(p=20)ソルビタンモノオレエートなどのエステ
ル系非イオン界面活性剤をそのまま水に溶解する。次い
で、必要に応じて塩化ベンゼトニウム等の防腐剤、メチ
ル硫酸ネオスチグミン等の薬剤、更にクエン酸などの緩
衝剤を加えてpHを調整することにより、エステル系非
イオン界面活性剤の加水分解を促進することなく外観が
安定で、しかも抗炎症作用の高い点眼剤を得ることがで
きる。
【0018】更に、本発明のグリチルリチン酸アルキル
エステル含有薬液には、通常液剤に使用される種々の成
分、例えば点眼剤では上述の成分の他に、パルミチン酸
レチノール、酢酸トコフェロール、塩酸ピリドキシンな
どのビタミン類、マレイン酸クロルフェニラミン、塩酸
テトラヒドロゾリン、アスパラギン酸カリウム、硫酸亜
鉛、スルファメトキサゾール、アラントイン、塩化リゾ
チームなどの薬剤、塩化カリウム、塩化ナトリウム、プ
ロピレングリコール、ポリエチレングリコール、グリセ
リンなどの等張化剤、ホウ酸、リン酸水素ナトリウム、
氷酢酸などの緩衝剤、マンニトールなどの糖類、l−メ
ントールなどの香料等を配合することができる。また、
点鼻薬、外皮用薬等においても通常の成分を用いて調剤
することができる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、エステル系非イオン界
面活性剤を含有する水溶液において、式(1)又は
(2)のグリチルリチン酸アルキルエステル類を配合し
たことにより、抗炎症作用が高く、かつエステル系非イ
オン界面活性剤の経時での加水分解を促進させることな
く、長期にわたって外観安定性を著しく向上させた薬液
を得ることができる。
【0020】
【実施例】以下、実施例と比較例を示し、本発明を具体
的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるも
のではない。
【0021】〔実施例1〜5及び比較例1〜3〕表1に
示す処方の点眼剤を調製し容器に充填して直ちに抗炎症
作用を評価するとともに、50℃で3カ月間保存し、エ
ステル系非イオン界面活性剤の経時での安定性を観察し
た。表1にそれぞれの結果を示す。
【0022】なお、pHはクエン酸ナトリウム及び/又
はクエン酸で5.0に、浸透圧は塩化ナトリウムで29
0mOsmにそれぞれ調整した。
【0023】また、グリチルリチン酸アルキルエステル
類によるエステル系非イオン界面活性剤の安定化効果は
エステル系非イオン界面活性剤の加水分解抑制率を指標
として評価した。この抑制率は、加水分解生成物である
それぞれの高級脂肪酸生成量を高速液体クロマトグラフ
法により測定し、下記の式を用いることにより算出し
た。
【0024】更に本剤の抗炎症作用は、ラットカラゲニ
ン結膜浮腫に対する効果を下記の方法に従い評価した。
即ち、本実験には体重約100〜110gのウイスター
系雄性ラットを使用し、上記点眼剤(対照には生理食塩
水)を50μl点眼し、1分後ペントバルビタール麻酔
下1%カラゲニン溶液をラット眼瞼結膜下に50μl注
射した。その3時間後、ラットを屠殺して結膜浮腫を採
取し、重量を測定した。対照に比較して有意に浮腫抑制
を示したものを○、その中で30%以上の浮腫抑制率を
示したものを◎、それ以外のものを×と評価した。
【0025】
【数1】 Aは、グリチルリチン酸又はその塩類を含む点眼剤にお
ける保存後の高級脂肪酸の含有量、BはAのグリチルリ
チン酸又はその塩類のアルキルエステルを含む点眼剤中
の保存後の高級脂肪酸含有量をそれぞれ意味する。
【0026】
【表1】 外 観:○澄明、×沈澱生成 抑制率:◎90%以上、○80%以上、×80%未満
【0027】〔実施例6〕β−グリチルリチン酸ジカリ
ウムモノメチルエステル1.0g、ポリオキシエチレン
(60)硬化ヒマシ油(ニッコールHCO−60)3g
を加温溶解する。これに塩酸テトラヒドロゾリン0.5
g、塩化ベンゼトニウム0.1g、l−メントール0.
05g、プロピレングリコール5g、アラントイン2
g、パンテノール0.8g、ホウ酸8g、エチレンジア
ミン四酢酸二ナトリウム0.05gを混合し、希塩酸で
pHを5.5に調整した後、精製水で全量を1000m
lとし、無菌ろ過して点眼容器に充填し、点眼剤とす
る。
【0028】本製剤の抗炎症作用は高く(浮腫抑制率3
2%)、しかも40℃・75%RH・6ヶ月保存後の加
水分解抑制率は95%であり、かつ外観も極めて安定で
あった。
【0029】〔比較例4〕α−グリチルリチン酸二カリ
ウム2.5g、γ−シクロデキストリン5.0g、ポリ
オキシエチレン(60)硬化ヒマシ油(ニッコールHC
O−60)3gを加温溶解する。これに塩酸テトラヒド
ロゾリン0.5g、塩化ベンゼトニウム0.1g、l−
メントール0.05g、プロピレングリコール5g、ア
ラントイン2g、パンテノール0.8g、ホウ酸8g、
エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム0.05gを混合
し、希塩酸でpHを5.5に調整した後、精製水で全量
を1000mlとし、無菌ろ過し点眼容器に充填して点
眼剤とする。
【0030】本製剤を40℃・75%RHで6ヶ月保存
した結果、沈澱の生成は認められないものの加水分解抑
制率は72%であり、かつ抗炎症作用も弱かった(浮腫
抑制率11%)。
【0031】〔実施例7〕α−グリチルリチン酸ジカリ
ウムモノプロピルエステル2.5g、ポリオキシエチレ
ン(60)硬化ヒマシ油(ニッコールHCO−60)3
gを加温溶解する。これに塩酸テトラヒドロゾリン0.
5g、塩化ベンゼトニウム0.1g、l−メントール
0.05g、プロピレングリコール5g、アラントイン
2g、パンテノール0.8g、ホウ酸8g、エチレンジ
アミン四酢酸二ナトリウム0.05gを混合し、希塩酸
でpHを5.5に調整した後、精製水で全量を1000
mlとし、無菌ろ過して点眼容器に充填し、点眼剤とす
る。
【0032】本製剤の抗炎症作用は高く(浮腫抑制率3
5%)、しかも40℃・75%RH・6ヶ月保存後の加
水分解抑制率は96%であり、かつ外観も極めて安定で
あった。
【0033】〔実施例8〕β−グリチルリチン酸トリメ
チルエステル2.5g、ポリオキシエチレン(60)硬
化ヒマシ油(ニッコールHCO−60)3gを加温溶解
する。これに塩酸テトラヒドロゾリン0.5g、塩化ベ
ンゼトニウム0.1g、l−メントール0.05g、プ
ロピレングリコール5g、アラントイン2g、パンテノ
ール0.8g、ホウ酸8g、エチレンジアミン四酢酸二
ナトリウム0.05gを混合し、希塩酸でpHを5.5
に調整した後、精製水で全量を1000mlとし、無菌
ろ過して点眼容器に充填し、点眼剤とする。
【0034】本製剤の抗炎症作用は高く(浮腫抑制率3
1%)、しかも40℃・75%RH・6ヶ月保存後の加
水分解抑制率は90%であり、かつ外観も極めて安定で
あった。
【0035】〔比較例5〕β−グリチルリチン酸二カリ
ウム2.5g、ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ
油(ニッコールHCO−60)3gを加温溶解する。こ
れに塩酸テトラヒドロゾリン0.5g、塩化ベンゼトニ
ウム0.1g、l−メントール0.05g、プロピレン
グリコール5g、アラントイン2g、パンテノール0.
8g、ホウ酸8g、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウ
ム0.05gを混合し、希塩酸でpHを5.5に調整し
た後、精製水で全量を1000mlとし、無菌ろ過し点
眼容器に充填して点眼剤とする。
【0036】本製剤を40℃・75%RHで6ヶ月保存
した結果、白色の雲状沈澱の生成を認めた。
【0037】〔実施例9〜11〕表2に示す種々の成分
を水に溶解し、容器に充填して外皮用薬とした。その
後、直ちに抗炎症作用を評価した後、60℃に1カ月間
保存し、エステル系非イオン界面活性剤の経時での安定
性を観察し、表2にそれぞれの評価結果を示した。
【0038】グリチルリチン酸アルキルエステル類によ
るエステル系非イオン界面活性剤の安定化効果は上記の
式を用いることにより加水分解抑制率を算出し評価し
た。
【0039】また本剤の抗炎症作用は、ラットカラゲニ
ン足浮腫に対する効果を下記の方法に従い評価した。即
ち、本実験には体重約120〜140gのウイスター系
雄性ラットを使用し、両足の容積率測定後、片足に上記
外皮用薬(対照の他方の片足には上記薬液よりグリチル
リチン酸アルキルエステル類のみを抜いたもの)を0.
1ml塗布した後、1%カラゲニン溶液1mlずつを両
足に注射した。その3時間後、ラットのそれぞれの足の
容積率を測定した。対照に比較して有意に浮腫抑制を示
したものを○、その中で30%以上の浮腫抑制率を示し
たものを◎、それ以外のものを×と評価した。
【0040】
【表2】 外 観:○澄明、×沈澱生成 抑制率:◎90%以上、○80%以上、×80%未満

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エステル系非イオン界面活性剤を溶解し
    た水溶液に、下記一般式(1)又は(2)で示されるグ
    リチルリチン酸又はその薬理学的に許容し得る塩のアル
    キルエステルを配合したことを特徴とするグリチルリチ
    ン酸アルキルエステル含有薬液。 【化1】 (式中R1,R2,R3はそれぞれ水素原子、アルカリ金
    属、NH4又はアルキル基を示すが、R1,R2,R3の少
    なくとも1つはアルキル基である。)
  2. 【請求項2】 点眼剤として調製された請求項1のグリ
    チルリチン酸アルキルエステル含有薬液。
JP15000896A 1996-05-21 1996-05-21 グリチルリチン酸アルキルエステル含有薬液 Pending JPH09309835A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002265357A (ja) * 2001-03-12 2002-09-18 Lion Corp 眼科用組成物
JP2004149526A (ja) * 2002-10-11 2004-05-27 Rohto Pharmaceut Co Ltd 水性液状組成物
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