JPH09309449A - パワーステアリング装置 - Google Patents

パワーステアリング装置

Info

Publication number
JPH09309449A
JPH09309449A JP14847496A JP14847496A JPH09309449A JP H09309449 A JPH09309449 A JP H09309449A JP 14847496 A JP14847496 A JP 14847496A JP 14847496 A JP14847496 A JP 14847496A JP H09309449 A JPH09309449 A JP H09309449A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
hydraulic
passage
power cylinder
operating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14847496A
Other languages
English (en)
Inventor
Norihiro Saida
憲宏 齋田
Toshinori Aihara
俊徳 相原
Yukio Uchida
由紀雄 内田
Tadaharu Yokota
忠治 横田
Tatsuyoshi Maruyama
辰義 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
Unisia Jecs Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Unisia Jecs Corp filed Critical Unisia Jecs Corp
Priority to JP14847496A priority Critical patent/JPH09309449A/ja
Publication of JPH09309449A publication Critical patent/JPH09309449A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アキュームレータに必要以上のエネルギの作
動油を蓄圧し、エネルギの利用効率が悪い。 【解決手段】 パワーシリンダ3及び制御弁2を備えた
アクチュエータ1を有するパワーステアリング装置にお
いて、油圧ポンプ4と、この油圧ポンプ4からの作動油
をアクチュエータ1に導く作動油圧通路7とを設け、作
動油圧通路7の途中にチェック弁8を設ける。チェック
弁8よりも下流側の作動油圧通路7に、作動油圧通路7
内の圧力を所定圧力に保持可能なアキュームレータ9を
設ける。作動油圧通路7の油圧とパワーシリンダ3の作
動油圧との圧力差によって作動し、作動油圧通路7内の
圧力を逃がす差圧制御弁25を設ける。作動油圧通路7
内の油圧とパワーシリンダ3の作動油圧との圧力差によ
って作動する圧力スイッチ11を設け、圧力スイッチ1
1によって油圧ポンプ4の作動を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等に施用し
て良好なパワーステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等には、操舵操作を軽快ならしめ
るために、操舵機構に設けたアクチュエータに作動油を
給排して操舵助勢力を得るパワーステアリング装置が用
いられており、各種の改良されたパワーステアリング装
置が提案されている。
【0003】例えば、特開昭61−85272号公報に
は、制御弁とパワーシリンダとで構成されるアクチュエ
ータと、電動モータで駆動される油圧ポンプとの間の油
圧通路に、アキュームレータを設け、前記油圧通路の圧
力を圧力センサで検知し、この圧力センサの検出信号が
入力されるコントローラによって前記電動モータの駆動
・停止を制御するようにしたパワーステアリング装置が
開示してある。
【0004】この改良されたパワーステアリング装置
は、前記油圧回路内の圧力低下を圧力センサが検知した
時点で、電動モータで油圧ポンプを駆動することによ
り、油圧ポンプが常に回転することがなく、省エネルギ
を図ることができる。また、予めアキュームレータに作
動油圧を蓄圧しておくことにより、急操舵時等におい
て、油圧ポンプの始動時にその立上がり特性により吐出
容量不足が生ずることによる不具合を解消するようにし
てある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例にあっては、アキュームレータによって保持される
油圧回路の残圧は、このアキュームレータの能力によっ
て決定される所定圧力に維持される。つまり、前記可変
容量ポンプが作動油を吐出している状態において、常に
アキュームレータの最大容量(最大圧力と最大容積によ
って定まる)に至まで蓄圧されることになる。
【0006】ところで、操舵操作時にアクチュエータで
必要とするエネルギは、アクチュエータの制御弁の制御
に基づく所定の作動圧力とアクチュエータのパワーシリ
ンダのストローク量とに応じて定まる。したがって、前
記パワーシリンダがアキュームレータに蓄圧されたエネ
ルギで作動すると仮定すると、パワーシリンダがアキュ
ームレータの最大圧力に等しい作動圧力で比較的短くス
トロークする場合は、アキュームレータに蓄圧されたエ
ネルギを効率良く利用することになるが、これとは逆
に、小さな操舵助勢力しか必要とせず、パワーシリンダ
がアキュームレータの最大圧力よりも小さな作動圧力で
比較的長くストロークする場合には、アキュームレータ
に蓄圧されたエネルギが有効利用されないことになる。
【0007】つまり、前記アキュームレータは、常に最
大容量に蓄圧されようとするけれども、アクチュエータ
のパワーシリンダは常に最大の作動圧力で作動するとは
限らず、パワーシリンダが比較的小さな操舵助勢力しか
必要としないときは、パワーシリンダの作動圧力は小さ
くて良く、この場合、アキュームレータの蓄圧エネルギ
は小さくて良いことになる。換言すると、前記アクチュ
エータのパワーシリンダが小さな作動圧力しか必要とし
ないとき、可変容量ポンプはアキュームレータに作動圧
力よりも極めて大きいエネルギを蓄圧するために、無駄
にエネルギを消費することになる。
【0008】なお、前記従来例においては、無駄な動力
消費を避けるために、アキュームレータで蓄圧される最
大圧力を低下させると、車輪の接地抵抗が大きい場合
に、操舵操作開始時に十分な操舵助勢力が得られないこ
とになる。したがって、アキュームレータの最大圧力を
むやみに低下させることはできない。
【0009】本発明は上記従来の実情に鑑みて案出され
たもので、アキュームレータに蓄圧するエネルギを、ア
クチュエータのパワーシリンダの作動圧力に応じた大き
さとして、効率良くポンプを作動させることができ、動
力消費の少ないパワーステアリング装置を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1記載の
発明は、パワーシリンダ及び該パワーシリンダの一対の
作動油室への作動油の給排を司る制御弁を備えたアクチ
ュエータを有し、前記作動油室内の作動油圧によって操
舵助勢力を得るパワーステアリング装置において、駆動
手段によって回転駆動される油圧ポンプと、該油圧ポン
プから吐出される作動油をアクチュエータに導く作動油
圧通路と、該作動油圧通路の途中に設けられ、前記油圧
ポンプからアクチュエータへの作動油の流通を許容し、
逆方向の流通を阻止するチェック弁と、該チェック弁よ
りも下流側の作動油圧通路に接続され、該作動油圧通路
内の圧力を所定圧力に保持可能なアキュームレータと、
前記チェック弁よりも下流側の作動油圧通路の油圧とパ
ワーシリンダの作動油圧との圧力差によって作動し、作
動油圧通路内の圧力を逃がす差圧制御弁と、前記チェッ
ク弁よりも下流側の作動油圧通路の油圧とパワーシリン
ダの作動油圧との圧力差によって作動する圧力スイッチ
と、を備え、前記圧力スイッチによって前記油圧ポンプ
の作動を制御するようにした構成にしてある。
【0011】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のパワーシリンダの一対の作動油室の間に、これら一
対の作動油室の圧力のうち、高い方の圧力をパワーシリ
ンダの作動油圧として選択する圧力選択弁を設け、この
圧力選択弁が選択した圧力をパワーシリンダの作動油圧
とした構成にしてある。
【0012】また、請求項3記載の発明は、請求項1乃
至請求項2記載のアキュームレータを、前記チェック弁
よりも下流側の作動油圧通路に接続される蓄圧室とパワ
ーシリンダの作動油圧が導かれる背圧室とを有し、この
背圧室内の圧力に応じて前記作動油圧通路内の圧力を所
定圧力に保持可能とした構成にしてある。
【0013】また、請求項4記載の発明は、請求項1乃
至請求項3記載の駆動手段と油圧ポンプとの間にクラッ
チ手段を設け、前記圧力スイッチがクラッチ手段を制御
することにより、油圧ポンプの作動を制御するようにし
た構成にしてある。
【0014】また、請求項5記載の発明は、請求項1乃
至請求項3記載の駆動手段を電動モータから構成し、前
記圧力スイッチが電動モータを制御することにより、油
圧ポンプの作動を制御するようにした構成にしてある。
【0015】ここで、前記油圧ポンプは、内燃機関や電
動モータ等の駆動手段によって回転駆動されることが可
能であり、この油圧ポンプから吐出される作動油は、作
動油圧通路及びチェック弁を介してアクチュエータに導
かれる。このアクチュエータに導かれる作動油は、操舵
助勢力を必要とするアクチュエータの作動時、適宜操舵
助勢力を発揮するために消費される。
【0016】前記油圧ポンプの作動を制御する圧力スイ
ッチや、作動油圧通路内の圧力を逃がす差圧制御弁は、
操舵操作の右方向転舵または左方向転舵に応じて圧力変
動を生じる作動油室の圧力即ちパワーシリンダの作動油
圧を利用するものである。このため、右方向転舵操作及
び左方向転舵操作の場合に適正な作動油圧を利用するた
めに、具体的には、前記パワーシリンダの一対の作動油
室間に圧力選択弁を設け、この圧力選択弁が選択した作
動油圧、即ち高圧側の作動油室の圧力をパワーシリンダ
の作動油圧とする。
【0017】前記チェック弁よりも下流側の作動油圧通
路の油圧とパワーシリンダの作動油圧との差圧によって
作動する差圧制御弁は、前記差圧が所定値以上の場合
に、作動油圧通路内の圧力即ちアキュームレータによっ
て保持された作動油圧通路内の圧力を逃がすものであ
る。
【0018】前記作動油圧通路内を所定圧力に保持する
アキュームレータは、背圧室が弾性膜で区画された所定
圧力の加圧気体室である構成のアキュームレータが採用
可能であるほか、背圧室にパワーシリンダの作動油圧を
導く構成として、このパワーシリンダの作動油圧に応じ
て作動油圧通路内の圧力を所定圧力に保持可能とするこ
とが可能である。
【0019】斯かる構成のパワーステアリング装置は、
前記油圧ポンプから作動油が吐出されている状態におい
て、操舵助勢力が不要となり、パワーシリンダが作動状
態から非作動状態に移行すると、パワーシリンダで消費
される作動油量は漸減して遂には零となり、油圧ポンプ
の吐出油の一部または全部はチェック弁よりも下流側の
作動油圧通路を介してアキュームレータに供給され、こ
のアキュームレータに蓄圧される。したがって、このア
キュームレータはアクチュエータの非作動時に、チェッ
ク弁よりも下流側の作動油圧通路内の圧力を所定圧力に
保持する。
【0020】このとき、前記チェック弁よりも下流側の
作動油圧通路内の油圧(PA)は所定圧力に保持される
一方、アクチュエータのパワーシリンダは非作動状態で
あるから、このパワーシリンダの作動油圧(PC)は零
乃至低圧力となる。このため、前記作動油圧通路内の油
圧(PA)とパワーシリンダの作動油圧(PC)との差
圧が大きくなり、この差圧が所定値を越えて大きくなる
ことによって圧力スイッチが作動し、この圧力スイッチ
は油圧ポンプを制御して、この油圧ポンプの作動を停止
させる。
【0021】具体的には、前記駆動手段と油圧ポンプと
の間にクラッチ手段を設ける場合には、前記圧力スイッ
チがそのクラッチ手段を制御することにより、油圧ポン
プの作動を停止制御する。また、前記駆動手段が電動モ
ータである場合には、前記圧力スイッチが電動モータを
制御することにより、油圧ポンプの作動を停止制御す
る。
【0022】前記油圧ポンプが停止制御された状態で
は、この油圧ポンプから作動油の供給はないけれども、
チェック弁よりも下流側の作動油圧通路は、チェック弁
によって上流側との連通が遮断され、前記の如くアキュ
ームレータによる加圧力が与えられて所定圧力に保持さ
れている。これによって、急操舵時等においては、前記
チェック弁よりも下流側の作動油圧通路及びアキューム
レータに蓄圧された作動油がアクチュエータに速やかに
供給され、円滑な操舵助勢動作が成就される。
【0023】前記アクチュエータの作動によってアキュ
ームレータに蓄圧されたエネルギが消費されると、チェ
ック弁よりも下流側の作動油圧通路の油圧(PA)が低
下し、パワーシリンダの作動油圧(PC)に略等しくな
る。このため、前記作動油圧通路の油圧(PA)とパワ
ーシリンダの作動油圧(PC)との差が小さくなり、こ
の差圧が所定値を越えて小さくなることによって圧力ス
イッチが作動し、この圧力スイッチは油圧ポンプを制御
して、この油圧ポンプを作動させる。
【0024】具体的には、前記駆動手段と油圧ポンプと
の間にクラッチ手段が設けられている場合には、前記圧
力スイッチがクラッチ手段を制御することにより、油圧
ポンプを駆動制御する。また、前記駆動手段が電動モー
タである場合には、前記圧力スイッチが電動モータを制
御することにより、油圧ポンプを駆動制御する。
【0025】このため、前記油圧ポンプは、作動油圧通
路内の油圧(PA)とパワーシリンダの作動油圧(P
C)との差圧が所定値以上の大きさになるまで、作動油
圧通路及びアクチュエータに作動油を供給する。
【0026】前記油圧ポンプから吐出され、アクチュエ
ータに供給された作動油は、適宜操舵助勢力を発揮す
る。
【0027】これによって、前記油圧ポンプは作動油圧
通路の圧力(PA)とパワーシリンダの作動圧力(P
C)との差圧によって駆動または停止制御される。即
ち、前記油圧ポンプは、作動油圧通路内の油圧(PA)
即ちアキュームレータの圧力とパワーシリンダの作動油
圧(PC)との差圧が所定値よりも小さくなったときに
駆動制御され、パワーシリンダの作動圧力に応じた必要
圧力の作動油、即ち、パワーシリンダの作動圧力よりも
僅かに高い所定圧力に達するまで作動油を作動油圧通路
に吐出して、アクチュエータに供給する。つまり、前記
アキュームレータは、パワーシリンダの作動圧力よりも
僅かに高い所定圧力の作動油を蓄圧することになる。一
方、前記油圧ポンプは、前記差圧(PA−PC)が所定
値よりも大きくなったときに停止制御される。
【0028】このとき、アクチュエータによる操舵助勢
力は車輪の接地抵抗によって変化するから、パワーシリ
ンダの作動油圧(PC)は一定ではない。そこで、作動
油圧通路内の油圧(PA)がアキュームレータによって
所定圧力に保持されている状態において操舵操作された
とき、パワーシリンダの作動油圧(PC)が小さな圧力
しか必要としない場合に、アキュームレータで蓄圧され
た作動油圧通路内の油圧(PA)とパワーシリンダの作
動油圧(PC)との差圧が大きくなり、操舵操作の初期
において操舵フィーリングが悪化する虞がある。
【0029】しかしながら、本発明にあってはこれを有
利に解決する。即ち、作動油圧通路内の油圧(PA)と
パワーシリンダの作動油圧(PC)との差圧が所定値以
上に大きくなった場合には差圧制御弁が作動し、作動油
圧通路内の油圧をドレン通路に逃がす。
【0030】したがって、本発明によれば、前記油圧ポ
ンプをパワーシリンダの作動油圧に応じて制御すること
により、アクチュエータの作動時に、アキュームレータ
に蓄圧される作動油は、パワーシリンダの作動圧力より
も僅かに高い所定値の作動油であって、この作動油が直
ちにアクチュエータに供給されることになるから、従来
のように、アキュームレータによって作動油圧通路内を
作動圧力に無関係の高い圧力に保持しておく必要はな
く、その分、エネルギ損出を少なくすることができ、作
動効率の良いパワーステアリング装置が得られる。
【0031】また、アキュームレータで蓄圧された作動
油圧通路内の油圧とパワーシリンダの作動油圧との差圧
が過大化することが防止でき、操舵フィーリングが悪化
することが有利に防止できる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳述する。
【0033】図1は本発明の実施の形態を示すパワース
テアリング装置の説明図である。図において、1はパワ
ーステアリング装置のアクチュエータで、このアクチュ
エータ1は、後述する作動油圧通路側の常閉弁2a及び
ドレン通路側の常開弁2bとからなるセンタークローズ
ド型の制御弁2と、一対の作動油室3a,3bを有する
パワーシリンダ3を備えている。
【0034】4は油圧ポンプで、この油圧ポンプ4は、
この実施の形態において駆動手段としての内燃機関5に
よって、電磁クラッチ6を介して回転駆動されるように
してある。7は前記油圧ポンプ4から吐出される作動油
をアクチュエータ1に導く作動油圧通路で、この作動油
圧通路7の途中には、前記油圧ポンプ4からアクチュエ
ータ1への作動油の流通を許容し、逆方向の流通を阻止
するチェック弁8が設けてある。
【0035】9は前記チェック弁8よりも下流側の作動
油圧通路7に接続されたアキュームレータである。この
アキュームレータ9は、その内部が弾性膜9aによって
区画され、作動油圧通路7に接続される蓄圧室9bと加
圧ガスが封入された背圧室9cとを有し、この背圧室9
c内の圧力によって作動油圧通路7内の圧力を所定圧力
に保持可能である。
【0036】10は動力伝達用のベルトで、このベルト
10は前記内燃機関5のプーリ5a及び電磁クラッチ6
のプーリ6aに巻着され、内燃機関5の駆動力を電磁ク
ラッチ6を介して油圧ポンプ4に伝達する。
【0037】11は圧力スイッチで、この圧力スイッチ
11は、通路12を介して導かれるチェック弁8よりも
下流側の作動油圧通路7内の油圧と、通路13を介して
導かれるパワーシリンダ3の作動油圧との差圧によっ
て、スイッチ動作するようにしてある。
【0038】前記圧力スイッチ11は図2に示すように
構成してある。即ち、シリンダ14内にピストン15を
摺動自在に挿入して、このシリンダ14の内部を第1圧
力室16及び第2圧力室17に区画してあり、前記第1
圧力室16内には通路12を介してチェック弁8よりも
下流側の作動油圧通路7内の油圧(PA)を導く一方、
前記第2圧力室17内には通路13が開口し、後述する
圧力選択弁を介してパワーシリンダ3の作動油室3a内
または作動油室3b内の作動油圧(PCaまたはPC
b)を導くようにしてある。また、前記シリンダ14の
両端側には、ピストン15に一体のピストンロッド18
がシリンダ14の両端を封止的に貫通して延びた端部1
8a,18bに対向して、このピストンロッド18の端
部18a,18bで操作可能なリミットスイッチ19,
20が設けてある。21は前記第2圧力室17内に設け
られて、ピストン15を第1圧力室16側に付勢するば
ね、22はピストン15の胴部に設けたシールリング、
23,24はそれぞれピストンロッド18の液密封止を
司るシールリングである。
【0039】25は差圧制御弁で、この差圧制御弁25
は、前記チェック弁8よりも下流側の作動油圧通路7の
油圧とパワーシリンダ3の作動油圧との圧力差によって
作動し、圧力差が所定値以上のとき、作動油圧通路7内
の圧力を逃がす。
【0040】前記差圧制御弁25は、図3に示すよう
に、ケース26内に、前記作動油圧通路7の油圧(P
A)を導く通路27及びパワーシリンダ3の作動油圧
(PCaまたはPCb)を導く通路28がそれぞれ開口
する弁室29を形成し、この弁室29内に、チェックス
プリング30で付勢されて通路27の弁座27aに適合
させたポペット弁31を収容して、このポペット弁31
によって弁室29内を通路27側弁室29aと通路28
側弁室29bとに区画してある。また、前記通路27側
弁室29aにはドレン通路32が開口している。
【0041】これによって、前記差圧制御弁25は、作
動油圧通路7の油圧(PA)とパワーシリンダの作動油
圧(PC)との差圧が所定値以上に大きくなったとき、
ポペット弁31が通路27を開き、作動油圧通路7内の
作動油をドレン通路32に解放して、前記差圧を所定値
以内に制御可能である。
【0042】41は圧力選択弁で、この圧力選択弁41
は、右転舵操作及び左転舵操作の場合に適正な作動油圧
を得るために、前記パワーシリンダ3の一対の作動油室
3aと作動油室3bとの間に設けられ、これら一対の作
動油室3a,3bの圧力のうち、高い方の圧力をパワー
シリンダ3の作動圧力として選択する。
【0043】前記圧力選択弁41は、この実施の形態に
おいて図4に示すように構成してある。即ち、ケース4
2内に弁室43を形成して、この弁室43内に、球弁4
4とこの球弁44を左右両側から付勢して中立位置に保
つ一対のチェックスプリング45を収容する一方、弁室
43の左側にはパワーシリンダ3の左側作動油室3aに
連通する通路46を開口し、同じく弁室43の右側には
パワーシリンダ3の右側作動油室3bに連通する通路4
7を開口してあり、更に、同じく弁室43の中央に、選
択した作動油圧を導く通路48を開口してある。前記通
路46,47の弁室43側開口端には、球弁44のため
の弁座46a,46bを形成してある。また、前記通路
48の弁室43側の開口の大きさは、球弁44の中立位
置においてこの球弁44で閉塞されることのない大きさ
に形成してある。
【0044】前記圧力スイッチ11からのスイッチ信号
は、制御装置51を介して電磁クラッチ6に導かれ、こ
の電磁クラッチ6を制御することにより、油圧ポンプ4
の作動を制御するようにしてある。
【0045】また、52は前記アクチュエータ1からの
作動油を導くドレン通路、53は油圧ポンプ4に作動油
を導く吸入通路、54は貯油タンクである。
【0046】斯かる構成において、前記油圧ポンプ4
は、内燃機関(駆動手段)6によって常時回転駆動され
ており、この油圧ポンプ4は貯油タンク28から吸入通
路27を介して作動油を吸入し、作動油圧通路7に吐出
する。この作動油圧通路7に吐出される作動油は、チェ
ック弁8を介してアクチュエータ1に導かれる。このア
クチュエータ1に導かれる作動油は、操舵助勢力を必要
とするアクチュエータ1の作動時、適宜操舵助勢力を発
揮するために消費される。即ち、このアクチュエータ1
の制御弁2は、上流側(作動油圧通路7側)に常閉弁2
aが配置され、下流側(ドレン通路18側)に常開弁2
bが配置されており、この制御弁2が選択的に開閉制御
されることによって、パワーシリンダ3の一対の作動油
室3a,3bに作動油が選択的に給排され、アクチュエ
ータ1が作動することになる。これによって、前記アク
チュエータ1に導かれる作動油が、適宜操舵助勢力を発
揮するために消費される。
【0047】前記油圧ポンプ4から作動油が吐出されて
いる状態において、操舵助勢力が不要となり、アクチュ
エータ1が作動状態から非作動状態に移行すると、アク
チュエータ1で消費される作動油量は漸減して遂には零
となり、油圧ポンプ4の吐出油の一部または全部はチェ
ック弁8よりも下流側の作動油圧通路7からアキューム
レータ9に供給され、このアキュームレータ9に蓄圧さ
れる。したがって、このアキュームレータ9は、アクチ
ュエータ1の非作動時にチェック弁8よりも下流側の作
動油圧通路7内の圧力を所定圧力に保持する。このアキ
ュームレータ9によって保持される圧力の最低値は、圧
力スイッチ11の第2圧力室17に収装されてピストン
15を付勢するばね21のばね力によって決定される。
【0048】このとき、前記チェック弁8よりも下流側
の作動油圧通路7内の所定圧力(PA)の作動油は、通
路12を介して圧力スイッチ11の第1圧力室16に導
かれている。一方、アクチュエータ1が非作動状態であ
るから、パワーシリンダ3の作動油圧即ち作動油室3a
内または作動油室3b内の作動油圧(PC)は低圧また
は零となっており、この低圧または零の作動油圧が圧力
スイッチ11の第2圧力室17内に導かれている。した
がって、前記第1制御油室16内に導かれる油圧(P
A)が勝り、ピストン15がばね21のばね力に抗して
第2圧力室17側に移動し、ピストンロッド18の端部
18bがリミットスイッチ20を操作することになる。
【0049】前記リミットスイッチ20のスイッチ信号
は制御装置51を介して電磁クラッチ6を制御し、この
電磁クラッチ6の接続を解除する。これによって前記油
圧ポンプ4の作動が停止制御される。つまり、前記圧力
スイッチ11は、作動油圧通路7内の油圧(PA)とパ
ワーシリンダ3の作動油圧(PC)との差圧が所定値よ
りも大きいことによって、油圧ポンプ4の作動を停止制
御(OFF)することになる(図5参照)。
【0050】前記油圧ポンプ4の作動が停止制御されて
いる状態では、油圧ポンプ4から作動油の供給はないけ
れども、チェック弁8よりも下流側の作動油圧通路7
は、チェック弁8によって上流側との連通が遮断され、
アキュームレータ9による加圧力が与えられて所定圧力
に保持されている。これによって、急操舵時等において
は、前記チェック弁8よりも下流側の作動油圧通路7及
びアキュームレータ9に蓄圧された作動油がアクチュエ
ータ1に速やかに供給され、円滑な操舵助勢動作が成就
される。
【0051】前記アクチュエータ1のパワーシリンダ3
が作動することによってアキュームレータ9に蓄圧され
たエネルギが消費され、チェック弁8よりも下流側の作
動油圧通路7内の圧力(PA)が低下すると、この作動
油圧通路7内の作動油が導かれる圧力スイッチ11の第
1圧力室16内の圧力が減じられて、パワーシリンダ3
の作動油圧(PC)が導かれる第2圧力室17内の圧力
と略等しくなる。これによって、前記圧力スイッチ11
のピストン15を付勢するばね21のばね力が勝り、こ
のばね力によってピストン15が第1圧力室16側に移
動して、ピストンロッド18の先端18aでリミットス
イッチ19を操作する。前記リミットスイッチ19の信
号は制御装置25を介して電磁クラッチ6を制御し、こ
の電磁クラッチ6を接続する。これによって前記油圧ポ
ンプ4が駆動制御される。つまり、前記圧力スイッチ1
1は、作動油圧通路内の油圧(PA)とパワーシリンダ
3の作動油圧(PC)との差圧が所定値よりも小さいこ
とによって、油圧ポンプ4を駆動制御(ON)すること
になる(図5参照)。
【0052】このため、前記油圧ポンプ4は、作動油圧
通路7内の油圧(PA)とパワーシリンダ3の作動油圧
(PC)との差圧が所定値以上の大きさになるまで、作
動油圧通路7及びアクチュエータ1に作動油を供給す
る。
【0053】前記油圧ポンプ4から吐出され、アクチュ
エータ1に供給された作動油は、適宜操舵助勢力を発揮
する。
【0054】これによって、前記圧力スイッチ11は、
作動油圧通路7内の油圧(PA)とパワーシリンダ3の
作動圧力(PC)との差圧によって油圧ポンプ4の駆動
または停止を制御する。即ち、油圧ポンプ4は、作動油
圧通路7内の油圧(PA)とアクチュエータ1の作動油
圧(PC)との差圧が所定値よりも小さくなったときに
駆動制御され、パワーシリンダ3の作動圧力に応じた必
要油圧の作動油、即ち、パワーシリンダ3の作動圧力よ
りもばね21のばね力に相当する分だけ高い油圧力の作
動油を作動油圧通路7に吐出して、アクチュエータ1の
パワーシリンダ3に供給する。つまり、前記アキューム
レータ9は、パワーシリンダ3の作動圧力よりもばね2
1のばね力に相当する分だけ高い油圧力の作動油を蓄圧
することになる。一方、前記油圧ポンプ4は、前記差圧
(PA−PC)が所定値よりも大きくなったときに停止
制御される。
【0055】このとき、アクチュエータ1による操舵助
勢力は車輪の接地抵抗によって変化するから、パワーシ
リンダ3の作動油圧(PC)は一定ではない。そこで、
作動油圧通路7内の油圧(PA)がアキュームレータ9
によって所定圧力に保持されている状態において操舵操
作されたとき、パワーシリンダ3の作動油圧(PC)が
小さな圧力しか必要としない場合に、アキュームレータ
9で蓄圧された作動油圧通路7内の油圧(PA)とパワ
ーシリンダ3の作動油圧(PC)との差圧が大きくな
り、操舵操作の初期において操舵フィーリングが悪化す
る虞がある。
【0056】しかしながら、本発明にあってはこれを有
利に解決する。即ち、作動油圧通路7内の油圧(PA)
とパワーシリンダの作動油圧(PC)との差圧が所定値
以上に大きくなった場合には差圧制御弁25が作動し、
作動油圧通路7内の油圧をドレン通路32に逃がす。詳
しくは、作動油圧通路7内の油圧(PA)とパワーシリ
ンダ3の作動油圧(PC)との差圧が所定値よりも大き
くなると、ポペット弁31がチェックスプリング30の
ばね力に抗して、図3において右方向に移動し、作動油
圧通路7に連通する通路27を開く。これによって、作
動油圧通路7内の作動油が弁孔29を介してドレン通路
32に釈放される。
【0057】したがって、前記油圧ポンプ4の変更手段
5をアクチュエータ1のパワーシリンダ3の作動油圧に
応じて操作することにより、アクチュエータ1の作動時
に、アキュームレータ9に蓄圧される作動油は、パワー
シリンダ3の作動圧力よりも制御ばね21のばね力に相
当する分だけ高い油圧力の作動油であって、この作動油
が直ちにアクチュエータ1に供給されることになるか
ら、従来のように、アキュームレータによって作動油圧
通路内を作動圧力に無関係の高い圧力に保持しておく必
要はなく、その分、エネルギ損出を少なくすることがで
き、作動効率の良いパワーステアリング装置が得られ
る。
【0058】また、アキュームレータ9で蓄圧された作
動油圧通路7内の油圧とパワーシリンダ3の作動油圧と
の差圧が過大化することが防止でき、操舵フィーリング
が悪化することが有利に防止できる。
【0059】図4は本発明の別の実施の形態を示す図面
である。この実施の形態が前記実施の形態と変わるとこ
ろは、前記作動油圧通路7内の圧力を所定圧力に保持可
能なアキュームレータ9Aの背圧室9cにパワーシリン
ダ3の作動油圧を導くようにした点である。即ち、この
アキュームレータ9Aはその内部がピストン9aによっ
て区画され、作動油圧通路7に接続される蓄圧室9bと
パワーシリンダ3の作動油圧が導かれる背圧室9cとを
有しており、この背圧室9c内の圧力に応じて作動油圧
通路7内の圧力を所定圧力に保持可能にしてある。ま
た、前記アキュームレータ9Aの背圧室9c内にはピス
トン9aを蓄圧室9b側に付勢する蓄圧ばね9dが設け
てある。なお、その他の構成については前記実施の形態
と同様であるから、同一構成部分には同一符号を付し、
その重複する説明を省略する。
【0060】かかる構成によれば、前記圧力スイッチ1
1が、作動油圧通路7内の油圧(PA)とパワーシリン
ダ3の作動圧力(PC)との差圧によって油圧ポンプ4
の駆動または停止を制御することは、前記実施の形態と
同様であり、油圧ポンプ4は、作動油圧通路7内に油圧
(PA)とパワーシリンダ3の作動油圧(PC)との差
圧が所定値よりも小さくなったときに駆動制御され、作
動油が作動油圧通路7を介してアキュームレータ9A及
びアクチュエータ1のパワーシリンダ3に供給される。
【0061】このとき、アキュームレータ9Aの背圧室
9c内にはパワーシリンダ3の作動油圧が導かれ、この
作動油圧によってピストン9aが付勢されているから、
アキュームレータ9A及びパワーシリンダ3には、パワ
ーシリンダ3の作動圧力に応じた必要油圧の作動油、即
ち、パワーシリンダ3の作動油圧よりも蓄圧ばね9dの
ばね力に相当する分だけ高い油圧力の作動油が供給され
る。つまり、前記アキュームレータ9Aに蓄圧されるエ
ネルギは、図7に示すようにパワーシリンダ3の作動油
圧によって変動し、このアキュームレータ9Aにはパワ
ーシリンダ3の作動油圧よりも蓄圧ばね9dのばね力に
相当する分だけ高い油圧力の作動油が蓄圧されることに
なる。
【0062】したがって、この実施の形態によれば、前
記実施の形態と同様の作用・効果が得られるのに加え、
アキュームレータ9Aの背圧室9c内にはパワーシリン
ダ3の作動油圧が導かれていることにより、差圧に応じ
て作動油圧通路7内を高圧力に保持する場合にあって
も、この高圧力を得るために背圧室9c内に大きなばね
力を得る蓄圧ばね9dを配置する必要が無く、このた
め、アキュームレータ9Aの小形化が図れる。
【0063】以上、実施の形態を図面に基づいて説明し
たが、具体的構成はこの実施の形態に限られるものでは
なく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、電磁クラッチ6を廃止すると共に、油圧ポンプ
4の駆動手段を電動モータとして、圧力スイッチ11が
電動モータを制御することにより、油圧ポンプ4の作動
を制御するようにしてもよい。
【0064】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、アキュームレータに蓄圧するエネルギを、アク
チュエータの作動圧力に応じた大きさとして、効率良く
ポンプを作動させることができ、エネルギ損失の少ない
パワーステアリング装置が得られる。
【0065】また、アキュームレータで蓄圧された作動
油圧通路内の油圧とパワーシリンダの作動油圧との差圧
が過大化することが防止でき、操舵フィーリングが悪化
することが有利に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すパワーステアリング
装置の説明図である。
【図2】圧力スイッチの断面図である。
【図3】差圧制御弁の断面図である。
【図4】圧力選択弁の断面図である。
【図5】圧力スイッチの作動を説明する線図である。
【図6】本発明の別の実施の形態を示すパワーステアリ
ング装置の説明図である。
【図7】パワーシリンダの作動油圧と蓄圧エネルギとの
関係を示す線図である。
【符号の説明】
1 アクチュエータ 2 制御弁 3 パワーシリンダ 4 油圧ポンプ 5 内燃機関(駆動手段) 7 作動油圧通路 8 チェック弁 9、9A アキュームレータ 11 圧力スイッチ 25 差圧制御弁 41 圧力選択弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横田 忠治 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内 (72)発明者 丸山 辰義 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パワーシリンダ及び該パワーシリンダの
    一対の作動油室への作動油の給排を司る制御弁を備えた
    アクチュエータを有し、前記作動油室内の作動油圧によ
    って操舵助勢力を得るパワーステアリング装置におい
    て、駆動手段によって回転駆動される油圧ポンプと、該
    油圧ポンプから吐出される作動油をアクチュエータに導
    く作動油圧通路と、該作動油圧通路の途中に設けられ、
    前記油圧ポンプからアクチュエータへの作動油の流通を
    許容し、逆方向の流通を阻止するチェック弁と、該チェ
    ック弁よりも下流側の作動油圧通路に接続され、該作動
    油圧通路内の圧力を所定圧力に保持可能なアキュームレ
    ータと、前記チェック弁よりも下流側の作動油圧通路の
    油圧とパワーシリンダの作動油圧との圧力差によって作
    動し、作動油圧通路内の圧力を逃がす差圧制御弁と、前
    記チェック弁よりも下流側の作動油圧通路の油圧とパワ
    ーシリンダの作動油圧との圧力差によって作動する圧力
    スイッチと、を備え、前記圧力スイッチによって前記油
    圧ポンプの作動を制御するようにしたことを特徴とする
    パワーステアリング装置。
  2. 【請求項2】 前記パワーシリンダの一対の作動油室の
    間に、これら一対の作動油室の圧力のうち、高い方の圧
    力をパワーシリンダの作動油圧として選択する圧力選択
    弁が設けられ、該圧力選択弁が選択した圧力がパワーシ
    リンダの作動油圧であることを特徴とする、請求項1記
    載のパワーステアリング装置。
  3. 【請求項3】 前記アキュームレータは、前記チェック
    弁よりも下流側の作動油圧通路に接続される蓄圧室とパ
    ワーシリンダの作動油圧が導かれる背圧室とを有し、該
    背圧室内の圧力に応じて前記作動油圧通路内の圧力を所
    定圧力に保持可能としたことを特徴とする、請求項1乃
    至請求項2記載のパワーステアリング装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動手段と油圧ポンプとの間にクラ
    ッチ手段が設けられてなり、前記圧力スイッチがクラッ
    チ手段を制御することにより、油圧ポンプの作動を制御
    するようにしたことを特徴とする、請求項1乃至請求項
    3記載のパワーステアリング装置。
  5. 【請求項5】 前記駆動手段が電動モータから構成され
    てなり、前記圧力スイッチが電動モータを制御すること
    により、油圧ポンプの作動を制御するようにしたことを
    特徴とする、請求項1乃至請求項3記載のパワーステア
    リング装置。
JP14847496A 1996-05-21 1996-05-21 パワーステアリング装置 Pending JPH09309449A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14847496A JPH09309449A (ja) 1996-05-21 1996-05-21 パワーステアリング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14847496A JPH09309449A (ja) 1996-05-21 1996-05-21 パワーステアリング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09309449A true JPH09309449A (ja) 1997-12-02

Family

ID=15453567

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14847496A Pending JPH09309449A (ja) 1996-05-21 1996-05-21 パワーステアリング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09309449A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7086494B2 (en) Power steering system
JP2008232368A (ja) 駆動力配分装置
JP5389461B2 (ja) 液圧モータ
JP4255072B2 (ja) パワーステアリング装置
JPH09249136A (ja) 流量制御装置
US5577573A (en) Hydraulic power steering apparatus
KR100241674B1 (ko) 자동차용 동력 조향 장치
US7128182B2 (en) Power steering system
JPH09309449A (ja) パワーステアリング装置
JP4109402B2 (ja) 車両の油圧式パワーステアリング装置
US7513269B2 (en) Hydraulic control system for automatic transmission
JPH09301201A (ja) パワーステアリング装置
JPH09309450A (ja) パワーステアリング装置
JPH04283156A (ja) 脈圧緩衝装置
JP3534319B2 (ja) 油圧回路に用いるアンロード装置
JP3909220B2 (ja) 車両用パワーステアリング装置
JPH09183382A (ja) パワーステアリング装置
JP4201937B2 (ja) ブレーキシステム
JP3596151B2 (ja) 動力舵取装置
JPH09193816A (ja) パワーステアリング装置
KR100366713B1 (ko) 전자제어식 파워 스티어링 시스템의 유로제어장치
JP3707840B2 (ja) モータ駆動用流体回路
JP2002249060A (ja) 油圧ステアリング装置の緊急操舵システム
JP2603696B2 (ja) 液圧倍力装置
JPH09193818A (ja) パワーステアリング装置