JPH09309192A - 面状積層体の製造方法 - Google Patents

面状積層体の製造方法

Info

Publication number
JPH09309192A
JPH09309192A JP8128435A JP12843596A JPH09309192A JP H09309192 A JPH09309192 A JP H09309192A JP 8128435 A JP8128435 A JP 8128435A JP 12843596 A JP12843596 A JP 12843596A JP H09309192 A JPH09309192 A JP H09309192A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive resin
roll
sheet
endless belt
planar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8128435A
Other languages
English (en)
Inventor
Junji Fujii
淳司 藤井
Takatsugu Moriwaki
隆次 森脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Idemitsu Petrochemical Co Ltd filed Critical Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Priority to JP8128435A priority Critical patent/JPH09309192A/ja
Publication of JPH09309192A publication Critical patent/JPH09309192A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 導電性磁性体を介した第1の面状接着性樹脂
と、第2の面状接着性樹脂とを容易かつ確実に積層する
ことができる積層体の製造方法を提供する。 【解決手段】 加熱ロール11と、冷却ロール12との間に
巻装されて回動するエンドレスベルト13を備えた装置を
使用し、エンドレスベルト13の加熱ロール11と当接して
加熱されている加熱部分13A 上に、押圧ロール25により
第1の接着性樹脂シート14、導電性磁性体16及び第2の
接着性樹脂シート18を重ね合わせて3層に積層する際、
加熱温度を(接着性樹脂の融点− 100)℃以上、かつ押
圧力を4.9N/cm以上とし、この後、積層シート21を(接
着性樹脂の融点−50)℃以下、かつ冷却温度を前記加熱
温度より低くして冷却する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、面状積層体の製造
方法に関し、土木用の防水シートや建築用の壁紙、床材
等の製造に利用できる。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】防水シー
ト、壁紙、床材等を製造するため、これらとの接着性を
有する積層シート(接着シート)が使用されることがあ
る。このような積層シートの製造方法として、従来、溶
剤に溶かした接着剤を使用して2枚の樹脂シート同士を
接着する方法が一般的であったが、溶剤を含むため、作
業性に問題があり、また均一な厚さに塗布しにくいた
め、均一な接着力が得にくい、という問題点があった。
【0003】このため、積層される2枚の樹脂シート間
に接着剤、金属板及び接着剤より成る3層を介在させ、
これらのシートの上方から誘導加熱装置を使用して金属
板を加熱して接着剤を溶融し、この接着剤を介して2枚
の樹脂シートを接着する方法も提案されている(特開昭
63-303720 号公報参照)。しかし、この接着方法によれ
ば、樹脂シート、接着剤層、金属板、接着剤層及び樹脂
シートを重ね合わせて5層の積層体を作る際、樹脂シー
トの皺等により層間にエアーが入り易く、エアーの入っ
た積層体は、誘導加熱時にパンク現象の発生によって接
着力の著しい低下を招くことになる。また、誘導加熱を
行う前にこのような積層作業を行っていたため、作業性
が悪いという問題点もあった。
【0004】なお、前記積層体は、押出しラミネーショ
ンやドライラミネーションによっても作ることはでき
る。しかし、押出しラミネーションによれば、皺が入り
易いという欠点がある。また、ドライラミネーションに
よれば、接着剤の塗布と乾燥のための手段や作業が必要
となってコスト高を招く。
【0005】そこで、本発明は、導電性磁性体を介した
第1の面状接着性樹脂と、第2の面状接着性樹脂とを容
易かつ確実に積層することができる積層体の製造方法を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1発明は、第
1の面状接着性樹脂と第2の面状接着性樹脂との間に導
電性磁性体が介在し、この導電性磁性体の誘導加熱によ
ってこれらの3層同士が接着されることになる面状積層
体の製造方法であって、加熱ロールと、冷却ロールとの
間に巻装されて回動する第1のエンドレスベルトを備え
た装置を使用し、前記エンドレスベルトの前記加熱ロー
ルと当接して加熱されている加熱部分上に、押圧ロール
により第1の面状接着性樹脂、導電性磁性体及び第2の
面状接着性樹脂をこの順番で重ね合わせて3層に積層す
る際、加熱温度を(接着性樹脂の融点− 100)℃以上、
かつ押圧力を4.9N/cm 以上とし、引き続き、積層された
これらの3層を前記エンドレスベルトの回動により前記
冷却ロール側に移動させて冷却する際、冷却温度を(接
着性樹脂の融点−50)℃以下、かつこの冷却温度を前記
加熱温度より低くし、この後、前記3層の面状積層体を
前記エンドレスベルトから剥離することを特徴とする。
【0007】前記加熱温度が(接着性樹脂の融点− 10
0)℃より低い場合には、高い押付け圧力の下で押し付
けても層間にエアーが混入する虞れがある。また、必要
な層間剥離強度(9.8N/2.5cm以上)が得られなくなる。
この加熱温度の上限は、(接着性樹脂の融点+20℃)程
度とする。この温度以上とすると、面状積層体を弱い圧
力で押え付けても面状積層体が切れたり、厚さ精度が悪
化する。第1と第2の面状接着性樹脂の樹脂の種類は同
じであっても、異なっていてもよく、異なっている場合
には、両方の接着性樹脂に対してこの加熱温度条件を満
たす必要がある。
【0008】前記押圧力が線圧で4.9N/cm より小さい場
合には、層間にエアーが混入する虞れがある。また、必
要な層間剥離強度(9.8N/2.5cm以上)が得られなくな
る。上限は特に限定するものではないが、980N/2.5cm程
度である。これ以上では、装置が大型化する。この押圧
力は、例えば、加熱ロールと、押圧ロールとの間の押圧
によって得られたものである。または、この押圧力は、
押圧ロールがその周面の一部にエンドレスベルトが抱き
込まれるようにして設けられている場合、この押圧ロー
ルとエンドレスベルトとの間の押圧によって得られたも
のでもよい。この加熱と押圧の時間は、任意でよいが、
前記層間剥離強度を得るのに必要な時間、例えば数秒と
すればよい。
【0009】前記エンドレスベルトの材質としては、ス
テンレス、炭素鋼、チタン合金等を使用できる。ベルト
の厚さは任意であるが、0.1mm 以上、3mm以下が好まし
い。0.1mm 未満ではベルトの耐久性に問題が生じやすく
なり、3mmを超えると装置が大型化する。このエンドレ
スベルトは、その表面粗さが 0.5S以下の鏡面であるこ
とが好ましい。
【0010】前記加熱ロールには、面状積層体を前記温
度範囲に制御するための加熱手段が設けられている。ま
た、前記冷却ロールには、面状積層体を前記温度範囲に
制御するための冷却手段が設けられている。押圧ロール
の材質は、金属、ゴム等任意である。
【0011】前記接着性樹脂としては、ポリエチレン、
ポリプロピレン等のポリオレフィンを不飽和カルボン酸
或いはその無水物で変性した樹脂の使用が好ましい。ま
た、エチレン−酢酸ビニル共重合体、改質アスファル
ト、非加硫ブチルゴム、塩素化ポリエチレン、ポリ塩化
ビニル、クロロスルホン化ポリエチレン、ポリエチレン
等も使用できる。また、酸価が10〜1000当量/106 gで
平均分子量5000以上の非晶性共重合ポリエステルよりな
る樹脂も使用できる。
【0012】前記導電性磁性体としては、誘導加熱によ
って発熱するものであれば任意に使用できる。具体例と
しては、鉄、ニッケル、アルミニウム等の金属及びこれ
らの合金を挙げることができる。この導電性磁性体の形
態は任意であり、連続的なものであれば、箔状、網状等
とすることができる。
【0013】前記冷却温度を(接着性樹脂の融点−50)
℃より高く、かつこの冷却温度を前記加熱温度より高く
した場合には、積層体を冷却ロールと当接しているエン
ドレスベルトから剥離する際に剥離不良が発生する虞れ
がある。下限の限定は特にないが、好ましくは露点以上
である。
【0014】本発明においては、面状積層体中に前記3
層が基本構成として含まれていればよく、必要に応じて
更に1層又は2層以上が含まれていてもよい。前記面状
接着性樹脂の形態には、厚さのみが相対的に異なるフィ
ルム及びシートが含まれる。厚さは任意であり、例えば
0.1 〜50mmとする。また、前記面状接着性樹脂は、供給
ロールから供給されてもよく、或いは押出機のダイから
直接供給されてもよい。
【0015】本発明の第2発明に係る面状積層体の製造
方法は、第1発明において、第1の面状接着性樹脂を導
電性磁性体に対して押圧ロールにより重ね合わせて2層
に積層した後、第2の面状接着性樹脂をこれらの2層の
面状樹脂に対して押圧ロールにより重ね合わせて3層に
積層し、前記3層に積層する際に加えて、前記2層に積
層する際においても、加熱温度を(接着性樹脂の融点−
100)℃以上、かつ押圧力を4.9N/cm 以上とすることを
特徴とする。
【0016】即ち、本発明においては、第1の面状接着
性樹脂に導電性磁性体を積層して2層にする際及びこの
2層に第2の面状接着性樹脂を積層して3層にする際の
それぞれで加熱温度と押圧力を前記範囲とする。前記加
熱温度と押圧力についての範囲限定の理由等は、第1発
明に係る3層積層の場合と同じである。
【0017】本発明の第3発明に係る面状積層体の製造
方法は、第1又は第2発明において、第2のエンドレス
ベルトが前記3層の面状積層体を挟んで前記第1のエン
ドレスベルトと対向して並走するように設けられ、前記
押圧ロールは、前記第2のエンドレスベルト内の2つの
ロールのうちの一方のロールであることを特徴とする。
【0018】前記第2のエンドレスベルトの材質、厚さ
等の条件は、第1発明の説明で記載した第2のエンドレ
スベルトと同じである。第1と第2のエンドレスベルト
で3層の面状樹脂が挟まれた区間においては、両エンド
レスベルトによって3層の積層体が押圧されることにな
り、エアーの噛込み防止に有効である。
【0019】本発明の第4発明に係る面状積層体の製造
方法は、第1〜第3発明のいずれかにおいて、前記押圧
ロールが加熱手段を備えて、前記第1の面状接着性樹
脂、導電性磁性体及び第2の面状接着性樹脂を加熱する
ことを特徴とする。即ち、この押圧ロールは、前記加熱
ロールと共に、積層体を加熱できるため、積層体の効率
的な加熱が可能になる。
【0020】本発明の第5発明に係る面状積層体の製造
方法は、第1〜第4発明のいずれかにおいて、前記第1
のエンドレスベルトの面状積層体が積層される側の表面
には、前記第1の面状接着性樹脂と接着しない剥離性物
質の層が形成されていることを特徴とする。前記第1の
面状接着性樹脂と接着しない剥離性物質とは、シリコ
ン、テフロン、ポリイミド等である。前記剥離性物質の
層によって、面状積層体のエンドレスベルトからの剥離
性を高めることができるようになる。
【0021】本発明の第6発明に係る面状積層体の製造
方法は、第1〜第5発明のいずれかにおいて、前記第1
のエンドレスベルトと第1の面状接着性樹脂との間に
は、前記第1の面状接着性樹脂と接着しない面状剥離性
樹脂を介在させたことを特徴とする。前記第1の面状接
着性樹脂と接着しない剥離性面状樹脂とは、ポリエステ
ル、フッ素樹脂、等である。前記面状剥離性樹脂の介在
によって、面状積層体のエンドレスベルトからの剥離性
を高めることができるようになる。
【0022】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕図1を参照して本発明の第1実施形態
に係る面状積層体の製造方法を説明する。本実施形態に
おいて、面状接着性樹脂は、接着性樹脂シートであり、
面状積層体は積層シートである。
【0023】先ず、本実施形態において使用する装置の
構成を説明する。この装置は、加熱ロール11と第1の冷
却ロール12との間に巻装された第1の金属製エンドレス
ベルト13と、このエンドレスベルト13上に第1の接着性
樹脂シート14を供給する第1の供給ロール15と、導電性
磁性体16を供給する第2の供給ロール17と、第2の接着
性樹脂シート18を供給する第3の供給ロール19と、積層
シート21を巻き取る巻取りロール22とを備えて構成され
ている。
【0024】第1の供給ロール15、第2の供給ロール17
及び第3の供給ロール19は、第1の接着性樹脂シート1
4、導電性磁性体16及び第2の接着性樹脂シート18がこ
の順番でエンドレスベルト13上に供給されるようにエン
ドレスベルト13の上流側から下流側に向かった位置に設
けられている。前記加熱ロール11は、内部に温度制御可
能な加熱手段が設けられている。一方、前記冷却ロール
12は、内部に温度制御可能な冷却手段が設けられてい
る。
【0025】前記金属製エンドレスベルト13は、積層シ
ート21が積層される側の表面に第1の接着性樹脂シート
14と接着しない剥離性物質の層(図示せず)が形成され
たものとしてもよい。前記加熱ロール11と冷却ロール12
は、エンドレスベルト13を回動させるための回転駆動手
段と連結されている。
【0026】また、エンドレスベルト13の加熱ロール11
と直接当接して加熱されている加熱部分13A において
は、エンドレスベルト13の上流側から下流側に向かっ
て、第1の押圧ロール23、第2の押圧ロール24及び第3
の押圧ロール25が設けられている。前記第1の押圧ロー
ル23は、第1の接着性樹脂シート14を前記エンドレスベ
ルト13上にガイドして押圧するためのものである。前記
第2の押圧ロール24は、導電性磁性体16を積層された第
1の接着性樹脂シート14上にガイドして押圧するための
ものである。前記第3の押圧ロール25は、第2の接着性
樹脂シート18を積層された導電性磁性体16上にガイドし
て押圧するためのものである。この第3の押圧ロール25
にも、内部に加熱ロール11と同様の温度制御可能な加熱
手段が設けられている。なお、これらの押圧ロール23,2
4,25の表面材料は、ゴム、金属等のいずれでもよい。
【0027】更に、第1の冷却ロール12の近傍には、積
層シート21をエンドレスベルト13から剥離するための剥
離ロール26が設けられている。この剥離ロール26は、第
1のエンドレスベルト13を介して積層シート21を第1の
冷却ロール12の周面の一部に抱き込ませるような位置に
ある。
【0028】この装置を使用して次のように積層シート
21を製造する。先ず、第1の供給ロール15より供給され
た第1の接着性樹脂シート14を第1の押圧ロール23によ
り、回動しているエンドレスベルト13の前記加熱部分13
A 上に第1層として重ね合わせる。次に、このエンドレ
スベルト13上の第1の接着性樹脂シート14をエンドレス
ベルト13の回動と共に移動させ、第2の供給ロール17よ
り供給された導電性磁性体16を第2の押圧ロール24によ
り前記第1の接着性樹脂シート14上に第2層として重ね
合わせて2層の積層シート21A とする。この第2層を積
層する際、加熱ロール11による第1の接着性樹脂シート
14と導電性磁性体16への加熱温度は(接着性樹脂の融点
− 100)℃以上となっている。また、加熱ロール11と第
2の押圧ロール23による第1の接着性樹脂シート14と導
電性磁性体16への押圧力は、4.9 N/cm以上となってい
る。
【0029】次に、このエンドレスベルト13上の2層の
積層シート21A をエンドレスベルト13の回動と共に移動
させ、第3の供給ロール25より供給された第2の接着性
樹脂シート18を第3の押圧ロール25により前記導電性磁
性体16上に第3層として重ね合わせて3層の積層シート
21とする。この第3層に積層する際、加熱ロール11と第
3の押圧ロール25による積層シート21への加熱温度は
(接着性樹脂の融点−100)℃以上となっている。ま
た、加熱ロール11と第3の押圧ロール25による積層シー
ト21への押圧力は、4.9N/cm 以上となっている。
【0030】次に、このエンドレスベルト13上の3層の
積層シート21をエンドレスベルト13の回動と共に移動さ
せ、この積層シート21を第1の冷却ロール12によりエン
ドレスベルト13を介して冷却する。この冷却の際、3層
の積層シート21の冷却温度は、(接着性樹脂の融点−5
0)℃以下、かつこの冷却温度は前記加熱温度より低く
なっている。
【0031】この後、前記3層の積層シート21を第1の
エンドレスベルト13を介して冷却ロール12で冷却した
後、剥離ロール26によりエンドレスベルト13から剥離し
てこの積層シート21を巻取りロール22で巻き取る。この
積層シート21に対して、誘導加熱装置で導電性磁性体16
を誘導加熱することにより、この導電性磁性体16を介し
て第1の接着性樹脂シート14と第2の接着性樹脂シート
17が接着された積層シート21が得られる。
【0032】〔第2の実施形態〕図2を参照して本発明
の第2実施形態に係る面状積層体の製造方法を説明す
る。この実施形態で使用する装置の場合、第1実施形態
における第1と第3の供給ロール15,19 の代わりに、加
熱ロール11と第3の押圧ロール25の間に第1の接着性樹
脂シート14と第2の接着性樹脂シート18を直接供給する
ための第1の押出機31とダイ32及び第2の押出機33とダ
イ34が設けられている。その他のエンドレスベルト13、
導電性磁性体16を供給する第2の供給ロール17、第3の
押圧ロール25、巻取りロール22等の構成は第1実施形態
と同様である。
【0033】この装置を使用して次のように積層シート
21を製造する。第1の押出機31のダイ32から溶融押出し
成形された第1の接着性樹脂シート14をエンドレスベル
ト13上の第1層、第2の供給ロール17から供給された導
電性磁性体16をこの第1層上の第2層、第2の押出機33
のダイ34から溶融押出し成形された第2の接着性樹脂シ
ート18をこの第2層上の第3層として、これらを第3の
押圧ロール25と、エンドレスベルト13を介した加熱ロー
ル11との間に導入して3層の積層シート21とする。この
3層に積層する際の加熱温度条件と押圧条件は、第1実
施形態と同様である。
【0034】次に、このエンドレスベルト13上の3層の
積層シート21をエンドレスベルト13の回動と共に移動さ
せ、この積層シート21を第1の冷却ロール12によりエン
ドレスベルト13を介して冷却する。この冷却の際の温度
条件は、第1実施形態と同様である。この後、前記3層
の積層シート21をエンドレスベルト13から剥離してこの
積層シート21を巻取りロール22で巻き取る。
【0035】〔第3実施形態〕図3を参照して本発明の
第3実施形態に係る面状積層体の製造方法を説明する。
この実施形態で使用する装置の場合、第2の金属製エン
ドレスベルト35が3層の積層シート21を挟んで第1のエ
ンドレスベルト13と対向して並走するように設けられて
いる。この第2のエンドレスベルト35は第1のエンドレ
スベルト13と同様の構成を有し、このエンドレスベルト
35内に加熱ロール11と積層シート21を介して対向する第
3の押圧ロール25、及び第1の冷却ロール12と積層シー
ト21を介して対向する第2の冷却ロール36が設けられて
いる。
【0036】また、第1のエンドレスベルト13の加熱ロ
ール11と直接当接して加熱されている加熱部分13A にお
いては、第1の接着性樹脂シート14を第1のエンドレス
ベルト13上にガイドして押圧するための第1の押圧ロー
ル23が設けられ、第2のエンドレスベルト35の第3の押
圧ロール25と直接当接して加熱されている加熱部分35A
においても、第2の接着性樹脂シート18を第2のエンド
レスベルト35上にガイドして押圧するための第2の押圧
ロール24が設けられている。その他の導電性磁性体16を
供給する第2の供給ロール17、剥離ロール26、巻取りロ
ール22等の構成は第1実施形態と同様である。
【0037】この装置を使用して次のように積層シート
21を製造する。先ず、第1の供給ロール15より供給され
た第1の接着性樹脂シート14を第1の押圧ロール23によ
り、回動している第1のエンドレスベルト13上に重ね合
わせ、また同様に第2の接着性樹脂シート18を第2のエ
ンドレスベルト35上に重ね合わせてこれらの接着性樹脂
シート14,18 を両エンドレスベルト13,35 間に導入す
る。そして、両接着性樹脂シート14,18 の間に第2の供
給ロール17より導電性磁性体16を同時に供給して、第3
の押圧ロール25と加熱ロール11とによりこれらを3層に
積層する。この3層に積層する際の加熱温度条件と押圧
条件は、第1実施形態と同様である。
【0038】次に、両エンドレスベルト13,35 に挟まれ
た3層の積層シート21をエンドレスベルト13,35 の回動
と共に移動させ、この積層シート21を第1と第2の冷却
ロール12,36 によりエンドレスベルト13,35 を介して冷
却する。この冷却の際の温度条件は、第1実施形態と同
様である。この後、前記3層の積層シート21をエンドレ
スベルト13から剥離してこの積層シート21を巻取りロー
ル22で巻き取る。
【0039】〔第4実施形態〕図4を参照して本発明の
第4実施形態に係る面状積層体の製造方法を説明する。
この実施形態で使用する装置の場合、第1実施形態にお
ける第3の押圧ロール25は、加熱ロール11と第1の冷却
ロール12の間の第1のエンドレスベルト13を内側に部分
的に窪ませる位置に設けられている。即ち、この第3の
押圧ロール25は、積層シート21に対する押圧と加熱の効
率を向上させるため、その周面の一部に第1のエンドレ
スベルト13が抱き込まれるような位置にある。
【0040】また、この第1のエンドレスベルト13内に
は、張力調整用のロール37が配置されている。その他の
第1の接着性樹脂シート14を供給する第1の供給ロール
15、導電性磁性体16を供給する第2の供給ロール17、第
2の接着性樹脂シート18を供給する第3の供給ロール19
等の構成は第1実施形態と同様である。
【0041】この装置を使用して次のように積層シート
21を製造する。第1実施形態の場合と同様に、エンドレ
スベルト13の加熱ロール11と直接当接して加熱されてい
る加熱部分13A 上に第1層として第1の接着性樹脂シー
ト14を重ね合わせた後、この第1の接着性樹脂シート14
上に第2層として導電性磁性体16を重ね合わせる。引き
続き、加熱ロール11と第3の押圧ロール25の間に第2の
接着性樹脂シート18を導入し、これらが第3の押圧ロー
ル25の周面の一部に抱き込まれた状態で3層に重ね合わ
せて積層シート21とする。この3層に積層する際の加熱
温度条件と押圧条件は、第1実施形態と同様である。
【0042】次に、3層の積層シート21をエンドレスベ
ルト13の回動と共に移動させ、この積層シート21を第1
の冷却ロール12によりエンドレスベルト13を介して冷却
する。この冷却の際の温度条件は、第1実施形態と同様
である。この後、前記3層の積層シート21をエンドレス
ベルト13から剥離してこの積層シート21を巻取りロール
22で巻き取る。
【0043】〔第5実施形態〕図5を参照して本発明の
第5実施形態に係る面状積層体の製造方法を説明する。
この実施形態で使用する装置は、第1実施形態における
装置に、第1の金属製エンドレスベルト13と第1の接着
性樹脂シート14との間に剥離性樹脂シート38を供給する
第4の供給ロール39と、この剥離性樹脂シート38を巻き
取る巻取りロール41とが追加されたものである。また、
第1の冷却ロール12の近傍には、剥離性樹脂シート38を
エンドレスベルト13に押圧する押圧ロール42、剥離性樹
脂シート38をエンドレスベルト13から剥離する剥離ロー
ル43が設けられている。
【0044】この装置を使用した積層シート21の製造方
法では、先ず、エンドレスベルト13上に第4の供給ロー
ル39から供給された剥離性樹脂シート38を押圧ロール42
により重ね合わせ、この剥離性樹脂シート38上に第1実
施形態と同様に、第1の接着性樹脂シート14、導電性磁
性体16及び第2の接着性樹脂シート18をこの順番で重ね
合わせて3層の積層シート21にする。そして、3層の積
層シート21は剥離性樹脂シート38から剥離して巻取りロ
ール22で巻き取り、また剥離性樹脂シート38はエンドレ
スベルト13から剥離して巻取りロール41で巻き取る。
【0045】〔実施例1〕第1実施形態において、装置
及び製造方法の条件を下記の通りとして積層シート21を
製造した。この実施例に係る金属製エンドレスベルト13
は、剥離性物質の層が形成されていないものである。
【0046】第1、第2の接着性樹脂シート……ポリオ
レフィンの不飽和カルボン酸無水物の変性体〔ポリタッ
クE100(商品名)、出光石油化学(株)製、融点 1
60℃〕、厚さ0.2mm 、幅600mm 。 導電性磁性体……鉄箔、厚さ100 μm、幅600mm 。 第1、第2の押圧ロール……金属ロール、直径300mm 、
幅700mm 。 エンドレスベルト……ステンレス、厚さ0.45mm、幅650m
m 。 第1層となる第1の接着性樹脂シートをエンドレスベル
トに重ね合わせる際の条件……温度 100℃、圧力49N/c
m。
【0047】第2層となる導電性磁性体を第1の接着性
樹脂シートに重ね合わせる際の条件……温度 200℃、圧
力98N/cm。 第3層となる第2の接着性樹脂シートを導電性磁性体に
重ね合わせる際の条件……温度 200℃、圧力98N/cm。 3層の積層シートをエンドレスベルトから剥離する際の
条件……温度25℃。 3層の積層シート……厚さ0.5mm 、幅600mm 。
【0048】〔実施例2〕第1実施形態において、装置
及び製造方法の条件を実施例1と同様にして積層シート
21を製造した。この実施例に係る金属製エンドレスベル
ト13は、その表面に剥離性物質であるポリイミドの層が
形成されているものである。 ポリイミドの層……厚さ100 μm。
【0049】〔実施例3〕第5実施形態において、剥離
性樹脂シート(厚さ100 μm)38を第1の金属製エンド
レスベルト13と第1の接着性樹脂シート14との間に介在
させ、装置及び製造方法の条件は実施例1と同様にして
積層シート21を製造した。
【0050】〔比較例1〕実施例1において、第2層と
なる導電性磁性体16を第1の接着性樹脂シート14に重ね
合わせる際の温度を50℃としたこと以外、実施例1と同
様の条件で積層シート21を製造した。
【0051】〔比較例2〕実施例1において、第2層と
なる導電性磁性体16を第1の接着性樹脂シート14に重ね
合わせる際の線圧を3N/cmとしたこと以外、実施例1と
同様の条件で積層シート21を製造した。
【0052】〔比較例3〕実施例1において、第3層と
なる第2の接着性樹脂シート18を導電性磁性体16に重ね
合わせる際の温度を50℃としたこと以外、実施例1と同
様の条件で積層シート21を製造した。
【0053】〔比較例4〕実施例1において、第3層と
なる第2の接着性樹脂シート18を導電性磁性体16に重ね
合わせる際の線圧を3N/cmとしたこと以外、実施例1と
同様の条件で積層シート21を製造した。
【0054】〔比較例5〕実施例1において、積層シー
ト21を剥離する際の温度を210 ℃としたこと以外、実施
例1と同様の条件で積層シート21を製造した。
【0055】〔比較例6〕図6に示すように、第1実施
形態における加熱ロール11と、加熱・押圧ロール25を備
え、エンドレスベルトと第1の冷却ロールは備えていな
い装置を使用し、3層に重ね合わせる際の温度を 200℃
とし、その他の条件は実施例1と同様にして積層シート
21を製造した。
【0056】〔比較例7〕比較例6と同様の装置を使用
し、3層に重ね合わせる際の温度を50℃としたこと以
外、実施例1と同様にして積層シート21を製造した。
【0057】〔特性の評価〕実施例1〜3及び比較例1
〜7において、製造の際の積層シート21のエンドレスベ
ルト13からの剥離状態を評価し、また得られた積層シー
ト21の層間剥離強度を測定し、更に誘導加熱によって3
層同士を接着した後の層間へのエアーの噛込み状態を評
価した。それらの結果を表1と2に示す。
【0058】前記剥離状態の評価基準を示す。○…剥離
性が良好で連続生産が可能である、×…エンドレスベル
ト(または、剥離性樹脂シート、ロール)に積層シート
が付着して連続生産ができない。前記層間剥離強度は、
積層シート21のサンプルを 2.5cm幅に切り取って、イン
ストロン試験機で測定した。そして、第1層である第1
の接着性樹脂シート14と第2層である導電性磁性体16の
間の強度と、第2層である導電性磁性体16と第3層であ
る第2の接着性樹脂シート18の間の強度をそれぞれ測定
した。前記エアーの噛込み状態の評価基準を示す。○…
層間のエアー噛込みによる接着不良が生じないで、良好
な接着状態が得られる。×…エンドレスベルト又はロー
ルに積層シートが接着して連続生産ができない。
【0059】
【表1】
【0060】
【表2】
【0061】表1より、実施例1〜3によれば、導電性
磁性体16を第1の接着性樹脂シート14に重ね合わせて2
層に積層する際、及び第2の接着性樹脂シート18を導電
性磁性体16に重ね合わせて3層に積層する際、加熱温度
を(接着性樹脂の融点− 100)℃である60℃以上、かつ
押圧力を4.9N/cm 以上とし、また積層シート21を第1の
冷却ロール12で冷却する際、冷却温度を(接着性樹脂の
融点−50)℃である110 ℃以下、かつこの冷却温度を前
記加熱温度より低くしたため、積層シート21のエンドレ
スベルト13又は剥離性樹脂シート38からの剥離性が良好
であることがわかる。
【0062】また、得られた積層シート21の層間剥離強
度は、第1層と第2層間及び第2層と第3層間のいずれ
も大きく、層間の接着性が良好である。更に、誘導加熱
によって3層が接着した最終的な積層シート21は、層間
のエアー噛込みによる接着不良が生じないため、良好な
接着状態が得られる。
【0063】一方、表2より、比較例1によれば、導電
性磁性体16を第1の接着性樹脂シート14に重ね合わせて
2層に積層する際の加熱温度が60℃より低いため、最終
的な積層シート21は、層間のエアー噛込みによる接着不
良が生じていた。比較例2によれば、導電性磁性体16を
第1の接着性樹脂シート14に重ね合わせて2層に積層す
る際の押圧力が4.9N/cm より低いため、積層シート21の
第1層と第2層間の剥離強度が弱い。また、最終的な積
層シート21は、層間のエアー噛込みによる接着不良が生
じていた。
【0064】比較例3によれば、第2の接着性樹脂シー
ト18を導電性磁性体16に重ね合わせて3層に積層する際
の加熱温度が60℃より低く、また積層シート21を第1の
冷却ロール12で冷却する際の冷却温度が 110℃より高い
ため、最終的な積層シート21は、層間のエアー噛込みに
よる接着不良が生じていた。
【0065】比較例4によれば、第2の接着性樹脂シー
ト18を導電性磁性体16に重ね合わせて3層に積層する際
の押圧力が4.9N/cm より低いため、積層シート21の第2
層と第3層間の剥離強度が弱い。また、最終的な積層シ
ート21は、層間のエアー噛込みによる接着不良が生じて
いた。比較例5によれば、積層シート21を第1の冷却ロ
ール12で冷却する際の冷却温度を 110℃より高くしたた
め、積層シート21のエンドレスベルト13からの剥離性が
不良であった。
【0066】比較例6によれば、装置が前記実施形態に
係るエンドレスベルトも第1の冷却ロールも備えていな
いものであるため、積層シート21の加熱・押圧ロール25
からの剥離性が不良であった。比較例7によれば、比較
例6と同じ装置であって、加熱温度が60℃より低いた
め、積層シート21の第1層と第2層間の剥離強度及び第
2層と第3層間の剥離強度が弱い。
【0067】
【発明の効果】本発明に係る積層体の製造方法によれ
ば、導電性磁性体を介した第1の面状接着性樹脂と、第
2の面状接着性樹脂とを容易かつ確実に積層することが
できる。従って、得られた積層シートは、エアーの噛込
みがなく、層間の接着性が良好なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態において使用する装置の
概略図である。
【図2】本発明の第2実施形態において使用する装置の
概略図である。
【図3】本発明の第3実施形態において使用する装置の
概略図である。
【図4】本発明の第4実施形態において使用する装置の
概略図である。
【図5】本発明の第5実施形態において使用する装置の
概略図である。
【図6】比較例において使用する装置の概略図である。
【符号の説明】
11 加熱ロール 12 第1の冷却ロール 13 第1のエンドレスベルト 14 第1の接着性樹脂シート 16 導電性磁性体 18 第2の接着性樹脂シート 21 積層シート 35 第2のエンドレスベルト 38 剥離性樹脂シート

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の面状接着性樹脂と第2の面状接着
    性樹脂との間に導電性磁性体が介在し、この導電性磁性
    体の誘導加熱によってこれらの3層同士が接着されるこ
    とになる面状積層体の製造方法であって、 加熱ロールと、冷却ロールとの間に巻装されて回動する
    第1のエンドレスベルトを備えた装置を使用し、 前記エンドレスベルトの前記加熱ロールと当接して加熱
    されている加熱部分上に、押圧ロールにより第1の面状
    接着性樹脂、導電性磁性体及び第2の面状接着性樹脂を
    この順番で重ね合わせて3層に積層する際、加熱温度を
    (接着性樹脂の融点− 100)℃以上、かつ押圧力を4.9N
    /cm 以上とし、 引き続き、積層されたこれらの3層を前記エンドレスベ
    ルトの回動により前記冷却ロール側に移動させて冷却す
    る際、冷却温度を(接着性樹脂の融点−50)℃以下、か
    つこの冷却温度を前記加熱温度より低くし、 この後、前記3層の面状積層体を前記エンドレスベルト
    から剥離することを特徴とする面状積層体の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の面状積層体の製造方法
    において、 第1の面状接着性樹脂を導電性磁性体に対して押圧ロー
    ルにより重ね合わせて2層に積層した後、第2の面状接
    着性樹脂をこれらの2層の面状樹脂に対して押圧ロール
    により重ね合わせて3層に積層し、 前記2層に積層する際においても、加熱温度を(接着性
    樹脂の融点− 100)℃以上、かつ押圧力を4.9N/cm 以上
    とすることを特徴とする面状積層体の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の面状積層体の製
    造方法において、 第2のエンドレスベルトが前記3層の面状積層体を挟ん
    で前記第1のエンドレスベルトと対向して並走するよう
    に設けられ、前記押圧ロールは、前記第2のエンドレス
    ベルト内の2つのロールのうちの一方のロールであるこ
    とを特徴とする面状積層体の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の面状積
    層体の製造方法において、 前記押圧ロールが加熱手段を備えて、前記第1の面状接
    着性樹脂、導電性磁性体及び第2の面状接着性樹脂を加
    熱することを特徴とする面状積層体の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の面状積
    層体の製造方法において、 前記第1のエンドレスベルトの面状積層体が積層される
    側の表面には、前記第1の面状接着性樹脂と接着しない
    剥離性物質の層が形成されていることを特徴とする面状
    積層体の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の面状積
    層体の製造方法において、 前記第1のエンドレスベルトと第1の面状接着性樹脂と
    の間には、前記第1の面状接着性樹脂と接着しない面状
    剥離性樹脂を介在させたことを特徴とする面状積層体の
    製造方法。
JP8128435A 1996-05-23 1996-05-23 面状積層体の製造方法 Withdrawn JPH09309192A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8128435A JPH09309192A (ja) 1996-05-23 1996-05-23 面状積層体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8128435A JPH09309192A (ja) 1996-05-23 1996-05-23 面状積層体の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09309192A true JPH09309192A (ja) 1997-12-02

Family

ID=14984680

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8128435A Withdrawn JPH09309192A (ja) 1996-05-23 1996-05-23 面状積層体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09309192A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011226765A (ja) * 2010-03-29 2011-11-10 Panasonic Corp 面状採暖具の製造方法および面状採暖具の製造装置
CN116985503A (zh) * 2023-07-28 2023-11-03 盐城德玛机械有限公司 一种热压冷却一体复合机

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011226765A (ja) * 2010-03-29 2011-11-10 Panasonic Corp 面状採暖具の製造方法および面状採暖具の製造装置
CN116985503A (zh) * 2023-07-28 2023-11-03 盐城德玛机械有限公司 一种热压冷却一体复合机
CN116985503B (zh) * 2023-07-28 2024-03-15 盐城德玛机械有限公司 一种热压冷却一体复合机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4791755B2 (ja) 電子部品ケース用包材の製造方法及び製造装置
TWI276531B (en) Apparatus and method for producing a thermoplastic resin continuous laminated sheet
JPH0354614B2 (ja)
JP2001079946A (ja) 片面金属張積層板の製造方法
WO1998045116A1 (fr) Procede de fabrication de feuille de resine thermoplastique multicouches, et feuille de resine thermoplastique multicouches
TWI290444B (en) Method of producing heat-resistant flexible laminate
JPH09309192A (ja) 面状積層体の製造方法
JP2003310416A (ja) 電気カーペット及びその製造方法
JP2002050347A (ja) 電極体製造装置及び製造方法
JP2002050400A (ja) 電極体製造装置及び製造方法
JP2005014383A (ja) 積層板製造用の金属箔と絶縁接着フィルムの積み重ね装置及び積み重ね方法
JPH09217042A (ja) 複層粘着テープロールおよび複層表示用粘着シート
JP2720243B2 (ja) 積層方法
JPH0564869A (ja) 金属・樹脂複合板の連続的製造方法
JP4797377B2 (ja) ラミネート装置
JPH1034650A (ja) 積層フィルムの分離方法
JP4498498B2 (ja) 両面金属張積層板の製造方法
JP3182457B2 (ja) 金属樹脂積層体の製造方法
JP4133136B2 (ja) 金属シートを接合した厚型樹脂パネルの製造方法
JP6123463B2 (ja) 金属積層板の製造方法
JP3182456B2 (ja) 金属樹脂積層体の製造方法
JPH0365325A (ja) プリントラミネート方法
EP0174949A1 (en) METHOD AND DEVICE FOR LAMINATING BENDING PRINTED CIRCUITS.
JPH0939094A (ja) ラミネート板の製造方法
JP3425375B2 (ja) 耐薬品性シートの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030805