JPH09309136A - 自動車用ウエザストリップの製造方法 - Google Patents

自動車用ウエザストリップの製造方法

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JPH09309136A
JPH09309136A JP8128473A JP12847396A JPH09309136A JP H09309136 A JPH09309136 A JP H09309136A JP 8128473 A JP8128473 A JP 8128473A JP 12847396 A JP12847396 A JP 12847396A JP H09309136 A JPH09309136 A JP H09309136A
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JP
Japan
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rubber
weather strip
hollow seal
seal portion
automobile
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JP8128473A
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English (en)
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Yoshiharu Matsumoto
義春 松本
Masaaki Katsura
雅明 桂
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Toyo Tire Corp
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Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車のドア開口部のボディフランジに取付
けられるソリッドゴムよりなる取付基部と、この取付基
部から延設されたスポンジゴムよりなる中空シール部と
を押出成形してなるウエザストリップの製造方法におい
て、ドアの閉荷重アップを防止しつつ、コストアップや
見栄え不良等の問題を生じることなく、中空シール部の
破れ対策が可能となる製造方法を提供する。 【解決手段】 ドア開口部1の座席近傍領域Sにおいて
中空シール部16の外周にソリッドゴムよりなる補強層
22を形成するに際し、座席近傍領域Sの両側に徐変領
域G,Gを設け、この徐変領域Gで高密度ゴムの押出量
を徐変する。これにより、ドア開口部1の全周にわたっ
て配されるウエザストリップ10を一個の押出口金で押
出成形することができ、また、環状になす際の接続部1
2を1箇所にすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のドア開口
部のボディフランジに装着されるウエザストリップの製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のドア開口部のボディフランジに
装着されるウエザストリップとして、乗降用ドアに適用
されるものにつき、図7,8を参照して説明する。
【0003】図8(a)に示すように、ウエザストリッ
プ100は、ドア開口部1のボディフランジ2に取付け
られるソリッドゴムとインサートメタルよりなる取付基
部101と、この取付基部101から延設され、ドア3
に当接するスポンジゴムよりなる中空シール部102と
を一体に押出成形してなり、図7に示すように、ドア開
口部1の全周にわたって配されている。
【0004】かかるウエザストリップ100において、
乗降時におけるこすれによる中空シール部102の破れ
を防止するために、図8(b)に示すように、中空シー
ル部102の外周にソリッドゴムの薄肉層103を設け
たものがあるが、ドア開口部1の全周において薄肉層1
03を設けると、ドア3の閉荷重が高くなるという欠点
がある。
【0005】そのため、図7に示すように、ドア開口部
1の座席近傍領域(図において斜線で示す領域)Sのみ
において、上述した薄肉層103を追加することがなさ
れている。従来、このようにウエザスリトップ100の
周方向の所定領域Sのみに薄肉層103を形成する場
合、薄肉層103を有するものと有しないものとを別に
押出し成形して、成形後に両者を接続して環状とし、ド
ア開口部1に装着している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように、薄肉層103を有するものと有しないものとを
別々に押出し成形する場合、押出口金が2種類必要にな
り、コストアップになるという問題がある。また、別々
に成形したものを環状に接続するため、図7に示すよう
に、その接続部104,104が2箇所になり、コスト
アップになるとともに、接続部104が見え易い位置に
きてしまい見栄えが悪いという問題がある。
【0007】そこで、本発明は、ドアの閉荷重アップを
防止しつつ、コストアップや見栄え不良等の問題を生じ
ることなく、中空シール部の破れ対策が可能となる自動
車用ウエザストリップの製造方法を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の自動
車用ウエザストリップの製造方法は、自動車のドア開口
部の全周にわたって配されるウエザストリップであっ
て、前記ドア開口部のボディフランジに取付けられるソ
リッドゴムとインサートメタルよりなる取付基部と、こ
の取付基部から延設されドアと当接するスポンジゴムよ
りなる中空シール部とが、一体に押出成形されてなり、
前記ドア開口部の周方向の所定領域において前記中空シ
ール部の外周に前記スポンジゴムよりも高密度のゴムよ
りなる補強層が形成されたウエザストリップの製造方法
において、前記所定領域の両側に徐変領域を設け、この
徐変領域で前記高密度ゴムの押出量を徐変して、前記補
強層を形成することを特徴とする。
【0009】このように、所定領域の両側に徐変領域を
設けて、この徐変領域で高密度ゴムの押出量を徐変する
ことにより、当該所定領域に、乗降時等におけるこすれ
による中空シール部の破れを防止する補強層を形成して
いるので、ドア開口部の全周にわたって配されるウエザ
ストリップを一個の押出口金で押出成形することができ
る。また、かかる徐変押出によって、部分的に補強層を
備えるウエザストリップを一連の押出成形により製造す
ることができるので、環状になす際の接続部を1箇所に
することができ、また、これにより、当該接続部を見え
にくい位置に配することも容易である。
【0010】請求項2の自動車用ウエザストリップの製
造方法は、自動車のドア開口部の全周にわたって配され
るウエザストリップであって、前記ドア開口部のボディ
フランジに取付けられるソリッドゴムとインサートメタ
ルよりなる取付基部と、この取付基部から延設されドア
と当接するスポンジゴムよりなる中空シール部とが、一
体に押出成形されてなり、前記ドア開口部の周方向の所
定領域において前記中空シール部のスポンジゴムの一部
又は全部がより高密度のゴムで置換されたウエザストリ
ップの製造方法において、前記所定領域の両側に徐変領
域を設け、この徐変領域で前記高密度ゴムの押出量を徐
変して、前記中空シール部のゴムの置換を行なうことを
特徴とする。
【0011】このように、所定領域の両側に徐変領域を
設けて、この徐変領域で高密度ゴムの押出量を徐変する
ことにより、当該所定領域における中空シール部のゴム
を高密度ゴムで置換して、乗降時等におけるこすれによ
る中空シール部の破れを防止しているので、一個の押出
口金で一連の押出成形によりウエザストリップを製造す
ることができる。そのため、環状になす際の接続部を1
箇所にすることができ、また、これにより、当該接続部
を見えにくい位置に配することも容易である。
【0012】請求項3の自動車用ウエザストリップの製
造方法は、請求項2に記載の方法において、前記中空シ
ール部のゴムの置換を、前記徐変領域において当該中空
シール部の外周に形成した、高密度ゴム層の肉厚の徐変
により行なうことを特徴とする。
【0013】請求項4の自動車用ウエザストリップの製
造方法は、請求項2に記載の方法において、前記中空シ
ール部のゴムの置換を、当該中空シール部の延設方向の
一端側から他端側に向って徐々にゴムを置換して行なう
ことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施例につき、図
1〜3を参照して説明する。
【0015】図1は本実施例における自動車用ウエザス
トリップ10の全体概略図、図2はこのウエザストリッ
プ10の断面図、図3はこのウエザストリップ10の製
造時における押出口金部24を示した図である。
【0016】このウエザストリップ10は、従来技術に
おいて説明したウエザストリップ100と同様、図7に
示す乗降用ドアに適用されるものであって、ドア開口部
1の全周にわたって、そのボディフランジ2に嵌着され
るものである。
【0017】図1に示すように、このウエザストリップ
10は、一連の押出成形により押出された一本の紐状の
押出物の両端部を接続して環状に形成したものであり、
ドア開口部1の全周にわたって一体に形成されている。
そして、前記接続部12がドア開口部1の下辺に配され
ている。
【0018】図2(a)示すように、このウエザストリ
ップ10は、ボディフランジ2に嵌着される断面U字状
の取付基部14と、この取付基部14の外周面から車体
の外側に向って延設され、ドア3と当接してドア3とド
ア開口部1との間をシールする中空シール部16とより
なる。
【0019】取付基部14は、ソリッドゴムにより形成
され、内部にインサートメタル18が埋設されている。
そして、その内周面に、ボディフランジ2を保持する複
数の保持リップ20,20,20が形成されている。ま
た、中空シール部16は、スポンジゴムにより形成され
ている。
【0020】このウエザストリップ10は、図1に示す
ドア開口部1の座席近傍領域S(ドア開口部1の下方縁
から後方縁下部に至る領域)において、図2(b)に示
すように、中空シール部16の外周にソリッドゴムより
なる薄肉状の補強層22が形成されており、これによ
り、ドア3の閉荷重アップを防ぎつつ、中空シール部1
6の破れ防止を行なっている。この補強層22は、中空
シール部16のスポンジゴムの一部を置換するか、又
は、当該外周面にソリッドゴム薄肉層を追加することに
より形成されている。
【0021】図1に示すように、この座席近傍領域Sの
ドア開口部1の周方向における両側には、補強層22の
ソリッドゴムのゴム量が徐変する徐変領域G,Gが形成
されており、この徐変領域G,Gと座席近傍領域Sとを
除く領域が、図2(a)に図示す補強層22の形成され
ていない通常領域Dとなっている。
【0022】このウエザストリップ10の製造方法につ
いて説明する。
【0023】図3に示す押出口金部24を備えた押出機
を用いて押出成形する。この押出口金部24は、押出ヘ
ッド26に装着された押出口金28が、図3(a)に示
すように所定の製品開孔30を有し、図3(b)に示す
ように、取付基部14を形成する開孔部30aにインサ
ートメタル18とともにソリッドゴム30が供給され、
中空シール部16を形成する開孔部30bにスポンジゴ
ムが供給されるように構成されている。
【0024】中空シール部16を形成する開孔部30b
には、スポンジゴム供給部32及びソリッドゴム供給部
34からゴムをそれぞれ供給できるように溝36,38
が接続されている。ソリッドゴムを供給する溝38は、
スポンジゴムを供給する溝36よりも押出し方向の下流
側に位置しており、中空シール部16の外周全体に補強
層22を形成するために、当該外周の全域にわたって形
成されている。そして、ソリッドゴム供給部34は、ソ
リッドゴムの押出量を、徐変領域Gにおいて、0から所
定量の間で徐変できるように制御されている。
【0025】かかる押出機を用いて上述したウエザスト
リップ10を連続押出しする際には、座席近傍領域Sの
押出と通常領域Dの押出との間に徐変領域Gの押出を介
在させて、この一連の押出を順次繰返して行ない、この
座席近傍領域Sにて押出物を切断して、1本のウエザス
トリップ10を得る。
【0026】詳細には、押出成形は、座席近傍領域S→
徐変領域G→通常領域D→徐変領域G→座席近傍領域S
の順で行ない、まず、座席近傍領域Sにおいて、ソリッ
ドゴム供給部34から所定量のソリッドゴムを吐出した
後、徐変領域Gにおいてソリッドゴムの吐出量を前記所
定量から0まで徐々に減少させる。そして、通常領域D
で前記吐出量を0の状態で押出した後、次の徐変領域G
で当該吐出量を0から所定量まで徐々に増加させて、座
席近傍領域Sに至る。このようにして一連の押出成形を
行なった後、フラットな形状で押出された取付基部14
をU字状に折曲し、ついで座席近傍領域Sでこの紐状の
押出物を切断する。そして、該押出物の両切断端を接続
する。
【0027】なお、徐変領域Gにおいては、図3(a)
に示すように中空シール部16の先端部から補強層22
を徐々に形成してもよく、また、中空シール部16の外
周全体から徐々にソリッドゴムの肉厚を厚くして補強層
22を形成するようにしてもよい。
【0028】徐変領域Gの長さは、見栄えを考慮して1
50mm程度であることが望ましい。これは、徐変領域
Gの長さがあまりに短いと、ソリッドゴムの吐出量の変
化が大きくなって見栄えに悪影響を及ぼすためである。
【0029】以上のように、座席近傍領域Sの両側の徐
変領域G,Gでソリッドゴムの押出量を徐変するという
徐変押出によって、座席近傍領域Sに中空シール部16
の破れを防止する補強層22を形成しているので、ドア
開口部1の全周にわたって配されるウエザストリップ1
0を一連の押出成形によって形成することができる。そ
のため、1個の押出口金28で製造でき、また、接続部
12を1箇所にすることができるので、製造コストが低
い。また、接続部12を座席近傍領域Sの下部、即ちド
ア開口部1の下方縁に装着される部分に配しているの
で、車体装着時に、接続部12が見えにくく、ウエザス
トリップ10の見栄えがよい。
【0030】なお、以上においては、補強層22を構成
するゴムとして、ソリッドゴムを用いたが、かかるソリ
ッドゴムとしては、取付基部14と同じソリッドゴムで
も、あるいは異硬度のソリッドゴムでもよく、また、中
空シール部16を形成するスポンジゴムよりも高密度の
ゴムであればスポンジゴムでもよい。
【0031】次に、本発明の第2の実施例につき、図
4,5を参照して説明する。以下、第1の実施例との相
違点についてのみ説明する。
【0032】この実施例におけるウエザストリップ50
は、図5(b)に示すように、上記座席近傍領域Sにお
いて、中空シール部16のスポンジゴムのほぼ全部、即
ち、中空シール部16の根元付近に形成されたシールリ
ップ54を除く他の全ての部分が、ソリッドゴム等の高
密度ゴムにより置換されており、これにより、ドアの閉
荷重アップを防ぎつつ、中空シール部16の破れ防止を
行なっている。そして、図4に示す座席近傍領域Sの両
側の徐変領域G,Gにおいて、この高密度ゴムの押出量
が徐変して、中空シール部16のゴムの置換が行なわれ
ている。すなわち、徐変領域Gにおいて、高密度ゴムの
吐出量を徐々に増加/減少させ、それに対応させてスポ
ンジゴムの吐出量を徐々に減少/増加させている。
【0033】詳細には、図5(a)に示すように、徐変
区間Gにおいて、中空シール部16の外周に高密度ゴム
層52aを形成し、この高密度ゴム層52aの肉厚を徐
々に変化させることにより、前記ゴムの置換が行なわれ
ている。この高密度ゴム層52aの肉厚の徐変は、通常
領域Dから座席近傍領域Sへと押出成形する際には、徐
変領域Gにおいて、中空シール部16のスポンジゴムを
その外周側から高密度ゴムで置換して当該外周に高密度
ゴム層52aを形成し、その肉厚を徐々に厚くしてその
内周のスポンジゴム層52bを徐々に薄くし、最終的に
中空シール部16を高密度ゴムにより形成する。座席近
傍領域Sから通常領域Dへと押出成形する際には、反対
に高密度ゴム層52aの肉厚を徐々に薄くしてスポンジ
ゴムに置換する。
【0034】このウエザストリップ50では、中空シー
ル部16を、その厚み方向の全体において高密度ゴムで
置換しているため、徐変押出する際のゴムの徐変量が多
く、そのため、図4に示すように、徐変領域G,Gが、
第1の実施例のように補強層22を形成する場合に比べ
て長くなっている。
【0035】なお、このように中空シール部16のスポ
ンジゴムを高密度ゴムにより置換する場合には、上記の
ようにほぼ全部を置換する構成としても、あるいは、こ
すれにより破れやすい部分(例えば、中空シール部16
の先端部)のみを置換する構成としてもよい。
【0036】図6は、本発明の第3の実施例におけるウ
エザストリップ70の徐変領域Gにおける断面図であ
る。この実施例では、徐変領域Gにおける中空シール部
16のゴムの置換方法が、上記第2の実施例と異なる。
【0037】この実施例では、徐変領域Gにおいて、中
空シール部16の延設方向の一端側から他端側に向って
徐々にゴムを置換することにより、徐変押出がなされて
いる。すなわち、通常領域Dから座席近傍領域Sへと押
出成形する際には、中空シール部16の取付基部14へ
の付根部分からその先端部に向って徐々に高密度ゴム7
2aで置換して、中空シール部16の先端部のスポンジ
ゴム部72bを徐々に小さくさせ、反対に、座席近傍領
域Sから通常領域Dへと押出成形する際には、中空シー
ル部16の先端から高密度ゴム部72aを徐々にスポン
ジゴム72bで置換している。
【0038】なお、以上の第1〜3の実施例において
は、乗降用ドアに適用されるウエザストリップについて
説明したが、本発明はこれに限られることなく、例えば
トランク部のドアにも適用可能である。
【0039】
【発明の効果】本発明の自動車用ウエザストリップの製
造方法であると、ドアの閉荷重アップを防止しつつ中空
シール部の破れ対策を行なったウエザストリップを、低
コストに製造することができ、かつ、得られたウエザス
トリップの見栄えがよい。すなわち、1個の押出口金で
押出成形することができ、また、接続部が1箇所しかな
いので、製造コストが低く、かつ、従来に比べ接続部が
少ない分見栄えがよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における自動車用ウエザ
ストリップ10の全体概略図である。
【図2】(a)は、図1のIIa −IIa 断面図であり、
(b)は、図1のIIb −IIb 断面図である。
【図3】(a)は、ウエザストリップ10の押出成形時
における押出口金部24の正面図であり、(b)は、そ
のIIIb−IIIb断面図である。
【図4】本発明の第2の実施例における自動車用ウエザ
ストリップ50の全体概略図である。
【図5】(a)は、図4のVa −Va 断面図であり、
(b)は、図4のVb −Vb 断面図である。
【図6】本発明の第3の実施例における自動車用ウエザ
ストリップ70の徐変領域Gにおける断面図である。
【図7】従来のウエザストリップ100の車両装着状態
を示す自動車の側面略図である。
【図8】(a)は、図7のVIIIa −VIIIa 断面図であ
り、(b)は、図7のVIIIb −VIIIb 断面図である。
【符号の説明】
1……ドア開口部 2……ボディフランジ 3……ドア 10,50,70……ウエザストリップ 14……取付基部 16……中空シール部 22……補強層 52a…高密度ゴム層 72a…高密度ゴム部 S……座席近傍領域 G……徐変領域 D……通常領域

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のドア開口部の全周にわたって配
    されるウエザストリップであって、前記ドア開口部のボ
    ディフランジに取付けられるソリッドゴムとインサート
    メタルよりなる取付基部と、この取付基部から延設され
    ドアと当接するスポンジゴムよりなる中空シール部と
    が、一体に押出成形されてなり、前記ドア開口部の周方
    向の所定領域において前記中空シール部の外周に前記ス
    ポンジゴムよりも高密度のゴムよりなる補強層が形成さ
    れたウエザストリップの製造方法において、 前記所定領域の両側に徐変領域を設け、この徐変領域で
    前記高密度ゴムの押出量を徐変して、前記補強層を形成
    することを特徴とする自動車用ウエザストリップの製造
    方法。
  2. 【請求項2】 自動車のドア開口部の全周にわたって配
    されるウエザストリップであって、前記ドア開口部のボ
    ディフランジに取付けられるソリッドゴムとインサート
    メタルよりなる取付基部と、この取付基部から延設され
    ドアと当接するスポンジゴムよりなる中空シール部と
    が、一体に押出成形されてなり、前記ドア開口部の周方
    向の所定領域において前記中空シール部のスポンジゴム
    の一部又は全部がより高密度のゴムで置換されたウエザ
    ストリップの製造方法において、 前記所定領域の両側に徐変領域を設け、この徐変領域で
    前記高密度ゴムの押出量を徐変して、前記中空シール部
    のゴムの置換を行なうことを特徴とする自動車用ウエザ
    ストリップの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記中空シール部のゴムの置換を、前記
    徐変領域において当該中空シール部の外周に形成した、
    高密度ゴム層の肉厚の徐変により行なうことを特徴とす
    る請求項2記載の自動車用ウエザストリップの製造方
    法。
  4. 【請求項4】 前記中空シール部のゴムの置換を、当該
    中空シール部の延設方向の一端側から他端側に向って徐
    々にゴムを置換して行なうことを特徴とする請求項2記
    載の自動車用ウエザストリップの製造方法。
JP8128473A 1996-05-23 1996-05-23 自動車用ウエザストリップの製造方法 Withdrawn JPH09309136A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010149838A (ja) * 2008-09-30 2010-07-08 Toyoda Gosei Co Ltd 自動車用オープニングトリムウェザストリップ
WO2017110149A1 (ja) * 2015-12-22 2017-06-29 東海興業株式会社 自動車用ウェザーストリップ

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