JPH09308933A - 鉄筋籠用スペーサーの供給方法及びその装置 - Google Patents
鉄筋籠用スペーサーの供給方法及びその装置Info
- Publication number
- JPH09308933A JPH09308933A JP12313196A JP12313196A JPH09308933A JP H09308933 A JPH09308933 A JP H09308933A JP 12313196 A JP12313196 A JP 12313196A JP 12313196 A JP12313196 A JP 12313196A JP H09308933 A JPH09308933 A JP H09308933A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spacer
- reinforcing bar
- bar
- bars
- cutting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
- Wire Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 標準板とデザイン板とに係わらず同じスペー
サー用鉄筋帯を使用してスペーサーが供給できるように
することを課題とする。 【解決手段】 上下に対向した２枚の鉄筋マットの間を
連結するスペーサーを供給する際、スペーサー用鉄筋帯
（３）の横筋（３ｂ）を第２切断手段（７）で必要に応
じて所定長さに切断してから、その縦筋（３ａ）を第１
切断手段（６）で所定間隔で切断して供給する鉄筋籠用
スペーサーの供給方法と装置である。
サー用鉄筋帯を使用してスペーサーが供給できるように
することを課題とする。 【解決手段】 上下に対向した２枚の鉄筋マットの間を
連結するスペーサーを供給する際、スペーサー用鉄筋帯
（３）の横筋（３ｂ）を第２切断手段（７）で必要に応
じて所定長さに切断してから、その縦筋（３ａ）を第１
切断手段（６）で所定間隔で切断して供給する鉄筋籠用
スペーサーの供給方法と装置である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリートの構
造物、特にＡＬＣ（Autoclaved Lightweight Concrete
）板の製造工程内の自動編成機（鉄筋籠自動溶接機）
等において、上側の鉄筋マットと下側の鉄筋マットの間
を連結するスペーサーを供給する鉄筋籠用スペーサーの
供給方法及びその装置に関するものである。
造物、特にＡＬＣ（Autoclaved Lightweight Concrete
）板の製造工程内の自動編成機（鉄筋籠自動溶接機）
等において、上側の鉄筋マットと下側の鉄筋マットの間
を連結するスペーサーを供給する鉄筋籠用スペーサーの
供給方法及びその装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ＡＬＣパネル等に補強材として埋設され
る鉄筋籠は、長尺な鉄筋（以下、主筋という）と短尺な
鉄筋（以下、副筋という）を格子状に溶接した２枚の鉄
筋マットを所定間隔で対向させ、その間にスペーサーを
溶接して相互を連結することにより作られる。特開昭６
３−５６３２５号公報には、このような鉄筋籠を形成す
るためのスペーサー供給装置が示されている。この装置
は、リールから繰り出される、所定間隔で並行する２本
の縦筋の間に多数の横筋が予め溶接された細長い梯子状
のスペーサー用鉄筋帯を、スペーサー溶接機に供給する
直前に、２本の縦筋を所定間隔毎に切断する切断装置で
切断してスペーサーを形成し、それを次々とスペーサー
溶接機に供給するものである。
る鉄筋籠は、長尺な鉄筋（以下、主筋という）と短尺な
鉄筋（以下、副筋という）を格子状に溶接した２枚の鉄
筋マットを所定間隔で対向させ、その間にスペーサーを
溶接して相互を連結することにより作られる。特開昭６
３−５６３２５号公報には、このような鉄筋籠を形成す
るためのスペーサー供給装置が示されている。この装置
は、リールから繰り出される、所定間隔で並行する２本
の縦筋の間に多数の横筋が予め溶接された細長い梯子状
のスペーサー用鉄筋帯を、スペーサー溶接機に供給する
直前に、２本の縦筋を所定間隔毎に切断する切断装置で
切断してスペーサーを形成し、それを次々とスペーサー
溶接機に供給するものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】こうしてスペーサーが
溶接されてできた鉄筋籠が埋設される軽量発泡コンクリ
ート板（ＡＬＣ板）は、通常両表面が平坦な板状の標準
板とされるが、片面に溝を設けたデザイン板もあり、こ
の場合は埋設される鉄筋籠のスペーサーの横筋の長さを
溝の深さに応じて短くしないと外部に露出して不具合が
生じる。そのため、従来は、各デザイン板用に、製品幅
に応じた異なる長さの横筋を有するスペーサー用鉄筋帯
を用意し、それをスペーサー供給装置へ供給するように
していた。しかし、これでは多種類のスペーサー用鉄筋
帯が必要となる問題がある。そこで、本発明は標準板と
デザイン板とに係わらず同じスペーサー用鉄筋帯を使用
してスペーサーが供給できるようにすることを課題とす
るものである。
溶接されてできた鉄筋籠が埋設される軽量発泡コンクリ
ート板（ＡＬＣ板）は、通常両表面が平坦な板状の標準
板とされるが、片面に溝を設けたデザイン板もあり、こ
の場合は埋設される鉄筋籠のスペーサーの横筋の長さを
溝の深さに応じて短くしないと外部に露出して不具合が
生じる。そのため、従来は、各デザイン板用に、製品幅
に応じた異なる長さの横筋を有するスペーサー用鉄筋帯
を用意し、それをスペーサー供給装置へ供給するように
していた。しかし、これでは多種類のスペーサー用鉄筋
帯が必要となる問題がある。そこで、本発明は標準板と
デザイン板とに係わらず同じスペーサー用鉄筋帯を使用
してスペーサーが供給できるようにすることを課題とす
るものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の第１の発明は、鉄筋を格子状に溶接して形成した２
枚の鉄筋マットを上下に予め設定された間隔で対向さ
せ、その間を連結するスペーサーを供給する際、２本の
長い縦筋とそれに跨る複数の横筋により梯子状に形成さ
れたスペーサー用鉄筋帯の横筋を第２切断手段で必要に
応じて所定長さに切断してから、前記鉄筋帯の縦筋を第
１切断手段で所定間隔で切断して供給することを特徴と
する鉄筋籠用スペーサーの供給方法であり、第２の発明
は、前記スペーサーを供給する供給装置が、２本の長い
縦筋とそれに跨る複数の横筋により梯子状に形成された
スペーサー用鉄筋帯の横筋を必要に応じて所定長さに切
断する第２切断手段と、前記鉄筋帯の縦筋を所定間隔で
切断する第１切断手段とを有することを特徴とする鉄筋
籠用スペーサーの供給装置である。
明の第１の発明は、鉄筋を格子状に溶接して形成した２
枚の鉄筋マットを上下に予め設定された間隔で対向さ
せ、その間を連結するスペーサーを供給する際、２本の
長い縦筋とそれに跨る複数の横筋により梯子状に形成さ
れたスペーサー用鉄筋帯の横筋を第２切断手段で必要に
応じて所定長さに切断してから、前記鉄筋帯の縦筋を第
１切断手段で所定間隔で切断して供給することを特徴と
する鉄筋籠用スペーサーの供給方法であり、第２の発明
は、前記スペーサーを供給する供給装置が、２本の長い
縦筋とそれに跨る複数の横筋により梯子状に形成された
スペーサー用鉄筋帯の横筋を必要に応じて所定長さに切
断する第２切断手段と、前記鉄筋帯の縦筋を所定間隔で
切断する第１切断手段とを有することを特徴とする鉄筋
籠用スペーサーの供給装置である。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図１は鉄筋籠用スペーサー溶接部
の概略平面図である。図１において、（Ｃ）は筋間調整
コンベア（１）から搬送されてきた上下鉄筋マットにス
ペーサーを溶接するスペーサー溶接機であって、（２）
はスペーサー溶接機（Ｃ）でスペーサーが溶接された補
強用鉄筋籠を搬送するローラーコンベアである。（Ａ）
（Ｂ）はスペーサー供給装置であり、スペーサー溶接機
（Ｃ）の両側方に設けられ、上下鉄筋マットを連結する
スペーサーを左右同時に供給できるようになっている。
したがって、以下、片方のスペーサー供給装置（Ａ）に
ついてのみ説明をする。
に基づいて説明する。図１は鉄筋籠用スペーサー溶接部
の概略平面図である。図１において、（Ｃ）は筋間調整
コンベア（１）から搬送されてきた上下鉄筋マットにス
ペーサーを溶接するスペーサー溶接機であって、（２）
はスペーサー溶接機（Ｃ）でスペーサーが溶接された補
強用鉄筋籠を搬送するローラーコンベアである。（Ａ）
（Ｂ）はスペーサー供給装置であり、スペーサー溶接機
（Ｃ）の両側方に設けられ、上下鉄筋マットを連結する
スペーサーを左右同時に供給できるようになっている。
したがって、以下、片方のスペーサー供給装置（Ａ）に
ついてのみ説明をする。
【０００６】図１で示すように、所定間隔で並行する２
本の長い縦筋（３ａ）の間に、多数の横筋（３ｂ）が跨
るように予め溶接されて形成された細長い梯子状のスペ
ーサー用鉄筋帯（３）は、スペーサーリール（４）から
繰り出されてスペーサー供給装置（Ａ）に供給されるよ
うになっている。このスペーサー供給装置（Ａ）は、前
記スペーサーリール（４）から繰り出されるスペーサー
用鉄筋帯（３）をスペーサー溶接機（Ｃ）に供給される
直前にスペーサー切断装置で切断してスペーサーを形成
し、それを順次スペーサー溶接機（Ｃ）に供給するもの
である。そして、スペーサー溶接機（Ｃ）に供給された
スペーサーは、図示しないクランプ装置等により、垂直
に立つように姿勢を変えられ、搬送されてくる上下鉄筋
マットの間を連結するように鉄筋マット側部に押しつけ
られ、図示しない溶接ガンにより上下共溶接されるよう
になっている。なお、スペーサーの溶接は、鉄筋マット
の主筋方向の長さに応じて複数溶接される。
本の長い縦筋（３ａ）の間に、多数の横筋（３ｂ）が跨
るように予め溶接されて形成された細長い梯子状のスペ
ーサー用鉄筋帯（３）は、スペーサーリール（４）から
繰り出されてスペーサー供給装置（Ａ）に供給されるよ
うになっている。このスペーサー供給装置（Ａ）は、前
記スペーサーリール（４）から繰り出されるスペーサー
用鉄筋帯（３）をスペーサー溶接機（Ｃ）に供給される
直前にスペーサー切断装置で切断してスペーサーを形成
し、それを順次スペーサー溶接機（Ｃ）に供給するもの
である。そして、スペーサー溶接機（Ｃ）に供給された
スペーサーは、図示しないクランプ装置等により、垂直
に立つように姿勢を変えられ、搬送されてくる上下鉄筋
マットの間を連結するように鉄筋マット側部に押しつけ
られ、図示しない溶接ガンにより上下共溶接されるよう
になっている。なお、スペーサーの溶接は、鉄筋マット
の主筋方向の長さに応じて複数溶接される。
【０００７】こうしてできた補強用鉄筋籠はＡＬＣ板に
埋設されるが、ＡＬＣ板には図２で示す両表面が平坦な
板状の標準板と、図３で示す片面に溝を設けたデザイン
板とがある。そして、デザイン板の場合は、図３で示す
ように、埋設する鉄筋籠のスペーサーの横筋が予め短く
切断されていないと、表面に形成されている溝からスペ
ーサーの一部が外部に露出し、不具合を生じる。そのた
め従来は、各デザイン板の製品幅に応じて予め横筋が切
断されたスペーサーを個別に用意し、供給していた。し
かし、これでは多種類のスペーサー用鉄筋帯を用意しな
ければならない問題がある。そこで、本発明は、従来の
ように多種類のスペーサー用鉄筋帯を用意することな
く、同じスペーサー用鉄筋帯で標準板用、デザイン板用
のスペーサーを適宜供給できるようにした。
埋設されるが、ＡＬＣ板には図２で示す両表面が平坦な
板状の標準板と、図３で示す片面に溝を設けたデザイン
板とがある。そして、デザイン板の場合は、図３で示す
ように、埋設する鉄筋籠のスペーサーの横筋が予め短く
切断されていないと、表面に形成されている溝からスペ
ーサーの一部が外部に露出し、不具合を生じる。そのた
め従来は、各デザイン板の製品幅に応じて予め横筋が切
断されたスペーサーを個別に用意し、供給していた。し
かし、これでは多種類のスペーサー用鉄筋帯を用意しな
ければならない問題がある。そこで、本発明は、従来の
ように多種類のスペーサー用鉄筋帯を用意することな
く、同じスペーサー用鉄筋帯で標準板用、デザイン板用
のスペーサーを適宜供給できるようにした。
【０００８】本発明のスペーサー供給装置（Ａ）は、ス
ペーサー用鉄筋帯（３）をスペーサーリール（４）から
引き出し、ピッチ送りするスペーサー送り装置（５）
と、必要に応じてスペーサー用鉄筋帯（３）の横筋（３
ｂ）を切断する第２切断手段（デザインカッターユニッ
ト）（７）と、スペーサー用鉄筋帯（３）の２本の縦筋
（３ａ）を所定間隔毎に切断する第１切断手段（スペー
サーカッターユニット）（６）と、スペーサーをスペー
サー溶接機（Ｃ）に押し出して供給するスペーサー供給
シリンダー（８）とで構成されている。また、スペーサ
ーカッターユニット（６）とデザインカッターユニット
（７）は、それぞれ油圧シリンダー等で、切断できるよ
うに構成されている。なお、図示のものは、搬送されて
くる上下鉄筋マットの間隔が異なる場合に適合するよう
に、２本の縦筋の間隔が違う２種類のスペーサー用鉄筋
帯が配設されており、スペーサーカッターユニット
（６）及びデザインカッターユニット（７）はそれぞれ
のスペーサー用鉄筋帯を切断できるように配置されてい
る。
ペーサー用鉄筋帯（３）をスペーサーリール（４）から
引き出し、ピッチ送りするスペーサー送り装置（５）
と、必要に応じてスペーサー用鉄筋帯（３）の横筋（３
ｂ）を切断する第２切断手段（デザインカッターユニッ
ト）（７）と、スペーサー用鉄筋帯（３）の２本の縦筋
（３ａ）を所定間隔毎に切断する第１切断手段（スペー
サーカッターユニット）（６）と、スペーサーをスペー
サー溶接機（Ｃ）に押し出して供給するスペーサー供給
シリンダー（８）とで構成されている。また、スペーサ
ーカッターユニット（６）とデザインカッターユニット
（７）は、それぞれ油圧シリンダー等で、切断できるよ
うに構成されている。なお、図示のものは、搬送されて
くる上下鉄筋マットの間隔が異なる場合に適合するよう
に、２本の縦筋の間隔が違う２種類のスペーサー用鉄筋
帯が配設されており、スペーサーカッターユニット
（６）及びデザインカッターユニット（７）はそれぞれ
のスペーサー用鉄筋帯を切断できるように配置されてい
る。
【０００９】しかして、デザイン板用の補強用鉄筋籠を
作成するときには、まず、デザインカッターユニットに
付いているデザイン切断量変更駆動装置でデザインカッ
ト量を上下鉄筋マット間に応じて調整し、デザインカッ
ターユニット（７）でスペーサー用鉄筋帯（３）の横筋
（３ｂ）をそのデザインカット量分切断する。そして、
その後、スペーサーカッターユニット（６）で縦筋（３
ａ）を切断してスペーサーを作り、スペーサー供給シリ
ンダー（８）によって、スペーサー溶接機（Ｃ）に供給
する。なお、切断した横筋（３ｂ）の屑は、デザインカ
ッターユニット（７）の下部にホッパー（図示しない）
を設け、定期的に回収を行うようにしている。また、標
準板用の補強用鉄筋籠を作成するときには、デザインカ
ッターユニット（７）を稼働させず、スペーサーカッタ
ーユニット（６）でスペーサー用鉄筋帯（３）の縦筋
（３ａ）のみを切断して、スペーサー溶接機（Ｃ）に供
給するようになっている。
作成するときには、まず、デザインカッターユニットに
付いているデザイン切断量変更駆動装置でデザインカッ
ト量を上下鉄筋マット間に応じて調整し、デザインカッ
ターユニット（７）でスペーサー用鉄筋帯（３）の横筋
（３ｂ）をそのデザインカット量分切断する。そして、
その後、スペーサーカッターユニット（６）で縦筋（３
ａ）を切断してスペーサーを作り、スペーサー供給シリ
ンダー（８）によって、スペーサー溶接機（Ｃ）に供給
する。なお、切断した横筋（３ｂ）の屑は、デザインカ
ッターユニット（７）の下部にホッパー（図示しない）
を設け、定期的に回収を行うようにしている。また、標
準板用の補強用鉄筋籠を作成するときには、デザインカ
ッターユニット（７）を稼働させず、スペーサーカッタ
ーユニット（６）でスペーサー用鉄筋帯（３）の縦筋
（３ａ）のみを切断して、スペーサー溶接機（Ｃ）に供
給するようになっている。
【００１０】本発明は、このように、標準板でもデザイ
ン板でも同一のスペーサー用鉄筋帯でそれぞれのスペー
サーが作れるようにしたものであって、標準板用の鉄筋
籠を作成するときは、図４の（イ）で示すように、第１
切断手段により縦筋だけを切断して供給するようにし、
デザイン板用の鉄筋籠を作成するときには、図４の
（ロ）で示すように、まず、第２切断手段で横筋を切断
し、その後、第１切断手段で縦筋を切断して供給するよ
うにしたものである。そして、この第２切断手段は、デ
ザイン板の製品幅に応じて適宜切断する長さを変更する
ことができるようになっているものである。
ン板でも同一のスペーサー用鉄筋帯でそれぞれのスペー
サーが作れるようにしたものであって、標準板用の鉄筋
籠を作成するときは、図４の（イ）で示すように、第１
切断手段により縦筋だけを切断して供給するようにし、
デザイン板用の鉄筋籠を作成するときには、図４の
（ロ）で示すように、まず、第２切断手段で横筋を切断
し、その後、第１切断手段で縦筋を切断して供給するよ
うにしたものである。そして、この第２切断手段は、デ
ザイン板の製品幅に応じて適宜切断する長さを変更する
ことができるようになっているものである。
【００１１】以上のように、本発明は、上下に予め設定
された間隔で対向させた２枚の鉄筋マットの間を連結す
るスペーサーを供給する方法と装置であって、２本の長
い縦筋とそれに跨る複数の横筋により梯子状に形成され
たスペーサー用鉄筋帯の縦筋を所定間隔で切断する縦筋
切断手段だけではなく、鉄筋帯の横筋を必要に応じて所
定長さに切断する横筋切断手段を設けたことを特徴とす
るものである。そして、これにより、各デザイン板の製
品幅に応じて、多種類のスペーサー用鉄筋帯を用意する
必要がなくなり、作業の効率化が図れるものである。な
お、言うまでもなく、本発明は、本発明の精神の範囲内
において、適宜設計変更可能なものである。
された間隔で対向させた２枚の鉄筋マットの間を連結す
るスペーサーを供給する方法と装置であって、２本の長
い縦筋とそれに跨る複数の横筋により梯子状に形成され
たスペーサー用鉄筋帯の縦筋を所定間隔で切断する縦筋
切断手段だけではなく、鉄筋帯の横筋を必要に応じて所
定長さに切断する横筋切断手段を設けたことを特徴とす
るものである。そして、これにより、各デザイン板の製
品幅に応じて、多種類のスペーサー用鉄筋帯を用意する
必要がなくなり、作業の効率化が図れるものである。な
お、言うまでもなく、本発明は、本発明の精神の範囲内
において、適宜設計変更可能なものである。
【００１２】
【発明の効果】本発明によれば、スペーサー用鉄筋帯の
縦筋を切断する第１切断手段だけではなく、必要に応じ
てその横筋を切断する第２切断手段を設けたので、各デ
ザイン板の製品幅に応じてスペーサーの横筋を切断する
ことができ、従来のように多種類のスペーサー用鉄筋帯
を用意する必要がなくなって、作業の効率化が図れる。
縦筋を切断する第１切断手段だけではなく、必要に応じ
てその横筋を切断する第２切断手段を設けたので、各デ
ザイン板の製品幅に応じてスペーサーの横筋を切断する
ことができ、従来のように多種類のスペーサー用鉄筋帯
を用意する必要がなくなって、作業の効率化が図れる。
【図１】鉄筋籠用スペーサー溶接部の概略平面図
【図２】鉄筋籠が埋設された標準板の説明図
【図３】鉄筋籠が埋設されたデザイン板の説明図
【図４】スペーサー用鉄筋帯の切断方法を示す説明図
Ａ スペーサー供給装置 Ｂ スペーサー供給装置 Ｃ スペーサー溶接機 １ 筋間調整コンベア ２ ローラーコンベア ３ スペーサー用鉄筋帯 ４ スペーサーリール ５ スペーサー送り装置 ６ スペーサーカッターユニット ７ デザインカッターユニット ８ スペーサー供給シリンダー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 仁昭 福岡県北九州市八幡西区築地町１番１号 株式会社高田工業所内 (72)発明者 木原 義貴 福岡県北九州市八幡西区築地町１番１号 株式会社高田工業所内
Claims (2)
- 【請求項１】 鉄筋を格子状に溶接して形成した２枚の
鉄筋マットを上下に予め設定された間隔で対向させ、そ
の間を連結するスペーサーを供給する際、２本の長い縦
筋とそれに跨る複数の横筋により梯子状に形成されたス
ペーサー用鉄筋帯（３）の横筋（３ｂ）を第２切断手段
（７）で必要に応じて所定長さに切断してから、前記鉄
筋帯（３）の縦筋（３ａ）を第１切断手段（６）で所定
間隔で切断して供給することを特徴とする鉄筋籠用スペ
ーサーの供給方法。 - 【請求項２】 鉄筋を格子状に溶接して形成した２枚の
鉄筋マットを上下に予め設定された間隔で対向させ、そ
の間を連結するスペーサーを供給する供給装置が、２本
の長い縦筋とそれに跨る複数の横筋により梯子状に形成
されたスペーサー用鉄筋帯（３）の横筋（３ｂ）を必要
に応じて所定長さに切断する第２切断手段（７）と、前
記鉄筋帯（３）の縦筋（３ａ）を所定間隔で切断する第
１切断手段（６）とを有することを特徴とする鉄筋籠用
スペーサーの供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12313196A JPH09308933A (ja) | 1996-05-17 | 1996-05-17 | 鉄筋籠用スペーサーの供給方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12313196A JPH09308933A (ja) | 1996-05-17 | 1996-05-17 | 鉄筋籠用スペーサーの供給方法及びその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09308933A true JPH09308933A (ja) | 1997-12-02 |
Family
ID=14852959
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12313196A Withdrawn JPH09308933A (ja) | 1996-05-17 | 1996-05-17 | 鉄筋籠用スペーサーの供給方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09308933A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112809238A (zh) * | 2021-02-09 | 2021-05-18 | 上海市机械施工集团有限公司 | 钢筋网片焊接方法 |
-
1996
- 1996-05-17 JP JP12313196A patent/JPH09308933A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112809238A (zh) * | 2021-02-09 | 2021-05-18 | 上海市机械施工集团有限公司 | 钢筋网片焊接方法 |
| CN112809238B (zh) * | 2021-02-09 | 2022-12-16 | 上海市机械施工集团有限公司 | 钢筋网片焊接方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0069108B1 (de) | Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen geschweisster Gittermatten | |
| DE3139713C2 (de) | Verfahren und Vorrichtung zum Durchtrennen eines Schichtstoffs | |
| EP0721385B1 (de) | Anlage zum kontinuierlichen herstellen von bauelementen | |
| AT8276U1 (de) | Verfahren und anlage zum herstellen von bauelementen | |
| GB8321716D0 (en) | Making screen panels | |
| JP2912116B2 (ja) | 型枠付立体溶接鉄筋製造装置及び製造方法 | |
| CN113732213A (zh) | 铁路预制箱梁定位钢筋网制造设备 | |
| EP2681371A1 (de) | Verfahren zum fortlaufenden herstellen von verbundschalungs-plattenelementen | |
| JPH09308933A (ja) | 鉄筋籠用スペーサーの供給方法及びその装置 | |
| US4667452A (en) | Reinforcing unit including steel mats connected by connector bars | |
| KR100815475B1 (ko) | 화물 그물망용 웨빙 자동성형기 | |
| CN113714436B (zh) | 铁路预制箱梁定位钢筋网制造方法 | |
| JPH10113735A (ja) | 波形鉄筋マットの製造装置 | |
| JPH0351509B2 (ja) | ||
| KR100694226B1 (ko) | 콘크리트 수로관용 용접철망의 소켓 제조장치 | |
| KR102047412B1 (ko) | 이중복합 용접철망의 제조방법 | |
| CN209773328U (zh) | 一种钢筋切断机 | |
| EP1395378B1 (de) | Anlage zum kontinuierlichen herstellen von bauelementen | |
| US20060283913A1 (en) | Apparatus for manufacturing prefabricated sandwiched building panels | |
| CN112459355A (zh) | 一种用于控制梁底保护层厚度的垫块装置及其施工方法 | |
| MXPA01003621A (es) | Metodo y planta para producir de forma continua elementos de construccion. | |
| EP1039060A2 (en) | Method and system for making prefabricated structural grid-like panels for making buildings | |
| AT405796B (de) | Verfahren und anlage zum herstellen von drahtgittermatten | |
| KR20050120194A (ko) | 온라인（Ｏｎ－ｌｉｎｅ） 방식의 자동화 시스템에 의한완철의 제조장치와 그 제조방법 | |
| JPH0763793B2 (ja) | 立体状金網の製造方法及びその製造装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030805 |