JPH09308697A - 蛍光診断方法、蛍光診断装置および蛍光診断治療装置 - Google Patents
蛍光診断方法、蛍光診断装置および蛍光診断治療装置Info
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- JPH09308697A JPH09308697A JP9050012A JP5001297A JPH09308697A JP H09308697 A JPH09308697 A JP H09308697A JP 9050012 A JP9050012 A JP 9050012A JP 5001297 A JP5001297 A JP 5001297A JP H09308697 A JPH09308697 A JP H09308697A
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Abstract
連続観察できる。 【解決手段】 照明用白色光源1と、この照明用白色光
源1より得られる白色光から観察しようとする蛍光のス
ペクトルに合致した波長帯域を除去する第1の波長選択
手段2と、光感受性物質の吸収帯波長に合致した光を発
光する励起光源4と、照明用白色光と励起光を同一光軸
上に合成する光合成手段3と、照明用白色光と励起光を
光感受性物質を吸収させた生体へ導光する第1の導光路
5と、照明用白色光と励起光により得られる生体からの
光情報を導光する第2の導光路6と、この第2の導光路
6により導光される光情報から励起光の波長帯域を除去
する第2の波長選択手段9と、励起光帯域波長を除去さ
れた光情報から蛍光帯域の光のみ透過し他の光を反射す
る波長分離手段10と、透過光と反射光を読み取る撮像
手段11,12と、情報処理手段13と、表示手段14
とを備えた。
Description
あるいは病巣部に親和性を持ち、かつ特定の光を照射す
ることにより蛍光発光する光感受性物質を利用した蛍光
観察により病巣部の診断を行う蛍光診断方法、蛍光診断
装置および蛍光診断治療装置に関するものである。
レーザ光を用いた自家蛍光観察による病巣部の診断や、
病巣部に親和性を有し、かつ光により励起されることに
より蛍光を発光する光感受性物質を利用した蛍光診断が
急速に発展しつつある。従来、この光感受性物質を利用
した診断装置としては、特公昭63−9464号公報に
よって開示された、光感受性物質としてヘマトポルフィ
リン誘導体を用い、レーザ光源としてエキシマレーザを
用いて励起されるダイレーザ(以下エキシマ・ダイレー
ザという)を用いる診断装置がよく知られている。
て開示された従来のレーザ装置を用いた診断装置の診断
方法について図面を参照しながら説明する。図11は従
来のレーザ装置を用いた診断(治療も兼用)装置の概略
構成図を示すものである。図11において、Aは病巣
部、Bはその周辺部で、あらかじめ光感受性物質として
ヘマトポルフィリン誘導体を吸収させてある。21は光
伝送路、23は診断に用いる第1のパルス光源と、24
は治療に用いる第2のパルス光源で、いずれもエキシマ
・ダイレーザで構成されている。この2つのダイレーザ
を励起するエキシマレーザは発振波長308nm、パル
ス幅30ns、エネルギーは数mJ〜100mJの範囲
に可変して繰り返し発振する。第1のパルス光源23の
発振波長は405nm、第2のパルス光源24の発振波
長は630nmである。25は第1のパルス光源23と
第2のパルス光源24とを切換える切換え部、26は白
色パルス光源、27はテレビカメラ、28はテレビモニ
タ、31はハーフミラー、29は分光器、32は像増強
管、36はスペクトラム解析部、37は表示部である。
また、第1のパルス光源23と第2のパルス光源24と
白色パルス光源26と像増強管32とスペクトラム解析
部36の動作はゲートパルス発生器33で制御される。
診断を行うときは、診断用の第1のパルス光源23によ
って発生させた波長405nmのレーザ光を切換え部2
5および光伝送路21を介して病巣部Aおよびその周辺
部Bに照射し、波長405nmのレーザ光によって励起
される波長630nmおよび690nmの蛍光像をテレ
ビカメラ27によって撮像し、テレビモニタ28の画面
上に白色パルス光源26により得られた白色光像と合成
して表示し観察する。
れた蛍光像を分光器29で分光し、スペクトラム解析部
36でスペクトル分析し表示器37にスペクトラム波形
を表示する。診断用の第1のパルス光源23の波長を4
05nmとしたのは、ヘマトボルフィリン誘導体特有の
蛍光を最も効率良く励起することができ、その蛍光波長
630nmおよび690nmとは離れているので散乱光
の影響が小さいためである。
定するためには白色パルス光源26により映し出される
白色光像の観察も必要である。その手段として、白色パ
ルス光源26と診断用の第1のパルス光源23およびそ
の撮像、解析手段を、制御パルスにより切換え、時分割
による交互撮像手段を採用している。
構成では、蛍光像と白色光像の観測に際して、上記のよ
うに白色パルス光源26と診断用の第1のパルス光源2
3およびその撮像、解析手段を、制御パルスにより切換
え、時分割による交互撮像手段を採用しているので、蛍
光像と白色光像を同時に連続観測できないという問題点
を有していた。
の問題点を解決するもので、蛍光像と白色光像を同時に
連続観察できる蛍光診断方法、蛍光診断装置および蛍光
診断治療装置を提供することである。
方法は、観察しようとする蛍光のスペクトルに合致した
波長帯域を除去した照明用白色光と光感受性物質の吸収
帯波長に合致した励起光とを同一光軸上に合成して前記
光感受性物質を吸収させた生体へ導光し、この生体から
導光された光情報から励起光の波長帯域を除去するとと
もに蛍光帯域の光と他の光に分離して読み取ることを特
徴とするものである。
に合致した波長帯域を除去し、生体から導光された光情
報から励起光の波長帯域を除去し、さらに蛍光帯域の光
と他の光に分離して読み取るので、蛍光情報と白色光情
報を同時に連続的に撮像することができる。また、白色
光下での微弱な蛍光の連続観察が可能となり、この連続
観察により微弱蛍光の観測精度を高めることが可能とな
る。
色光源と、この照明用白色光源より得られる白色光から
観察しようとする蛍光のスペクトルに合致した波長帯域
を除去する第1の波長選択手段と、光感受性物質の吸収
帯波長に合致した光を発光する励起光源と、照明用白色
光と励起光を同一光軸上に合成する光合成手段と、照明
用白色光と励起光を光感受性物質を吸収させた生体へ導
光する第1の導光路と、照明用白色光と励起光により得
られる生体からの光情報を導光する第2の導光路と、こ
の第2の導光路により導光される光情報から励起光の波
長帯域を除去する第2の波長選択手段と、励起光帯域波
長を除去された光情報から蛍光帯域の光のみ透過し他の
光を反射する波長分離手段と、この波長分離手段により
分離された透過光と反射光を読み取る撮像手段とを備え
たものである。
蛍光のスペクトルに合致した波長帯域を除去し、この白
色光と励起光を光合成手段で同一光軸上に合成して第1
の導光路より生体へ照射し、この照射により第2の導光
路を通じて得られる光情報から、観察上障害となる反射
励起光の波長帯域を除去し、必要となる蛍光情報と白色
光情報を波長分離手段により分離するので、それぞれの
撮像手段にて独立情報として同時に連続的に撮像するこ
とができる。また、このように白色光から蛍光帯域のス
ペクトルをカットし、生体から得られる光情報から障害
となる反射励起光をカットし、さらに蛍光情報のみ透過
する波長分離手段を設けることにより、白色光下での微
弱な蛍光の連続観察が可能となる。この連続観察により
微弱蛍光の観測精度を高めることが可能となる。
において、撮像手段からの情報を分析、合成する情報処
理手段と、この情報処理手段からの情報を表示する表示
手段とを備えたものである。このように、情報処理手段
と表示手段を備えているので、撮像手段からの情報を情
報処理手段で分析、合成して表示手段により情報を表示
することができる。
において、第1の波長選択手段で除去される波長帯域と
波長分離手段により透過する波長帯域が同一帯域にある
ものである。このように、第1の波長選択手段で除去さ
れる波長帯域と波長分離手段により透過する波長帯域が
同一帯域にあるので、白色光の中に含まれる観察しよう
とする波長と同一の波長の影響を受けることはない。
において、第1の波長選択手段が光合成手段を兼ね備え
たものである。このように、第1の波長選択手段が光合
成手段を兼ね備えているので、装置が小型化する。請求
項6記載の蛍光診断装置は、光感受性物質の吸収波長に
合致した光を発光する励起光源と、この励起光源からの
励起光のうち励起波長帯域以外の成分を除去するスペク
トル整形手段と、励起光を光感受性物質を吸収させた生
体へ導光する第1の導光路と、励起光が照射された生体
から得られる光情報を導光する第2の導光路と、この第
2の導光路により導光される光情報から励起光の波長帯
域を除去する波長選択手段と、励起光波長帯域を除去さ
れた光情報を読み取る撮像手段とを備えたものである。
起光源からの励起光のうち励起波長帯域以外の成分を除
去するので、励起光の裾野の光をカットでき、励起光が
照射された生体から得られる光情報のなかから波長選択
手段の選択範囲で効率良く励起光を除去できる。請求項
7記載の蛍光診断装置は、請求項6において、スペクト
ル整形手段が波長選択手段を兼ね備え、第1の導光路が
第2の導光路を兼ねたものである。
択手段を兼ね備え、第1の導光路が第2の導光路を兼ね
ているので、簡単な構成となり製造コストの低下および
装置の小型化を図ることができる。請求項8記載の蛍光
診断装置は、請求項2または6において、蛍光の撮像手
段として、赤外光のカットフィルタが除去された白黒C
CDカメラを使用したものである。
光のカットフィルタが除去された白黒CCDカメラを使
用したので、蛍光を効率よく撮像できる。請求項9記載
の蛍光診断治療装置は、光感受性物質を励起し活性化酸
素を発生させて病巣を破壊する治療を行い、励起した光
感受性物質からの蛍光をとらえて病巣を診断するように
した蛍光診断治療装置であって、光感受性物質を励起す
る光を発生する励起光源と、励起光源からの励起光のう
ち励起波長帯域以外の成分を除去するスペクトル整形手
段とを備え、スペクトル整形手段を励起光源からの光路
上に設置した状態で診断し、スペクトル整形手段を励起
光源から光路上に設置しない状態で治療を行うようにし
た。
源からの光路上に設置した状態で診断し、スペクトル整
形手段を励起光源から光路上に設置しない状態で治療を
行うようにしたので、励起光波長を変えることなく同一
光源を治療および蛍光診断に利用できる。
光診断方法および蛍光診断装置を図1ないし図4に基づ
いて説明する。図1はこの実施の形態の蛍光診断装置の
構成を示すブロック図である。図1において、1は照明
用白色光源で、生体観察用に使用される。この照明用白
色光源1より得られる白色光から観察しようとする蛍光
のスペクトルに合致した波長帯域が第1の波長選択手段
2により除去される。4は励起光源で、光感受性物質の
吸収帯波長に合致した光を発光する。また、照明用白色
光源1の白色光と励起光源4の励起光は光合成手段3に
より同一光軸上に合成され、この合成された白色光と励
起光は第1の導光路5により生体8の観察部位7へ導光
される。また、生体8の観察部位7には予めヘマトポル
フィリン誘導体等の光感受性物質を吸収させてある。
励起により発光する蛍光等の光情報は第2の導光路6に
より導光される。この導光される生体からの光情報から
観察に障害となる反射励起光の波長帯域が第2の波長選
択手段9で除去される。この励起光帯域波長を除去され
た光情報が、波長分離手段10により蛍光情報と白色光
情報に分離される。すなわち、この波長分離手段10
は、図2に示すように、蛍光帯域の光のみ透過し他の光
を反射することにより、透過光を蛍光情報とし反射光を
白色光情報として分離することができる。そして、蛍光
情報を撮像手段11、反射ミラー44を介して白色光情
報を撮像手段12にてそれぞれ読み取る。蛍光の撮像手
段11として、赤外光のカットフィルタが除去された白
黒CCDカメラを使用する。図2において、40は光情
報、41は励起光を除去された光情報、42は蛍光情
報、43は白色光情報である。また、撮像手段11,1
2からの情報は情報処理手段13にて分析、合成され、
この情報処理手段13からの情報が表示手段14に表示
される。
ィルタの透過特性を示し、図4は波長分離手段10に使
用するフィルタの透過特性を示す。この場合、図3およ
び図4示すように、第1の波長選択手段2は観察しよう
とする蛍光のスペクトル帯である約660〜670nm
の波長帯域を除去し、この約660〜670nmの波長
帯域の光を波長分離手段10は透過する。なお、フィル
タの角度調整でカットする波長帯域を変更することがで
きるので、第1の波長選択手段2で使用するフィルタと
同様のフィルタを第2の波長選択手段9に使用すること
ができる。
いてその動作を説明する。まず、照明用白色光源1より
発光された白色光は第1の波長選択手段2のカットフィ
ルタにより、生体に蓄積された光感受性物質の励起によ
り得られる蛍光のスペクトルに合致するスペクトルがカ
ットされる。蛍光波長帯域をカットされた白色光は光合
成手段3に入光し励起光源4により発光された励起光と
合成される。合成光は第1の導光路5に集光され生体8
の観察部位7へと導光される。
らは、前述の合成光の照射により、白色光の反射による
白色光情報と、励起光により光感受性物質の蓄積濃度に
応じた蛍光が微弱ながら発光される。さらには励起光の
反射もある。これらの光情報は第2の導光路6に集光さ
れる。第2の導光路6により導光された光情報は、第2
の波長選択手段9により、微弱な蛍光情報の観察および
白色光情報を観察するうえで障害となる励起光の反射成
分が取り除かれる。さらに波長分離手段10により蛍光
情報と白色光情報とが分離されそれぞれの撮像手段1
1,12により撮像される。この後、撮像手段11,1
2からの情報を情報処理手段13で分析、合成して表示
手段14により情報を表示する。
しようとする蛍光のスペクトルに合致した波長帯域を除
去し、この白色光と励起光を光合成手段3で同一光軸上
に合成して第1の導光路5より生体8へ照射し、この照
射により第2の導光路6を通じて得られる光情報から、
観察上障害となる反射励起光の波長帯域を除去し、必要
となる蛍光情報と白色光情報を波長分離手段10により
分離するので、それぞれの撮像手段11,12にて独立
情報として同時に連続的に撮像することができる。ま
た、この撮像手段11,12からの情報を情報処理手段
13で分析、合成して表示手段14により情報を表示す
ることができる。また、第1の波長選択手段2で除去さ
れる波長帯域と波長分離手段10により透過する波長帯
域が同一帯域にあるので、白色光の中に含まれる観察し
ようとする波長と同一の波長の影響を受けることはな
い。
1の波長選択手段が光合成手段を兼ね備えている。すな
わち、15は波長選択合成手段であり、内部に波長選択
合成フィルタ16が設けてある。この波長選択合成フィ
ルタ16により、照明用白色光源1の白色光から蛍光帯
域のスペクトルをカットするとともにこれと励起光源4
の励起光を合成する。この実施の形態によれば、装置が
小型化する。
トル整形手段)を設けてもよい。この波長整形手段は、
図6に示すように、レーザ光源45、レンズ46および
波長整形フィルタ47とから構成され、レーザ光48の
裾野の光をカットするものである。49は平行光、50
は整形後のレーザ光である。すなわち、図7(a)は波
長整形前の励起光であり、Xに示す部分がカットできず
戻り光となっていたが、図7(b)に示すように波長整
形することにより第2の波長選択手段9で励起光の戻り
を完全にカットできる。
択手段を兼ねてもよい。図8にスペクトル整形手段が波
長選択手段を兼ね備えている第3の実施の形態を示す。
図8において、60は光感受性物質を励起する光を発生
する励起光源である。この励起光源60からの光は励起
波長成分以外の波長を除去するスペクトル整形手段51
によって、励起波長に合致した波長成分の光となるよう
スペクトル整形が行われ、その後、第1と第2の導光路
を兼ねた導光路59を通じて、病巣Aへ照射される。病
巣Aに集積した光感受性物質は励起光により励起され蛍
光を発生する。また病巣Aおよびその周辺の表面で励起
光が反射する。病巣Aで発生した蛍光と反射した励起光
は再び導光路59を通り、スペクトル整形手段51に導
光される。スペクトル整形手段51は今度は波長選択手
段として動作し、反射してきた励起光を除去して蛍光だ
けを撮影装置(撮像装置)68へ導く。撮影装置68は
蛍光を捕らえ、画像表示装置69でその蛍光画像が表示
される。
作をさらに詳しく説明する。図9において、52は励起
波長を反射し、その他の波長成分を透過させる性質をも
った光学フィルタである。この光学フィルタは例えば図
3に示す透過特性をもつ光学フィルタを角度調整するこ
とで実現できる。53は励起光源からの光である。励起
光源からの光53のうち光学フィルタ52によって励起
波長成分だけが反射し、病巣Aを照射する励起光54と
なる。一方励起波長成分以外の光は光学フィルタ52を
透過する透過光55になる。したがって、この透過光5
5はスペクトル整形手段51から患部へ照射されること
はない。励起光54は前記の通り図8の導光路59を通
じて病巣Aの光感受性物質を励起し、反射した励起光な
らびに光感受性物質からの蛍光が導光路59から再びス
ペクトル整形手段51に病巣Aからの光情報50として
導かれる。病巣Aからの光情報50のうち、励起波長帯
域以外の光は光学フィルタ52を透過し、そのまま蛍光
58として撮影装置68で捕らえられる。一方、反射し
てきた励起光は光学フィルタ52において反射されて、
撮影装置68へ導光されない。このようにスペクトル整
形手段と波長選択手段を兼ね備えることができる。
と波長選択手段52を兼ねることができる。なお、導光
路は第1の実施の形態のように第1と第2の導光路に分
離して構成してもよく、またスペクトル整形手段と波長
選択手段を別々に構成してもよい。つぎに、この発明の
実施の形態の蛍光診断治療装置を図10に基づいて説明
する。図10において、60は励起光源、61は励起光
源からの導光路上に設置された回転板、62は回転板6
1取付けられたスペクトル整形手段として用いられる光
学フィルタである。この光学フィルタ62の特性は励起
波長帯域の光を透過し、それ以外の波長帯域の光を反射
する特性を持っている。63は回転板61に空けられた
空孔、64は励起光源からの光路上に光学フィルタ62
を回転させるモータ等の駆動装置である。
よび治療を行う。すなわち、腫瘍等病巣Aに集積しやす
い性質をもち、励起されると活性化酸素ならびに蛍光を
発生する光感受性物質を生体に与え、その後に光感受性
物質を励起し活性化酸素を発生させて病巣を破壊する治
療を行い、また励起した光感受性物質からの蛍光を捕ら
えて病巣を診断する。この際、蛍光観察を行う場合に
は、光路フィルタ62が位置するように駆動装置64を
動作させ、励起光源60からの光が励起波長帯域成分の
励起光になるようにスペクトル整形を行う。一方、治療
を行う際にはスペクトル整形し光損失を生じるよりも光
照射エネルギーが増大するほうが望ましいため、駆動装
置64によって回転板61を回転させ、空孔63を光路
上に位置させる。この回転板61を透過した励起光は第
1の導光路65を通じて病巣Aへ照射される。病巣Aか
ら蛍光および反射励起光は第2の導光路66を通り、波
長選択手段67に導かれる。波長選択手段67では励起
波長だけが分離され、蛍光波長を含むその他の光が撮影
装置68によって捕らえられる。撮影装置68によって
捕らえられた画像は画像表示装置69に表示される。
なく同一光源を治療および蛍光診断に利用できる。
によれば、白色光から蛍光のスペクトルに合致した波長
帯域を除去し、生体から導光された光情報から励起光の
波長帯域を除去し、さらに蛍光帯域の光と他の光に分離
して読み取るので、蛍光情報と白色光情報を同時に連続
的に撮像することができる。また、白色光下での微弱な
蛍光の連続観察が可能となり、この連続観察により微弱
蛍光の観測精度を高めることが可能となる。
よれば、白色光から観察しようとする蛍光のスペクトル
に合致した波長帯域を除去し、この白色光と励起光を光
合成手段で同一光軸上に合成して第1の導光路より生体
へ照射し、この照射により第2の導光路を通じて得られ
る光情報から、観察上障害となる反射励起光の波長帯域
を除去し、必要となる蛍光情報と白色光情報が波長分離
手段により分離するので、それぞれの撮像手段にて独立
情報として同時に連続的に撮像することができる。この
撮像手段からの情報を情報処理手段で分析、合成して表
示手段により情報を表示することができる。このよう
に、白色光から蛍光帯域のスペクトルをカットし、生体
から得られる光情報から障害となる反射励起光をカット
し、さらに蛍光情報のみ透過する波長分離手段を設ける
ことにより、白色光下での微弱な蛍光の連続観察が可能
となる。この連続観察により微弱蛍光の観測精度を高め
ることが可能となる。
備えているので、撮像手段からの情報を情報処理手段で
分析、合成して表示手段により情報を表示することがで
きる。請求項4では、第1の波長選択手段で除去される
波長帯域と波長分離手段により透過する波長帯域が同一
帯域にあるので、白色光の中に含まれる観察しようとす
る波長と同一の波長の影響を受けることはない。
成手段を兼ね備えているので、装置が小型化する。この
発明の請求項6記載の蛍光診断装置によれば、スペクト
ル整形手段により励起光源からの励起光のうち励起波長
帯域以外の成分を除去するので、励起光の裾野の光をカ
ットでき、励起光が照射された生体から得られる光情報
のなかから波長選択手段の選択範囲で効率良く励起光を
除去できる。
選択手段を兼ね備え、第1の導光路が第2の導光路を兼
ねているので、簡単な構成となり製造コストの低下およ
び装置の小型化を図ることができる。請求項8では、蛍
光の撮像手段として、赤外光のカットフィルタが除去さ
れた白黒CCDカメラを使用したので、蛍光を効率よく
撮像できる。
置によれば、スペクトル整形手段を励起光源からの光路
上に設置した状態で診断し、スペクトル整形手段を励起
光源から光路上に設置しない状態で治療を行うようにし
たので、励起光波長を変えることなく同一光源を治療お
よび蛍光診断に利用できる。
構成を示すブロック図である。
ある。
選択手段と光合成手段の兼用手段の構成図である。
る。(b)は波長整形後のレーザ光の特性図である。
説明図である。
説明図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 観察しようとする蛍光のスペクトルに合
致した波長帯域を除去した照明用白色光と光感受性物質
の吸収帯波長に合致した励起光とを同一光軸上に合成し
て前記光感受性物質を吸収させた生体へ導光し、この生
体から導光された光情報から前記励起光の波長帯域を除
去するとともに蛍光帯域の光と他の光に分離して読み取
ることを特徴とする蛍光診断方法。 - 【請求項2】 照明用白色光源と、この照明用白色光源
より得られる白色光から観察しようとする蛍光のスペク
トルに合致した波長帯域を除去する第1の波長選択手段
と、光感受性物質の吸収帯波長に合致した光を発光する
励起光源と、前記照明用白色光と前記励起光を同一光軸
上に合成する光合成手段と、前記照明用白色光と前記励
起光を前記光感受性物質を吸収させた生体へ導光する第
1の導光路と、前記照明用白色光と前記励起光により得
られる生体からの光情報を導光する第2の導光路と、こ
の第2の導光路により導光される前記光情報から前記励
起光の波長帯域を除去する第2の波長選択手段と、励起
光帯域波長を除去された前記光情報から蛍光帯域の光の
み透過し他の光を反射する波長分離手段と、この波長分
離手段により分離された透過光と反射光を読み取る撮像
手段とを備えた蛍光診断装置。 - 【請求項3】 撮像手段からの情報を分析、合成する情
報処理手段と、この情報処理手段からの情報を表示する
表示手段とを備えた請求項2記載の蛍光診断装置。 - 【請求項4】 第1の波長選択手段で除去される波長帯
域と波長分離手段により透過する波長帯域が同一帯域に
ある請求項2記載の蛍光診断装置。 - 【請求項5】 第1の波長選択手段が光合成手段を兼ね
備えた請求項2記載の蛍光診断装置。 - 【請求項6】 光感受性物質の吸収波長に合致した光を
発光する励起光源と、この励起光源からの励起光のうち
励起波長帯域以外の成分を除去するスペクトル整形手段
と、前記励起光を前記光感受性物質を吸収させた生体へ
導光する第1の導光路と、前記励起光が照射された生体
から得られる光情報を導光する第2の導光路と、この第
2の導光路により導光される前記光情報から前記励起光
の波長帯域を除去する波長選択手段と、励起光波長帯域
を除去された前記光情報を読み取る撮像手段とを備えた
蛍光診断装置。 - 【請求項7】 スペクトル整形手段が波長選択手段を兼
ね備え、第1の導光路が第2の導光路を兼ねた請求項6
記載の蛍光診断装置。 - 【請求項8】 蛍光の撮像手段として、赤外光のカット
フィルタが除去された白黒CCDカメラを使用した請求
項2または6記載の蛍光診断装置。 - 【請求項9】 光感受性物質を励起し活性化酸素を発生
させて病巣を破壊する治療を行い、励起した光感受性物
質からの蛍光をとらえて病巣を診断するようにした蛍光
診断治療装置であって、光感受性物質を励起する光を発
生する励起光源と、前記励起光源からの励起光のうち励
起波長帯域以外の成分を除去するスペクトル整形手段と
を備え、前記スペクトル整形手段を励起光源からの光路
上に設置した状態で診断し、前記スペクトル整形手段を
励起光源から光路上に設置しない状態で治療を行うよう
にしたことを特徴とする蛍光診断治療装置。
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