JP2000189527A - レ―ザ診断・治療方法及び装置 - Google Patents

レ―ザ診断・治療方法及び装置

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JP2000189527A
JP2000189527A JP10374328A JP37432898A JP2000189527A JP 2000189527 A JP2000189527 A JP 2000189527A JP 10374328 A JP10374328 A JP 10374328A JP 37432898 A JP37432898 A JP 37432898A JP 2000189527 A JP2000189527 A JP 2000189527A
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JP
Japan
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laser
diagnostic
therapeutic
treatment
diagnosis
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JP10374328A
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English (en)
Inventor
Katsushi Inoue
克司 井上
Yuko Kanazawa
祐孝 金澤
Seiji Fukutomi
誠二 福冨
Keigo Takaoka
啓吾 高岡
Takeshi Udagawa
毅 宇田川
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型軽量で取扱操作性に優れ、的確な診断と
治療を行い得るレーザ診断・治療方法と装置を提供す
る。 【解決手段】 腫瘍親和性光感受性物質を用いて癌など
の腫瘍の病巣部を発光させることにより光線力学的診断
或いは自家蛍光診断を行うための診断用レーザ光を出力
する1つ以上の診断用レーザ発振器1,1’と、診断用
レーザ発振器1,1’からの診断用レーザ光13の照射
により特定された癌などの腫瘍の病巣部を治療するため
の治療用レーザ光16を出力する1つ以上の治療用レー
ザ発振器2,2’と、診断用レーザ発振器1,1’から
の診断用レーザ光13と治療用レーザ発振器2,2’か
らの治療用レーザ光16とを切換可能に導く光ファイバ
プローブ11,14と、光ファイバプローブ11,14
を挿通可能な内視鏡17とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、腫瘍親和性光感受
性物質を用いてレーザ光により癌などの腫瘍を診断及び
治療するためのレーザ診断・治療方法及び装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、癌などの腫瘍を診断・治療する方
法として、レーザ光を用いた光線力学的診断(Photodyn
amic Diagnosis、以下PDDと略す)及び光線力学的治
療(Photodynamic Therapy、以下PDTと略す)が研究
されている。
【0003】PDD、PDTは、腫瘍に親和性を有し、
且つ光によって励起された時に蛍光を発光する発光作
用、及び殺細胞作用などの光化学反応性を有する光感受
性物質を予め投与することにより、癌などの腫瘍の病巣
部に集積させておき、この病巣部に特定波長のレーザ光
を照射することにより光感受性物質を励起して、その発
光蛍光の測定により病巣部の診断(PDD)を行い、続
いて発光部に光感受性物質に作用する波長のレーザ光を
照射することにより一重項酸素などの活性酸素を生成さ
せて、殺細胞効果による病巣部の治療(PDT)を行う
ものである。
【0004】従来、この種の癌の診断・治療装置として
は、光感受性物質としてヘマトポルフィリン誘導体を用
い、レーザ光源としてエキシマレーザを用いて励起され
るようにしたダイレーザ(エキシマダイレーザと称され
る)が知られている。
【0005】エキシマダイレーザは、発振光源として発
振波長が308nmのエキシマレーザを用いて、第1の
パルス光源と第2のパルス光源とを励起するようにして
おり、第1のパルス光源により発振波長405nmのレ
ーザ光を出力し、第2のパルス光源により発振波長63
0nmのレーザ光を出力するようにしている。前記第1
のパルス光源及び第2のパルス光源は、何れも媒質ガス
や色素を使用したダイレーザである。
【0006】各ダイレーザからの発振波長405nm,
630nmのレーザ光は、ミラーによる切換え部により
切換えて、光伝送路により病巣部或いはその周辺に照射
するようにしている。
【0007】上記エキシマダイレーザを用いて癌の診断
を行う場合は、予めヘマトポルフィリン誘導体を投与し
て癌などの腫瘍の病巣部に集積させておき、切換え部の
切換えにより、第1のパルス光源からの発振波長405
nmのレーザ光を診断部位に照射し、405nmのレー
ザ光によって励起される波長の蛍光像をテレビカメラに
より撮像し、テレビモニタの画面上に表示させて癌発生
箇所(病巣部)及びその発生範囲を観察する。
【0008】上記観察よって癌が検出された場合は、ミ
ラーを備えた切換え部の切換えにより、エキシマダイレ
ーザのパルス光源からの発振波長630nmのレーザ光
を病巣部に照射することによって、治療を行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記したような
従来の癌の診断・治療装置においては、次のような種々
の問題が生じていた。
【0010】即ち、従来用いられているエキシマダイレ
ーザは、装置全体が非常に大型となっており、そのため
に装置の運搬・設置が大変であると共に、臨床医などの
手術室に設置する場合には設置に大きなスペースが必要
となる問題がある。
【0011】また、エキシマダイレーザに劣化が顕著な
媒質ガスや色素を用いているために、媒質ガスや色素の
交換などのメンテナンスが必要でこの作業が繁雑である
という問題がある。更に、有毒物質、可燃性溶媒を用い
ているために、慎重な取り扱いを要するといった問題を
有していた。
【0012】更に、各ダイレーザからのレーザ光をミラ
ーによる切換え部によって切換えるようにしているため
に、切換え部によるズレが生じ易く、再現性が悪いとい
う問題を有していた。
【0013】本発明は、かかる従来の問題点を解決すべ
くなしたもので、小型軽量で取扱操作性に優れ、癌など
の診断と治療とを簡単な操作にて的確に行い得るレーザ
診断・治療方法及び装置を提供することを目的としてい
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、腫瘍親和性光
感受性物質を用いて癌などの腫瘍の病巣部を発光させる
ことにより光線力学的診断或いは自家蛍光診断を行うた
めの診断用レーザ光を出力する1つ以上の診断用レーザ
発振器、及び診断用レーザ発振器からの診断用レーザ光
の照射により特定された癌などの腫瘍の病巣部を治療す
るための治療用レーザ光を出力する1つ以上の治療用レ
ーザ発振器を備え、前記診断用レーザ光と治療用レーザ
光とを切換えて光ファイバプローブにより内視鏡を通し
て照射できるようにし、診断用レーザ光を照射して病巣
部を確認した後、レーザ光を切換えて、治療用レーザ光
を病巣部に照射して治療することを特徴とするレーザ診
断・治療方法、に係るものである。
【0015】本発明は、腫瘍親和性光感受性物質を用い
て癌などの腫瘍の病巣部を発光させることにより光線力
学的診断或いは自家蛍光診断を行うための診断用レーザ
光を出力する1つ以上の診断用レーザ発振器、及び診断
用レーザ発振器からの診断用レーザ光の照射により特定
された癌などの腫瘍の病巣部を治療するための治療用レ
ーザ光を出力する1つ以上の治療用レーザ発振器を備
え、前記診断用レーザ光と治療用レーザ光とを光ファイ
バプローブにより内視鏡を通して照射できるようにし、
診断用レーザ光と治療用レーザ光を遮断し病巣部からの
発光蛍光を透過するノッチフィルタを通して観察しつ
つ、診断用レーザ光の照射により病巣部を確認しながら
治療用レーザ光を病巣部に照射して治療することを特徴
とするレーザ診断・治療方法、に係るものである。
【0016】上記において、複数の治療用レーザ発振器
からの波長が異なる2種類以上の治療用レーザ光を同時
に病巣部に照射して治療することができる。
【0017】本発明は、腫瘍親和性光感受性物質を用い
て癌などの腫瘍の病巣部を発光させることにより光線力
学的診断或いは自家蛍光診断を行うための診断用レーザ
光を出力する1つ以上の診断用レーザ発振器と、診断用
レーザ発振器からの診断用レーザ光の照射により特定さ
れた癌などの腫瘍の病巣部を治療するための治療用レー
ザ光を出力する1つ以上の治療用レーザ発振器と、前記
診断用レーザ発振器からの診断用レーザ光と治療用レー
ザ発振器からの治療用レーザ光とを切換えて導く光ファ
イバプローブと、該光ファイバプローブを挿通可能な内
視鏡と、からなることを特徴とするレーザ診断・治療装
置、に係るものである。
【0018】本発明は、腫瘍親和性光感受性物質を用い
て癌などの腫瘍の病巣部を発光させることにより光線力
学的診断或いは自家蛍光診断を行うための診断用レーザ
光を出力する1つ以上の診断用レーザ発振器と、診断用
レーザ発振器からの診断用レーザ光の照射により特定さ
れた癌などの腫瘍の病巣部を治療するための治療用レー
ザ光を出力する1つ以上の治療用レーザ発振器と、前記
診断用レーザ発振器からの診断用レーザ光と治療用レー
ザ発振器からの治療用レーザ光とを光合成手段により合
成して導く光ファイバプローブと、該光ファイバプロー
ブが挿通可能な内視鏡と、診断用レーザ光と治療用レー
ザ光を遮断して病巣部からの発光蛍光を透過するように
内視鏡に備えたノッチフィルタと、からなることを特徴
とするレーザ診断・治療装置、に係るものである。
【0019】上記において、光ファイバプローブは診断
用光ファイバプローブと治療用光ファイバプローブとを
備えることができ、光ファイバプローブは内視鏡の吸引
・鉗子口に挿通することができ、同一の光ファイバプロ
ーブに複数の治療用レーザ発振器からの2種類以上の治
療用レーザ光を導くための光合成手段を備えることがで
き、診断用レーザ発振器及び治療用レーザ発振器の少な
くとも一方は半導体レーザ発振器とすることができる。
【0020】上記手段によれば、次のような作用を有す
る。
【0021】1つ以上の診断用レーザ発振器と1つ以上
の治療用レーザ発振器とを備え、診断用レーザ光と治療
用レーザ光とを切換えて光ファイバプローブにより内視
鏡を通して照射できるようにし、診断用レーザ光を照射
して病巣部を確認した後、レーザ光を切換えて、治療用
レーザ光を病巣部に照射して治療する操作によれば、レ
ーザ光の切換えにより状況に応じた波長のレーザ光を用
いて、癌などの腫瘍の診断と病巣部の治療とを効果的に
行える。
【0022】1つ以上の診断用レーザ発振器と1つ以上
の治療用レーザ発振器とを備え、診断用レーザ光と治療
用レーザ光とを光ファイバプローブにより内視鏡を通し
て照射できるようにし、診断用レーザ光と治療用レーザ
光を遮断し病巣部からの発光蛍光を透過するノッチフィ
ルタを通して観察しつつ、診断用レーザ光の照射により
病巣部を確認しながら治療用レーザ光を病巣部に照射し
て治療する操作によれば、癌などの病巣部の位置を発光
蛍光によって確認しながら的確な治療が行える。
【0023】複数の治療用レーザ発振器から波長が異な
る2種類以上の治療用レーザ光を同時に病巣部に照射す
ると、病巣部の深部を活性化したり表層部を活性化する
作用を組み合わせて病巣部の状況に応じた的確な治療が
できる。
【0024】光ファイバプローブに診断用光ファイバプ
ローブと治療用光ファイバプローブとを備えると、診断
と治療とに適したレーザ光の拡がりをもつ光ファイバプ
ローブを選定して用いることができ、よって診断と治療
の操作性を高めることができる。
【0025】光ファイバプローブを内視鏡の吸引・鉗子
口に挿通すると、内視鏡の機能を利用して診断と治療を
効率良く行える。
【0026】診断用レーザ発振器及び治療用レーザ発振
器の少なくとも一方を半導体レーザ発振器とすると、従
来のエキシマダイレーザに比して装置を著しく小型、軽
量化することができ、更に、エキシマダイレーザのよう
な媒質ガスや色素の交換などといった面倒な扱い操作や
繁雑なメンテナンスが不要にできる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面に基づいて説明する。
【0028】図1は、本発明を実施する装置の形態の一
例を示す概略ブロック図である。図1において、1は腫
瘍親和性光感受性物質を用いて光線力学的診断或いは自
家蛍光診断を行うことにより癌などの腫瘍の病巣部を発
光させるための例えば略400nm近傍のレーザ光を出
力する診断用レーザ発振器であり、2は診断用レーザ発
振器1により特定された癌などの腫瘍の病巣部を治療す
るための例えば略500〜800nm近傍のレーザ光を
出力する治療用レーザ発振器である。
【0029】診断用レーザ発振器1は半導体を用いた半
導体レーザ発振器とすることができ、このような半導体
レーザ発振器によればエキシマダイレーザに比較して非
常に小型(数10分の1)で軽量な構造とすることがで
き、本体3上に容易に並べて設置することができる。
【0030】治療用レーザ発振器2も、半導体を用いた
半導体レーザ発振器とすることができるが、治療用レー
ザ発振器2には従来から使用されているアルゴンダイレ
ーザ、エキシマダイレーザ、光パラメトリック発振器な
ども用いることができる。
【0031】図1における診断用レーザ発振器1は、実
線で示すように例えば405nmのレーザ光を出力する
ものの他に、破線で示すようにそれとは異なる波長例え
ば400nmのレーザ光を出力するようにした1台以上
の別の診断用レーザ発振器1’を備えることができる。
このように異なる波長のレーザ光を出力する複数の診断
用レーザ発振器1,1’を備えると、種類の異なる腫瘍
親和性光感受性物質に対応させて、癌などの腫瘍の病巣
部を発光させることができる。
【0032】また、図1における治療用レーザ発振器2
も、実線で示すように例えば630nmのレーザ光を出
力するものの他に、破線で示すようにそれとは異なる波
長例えば690nmのレーザ光を出力するようにした1
台以上の治療用レーザ発振器2’を備えることができ
る。このように異なる波長のレーザ光を出力する治療用
レーザ発振器2,2’を備えると、短波長のレーザ光を
用いて腫瘍の病巣部に対して主に表層部を活性化させた
り、長波長のレーザ光を用いて浸透性を高めることによ
り主に深部を活性化するというように、状況に応じて変
化させた治療を行うことができる。
【0033】本体3には、診断用レーザ発振器1’から
のレーザ光を反射ミラー4により反射させて診断用レー
ザ発振器1からのレーザ光と合成できるようにしたダイ
クロイックミラー5(例えば或る波長帯域のレーザ光は
透過して他は反射する、或いはその逆の作用を有するミ
ラー)による光合成手段が設けられており、更に光合成
手段によって合成されたレーザ光を集光レンズSを介し
て導出する診断用レーザ光出力端子6が設けられてい
る。
【0034】また、治療用レーザ発振器2’からのレー
ザ光を反射ミラー7により反射させて治療用レーザ発振
器2からのレーザ光と合成して導光できるようにしたダ
イクロイックミラー8による光合成手段が設けられてお
り、更に光合成手段によって合成されたレーザ光を集光
レンズSを介して導出する治療用レーザ光出力端子9が
設けられている。
【0035】更に、前記レーザ発振器1,1’、2,
2’の夫々には、各レーザ発振器1,1’、2,2’の
起動、停止を行うためのON−OFFスイッチ10が備
えられている。
【0036】図中11は診断用光ファイバプローブであ
り、該診断用光ファイバプローブ11の一端には前記診
断用レーザ光出力端子6に着脱が可能な接続端子12が
備えられており、他端からは後述する内視鏡の視野全体
に診断用レーザ光13を拡散状態に照射できるようにな
っている。
【0037】図中14は治療用光ファイバプローブであ
り、該治療用光ファイバプローブ14の一端には前記レ
ーザ光出力端子9に着脱が可能な接続端子15が備えら
れており、他端からは患部に対応した治療用レーザ光1
6が照射されるようになっている。
【0038】図中17は内視鏡である。内視鏡17は図
4、図5に示すように、内視鏡本体18から所要の長さ
で延びたファイバスコープ19を備えており、前記内視
鏡本体18は接続ホース20によって図示しない内視鏡
操作装置に接続されている。内視鏡17のファイバスコ
ープ19には鉗子21を挿入することと患部における液
状物などの吸引を行うための吸引・鉗子口22が備えら
れていると共に、患部を照明するためのライトガイド2
3及び診察用の対物レンズ24が備えられている。
【0039】前記光ファイバプローブ11,14は、図
4、図5の内視鏡17から鉗子21を取り去った後の吸
引・鉗子口22に挿入することができる。図1では診断
用光ファイバプローブ11のみを内視鏡17の吸引・鉗
子口22に挿入した状態を示しているが、破線で示すよ
うに治療用光ファイバプローブ14も診断用光ファイバ
プローブ11と一緒に内視鏡17の吸引・鉗子口22に
挿通させるようにしても良い。
【0040】図1に示すように、前記内視鏡本体18の
上部には接眼レンズ25が備えられていて、接眼部26
からファイバスコープ19を通して患部を直接覗くこと
ができるようになっており、また接眼部26にはCCD
カメラ27を取付て患部の映像をモニターの画面28上
に映し出すことができるようになっている。
【0041】図中29は内視鏡本体18の接眼レンズ2
5下部に備えたノッチフィルタであり、該ノッチフィル
タ29は、所定の波長のレーザ光をカットして他の波長
のレーザ光は透過できるようにしたものである。
【0042】図6は波長400nmの診断用レーザ光1
3をカットして他の波長のレーザ光は透過するノッチフ
ィルタの性能曲線30を示しており、また図7は波長6
30nmの治療用レーザ光16をカットして他の波長の
レーザ光は透過するノッチフィルタの性能曲線31を示
している。例えば図6、図7の性能を持つ2枚のノッチ
フィルタ29を備えて、前記診断用レーザ発振器1’か
らの波長400nmの診断用レーザ光13と治療用レー
ザ発振器2からの波長630nmの治療用レーザ光16
とをカットすることにより、病巣部から発光する650
nm近傍の発光蛍光32のみを透過させて判断し易い状
態で観察することができる。
【0043】次に図1に示した形態例の作用を説明す
る。
【0044】癌などの診断を行う場合は、予め所要の腫
瘍親和性光感受性物質(例えばBPD:Benzo P
orphyrin Derivative)を投与して
癌などの腫瘍の病巣部に集積させておき、診断用レーザ
光出力端子6に、診断用光ファイバプローブ11の接続
端子12を接続する一方、診断用光ファイバプローブ1
1の先端を内視鏡17の吸引・鉗子口22に挿入し、内
視鏡17のファイバスコープ19の先端を診療部位まで
進入させる。前記腫瘍親和性光感受性物質BPDを発光
させる例えば波長400nmの診断用レーザ光13を出
力する診断用レーザ発振器1’のON−OFFスイッチ
10をONにして診断用レーザ光13を診察部位に照射
する。
【0045】診断用レーザ光13が診察部位に照射され
ると病巣部が存在している場合には病巣部が発光する。
上記したように波長400nmの青紫色の診断用レーザ
光13を照射すると、BPDが集積された病巣部は赤味
色に発光するので、容易に見落とすことなく確実に病巣
部を発見し、また病巣部の範囲を知ることができる。
【0046】このとき、図6に示すように波長400n
mの診断用レーザ光13をカットするノッチフィルタ2
9を内視鏡本体18内に設けておくと、診断用レーザ光
13がカットされて650nm近傍に生じる赤味色の発
光蛍光32のみが透過するので、発光が鮮明に識別でき
るので、病巣部の存在と範囲の特定が更に確実に行える
ようになる。
【0047】また、診断用光ファイバプローブ11は内
視鏡17の視野全体に診断用レーザ光13を拡散して照
射するようになっているので、能率的で精度の高い診断
を行うことができる。上記診断によって病巣部が発見さ
れると、病巣部の位置、大きさなどが記録される。
【0048】診断が終了すると、診断用レーザ発振器
1’のON−OFFスイッチ10をOFFにして、内視
鏡17のファイバスコープ19を診察部位から取り出
す。
【0049】上記診断により病巣部が発見され、治療を
行う場合には、診断用光ファイバプローブ11を内視鏡
17から取り外し、続いて、レーザ光出力端子9に治療
用光ファイバプローブ14の接続端子15を接続し、治
療用光ファイバプローブ14の先端を内視鏡17の吸引
・鉗子口22に挿入し、内視鏡17のファイバスコープ
19の先端を病巣部近傍まで進入させる。続いてBPD
が集積した病巣部を治療するのに適した波長例えば63
0nmの治療用レーザ光16を出力する治療用レーザ発
振器2のON−OFFスイッチ10をONにし、診断に
よって記録された病巣部に治療用レーザ光16を照射す
る。
【0050】治療用レーザ光16が病巣部に照射される
と、病巣部に集積された腫瘍親和性光感受性物質によっ
て一重項酸素などの活性酸素が生成することにより、病
巣部の細胞のみが変性・壊死される。この時、治療用光
ファイバプローブ14は病巣部に対応した治療用レーザ
光16を照射するようにしているので、細部も精度良く
治療することができる。
【0051】また、診断用光ファイバプローブ11及び
治療用光ファイバプローブ14は、接続端子12,15
を介してレーザ光出力端子6,9に接続され、且つ各レ
ーザ発振器1,1’及び2,2’からのレーザ光は、反
射ミラー4,7とダイクロイックミラー5,8による光
合成手段によって夫々合成して導光できるようになって
おり、更にON−OFFスイッチ10のON−OFF操
作によって診断用レーザ光13と治療用レーザ光16の
切換えが行われるようにしているので、可動部分がな
く、よって高い再現性を維持することができる。
【0052】尚、上記においては、診断用光ファイバプ
ローブ11と治療用光ファイバプローブ14とを内視鏡
17に差し替えて診断と治療とを切換えるようにしてい
るが、図1に破線で示すように診断用光ファイバプロー
ブ11と一緒に治療用光ファイバプローブ14を内視鏡
17の吸引・鉗子口22に挿入しておくと、ON−OF
Fスイッチ10による切替えのみにて診断と治療を切換
えることができる。またこの場合には、診断と治療とを
並行して行うことができる。
【0053】診断と治療とを並行して行う場合には、例
えば診断用レーザ発振器1’からの診断用レーザ光13
を照射し、診断用レーザ光13の照射によって赤味色に
発光した病巣部を確認しながら、例えば治療用レーザ発
振器2からの治療用レーザ光16を病巣部に照射して治
療する。
【0054】このとき、図6に示すように波長400n
mの光をカットするノッチフィルタ29と、図7に示す
ように波長630nmの光をカットするノッチフィルタ
29を内視鏡本体18内に設けると、青紫色の診断用レ
ーザ光13と赤味色の治療用レーザ光16がカットされ
て、650nm近傍に生じる病巣部による赤味色の発光
のみが透過して確認されるようになる。これによって病
巣部の存在と範囲が鮮明に確認でき、よって病巣部を確
認しながら的確に治療することができる。
【0055】更に上記において、治療用レーザ発振器
2,2’からの波長の異なるレーザ光を、反射ミラー7
とダイクロイックミラー8の光合成手段により合成して
光ファイバプローブ14に導くようにすると、病巣部の
状況に応じて薬剤の吸収特性の中でより深部まで届いて
治療できる例えば690mmの長波長のレーザ光と、特
に表層部の吸収率が良く顕著な効果が期待できる例えば
630mmの短波長のレーザ光とを組み合わせて照射で
きる。このとき、同時に照射する治療用レーザ光16の
強さをのバランスを調節することによって、病巣部の状
況に適応した良好な治療が実現できる。
【0056】また、上記した図1の装置は、診断専用に
用いたり、或いは治療専用に用いることもできる。
【0057】図2は、本発明を実施する装置の他の形態
例を示す概略ブロック図である。
【0058】図2では、複数の診断用レーザ発振器1,
1’及び複数の治療用レーザ発振器2,2’からの全て
のレーザ光を反射ミラー4,7,33とダイクロイック
ミラー5,8,34による光合成手段により単一のレー
ザ光出力端子35に集光するようにした場合を示してい
る。また、上記レーザ光出力端子35に、光ファイバプ
ローブ36が接続端子37を介して接続されており、ま
た光ファイバプローブ36は内視鏡17の吸引・鉗子口
22に挿通できるようになっている。
【0059】図2の形態例は、全てのレーザ発振器1,
1’、2,2’からの全てのレーザ光を反射ミラー4,
7,33とダイクロイックミラー5,8,34による光
合成手段によって単一の光ファイバプローブ36に集め
るようにしているので、ON−OFFスイッチ10のO
N−OFFによって、任意のレーザ光を光ファイバプロ
ーブ36により照射して、診断と治療を任意に切換えて
行える。
【0060】また、例えば診断用レーザ発振器1’から
の診断用レーザ光13と治療用レーザ発振器2からの治
療用レーザ光16とを合成して同時に照射することによ
り、前述したように診断と治療とを並行して行ったり、
或いは波長の異なる複数の治療用レーザ光16を同時に
照射することによって病巣部の状況に応じた治療を行う
こともできる。
【0061】図3は、本発明を実施する装置の更に他の
形態例を示す概略ブロック図である。
【0062】図3では、複数のレーザ発振器1,1’、
2,2’からのレーザ光を光ファイバ38によって1ヶ
所に集め、光ファイバ38の端部に設けた集光レンズ3
9による光合成手段により各レーザ光を単一のレーザ光
出力端子35に導光できるようにしている。また、上記
レーザ光出力端子35に、光ファイバプローブ36が接
続端子37を介して接続されており、光ファイバプロー
ブ36は内視鏡17の吸引・鉗子口22に挿通できるよ
うになっている。
【0063】尚、図3の場合においても、診断用レーザ
発振器1,1’からの診断用レーザ光13を集光レンズ
により集めて図1に示したように光ファイバプローブ1
1に導くようにし、また、治療用レーザ発振器2,2’
からの治療用レーザ光16も集光レンズにより集めて図
1に示すように光ファイバプローブ14に導くようにし
て、夫々の光ファイバプローブ11,14を内視鏡17
の吸引・鉗子口22に挿通させることによって、前記図
1、図2の場合と同様に作用させることができる。
【0064】また、光合成手段としては、前記ダイクロ
ックミラー5,8,34を用いたり、集光レンズ39を
用いる他に、複数のレーザ発振器に接続された複数の光
ファイバの先端を溶着して複数のレーザ光を光ファイバ
プローブに導光する等の方式を採用できる。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、1つ以上の診断用レー
ザ発振器と1つ以上の治療用レーザ発振器とを備え、診
断用レーザ光と治療用レーザ光とを切換えて光ファイバ
プローブにより内視鏡を通して照射できるようにし、診
断用レーザ光を照射して病巣部を確認した後、レーザ光
を切換えて、治療用レーザ光を病巣部に照射して治療す
る操作によれば、レーザ光の切換えにより状況に応じた
波長のレーザ光を用いて、癌などの腫瘍の診断と病巣部
の治療とを効果的に行える効果がある。
【0066】1つ以上の診断用レーザ発振器と1つ以上
の治療用レーザ発振器とを備え、診断用レーザ光と治療
用レーザ光とを光ファイバプローブにより内視鏡を通し
て照射できるようにし、診断用レーザ光と治療用レーザ
光を遮断し病巣部からの発光蛍光を透過するノッチフィ
ルタを通して観察しつつ、診断用レーザ光の照射により
病巣部を確認しながら治療用レーザ光を病巣部に照射し
て治療する操作によれば、癌などの病巣部の位置を発光
蛍光によって確認しながら的確な治療が行える効果があ
る。
【0067】複数の治療用レーザ発振器から波長が異な
る2種類以上の治療用レーザ光を同時に病巣部に照射す
ると、病巣部の深部を活性化したり表層部を活性化する
作用を組み合わせ病巣部の状況に応じた的確な治療がで
きる効果がある。
【0068】光ファイバプローブに診断用光ファイバプ
ローブと治療用光ファイバプローブとを備えると、診断
と治療とに適したレーザ光の拡がりをもつ光ファイバプ
ローブを選定して用いることができ、よって診断と治療
の操作性を高め得る効果がある。
【0069】光ファイバプローブを内視鏡の吸引・鉗子
口に挿通すると、内視鏡の機能を利用して診断と治療を
効率良く行える効果がある。
【0070】診断用レーザ発振器及び治療用レーザ発振
器の少なくとも一方を半導体レーザ発振器とすると、従
来のエキシマダイレーザに比して装置を著しく小型、軽
量化することができ、更に、エキシマダイレーザのよう
な媒質ガスや色素の交換などといった面倒な扱い操作や
繁雑なメンテナンスが不要にできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する装置の形態の一例を示す概略
ブロック図である。
【図2】本発明を実施する装置の他の形態例を示す概略
ブロック図である。
【図3】本発明を実施する装置の更に他の形態例を示す
概略ブロック図である。
【図4】内視鏡の一例を示す斜視図である。
【図5】内視鏡のファイバスコープの拡大詳細図であ
る。
【図6】ノッチフィルタの作用の一例を示す線図であ
る。
【図7】ノッチフィルタの作用の他の例を示す線図であ
る。
【符号の説明】
1,1’ 診断用レーザ発振器 2,2’ 治療用レーザ発振器 4,7,33 反射ミラー(光合成手段) 5,8,34 ダイクロイックミラー(光合成手
段) 11 診断用光ファイバプローブ(光ファイバプロー
ブ) 13 診断用レーザ光 14 治療用光ファイバプローブ(光ファイバプロー
ブ) 16 治療用レーザ光 17 内視鏡 22 吸引・鉗子口 29 ノッチフィルタ 36 光ファイバプローブ 39 集光レンズ(光合成手段)
フロントページの続き (72)発明者 福冨 誠二 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東二テクニカルセンタ ー内 (72)発明者 高岡 啓吾 東京都千代田区大手町二丁目2番1号 石 川島播磨重工業株式会社本社内 (72)発明者 宇田川 毅 東京都千代田区丸の内一丁目6番2号 石 川島播磨重工業株式会社本社別館内 Fターム(参考) 4C026 AA04 AA10 BB01 BB10 DD02 FF03 FF17 FF18 FF22 FF33 FF34 FF52 FF53 FF55 FF58 GG03 HH02 HH03 HH04 HH06 HH13 HH22 4C061 AA00 BB01 CC00 DD03 FF43 NN01 QQ04 RR04 RR14 RR17 RR26 4C082 RA02 RA10 RC01 RC10 RE03 RE17 RE18 RE22 RE33 RE34 RE35 RE52 RE53 RE55 RE58 RJ03 RL02 RL04 RL13 RL22

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 腫瘍親和性光感受性物質を用いて癌など
    の腫瘍の病巣部を発光させることにより光線力学的診断
    或いは自家蛍光診断を行うための診断用レーザ光を出力
    する1つ以上の診断用レーザ発振器、及び診断用レーザ
    発振器からの診断用レーザ光の照射により特定された癌
    などの腫瘍の病巣部を治療するための治療用レーザ光を
    出力する1つ以上の治療用レーザ発振器を備え、前記診
    断用レーザ光と治療用レーザ光とを切換えて光ファイバ
    プローブにより内視鏡を通して照射できるようにし、診
    断用レーザ光を照射して病巣部を確認した後、レーザ光
    を切換えて、治療用レーザ光を病巣部に照射して治療す
    ることを特徴とするレーザ診断・治療方法。
  2. 【請求項2】 腫瘍親和性光感受性物質を用いて癌など
    の腫瘍の病巣部を発光させることにより光線力学的診断
    或いは自家蛍光診断を行うための診断用レーザ光を出力
    する1つ以上の診断用レーザ発振器、及び診断用レーザ
    発振器からの診断用レーザ光の照射により特定された癌
    などの腫瘍の病巣部を治療するための治療用レーザ光を
    出力する1つ以上の治療用レーザ発振器を備え、前記診
    断用レーザ光と治療用レーザ光とを光ファイバプローブ
    により内視鏡を通して照射できるようにし、診断用レー
    ザ光と治療用レーザ光を遮断し病巣部からの発光蛍光を
    透過するノッチフィルタを通して観察しつつ、診断用レ
    ーザ光の照射により病巣部を確認しながら治療用レーザ
    光を病巣部に照射して治療することを特徴とするレーザ
    診断・治療方法。
  3. 【請求項3】 複数の治療用レーザ発振器からの波長が
    異なる2種類以上の治療用レーザ光を同時に病巣部に照
    射して治療することを特徴とする請求項1又は2記載の
    レーザ診断・治療方法。
  4. 【請求項4】 腫瘍親和性光感受性物質を用いて癌など
    の腫瘍の病巣部を発光させることにより光線力学的診断
    或いは自家蛍光診断を行うための診断用レーザ光を出力
    する1つ以上の診断用レーザ発振器と、診断用レーザ発
    振器からの診断用レーザ光の照射により特定された癌な
    どの腫瘍の病巣部を治療するための治療用レーザ光を出
    力する1つ以上の治療用レーザ発振器と、前記診断用レ
    ーザ発振器からの診断用レーザ光と治療用レーザ発振器
    からの治療用レーザ光とを切換えて導く光ファイバプロ
    ーブと、該光ファイバプローブを挿通可能な内視鏡と、
    からなることを特徴とするレーザ診断・治療装置。
  5. 【請求項5】 腫瘍親和性光感受性物質を用いて癌など
    の腫瘍の病巣部を発光させることにより光線力学的診断
    或いは自家蛍光診断を行うための診断用レーザ光を出力
    する1つ以上の診断用レーザ発振器と、診断用レーザ発
    振器からの診断用レーザ光の照射により特定された癌な
    どの腫瘍の病巣部を治療するための治療用レーザ光を出
    力する1つ以上の治療用レーザ発振器と、前記診断用レ
    ーザ発振器からの診断用レーザ光と治療用レーザ発振器
    からの治療用レーザ光とを光合成手段により合成して導
    く光ファイバプローブと、該光ファイバプローブが挿通
    可能な内視鏡と、診断用レーザ光と治療用レーザ光を遮
    断して病巣部からの発光蛍光を透過するように内視鏡に
    備えたノッチフィルタと、からなることを特徴とするレ
    ーザ診断・治療装置。
  6. 【請求項6】 光ファイバプローブが診断用光ファイバ
    プローブと治療用光ファイバプローブとを備えているこ
    とを特徴とする請求項4又は5記載のレーザ診断・治療
    装置。
  7. 【請求項7】 光ファイバプローブが内視鏡の吸引・鉗
    子口に挿通されることを特徴とする請求項4又は5又は
    6記載のレーザ診断・治療装置。
  8. 【請求項8】 同一の光ファイバプローブに複数の治療
    用レーザ発振器からの2種類以上の治療用レーザ光を導
    くための光合成手段を備えていることを特徴とする請求
    項4又は5記載のレーザ診断・治療装置。
  9. 【請求項9】 診断用レーザ発振器及び治療用レーザ発
    振器の少なくとも一方が半導体レーザ発振器であること
    を特徴とする請求項4又は5記載のレーザ診断・治療装
    置。
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