JPH09308687A - プライミング機構を備えた流量制御装置 - Google Patents
プライミング機構を備えた流量制御装置Info
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- JPH09308687A JPH09308687A JP12806796A JP12806796A JPH09308687A JP H09308687 A JPH09308687 A JP H09308687A JP 12806796 A JP12806796 A JP 12806796A JP 12806796 A JP12806796 A JP 12806796A JP H09308687 A JPH09308687 A JP H09308687A
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- drug solution
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M39/00—Tubes, tube connectors, tube couplings, valves, access sites or the like, specially adapted for medical use
- A61M39/22—Valves or arrangement of valves
- A61M39/225—Flush valves, i.e. bypass valves for flushing line
-
- A—HUMAN NECESSITIES
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- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M5/00—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
- A61M5/14—Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
- A61M2005/1401—Functional features
- A61M2005/1403—Flushing or purging
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/8593—Systems
- Y10T137/87265—Dividing into parallel flow paths with recombining
- Y10T137/87378—Second valve assembly carried by first valve head
- Y10T137/87394—Carried valve is direct response valve [e.g., check valve, etc.]
Abstract
(57)【要約】
【課題】 薬液持続注入器に接続して使用する際、邪魔
になることがなく、患者の体温の影響を受けることがな
く、また、薬液持続注入器のプライミングを短時間で行
うことを可能にする流量制御装置を提供する。 【解決手段】 流量制御装置Ｆは、リザーバ１と流量制
御管３とリリース弁４を備えており、これらは好ましく
はハウジング５に収容されており、ハウジング５には、
押圧手段でリザーバ１を押圧することができるように透
孔５１が設けられるとともに、リザーバ１の薬液流入口
１１と薬液流出口１２が設けられている。薬液流入口５
２には好ましくは逆止弁２が設けられ、流量制御管３と
リリース弁４は薬液流出口５３に設けられている。流量
制御管３とリリース弁４は同軸上または並列に設けられ
る。
になることがなく、患者の体温の影響を受けることがな
く、また、薬液持続注入器のプライミングを短時間で行
うことを可能にする流量制御装置を提供する。 【解決手段】 流量制御装置Ｆは、リザーバ１と流量制
御管３とリリース弁４を備えており、これらは好ましく
はハウジング５に収容されており、ハウジング５には、
押圧手段でリザーバ１を押圧することができるように透
孔５１が設けられるとともに、リザーバ１の薬液流入口
１１と薬液流出口１２が設けられている。薬液流入口５
２には好ましくは逆止弁２が設けられ、流量制御管３と
リリース弁４は薬液流出口５３に設けられている。流量
制御管３とリリース弁４は同軸上または並列に設けられ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はプライミング機構を
備えた流量制御装置に関する。より詳しくは、内装され
たリザーバを押圧することにより、瞬時に下流側のチュ
ーブをプライミングすることができるようにした流量制
御装置に関する。本流量制御装置は、特にバルーン付き
薬液持続注入器（鎮痛剤、麻酔剤、抗生物質、抗癌剤な
どの薬液を血管、皮下、硬膜外等に微量且つ持続して投
与する手段として使用されているもので、ゴム弾性材料
からなるバルーンに薬液を充填し、このバルーンの収縮
する力を利用して薬液を注入する）に接続して使用する
のに適している。
備えた流量制御装置に関する。より詳しくは、内装され
たリザーバを押圧することにより、瞬時に下流側のチュ
ーブをプライミングすることができるようにした流量制
御装置に関する。本流量制御装置は、特にバルーン付き
薬液持続注入器（鎮痛剤、麻酔剤、抗生物質、抗癌剤な
どの薬液を血管、皮下、硬膜外等に微量且つ持続して投
与する手段として使用されているもので、ゴム弾性材料
からなるバルーンに薬液を充填し、このバルーンの収縮
する力を利用して薬液を注入する）に接続して使用する
のに適している。
【０００２】
【従来の技術】近年、鎮痛剤、麻酔剤、抗生物質、抗癌
剤などの薬液を血管、皮下、硬膜外等に微量且つ持続し
て投与する手段としてバルーン付き薬液持続注入器が使
用されている（特公昭６２−５０１３３３号公報、特開
平５−２３７１９４号公報など）。この注入器は、患者
に薬液を注入する前に、内部の空気を抜くために、先
ず、チューブ内に薬液を充填してプライミングをしてお
く必要がある。特公昭６２−５０１３３３号公報の薬液
持続注入器では、流量制御管がチューブの患者側端の接
続具に隣接して設けられているので、特にプライミング
に多くの時間を要することは無いが、この注入器では、
患者に隣接する部分が大きくなるため使用時に邪魔にな
る、患者の体温の影響で流速が変動する、などの欠点を
有している。また、特開平５−２３７１９４号公報の薬
液持続注入器では、流量制御管がチューブの下流に位置
する接続端から少なくとも３０ｃｍ以上離れた位置に設
けられているので、上記のような問題は生じないが、極
細径チューブからなる流量制御管より下流のチューブを
プライミングするのに非常に時間がかかるという欠点を
有している。
剤などの薬液を血管、皮下、硬膜外等に微量且つ持続し
て投与する手段としてバルーン付き薬液持続注入器が使
用されている（特公昭６２−５０１３３３号公報、特開
平５−２３７１９４号公報など）。この注入器は、患者
に薬液を注入する前に、内部の空気を抜くために、先
ず、チューブ内に薬液を充填してプライミングをしてお
く必要がある。特公昭６２−５０１３３３号公報の薬液
持続注入器では、流量制御管がチューブの患者側端の接
続具に隣接して設けられているので、特にプライミング
に多くの時間を要することは無いが、この注入器では、
患者に隣接する部分が大きくなるため使用時に邪魔にな
る、患者の体温の影響で流速が変動する、などの欠点を
有している。また、特開平５−２３７１９４号公報の薬
液持続注入器では、流量制御管がチューブの下流に位置
する接続端から少なくとも３０ｃｍ以上離れた位置に設
けられているので、上記のような問題は生じないが、極
細径チューブからなる流量制御管より下流のチューブを
プライミングするのに非常に時間がかかるという欠点を
有している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の事情
に鑑みてなされたもので、薬液持続注入器に接続して使
用する際、邪魔になることがなく、患者の体温の影響を
受けることがなく、また、薬液持続注入器のプライミン
グを短時間で行うことを可能にする流量制御装置を提供
することを目的とする。
に鑑みてなされたもので、薬液持続注入器に接続して使
用する際、邪魔になることがなく、患者の体温の影響を
受けることがなく、また、薬液持続注入器のプライミン
グを短時間で行うことを可能にする流量制御装置を提供
することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、流量制御装置として流量制御管にプラ
イミング機構を設けた構成を採用している。すなわち、
本発明は、薬液流入口と薬液流出口を有する押圧変形自
在なリザーバと、このリザーバの薬液流出口に設けられ
た、一定の圧力により開放してリザーバ内の薬液の流出
を可能にするリリース弁と、管路抵抗によりリザーバか
ら流出する薬液の流量を調節する流量制御管、を含んで
なるプライミング機構を備えた流量制御装置である。こ
こで、流量制御管は、リリース弁と同軸上に設けても、
リリース弁と並列に設けてもよい。また、薬液流入口に
はリザーバからの薬液の逆流を防止する逆止弁を設ける
のが好ましい。リザーバは、これをリザーバの薬液流入
口と薬液流出口を備えたハウジングに内装してもよく、
この場合、このハウジングにはリザーバ押圧手段を挿入
可能な透孔が設けられる。
解決するために、流量制御装置として流量制御管にプラ
イミング機構を設けた構成を採用している。すなわち、
本発明は、薬液流入口と薬液流出口を有する押圧変形自
在なリザーバと、このリザーバの薬液流出口に設けられ
た、一定の圧力により開放してリザーバ内の薬液の流出
を可能にするリリース弁と、管路抵抗によりリザーバか
ら流出する薬液の流量を調節する流量制御管、を含んで
なるプライミング機構を備えた流量制御装置である。こ
こで、流量制御管は、リリース弁と同軸上に設けても、
リリース弁と並列に設けてもよい。また、薬液流入口に
はリザーバからの薬液の逆流を防止する逆止弁を設ける
のが好ましい。リザーバは、これをリザーバの薬液流入
口と薬液流出口を備えたハウジングに内装してもよく、
この場合、このハウジングにはリザーバ押圧手段を挿入
可能な透孔が設けられる。
【０００５】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例について図面
に基づいて説明する。図１は本発明の一実施例を示す縦
断面図であり、図２は本発明の他の実施例を示す縦断面
図、図３は図１に示す流量制御装置におけるプライミン
グ操作の説明図、図４は図１に示す流量制御装置をバル
ーン付き薬液持続注入器に接続した状態を示す図であ
る。図１〜２に示すように、流量制御装置Ｆは、リザー
バ１と流量制御管３とリリース弁４を備えており、これ
らリザーバ１と流量制御管３とリリース弁４は好ましく
はハウジング５に収容されている。図１では流量制御管
３とリリース弁４が同軸上に設けられており、図２では
流量制御管３とリリース弁４が並列に設けられている。
ハウジング５には、押圧手段でリザーバ１を押圧するこ
とができるように透孔５１が設けられるとともに、リザ
ーバ１の薬液流入口１１と薬液流出口１２が設けられて
おり、薬液流入口５２には好ましくは逆止弁２が設けら
れ、流量制御管３とリリース弁４は薬液流出口５３に設
けられている。以下、各構成要素について詳しく説明す
る。
に基づいて説明する。図１は本発明の一実施例を示す縦
断面図であり、図２は本発明の他の実施例を示す縦断面
図、図３は図１に示す流量制御装置におけるプライミン
グ操作の説明図、図４は図１に示す流量制御装置をバル
ーン付き薬液持続注入器に接続した状態を示す図であ
る。図１〜２に示すように、流量制御装置Ｆは、リザー
バ１と流量制御管３とリリース弁４を備えており、これ
らリザーバ１と流量制御管３とリリース弁４は好ましく
はハウジング５に収容されている。図１では流量制御管
３とリリース弁４が同軸上に設けられており、図２では
流量制御管３とリリース弁４が並列に設けられている。
ハウジング５には、押圧手段でリザーバ１を押圧するこ
とができるように透孔５１が設けられるとともに、リザ
ーバ１の薬液流入口１１と薬液流出口１２が設けられて
おり、薬液流入口５２には好ましくは逆止弁２が設けら
れ、流量制御管３とリリース弁４は薬液流出口５３に設
けられている。以下、各構成要素について詳しく説明す
る。
【０００６】リザーバ１はポリエチレンやポリプロピレ
ン、ポリエステルなどの可撓性樹脂や、ポリイソプレ
ン、シリコーンゴムなどのゴム弾性材料で形成された押
圧変形自在な袋体であり、薬液流入口１１と薬液流出口
１２を有している。リザーバ１はハウジング５に収容し
てもよく、この場合、薬液流入口１１と薬液流出口１２
は、図１〜２に示すように、押圧手段を挿入してリザー
バ１を押圧変形するための透孔５１を設けたハウジング
５と一体に形成され、薬液流入口１１と薬液流出口１２
にはそれぞれ接続チューブ６、７が接続されている。そ
して、薬液流入口１１には好ましくは接続チューブ６の
上流に薬液が逆流するのを防止するための逆止弁２が設
けられており、薬液流出口１２には流量制御管３とリリ
ース弁４が設けられている。流量制御管３とリリース弁
４は、図１では装置全体をコンパクトにするために同軸
上に設けた構成にしているが、図２に示すように並列に
設けた構成にしてもよい。尚、リザーバ１の押圧は、ハ
ウジング５の透孔５１に指などを挿入して行うことがで
きるようにしてもよいが、患者が勝手にリザーバ１を押
圧することがないように専用の押圧具（図示していな
い）を用いるのが好ましく、特にプライミングと同時に
透孔５１が取り外し不能に閉鎖される様にするのが好ま
しい。
ン、ポリエステルなどの可撓性樹脂や、ポリイソプレ
ン、シリコーンゴムなどのゴム弾性材料で形成された押
圧変形自在な袋体であり、薬液流入口１１と薬液流出口
１２を有している。リザーバ１はハウジング５に収容し
てもよく、この場合、薬液流入口１１と薬液流出口１２
は、図１〜２に示すように、押圧手段を挿入してリザー
バ１を押圧変形するための透孔５１を設けたハウジング
５と一体に形成され、薬液流入口１１と薬液流出口１２
にはそれぞれ接続チューブ６、７が接続されている。そ
して、薬液流入口１１には好ましくは接続チューブ６の
上流に薬液が逆流するのを防止するための逆止弁２が設
けられており、薬液流出口１２には流量制御管３とリリ
ース弁４が設けられている。流量制御管３とリリース弁
４は、図１では装置全体をコンパクトにするために同軸
上に設けた構成にしているが、図２に示すように並列に
設けた構成にしてもよい。尚、リザーバ１の押圧は、ハ
ウジング５の透孔５１に指などを挿入して行うことがで
きるようにしてもよいが、患者が勝手にリザーバ１を押
圧することがないように専用の押圧具（図示していな
い）を用いるのが好ましく、特にプライミングと同時に
透孔５１が取り外し不能に閉鎖される様にするのが好ま
しい。
【０００７】流量制御管３は極細径の管体からなり、管
路抵抗によりリザーバ１から流出する薬液の流量を調節
するもので、一般に、ポリオレフィン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリエステル、ポリアミド、ポリウレタン、ポリア
クリレート、ポリメタクリレート、ポリカーボネート等
の合成樹脂で形成される。流量制御管３のサイズは、内
径が１０〜５００μ、好ましくは５０〜３００μであ
り、長さ１ｃｍ以上、外径が内径の５〜５００倍のもの
が好ましく採用される。流量制御管３の内径が１０μ未
満では、薬液中の空気が管内壁に付着して薬液の流れが
停止する傾向にあり、内径が５００μを超えると、薬液
流量の制御が困難になる傾向がある。
路抵抗によりリザーバ１から流出する薬液の流量を調節
するもので、一般に、ポリオレフィン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリエステル、ポリアミド、ポリウレタン、ポリア
クリレート、ポリメタクリレート、ポリカーボネート等
の合成樹脂で形成される。流量制御管３のサイズは、内
径が１０〜５００μ、好ましくは５０〜３００μであ
り、長さ１ｃｍ以上、外径が内径の５〜５００倍のもの
が好ましく採用される。流量制御管３の内径が１０μ未
満では、薬液中の空気が管内壁に付着して薬液の流れが
停止する傾向にあり、内径が５００μを超えると、薬液
流量の制御が困難になる傾向がある。
【０００８】リリース弁４は一定の圧力により開放して
リザーバ１内の薬液を流出させるための弁であり、通常
は閉塞しており、リザーバ１の内圧が決められた値より
大きくなると開くようになっている。このようなリリー
ス弁としては、一般に、アンブレラタイプのものやダッ
クビルタイプのものが採用される。但し、図１に示すよ
うな流量制御管３をリリース弁４と同軸上に設ける場合
にはアンブレラタイプのものが採用される。
リザーバ１内の薬液を流出させるための弁であり、通常
は閉塞しており、リザーバ１の内圧が決められた値より
大きくなると開くようになっている。このようなリリー
ス弁としては、一般に、アンブレラタイプのものやダッ
クビルタイプのものが採用される。但し、図１に示すよ
うな流量制御管３をリリース弁４と同軸上に設ける場合
にはアンブレラタイプのものが採用される。
【０００９】次に、本発明の流量制御装置Ｆによるプラ
イミング操作について説明する。流量制御装置Ｆは図４
に示すように、接続チューブの先端のコネクタ７１を薬
液持続注入器８に接続して使用される。従来の流量制御
装置では、接続チューブ６より下流のプライミングに数
分の時間を要していたが、本願の流量制御装置Ｆを採用
することにより瞬時にプライミングを行うことができ
る。尚、図中６１はカテーテルに接続するためのコネク
タである。プライミングに際しては、図３に示すよう
に、専用の押圧具を矢印Ａ方向に挿入してリザーバ１を
押圧すればよい。この時、リザーバ１の内圧が大きくな
りリリース弁４の弁体４１が開いてリザーバ１内の薬液
が一気に排出され、接続チューブ６およびこれより下流
の薬液流路がプライミングされる。プライミング終了後
は、リザーバ１内の薬液は流量制御管３内を流れて患者
の体内に微量注入される。
イミング操作について説明する。流量制御装置Ｆは図４
に示すように、接続チューブの先端のコネクタ７１を薬
液持続注入器８に接続して使用される。従来の流量制御
装置では、接続チューブ６より下流のプライミングに数
分の時間を要していたが、本願の流量制御装置Ｆを採用
することにより瞬時にプライミングを行うことができ
る。尚、図中６１はカテーテルに接続するためのコネク
タである。プライミングに際しては、図３に示すよう
に、専用の押圧具を矢印Ａ方向に挿入してリザーバ１を
押圧すればよい。この時、リザーバ１の内圧が大きくな
りリリース弁４の弁体４１が開いてリザーバ１内の薬液
が一気に排出され、接続チューブ６およびこれより下流
の薬液流路がプライミングされる。プライミング終了後
は、リザーバ１内の薬液は流量制御管３内を流れて患者
の体内に微量注入される。
【００１０】
【発明の効果】以上説明してきたことから明らかなよう
に、本発明の流量制御装置を採用することにより、薬液
持続注入器に接続して使用する際、邪魔になることがな
い、患者の体温の影響を受けることがなくなるので薬液
を正確に注入できる、薬液持続注入器のプライミングを
短時間で行うことができる、などの効果を奏することが
できる。
に、本発明の流量制御装置を採用することにより、薬液
持続注入器に接続して使用する際、邪魔になることがな
い、患者の体温の影響を受けることがなくなるので薬液
を正確に注入できる、薬液持続注入器のプライミングを
短時間で行うことができる、などの効果を奏することが
できる。
【図１】本発明の一実施例を示す縦断面図である。
【図２】本発明の他の実施例を示す縦断面図である。
【図３】図１に示す流量制御装置におけるプライミング
操作の説明図である。
操作の説明図である。
【図４】図１に示す流量制御装置をバルーン付き薬液持
続注入器に接続した状態を示す図である。
続注入器に接続した状態を示す図である。
１ リザーバ １１ 薬液流入口 １２ 薬液流出口 ２ 逆止弁 ３ 流量制御管 ４ リリース弁 ５ ハウジング ５１ 透孔 Ｂ 薬液持続注入器 Ｆ 流量制御装置
【手続補正書】
【提出日】平成９年６月３０日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００５
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００５】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例について図面
に基づいて説明する。図１は本発明の一実施例を示す縦
断面図であり、図２は本発明の他の実施例を示す縦断面
図、図３は図１に示す流量制御装置におけるプライミン
グ操作の説明図、図４は図１に示す流量制御装置をバル
ーン付き薬液持続注入器に接続した状態を示す図であ
る。図１〜２に示すように、流量制御装置Ｆは、リザー
バ１と流量制御管３とリリース弁４を備えており、これ
らリザーバ１と流量制御管３とリリース弁４は好ましく
はハウジング５に収容されている。図１では流量制御管
３とリリース弁４が同軸上に設けられており、図２では
流量制御管３とリリース弁４が並列に設けられている。
ハウジング５には、押圧手段でリザーバ１を押圧するこ
とができるように透孔５１が設けられるとともに、リザ
ーバ１の薬液流入口１１と薬液流出口１２が設けられて
おり、薬液流入口１１には好ましくは逆止弁２が設けら
れ、流量制御管３とリリース弁４は薬液流出口１２に設
けられている。以下、各構成要素について詳しく説明す
る。
に基づいて説明する。図１は本発明の一実施例を示す縦
断面図であり、図２は本発明の他の実施例を示す縦断面
図、図３は図１に示す流量制御装置におけるプライミン
グ操作の説明図、図４は図１に示す流量制御装置をバル
ーン付き薬液持続注入器に接続した状態を示す図であ
る。図１〜２に示すように、流量制御装置Ｆは、リザー
バ１と流量制御管３とリリース弁４を備えており、これ
らリザーバ１と流量制御管３とリリース弁４は好ましく
はハウジング５に収容されている。図１では流量制御管
３とリリース弁４が同軸上に設けられており、図２では
流量制御管３とリリース弁４が並列に設けられている。
ハウジング５には、押圧手段でリザーバ１を押圧するこ
とができるように透孔５１が設けられるとともに、リザ
ーバ１の薬液流入口１１と薬液流出口１２が設けられて
おり、薬液流入口１１には好ましくは逆止弁２が設けら
れ、流量制御管３とリリース弁４は薬液流出口１２に設
けられている。以下、各構成要素について詳しく説明す
る。
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００９
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００９】次に、本発明の流量制御装置Ｆによるプラ
イミング操作について説明する。流量制御装置Ｆは図４
に示すように、接続チューブの先端のコネクタ６１を薬
液持続注入器Ｂに接続して使用される。従来の流量制御
装置では、接続チューブ７より下流のプライミングに数
分の時間を要していたが、本願の流量制御装置Ｆを採用
することにより瞬時にプライミングを行うことができ
る。尚、図中７１はカテーテルに接続するためのコネク
タである。プライミングに際しては、図３に示すよう
に、専用の押圧具を矢印Ａ方向に挿入してリザーバ１を
押圧すればよい。この時、リザーバ１の内圧が大きくな
りリリース弁４の弁体４１が開いてリザーバ１内の薬液
が一気に排出され、接続チューブ７およびこれより下流
の薬液流路がプライミングされる。プライミング終了後
は、リザーバ１内の薬液は流量制御管３内を流れて患者
の体内に微量注入される。
イミング操作について説明する。流量制御装置Ｆは図４
に示すように、接続チューブの先端のコネクタ６１を薬
液持続注入器Ｂに接続して使用される。従来の流量制御
装置では、接続チューブ７より下流のプライミングに数
分の時間を要していたが、本願の流量制御装置Ｆを採用
することにより瞬時にプライミングを行うことができ
る。尚、図中７１はカテーテルに接続するためのコネク
タである。プライミングに際しては、図３に示すよう
に、専用の押圧具を矢印Ａ方向に挿入してリザーバ１を
押圧すればよい。この時、リザーバ１の内圧が大きくな
りリリース弁４の弁体４１が開いてリザーバ１内の薬液
が一気に排出され、接続チューブ７およびこれより下流
の薬液流路がプライミングされる。プライミング終了後
は、リザーバ１内の薬液は流量制御管３内を流れて患者
の体内に微量注入される。
【手続補正３】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図４
【補正方法】変更
【補正内容】
【図４】
Claims (5)
- 【請求項１】 薬液流入口と薬液流出口を有する押圧変
形自在なリザーバと、該リザーバの薬液流出口に設けら
れた、一定の圧力により開放してリザーバ内の薬液の流
出を可能にするリリース弁と、管路抵抗によりリザーバ
から流出する薬液の流量を調節する流量制御管、を含ん
でなるプライミング機構を備えた流量制御装置。 - 【請求項２】 流量制御管がリリース弁と同軸上に設け
られてなる請求項１に記載の流量制御装置。 - 【請求項３】 流量制御管がリリース弁と並列に設けら
れてなる請求項１に記載の流量制御装置。 - 【請求項４】 薬液流入口にリザーバからの薬液の逆流
を防止する逆止弁を設けてなる請求項１〜３のいずれか
に記載の流量制御装置。 - 【請求項５】 リザーバが該リザーバの薬液流入口と薬
液流出口を備えたハウジングに内装されるとともに、該
ハウジングにリザーバ押圧手段を挿入可能な透孔が設け
られてなる請求項１〜４のいずれかに記載の流量制御装
置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12806796A JP3152149B2 (ja) | 1996-05-23 | 1996-05-23 | プライミング機構を備えた流量制御装置 |
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