JPH09307623A - 自動ダイヤル信号音送出機能付き無線呼出受信装置 - Google Patents
自動ダイヤル信号音送出機能付き無線呼出受信装置Info
- Publication number
- JPH09307623A JPH09307623A JP8117378A JP11737896A JPH09307623A JP H09307623 A JPH09307623 A JP H09307623A JP 8117378 A JP8117378 A JP 8117378A JP 11737896 A JP11737896 A JP 11737896A JP H09307623 A JPH09307623 A JP H09307623A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- sound
- voice
- signal
- reception information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動ダイヤル信号音送出機能付き無線呼び出
し受信装置に受信情報の音声出力機能を備えることによ
り、視覚障害がある携帯者にも受信情報の確認ができ、
指定の相手に容易に電話をかけることが可能になる装置
の開示。 【解決手段】 アンテナ１と、受信部２と、メモリ部３
と、表示部４と、制御部５と、蓄積された受信情報を選
択接続する選択部６と呼出音発生部７と、ＤＴＭＦ信号
発生部８と合成音発生部９と、音声メモリ部１０、スイ
ッチ１１と、拡声器１２からなり、着信があると制御部
５が呼出音を出力し、受信メッセージをメモリに蓄積
し、表示し、音声出力し、ＰＢダイヤルの発信時に電話
番号をＤＴＭＦに変換して、送話口に拡声送出する。
し受信装置に受信情報の音声出力機能を備えることによ
り、視覚障害がある携帯者にも受信情報の確認ができ、
指定の相手に容易に電話をかけることが可能になる装置
の開示。 【解決手段】 アンテナ１と、受信部２と、メモリ部３
と、表示部４と、制御部５と、蓄積された受信情報を選
択接続する選択部６と呼出音発生部７と、ＤＴＭＦ信号
発生部８と合成音発生部９と、音声メモリ部１０、スイ
ッチ１１と、拡声器１２からなり、着信があると制御部
５が呼出音を出力し、受信メッセージをメモリに蓄積
し、表示し、音声出力し、ＰＢダイヤルの発信時に電話
番号をＤＴＭＦに変換して、送話口に拡声送出する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は自動ダイヤル信号音
送出機能付き無線呼出装置に関し、特に自装置に対する
着信呼であることを確認すると電話番号を含む情報を受
信し、呼出しを報知するとともに受信情報を記億し、表
示し、電話の発信時に対応するダイヤル信号音を出力す
る無線呼出受信装置に関する。
送出機能付き無線呼出装置に関し、特に自装置に対する
着信呼であることを確認すると電話番号を含む情報を受
信し、呼出しを報知するとともに受信情報を記億し、表
示し、電話の発信時に対応するダイヤル信号音を出力す
る無線呼出受信装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の自動ダイヤル信号音送出機能付き
無線呼出受信装置は、呼出しを受けると受信情報から定
型文を含む文字メツセージを編集し表示画面上に表示
し、表示内容を確認した使用者（携帯者）の指示を受け
ると受信情報中の電話番号に対応するプッシュボタン
（以下ＰＢと称す）ダイヤル信号音（ＤＴＭＦ(Dual To
neMultifrequency)信号）に変換してスピーカより出力
することによりＰＢダイヤル式の電話端末から指定され
た宛先（電話番号）ヘの自動発信を可能としていた（特
開平１−１４９５３８号公報参照）。
無線呼出受信装置は、呼出しを受けると受信情報から定
型文を含む文字メツセージを編集し表示画面上に表示
し、表示内容を確認した使用者（携帯者）の指示を受け
ると受信情報中の電話番号に対応するプッシュボタン
（以下ＰＢと称す）ダイヤル信号音（ＤＴＭＦ(Dual To
neMultifrequency)信号）に変換してスピーカより出力
することによりＰＢダイヤル式の電話端末から指定され
た宛先（電話番号）ヘの自動発信を可能としていた（特
開平１−１４９５３８号公報参照）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の自動ダ
イヤル信号音送出機能付き無線呼出受信装置では、受信
情報の確認は可視情報として表示された文字メツセージ
のみによっているため、視覚障害者など受信情報の確認
を目視で行うことが不可能な者は利用が極めて困難であ
る。
イヤル信号音送出機能付き無線呼出受信装置では、受信
情報の確認は可視情報として表示された文字メツセージ
のみによっているため、視覚障害者など受信情報の確認
を目視で行うことが不可能な者は利用が極めて困難であ
る。
【０００４】本発明の目的は、受信情報の音声変換出力
および自動ダイヤル信号音送出機能を備えることによ
り、視覚障書のある携帯者でも呼出し者との通話を容易
に行うことが可能な自動ダイヤル信号音送出機能付き無
線呼出受信装置を提供することにある。
および自動ダイヤル信号音送出機能を備えることによ
り、視覚障書のある携帯者でも呼出し者との通話を容易
に行うことが可能な自動ダイヤル信号音送出機能付き無
線呼出受信装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の自動ダイヤル信
号音送出機能付き無線呼出受信装置は、無線電波による
呼出信号とこれに対応する電話番号を含む情報とを受信
し、呼出しを報知するとともに受信情報を記憶し、表示
する機能を有し、さらに、情報に含まれている電話番号
に対応するダイヤル信号音ＤＴＭＦを出力する自動ダイ
ヤル信号音送出手段を有する機能付き無線呼出受信装置
において、受信情報を音声に変換し音声として出力する
音声発生手段と、前記受信情報が受信により表示される
と前記音声発生手段に送出して音声として出力させる第
１の接続手段とを有する。
号音送出機能付き無線呼出受信装置は、無線電波による
呼出信号とこれに対応する電話番号を含む情報とを受信
し、呼出しを報知するとともに受信情報を記憶し、表示
する機能を有し、さらに、情報に含まれている電話番号
に対応するダイヤル信号音ＤＴＭＦを出力する自動ダイ
ヤル信号音送出手段を有する機能付き無線呼出受信装置
において、受信情報を音声に変換し音声として出力する
音声発生手段と、前記受信情報が受信により表示される
と前記音声発生手段に送出して音声として出力させる第
１の接続手段とを有する。
【０００６】また、前記受信情報を複数記憶する情報記
憶手段を有し、該情報記憶手段に記憶された受信情報の
うち任意の１つの受信情報を選択し、選択された受信情
報を前記音声発生手段と前記ダイヤル信号音送出手段の
両者に送出する第２の接続手段を有し、該情報記憶手段
に記憶された受信情報のうち任意の１つの受信情報を選
択し、選択された受信情報を前記音声発生手段と前記ダ
イアル信号音発生手段のいずれか一方に送出する第３の
接続手段を有する無線呼び出し受信装置も本発明に含ま
れる。
憶手段を有し、該情報記憶手段に記憶された受信情報の
うち任意の１つの受信情報を選択し、選択された受信情
報を前記音声発生手段と前記ダイヤル信号音送出手段の
両者に送出する第２の接続手段を有し、該情報記憶手段
に記憶された受信情報のうち任意の１つの受信情報を選
択し、選択された受信情報を前記音声発生手段と前記ダ
イアル信号音発生手段のいずれか一方に送出する第３の
接続手段を有する無線呼び出し受信装置も本発明に含ま
れる。
【０００７】さらに、前記電話番号が所定の識別子によ
って表示され、該識別子がない場合は、アラーム音を出
力する手段を有するのが望まし実施形態である。
って表示され、該識別子がない場合は、アラーム音を出
力する手段を有するのが望まし実施形態である。
【０００８】また、前記呼出しを報知するための信号音
を出力し、前記受信情報を音声信号に変換して出力し，
受信情報中の電話番号をＤＴＭＦ信号に変換して出力
し、電話番号の識別子がない場合のアラーム音を出力す
る各手段が１つの音響出力器を共用する構成も本発明の
好ましい実施形態の一つである。
を出力し、前記受信情報を音声信号に変換して出力し，
受信情報中の電話番号をＤＴＭＦ信号に変換して出力
し、電話番号の識別子がない場合のアラーム音を出力す
る各手段が１つの音響出力器を共用する構成も本発明の
好ましい実施形態の一つである。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明の実施例について図面を参
照して説明する。図１は本発明の自動ダイヤル信号音送
出機能付き無線呼出受信装置の一実施例のブロック構成
図、図２はその外観の斜視図である。本実施例の自動ダ
イヤル信号音送出機能付き無線呼出受信装置（以下、無
線呼出受信装置と略記する）は、アンテナ１で受信した
無線信号を受信部２により自己呼出しの有無を選択し、
自装置が呼出されていると判断した場合、制御部５によ
りメモリ部３に受信情報をメモリ番号とともに蓄積す
る。 また、制御部５は、受信情報を表示部４の表示画
面４１にも表示させ、呼出音発生部７により携帯者に着
信を認識させるための呼出音を拡声器（スピーカ）１２
により発生させ本体ケースの穴部１２１より出力させ
る。メモリ部３はＲＡＭ（図示せず）を有し、受信情報
を複数蓄積することができる。制御部５の制御の下に、
選択部６の押しボタン（ＵＰ，ＤＷＮ）６１， ６２を
操作することにより、メモリ番号を基にメモリ部３より
受信情報を選択し、選択した受信情報を表示部４に表示
することが可能である。メモリ部３に記憶された受信情
報はメモリリセットスイッチ３１を押すことにより消去
できる。また、メモリ部３はＲＯＭ（図示せず）を有
し、定型句を登録することができる。
照して説明する。図１は本発明の自動ダイヤル信号音送
出機能付き無線呼出受信装置の一実施例のブロック構成
図、図２はその外観の斜視図である。本実施例の自動ダ
イヤル信号音送出機能付き無線呼出受信装置（以下、無
線呼出受信装置と略記する）は、アンテナ１で受信した
無線信号を受信部２により自己呼出しの有無を選択し、
自装置が呼出されていると判断した場合、制御部５によ
りメモリ部３に受信情報をメモリ番号とともに蓄積す
る。 また、制御部５は、受信情報を表示部４の表示画
面４１にも表示させ、呼出音発生部７により携帯者に着
信を認識させるための呼出音を拡声器（スピーカ）１２
により発生させ本体ケースの穴部１２１より出力させ
る。メモリ部３はＲＡＭ（図示せず）を有し、受信情報
を複数蓄積することができる。制御部５の制御の下に、
選択部６の押しボタン（ＵＰ，ＤＷＮ）６１， ６２を
操作することにより、メモリ番号を基にメモリ部３より
受信情報を選択し、選択した受信情報を表示部４に表示
することが可能である。メモリ部３に記憶された受信情
報はメモリリセットスイッチ３１を押すことにより消去
できる。また、メモリ部３はＲＯＭ（図示せず）を有
し、定型句を登録することができる。
【００１０】定型句の登録方法としては、予め定型句を
登録したＲＯＭを装着する方法、あるいは、定型句設定
手段を本装置に設け携帯者が登録する方法がある。後者
の方法の場合は、例えば、定型句設定手段（図示せず）
を選択部６に付加するとともに、受信情報の読出しか、
定型句の設定かを切替える切替えスイッチ（図示せず）
を設け、押しボタン６１、６２を併用してコード設定ま
たは文字設定を行う。定型句の登録は、定型句コード
（“００”以外の２桁数字）に対し文字群（定型句）を
対応づけることによって行われる。例えば、“０１”を
「デンワクダサイ」、“０２”を「サトウ」とする。
登録したＲＯＭを装着する方法、あるいは、定型句設定
手段を本装置に設け携帯者が登録する方法がある。後者
の方法の場合は、例えば、定型句設定手段（図示せず）
を選択部６に付加するとともに、受信情報の読出しか、
定型句の設定かを切替える切替えスイッチ（図示せず）
を設け、押しボタン６１、６２を併用してコード設定ま
たは文字設定を行う。定型句の登録は、定型句コード
（“００”以外の２桁数字）に対し文字群（定型句）を
対応づけることによって行われる。例えば、“０１”を
「デンワクダサイ」、“０２”を「サトウ」とする。
【００１１】無線信号（受信情報）上で定型句を通常の
文字から区別するために定型句識別子“＃＊”が用いら
れ、「０１＃＊」，「０２＃＊」のように表現する。な
お、電話番号としては、数字だけ（通常、６桁〜１０
桁）で表現することもでき、電話番号識別子（００＃＊
〜＃＊）を付加して表現することもできる。例えば、電
話番号が“４４４２２０”の場合、“４４４２２０”、
あるいは、“００＃＊４４４２２０＃＊”のように表現
する。制御部５が受信情報を表示部４に表示する際、定
型句コードおよび識別子（０１＃＊〜９９＃＊）を検出
するとメモリ部３を参照し登録されている定型句に展開
して表示部４に表示する。電話番号識別子（００＃＊〜
＃＊）を検出した場合は、そのまま表示する。
文字から区別するために定型句識別子“＃＊”が用いら
れ、「０１＃＊」，「０２＃＊」のように表現する。な
お、電話番号としては、数字だけ（通常、６桁〜１０
桁）で表現することもでき、電話番号識別子（００＃＊
〜＃＊）を付加して表現することもできる。例えば、電
話番号が“４４４２２０”の場合、“４４４２２０”、
あるいは、“００＃＊４４４２２０＃＊”のように表現
する。制御部５が受信情報を表示部４に表示する際、定
型句コードおよび識別子（０１＃＊〜９９＃＊）を検出
するとメモリ部３を参照し登録されている定型句に展開
して表示部４に表示する。電話番号識別子（００＃＊〜
＃＊）を検出した場合は、そのまま表示する。
【００１２】合成音声発生部９は、人力情報を１文字分
ごとに合成音声メモリ部１０に予め登録されている発生
音データを索引して音声信号に変換し、拡声器１２より
音声として音響出力する。したがって、携帯者が呼出し
を受け、受信した情報により指定相手先電話番号に発信
しようとする場合、選択スイッチ（以下選択ＳＷと略記
する）１１の押しボタン「Ｖ」１１２を押し、制御部５
からの受信情報を合成音声発生部９側に送出することに
より、表示部４に表示中の受信情報（定型句は展開し、
電話番号はそのまま）を音声として拡声器１２より出力
し、受信した情報を聴覚的に認識可能とする。
ごとに合成音声メモリ部１０に予め登録されている発生
音データを索引して音声信号に変換し、拡声器１２より
音声として音響出力する。したがって、携帯者が呼出し
を受け、受信した情報により指定相手先電話番号に発信
しようとする場合、選択スイッチ（以下選択ＳＷと略記
する）１１の押しボタン「Ｖ」１１２を押し、制御部５
からの受信情報を合成音声発生部９側に送出することに
より、表示部４に表示中の受信情報（定型句は展開し、
電話番号はそのまま）を音声として拡声器１２より出力
し、受信した情報を聴覚的に認識可能とする。
【００１３】また、音声メモリ部１０の発生音データ
は、受信可能なサービスシステムに合わせて数字，英
字，かな，記号等の各文字を音声表現できるデータで構
成され、各文字の複合した音声出力を実現する。また、
この音声メモリ部１０はサービスシステム対応に予め発
生音データを格納した着脱可能な複数種類のメモリ装置
で構成することができる。サービスシステムに応じたメ
モリ装置を選択して装着することにより、多様な無線呼
出受信装置のサービスに対応する音声出力が可能であ
る。
は、受信可能なサービスシステムに合わせて数字，英
字，かな，記号等の各文字を音声表現できるデータで構
成され、各文字の複合した音声出力を実現する。また、
この音声メモリ部１０はサービスシステム対応に予め発
生音データを格納した着脱可能な複数種類のメモリ装置
で構成することができる。サービスシステムに応じたメ
モリ装置を選択して装着することにより、多様な無線呼
出受信装置のサービスに対応する音声出力が可能であ
る。
【００１４】ＤＴＭＦ信号発生部８は、人力情報のう
ち、数字部分（電話番号）、電話番号識別子（００＃＊
〜＃＊）が付加された場合は、それを除いた数字部分を
ｌ文字分毎に対応するＤＴＭＦ信号（ｄｕａｌ ｔｏｎ
ｅ ｍｕｌｔｉｆｒｅｑｕｅｎｃｙ信号すなわち押しボ
タン（ＰＢ）ダイヤル信号）に変換し、拡声器１２より
ダイヤル信号音として音響出力する。したがって、携帯
者が表示または音声による受信情報で認識した相手先に
電話するとき、選択ＳＷｌｌの押しボタン「Ｄ」１１１
を押し、制御部５からの受信情報（電話番号）をＤＴＭ
Ｆ信号発生部８側に接続することにより、表示部４に表
示された受信情報中の電話番号を対応するＤＴＭＦ信号
（ＰＢダイヤル信号）のダイヤル信号音として拡声器１
２より発生させる。拡声器１２から出力されたダイヤル
信号音をＰＢダイヤル形式の電話機の送話口に入力する
ことにより、自動的に相手先と接続され電話通信が可能
となる。なお、無線信号（受信情報）に電話番号以外の
数字情報を載せる場合は、電話番号が先頭になるように
する。このようにすれば、電話番号以外の数字がダイヤ
ル信号に変換されても、交換機におけるダイヤル信号受
付け時に所定桁数以降の番号情報は受付けられず、誤接
続が起きない。あるいは、電話番号は必らず電話番号識
別子を付加するように取決めてもよい。
ち、数字部分（電話番号）、電話番号識別子（００＃＊
〜＃＊）が付加された場合は、それを除いた数字部分を
ｌ文字分毎に対応するＤＴＭＦ信号（ｄｕａｌ ｔｏｎ
ｅ ｍｕｌｔｉｆｒｅｑｕｅｎｃｙ信号すなわち押しボ
タン（ＰＢ）ダイヤル信号）に変換し、拡声器１２より
ダイヤル信号音として音響出力する。したがって、携帯
者が表示または音声による受信情報で認識した相手先に
電話するとき、選択ＳＷｌｌの押しボタン「Ｄ」１１１
を押し、制御部５からの受信情報（電話番号）をＤＴＭ
Ｆ信号発生部８側に接続することにより、表示部４に表
示された受信情報中の電話番号を対応するＤＴＭＦ信号
（ＰＢダイヤル信号）のダイヤル信号音として拡声器１
２より発生させる。拡声器１２から出力されたダイヤル
信号音をＰＢダイヤル形式の電話機の送話口に入力する
ことにより、自動的に相手先と接続され電話通信が可能
となる。なお、無線信号（受信情報）に電話番号以外の
数字情報を載せる場合は、電話番号が先頭になるように
する。このようにすれば、電話番号以外の数字がダイヤ
ル信号に変換されても、交換機におけるダイヤル信号受
付け時に所定桁数以降の番号情報は受付けられず、誤接
続が起きない。あるいは、電話番号は必らず電話番号識
別子を付加するように取決めてもよい。
【００１５】また、メモリ部３から選択した場合、受信
情報の音声出力を再度行わせ、かつ、電話番号のダイヤ
ル信号を出力させるか、そのいずれかを省略するかの選
択を可能とするスイッチを有することも考えられる。図
１はその後者の場合である。図４は本発明の自動ダイヤ
ル信号音送出機能付き無線呼出受信装置の第２の実施例
としてスイッチ１３により前者の機能を有する装置を示
す図である。
情報の音声出力を再度行わせ、かつ、電話番号のダイヤ
ル信号を出力させるか、そのいずれかを省略するかの選
択を可能とするスイッチを有することも考えられる。図
１はその後者の場合である。図４は本発明の自動ダイヤ
ル信号音送出機能付き無線呼出受信装置の第２の実施例
としてスイッチ１３により前者の機能を有する装置を示
す図である。
【００１６】さらに、本発明の自動ダイヤル信号音送出
機能付き無線呼出受信装置の第２の実施例として、電話
番号の識別子がなく識別困難な場合にアラームを発する
装置を有するものも考えられ、その場合は図１および図
４に破線で示すアラーム音発生部１５が付加される。
機能付き無線呼出受信装置の第２の実施例として、電話
番号の識別子がなく識別困難な場合にアラームを発する
装置を有するものも考えられ、その場合は図１および図
４に破線で示すアラーム音発生部１５が付加される。
【００１７】次に、本無線呼出受信装置の動作について
図３を参照して詳細に説明する。無線呼出受信装置は、
待機中（ステップ１）から自己呼出信号の有／無の判定
を行ない（ステップ２）、呼出しがある場合は、受信処
理（ステップ３）が行なわれる。信号が無い場合、扱者
（携帯者）の操作を監視し（ステップｌｌ）、操作が有
れば扱者の操作選択（ステップ７）に移り、無しの場合
は待機中（ステップｌ）の状態となる。
図３を参照して詳細に説明する。無線呼出受信装置は、
待機中（ステップ１）から自己呼出信号の有／無の判定
を行ない（ステップ２）、呼出しがある場合は、受信処
理（ステップ３）が行なわれる。信号が無い場合、扱者
（携帯者）の操作を監視し（ステップｌｌ）、操作が有
れば扱者の操作選択（ステップ７）に移り、無しの場合
は待機中（ステップｌ）の状態となる。
【００１８】ステップ２の判定処理において受信有りの
場合、受信情報をメモリ部３に蓄積し（ステップ４）、
現在受信中の情報を表示部４に表示し（ステップ５）そ
の後、携帯者に対する呼出音を送出する（ステップ
６）。また、受信情報の表示は一定時間経過すると消滅
する。携帯者は呼出音を認識した時点、あるいはそれ以
降の所望の時点に選択部６によりメモリ選択をし（ステ
ップ７，８）、メモリ部３から読出した情報を表示部４
に表示する（ステップ９）。また、ステップ５，６の処
理の呼出音送出時に表示されている受信情報を対象とす
るときは、ステップ７，８の処理を省略することができ
る。選択表ホされた情報について携帯者の判断により選
択ＳＷｌｌを操作しダイヤル信号音送出音と音声送出と
の選択を行なう（ステップｌＯ）。音声送出を選択した
場合、制御部５を合成音声発生部９に接続することによ
り（ステップｌ３）、拡声器１２から表示中の受信情報
に対応する音声を発生する（ステップｌ４）。これによ
り、音声により受信内容の確認ができ、電話連絡すべき
か否かを判断することができる。
場合、受信情報をメモリ部３に蓄積し（ステップ４）、
現在受信中の情報を表示部４に表示し（ステップ５）そ
の後、携帯者に対する呼出音を送出する（ステップ
６）。また、受信情報の表示は一定時間経過すると消滅
する。携帯者は呼出音を認識した時点、あるいはそれ以
降の所望の時点に選択部６によりメモリ選択をし（ステ
ップ７，８）、メモリ部３から読出した情報を表示部４
に表示する（ステップ９）。また、ステップ５，６の処
理の呼出音送出時に表示されている受信情報を対象とす
るときは、ステップ７，８の処理を省略することができ
る。選択表ホされた情報について携帯者の判断により選
択ＳＷｌｌを操作しダイヤル信号音送出音と音声送出と
の選択を行なう（ステップｌＯ）。音声送出を選択した
場合、制御部５を合成音声発生部９に接続することによ
り（ステップｌ３）、拡声器１２から表示中の受信情報
に対応する音声を発生する（ステップｌ４）。これによ
り、音声により受信内容の確認ができ、電話連絡すべき
か否かを判断することができる。
【００１９】ステップｌＯの選択処理において、ダイヤ
ル信号音送出を選択した場合、制御部５をＤＴＭＦ信号
発生部８に接続し（ステップｌ２）、拡声器１２から受
信情報中の電話番号に対応するＤＴＭＦ信号形式のダイ
ヤル信号音を発生する（ステップｌ４）。これにより、
電話の発信が可能となる。また、ステップｌ４の処理に
おいて希望の相手と通話できなかった場合、後刻、メモ
リ部３から所望の受信情報を読出し、再度ダイヤル信号
音送出を行うことができる。ステップ７，ｌＯ，ｌｌの
処理で携帯者の操作が無い場合、あるいは、音響送出後
（ステップｌ４）は初期状態の受信待機中（ステップ
ｌ）に遷移する。
ル信号音送出を選択した場合、制御部５をＤＴＭＦ信号
発生部８に接続し（ステップｌ２）、拡声器１２から受
信情報中の電話番号に対応するＤＴＭＦ信号形式のダイ
ヤル信号音を発生する（ステップｌ４）。これにより、
電話の発信が可能となる。また、ステップｌ４の処理に
おいて希望の相手と通話できなかった場合、後刻、メモ
リ部３から所望の受信情報を読出し、再度ダイヤル信号
音送出を行うことができる。ステップ７，ｌＯ，ｌｌの
処理で携帯者の操作が無い場合、あるいは、音響送出後
（ステップｌ４）は初期状態の受信待機中（ステップ
ｌ）に遷移する。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように本発明の自動ダイヤ
ル信号音送出機能付き無線呼出受信装置は、受信情報を
音声信号に変換し音声として出力する音声発生手段と、
音声として出力された受信情報中の電話番号をＤＴＭＦ
信号（ＰＢ信号）に変換しダイヤル信号音として出力す
るダイヤル信号音発生手段とを備えているので、視覚障
害者にも不自由なく受信情報の聴覚による認識と指定さ
れた電話番号の相手先との通話ができるようになる。
ル信号音送出機能付き無線呼出受信装置は、受信情報を
音声信号に変換し音声として出力する音声発生手段と、
音声として出力された受信情報中の電話番号をＤＴＭＦ
信号（ＰＢ信号）に変換しダイヤル信号音として出力す
るダイヤル信号音発生手段とを備えているので、視覚障
害者にも不自由なく受信情報の聴覚による認識と指定さ
れた電話番号の相手先との通話ができるようになる。
【００２１】また、受信情報を複数記憶する情報記憶手
段と、情報記憶手段に記億された受信情報のうち任意の
１つの受信情報を選択する情報選択手段とを有すること
により、通話が話中や不在で成立しなかった場合でも任
意の時間に受信された受信情報について確認とダイヤル
信号音の送出が可能になり、通話可能な機会を増やすこ
ができる。
段と、情報記憶手段に記億された受信情報のうち任意の
１つの受信情報を選択する情報選択手段とを有すること
により、通話が話中や不在で成立しなかった場合でも任
意の時間に受信された受信情報について確認とダイヤル
信号音の送出が可能になり、通話可能な機会を増やすこ
ができる。
【００２２】さらに、呼出しを報知するための信号、音
声信号、ＤＴＭＦ信号、およびアラーム音を音響として
出力する音響出力器を共用とすることにより、ハードウ
ェア量およびコストの増加を抑制することができる。
声信号、ＤＴＭＦ信号、およびアラーム音を音響として
出力する音響出力器を共用とすることにより、ハードウ
ェア量およびコストの増加を抑制することができる。
【図１】本発明の自動ダイヤル信号音送出機能付き無線
呼出受信装置の第一の実施例のブロック図である。
呼出受信装置の第一の実施例のブロック図である。
【図２】図１に示す無線呼出受信装置の外観の斜視図で
ある。
ある。
【図３】図１に示す本発明の無線呼出受信装置動作を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図４】本発明の自動ダイヤル信号音送出機能付き無線
呼出受信装置の第２の実施例のスイッチ１３の構成を示
す図である。
呼出受信装置の第２の実施例のスイッチ１３の構成を示
す図である。
１ アンテナ ２ 受信部 ３ メモリ部 ４ 表示部 ５ 制御部 ６ 選択部 ７ 呼出音発生部 ８ ＤＴＭＦ信号発生部 ９ 合成音声発生部 １０ 音声メモリ部 １１ 選択ＳＷ ｌ２ 拡声器 １３ 選択スイッチ １５ アラーム音発生部
Claims (5)
- 【請求項１】 無線電波による呼出信号とこれに対応す
る電話番号を含む情報とを受信し、呼出しを報知すると
ともに受信情報を記憶し、表示する機能を有し、さら
に、情報に含まれている電話番号に対応するダイヤル信
号音ＤＴＭＦを出力する自動ダイヤル信号音送出手段を
有する機能付き無線呼出受信装置において、 受信情報を音声に変換し音声として出力する音声発生手
段と、 前記受信情報が受信にともなって表示されると前記音声
発生手段に送出して音声として出力させる第１の接続手
段とを有することを特徴とする自動ダイヤル信号音送出
機能付き無線呼出受信装置。 - 【請求項２】 前記受信情報を複数記憶する情報記憶手
段を有し、該情報記憶手段に記憶された受信情報のうち
任意の１つの受信情報を選択し、選択した受信情報を前
記音声発生手段と前記ダイヤル信号音送出手段の両者に
送出する第２の接続手段を有する請求項１記載の自動ダ
イヤル信号音送出機能付き無線呼出受信装置。 - 【請求項３】 前記受信情報を複数記憶する情報記憶手
段を有し、該情報記憶手段に記憶された受信情報のうち
任意の１つの受信情報を選択し、選択された受信情報を
前記音声発生手段と前記ダイヤル信号音発生手段のいず
れか一方に送出する第３の接続手段を有する請求項１記
載の自動ダイヤル信号音送出機能付き無線呼出受信装
置。 - 【請求項４】 前記電話番号が所定の識別子によって表
示され、該識別子がない場合は、アラーム音を出力する
手段を有する請求項１乃至３のいずれか１項に記載の自
動ダイヤル信号音送出機能付き無線呼出受信機。 - 【請求項５】 前記呼出しを報知するための信号音を出
力し、前記受信情報を音声信号に変換して出力し，受信
情報中の電話番号をＤＴＭＦ信号に変換して出力し、電
話番号の識別子がない場合のアラーム音を出力する各手
段が１つの音響出力器を共用する請求項ｌ乃至４項のい
ずれか一項に記載の自動ダイヤル信号音送出機能付き無
線呼出受信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8117378A JPH09307623A (ja) | 1996-05-13 | 1996-05-13 | 自動ダイヤル信号音送出機能付き無線呼出受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8117378A JPH09307623A (ja) | 1996-05-13 | 1996-05-13 | 自動ダイヤル信号音送出機能付き無線呼出受信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09307623A true JPH09307623A (ja) | 1997-11-28 |
Family
ID=14710174
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8117378A Pending JPH09307623A (ja) | 1996-05-13 | 1996-05-13 | 自動ダイヤル信号音送出機能付き無線呼出受信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09307623A (ja) |
-
1996
- 1996-05-13 JP JP8117378A patent/JPH09307623A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100196442B1 (ko) | 통신장치 | |
| JPH0126586B2 (ja) | ||
| JP3667087B2 (ja) | 携帯電話端末の制御方法 | |
| JPH09307623A (ja) | 自動ダイヤル信号音送出機能付き無線呼出受信装置 | |
| JP3496481B2 (ja) | 無線通信装置 | |
| JP3226888B2 (ja) | 呼出音設定方法および呼出音設定システム | |
| JPH08228220A (ja) | デジタルコードレス電話装置 | |
| JPH04339424A (ja) | ボイスページャー | |
| JP3696032B2 (ja) | 電話機 | |
| KR100713486B1 (ko) | 발신정보 음성 알림 방법 | |
| JPH11150598A (ja) | 無線端末の制御方法及び無線端末 | |
| JP3594508B6 (ja) | 電話装置 | |
| JP3467104B2 (ja) | 無線電話システム及び無線電話機 | |
| JP3594508B2 (ja) | 電話装置 | |
| JP2003008696A (ja) | 携帯電話装置 | |
| JPH0686348A (ja) | メモリカードおよび通信装置 | |
| JPH03104327A (ja) | 自動ダイヤル機能付無線呼出装置 | |
| JPH09307607A (ja) | 携帯電話機およびその呼出方法 | |
| JPH06225352A (ja) | 無線電話装置 | |
| JPH10290280A (ja) | コードレス電話機 | |
| JPH037455A (ja) | 留守番電話装置 | |
| JPH10308977A (ja) | 通信システム | |
| JPH11275230A (ja) | 選択肢指定サービス対応交換機、着信者指定サービス対応交換機、選択肢指定方法および記憶媒体 | |
| JP2001268169A (ja) | コードレス電話機 | |
| JPH06152500A (ja) | ページング装置及びページングシステム |