JPH09307360A - 広帯域電力増幅回路 - Google Patents
広帯域電力増幅回路Info
- Publication number
- JPH09307360A JPH09307360A JP11494396A JP11494396A JPH09307360A JP H09307360 A JPH09307360 A JP H09307360A JP 11494396 A JP11494396 A JP 11494396A JP 11494396 A JP11494396 A JP 11494396A JP H09307360 A JPH09307360 A JP H09307360A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bias
- input signal
- amplifier circuit
- frequency
- signal level
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電力増幅素子のアイドル電流が、使用周波数
及び入力信号レベルに対して常に最適値になり、相互変
調ひずみを最良にするようバイアス制御をすることにあ
る。 【解決手段】 増幅回路１にバイアスを供給するバイア
ス供給可変電源回路２は、可変出力形となっており、バ
イアス出力が周波数及び入力信号レベルによって可変す
る。入力信号レベルは、入力レベル検出回路３によって
検出され、入力信号レベルに応じた直流電圧に変換し出
力する。また、周波数データは、ＲＯＭ４に入力され、
使用する周波数毎に予じめ設定してあるバイアス供給可
変電源回路２の可変用データに変換され、この可変用デ
ータはＤ／Ａ変換器５によりデジタルからアナログ信号
に変換出力する。増幅回路１のバイアス制御によって電
力増幅素子のアイドル電流が最適値になり、相互変調ひ
ずみが最良になる。
及び入力信号レベルに対して常に最適値になり、相互変
調ひずみを最良にするようバイアス制御をすることにあ
る。 【解決手段】 増幅回路１にバイアスを供給するバイア
ス供給可変電源回路２は、可変出力形となっており、バ
イアス出力が周波数及び入力信号レベルによって可変す
る。入力信号レベルは、入力レベル検出回路３によって
検出され、入力信号レベルに応じた直流電圧に変換し出
力する。また、周波数データは、ＲＯＭ４に入力され、
使用する周波数毎に予じめ設定してあるバイアス供給可
変電源回路２の可変用データに変換され、この可変用デ
ータはＤ／Ａ変換器５によりデジタルからアナログ信号
に変換出力する。増幅回路１のバイアス制御によって電
力増幅素子のアイドル電流が最適値になり、相互変調ひ
ずみが最良になる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、広帯域電力増幅回
路、特にバイアス制御を改良した広帯域電力増幅回路に
関するものである。
路、特にバイアス制御を改良した広帯域電力増幅回路に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図２は、従来の広帯域電力増幅回路の系
統図を示し、１１が増幅回路、１２がバイアス供給電源
回路である。従来、良好な直線性（相互変調ひずみ）が
要求される広帯域増幅回路のバイアス制御は、周波数及
び入力信号レベルに関係なく、バイアス供給用電源１２
から一定のバイアスを供給するようになっていた。良好
な直線性が要求される広帯域電力増幅回路では、直線性
及び効率の点から一般的にＡＢクラスのバイアスとし、
電力増幅素子にアイドル電流を流すようにしている。こ
のアイドル電流は相互変調ひずみが最良になるように設
定している。
統図を示し、１１が増幅回路、１２がバイアス供給電源
回路である。従来、良好な直線性（相互変調ひずみ）が
要求される広帯域増幅回路のバイアス制御は、周波数及
び入力信号レベルに関係なく、バイアス供給用電源１２
から一定のバイアスを供給するようになっていた。良好
な直線性が要求される広帯域電力増幅回路では、直線性
及び効率の点から一般的にＡＢクラスのバイアスとし、
電力増幅素子にアイドル電流を流すようにしている。こ
のアイドル電流は相互変調ひずみが最良になるように設
定している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電力増
幅素子のアイドル電流は、使用周波数範囲が広くなるに
従い、トランス等のマッチングの周波数特性等のため、
使用全周波数において最適値を維持できなくなる。
幅素子のアイドル電流は、使用周波数範囲が広くなるに
従い、トランス等のマッチングの周波数特性等のため、
使用全周波数において最適値を維持できなくなる。
【０００４】また、電力増幅素子のアイドル電流は、入
力信号レベルに関係なく一定のため、入力信号レベルが
変化した場合は、同様に最適なアイドル電流にならなく
なる。
力信号レベルに関係なく一定のため、入力信号レベルが
変化した場合は、同様に最適なアイドル電流にならなく
なる。
【０００５】このため、従来はアイドル電流が使用周波
数及び入力信号レベルに対して、最適値にならなくなる
結果、相互変調ひずみが悪化する欠点があった。
数及び入力信号レベルに対して、最適値にならなくなる
結果、相互変調ひずみが悪化する欠点があった。
【０００６】本発明の目的は、この従来の、アイドル電
流が使用周波数及び入力信号レベルに対して最適値にな
らない不具合を解決し、相互変調ひずみの悪化がないバ
イアス制御が行なえる広帯域増幅回路を提供することに
ある。
流が使用周波数及び入力信号レベルに対して最適値にな
らない不具合を解決し、相互変調ひずみの悪化がないバ
イアス制御が行なえる広帯域増幅回路を提供することに
ある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、増幅回路
の入力信号レベルを検出する入力レベル検出回路と、周
波数データの供給回路と、該両回路から供給される周波
数及び入力信号レベルに応じて増幅回路に供給するバイ
アスを変化するバイアス供給可変電源回路とを設けたこ
とによって達成される。
の入力信号レベルを検出する入力レベル検出回路と、周
波数データの供給回路と、該両回路から供給される周波
数及び入力信号レベルに応じて増幅回路に供給するバイ
アスを変化するバイアス供給可変電源回路とを設けたこ
とによって達成される。
【０００８】上記の手段によれば、バイアス供給可変電
源回路から増幅回路に供給するバイアスは、使用周波数
及び入力信号レベルに応じて増幅回路の電力増幅素子の
アイドル電流が最適値になるように変化制御される。し
たがって周波数及び入力信号レベルが変化しても、常に
最適なアイドル電流で相互変調ひずみが最良になる。
源回路から増幅回路に供給するバイアスは、使用周波数
及び入力信号レベルに応じて増幅回路の電力増幅素子の
アイドル電流が最適値になるように変化制御される。し
たがって周波数及び入力信号レベルが変化しても、常に
最適なアイドル電流で相互変調ひずみが最良になる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を説明す
る。
る。
【００１０】図１は本発明の一実施形態の広帯域増幅回
路を示す。増幅回路１にバイアスを供給するバイアス供
給可変電源回路２は、可変出力形となっており、バイア
ス出力が周波数及び入力信号レベルによって可変する。
入力信号レベルは、入力レベル検出回路３によって検出
され、入力信号レベルに応じた直流電圧に変換し出力す
る。また周波数データは、ＲＯＭ４に入力され、使用す
る周波数毎に予じめ設定してあるバイアス供給可変電源
回路２の可変用データに変換されていて、この可変用デ
ータはＤ／Ａ変換器５によりデジタルからアナログ信号
に変換出力する。
路を示す。増幅回路１にバイアスを供給するバイアス供
給可変電源回路２は、可変出力形となっており、バイア
ス出力が周波数及び入力信号レベルによって可変する。
入力信号レベルは、入力レベル検出回路３によって検出
され、入力信号レベルに応じた直流電圧に変換し出力す
る。また周波数データは、ＲＯＭ４に入力され、使用す
る周波数毎に予じめ設定してあるバイアス供給可変電源
回路２の可変用データに変換されていて、この可変用デ
ータはＤ／Ａ変換器５によりデジタルからアナログ信号
に変換出力する。
【００１１】以上によりバイアス供給可変電源回路２
は、ＲＯＭ４及びＤ／Ａ変換器５から入力する周波数信
号及び入力レベル検出器３からの入力信号レベルに応じ
たバイアスを増幅回路１に供給する。この増幅回路１に
供給するバイアスは、周波数及び入力信号レベルに応じ
て増幅回路１の電力増幅素子のアイドル電流が最適値に
なるよう制御され、周波数及び入力信号レベルが変化し
ても相互変調ひずみが最良に制御される。
は、ＲＯＭ４及びＤ／Ａ変換器５から入力する周波数信
号及び入力レベル検出器３からの入力信号レベルに応じ
たバイアスを増幅回路１に供給する。この増幅回路１に
供給するバイアスは、周波数及び入力信号レベルに応じ
て増幅回路１の電力増幅素子のアイドル電流が最適値に
なるよう制御され、周波数及び入力信号レベルが変化し
ても相互変調ひずみが最良に制御される。
【００１２】このように周波数及び入力信号レベルに応
じて最適なバイアスを供給することにより、電力増幅素
子のアイドル電流を、それにより相互変調ひずみを最良
になるようにすることが可能となる。またこれによりア
イドル電流を必要以上に流すことがなくなり効率も向上
することになる。
じて最適なバイアスを供給することにより、電力増幅素
子のアイドル電流を、それにより相互変調ひずみを最良
になるようにすることが可能となる。またこれによりア
イドル電流を必要以上に流すことがなくなり効率も向上
することになる。
【００１３】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、周波数及
び入力信号レベルの変化に対して相互変調ひずみが常に
最良に制御され、また効率も向上する効果が得られる。
び入力信号レベルの変化に対して相互変調ひずみが常に
最良に制御され、また効率も向上する効果が得られる。
【図１】本発明の一実施形態の系統図。
【図２】従来の広帯域電力増幅回路の系統図。
１…増幅回路、２…バイアス供給可変電源回路、３…入
力レベル検出回路、４…ＲＯＭ、５…Ｄ／Ａ変換器。
力レベル検出回路、４…ＲＯＭ、５…Ｄ／Ａ変換器。
Claims (1)
- 【請求項１】 入力信号と増幅回路にバイアスを供給し
て増巾する広帯域電力増幅回路において、増幅回路の入
力信号レベルを検出する入力レベル検出回路と、周波数
データの供給回路と、該両回路から供給される周波数デ
ータ及び入力信号レベルに応じて上記増幅回路に供給す
るバイアスを変化するバイアス供給可変電源回路とを設
けたことを特徴とする広帯域電力増幅回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11494396A JPH09307360A (ja) | 1996-05-09 | 1996-05-09 | 広帯域電力増幅回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11494396A JPH09307360A (ja) | 1996-05-09 | 1996-05-09 | 広帯域電力増幅回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09307360A true JPH09307360A (ja) | 1997-11-28 |
Family
ID=14650499
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11494396A Pending JPH09307360A (ja) | 1996-05-09 | 1996-05-09 | 広帯域電力増幅回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09307360A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007074039A (ja) * | 2005-09-02 | 2007-03-22 | Kenwood Corp | 電力増幅回路、電力増幅回路のバイアス制御方法、電力増幅回路のバイアス制御プログラム及び記録媒体 |
-
1996
- 1996-05-09 JP JP11494396A patent/JPH09307360A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007074039A (ja) * | 2005-09-02 | 2007-03-22 | Kenwood Corp | 電力増幅回路、電力増幅回路のバイアス制御方法、電力増幅回路のバイアス制御プログラム及び記録媒体 |
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