JPH1013256A - 無線送信装置 - Google Patents

無線送信装置

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JPH1013256A
JPH1013256A JP16413796A JP16413796A JPH1013256A JP H1013256 A JPH1013256 A JP H1013256A JP 16413796 A JP16413796 A JP 16413796A JP 16413796 A JP16413796 A JP 16413796A JP H1013256 A JPH1013256 A JP H1013256A
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Hitoshi Shoji
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NEC Fukushima Ltd
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NEC Fukushima Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】信号ケーブルの長さに関係なく、周波数特性補
償回路部の回路損失が少なくてすみレベル調整および周
波数特性の調整を容易に行うことができる。 【解決手段】ミクサ5は信号ケーブル3を介して受信し
たIF帯の変調信号15を局部発振信号22の周波数だ
け周波数がずれたIF帯の信号に変換する。IFフィル
タ6は信号ケーブル3と逆の周波数特性を有しIF帯の
変調信号15が長さの異なる信号ケーブル3から受けた
損失および周波数特性の変化を補償する。APC電圧発
生回路9は検波回路8が検出したIF帯の変調信号18
の検出レベルの大きさに応じた直流電圧を発生して局部
発振回路4を制御し局部発振信号22の周波数はIF帯
の変調信号18のレベルの大きさに応じて変化する。ミ
クサ11は、局部発振信号22の周波数の変化に対応し
て周波数が変化する局部発振信号24を局部発振回路1
0から受け、RF帯の変調信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線送信装置に関
し、特に屋内ユニットと屋外ユニットとの間を接続する
ケーブルに対してケーブル損失補償回路を設けた無線送
信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の無線送信装置は、保守の作業効率
を上げるため、できるだけ屋内で作業ができるようにア
ンテナおよび送信部のみを屋外ユニットにし、その他の
変調部,ディジタル信号処理部等を屋内ユニットとし、
両ユニット間を信号ケーブルで接続する構成が多く用い
られている。しかし、両ユニット間を接続する信号ケー
ブルによる損失があるため、信号ケーブルを介して屋内
ユニットから屋外ユニットが受信する信号のレベルが信
号ケーブルによる損失分だけ低くなってしまい、信号の
振幅補償が必要になる場合がある。このような信号ケー
ブルによる損失を考慮して回路を構成している屋外ユニ
ットの例としては、特開平1−143411号公報に示
される、ALC(Automatic Level C
ontrol)回路を用いた送信電力制御回路の例があ
る。この送信電力制御回路では出力レベルを検波し、検
波レベルをあらかじめ決められた設定レベルと比較し、
出力レベルが大きければ可変減衰器の減衰量を大きくす
る方向に調整し、出力レベルが小さければ可変減衰器の
減衰量を小さくする方向に調整して出力レベルが一定に
なるように制御している。
【0003】一方、信号ケーブルには損失が生じるだけ
でなく、周波数特性も信号ケーブルの長さによって変化
するから、信号レベルだけでなく周波数特性も補償する
必要がある。信号ケーブルの周波数特性は信号ケーブル
の種類が一定であれば、その長さによって一意的に決ま
るが、同時に損失も長さによって一意的に決まるため、
信号ケーブルを使用した場合、その周波数特性がどうな
るかは損失量を検出することによって推定することがで
きる。このため従来は図3に示すように無線送信装置の
主信号ラインにさらにバラクタダイオードなどを入れて
コンダクタンスを検波レベルにより変化させることがで
きるようにし、このようにすることによって信号ケーブ
ルの損失の逆特性となるような周波数特性の損失を主信
号ラインに挿入して、信号ケーブルの長さによって変化
する周波数特性を補償することが行われている。
【0004】しかし、図4に示すように、周波数特性の
補償は信号ケーブルが長くなればなるほど主信号ライン
の周波数特性の補正量を大きくしなければならない。ま
た、信号ケーブルの周波数特性の補正を行う場合、より
大きい補正を行おうとすればするほど、すなわち主信号
ラインの一次傾斜を大きくすればするほど図5に示すよ
うに周波数特性補償回路部の回路損失が大きくなってし
まうので、信号ケーブル補償回路には、信号ケーブルの
最大損失と周波数特性補償回路部の回路損失との合計の
損失を補償するゲインが必要になってくる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の無線送
信装置では、周波数特性の補償は信号ケーブルが長くな
ればなるほど主信号ラインの周波数特性の補正量を大き
くしなければならず、信号ケーブルの周波数特性の補正
を行う場合、より大きい補正を行おうとすればするほど
周波数特性補償回路部の回路損失が大きくなってしまう
ので、信号ケーブル補償回路には、信号ケーブルの最大
損失と周波数特性補償回路部の回路損失との合計損失を
補償するゲインが必要になってしまうという欠点を有し
ている。
【0006】また、周波数特性の補償は、信号ケーブル
損失レベルから換算しているので、レベル調整を行うと
周波数特性が変化してしまい、反対に周波数特性の調整
を行うと周波数特性補償回路部の回路損失が変化して出
力レベルが変化してしまうため、調整がレベル調整→周
波数特性の調整→再度のレベル調整→再度の周波数特性
の調整というように収束点を探すように調整をしなけれ
ばならないという欠点を有している。
【0007】本発明の目的は、信号ケーブルの長さに関
係なく、周波数特性補償回路部の回路損失が少なくてす
みかつレベル調整および周波数特性の調整を容易に行う
ことができる無線送信装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の無線送信装置
は、第1の中間周波数の変調信号を出力する屋内ユニッ
トと、前記屋内ユニットから信号ケーブルを介して前記
第1の中間周波数の変調信号を受信して無線周波数の変
調信号に変換し出力する屋外ユニットを備えた無線送信
装置において、前記屋外ユニットが、前記第1の中間周
波数の変調信号を受信したときの入力レベルの大きさに
応じて、第1の局部発振周波数信号の周波数を変化さ
せ、前記第1の中間周波数の変調信号を前記第1の局部
発振周波数信号と混合させて第2の中間周波数の変調信
号に変換し、前記第1の中間周波数の変調信号を受信し
たときに前記信号ケーブルにより受けていた損失を補償
するため、前記第2の中間周波数の変調信号に対し前記
信号ケーブルの周波数特性に対して逆特性となる周波数
特性の損失を有する第2の中間周波数のフィルタを用
い、第2の局部発振周波数を前記第1の局部発振周波数
信号の周波数の変化に対応して変化させ、前記第2の中
間周波数の変調信号を前記第2の局部発振周波数信号と
混合させて前記無線周波数の変調信号に変換するように
構成される。
【0009】また、本発明の無線送信装置は、第1の中
間周波数の変調信号を出力する屋内ユニットと、前記屋
内ユニットから前記第1の中間周波数の変調信号を受信
して無線周波数の変調信号に変換し出力する屋外ユニッ
トとを備え、前記屋内ユニットと前記屋外ユニットとの
間が信号ケーブルで接続された無線送信装置において、
(A)前記第1の中間周波数の変調信号を受信したとき
の入力レベルの大きさに応じて発振周波数を変化させ、
発振周波数信号を前記第1の中間周波数の変調信号を第
2の中間周波数の変調信号に変換するための第1の局部
発振周波数信号として出力する第1の局部周波数発振手
段、(B)前記第1の局部発振周波数信号を用いて前記
第1の中間周波数の変調信号を第2の中間周波数の変調
信号に変換する第1の周波数変換手段、(C)前記信号
ケーブルの周波数特性に対して逆特性となる周波数特性
の損失を有する第2の中間周波数のフィルタを用いて、
前記第2の中間周波数の変調信号に対して、前記第1の
中間周波数の変調信号を受信したときに前記信号ケーブ
ルにより受けていた損失を補償する損失補償手段、
(D)前記第1の局部発振周波数信号の周波数の変化に
対応して発振周波数を変化させ、発振周波数を前記第2
の中間周波数の変調信号を前記無線周波数の変調信号に
変換するための第2の局部発振周波数信号として出力す
る第2の局部周波数発振手段、(E)前記第2の局部発
振周波数信号を用いて前記第2の中間周波数の変調信号
を無線周波数の変調信号に変換する第2の周波数変換手
段、を備えて構成される。
【0010】また、本発明の無線送信装置は、第1の中
間周波数の変調信号を出力する屋内ユニットと、前記屋
内ユニットから前記第1の中間周波数の変調信号を受信
して無線周波数の変調信号に変換し出力する屋外ユニッ
トとを備え、前記屋内ユニットと前記屋外ユニットとの
間が信号ケーブルで接続された無線送信装置において、
前記屋外ユニットが、(A)前記屋内ユニットから出力
された前記第1の中間周波数の変調信号を第2の中間周
波数の変調信号に変換する第1のミクサ、(B)前記第
1の中間周波数の変調信号を第2の中間周波数の変調信
号に変換するための第1の局部発振信号を前記第1のミ
クサに出力する第1の局部発振回路、(C)前記信号ケ
ーブルの損失の周波数特性に対して逆特性となる周波数
特性の損失を有し、前記第1のミクサの出力信号から前
記第2の中間周波数の変調信号を取り出すフィルタ、
(D)前記第2の中間周波数の変調信号のレベルを検出
する検波回路、(E)前記検波回路から出力される前記
第2の中間周波数の変調信号の検出レベルの大きさに応
じた直流電圧を発生し、前記第1の局部発振回路にAP
C電圧信号として供給するAPC電圧発生回路、(F)
第2の局部発振信号を受け前記第2の中間周波数の変調
信号を無線周波数の変調信号に変換する第2のミクサ、
(G)前記第1の局部発振回路から出力される前記第1
の局部発振信号を受け前記第1の局部発振周波数の変化
に対応して、前記第2の中間周波数の変調信号を無線周
波数の変調信号に変換するための前記第2の局部発振信
号の周波数を変化させて前記第2のミクサに出力する第
2の局部発振回路、を備え、前記第1の局部発振回路は
前記APC電圧信号を受けて、前記第2の中間周波数の
変調信号のレベルの大きさに応じて、前記第1の局部発
振周波数を変化させるように構成される。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0012】図1は、本発明の無線送信装置の実施の一
形態を示すブロック図である。
【0013】図1に示す本実施の形態の無線送信装置
は、中間周波数帯(以下IF帯という)の変調信号14
を出力する屋内ユニット1と、屋内ユニット1から信号
ケーブル3を介してIF帯の変調信号15を受信して無
線周波数帯(以下RF帯という)の変調信号21に変換
して出力する屋外ユニット2とから構成される。
【0014】また、屋外ユニット2は、屋内ユニット1
から受信したIF帯の変調信号15の周波数をIF帯の
他の周波数に変換するミクサ5と、変調信号15の周波
数を他の周波数に変換するための局部発振信号22をミ
クサ5に出力する局部発振回路4と、信号ケーブル3の
損失の周波数特性に対して逆特性となる周波数特性を持
った損失を有し、ミクサ5の出力信号の中から変調信号
15の周波数と局部発振信号22の周波数との和の周波
数の信号をIF帯の変調信号17として取り出すIFフ
ィルタ6と、変調信号17を増幅してIF帯の変調信号
18として出力するIF増幅回路7と、変調信号18の
レベルを検出する検波回路8と、検波回路8から出力さ
れる変調信号18の検出レベルの大きさに応じた直流電
圧を発生し、局部発振回路4にAPC(Automat
ic Phase Control)電圧信号として供
給するAPC電圧発生回路9と、局部発振信号24を受
けIF帯の変調信号18の周波数をRF帯の周波数に変
換するミクサ11と、局部発振回路4から出力される局
部発振信号22を受け、IF帯の変調信号18の周波数
をRF帯の周波数に変換するための局部発振信号24の
周波数を局部発振信号22の周波数の変化に対応して変
化させてミクサ11に出力する局部発振回路10と、ミ
クサ11から出力された信号の中から変調信号18の周
波数と局部発振信号24の周波数との和の周波数を持つ
信号であるRF帯の変調信号20を取り出すRFフィル
タ12と、RF帯の変調信号20を増幅し変調信号21
を出力するRF増幅回路13とから構成されている。
【0015】次に、動作を説明する。
【0016】図1において、屋内ユニット1から出力さ
れたIF帯の変調信号14は、信号ケーブル3を介して
伝送されると、信号ケーブル3による損失を受けレベル
低下が生じた状態で、IF帯の変調信号15として屋外
ユニット2に受信される。ミクサ5は、屋内ユニット1
から受信したIF帯の変調信号15と、局部発振回路4
から供給される局部発振信号22とを混合して、変調信
号15と局部発振信号22との和周波数信号および差周
波数信号から成るIF帯の変調信号16を出力する。ミ
クサ5から出力された変調信号16は、IFフィルタ6
を通すことにより、IF帯の変調信号16の中の和周波
数信号が取り出されるとともに、信号ケーブル3の損失
の周波数特性に対して逆特性となるIFフィルタ6の周
波数特性により、信号ケーブル3により与えられた損失
の周波数特性が等化され補正され、IF帯の変調信号1
7としてIF増幅回路7に出力される。IF増幅回路7
は、変調信号17を増幅してIF帯の変調信号18とし
て出力する。変調信号18は検波回路8によりレベルを
検出される。検波回路8の出力はAPC電圧発生回路9
に出力され、電圧発生回路9において検波回路8で検出
された変調信号18のレベルに応じて電圧値が変化する
直流電圧が生成される。この直流電圧は、局部発振回路
4のAPC電圧として使用するために、APC電圧発生
回路9から局部発振回路4に出力される。局部発振回路
4はAPC電圧信号23を受けて、変調信号18のレベ
ルの大きさに応じて、局部発振信号22の発振周波数を
変化させる。ここでは、検波回路8で検出された変調信
号18のレベルが大きいときに局部発振信号22の発振
周波数が高くなるようにしてあるものとする。すなわ
ち、ミクサ5から出力される変調信号16の周波数は、
検波回路8で検出された変調信号18のレベルが大きい
ときには高くなる。この場合、IFフィルタ6の周波数
特性を、図2に示すような周波数特性にしておくと、信
号ケーブルが短いときには信号ケーブルの損失が小さい
ので、検波レベルが大きくなり、このためミクサ5から
出力されるIF帯信号の周波数が高くなる。IF帯信号
の周波数が高くなると、IFフィルタ6のIF信号帯域
内での損失が大きく周波数特性の一次傾斜が小さくな
る。また、逆に信号ケーブルが長いときには信号ケーブ
ルの損失が大きいので、検波レベルが小さくなり、この
ためミクサ5から出力されるIF帯信号の周波数が低く
なる。IF帯信号の周波数が低くなると、IFフィルタ
6のIF信号帯域内での損失が小さく周波数特性の一次
傾斜が大きくなる。
【0017】信号ケーブルが短いときには、変調信号1
4が信号ケーブルにより与えられる損失は小さく、周波
数特性の影響も小さいが、上記の回路では、変調信号1
6がIFフィルタ6を通過するときのIF信号帯域内が
図2の周波数の高い方の帯域となり、ここではIF信号
帯域内での損失が大きく周波数特性の一次傾斜が小さく
なるため、変調信号16がIFフィルタ6を通過するこ
とにより、変調信号16が受ける損失を大きくするとと
もに、IFフィルタの緩やかな傾斜の周波数特性での等
化による補償を行わせることができる。一方、信号ケー
ブルが長いときには、変調信号14が信号ケーブルによ
り与えられる損失は大きく、周波数特性の影響も大きい
が、上記の回路では、変調信号16がIFフィルタ6を
通過するときのIF信号帯域内が図2の周波数の小い方
の帯域となり、ここではIF信号帯域内での損失が小さ
く周波数特性の一次傾斜が大きくなるため、変調信号1
6がIFフィルタ6を通過することにより、変調信号1
6が受ける損失を小さくするとともに、IFフィルタの
急な傾斜の周波数特性での等化による補償を行わせるこ
とができる。このように、信号ケーブルが短いときに
は、変調信号16が受ける損失を大きくするとともに、
IFフィルタの緩やかな傾斜の周波数特性での等化によ
る補償を行わせ、信号ケーブルが長いときには変調信号
16が受ける損失を小さくするとともに、IFフィルタ
の急な傾斜の周波数特性での等化による補償を行わせる
ことができるので、信号ケーブルの長さが変っても、I
Fフィルタから出力された変調信号17が、信号ケーブ
ル3による損失および周波数特性の影響をあまり受けな
いですむことになる。
【0018】ミクサ11は、局部発振回路10から供給
される局部発振信号24を受けてIF帯の変調信号18
をRF帯の周波数の信号に変換する。ミクサ11から出
力された信号の中から変調信号18の周波数と局部発振
信号24の周波数との和の周波数を持つ信号であるRF
帯の変調信号20が、RFフィルタ12により取り出さ
れる。RF帯の変調信号20はRF増幅回路13で増幅
されて変調信号21として屋外ユニット2から出力され
る。なお、局部発振回路10は、局部発振回路4から出
力される局部発振信号22をミクサ5とともに受けてい
るので、ミクサ5から出力されるIF帯の変調信号16
の周波数が信号ケーブルの長さにより変化した分だけ、
局部発振回路10から供給される局部発振信号24の周
波数も変化し、ミクサ11から出力されるRF帯の変調
信号21の周波数は信号ケーブルの長さには関係なく一
定になるように制御される。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の無線送信
装置は、屋外ユニットが、第1の中間周波数の変調信号
を受信したときの入力レベルの大きさに応じて、第1の
局部発振周波数信号の周波数を変化させ、第1の中間周
波数の変調信号を第1の局部発振周波数信号と混合させ
て第2の中間周波数の変調信号に変換し、第1の中間周
波数の変調信号を受信したときに信号ケーブルにより受
けていた損失を補償するため、第2の中間周波数の変調
信号に対し信号ケーブルの周波数特性に対して逆特性と
なる周波数特性の損失を有する第2の中間周波数のフィ
ルタを用い、第2の局部発振周波数を第1の局部発振周
波数信号の周波数の変化に対応して変化させ、第2の中
間周波数の変調信号を第2の局部発振周波数信号と混合
させて無線周波数の変調信号に変換するようにしたこと
により、信号ケーブルの長さに関係なく信号ケーブルの
周波数特性補償回路部の回路損失が少なくてすむので、
信号ケーブルの損失の補償を行うためのゲインだけあれ
ばよく、周波数特性の補償回路部の回路損失を補うゲイ
ンは必要なく増幅回路のゲインを減らすことができると
いう効果を有している。
【0020】また、信号ケーブルの損失の調整と周波数
特性の調整が互いに影響し合っていないので、レベル調
整および周波数特性の調整を容易に行うことができると
いう効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無線送信装置の実施の一形態を示すブ
ロック図である。
【図2】図1の無線送信装置に用いられる中間周波数の
フィルタの特性を示す説明図である。
【図3】従来の無線送信装置のブロック図である。
【図4】図3の無線送信装置に用いられている信号ケー
ブルの周波数特性を示す説明図である。
【図5】図3の無線送信装置に用いられている損失補償
回路の周波数特性を示す説明図である。
【符号の説明】
4 局部発振回路 5 ミクサ 6 IFフィルタ 7 IF増幅回路 8 検波回路 9 APC電圧発生回路 10 局部発振回路 11 ミクサ 12 RFフィルタ 13 RF増幅回路 22 局部発振信号 23 APC電圧信号 24 局部発振信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の中間周波数の変調信号を出力する
    屋内ユニットと、前記屋内ユニットから信号ケーブルを
    介して前記第1の中間周波数の変調信号を受信して無線
    周波数の変調信号に変換し出力する屋外ユニットを備え
    た無線送信装置において、前記屋外ユニットが、前記第
    1の中間周波数の変調信号を受信したときの入力レベル
    の大きさに応じて、第1の局部発振周波数信号の周波数
    を変化させ、前記第1の中間周波数の変調信号を前記第
    1の局部発振周波数信号と混合させて第2の中間周波数
    の変調信号に変換し、前記第1の中間周波数の変調信号
    を受信したときに前記信号ケーブルにより受けていた損
    失を補償するため、前記第2の中間周波数の変調信号に
    対し前記信号ケーブルの周波数特性に対して逆特性とな
    る周波数特性の損失を有する第2の中間周波数のフィル
    タを用い、第2の局部発振周波数を前記第1の局部発振
    周波数信号の周波数の変化に対応して変化させ、前記第
    2の中間周波数の変調信号を前記第2の局部発振周波数
    信号と混合させて前記無線周波数の変調信号に変換する
    ことを特徴とする無線送信装置。
  2. 【請求項2】 第1の中間周波数の変調信号を出力する
    屋内ユニットと、前記屋内ユニットから前記第1の中間
    周波数の変調信号を受信して無線周波数の変調信号に変
    換し出力する屋外ユニットとを備え、前記屋内ユニット
    と前記屋外ユニットとの間が信号ケーブルで接続された
    無線送信装置において、(A)前記第1の中間周波数の
    変調信号を受信したときの入力レベルの大きさに応じて
    発振周波数を変化させ、発振周波数信号を前記第1の中
    間周波数の変調信号を第2の中間周波数の変調信号に変
    換するための第1の局部発振周波数信号として出力する
    第1の局部周波数発振手段、(B)前記第1の局部発振
    周波数信号を用いて前記第1の中間周波数の変調信号を
    第2の中間周波数の変調信号に変換する第1の周波数変
    換手段、(C)前記信号ケーブルの周波数特性に対して
    逆特性となる周波数特性の損失を有する第2の中間周波
    数のフィルタを用いて、前記第2の中間周波数の変調信
    号に対して、前記第1の中間周波数の変調信号を受信し
    たときに前記信号ケーブルにより受けていた損失を補償
    する損失補償手段、(D)前記第1の局部発振周波数信
    号の周波数の変化に対応して発振周波数を変化させ、発
    振周波数を前記第2の中間周波数の変調信号を前記無線
    周波数の変調信号に変換するための第2の局部発振周波
    数信号として出力する第2の局部周波数発振手段、
    (E)前記第2の局部発振周波数信号を用いて前記第2
    の中間周波数の変調信号を無線周波数の変調信号に変換
    する第2の周波数変換手段、を備えたことを特徴とする
    無線送信装置。
  3. 【請求項3】 第1の中間周波数の変調信号を出力する
    屋内ユニットと、前記屋内ユニットから前記第1の中間
    周波数の変調信号を受信して無線周波数の変調信号に変
    換し出力する屋外ユニットとを備え、前記屋内ユニット
    と前記屋外ユニットとの間が信号ケーブルで接続された
    無線送信装置において、前記屋外ユニットが、(A)前
    記屋内ユニットから出力された前記第1の中間周波数の
    変調信号を第2の中間周波数の変調信号に変換する第1
    のミクサ、(B)前記第1の中間周波数の変調信号を第
    2の中間周波数の変調信号に変換するための第1の局部
    発振信号を前記第1のミクサに出力する第1の局部発振
    回路、(C)前記信号ケーブルの損失の周波数特性に対
    して逆特性となる周波数特性の損失を有し、前記第1の
    ミクサの出力信号から前記第2の中間周波数の変調信号
    を取り出すフィルタ、(D)前記第2の中間周波数の変
    調信号のレベルを検出する検波回路、(E)前記検波回
    路から出力される前記第2の中間周波数の変調信号の検
    出レベルの大きさに応じた直流電圧を発生し、前記第1
    の局部発振回路にAPC電圧信号として供給するAPC
    電圧発生回路、(F)第2の局部発振信号を受け前記第
    2の中間周波数の変調信号を無線周波数の変調信号に変
    換する第2のミクサ、(G)前記第1の局部発振回路か
    ら出力される前記第1の局部発振信号を受け前記第1の
    局部発振周波数の変化に対応して、前記第2の中間周波
    数の変調信号を無線周波数の変調信号に変換するための
    前記第2の局部発振信号の周波数を変化させて前記第2
    のミクサに出力する第2の局部発振回路、を備え、前記
    第1の局部発振回路は前記APC電圧信号を受けて、前
    記第2の中間周波数の変調信号のレベルの大きさに応じ
    て、前記第1の局部発振周波数を変化させることを特徴
    とする無線送信装置。
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