JPH09307325A - 移動通信機器用アンテナ装置およびその給電方法 - Google Patents

移動通信機器用アンテナ装置およびその給電方法

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JPH09307325A
JPH09307325A JP11788396A JP11788396A JPH09307325A JP H09307325 A JPH09307325 A JP H09307325A JP 11788396 A JP11788396 A JP 11788396A JP 11788396 A JP11788396 A JP 11788396A JP H09307325 A JPH09307325 A JP H09307325A
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antenna
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接触抵抗の低減による電力損失の抑制および
部品点数の低減によるコストの上昇を防止すると共に操
作性を向上させることが可能な通信機器用アンテナ装置
およびその給電方法を提供する。 【解決手段】 移動通信機器の本体2から引出される状
態および移動通信機器の本体2内に格納される状態のい
ずれかが選択されるアンテナエレメント3に設けられて
いる導電部7、9に圧接可能な給電部材5と、アンテナ
エレメント3の一部を挟持可能な保持部材6とを備え、
給電部材5および保持部材6は、弾性部材で構成され、
かつ、一体で構成されていることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話や携帯無
線機等の移動通信機器用アンテナ装置およびその給電方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、携帯電話や携帯無線機等
の移動通信機器には送受信用アンテナが装備されてい
る。送受信用アンテナは、通信機器本体に対して格納お
よび引出しの各操作が行えるようになっており、通話の
際には移動通信機器本体から引出されて用いられる。上
記のアンテナは、送受信信号の伝送用回路に接続される
必要があり、このため、端末部が移動通信機器内に装備
されているRF回路に接続されている。
【0003】アンテナへの信号伝送用給電構造の一つと
して、RF回路からのリード線をアンテナエレメントの
支持部に接続し、アンテナエレメントの摺動態位、つま
り、引出し態位および格納態位のいずれにおいてもリー
ド線が接続されている支持部の導電部とアンテナエレメ
ントの導電部とが接触するようにした構成がある。一
方、この種のアンテナの支持部には、引出された状態を
維持することおよび格納された際に無為に外に飛出さな
い状態を維持することを目的として各状態での態位を維
持するためにアンテナエレメントと圧接して摩擦抵抗を
生じさせる構造が採用されていることが多い。給電構造
は、このようなアンテナエレメントと摩擦接触する箇所
を通電路として用いている。
【0004】また、アンテナエレメントの支持構造に
は、アンテナエレメントが引出された際の振動によりア
ンテナエレメントにその振動が伝わることで騒音が発生
するのを防止する構造がある。この構造の一つとして、
本出願人の先願に係る特願平8ー28311号の願書に
添付された明細書に開示された構造がある。上記明細書
には、アンテナエレメントの長手方向両端にアンテナエ
レメントよりも大径のスリーブ部材およびストッパ部材
をそれぞれ設け、これら各部材とアンテナエレメントと
を電気的に接続する一方、移動通信機器の筺体側には、
給電回路から延長されたリード線の端末が接続されてい
る給電部材を取り付けると共に給電部材内部に給電部材
および上記のスリーブ部材とストッパ部材とにそれぞれ
圧接可能な弾性部材を設けた構造が開示されている。こ
の構造では、アンテナエレメントが格納された際に弾性
部材と対向当接するスリーブ部材、あるいはアンテナエ
レメントが引出された際に弾性部材と対向当接するスト
ッパ部材が、弾性部材に対して長手方向の2ヵ所を圧接
させて支持されることによりアンテナエレメントの揺動
を阻止するようになっている。この構造における給電部
材とアンテナエレメントとの間の給電路は、給電部材、
弾性部材、スリーブ部材あるいはストッパ部材、アンテ
ナエレメント間での各接触箇所が該当している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の給電構
造には、次のような問題があった。第1に、給電路を構
成する接触箇所が多くなることによって接触抵抗が増大
化する。上記の構成での接触抵抗は、概ね80〜160
mΩ程度と高くなり、さらに装飾を目的として給電路を
なす構成部材のうちで外部に露呈する部材を黒色のクロ
ムメッキを施したような場合には、80mΩ〜1Ωとか
なり高い抵抗値を示す場合がある。しかも、この抵抗値
は一定値ではなく、バラツキが多く不安定となりがちで
あり、これによって、送受信の際のノイズ発生を招きや
すくなる。また、多くの接触面を組合わせた場合には、
各面間で発生する接触抵抗の総和も増加するのでアンテ
ナエレメントの格納および引出しの際に要する操作力が
大きく必要となり、通信機器の操作性を悪化させてしま
う。
【0006】第2に、給電路を構成する接触箇所が多い
分、その給電路に用いられる部品の点数が多いことにな
り、部品管理コストが高くなったり移動通信機器の組み
立て作業性が悪化する。特に、給電路を構成するために
結果的に接触箇所が多くなる部品を数多く組合わせて使
用した場合には、それだけ給電路での導電性の信頼性を
確保することが容易でなくなり、これによって、通信機
器としての性能悪化を招きかねない。
【0007】本発明の目的は、上記従来の通信機器用ア
ンテナ装置およびその給電方法における問題に鑑み、接
触抵抗の低減および部品点数の低減を可能にする通信機
器用アンテナ装置およびその給電方法を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、移動通信機器に付設されて
いるアンテナ装置であって、移動通信機器の本体から引
出される状態および移動通信機器の本体内に格納される
状態のいずれかが選択されるアンテナエレメントに設け
られている導電部に圧接可能な給電部材と、上記アンテ
ナエレメントの一部を挟持可能な保持部材とを備え、上
記給電部材および保持部材は、弾性部材で構成され、か
つ、一体で構成されていることを特徴としている。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の通
信機器用アンテナ装置において、上記アンテナエレメン
トは、上記移動通信機器の本体に設けられている取付部
材によって格納位置と引出し位置とに摺動可能に支持さ
れるとともに、引出された際に上記取付部材に突き当た
ることにより抜け止めされるストッパ部材を長手方向の
端部に有し、上記給電部材は、上記アンテナエレメント
の導電部に圧接してそのアンテナエレメントを格納され
た状態に維持できる位置に配置され、上記保持部材は、
上記ストッパ部材に対して挟持加圧力を作用させて上記
アンテナエレメントを引出された状態に維持できる位置
に配置されていることを特徴としている。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項2記載の移
動通信機器用アンテナ装置において、上記アンテナエレ
メントは、長手方向における上記ストッパ部材が位置す
る端部と反対側の端部に導電部を有し、その導電部がア
ンテナエレメントと同径とされ、上記ストッパ部材が上
記取付部材よりも大径とされていることを特徴としてい
る。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項3記載の移
動通信機用アンテナ装置において、上記給電部材および
保持部材は、上記アンテナエレメントの導電部およびス
トッパ部材のうちの少なくとも上記導電部に対して弾性
的に接触可能な単一のロッド部材で構成されていること
を特徴としている。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項1乃至4の
うちの一つに記載の移動通信機器用アンテナの給電方法
であって、上記給電部材および保持部材に直接給電する
ことを特徴としている。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明では、アンテナエレメント
が引出された状態および格納された状態のいずれにおい
てもアンテナエレメントに対する給電が行える給電部材
および保持部材が一体で構成されているので、上記の各
状態を維持している際の給電機構を個別に設ける必要が
ない。このため、給電路に存在する接触箇所を最小限に
止めることによって接触抵抗の増加が抑制され、しか
も、給電機構に用いられる部品の管理が容易となるとと
もに組み立て工数が低減される。
【0014】請求項2および3記載の発明では、アンテ
ナエレメントが引出された状態および格納された状態を
それぞれ維持するために用いられる部材をアンテナエレ
メントの給電機構として用いることができる。しかも、
アンテナエレメントとそれに有する導電部とが同径であ
るので、給電部材が常にアンテナエレメントに圧接して
いることになる。これにより、引出された際のアンテナ
エレメントは、給電路に相当する接触箇所を少なくした
場合でも、ストッパ部の挟持作用と給電部材による圧接
作用により、長手方向で2ヵ所を保持された状態となる
ので、振動等による揺れの発生が阻止される。
【0015】請求項4記載の発明では、給電部材および
保持部材が少なくともアンテナエレメントの導電部に対
して接触可能な単一のロッド部材で構成されているの
で、構造の簡単な給電機構が得られる。
【0016】請求項5記載の発明では、一体構造からな
る給電部材および保持部材に直接給電することでこれら
部材毎での給電を必要としない。このため、配線数を少
なくして配線に要する工数を低減して電気的接続の信頼
性を向上させることができる。
【0017】
【実施例】以下、図示実施例により本発明の詳細を説明
する。図1は、請求項1記載の発明の実施例である移動
通信機器用アンテナ装置の要部を示す断面図であり、同
図に示す移動通信機器用アンテナ装置1は、携帯電話や
携帯無線機に用いられる。図1において移動通信機器用
アンテナ装置1は、移動通信機器本体2に対して引出さ
れる状態と格納される状態とに摺動可能なアンテナエレ
メント3と、アンテナエレメント3を摺動可能に支持す
る取付部材4と、給電部材5および保持部材6とを主要
部として備えている。図2においてアンテナエレメント
3は、NiTi等の導電性の線材を縒り合わた芯線3A
と、芯線3Aの外周に被覆されたナイロンや塩化ビニー
ルあるいはポリアセタール等の絶縁性材料からなるチュ
ーブ3Bとで構成され、長手方向両端では芯線3Aが露
出されている。アンテナエレメント3の長手方向端部の
うち、図1および図2における上端部には、内部構造を
図示しないが、露出された芯線3Aと結合されて導電部
をなすスリーブ部材7と、そのスリーブ部材7と電気的
接続されているコイルアンテナ(図示されず)を内蔵し
たABS、ポリアセタール等の絶縁性部材からなるキャ
ップ8とが取り付けられ、下端部には、図2に示すよう
に、芯線3Aがかしめられている導電性のストッパ部材
9が取り付けられている。
【0018】スリーブ部材7は、真鍮(BsB)等の導
電性部材で構成され、アンテナエレメント3が移動通信
機器本体2の内部に格納された際に後述する取付部材4
の窓穴4Cに対向できる長さをもつボス部が長手方向に
沿って形成されている。図1および図2においてスリー
ブ部材7は、その長手方向における下端の外周面がテー
パ面に形成され、アンテナエレメント3が通信機器本体
2の内部に格納される際に後述する取付部材4の内部に
挿入されやすくするためのガイド部とされている。
【0019】取付部材4は、ABS、ポリアセタール等
の絶縁性部材が用いられ、中心部に長手方向に貫通する
穴を形成された円筒状部材であり、図1および図2に示
すように、長手方向上端部から順に、移動通信機器本体
2の上壁部に載置されるフランジ4A、移動通信機器本
体2に捩じ込まれるネジ部4B、中心位置をはさんで対
向する位置に形成された一対の窓穴4Cおよび周方向に
沿って形成された溝部4Dがそれぞれ設けられている。
取付部材4の中心部に形成されている貫通穴の上端内周
面は、図2に示すようにテーパ面とされ、前述したスリ
ーブ部材7のテーパ面を導入しやすくしてある。このよ
うなテーパ面は、貫通穴の下端内周面にも形成されてお
り、後述するストッパ部材9の導入ガイド面をなしてい
る。
【0020】ストッパ部材9は、真鍮(BsB)等の導
電性部材からなり、上記したスリーブ材7に加えてアン
テナエレメント3における今一つの導電部をなし、図2
に示すように、アンテナエレメント3が移動通信機器本
体2から引出された際に取付部材4の窓穴4Cと対向す
ることができる長さを有するボス部を備えている。スト
ッパ部材9におけるボス部の下端は、取付部材4の下端
内周面に形成されているテーパ面に嵌合する形状とさ
れ、さらにそのテーパ面に連続する最下端の外径がアン
テナエレメント3の外径よりも大径に形成されている。
ストッパ部材9は、アンテナエレメント3が移動通信機
器本体2から引出された際に、テーパ面に連続する最下
端が取付部材4の下端に当接することによってアンテナ
エレメント3の抜け止めを行うことができる。ストッパ
部材9と上述したスリーブ部材7とは、ボス部が同じ外
径(図2中、符号Dで示す外径)に設定され、取付部材
4の窓穴4Cに対向した際に後述する給電部材5と接触
することができるようになっている。
【0021】取付部材4の外周には給電部材5および保
持部材6が装着されている。給電部材5および保持部材
6は、リン青銅等の導電性弾性部材が用いられて一体構
造とされ、図3に示すように、給電部材5は、取付部材
4の窓穴4Cの位置に合せて一対の接片で構成され、ま
た保持部材6は、長手方向の一部に小径の凹みを有する
リング部で構成されている。さらに、給電部材5および
保持部材6には共通の端子用ラグ10が一体で設けられ
ており、この端子用ラグ10が、図1に示すように、移
動通信機器本体2の内部に配置されるRF回路基板11
の端子パターン11Aに一体的に取り付けられるように
なっている。本実施例では、給電部材5および保持部材
6が、予めプレス加工等によって製造され、取付部材4
の成形時に成形用金型(図示されず)内にインサートさ
れて取付部材4と一体成形されるようになっている。給
電部材5を構成している接片には、上記したスリーブ部
材7およびストッパ部材9の外周面に圧接する接点とし
ての凸部が形成され、給電路を構成するようになってい
る。
【0022】取付部材4と一体成形された給電部材5お
よび保持部材6のうち保持部材6は、凹みを取付部材4
の溝部4Dに形成されている凹部に嵌合させることがで
きる。これにより、取付部材4の長手方向で給電部材5
の位置決めを可能にし、給電部材5を取付部材4の窓穴
4Cから内部に露出させることができるようになってい
る。また、保持部材6は、取付部材4の溝部4C内で取
付部材4の外周面を加圧することができる内径が設定さ
れており、これによって、取付部材4の外周面を挟持
し、移動通信機器本体2から引出されたアンテナエレメ
ント3をその状態に保持する。
【0023】本実施例は以上のような構成であるから、
給電部材5と保持部材6とが一体の部材で構成されてい
ることにより取付部材4に対して1回の組込操作によっ
て取付部材4に装着される。
【0024】一方、取付部材4に装着された給電部材5
および保持部材6のうちの給電部材5は、図2に示すよ
うに、アンテナエレメント3が移動通信機器本体2から
引出されるとストッパ部材9のボス部外周面に圧接し、
そしてアンテナエレメント3が移動通信機器本体2に格
納されると、スリーブ部材7のボス部外周面に圧接して
給電路を構成する。
【0025】保持部材6は、アンテナエレメント3の引
出し時および格納時に対応してスリーブ部材7およびス
トッパ部材9に対する加圧挟持力を作用させ、アンテナ
エレメント3の無為な摺動を防止する。
【0026】本実施例によれば、アンテナエレメント3
に対する給電路を構成するアンテナエレメント3と給電
部材5との接触部あるいはアンテナエレメント3とスト
ッパ部材9との接触部が1ヵ所で済むことになるので、
その給電路での電気的な接触抵抗を減少させることがで
きる。ちなみに、本発明者が接触抵抗に関する実験を行
ったところ、従来のこの種接触方式による給電路におけ
る接触抵抗である80〜160mΩに対し、10〜30
mΩというきわめて低い抵抗値が得られた。また、本実
施例によれば、取付部材4は、プラスチック(絶縁性)
とBSB(導電性)のいづれでも良いので、プラスチッ
クの場合に限り静電耐圧を高められる。なお、上記実施
例では、保持部材6の構成としてリング部を備えている
例を挙げたが、これに限ることなく、接片構造とするこ
とも可能である。
【0027】上記実施例において、アンテナエレメント
3が移動通信機器本体2に格納された状態にある時にス
リーブ部材7と給電部材5とが圧接し、アンテナエレメ
ント3が移動通信機器本体2から引出された際にストッ
パ部材9と給電部材5とが圧接する構成としては、図4
に示す構成を採用することも可能である。図4は、上記
構成を説明するための模式図であり、同図において給電
部材(便宜上、符号5’で示す)は、アンテナエレメン
ト3よりも大径のスリーブ部材7に対してのみ圧接する
内径寸法が設定され、保持部材(便宜上、符号6’で示
す)は、ストッパ部材9の外周面にのみ圧接する内径寸
法が設定されている。給電部材5’および保持部材6’
は、一体に形成されていることは図1に示した構成と同
様である。このような構成において、アンテナエレメン
ト3が移動通信機器本体2から引出されると、図4に示
すように、保持部材6’がストッパ部材9の外周面に圧
接する。これにより、アンテナエレメント3が引出し状
態に保持されると共に、アンテナエレメント3への給電
路は保持部材6’とストッパ部材9との接触部で形成さ
れる。この場合、給電部材5’は、アンテナエレメント
3の外周面には接触していない。一方、アンテナエレメ
ント3が移動通信機器本体2内に格納されると、給電部
材5’がスリーブ部材7の外周面に圧接する。これによ
り、アンテナエレメント3が格納状態に保持されると共
に、アンテナエレメント3への給電路は給電部材5’と
スリーブ部材7との接触部で構成される。この場合、保
持部材6’はストッパ部材9と対向していないので接触
しない。
【0028】次に、請求項2および3記載の発明の実施
例を説明する。図5に示す実施例は、アンテナエレメン
トに固定されているストッパ部材を保持部材により挟持
し、給電部材と保持部材とでアンテナエレメントの長手
方向で2ヵ所を支持して引出し状態にあるアンテナエレ
メントの揺動を規制することを特徴としている。なお、
図5に示す実施例において、図1および図2に示したも
のと同じ構成部材については同符号とし、その詳細な説
明は省く。図5においてアンテナエレメント12は、長
手方向の一端に相当する上端部ににキャップ8を備えて
いるが、そのキャップ8の内部に装備されているコイル
アンテナと電気的接続されているスリーブ部材13が、
図1に示した構成と違って、アンテナエレメント3と同
径とされている。図6は、アンテナエレメント12とス
リーブ部材13との結合構造を示す断面図であり、同図
においてアンテナエレメント12の上端部は、芯線12
Aを露出させた残りのチューブ12Bがスリーブ部材1
3に対して接着等の適宜な手法によって一体化され、チ
ューブ12Bを一体化されたスリーブ部材13が、キャ
ップ8に対してネジ部13Aを介して取り付けられてい
る。スリーブ部材13の上端には、キャップ8内に装備
されているコイルアンテナ14が電気的接続されてい
る。
【0029】一方、図5においてアンテナエレメント1
2の長手方向の他端に相当する下端には、アンテナエレ
メント12を構成している芯線12Aがかしめられるこ
とによって電気的接続されているストッパ部材15が固
定されている。ストッパ部材15は、図1に示した構成
と違ってボス部をもたないでスリーブ部材13の外径
(D2)よりも大径(D1>D2)とされている。これ
により、アンテナエレメント12が移動通信機器本体2
から引出されると、ストッパ部材9は、アンテナエレメ
ント3を摺動可能に支持している取付部材16の下端に
突き当たることができる。
【0030】取付部材16は、図1に示した構成と違っ
て、保持部材(図1において符号6で示す部材)を配置
するための溝部(図1において符号4Dで示す部分)が
形成されていない。つまり、取付部材16は、図1に示
した構成における溝部が除かれた形状に形成され、図1
に示した構成と同じ構成部材としてフランジ16A、ネ
ジ部16Bおよび窓部16Cのみが設けられている。
【0031】図5に示されている給電部材5および保持
部材17のうち保持部材17は、図1に示した構成と違
って、図7に示すように一対の接片で構成され、同じく
一対の接片で構成されている給電部材5と一体とされて
いる。給電部材5および保持部材17は折曲加工によっ
て形状を特定されているものであり、給電部材5は、図
8に示すように、取付部材16の窓部16Cから内部に
露出することができる内径を設定されてアンテナエレメ
ント12のスリーブ部材13の外周面に圧接することが
でき、また、保持部材17は、図8に示すように、スト
ッパ部材15の外周面を加圧することができる内径を設
定されてストッパ部材15の外周面を挟持することがで
きるようになっている。なお、給電部材5および保持部
材17は、共通する端子ラグ10が一体で形成され、こ
の端子ラグ10が移動通信機器本体2の内部に装備され
ているRF回路基板に一体化されることによって取付部
材16の窓部16Cおよびストッパ部材15に対して位
置決めされる。
【0032】本実施例は以上のような構成であるから、
アンテナエレメント12が移動通信機器本体2から引出
されると、図5に示すように、給電部材5がアンテナエ
レメント12の外周面に圧接すると共に、保持部材17
がストッパ部材15の外周面に圧接する。これにより、
アンテナエレメント12への給電路は、保持部材17と
ストッパ部材15との間に形成される。しかも、引出し
状態にあるアンテナエレメント12は、給電部材5と保
持部材17とで長手方向の2ヵ所を圧接支持されるので
キャップ8側が揺動するのを規制され、取付部材16に
有する貫通穴の加工誤差によるアンテナエレメント12
の衝突が防止されて騒音の発生を抑制される。
【0033】アンテナエレメント12が移動通信機器本
体2内に格納されると、給電部材5がスリーブ部材13
の外周面に圧接する。これにより、アンテナエレメント
12への給電路は、給電部材5とスリーブ部材13との
間に形成される。
【0034】以上のような実施例によれば、アンテナエ
レメント12に対する給電路に相当する接触箇所は必要
最小限ですむので、電気的な接触抵抗の増加を防止する
ことができる。しかも、スリーブ部材13とアンテナエ
レメント12とが同径であることにより、給電部材5が
常にアンテナエレメント12に圧接しているので、引出
された状態にあるアンテナエレメント12の揺動規制の
ための特別な構造を必要としないですむ。また、給電部
材5がアンテナエレメント12に対して常に圧接してい
るので、アンテナエレメント12が摺動する際のガイド
部として機能させることができ、これによって、アンテ
ナエレメントが摺動する際の挙動が不安定となるのを防
止することができる。
【0035】さらに本実施例によれば、給電部材5と保
持部材17とが接片により構成されているので、各接片
の圧接力を異ならせることができる形状、特に、内径と
することにより、これら各部材に圧接するスリーブ部材
13およびストッパ部材15の加工精度の公差に余裕を
もたせることができる。これにより、加工精度をさほど
高めなくともアンテナエレメント12への給電路が確保
できることになり、加工精度を高めた場合の加工コスト
の上昇を抑制することが可能になる。
【0036】次に、請求項4記載の発明の実施例につい
て説明する。図9に示す実施例は、一体に形成されてい
る給電部材および保持部材を単一のロッド部材で構成し
たことを特徴としている。なお、図9に示す実施例にお
いて、図1に示したものと同じ構成部品については同符
号とし、その詳細な説明は省く。つまり、図9において
アンテナエレメント3は、図1に示した構成と同様に、
長手方向の一端に相当する上端にキャップ8およびスリ
ーブ部材(便宜上、符号7’で示す)が、また長手方向
の他端に相当する下端にストッパ部材(便宜上、符号
9’で示す)がそれぞれ設けられている。一方、取付部
材(便宜上、符号4’で示す)は、図1に示した構成と
違って溝部が除かれており、図1に示した構成と同じ構
成として長手方向の一端に相当する上端から順に、フラ
ンジ4A’、ネジ部4B’および窓部4C’のみが形成
されている。本実施例では、上記のスリーブ部材7’お
よびストッパ部材9’における長手方向の一部に凹部7
A’、9A’がそれぞれ形成されている。凹部7A’、
9A’のうち凹部7A’は、アンテナエレメント3が移
動通信機器本体2の内部に格納された際に取付部材4’
の窓部4C’に対向する位置に形成され、また凹部9
A’は、図9に示すように、アンテナエレメント3が移
動通信機器本体2から引出された際に取付部材4’の窓
部4A’に対向する位置に形成されている。
【0037】取付部材4’の窓部4C’には、図10お
よび図11に示すように、ピアノ線等の導電性ロッド部
材からなる給電部材兼用保持部材20が装着されてい
る。給電部材兼用保持部材20は、アンテナエレメント
3に有する導電部に相当するスリーブ部材7’およびス
トッパ部材9’にそれぞれ圧接可能な内寸を設定され、
スリーブ部材7’およびストッパ部材9’との圧接部に
連続して移動通信機器本体2の内部に装備されているR
F回路基板(図1において、符号11で示す部材に相
当)の端子パターンに一体化される端子部20Aが形成
されている。
【0038】本実施例は以上のような構成であるから、
給電部材兼用保持部材20は、RF回路基板に端子部2
0Aが一体化されることによって取付部材4’の窓部4
C’に対向する状態で位置決めされる。本実施例では、
給電部材兼用保持部材20が、アンテナエレメント3に
おける導電部をなすスリーブ部材7’とストッパ部材
9’との両方に対して凹部7A’および9A’のいずれ
かに嵌合して圧接することができるようになっている。
このため、アンテナエレメント3が移動通信機器本体2
から引出されると、スリーブ部材7’に対して給電部材
兼用保持部材20が圧接し、アンテナエレメント3が移
動通信機器本体2の内部に格納されると、ストッパ部材
9’に対して給電部材兼用保持部材20が圧接する。こ
れにより、アンテナエレメント3に対する給電路は、ス
リーブ部材7’あるいはストッパ部材9’と給電部材兼
用保持部材20との接触部で構成される。
【0039】本実施例によれば、アンテナエレメント3
の態位を保持する部材と給電部材とを単一部材で構成す
ることができるので、給電機構の構成を簡略化すること
ができる。なお、上記実施例では、アンテナエレメント
3が引出し位置と格納位置とに摺動することを前提とし
ているが、引出したままのアンテナエレメント3を対象
とすることも可能であり、この場合には、スリーブ部材
7’に形成されている凹部7A’をなくし、ストッパ部
材9’にのみ凹部9A’を形成してその凹部9A’に給
電部材兼用保持部材20を嵌合させて圧接させる。これ
により、ストッパ部材9’の凹部9A’に嵌合して圧接
する給電部材兼用保持部材20は、引出された状態のア
ンテナエレメント3の態位を維持する。
【0040】上記実施例においては、アンテナエレメン
ト3の導電部に対して単一部材を圧接させるようにした
が、ロッド部材を用いて給電部材および保持部材を一体
に構成することも可能である。図12は、上記構成を示
す概要図であり、同図においてストッパ部材9’は、図
9に示した構成と違って、凹部(便宜上、符号9B’で
示す)が取付部材4の窓部4Cに対向する位置ではな
く、取付部材4の下端に位置して取付部材4よりも大径
とされている部分の外周面に形成されている。一方、取
付部材4の窓部4Cおよびストッパ部材9’の凹部9
B’には、給電部材21および保持部材22がそれぞれ
対向当接可能に配置されている。給電部材21および保
持部材22は、図13および図14に示すように、単一
の導電性ロッド部材を連続的に折曲げ加工することによ
りスリーブ部材7’の凹部7A’に嵌合する部分とスト
ッパ部材9’の凹部9’に嵌合する部分とを形成するこ
とで構成されている。給電部材21および保持部材22
には、図13および図14に示すように、上記の各凹部
7A’、9B’に嵌合する部分に連続して共通の端子部
23が形成されており、その端子部23がRF回路基板
(図1において符号11で示す部材)の端子パターン
(図1において符号11Aで示す部分)に一体化され
る。このような構成では、アンテナエレメント3が移動
通信機器本体2から引出されると、図12に示すよう
に、ストッパ部材9’の凹部9B’に保持部材22が嵌
合して圧接することによりアンテナエレメント3が引出
し態位に保持され、またアンテナエレメント3が移動通
信機器本体2の内部に格納されると、スリーブ部材7’
の凹部7A’に給電部材21が嵌合して圧接することに
よりアンテナエレメント3が格納態位に保持される。上
記の構成では、引出し態位にあるアンテナエレメント3
への給電路がストッパ部材9’と保持部材22との接触
部で構成され、格納態位にあるアンテナエレメント3へ
の給電路がスリーブ部材7’と給電部材21との接触部
で構成される。
【0041】次に、請求項5記載の発明の実施例につい
て説明する。請求項5記載の発明は、上記各実施例にお
いて説明した給電部材および保持部材に対して直接給電
することを特徴としている。つまり、図1において、給
電部材5および保持部材6には、共通する端子部を構成
する端子ラグ10が設けられており、この端子ラグ10
に対してRF回路基板11から給電する。
【0042】本実施例によれば、給電部材および保持部
材に対して直接給電することができるので、個別に給電
する場合に比べて給電機構を簡略化することができる。
なお、給電部材および保持部材に対して直接給電する方
法は、図1に示した実施例に限らず、図5、図9および
図12に示した例においても同様である。
【0043】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1記載の発明
によれば、アンテナエレメントが引出された状態および
格納された状態のいずれにおいてもアンテナエレメント
に対する給電が行える給電部材および保持部材が一体で
構成されているので、上記の各状態を維持している際の
給電機構を個別に設ける必要がない。このため、給電路
に存在する接触箇所を最小限に止めることによって接触
抵抗の増加が抑制され、しかも、給電機構に用いられる
部品の管理が容易となるとともに組み立て工数が低減さ
れる。
【0044】請求項2および3記載の発明によれば、ア
ンテナエレメントが引出された状態および格納された状
態をそれぞれ維持するために用いられる部材をアンテナ
エレメントの給電機構として用いることができるので、
給電機構として特別な構造を要することがなく、部品点
数の低減が可能となる。しかも、アンテナエレメントと
それに有する導電部とが同径であるので、給電部材が常
にアンテナエレメントに圧接していることになる。これ
により、引出された際のアンテナエレメントは、給電路
に相当する接触箇所を少なくした場合でも、保持部材に
よるストッパ部の挟持作用と給電部材による圧接作用に
より、長手方向で2ヵ所を保持された状態となるので、
振動等による揺れの発生を阻止され、さらには、アンテ
ナエレメントの摺動案内が確実に行われるので、アンテ
ナ装置の操作性を向上させることが可能になる。
【0045】請求項4記載の発明によれば、給電部材お
よび保持部材が少なくともアンテナエレメントの導電部
に対して接触可能な単一のロッド部材で構成されている
ので、構造の簡単な給電機構が得られる。
【0046】請求項5記載の発明によれば、一体構造か
らなる給電部材および保持部材に直接給電することでこ
れら部材毎での給電を必要としない。このため、配線数
を少なくして配線に要する工数を低減して電気的接続の
信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の実施例を説明するための
移動通信機器用アンテナ装置の要部を示す局部的な断面
図である。
【図2】図1中、符号L2で示す方向の矢視断面図であ
る。
【図3】図1に示した移動通信機器用アンテナ装置に用
いられる給電部材および保持部材の構成を説明するため
の斜視図である。
【図4】図1に示した移動通信機器用アンテナ装置の要
部の構成の変形例を説明するための模式図である。
【図5】請求項2および3記載の発明の実施例を説明す
るための移動通信機器要アンテナ装置の要部を示す図1
相当の局部的な断面図である。
【図6】図5中、符号L6で示す部分の拡大断面図であ
る。
【図7】図5に示した移動通信機器用アンテナ装置に用
いられる給電部材および保持部材の構成を説明するため
の斜視図である。
【図8】図5中、符号L8で示す方向の矢視図である。
【図9】請求項4記載の発明の実施例を説明するための
移動通信機器要アンテナ装置の要部を示す局部的な断面
図である。
【図10】図9中、符号L10で示す方向の矢視図であ
る。
【図11】図10に示した要部に用いられる給電部材兼
用保持部材の構造を説明するための斜視図である。
【図12】図9に示した要部の変形例を示す局部的な断
面図である。
【図13】図12中、符号L13で示す方向の矢視図で
ある。
【図14】図12に示した変形例に用いられる給電部材
および保持部材の構造を説明するための斜視図である。
【符号の説明】
1 移動通信機器用アンテナ装置 2 移動通信機器本体 3、12 アンテナエレメント 4、16 取付部材 5、21 給電部材 6、17、22 保持部材 7、13 導電部の一つであるスリーブ部材 9、15 導電部の他の一つであるストッパ部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動通信機器に付設されているアンテナ装
    置であって、 移動通信機器の本体から引出される状態および移動通信
    機器の本体内に格納される状態のいずれかが選択される
    アンテナエレメントに設けられている導電部に圧接可能
    な給電部材と、 上記アンテナエレメントの一部を挟持可能な保持部材と
    を備え、 上記給電部材および保持部材は、弾性部材で構成され、
    かつ、一体で構成されていることを特徴とする移動通信
    機器用アンテナ装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の通信機器用アンテナ装置に
    おいて、 上記アンテナエレメントは、上記移動通信機器の本体に
    設けられている取付部材によって格納位置と引出し位置
    とに摺動可能に支持されるとともに、引出された際に上
    記取付部材に突き当たることにより抜け止めされるスト
    ッパ部材を長手方向の端部に有し、 上記給電部材は、上記アンテナエレメントの導電部に圧
    接してそのアンテナエレメントを格納された状態に維持
    できる位置に配置され、 上記保持部材は、上記ストッパ部材に対して挟持加圧力
    を作用させて上記アンテナエレメントを引出された状態
    に維持できる位置に配置されていることを特徴とする移
    動通信機器用アンテナ装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の移動通信機器用アンテナ装
    置において、 上記アンテナエレメントは、長手方向における上記スト
    ッパ部材が位置する端部と反対側の端部に導電部を有
    し、その導電部がアンテナエレメントと同径とされ、上
    記ストッパ部材が上記取付部材よりも大径とされている
    ことを特徴とする移動通信機器用アンテナ装置。
  4. 【請求項4】請求項2記載の移動通信機用アンテナ装置
    において、 上記給電部材および保持部材は、上記アンテナエレメン
    トの導電部およびストッパ部材のうちの少なくとも上記
    導電部に対して弾性的に接触可能な単一のロッド部材で
    構成されていることを特徴とする移動通信機器用アンテ
    ナ装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のうちの一つに記載の移動
    通信機器用アンテナの給電方法であって、 上記給電部材および保持部材に直接給電することを特徴
    とする移動通信機器用アンテナ装置の給電方法。
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Cited By (3)

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WO2002037602A1 (fr) * 2000-11-06 2002-05-10 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Dispositif antenne et dispositif portable
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