JPH09232840A - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

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JPH09232840A
JPH09232840A JP4165396A JP4165396A JPH09232840A JP H09232840 A JPH09232840 A JP H09232840A JP 4165396 A JP4165396 A JP 4165396A JP 4165396 A JP4165396 A JP 4165396A JP H09232840 A JPH09232840 A JP H09232840A
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JP
Japan
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antenna element
antenna
state
circuit
radio
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JP4165396A
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English (en)
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Masazumi Yamazaki
正純 山崎
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンテナエレメントの収納,引出し状態の如
何に拘らず無線機回路との良好なインピーダンス整合状
態を得ることができ、高品位で安定した移動通信を可能
とするアンテナ装置を提供する。 【解決手段】 無線機本体ケース3内に収納,引出し自
在に設けられた少なくとも2箇所の給電部1,9を有す
るアンテナエレメント2と、外部のインピーダンス整合
回路に接続される少なくとも2個の接続部材8,10から
なり、前記アンテナエレメント2が収納あるいは引き出
された状態において、前記いずれか1つの給電部1,9
が前記接続部材8,10のいずれか1つに接続されるよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話等の移動
体通信機器その他一般的無線機器に使用されるアアンテ
ナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の例えば小型携帯無線機に使用され
るアンテナ装置としては、特開平1−204504号公報に示
されるものが知られており、以下これについて図面を参
照しつつ説明する。図13はこの従来のアンテナ装置の要
部を示し、同図(a)はアンテナエレメントを電話機本体
から引き出した状態を示す断面図であり、同図(b)はア
ンテナエレメントを電話機本体内に収納した状態を示す
断面図である。まず、図13(a)に示すように、アンテナ
エレメント21が電話機本体22から引き出された状態では
接点部材23が接片24と接触しており、これにより、アン
テナエレメント21はマッチング回路組立体26と接続され
ている。また、同図(b)に示すように、アンテナエレメ
ント21が電話機本体22内に収納された状態では接点部材
27が接片25と接触しており、これによりアンテナエレメ
ント21はマッチング回路組立体26と接続されている。
【0003】このように、アンテナエレメントは電話機
本体から引き出されている場合だけでなく、電話機本体
内に収納されている場合においてもマッチング回路組立
体と接続されており、アンテナとして動作している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ような構成では、アンテナエレメントが電話機本体から
引き出された状態と、収納されている状態の二通りの異
なるアンテナインピーダンスに対して、一通りの整合回
路(前記マッチング回路組立体26相当)しか準備できない
ので、いずれか一方、あるいは両方の状態で良好なイン
ピーダンス整合状態が得られず、変調精度や受信感度が
劣化し、通信品質が劣化するという問題点があった。
【0005】本発明はこのような従来の問題点を解決す
るものであり、アンテナエレメントの収納,引出し状態
の如何に拘らず良好な整合状態を得ることができ、高品
位で安定した移動通信を可能とするアンテナ装置を提供
することを目的とする。また、アンテナエレメントの収
納,引出し状態の一方もしくは両方の認識機能を持つア
ンテナ装置を提供することを他の目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のアンテナ装置
は、無線機本体内に収納,引出し自在に設けられ、かつ
少なくとも2箇所の給電部を有するアンテナエレメント
と、外部のインピーダンス整合回路に接続される少なく
とも2個の接続部材からなり、前記アンテナエレメント
が収納あるいは引き出された状態において、前記いずれ
か1つの給電部が前記接続部材のいずれか1つに接続さ
れるようにしたものである。
【0007】この本発明によれば、異なるアンテナイン
ピーダンスに適合するインピーダンス整合特性を有する
複数の整合回路を備え、これをアンテナエレメントの状
態に連動して選択接続することができるので、アンテナ
エレメントのインピーダンス状態、即ち、収納,引出し
状態の如何に拘らず、アンテナエレメントと無線機回路
とは良好なインピーダンス整合状態で結合される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の各実施の形態につい
て図面を参照しつつ説明する。なお、各実施の形態間で
共通する部分や、同一機能を有する部分については同一
符号を用いるものとする。
【0009】(実施の形態1)図1は本実施の形態1に
おけるアンテナ装置の要部を示す一部破断斜視図、図2
及び図3はアンテナエレメントの収納状態位置と、引出
し状態位置における給電部付近の状態を示す一部断面側
面図である。各図において、1は第1の給電部、2は線
状アンテナを構成するアンテナエレメント、3は無線機
本体ケース、4は絶縁体、5は比較的大径の筒状体から
なるストッパで、アンテナエレメント2が無線機本体ケ
ース3より抜け出すのを防止している。6は装荷ヘリカ
ルアンテナ、7は固定ナット、8は第1の接続部材で、
前記第1の給電部1と接触するバネ接片8a,8bと電気
的に接続されている。9は第2の給電部、10は第2の接
続部材で前記第2の給電部9と接触するバネ接片10a,1
0bと電気的に接続されている。なお、11は絶縁チューブ
である。これらの第1及び第2の接続部材8,10は絶縁
体4を介して相互に絶縁され、同軸的に連結固定され
て、前記アンテナエレメント2を嵌挿し、これをその軸
方向にスライド可能に支持している。このように構成す
ることにより、前記アンテナエレメント2を無線機本体
ケース3に対して最も押し込んだ収納状態位置において
は、図2に示すように、アンテナエレメント2の第1の
給電部1はバネ接片8a,8bと電気的に接続され、第1
の接続部材8からアンテナ出力が得られる状態となり、
また、最も引き出した場合には、アンテナエレメント2
はストッパ5によって図3に示す引出し状態位置に係止
され、その第2の給電部9はバネ接片10a,10bと電気的
に接続されて、第2の接続部材10からアンテナ出力が得
られる状態となる。
【0010】このアンテナ装置を無線機に搭載した場合
の一例を図4に示す。同図は前記アンテナ装置を無線機
に搭載し、無線機回路に接続した状態を示すブロック図
であり、図中、31は第1の整合回路、32は第2の整合回
路、33は第1の伝送線路、34は第2の伝送線路、35は前
記第1及び第2の伝送線路33,34の分岐点、36は無線機
回路で、切換スイッチ37,送信回路38,周波数回路39,
受信回路40,制御回路41から構成され、それぞれ図示の
ように接続されている。このようにすると、アンテナエ
レメント2を無線機本体ケース3に対して最も押し込ん
だ収納状態位置においては、このアンテナエレメント2
は第1の接続部材8を経由して第1の整合回路31に接続
され、他方の第2の整合回路32はアンテナエレメント2
に接続されておらず、また、分岐点35から見た第2の整
合回路32側のインピーダンスが無限大となるような電気
長を持つ第2の伝送線路34が挿入されているので、この
第1の整合回路31によってなされるインピーダンス整合
は第2の整合回路32の影響を受けることがなく、ひいて
は、収納状態位置におけるアンテナエレメント2と無線
機回路36とは良好なインピーダンス整合状態となる。同
様にして、アンテナエレメント2を無線機本体ケース3
に対して最も引き出した引出し状態位置においては、こ
のアンテナエレメント2は第2の接続部材10を経由して
第2の整合回路32に接続され、他方の第1の整合回路31
はアンテナエレメント2に接続されておらず、また、分
岐点35から見た第1の整合回路31側のインピーダンスが
無限大となるような電気長を持つ第1の伝送線路33が挿
入されているので、この第2の整合回路32によってなさ
れるインピーダンス整合は第1の整合回路31の影響を受
けることはなく、引出し状態位置におけるアンテナエレ
メント2と無線機回路36とは良好なインピーダンス整
合状態となる。なお、前記整合回路31,32に伝送線路
33,34の持つ機能を持たせてもよい。
【0011】本実施の形態1においては、アンテナエレ
メントを無線機本体ケースに対して最も押し込んだ収納
状態位置と最も引き出した引出し状態位置との2つの位
置、即ち、2つの異なるインピーダンス位置に適合する
インピーダンス整合特性を有する独立した2つの整合回
路を備え、これをアンテナエレメントの状態に連動して
選択接続することにより、アンテナエレメントの状態の
如何に拘らず、アンテナエレメントと無線機回路とは良
好なインピーダンス整合状態で結合される。
【0012】(実施の形態2)図5は本実施の形態2に
おけるアンテナ装置の要部を示す一部破断斜視図、図6
及び図7はアンテナエレメントの収納状態位置と、引出
し状態位置における給電部付近の状態を示す一部断面側
面図である。本実施の形態2は第2の給電部付近の構成
を除き、前記実施の形態1と略同一である。各図におい
て、1は第1の給電部、2はアンテナエレメント、3は
無線機本体ケース、4は絶縁体、6は装荷ヘリカルアン
テナ、7は固定ナット、8は第1の接続部材で、前記第
1の給電部1に接触するバネ接片8a,8bと電気的に接
続されている。9aは第2の給電部で比較的大径の筒状
体からなり、前記実施の形態1における第2の給電部9
とストッパ5の機能を併せ持つ構成である。10は第2の
接続部材で前記第2の給電部9aに接触するバネ接片10
a,10bと電気的に接続されている。11は絶縁チューブで
ある。これらの第1及び第2の接続部材8,10は絶縁体
4を介して相互に絶縁し、かつ同軸的に連結固定され
て、前記アンテナエレメント2を嵌挿し、これをその軸
方向にスライド可能に支持している。このように構成す
ることにより、前記アンテナエレメント2を無線機本体
ケース3に対して最も押し込んだ収納状態位置において
は、実施の形態1における図2に示される場合と同様、
図6に示すようになり、アンテナエレメント2の第1の
給電部1からアンテナ出力が得られる状態となる。ま
た、最も引き出した場合には、アンテナエレメント2は
前記第2の給電部9aによって図7に示す引出し状態位
置に係止され、この第2の給電部9aからアンテナ出力
が得られる状態となる。
【0013】このアンテナ装置を無線機に搭載した場合
の一例を図8に示す。同図は前記アンテナ装置を無線機
に搭載し、無線機回路に接続した状態を示すブロック図
であり、図中、31は第1の整合回路、32は第2の整合回
路、33は第1の伝送線路、34は第2の伝送線路、35は前
記第1及び第2の伝送線路33,34の分岐点、36は無線機
回路で、切換スイッチ37,送信回路38,周波数回路39,
受信回路40,制御回路41から構成され、それぞれ図示の
ように接続されている。このようにすると、アンテナエ
レメント2を無線機本体ケース3に対して最も押し込ん
だ収納状態位置においては、このアンテナエレメント2
は第1の接続部材8を経由して第1の整合回路31に接続
され、他方の第2の整合回路32はアンテナエレメント2
に接続されておらず、また、分岐点35から見た第2の整
合回路32側のインピーダンスが無限大となるような電気
長を持つ第2の伝送線路34が挿入されているので、この
第1の整合回路31によってなされるインピーダンス整合
は第2の整合回路32の影響を受けることはなく、収納状
態位置におけるアンテナエレメント2と無線機回路36と
は良好なインピーダンス整合状態となる。
【0014】同様にして、アンテナエレメント2を無線
機本体ケース3に対して最も引き出した引出し状態位置
においては、このアンテナエレメント2は第2の接続部
材10を経由して第2の整合回路32に接続され、他方の第
1の整合回路31はアンテナエレメント2に接続されてお
らず、また、分岐点35から見た第1の整合回路31側のイ
ンピーダンスが無限大となるような電気長を持つ第1の
伝送線路33が挿入されているので、この第2の整合回路
32によってなされるインピーダンス整合は第1の整合回
路31の影響を受けることはなく、引出し状態位置におけ
るアンテナエレメント2と無線機回路36とは良好なイン
ピーダンス整合状態となる。なお、前記整合回路31,32
に伝送線路33,34の持つ機能を持たせてもよい。
【0015】本実施の形態2においては、アンテナエレ
メントを無線機本体ケースに対して最も押し込んだ収納
状態位置と最も引き出した引出し状態位置との2つの位
置におけるアンテナエレメントと無線機回路との良好な
インピーダンス整合ができ、また、アンテナエレメント
2と第2の接続部材10の間隔が前記実施の形態1に示し
たものよりも長くなるので、開放時の絶縁状態はより理
想的なものとなる。更に、第2の給電部がアンテナエレ
メントを引き出したときのストッパとして働くので別途
にストッパを設ける必要がなく、その分アンテナエレメ
ントを小型化することができる。
【0016】(実施の形態3)図9は本実施の形態3に
おけるアンテナ装置の要部を示す一部破断斜視図、図10
及び図11はアンテナエレメントの収納状態位置と、引出
し状態位置における給電部付近の状態を示す一部断面側
面図である。本実施の形態3は前記実施の形態1に示し
た構成に対して、導電部と接続部材によるアンテナエレ
メントの位置検出に関する機構を加えたものであり、そ
の他の構成は前記実施の形態1と略同一であるので、対
応する部分については同一符号を用い、その詳細な説明
は省略する。各図において、1は第1の給電部、2はア
ンテナエレメント、3は無線機本体ケース、5はストッ
パ、6は装荷ヘリカルアンテナ、7は固定ナット、8は
第1の接続部材で、前記第1の給電部1に接触するバネ
接片8a,8bと電気的に接続されている。9は第2の給
電部、10は第2の接続部材で前記第2の給電部9に接触
するバネ接片10a,10bと電気的に接続されている。11は
絶縁チューブ、12は前記アンテナエレメント2の上方に
絶縁体を介して取り付けたスリーブ状の第1の導電部
材、13は同アンテナエレメント2の下方に絶縁体を介し
て取り付けたスリーブ状の第2の導電部材、14,15,16
はそれぞれ第3,第4,第5の接続部材で各々バネ接片
14a,14b,15a,15b,16a,16bと電気的に接続されてい
る。これらの第1乃至第5の接続部材8,10,14,15,
16は絶縁体17,18,19,20を介して相互に絶縁され、か
つ同軸的に連結固定されて、前記アンテナエレメント2
を嵌挿し、これをその軸方向にスライド可能に支持して
いる。
【0017】このように構成することにより、前記アン
テナエレメント2を無線機本体ケース3に対して最も押
し込んだ収納状態位置においては、実施の形態1におけ
る図2に示される場合と同様、図10に示すようになり、
アンテナエレメント2の第1の給電部1からアンテナ出
力が得られる状態となる外、第1の導電部材12によって
バネ接片14a,14b,15a,15bが短絡され、第3,第4の
接続部材14,15が電気的に短絡された状態になる。ま
た、最も引き出した場合には、アンテナエレメント2は
前記ストッパ5によって図11に示す引出し状態位置に係
止され、この第2の給電部9からアンテナ出力が得られ
る状態となる外、第2の導電部材13によってバネ接片15
a,15b,16a,16bが短絡され、第4,第5の接続部材1
5,16が電気的に短絡された状態になる。従って、この
第3,第4,第5の接続部材14,15,16の電気的接続状
態をセンサーとして利用すれば、後述のように、アンテ
ナエレメント2の引出し状態が適正かどうかを電気的に
検知することができる。
【0018】このアンテナ装置を無線機に搭載した場合
の一例を図12に示す。同図は前記アンテナ装置を無線機
に搭載し、無線機回路に接続した状態を示すブロック図
であり、図中、31は第1の整合回路、32は第2の整合回
路、33は第1の伝送線路、34は第2の伝送線路、35は前
記第1及び第2の伝送線路33,34の分岐点、36は無線機
回路で、切換スイッチ37,送信回路38,周波数回路39,
受信回路40,制御回路41から構成され、それぞれ図示の
ように接続されている。また、前記第3,第4,第5の
接続部材14,15,16は前記制御回路41に接続され、その
電気的接続状態がフィードバックされている。このよう
にすると、アンテナエレメント2を無線機本体ケース3
に対して最も押し込んだ収納状態位置においては、この
アンテナエレメント2は第1の接続部材8を経由して第
1の整合回路31に接続され、他方の第2の整合回路32は
アンテナエレメント2に接続されておらず、また、分岐
点35から見た第2の整合回路32側のインピーダンスが無
限大となるような電気長を持つ第2の伝送線路34が挿入
されているので、この第1の整合回路31によってなされ
るインピーダンス整合は第2の整合回路32の影響を受け
ることはなく、収納状態位置におけるアンテナエレメン
ト2と無線機回路36とは良好なインピーダンス整合状態
となる。
【0019】同様にして、アンテナエレメント2を無線
機本体ケース3に対して最も引き出した引出し状態位置
においては、このアンテナエレメント2は第2の接続部
材10を経由して第2の整合回路32に接続され、他方の第
1の整合回路31はアンテナエレメント2に接続されてお
らず、また、分岐点35から見た第1の整合回路31側のイ
ンピーダンスが無限大となるような電気長を持つ第1の
伝送線路33が挿入されているので、この第2の整合回路
32によってなされるインピーダンス整合は第1の整合回
路31の影響を受けることはなく、引出し状態位置におけ
るアンテナエレメント2と無線機回路36とは良好なイン
ピーダンス整合状態となる。なお、前記整合回路31,32
に伝送線路33,34の持つ機能を持たせてもよい。更に、
制御回路41に前記第3,第4,第5の接続部材14,15,
16の電気的接続状態がフィードバックされているので、
アンテナエレメント2の引出し状態、即ち、収納状態位
置にあるか、引出し状態位置にあるか、その中間位置に
あるかが電気的に検知され、例えば、無線機回路内に警
告音発生装置を設けておけば、不適正な位置(中間位置)
で送受信が行われたような場合、警告を発することがで
きる等、きめの細かい制御が可能となる。
【0020】本実施の形態3においては、アンテナエレ
メントを無線機本体ケースに対して最も押し込んだ収納
状態位置と最も引き出した引出し状態位置との2つの位
置におけるアンテナエレメントと無線機回路との良好な
インピーダンス整合ができ、更に、アンテナエレメント
の引出し状態が電気的に検知されるので、不適正な位置
で送受信が行われないように、視覚や聴覚に訴える警告
を発する等、きめの細かい制御が可能となる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、アンテナ
エレメントの無線機本体ケースへの収納,引出し状態に
おけるそれぞれ異なるアンテナインピーダンスに対し
て、これに適合するインピーダンス整合特性を有する複
数の整合回路を備え、これをアンテナエレメントの状態
に連動して選択接続することにより、アンテナエレメン
トの状態の如何に拘らず、アンテナエレメントと無線機
回路とは良好なインピーダンス整合状態で結合されると
いう有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアンテナ装置の実施の形態1における
要部の一部破断斜視図である。
【図2】本発明のアンテナ装置の実施の形態1における
アンテナエレメント収納状態位置での給電部付近を示す
一部断面側面図である。
【図3】本発明のアンテナ装置の実施の形態1における
アンテナエレメント引出し状態位置での給電部付近を示
す一部断面側面図である。
【図4】本発明の実施の形態1のアンテナ装置を無線機
に搭載し、無線機回路に接続した状態を示すブロック図
である。
【図5】本発明のアンテナ装置の実施の形態2における
要部の一部破断斜視図である。
【図6】本発明のアンテナ装置の実施の形態2における
アンテナエレメント収納状態位置での給電部付近を示す
一部断面側面図である。
【図7】本発明のアンテナ装置の実施の形態2における
アンテナエレメント引出し状態位置での給電部付近を示
す一部断面側面図である。
【図8】本発明の実施の形態2のアンテナ装置を無線機
に搭載し、無線機回路に接続した状態を示すブロック図
である。
【図9】本発明のアンテナ装置の実施の形態3における
要部の一部破断斜視図である。
【図10】本発明のアンテナ装置の実施の形態3におけ
るアンテナエレメント収納状態位置での給電部付近を示
す一部断面側面図である。
【図11】本発明のアンテナ装置の実施の形態3におけ
るアンテナエレメント引出し状態位置での給電部付近を
示す一部断面側面図である。
【図12】本発明の実施の形態3のアンテナ装置を無線
機に搭載し、無線機回路に接続した状態を示すブロック
図である。
【図13】従来のアンテナ装置の一例を示す要部の一部
断面側面図である。
【符号の説明】
1…第1の給電部、 2…アンテナエレメント、 3…
無線機本体ケース、4,17,18,19,20…絶縁体、 5
…ストッパ、 6…装荷ヘリカルアンテナ、7…固定ナ
ット、 8…第1の接続部材、 9,9a…第2の給電
部、 10…第2の接続部材、 11…絶縁チューブ、 12
…第1の導電部材、 13…第2の導電部材、 14…第3
の接続部材、 15…第4の接続部材、 16…第5の接続
部材、 31…第1の整合回路、 32…第2の整合回路、
33…第1の伝送線路、 34…第2の伝送線路、 35…
分岐点、 36…無線機回路、 37…切換スイッチ、38…
送信回路、 39…周波数回路、 40…受信回路、 41…
制御回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線機本体内に収納,引出し自在に設け
    られ、かつ少なくとも2箇所の給電部を有するアンテナ
    エレメントと、外部のインピーダンス整合回路に接続さ
    れる少なくとも2個の接続部材からなり、前記アンテナ
    エレメントが収納あるいは引き出された状態において、
    前記いずれか1つの給電部が前記接続部材のいずれか1
    つに接続されるようにしたことを特徴とするアンテナ装
    置。
  2. 【請求項2】 少なくとも1箇所の給電部が、そのアン
    テナエレメントの中心軸と直交する面において他の給電
    部より大きい面積を有する構成であり、この給電部はア
    ンテナエレメントが収納された状態において、前記接続
    部材のいずれとも接続されず、これが引き出された状態
    において、少なくとも1つの接続部材に接続され、係止
    されるようにしたことを特徴とする請求項1記載のアン
    テナ装置。
  3. 【請求項3】 アンテナエレメントには電気的にこれと
    絶縁された少なくとも1個の金属スリーブが設けられる
    と共に、その収納,引出し動作時に、前記金属スリーブ
    に接触する接続部材が設けられており、これら金属スリ
    ーブと接続部材の接触によりアンテナエレメントの収
    納,引出し状態を検知することを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2に記載のアンテナ装置。
JP4165396A 1996-02-28 1996-02-28 アンテナ装置 Pending JPH09232840A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020095982A (ko) * 2001-06-18 2002-12-28 엘지전자 주식회사 가변 안테나의 임피던스 정합 장치
KR100811471B1 (ko) * 2006-11-23 2008-03-07 주식회사 이엠따블유안테나 병렬-고리 구조를 적용한 안테나

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20020095982A (ko) * 2001-06-18 2002-12-28 엘지전자 주식회사 가변 안테나의 임피던스 정합 장치
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