JPH0930718A - 粘着テープ端末切断方法およびその装置 - Google Patents

粘着テープ端末切断方法およびその装置

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JPH0930718A
JPH0930718A JP18178995A JP18178995A JPH0930718A JP H0930718 A JPH0930718 A JP H0930718A JP 18178995 A JP18178995 A JP 18178995A JP 18178995 A JP18178995 A JP 18178995A JP H0930718 A JPH0930718 A JP H0930718A
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Hideo Suzuki
秀夫 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】粘着テープの先端引き出し部分に自動的に摘み
部(折曲部)を形成する。 【解決手段】回動自在に支持した捲芯に巻回した粘着テ
ープの先端を引き出し、この引き出し部分に近接して装
置本体に立設した待機部に隣接し、この待機部とほぼ同
じ高さに上端を位置せしめたところに切断刃を固着した
揺動腕を装置本体に揺動可能に軸支し、引き出したこの
粘着テープの先端部分をこの揺動腕の上端の接着面また
は切断刃に係着せしめ、この粘着テープの先端を更に引
き出すことにより前記揺動腕を揺動させて前記待機部よ
り離反せしめると共に前記待機部に粘着テープを接着せ
しめ、切断刃で切断し、粘着テープを係着させた状態で
揺動腕が前記待機部に隣接する位置まで自動復帰させる
ことにより前記待機部と前記揺動腕との間で粘着テープ
に摘み部(折曲部)を形成させ、この粘着テープで接着
封止すると粘着テープを剥がすとき摘み部を手指で摘ん
で容易に剥がせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、捲装した粘着テ
ープを引き出し、鋸歯状の切断刃によって所定の長さに
切断する粘着テープ端末切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】紙、合成樹脂薄膜および金属箔の片面に
粘着剤等が塗布されたセロファンテープ、ガムテープ、
装飾テープおよび建築用修繕テープ等の粘着テープを捲
芯等のリールに捲回したものが多く市販されている。こ
れら粘着テープを使用するときに先端部分を必要な長さ
だけ引き出し、鋏、ナイフ等で切断している。このよう
な粘着テープを引き出した後、引き出した状態で簡単に
切断する簡易カッターも市販されている。例えば、図7
に示されるようなものが多く利用されている。この粘着
テープTのリールRを回動自在に支持し、鋸歯状刃を形
成するカッターAを固着した固定柱部Kを備えたものが
知られており、このカッター本体Hを机,卓上等に置い
て使用するものが多数市場に出ている。すなわち、リー
ルRを装置本体に固定し、粘着テープTの先端を引き出
しカッター部分で切断するものである。このカッターに
隣接して接着面の待機面Sを備えてある。
【0003】これら粘着テープの用途は種々多様である
が、用途によって、剥がれ難い用途、また、簡単に剥が
れる商品の値段、品名番号等の仮に固定や各種袋の仮封
止、スーパ等の買上げ品証明用のための品物に単に添付
する用済テープ等がある。何れも仮封止用で、後に品物
等にテープの残骸を残さないように剥離することができ
るように接着力を敢えて低下させたテープもある。ま
た、接着力が必要な場合は通常の接着テープに使用し、
用済後、剥がし易いように指先で接着部の一部を折り曲
げているものもある。
【0004】このように粘着テープカッターにおいて、
鋸歯状の刃により、切断された粘着テープは概して、2
種の使用がある。すなわち、剥がし難い用途と、簡単に
剥離することができる用途である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の粘着テープは、
大半は、仮封止用途が多く利用されている。この仮封止
用途であるにも関わらず全面接着されるため、鋏、刃物
等の切断器の道具を使用して接着部分を開いたり、また
は、これら道具が無い場合は強引に引きちぎり、品物を
損傷、破損することがあった。更に、これ等の品物の接
着剤による汚染や、破損を防止するため、粘着テープを
切断後、指先で5〜15mm位に折り曲げることも行われ
ているが、簡単ではなく、手作業の器用さも必要であっ
た。これらに鑑み、粘着テープカッターから切断端末を
更に引き出し、指先で折り曲げ全面接着して摘部を形成
していた。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、回動自在に
支持した捲芯に粘着テープを巻回し、巻回した粘着テー
プの先端部分を所定の長さに引き出し、装置本体に固着
した切断部材によって必要な長さに切断する粘着テープ
端末切断方法において、前記回動自在に支持した捲芯に
巻回した粘着テープの先端を引き出し、この引き出し部
分に近接して装置本体に立設した待機部に隣接し、この
待機部とほぼ同じ高さに上端を位置せしめたところに切
断刃を備え、装置本体に揺動可能に軸支した揺動腕を設
け、この揺動腕上端の接着面または/および切断刃にこ
の粘着テープの先端部分を接着または/および係着せし
め、この粘着テープの先端を更に引き出すことにより前
記揺動腕を揺動させて前記待機部より離反せしめると共
に前記待機部に粘着テープを接着せしめ、この揺動腕の
停止位置で粘着テープを前記切断刃で切断し、この揺動
腕上端に粘着テープを接着または係着させた状態で前記
待機部に隣接する位置まで復帰させることにより前記待
機部と前記揺動腕との間で折り曲げ部を形成させる粘着
テープ端末切断方法によってこの発明の課題は達成でき
る。
【0007】また、粘着テープを巻回保管した捲芯を回
動自在に支持し、この粘着テープの先端部分を所定の長
さに引き出し、必要な長さに簡易に切断する切断部材を
固着した粘着テープ端末切断装置において、引き出した
粘着テープ先端を一時接着する装置本体に固定した待機
部と、粘着テープを接着する接着面を備え、粘着テープ
を切断する切断部材を前記接着面に隣接して固着し、前
記待機部に近接した位置から所定距離移動可能で、常時
初期場所に位置するように復元部材が設けられた揺動腕
とを前記粘着テープの引き出し位置に配置し、粘着テー
プの先端を引き出し、前記待機部から揺動腕の接着面を
経て粘着テープの先端を引き出し、前記揺動腕を前記復
元部材の力に抗して前記待機部から離隔移動させ、粘着
テープを切断し、この揺動腕が復元部材の復元力により
初期位置に戻り、粘着テープの前記待機部と揺動腕の接
着面との間でループ状の折り曲げ部(摘部)が形成され
る構成によっても前記課題が達成できる。
【0008】更に、粘着テープの先端を一時的に接着さ
せる待機部に隣接した揺動腕の上端に粘着テープの接着
面と切断部材とを備えた揺動腕を待機部から離反させて
揺動させることによって粘着テープの摘部を形成して課
題が達成できる。前記揺動腕の下端を装置本体に軸支
し、常時初期位置に留まるように弾性部材、バネ、ヒン
ジおよび電動力からなる復元部材を軸装し、粘着テープ
を引き出し、前記切断部材によって切断されたのち、前
記復元部材の復元力により自動的に揺動腕が初期位置に
戻り、粘着テープに折り曲げ部を形成することができ
る。
【0009】粘着テープの先端を一時的に接着する待機
部は直径3〜10mmである円筒状に形成された回動自在
のローラで、回転復帰する復帰部材が配設され、前記揺
動腕の復元動作に関連して待機部が回転復帰し、前記揺
動腕との間で粘着テープに折り曲げ部を形成することが
できる。このとき待機部の上面(接着面)と揺動腕の上
端接着面との関係は、待機部に揺動腕が隣接していると
きは揺動腕の上端がやや高く、粘着テープを引き出した
とき待機部の接着面に粘着テープが接着せず、揺動腕の
上端の接着面または/および切断刃に接着し、粘着テー
プが引き出されるにつれ、揺動腕が揺動して接着面が下
降し、粘着テープの粘着面が待機部の上面に接着する。
粘着テープが待機部と揺動腕の接着面との間でループ
(折り曲げ部)を形成するように、揺動腕の復元動作に
関連して粘着テープに変形を付与する変形部材を配置す
ることによっても折り曲げ部を自動的に形成することが
できる。例えば、この変形部材として機械的に粘着テー
プを押圧する押圧棒、粘着面に吹きつける空気圧、エア
吹き出し等の押出部材または粘着テープの上側をバキュ
ウーム等の吸引部材を使用することもできる。
【0010】このようにこの発明の粘着テープの端末切
断装置によれば、必ず摘み部が形成されるため、必要な
長さだけ引き出し、切断して品物の値札、品番号等を印
刷したものを品物に接着したとき、この値札等を剥がす
とき摘み部を指先で摘んで簡易に剥がすことができる。
また、粘着テープを引き出すとき、待機部に接触させな
いようにして引き出し、切断部材によって切断すること
により、従来と同じく折り曲げ部を形成させることな
く、接着面に粘着テープの先端を待機させることもでき
ることは勿論である。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明の粘着テープ端末切断装
置は、リールに捲回した粘着テープの先端を引き出し、
待機部を経て揺動腕の上面の接着部および切断部材から
更に引き出したとき、粘着テープの先端を必要な長さだ
け引き出し、切断部材に接触させて切断した後、自動的
に揺動腕が初動位置に復元し、前記待機部とこの揺動腕
の接着面とに粘着テープが接着しているから、揺動腕の
復元によって自動的に粘着テープにループ(折り曲げ
部)、すなわち、摘み部が形成される。そのため、次に
粘着テープを引き出すとき、この摘み部を指先で摘んで
容易に粘着テープを引き出すことができる。また、図7
に示すように、包装袋の封止に使用したのち、この摘み
部を摘んで容易に粘着テープを剥がすことができる。
【0012】
【実施例】図1はこの発明の粘着テープ端末切断装置の
一実施例の側面図である。図2はこの発明の粘着テープ
端末切断装置の一実施例の要部拡大側面図である。図3
は図2の平面図である。図4はこの発明の粘着テープ端
末切断装置の切断機構部の引き出し切断説明図である。
図5はこの発明の粘着テープ端末切断装置の切断機構部
の切断説明図である。図6(A)はこの発明の粘着テー
プ端末切断装置によって引き出した粘着テープの封止状
態(使用状態)を示す斜視図、(B)は切断された粘着
テープの斜視図である。図7は従来の粘着テープカッタ
ーの側面図である。
【0013】この発明の粘着テープ端末切断装置につい
て以下図面に示す実施例に基づき説明する。紙材、合成
樹脂薄膜、金属箔の片面に粘着剤を塗布してある粘着テ
ープ1は捲芯リール2に捲回してある。この捲芯リール
2は装置本体3に回動自在に支持されている。装置本体
3の一端に立設した固定ベース4の先端に粘着テープ1
の粘着面に接着する待機部5が配設してある。この待機
部5は直径3〜10mmの円筒状であって回動自在に固定
ベース4に軸支してある。復帰部材であるつるまきバネ
6を待機部5に配設し、この待機部5が粘着テープ1に
接着し、その引き出し力により回転し、外部からの力が
無のときこのつるまきバネ6の付勢力により初期位置に
復元するようになっている。
【0014】この復帰部材としてつるまきバネの他にゴ
ム、バネ付ヒンジ、リンク機構や小型の電動モータを配
置してもよい。この待機部5に隣接して固定ベース4に
揺動自在に軸支した揺動腕7が配設してあり、この揺動
腕7の先端の前記待機部5の面より若干低い位置で、揺
動腕7が最大に開いた(軸支7aを中心に揺動した)と
き同じ高さ位置に1〜3mm幅(引き出し方向の長さ)の
接着面8を形成し、この接着面8に近接して切断部材で
ある鋸歯状のカッター9が固着してある。この軸支7a
の位置は前記接着面の真下(垂下線)よりやや引き出し
側(揺動腕7の揺動側)に位置している。この揺動腕7
の軸支7aには復元部材であるロールスプリング10が
捲装してあり、揺動腕7の接着面8が前記待機部5に常
時隣接するように付勢してある。この揺動腕7の下端に
係止部7bが張り出し、固定ベース4の係合部4aに突
き当たり、揺動腕7の揺動範囲が制限されている。この
範囲は限定されないが約10〜45度の範囲が好まし
い。この揺動腕7の接着面8の位置は、待機部5に隣接
しているときは待機部5の上端面よりやや高く、揺動腕
7の揺動に伴って接着面8の位置が下降し、待機部面よ
り下側に位置する。従って、粘着テープ1を引き出した
とき最初は待機部5に接着しないが、揺動腕7の揺動に
つれて接着面8が下降するため待機部5の上端面に接着
することになる。
【0015】このように構成されている粘着テープ端末
切断装置の使用状態を図4に基づいて説明する。図4a
に示すように粘着テープ1の摘み部1a(ループ部)を
指先で摘み(図4b)、粘着テープ1を引き出し(図4
c)、所定長さ引き出した粘着テープ1の切断位置を接
着面8、カッター9に押圧し(図4d)、更に粘着テー
プ1を引き出すと接着面8が粘着テープ1に接着した状
態で揺動腕7が軸支7a中心に、軸支7aに軸装したロ
ールスプリング10の付勢力に抗して揺動し(図5
a)、所定距離揺動腕7が揺動したとき、揺動が最大ス
トロークの手前略30%付近で、粘着テープ1の粘着面
は前記待機部5面にも接着し、粘着テープ1が引き出さ
れるため待機部5面はつるまきバネ6の付勢力に抗して
引き出し方向に回転しながら先端が引き出される。
【0016】力強く粘着テープ1をカッター9に押圧し
ながら引き出すと、揺動腕7の下端の係止部7bが固定
ベース4の係合面4aに突き当たり、約30度位傾斜し
て揺動腕7の揺動が停止する。従って、粘着テープ1は
カッター9によって切断され、揺動腕7がロールスプリ
ング10の復元力により固定ベース4の初期位置に自動
的に戻る(図5c)。このとき粘着テープ1の粘着面が
待機部5と揺動腕7の接着面8とに接着しているから、
この揺動腕7の戻り動作と同時に、または、若干早め
に、この待機部5と揺動腕7の接着面8との中間位置で
粘着テープ1は押し上げられ、ループ(折り曲げ)部が
形成される。この揺動腕7の戻り動作と待機部5の復帰
回転動作により粘着テープ1は下側に折れることなく、
揺動腕7の接着面8が完全に復元したとき、待機部5は
つるまきバネ6の復元力により回動して接着部分が初期
位置に戻ろうとするため、粘着テープ1の摘み部1aが
形成される(図5d)。この復帰動作はバネ等の弾性部
材の代わりにリンク機構を採用してもよく、小型電動モ
ータを使用してもよい。図6(B)に示されるように摘
み部1aに折り曲げ部が形成され、所定箇所に接着後の
剥離操作が簡易に行うことがきる。
【0017】このとき揺動腕7の戻り動作に関連して粘
着テープを変形してループ(折り曲げ部)を形成する変
形部材、例えば、粘着テープに接着面からエアを吹きつ
ける空気圧、揺動腕7の復元動作(ロールスプリングの
付勢力)によって押圧棒で接着面を押し上げる押圧手
段、上側からバキュームで吸引する吸引手段を使用す
る。この発明の端末切断装置は、待機部5に粘着テープ
1を接着させることなく引き出し、揺動腕7を揺動させ
ることなく、従来と同じように使用して切断することも
できることは勿論である。
【0018】この発明に使用されるカッター9としては
従来から知られるステンレス合金または刃物鋼、セラミ
ック等で形成し、固定ベース4に接着剤またはビス止
め、リベット等の方法で固定することができる。固着す
る場所は、手指等が損傷しないような取付ける。このカ
ッターとして通常の鋸歯状のものが多く利用できる。
【0019】
【発明の効果】この発明の粘着テープ端末切断装置は、
粘着テープをリールから引き出し、切断したのち切断部
分が粘着テープの先端部を接着したまま自動的初期位置
に戻り、固定ベースに設けた接着部分の待機部との間に
粘着テープのループ(折り曲げ部分)が形成されて、自
動的に摘み部が形成されるから取扱が便利な簡易カッタ
ーである。特に、この切断された粘着テープを必要箇所
に接着した後、剥がす時にこの摘み部を指先で積まんで
簡易に剥がすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の粘着テープ端末切断装置の一実施例
の側面図である。
【図2】この発明の粘着テープ端末切断装置の一実施例
の要部拡大側面図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】この発明の粘着テープ端末切断装置の切断機構
部の引き出し切断説明図である。
【図5】この発明の粘着テープ端末切断装置の切断機構
部の切断説明図である。
【図6】(A)は、この発明の粘着テープ端末切断装置
によって引き出した粘着テープの封止状態(使用状態)
を示す斜視図、(B)は切断された粘着テープの斜視図
である。
【図7】従来の粘着テープカッターの側面図である。
【符号の説明】
1:粘着テープ 2:捲芯リール 3:装置本体 4:固定ベース 5:待機部 6:つるまきバネ 7:揺動腕 8:接着面 9:カッター 10:ロールスプリング

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回動自在に支持した捲芯に粘着テープを巻
    回し、巻回した粘着テープの先端部分を所定の長さに引
    き出し、装置本体に固着した切断部材によって必要な長
    さに切断する粘着テープ端末切断方法において、 前記回動自在に支持した捲芯に巻回した粘着テープの先
    端を引き出し、この引き出し部分に近接して装置本体に
    立設した待機部に隣接し、この待機部とほぼ同じ高さに
    上端を位置せしめたところに切断刃を備え、装置本体に
    揺動可能に軸支した揺動腕を設け、この揺動腕上端の接
    着面または/および切断刃にこの粘着テープの先端部分
    を接着または/および係着せしめ、この粘着テープの先
    端を更に引き出すことにより前記揺動腕を揺動させて前
    記待機部より離反せしめると共に前記待機部に粘着テー
    プを接着せしめ、この揺動腕の停止位置で粘着テープを
    前記切断刃で切断し、この揺動腕上端に粘着テープを接
    着または係着させた状態で前記待機部に隣接する位置ま
    で復帰させることにより前記待機部と前記揺動腕との間
    で折り曲げ部を形成させることを特徴とする粘着テープ
    端末切断方法。
  2. 【請求項2】粘着テープを巻回保管した捲芯を回動自在
    に支持し、この粘着テープの先端部分を所定の長さに引
    き出し、必要な長さに簡易に切断する切断部材を固着し
    た粘着テープ端末切断装置において、 引き出した粘着テープ先端を一時接着するための装置本
    体に固定した待機部と、更に、引き出された粘着テープ
    を接着する接着面を備え、粘着テープの引き出された部
    分を切断する切断部材を前記接着面に隣接して固着し、
    前記待機部に近接した位置から所定距離移動可能で、常
    時初期場所に位置するように復元部材が設けられた揺動
    腕とを前記粘着テープの引き出し位置に配置し、 粘着テープの先端を引き出し、前記待機部から揺動腕の
    接着面を経て粘着テープの先端を引き出し、前記揺動腕
    を前記復元部材の力に抗して前記待機部から離隔移動さ
    せ、粘着テープを切断し、この揺動腕が復元部材の復元
    力により初期位置に戻り、粘着テープの前記待機部と揺
    動腕の接着面との間でループ状の折り曲げ部(摘部)が
    形成されることを特徴とする粘着テープ端末切断装置。
  3. 【請求項3】前記揺動腕の上端に前記接着面および切断
    部材を配置したことを特徴とする請求項2記載の粘着テ
    ープ端末切断装置。
  4. 【請求項4】前記揺動腕の下端を揺動自在に装置本体に
    軸支し、前記揺動腕が常時初期位置に留まるように弾性
    部材、バネ付ヒンジ、リンク機構、電動力等の復元部材
    が前記揺動腕の軸支部分に配設したことを特徴とする請
    求項2または請求項3記載の粘着テープ端末切断装置。
  5. 【請求項5】前記待機部が直径3〜10mmの円形ローラ
    で形成され、回動自在であることを特徴とする請求項
    2,請求項3または請求項4記載の粘着テープ端末切断
    装置。
  6. 【請求項6】前記待機部に近接した前記揺動腕の接着面
    が、粘着テープの引き出し方向に0.1〜3mm以内の長
    さで形成されていることを特徴とする請求項2,3,4
    または請求項5記載の粘着テープ端末切断装置。
  7. 【請求項7】前記待機部と前記揺動腕の接着面との間の
    粘着テープ面を変形させる変形手段を設けたことを特徴
    とする請求項2,3,4,5または請求項6記載の粘着
    テープ端末切断装置。
  8. 【請求項8】前記請求項7の変形手段が空気圧、吹き出
    し、押出棒等による押出部材またはバキュウーム等の吸
    引部材であることを特徴とする粘着テープ端末切断装
    置。
  9. 【請求項9】前記待機部と前記揺動腕との中間位置にお
    いて粘着テープ面が両接着部より高く、指先で摘める長
    さになるように前記揺動腕が前記待機部から離れる間隔
    にしたことを特徴とする請求項2,3,4,5または請
    求項6記載の粘着テープ端末切断装置。
  10. 【請求項10】回動自在に支持された前記待機部が粘着
    テープを引き出したのち前記揺動腕の初期位置への復元
    動作に際してこの待機部が逆回転するように回動復元用
    の弾性部材、バネ付ヒンジ、リンク機構、電動力等の復
    帰部材を配設したことを特徴とする請求項2,3,4,
    5または請求項6記載の粘着テープ端末切断装置。
  11. 【請求項11】前記揺動腕の支点が接着部の垂下線より
    引き出し側に位置し、待機部に近接しているとき前記接
    着面が待機部面よりやや高く、揺動腕が粘着テープの引
    き出しによって前記支点を中心に回転したとき、前記待
    機部面より下方に位置するように形成したことを特徴と
    する請求項2,3,4,5または請求項6記載の粘着テ
    ープ端末切断装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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