JPH09306820A - X線マスク構造体とその製造方法、x線露光方法およびx線露光装置、並びに半導体デバイスとその製造方法 - Google Patents

X線マスク構造体とその製造方法、x線露光方法およびx線露光装置、並びに半導体デバイスとその製造方法

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JPH09306820A
JPH09306820A JP12359496A JP12359496A JPH09306820A JP H09306820 A JPH09306820 A JP H09306820A JP 12359496 A JP12359496 A JP 12359496A JP 12359496 A JP12359496 A JP 12359496A JP H09306820 A JPH09306820 A JP H09306820A
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ray
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ray mask
thin film
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Keiko Chiba
啓子 千葉
Shinichi Hara
真一 原
Hiroshi Maehara
広 前原
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Canon Inc
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゴミ付着防止性に優れた、高性能で長寿命な
X線マスク構造体を提供し、高精度の半導体デバイスの
量産を可能にする。 【解決手段】 少なくともX線吸収体、該吸収体を支持
する支持膜、該支持膜を保持する保持枠からなるX線マ
スク構造体において、X線透過性の薄膜を、前記支持膜
の両側にそれぞれ設けたことを特徴とするX線マスク構
造体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、X線マスク構造体
とその製造方法、X線露光方法およびX線露光装置、並
びに半導体デバイスとその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路の高密度・高速化
に伴い、集積回路のパターン線幅が縮小され、半導体の
製造方法にもいっそうの高性能化が要求されてきてい
る。このため、焼き付け装置として、露光波長にX線領
域(2〜150Å)の光を利用したステッパが開発され
ている。
【0003】このX線露光装置に用いるX線マスク構造
体は、通常図10に示すような構成をしている。X線吸
収体(3)と該X吸収体を支持する支持膜(2)、該支
持膜を保持する保持枠(1)からなり、必要により該保
持枠を補強する補強体(4)を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のX線マスク構造体を用いて半導体デバイス等の量産
を行うには、防塵対策等のゴミ付着防止対策が不可欠と
なってきた。
【0005】通常、光露光では防塵膜(ペリクル)が用
いられているが、X線露光では、有機物のゴミの影響は
受けないとして防塵膜は考慮されていなかった。しか
し、X線露光で形成するパターンが微細になるにつれ、
有機物のゴミにより露光量の分布に影響を受けるように
なり、無視することができなくなってきた。
【0006】ゴミに対する別の対策として洗浄が挙げら
れるが、X線マスク構造体においては、X線吸収体が高
アスペクトであることから洗浄は非常に難しく、しかも
洗浄では取りきれないゴミもあった。また、支持膜が薄
膜であるため強度が弱く、洗浄の回数を減らす必要性も
あった。
【0007】さらに、ゴミの検査を行うにはEBなどが
用いられる可能性が高いが、この検査はX線マスクの使
用の際に頻繁に行われ、光を用いて検査される。しか
し、高アスペクトのパターンとゴミを判別するのは非常
に高度な技術を要する。
【0008】その上、線幅が微細になるにつれて被転写
体のパターン形成に用いられるレジストには化学増幅型
のレジストが用いられるようになってきているが、この
レジストの種類によってはX線露光中に分解生成物を発
生させるものがあり、この分解生成物がマスクへ付着し
た場合は、長期的な経時変化の要因の一つになってい
た。
【0009】特公平5−88534号公報には、X線マ
スク構造体の裏面側に防塵膜を設けているが、片面のみ
では効果が低く、特に吸収体パターンの間に入り込むゴ
ミに対応することができなかった。
【0010】特開昭63−72119号公報には、着脱
可能な枠付ペリクル膜が設けられているが、EB検査時
に着脱することに言及しているのみで、X線マスクと被
転写体の間が100μm以下というX線露光中での使用
に関しては何ら考慮がなされていなかった。
【0011】また、帯電によるゴミの吸着を防ぐため、
X線マスク構造体の支持膜に帯電防止膜を直接設ける方
法もとられているが、この帯電防止膜には、支持膜と同
等レベルのX線耐性が必要とされるため、量産レベルで
用いることができる膜の作製は非常に困難であった。
【0012】さらに、支持膜は、X線耐性が高い無機の
薄膜で形成されることが多いため破損等が起きやすく、
この破損が生じた場合は装置内で飛散して新たなゴミの
原因となったり、さらには装置そのものの稼働を損なう
おそれがあった。
【0013】そこで本発明の目的は、ゴミ付着防止性に
優れ、高性能で長寿命なX線マスク構造体を提供し、高
精度の半導体デバイス等の量産を可能にすることであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成するために種々の検討を重ねた結果、本発明を
完成した。
【0015】第1の発明は、少なくともX線吸収体、該
吸収体を支持する支持膜、該支持膜を保持する保持枠か
らなるX線マスク構造体において、X線透過性の薄膜
を、前記支持膜の両側にそれぞれ設けたことを特徴とす
るX線マスク構造体に関する。
【0016】第2の発明は、表面側薄膜が支持膜に対し
10μm以下の間隔で設けられている第1の発明のX線
マスク構造体に関する。
【0017】第3の発明は、裏面側薄膜が支持膜に対し
100μm〜10mmの間隔で設けられている第1又は第
2の発明のX線マスク構造体に関する。
【0018】第4の発明は、薄膜が防塵膜である第1、
第2又は第3の発明のX線マスク構造体に関する。
【0019】第5の発明は、薄膜が帯電防止材料からな
る防塵膜である第1、第2又は第3の発明のX線マスク
構造体に関する。
【0020】第6の発明は、薄膜が、帯電防止膜と防塵
膜を含む積層膜である第1、第2又は第3の発明のX線
マスク構造体に関する。
【0021】第7の発明は、薄膜が、飛散防止機能を有
する防塵膜である第1、第2又は第3の発明のX線マス
ク構造体に関する。
【0022】第8の発明は、薄膜が、飛散防止膜と帯電
防止膜を含む積層膜である第1、第2又は第3の発明の
X線マスク構造体に関する。
【0023】第9の発明は、薄膜が、飛散防止膜と帯電
防止膜を含む積層膜からなる防塵膜である第1、第2又
は第3の発明のX線マスク構造体に関する。
【0024】第10の発明は、飛散防止膜が帯電性を有
する第8又は第9の発明のX線マスク構造体に関する。
【0025】第11の発明は、薄膜が、着脱容易な構成
で設けられた第1〜第10のいずれかの発明のX線マス
ク構造体に関する。
【0026】第12の発明は、薄膜と支持膜との間の圧
力を調整できるようにフィルター付の穴が設けられた第
1〜第11のいずれかの発明のX線マスク構造体に関す
る。
【0027】第13の発明は、少なくともX線吸収体、
該吸収体を支持する支持膜、該支持膜を保持する保持枠
からなるX線マスク構造体の製造方法において、X線透
過性の薄膜を、前記支持膜の両側にそれぞれ薄膜を設け
ることを特徴とするX線マスク構造体の製造方法に関す
る。
【0028】第14の発明は、少なくともX線吸収体、
該吸収体を支持する支持膜、該支持膜を保持する保持枠
からなるX線マスク構造体の製造方法において、枠体に
形成したX線透過性の薄膜を前記支持膜の両側にそれぞ
れ設けることを特徴とするX線マスク構造体の製造方法
に関する。
【0029】第15の発明は、薄膜を着脱容易な構成で
設ける第13又は第14の発明のX線マスク構造体の製
造方法に関する。
【0030】第16の発明は、薄膜と支持膜との間の圧
力を調整できるようにフィルター付の穴を設ける第1
3、第14又は第15の発明のX線マスク構造体の製造
方法に関する。
【0031】第17の発明は、第1〜第12のいずれか
の発明のX線マスク構造体を用いて、X線露光により被
転写体にX線吸収体パターンを転写することを特徴とす
るX線露光方法に関する。
【0032】第18の発明は、第1〜第12のいずれか
の発明のX線マスク構造体を備え、該X線マスク構造体
を介するX線露光により被転写体にX線吸収体パターン
を転写することを特徴とするX線露光装置に関する。
【0033】第19の発明は、第1〜第12のいずれか
の発明のX線マスク構造体を用いて、X線露光により加
工基板上にX線吸収体パターンを転写し、これを加工・
形成して作製されたことを特徴とする半導体デバイスに
関する。
【0034】第20の発明は、第1〜第12のいずれか
の発明のX線マスク構造体を用いて、X線露光により加
工基板上にX線吸収体パターンを転写し、これを加工・
形成して作製することを特徴とする半導体デバイスの製
造方法に関する。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、好ましい実施形態を挙げて
本発明を詳細に説明する。
【0036】X線吸収体としては、X線を十分に吸収し
且つ被加工性が良いことが必要であり、0.2〜1.0
μmの厚さとすることが好ましく、例えば、Au、W、
Ta、Pt等の重金属、又はこれらの化合物を用いて形
成する。
【0037】支持膜は、X線を十分に透過し且つセルフ
スタンドする必要があるため、1〜10μmの厚さとす
ることが好ましく、例えば、Si、SiO2、SiN、
SiC、SiCN、BN、AlN、C等の無機膜、これ
らの単独または複合膜などの公知の材料を用いて形成す
る。
【0038】上記の支持膜を保持するための保持枠は、
シリコンウエハ等によって構成する。保持枠には、保持
枠を補強する補強体が付設されていてもよい。
【0039】保持枠を補強する補強体は、パイレックス
ガラスや石英ガラス等のガラス、Si、セラミックス等
を用いて形成する。中でもヤング率50GPa以上、線
膨張率が1×l0-5-1以下のものが好ましい。
【0040】本発明のX線マスク構造体には、X線透過
性の薄膜を、支持膜の両側にそれぞれ形成する。この薄
膜は露光X線の強度が下がることを防ぐため、0.1〜
5μmの厚さとすることが好ましく、0.1〜1μmの
範囲がより好ましい。材料としては、Si、SiO2
SiN、SiC、SiCN、BN、AlN、C等の無機
膜、ポリイミド、ポリエステル、ポリフェニレンサルフ
ァイト、ポリプロピレン、セルロース(ニトロセルロー
ス、酢酸セルロース)、ポリビニルブチラール、ポリメ
チルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル
等やこれらの共重合体からなる耐放射線有機膜、或いは
これらの単独または複合膜などの材料から形成する。
【0041】また、これらの膜上に帯電防止膜として、
CやITO、ポリジアセチレン、ポリ(p−フェニレ
ン)、ポリピロール、ポフェニレンビニレン、ポリアセ
ン等の導電性ポリマー等の帯電防止材料からなる膜を形
成してもよく、これらの帯電防止材料そのもので薄膜を
形成してもよい。ポリフェニレンサルファイトは、導電
性にも耐放射線性にも優れるため有効な薄膜である。
【0042】上記本発明における帯電防止膜は、支持膜
に帯電防止膜を直接形成する従来の場合と異なり、量産
レベルで容易に作製可能である。これは次の理由によ
る。支持膜が放射線照射により劣化し変形するとその上
に形成されたX線吸収体パターンの位置ズレが起きる。
そのため、上記従来の帯電防止膜には支持膜と同等の耐
放射線性が要求される。これに対し本発明においては、
帯電防止膜を形成する薄膜にX線吸収体パターンが形成
されていないため、支持膜ほど耐放射線性が要求され
ず、また、長時間の使用等により劣化した場合は取り替
えることも可能である。
【0043】飛散防止膜としては、耐放射線性を有し且
つ強靭性の高い膜、特にポリイミド等の有機膜がより有
効である。その他、マイラーやポリフェニレンサルファ
イド等が挙げられる。強靱性の高い膜を用いることによ
り、支持膜が破損した際のゴミの外部への飛散を防止で
きる。また、支持膜の破損によるゴミを集塵する機能を
合わせ持つように帯電しやすい膜であることが望まし
い。上記の帯電防止膜とは相反する機能を有することと
なるため、2層の構成をとることも考えられる。例え
ば、薄膜の支持膜側には帯電しやすい飛散防止膜を、反
対側には帯電防止膜を積層して形成する。
【0044】以上の薄膜は、着脱容易な手段を用いてX
線マスク構造体に装着することが望ましい。例えば、枠
体に薄膜を形成し、これを粘着性の調整された粘着剤や
ネジ止め等によって装着することができる。
【0045】被転写体側の薄膜(表面側薄膜)と支持膜
との間隔は、被転写体とX線マスクの露光ギャツプに依
存するが、10μm以下に制御することが好ましく、ま
たX線吸収体の膜厚も考慮して0.2μm以上に制御す
ることが好ましい。加えて、この表面側薄膜の平面度は
3μm以下に制御することが好ましい。このような制御
には、薄膜の枠を高精度に加工できる装置や、マスクへ
の装着の際に高精度な管理が可能な装置などが必要とな
る。被転写体の反対側の薄膜(裏面側薄膜)は、支持膜
との間隔は100μm〜10mmが望ましい。より好まし
くは300μm〜10mmの範囲である。支持膜から10
0μm以上離れていた方が、ゴミの材料や大きさにもよ
るが、回折などによりゴミの影響をゴミが付着したまま
でも回避できる場合がある。また、支持膜を成膜するS
i基板の厚みも考慮する必要があるためである。間隔の
好ましい上限はX線マスク構造体の大きさ等に依存す
る。
【0046】また、薄膜と支持膜との間の圧力を調整可
能とするために、ゴミの侵入を防ぐフィルターを備えた
穴などを薄膜側またはマスク側に形成することが望まし
い。
【0047】本発明のX線露光方法およびX線露光装置
は、上述のX線マスク構造体を介して被転写体にX線露
光を行うことでX線吸収体パターンを被転写体に転写す
ることを特徴とするものである。本発明のX線露光方法
およびX線露光装置は、上述の本発明のX線マスク構造
体を用いること以外は、従来公知の方法でよい。
【0048】本発明のX線マスク構造体を備えた、微小
デバイス(半導体装置、薄膜磁気ヘッド、マイクロマシ
ン等)の製造用X線露光装置について図7を用いて説明
する。
【0049】図7は、本発明のX線マスク構造体を備え
たX線露光装置の要部外略図である。同図において、1
01はSR放射源であり、このSR放射源から放射され
たシンクロトロン放射光(102)は、横方向に光強度
が均一に広がり、縦方向にはほとんど拡がりをもたない
シートビーム状である。このシンクロトロン放射光は、
シリンドリカルミラー(凸面ミラー(103))で反射
させて縦方向に拡大させ、これにより断面が略四角のビ
ームとなり、四角い露光領域が得られる。拡大された放
射光(102)は、シャッタ(104)によって照射領
域内での露光量が均一となるように調整され、シャッタ
を通過した放射光(102)はX線マスク構造体(10
5)に導かれる。
【0050】このX線マスク構造体はマスクステージ
(107)に吸着され、被露光体であるウエハ(10
6)と対向する位置に保持されている。このウエハはウ
エハチャック(108)に保持されている。このウエハ
チャックはウエハステージ(109)に搭載されてい
る。このウエハステージを移動させることによりウエハ
の位置決めが行われる。
【0051】アライメントユニット(110)は、X線
マスク構造体(105)とウエハ(106)の各々に設
けた位置決め用のアライメントマークを検出する光学系
と、両者のズレを演算する演算部とを有している。
【0052】本発明のX線マスク構造体(105)を用
いることにより、アライメント(位置合わせ)に用いる
複数の波長において、いずれも80%以上(又は最大値
−5%以内)の透過率を得ることができるので、アライ
メント光のS/N比を向上させ、高精度な位置合わせを
行うことができる。
【0053】上記のアライメント後、X線マスク構造体
に形成されているパターンを、ステップ&リピート方式
やスキャニング方式等によって、ウエハ(106)上に
露光・転写することにより、高精度にX線露光が行え、
量産に対応することもできる。
【0054】本発明の半導体デバイスは、上述のX線マ
スク構造体を介して加工基板上にX線露光を行うことで
X線吸収体パターンを加工基板上に転写し、これを加工
・形成して作製される。本発明の半導体デバイスにおい
ては、上記本発明のX線マスク構造体を用いること以外
は、従来公知の方法で作製できる。
【0055】以下、本発明のX線マスク構造体を用いた
半導体デバイス(半導体素子)の製造方法について説明
する。
【0056】図8は、半導体デバイス(ICやLSI等
の半導体チップ、あるいは液晶パネルやCCD等)の製
造フロー図である。ステップ1(回路設計)では半導体
デバイスの回路設計を行う。ステップ2(マスク製作)
では設計した回路パターンを形成したX線マスク構造体
を製造する。一方、ステップ3(ウエハ製造)ではシリ
コン等の材料を用いてウエハを製造する。
【0057】ステップ4(ウエハプロセス)は前工程と
呼ばれ、上記のX線マスク構造体を用いたX線リソグラ
フィー技術によってウエハ上に実際の回路を形成する。
次のステップ5(組立)は後工程と呼ばれ、ステップ4
により製造されたウエハを用いて半導体チップ化する工
程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディン
グ)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含
む。ステップ6(検査)ではステップ5で作製された半
導体デバイスの動作確認テストや耐久性テスト等の検査
を行う。以上の工程を経て半導体デバイスが完成し、こ
れが出荷される(ステップ7)。
【0058】上記製造工程のステップ4(ウエハプロセ
ス)の詳細を図9を用いて説明する。ステップ11(酸
化)ではウエハの表面を酸化させる。ステップ12(C
VD)ではウエハ表面に絶縁膜を形成する。ステップ1
3(電極形成)ではウエハ上に電極を蒸着によって形成
する。ステップ14(イオン打ち込み)ではウエハにイ
オンを打ち込む。ステップ15(レジスト処理)ではウ
エハに感光剤を塗布する。ステップ16(露光)では上
記のX線露光装置によってマスクの回路パターンをウエ
ハに焼き付け露光する。ウエハをローディングしてウエ
ハをマスクと対向させ、アライメントユニットで両者の
ズレを検出し、ウエハステージを駆動して両者の位置合
わせを行う。両者が合致したならば露光を行う。露光終
了後、ウエハは次のショットへステップ移動し、アライ
メント以下の動作を繰り返す。ステップ17(現像)で
は露光したウエハを現像する。ステップ18(エッチン
グ)では現像したレジスト像以外の部分を削り取る。ス
テップ19(レジスト剥離)ではエッチングが終了して
不要となったレジストを取り除く。これらのステップを
繰り返し行うことによって、ウエハ上に多重に回路パタ
ーンが形成される。
【0059】本発明の製造方法を用いれば、従来は製造
が難しかった高集積度の半導体デバイスの量産に対応す
ることができる。
【0060】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに説明する
が、本発明はこれらに限定するものではない。
【0061】実施例1 図1に、本実施例のX線マスク構造体の断面図を示す。
このX線マスク構造体は、厚さ2mmのSiからなる保持
枠(1)、CVDにより成膜された厚さ2.0μmのS
iCからなるX線透過性の支持膜(2)、めっき法によ
り形成されたAuからなるX線吸収体(3)、接着剤
(5)で保持枠(1)と接着されているSiCからなる
補強体(4)で構成されている。
【0062】補強体(4)上には、枠体(6)に設けら
れた表面側薄膜(7)を、支持膜(2)との間隔が5μ
mとなるように着脱容易な粘着剤(9)にて装着した。
枠体(6)はAlで形成し、圧力調整用の穴(8)を設
けた。この穴(8)にはゴミの侵入を防ぐフィルターを
取り付けた。表面側薄膜(7)は、ポリイミドで厚さ
0.8μmに形成し、平面度1μm以下に制御した。
【0063】枠体(10)に設けられた裏面側薄膜(1
1)は、支持膜(2)との間隔が5mmとなるように着脱
容易な粘着剤(不図示)で補強体(4)装着した。枠体
(10)はAlで形成し、圧力調整用の穴(12)を設
けた。穴(12)にはゴミの侵入を防ぐフィルターを取
り付けた。裏面側薄膜(11)は表面側薄膜(7)と同
様にポリイミドで厚さ0.8μmに形成した。
【0064】上記のように着脱容易な粘着剤にて薄膜が
X線マスク構造体に装着されていることにより、マスク
ヘの直接のゴミの付着を防ぐことができ、高アスペクト
パターンの間ヘのゴミの付着が防止できるため、マスク
パターンを高精度に転写することができる。また、マス
クの洗浄回数を低減あるいは無くすことができ、洗浄に
よる支持膜の破損や劣化を防ぐことができる。また、薄
膜にゴミが付着した場合でも、光によるゴミの検査を容
易に行うことができ、さらに薄膜の洗浄または薄膜の交
換によりゴミの除去処理が簡便となる。また、裏面側薄
膜にゴミが付着した場合は、その材質や大きさ等によっ
ては特に露光に影響がなく、上記の込みの除去処理を行
う必要のない場合もある。さらに、ポリイミドはSiC
に比ベ靭性が高いため、万一、支持膜が破損した場合で
も支持膜の飛散を防止する飛散防止膜ともなる。以上の
ようにゴミの影響を防ぐ量産に対応した高性能なX線マ
スク構造体を提供することができる。
【0065】実施例2 表面側薄膜(7)及び裏面側薄膜(11)に導電性ポリ
マーであり且つ耐放射線ポリマーであるポリフェニレン
サルファイトを用いた以外は実施例1と同様にしてX線
マスク構造体を作製した。実施例1の効果に加え、帯電
防止効果が付与されるためゴミ付着防止効果がさらに向
上した。
【0066】実施例3 図2に、本実施例のX線マスク構造体の断面図を示す。
圧力調整用の穴(13、14)を枠体(10)でなな
く、マスク側の補強体(4)及び保持枠(1)・支持膜
(2)形成し、接着剤(5)を、上記穴を塞がないよう
に設けた以外は実施例1と同様にしてX線マスク構造体
を作製した。支持膜(2)と表面側薄膜(7)との空間
は非常に狭いため、本構成は圧力の調整においてより有
効である。
【0067】実施例4 図3に、本実施例のX線マスク構造体の断面図を示す。
X線マスク構造体は、厚さ2mmのSiからなる保持枠
(1)、CVDにより成膜された厚さ2.0μmのSi
NからなるX線透過性の支持膜(2)、WからなるX線
吸収体(3)で構成されている。
【0068】保持枠(1)には、薄膜着脱用の段差を高
精度に加工した。この加工は通常、保持枠形成時に用い
ている強アルカリなどを用いた異方性エッチングにより
形成することができる。両面の薄膜は実施例1と同様に
して高精度に装着した。圧力調整用の穴(14)は、図
3に示すように保持枠(1)に設けた。この穴は薄膜の
枠体(6)に設けてもよい。
【0069】本実施例のように補強体(4)を有しない
簡便なX線マスク構造体であっても実施例1及び2と同
様にゴミの付着等を防ぐことができた。
【0070】実施例5 図4に、本実施例のX線マスク構造体の断面図を示す。
X線マスク構造体は、厚さ2mmのSiからなる保持枠
(1)、CVDにより成膜された厚さ2.0μmのSi
CからなるX線透過性の支持膜(2)、スパッタにより
形成されたTaからなるX線吸収体(3)、保持枠
(1)と陽極接合されているパイレックスからなる補強
体(4)で構成されている。
【0071】補強体(4)上には、Siからなる枠体
(6)上にCVDにより形成された厚さ0.4μmのD
LC(Diamond like Carbon)から
なる表面側薄膜(7)を、支持膜(2)との間隔が10
μmとなるように着脱容易な粘着剤(9)にて装着し
た。平面度は1μm以下に制御した。圧力調整用の穴
(14)は、図4に示すようにマスク側の補強体(4)
に設けた。この穴は、実施例1のように枠体(6)に設
けてもよい。この穴にはゴミの侵入を防ぐフィルターを
取り付けた。
【0072】裏面側薄膜(11)も厚さ0.4μmのD
LCで形成し、Siからなる枠体(10)に設け、補強
体(4)の裏面に着脱容易な粘着剤にて装着した。裏面
側薄膜(11)と支持膜(2)との間隔は5mmとなるよ
うに設定した。
【0073】DLCからなる薄膜は有機膜と比較すれ
ば、より放射線耐性が高く且つ導電性にも優れるため、
長期間安定な、帯電防止を兼ねた防塵膜を提供すること
ができる。
【0074】実施例6 図5に、本実施例のX線マスク構造体の断面図を示す。
表面側薄膜(7)に放射線耐性が高く且つ導電性もよい
ポリフェニレンサルファイト(厚さ0.8μm)を用
い、枠体の形状を変えた以外は実施例5と同様にX線マ
スク構造体を作製した。
【0075】実施例7 図6に、本実施例のX線マスク構造体の断面図を示す。
X線マスク構造体は、厚さ2mmのSiからなる保持枠
(1)、CVDにより成膜された厚さ2.0μmのSi
CからなるX線透過性の支持膜(2)、スパッタにより
形成されたWからなるX線吸収体(3)、金属拡散(A
u、Cu、Si等の金属拡散部(15))により保持枠
(1)と直接接合されているSiCからなる補強体
(4)で構成されている。
【0076】補強体(4)上には、SiCからなる枠体
(6)上に厚さ0.5μmのポリイミド膜(7a)と厚
さ0.3μmのITO膜(7b)の2層からなる表面側
薄膜(7)を、支持膜(2)との間隔が8μmとなるよ
うに着脱容易なネジ止め(16)にて装着した。表面側
薄膜(7)の平面度は1μm以下に制御した。圧力調整
用の穴(14)は、図6に示すように補強体(4)に設
けた。この穴は枠体(6)に設けてもよい。この穴には
ゴミの侵入を防ぐフイルターを取り付けた。
【0077】裏面側薄膜(11)も表面側薄膜(7)と
同じ2層の膜(ポリイミド膜(11a)、ITO膜(1
1b))で形成し、補強体(4)にネジ止め(17)で
装着した。
【0078】放射線耐性が高く、靭性も高いが絶縁体で
あるポリイミド膜を支持膜側(7a、11a)に、導電
体であるITO膜をその反対側(7b、11b)に設け
た2層構造にすることにより、防塵膜として機能するこ
とはもちろん、帯電防止膜および飛散防止膜としての機
能をより高めることができる。導電体であるITOで帯
電を防止してゴミをよせつけず、強靭でかつ絶縁体であ
るポリイミドにより、万一破損した場合の支持膜の飛散
を防止し、その飛散物を静電気により積極的に集めるこ
とができる。
【0079】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、防塵性等のゴミ付着防止性に優れるため高精度
な半導体デバイス等の作製が可能となる。また、洗浄の
回数を低減あるいは無くすこともでき、X線マスク構造
体の長寿命化を図ることができ、高精度な半導体デバイ
スの量産が可能になる。
【0080】さらに、光によるゴミ等の検査を容易にす
ることもできる。
【0081】本発明のX線マスク構造体の防塵用の薄膜
に帯電防止材料を用いるか、又は帯電防止膜を積層する
ことによって、より優れたゴミ付着防止性を得ることが
できる。
【0082】また、本発明のX線マスク構造体の防塵用
の薄膜に、X線マスク構造体(特に支持膜)に破損が生
じた場合の飛散防止膜としての機能を持たせることによ
り、新たなゴミの発生を防げ、装置のメンテナンスも容
易になる。さらに、薄膜の支持膜側に帯電性を付与する
ことにより集塵機能を発現させ、支持膜へのゴミの付着
を防止できる。
【0083】上記の本発明のX線マスク構造体を用いた
方法・装置によるX線露光によれば、高精度な焼き付け
による転写体が量産できる。また、本発明のX線マスク
構造体を用いたX線露光によって、加工基板上にX線吸
収体パターンを転写し、これを加工・形成することによ
り、高精度の半導体デバイスの量産が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のX線マスク構造体の断面図である。
【図2】本発明のX線マスク構造体の断面図である。
【図3】本発明のX線マスク構造体の断面図である。
【図4】本発明のX線マスク構造体の断面図である。
【図5】本発明のX線マスク構造体の断面図である。
【図6】本発明のX線マスク構造体の断面図である。
【図7】本発明のX線マスク構造体を備えたX線露光装
置の説明図である。
【図8】本発明の半導体デバイスの製造フロー図であ
る。
【図9】本発明の半導体デバイスの製造方法におけるウ
エハプロセスの製造フロー図である。
【図10】従来のX線マスク構造体の断面図である。
【符号の説明】
1 保持枠 2 支持膜 3 X線吸収体 4 補強体 5 接着剤 6、10 枠体 7 表面側薄膜 7a ポリイミド膜 7b ITO膜 8、12、13、14 穴 9 粘着剤 11 裏面側薄膜 11a ポリイミド膜 11b ITO膜 15 金属拡散部 16、17 ネジ止め 101 SR放射源 102 シンクロトロン放射光 103 シリンドリカルミラー(凸面ミラー) 104 シャッタ 105 X線マスク構造体 106 ウエハ 107 マスクステージ 108 ウエハチャック 109 ウエハステージ 110 アライメントユニット

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともX線吸収体、該吸収体を支持
    する支持膜、該支持膜を保持する保持枠からなるX線マ
    スク構造体において、X線透過性の薄膜を、前記支持膜
    の両側にそれぞれ設けたことを特徴とするX線マスク構
    造体。
  2. 【請求項2】 表面側薄膜が支持膜に対し10μm以下
    の間隔で設けられている請求項1記載のX線マスク構造
    体。
  3. 【請求項3】 裏面側薄膜が支持膜に対し100μm〜
    10mmの間隔で設けられている請求項1又は2記載のX
    線マスク構造体。
  4. 【請求項4】 薄膜が防塵膜である請求項1、2又は3
    記載のX線マスク構造体。
  5. 【請求項5】 薄膜が帯電防止材料からなる防塵膜であ
    る請求項1、2又は3記載のX線マスク構造体。
  6. 【請求項6】 薄膜が、帯電防止膜と防塵膜を含む積層
    膜である請求項1、2又は3記載のX線マスク構造体。
  7. 【請求項7】 薄膜が、飛散防止機能を有する防塵膜で
    ある請求項1、2又は3記載のX線マスク構造体。
  8. 【請求項8】 薄膜が、飛散防止膜と帯電防止膜を含む
    積層膜である請求項1、2又は3記載のX線マスク構造
    体。
  9. 【請求項9】 薄膜が、飛散防止膜と帯電防止膜を含む
    積層膜からなる防塵膜である請求項1、2又は3記載の
    X線マスク構造体。
  10. 【請求項10】 飛散防止膜が帯電性を有する請求項8
    又は9記載のX線マスク構造体。
  11. 【請求項11】 薄膜が、着脱容易な構成で設けられた
    請求項1〜10のいずれか1項に記載のX線マスク構造
    体。
  12. 【請求項12】 薄膜と支持膜との間の圧力を調整でき
    るようにフィルター付の穴が設けられた請求項1〜11
    のいずれか1項に記載のX線マスク構造体。
  13. 【請求項13】 少なくともX線吸収体、該吸収体を支
    持する支持膜、該支持膜を保持する保持枠からなるX線
    マスク構造体の製造方法において、X線透過性の薄膜
    を、前記支持膜の両側にそれぞれ薄膜を設けることを特
    徴とするX線マスク構造体の製造方法。
  14. 【請求項14】 少なくともX線吸収体、該吸収体を支
    持する支持膜、該支持膜を保持する保持枠からなるX線
    マスク構造体の製造方法において、枠体に形成したX線
    透過性の薄膜を前記支持膜の両側にそれぞれ設けること
    を特徴とするX線マスク構造体の製造方法。
  15. 【請求項15】 薄膜を着脱容易な構成で設ける請求項
    13又は14記載のX線マスク構造体の製造方法。
  16. 【請求項16】 薄膜と支持膜との間の圧力を調整でき
    るようにフィルター付の穴を設ける請求項13、14又
    は15記載のX線マスク構造体の製造方法。
  17. 【請求項17】 請求項1〜12のいずれか1項に記載
    のX線マスク構造体を用いて、X線露光により被転写体
    にX線吸収体パターンを転写することを特徴とするX線
    露光方法。
  18. 【請求項18】 請求項1〜12のいずれか1項に記載
    のX線マスク構造体を備え、該X線マスク構造体を介す
    るX線露光により被転写体にX線吸収体パターンを転写
    することを特徴とするX線露光装置。
  19. 【請求項19】 請求項1〜12のいずれか1項に記載
    のX線マスク構造体を用いて、X線露光により加工基板
    上にX線吸収体パターンを転写し、これを加工・形成し
    て作製されたことを特徴とする半導体デバイス。
  20. 【請求項20】 請求項1〜12のいずれか1項に記載
    のX線マスク構造体を用いて、X線露光により加工基板
    上にX線吸収体パターンを転写し、これを加工・形成し
    て作製することを特徴とする半導体デバイスの製造方
    法。
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