JPH09305935A - 磁気ヘッド及びその製造方法、及び磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気ヘッド及びその製造方法、及び磁気記録再生装置

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JPH09305935A
JPH09305935A JP2246297A JP2246297A JPH09305935A JP H09305935 A JPH09305935 A JP H09305935A JP 2246297 A JP2246297 A JP 2246297A JP 2246297 A JP2246297 A JP 2246297A JP H09305935 A JPH09305935 A JP H09305935A
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JP
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magnetic
conductor
layer
magnetic core
forming
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JP2246297A
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English (en)
Inventor
Akio Murata
明夫 村田
Akio Kuroe
章郎 黒江
Sayuri Muramatsu
小百合 村松
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的簡単な構造でかつ再生感度が従来の誘
導型ヘッドよりも優れた磁気ヘッドとその磁気ヘッドを
用いた磁気記録再生装置を得ること。 【解決手段】 磁気ヘッドは、軟磁性膜からなる第1及
び第2の磁気コアと、前記第1及び第2の磁気コアの間
に配置され且つ前記第1及び第2の磁気コアの各他端と
磁気的に接続された軟磁性膜からなる第3の磁気コアと
を有している。前記第3の磁気コアには絶縁を保ちつつ
これを貫通する導体線を設け、前記導体線に高周波信号
を印加する。前記第3の磁気コアを取り巻くように巻回
された導体コイルに記録信号を印加して磁気記録をす
る。再生時には、前記導体線のインピーダンスの変化に
より記録された磁化を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高密度に記録され
た情報を再生する磁気ヘッドとその製造方法、及びこの
磁気ヘッドを用いた磁気記録再生装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】磁気記録再生装置にはテープレコーダ、
ビデオテープレコーダ、磁気ディスク装置等様々な種類
がある。磁気記録再生装置は高密度記録化の方向に進ん
でおり、そのために多くの改良が迫られている。これら
の改良としては、例えばヘッドの幅を狭くすることによ
る狭トラック化、ヘッドの複数化、テープの高平滑化及
び薄膜化、ヘッドとテープの相対スピードの高速化等で
ある。
【0003】従って高密度に情報を磁気記録媒体に記録
し、また情報を再生できる磁気ヘッドが要求されつつあ
る。このような要求に応じて、広く用いられている誘導
型ヘッド、特に再生感度の高い再生専用ヘッドであるM
R(magneto-resistance)ヘッドを用いた複合型MRヘ
ッドが実用化されている。この複合型MRヘッドは、M
Rヘッドと従来の誘導型薄膜ヘッドとを備えたヘッドで
あり、再生時には、高い再生感度を有するMRヘッドを
用い、記録時には、従来の誘導型薄膜ヘッドを用いる。
ここで、MRヘッドとは、磁気抵抗効果素子(以下MR
素子と称する)を用いたヘッドである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】MR素子を用いた複合
型MRヘッドは、ヘッド構造が従来の誘導型ヘッドに比
べてかなり複雑である。具体的には、MR素子の回りに
はシールド層が必要であり、また再生用の磁気ギャップ
が必要である。さらにMR膜を単磁区化するための構成
が必要であり、線形の再生を行うためにバイアス磁界を
印加するための独自の構成が必要であるという問題があ
った。そのため、複合型MRヘッドの製造には、高度な
製造技術が要求され、高い歩留まりを確保することが難
しいという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題を解
決するため、比較的簡単な構造でかつ再生感度が従来の
誘導型ヘッドよりも優れた磁気ヘッドと、その磁気ヘッ
ドの製造方法及びその磁気ヘッドを用いた磁気記録再生
装置を提供することを目的とする。
【0006】上記目的を達成するため、本発明の磁気ヘ
ッドは、一端が磁気記録媒体と対向する軟磁性膜からな
る第1及び第2の磁気コアと、前記第1及び第2の磁気
コアの間に配置され且つ前記第1及び第2の磁気コアの
各他端と磁気的に接続され且つ膜厚が第1及び第2の磁
気コアより薄い軟磁性膜からなる第3の磁気コアと、前
記第3の磁気コアとの絶縁を保ちつつこれを貫通する導
体線と、前記第3の磁気コアを取り巻くように巻回され
た導体コイルと、を備えたことを特徴とする。第1と第
2の磁気コアから成る補助磁極と、第3の磁気コアから
なる主磁極と、記録信号磁界発生用コイルとからなる主
磁極励磁型垂直ヘッドの構成であるので垂直磁気記録が
可能な構造であり、より高密度な記録再生が行える。さ
らに、第3の磁気コアに導体線を絶縁を保ちつつ貫通し
て配置することで第3の磁気コアを磁気インピーダンス
素子として用いる構成なので、従来よりも感度の高いこ
とが特徴の磁気インピーダンス効果による再生が可能に
なる。
【0007】さらにMRヘッドと同様に磁束応答型なの
で、記録再生装置の小型化による磁気記録媒体の移動速
度の低速度化にも対応できる。前記第3の磁気コアの磁
気記録媒体と対向する端面の面積が他方の端面の面積に
比べて小さいので、磁気記録媒体に対向する端面の磁束
密度が大きくなり、記録磁化の強さが増加する。また、
第3の磁気コアが第1と第2の軟磁性膜からなるので、
当該磁気ヘッドはパターン形成法で製造できる。
【0008】本発明の磁気ヘッドの製造方法は、第1の
軟磁性層を形成するステップと、前記第1の軟磁性層の
上に第1の絶縁層を形成するステップと、前記第1の絶
縁層の上に第1の導体層をパターン形成するステップ
と、前記第1の導体層の上に第2の絶縁層を形成するス
テップと、 前記第2の絶縁層の上に第2の軟磁性層を
形成するステップと、前記第2の軟磁性層の上に、導体
線としての線状の第2の導体層を形成するステップと、
前記第2の軟磁性層の上に前記第2の導体層をはさんで
第3の軟磁性層を形成するステップと、前記第3の軟磁
性層の上に第3の絶縁層を形成するステップと、前記第
3の絶縁層の上に前記第1の導体層に接続されて導体コ
イルを構成する第3の導体層を形成するステップと、前
記第3の導体層の上に第4の絶縁層を形成するステップ
と、前記第4の絶縁層の上に第4の軟磁性層を形成する
ステップとを有することを特徴とする。各軟磁性層及び
導体層はパターン形成法により形成されるので、容易に
磁気ヘッドを製造することができる。
【0009】本発明の磁気記録再生装置は、上記の磁気
ヘッドを用いた磁気記録再生装置であって、前記導体線
にバイアス磁界用の直流を重畳した定電流の高周波信号
を印加するキャリア信号印加手段を備えたことを特徴と
する。外部磁界とバイアス磁界とが重畳した磁界により
検出された高周波電圧に基づいて、記録された情報を再
生するので、再生感度が従来の誘導型ヘッドよりも優れ
ている。また、再生手段は、磁気記録媒体による外部磁
界と前記バイアス磁界とが重畳された磁界によって前記
定電流の高周波信号に基づいて変化する前記導体線に生
じる高周波電圧を検出する高周波電圧検出部と、検出し
た高周波電圧を振幅変調の復調であるAM復調をするA
M復調部とを備えたことを特徴とする。検出した高周波
電圧をAM復調することにより容易に記録された情報を
再生することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
《第1実施例》本発明の第1実施例の磁気ヘッドについ
て図1ないし図4を参照して説明する。図1は、本発明
の磁気ヘッドの基本的な構成を示す分解斜視図である。
図1において、磁気ヘッドは、補助磁極である磁気コア
1及び磁気コア2と、主磁極である磁気コア3と、導体
線4とその両端に接続された高周波信号印加用の端子5
及び6と、導体コイル7と導体コイル7に記録信号磁界
発生用の信号を印加するための端子8及び9とから構成
される。
【0011】磁気コア1、磁気コア2及び磁気コア3
は、既知のNi−Fe合金よりなる軟磁性薄膜である。
Ni−Fe合金の組成比(重量比)はNi80%、Fe
20%が好ましい。導体コイル7は、前記磁気コア3を
巻回するように前記磁気コア1と磁気コア2との間に配
置された銅(Cu)の薄膜よりなり、螺旋形状をなす。
磁気コア3の厚さは磁気コア1及びコア2の厚さより薄
くなされている。また、磁気コア3の記録媒体に対向す
る端面22の面積は、他方の端面22Aの面積より小さ
くなされている。
【0012】導体線4は、図1の(a)の部分拡大図に
示すように、磁気コア3を貫通して設けられている。材
質は導体コイル7と同様に銅(Cu)の薄膜等を用い
る。但し、導体線4は磁気コア3と電気的に絶縁される
ように導体線4と磁気コア3の孔との間には絶縁部11
が形成されている。端子5及び端子6は、前記導体線4
の両端に接続されており、この端子5及び6を経て導体
線4に後述する交流の定電流を流す。
【0013】図2は、磁気ヘッドが磁気記録媒体(図示
省略)と対向する面を示した正面図である。図1の磁気
コア1、磁気コア2及び磁気コア3のそれぞれの端面2
1、23及び22は相互に所定の間隔を保ちかつ同一平
面になるように形成されている。図2において、この磁
気ヘッドは、図1では図示を省略した保護膜20と基板
24とを有する。基板24は非磁性セラミックスからな
り、保護膜20は、Al23膜を形成することにより得
られる。
【0014】図3は、図1の磁気ヘッドの各要素を薄膜
を用いて構成した本実施例の磁気ヘッドの断面図であ
る。図3において、基板24の上には酸化物絶縁膜52
が形成されている。酸化物絶縁膜52の上に薄膜形成技
術によって、磁気コア2、3及び1が形成されている。
導体コイル7の部分の導体コイル7aと7bは磁気コア
3の周囲を回って接続され螺旋状に巻かれている。同様
にして、導体コイル7eと7fは磁気コア3の周囲を回
って接続され螺旋状に巻かれている。導体コイル7cが
図1における端子8に接続され、導体コイル7dが図1
の端子9に接続されている。また、磁気コア3は、第1
の磁性膜58と第2の磁性膜59とから構成されてい
る。磁性膜58と59の間に導体線4が形成されてい
る。
【0015】図4は、図1の磁気ヘッドを含む磁気再生
装置の等価回路図である。この等価回路は、インピーダ
ンス素子41と、抵抗41Aとキャリヤ信号発生器42
と、再生電圧出力回路45とからなる。インピーダンス
素子41は、図1で示した磁気ヘッドの導体線4を等価
的にインピーダンス素子として示したものである。キャ
リア信号発生器42が導体線4の端子5及び端子6間に
接続されている。キャリヤ信号発生器42は、インピー
ダンス素子41に、直流バイアスのための直流を重畳し
た交流の定電流であるキャリア信号を印加する。再生電
圧出力回路45は、端子5と端子6間に生じる電圧を測
定して端子46から出力する。次に、図1ないし図4を
用いて磁気ヘッドによる磁気情報の再生動作を説明す
る。
【0016】図1に示す磁気コア3が磁気記録媒体(図
示省略)の矢印38で示す磁気情報の磁化(以下磁化3
8と記す)の位置にある時、磁気コア3の内部には矢印
39で示す磁束(以下磁束39と記す)が通る。ここ
で、磁化38は、磁気記録媒体中に記録された磁気情報
の磁化をベクトル表示したものである。このような磁化
38は、垂直磁気記録媒体による磁化と同様の方向を有
している。磁束39は、前記磁化38からの漏洩磁束の
一部が磁気コア3の内部を通っていることを示してい
る。このとき、磁気コア3はその磁束39によって磁化
され、磁気コア3の透磁率、すなわち図3における第1
の磁性膜58と第2の磁性膜59の透磁率が低下してい
る。つまり、図4におけるインピーダンス素子41のイ
ンピーダンスが低下したのと等価な状態になる。導体線
4に交流の定電流を流しているので、端子5と6の間に
はそのインピーダンスに比例した逆起電圧が発生する。
その結果、再生電圧出力回路45から出力される電圧値
は、導体線4のインピーダンス値すなわち透磁率に比例
している。さらに言えば、流入する磁束39の量、すな
わち磁化38の強さに逆比例した電圧値が、再生電圧出
力回路45から出力されることとなり、いわゆる磁束応
答型の再生が行われる。
【0017】出力される電圧値を大きくするには、イン
ピーダンス素子41のインピーダンスが大きいことが好
ましい。また外部磁界に対するインピーダンスの変化で
表される磁界応答性が高いことが望まれる。従って、磁
気コア3の透磁率が高く、かつできるだけキャリア信号
の周波数は高いほうが良い。本実施例の磁気ヘッドの記
録動作は、よく知られている主磁極励磁型垂直ヘッド
(例えば、日本応用磁気学会誌 13号、113−11
6頁(1989)に示されている。)と同じであり、本
実施例における記録動作も従来のものと同じである。
【0018】以下に記録動作を簡単に説明する。記録情
報に応じた記録信号電流は図1に示した端子8及び9を
通じてコイル7を流れて磁気コア3を励磁する。そし
て、その励磁された磁気コア3から生じる磁界によって
記録媒体(図示省略)が磁化されて情報が記録される。
また、磁気コア3の記録媒体に対向する端面22での面
積が他方の端面22Aでの面積より小さくなされている
ので、記録時の端面22の磁束密度が高くなり、記録磁
化の強さが増大する。以上説明したように、本発明の磁
気ヘッドは、従来の複合型MRヘッドのように記録と再
生で別個の磁気回路を構成する必要はなく、同一の磁気
回路で記録再生が行える。従って比較的簡単な構造にも
かかわらず、再生感度は従来の誘導型ヘッドよりも優れ
た磁束応答型の再生ヘッドが得られる。
【0019】《第2実施例》次に、本発明の第2実施例
の磁気ヘッドの製造方法の各工程(ステップ)について
図5の(a)ないし図5の(d)及び図6を参照して説
明する。図5の(a)、(b)、(c)及び(d)は、
本発明の磁気ヘッドの製造工程を示すための断面図であ
る。図6は、図5の(d)に示した○印部分の形状を変
えた他の例である。
【0020】以下に第2の実施例の磁気ヘッドの製造方
法について説明する。まず図5の(a)の工程におい
て、非磁性材料からなるヘッド基板51は本例では、ア
ルミナ・チタン・カーバイド基板である。ヘッド基板5
1の表面には、表面の平面性を改善するとともに、ヘッ
ド基板51を絶縁するための酸化物絶縁膜52としての
アルミナ膜がスパッタ法等で形成される。酸化物絶縁膜
52の上に磁気コア2が形成される。磁気コア2はスパ
ッタ法で形成されたCo系のアモルファス膜である。C
o系アモルファス膜はCo−Zr−Nb合金(Co90
%、Zr4%、Nb6%)等が用いられる。磁気コア2
はメッキ等で形成されたパーマロイ系の膜でもよく、そ
の膜厚はおよそ3μmである。
【0021】次に、磁気コア2の上には厚さ約0.5μ
mの酸化物の絶縁膜54が形成される。酸化物絶縁膜5
4の上に複数の導体コイル半割体56が形成される。導
体コイル半割体56は、後の工程で第3の磁気コア3
(図5のc)を囲むように配置されて図1に示す螺旋状
の導体コイル7になる導体の部分であり、メッキ法によ
って形成された膜厚が約1μmのCu膜である。導体コ
イル半割体56を形成するときには同時に電極57も形
成される。電極57は、図1に示す端子5、6、8、9
を形成するための導体膜であり、紙面に垂直な方向に4
個設けられている。
【0022】導体コイル半割体56を囲むように配置さ
れる酸化物の絶縁膜55はスパッタ法により形成される
SiO2膜であり、膜厚は約2μmである。絶縁膜55
の方が絶縁膜54より膜厚が厚いのは導体コイル半割体
56の段差による凹凸を吸収して平坦にするためであ
る。
【0023】次に図5の(b)の工程に移る。多層磁性
膜58と59は、第3の磁気コア3を構成する磁性膜で
あって、酸化物絶縁膜55と磁気コア2の表面に形成さ
れる。磁気コア3は約100MHzから800MHzの
周波数の範囲で外部磁界の強度に対応して図1に示すよ
うに配置された導体4に大きなインピーダンス変化を起
こすものであり、Co系アモルファス膜とSiO2膜か
らなる多層膜である。この多層磁性膜58、59は、媒
体対向面3Aの反対側の端部において磁気コア2と磁気
的に接触している。また、図示されていないが磁気コア
3の記録媒体に対向する端面3Aの面積は、他方の端面
3Bの面積より小さくなされている。
【0024】多層磁性膜58、59を形成するとき、ま
ず磁性膜58を形成する。次に磁性膜58の媒体対向面
3Aの近傍にSiO2絶縁膜60Aを形成する。SiO2
絶縁膜60Aの上に導体線61をCu膜で形成する。導
体線61が形成されるとき、同時に電極57上に導体膜
57Aが形成される。導体線61の上にさらにSiO2
絶縁膜60を形成し、最後に磁性膜59を形成する。導
体線61は絶縁膜60Aと60により多層磁性膜58、
59から絶縁される。導体線61は、高周波信号電流を
流す導体であって図1の導体線4に相当する。また絶縁
膜60及び60Aは図1の絶縁部11に相当する。
【0025】さらに図5の(c)の工程に移る。まず、
磁気コア3の上に絶縁膜63を形成する。次に絶縁膜6
3の上に複数の導体コイル半割体65を形成する。この
とき同時に導体膜57Aの上に導体膜57Bが形成され
る。導体コイル半割体65は、前述した導体コイル半割
体56と同様な螺旋形状の一部を形成する導体であって
メッキ法によるCu膜である。この導体コイル半割体6
5は、図5の(c)の紙面の手前と奥側の磁気ヘッドの
側面で導体コイル半割体56と接続されるように形成さ
れている。導体コイル半割体56と65を接続すること
によって、磁気コア3を囲む図1に示す螺旋形状の導体
コイル7が完成される。絶縁膜63と64は、導体コイ
ル半割体65を第3の磁気コア3から絶縁するととも
に、導体コイル半割体65による表面の凹凸を吸収する
ために配置された絶縁膜であって、SiO2膜である。
【0026】最後の図5の(d)の工程では、導体線6
1の端末、及び導体コイル半割体56と65とで形成さ
れる導体コイル7の端末がそれぞれの電極57Bに接続
される(図示省略)。そして導体線4と導体コイル7を
外部回路に接続するための端子67を電極57の導体膜
57Bの上に形成する。端子67としては、メッキ法等
によって厚膜を形成する。次に第1の磁気コア1を形成
する。磁気コア1はその右端部で磁気コア2及び3と磁
気的に接触している。最後にヘッド保護膜68を端子6
7を除く部分の全面にスパッタ等によって形成する。そ
のあと、ラップ処理で平らな平面が出されている。磁気
コア1の材質や製法は磁気コア2と同様である。図5の
(d)からわかるように、磁気コア3の厚さは磁気コア
2及び1の厚さより薄く形成されている。
【0027】図6に示す構成は図5の(b)で完成した
ヘッドの磁極先端の多層磁性膜58と59(図5の
(d)の丸の部分)を部分的にエッチングして薄くした
の磁気ヘッドの例の断面図である。この例の磁気ヘッド
では、第3のコア3の記録媒体に対向する端面3Aの面
積が減少するので、記録時の磁化の領域が小さくなり、
記録密度を向上させることができる。なお、各層の製法
および材質は、ここに記載したものに限られるものでは
ない。磁性多層膜58、59の材質としては、Fe系の
膜でも良いし、Ni系の膜でも良い。また製法も、蒸着
やスパッター、メッキ等様々な薄膜製法を用いてもよ
い。また、高周波での透磁率を高めるための、磁気コア
1及び2の多層化や異方性磁界の調整なども、必要に応
じて行えばよい。さらに、基板の材質や保護膜の材質及
び製法も本実施例に記載されたものに限定されるもので
はない。
【0028】《第3実施例》次に、本発明の第3の実施
例の磁気情報記録再生装置について、図7及び図8を用
いて説明する。図7は、本発明の磁気情報記録再生装置
を示す斜視図である。図8は本発明の磁気情報記録再生
装置に用いられる記録再生回路のブロック図である。図
7において、磁気ヘッド90は第1の実施例で述べた本
発明の磁気ヘッドと同じものである。この磁気ヘッド9
0は、図示を省略した浮上型スライダー上に設置されて
いる。端子5及び6は、図1に示す第3の磁気コア3を
貫通し、且つ磁気コア3から絶縁されて配置された導体
線4の両端に設けられている。端子8及び9は、磁気ヘ
ッド90の第3の磁気コア3の周りに図1に示すように
磁気コア3との絶縁を保ちつつ巻かれた記録信号磁界発
生用の導体コイル7に接続されており、記録時に外部か
ら入力された記録情報に応じて記録電流が流れる。
【0029】ディスク状磁気記録媒体91は、媒体記録
面に垂直な方向に磁化容易軸を有するいわゆる垂直磁気
記録用の記録媒体である。ディスク状磁気記録憶媒体9
1は、非常に平滑な表面を持つ、例えば直径25mmの
ガラスディスク上に記録層として膜厚0.13μmのC
o−Cr膜と0.5μmのNi−Fe膜が被着形成され
ている。本実施例の磁気情報再生装置では、図示を省略
したスピンドルモーター等によってディスク状磁気記録
媒体91が図7中の矢印Aの方向に回転し、磁気ヘッド
90が前記ディスク状媒体91の上を走査しながら記録
再生を行う。その結果ディスク状磁気記録媒体91に記
録トラック92が形成される。
【0030】図8は、本実施例の磁気情報記録再生装置
の記録再生回路のブロック図である。記録再生回路の再
生部は、磁気ヘッド90と、キャリア信号発生器42
と、再生信号検出回路76と、再生アンプ77と、再生
信号処理回路78とを有する。また記録部は記録信号処
理回路81と、記録アンプ84とを有している。図8の
磁気ヘッド90は、本発明の磁気ヘッド90を等価回路
で示したものである。磁気ヘッド90は、第3の磁気コ
ア3とそれとの絶縁を保ちつつ貫通する導体線4を含む
インピーダンス素子41と、第1及び第2の磁気コア
(図示省略)及び導体コイル7とを有する。導体線4の
直流抵抗を41Aで示す。インピーダンス素子41には
図1の高周波信号印加用端子5、6が設けられている。
【0031】キャリア信号発生器42は、再生時に端子
5と6を介してインピーダンス素子41に、直流バイア
スをかけるために直流を重畳したキャリア信号である交
流の定電流を流す。当該キャリア信号発生器42は、キ
ャリア信号の発振回路と定電流ドライブ回路と直流バイ
アス印加回路とからなる。キャリア信号の周波数は例え
ば600MHzである。再生信号検出回路76は、AM
検波回路などのAM復調回路を有している。AM検波回
路は、端子5と端子6との間の信号を検波する。このよ
うにAM復調回路は、入力されたAM波を復調して、再
生すべき信号を出力する。
【0032】再生アンプ77は、再生信号検出回路76
で復調された再生信号を増幅する。再生信号処理回路7
8は、再生アンプ77で増幅された再生信号を、例えば
復号して所望の出力信号に変換する。変換された信号
は、出力端子79から出力される。記録信号処理回路8
1は、記録すべき信号を入力端子80から受け、符号化
などを行い図7に示すディスク状磁気記録媒体91への
記録に適した信号に変換する。記録信号処理回路81
は、記録イコライザ等の一般に良く知られたディスク装
置の記録系回路とほぼ同様な構成を有している。記録ア
ンプ84は、記録信号処理回路81から受けた信号の電
流レベルを増幅する。
【0033】まず、本実施例の記録再生装置の記録動作
を図7及び図8を用いて説明する。記録すべき情報は、
図8に示す入力端子80から記録信号処理回路81に入
力される。記録信号処理回路81は、前記記録すべき情
報をディスク状磁気記録媒体へ記録するのに適した信号
形式の記録信号に変換する。前記記録信号は記録電流と
して記録アンプ84で増幅されて磁気ヘッド90の導体
コイル7に出力される。この記録電流は図1における導
体コイル7を流れて磁気ヘッド90を励磁し、磁気コア
3からの漏れ磁界でディスク状磁気記録媒体91を磁化
する。ディスク状磁気記録媒体91が磁化されることに
より、記録トラック92が形成される。
【0034】次に、本実施例の再生動作を図7ないし図
11を用いて説明する。先ず、図7に示す磁気ヘッド9
0がディスク状磁気記録媒体91上の記録トラック92
上を走査する。磁気ヘッド90の磁気コア3が、記録ト
ラック92の上を走査すると、磁気コア3には記録磁化
からの漏洩磁束が通る。磁気コア3は、前記漏洩磁束に
よって磁化されると透磁率が低下する。
【0035】一方、端子5と6の間には、図8に示すキ
ャリア信号発生器42により600MHzのキャリア信
号の一定の電流が流されている。端子5と6の間の信号
電圧Vは、V=ZI(但し電流Iは一定)の関係式によ
り表され、その値は端子5と6の間のインピーダンスZ
により決定される。磁気コア3の透磁率が低下すると、
インピーダンスZも低下する関係にある。即ち、磁気記
録媒体91からの漏れ磁界が大きいとインピーダンスZ
が小さくなり、漏れ磁界が小さいとインピーダンスZが
大きくなる関係にある。例えば、図9に示すように、磁
気ヘッド90が読み取った磁気記録媒体91のもれ磁界
(外部磁界)が、−a〜+aの範囲で変動しているとす
る。ここで、−+の極性は、もれ磁界の向きを示す。こ
の場合、図10に示すように、インピーダンスZの値
は、磁気記録媒体からの漏れ磁界である外部磁界Hext
が0のときは、大きな値b2をとる。漏れ磁界が、−a
又は+aのときは、小さい値b1をとる。
【0036】図10に示す特性によれば、インピーダン
スZの値は、記録トラック92からの漏れ磁界の強さに
反比例する。しかし、記録トラック92の磁化の極性に
よって変化しない。つまり、磁気コア3を通過する磁束
量が同じであれば、記録トラック92の磁化の極性が異
なっても端子5と6の間の信号電圧は同じになる。従っ
てこのままではいかなる信号処理を行っても記録磁化を
再生することが出来ない。そこで記録磁化の極性によっ
てインピーダンスZの値が変化するようにするため磁気
コア3を一方向にバイアス磁化している。具体的には、
図1に示す第3の磁気コア3を貫通している導体線4に
直流を流して直流バイアスをかける。それによってその
導体線4の周りに直流磁界が生じて磁気コア3を所定方
向に磁化することが可能となっている。その結果、記録
磁化の極性に応じて端子5及び6間の信号電圧が変化す
る。
【0037】図11は、大きさdで極性が−のバイアス
磁界をかけたときの、インピーダンスZと外部磁界Hex
tの関係を示した図である。 図10と対比してみると、
バイアス磁界dの分だけ、曲線が図の右方に移動してい
ることが分かる。磁気記録媒体からの漏れ磁界が−aの
ときは、インピーダンスZの値は最小値c3をとり、漏
れ磁界が0のときは、インピーダ ンスZの値は中間値
2をとる。また漏れ磁界が+aのときは、インピーダ
ンスZの値は最大値c1をとっている。すなわち外部磁
界の極性を反映したインピーダンスZの値をとる。以上
のように、外部磁界及びキャリア信号電流に基づいて変
化するインピーダンスZの値に基づく電圧が、電極端子
5及び6間に現れる。
【0038】磁気コア3は、次々に極性やその長さの異
なる記録磁化上を走査するので、端子5及び6の間の電
圧は、600MHzの高周波信号電流をキャリアとする
振幅変調波(以下AM波と呼ぶ)となる。このAM波
は、再生信号検出回路76において再生信号として復調
され、再生アンプ77に出力される。再生アンプ77
は、復調された再生信号を増幅し、再生信号処理回路7
8に出力する。再生信号処理回路78は、再生信号を所
望の出力信号に変換し、出力端子79から出力する。
【0039】
【発明の効果】本発明の磁気ヘッドは、第1と第2の磁
気コアからなる補助磁極と、第3の磁気コアからなる主
磁極と、記録信号磁界発生用コイルとからなる主磁極励
磁型垂直ヘッドの構成であるので垂直磁気記録が可能な
構造であり、より高密度な記録再生が行える。さらに、
第3の磁気コアに導体線を絶縁を保ちつつ貫通して配置
することで第3の磁気コアを磁気インピーダンス素子と
して用いる構成なので、従来よりも感度の高いことが特
徴の磁気インピーダンス効果による再生が可能になる。
【0040】さらにMRヘッド同様に磁束応答型なの
で、記録再生装置の小型化による磁気記録媒体の移動速
度の低速度化にも対応できる。前記第3の磁気コアの磁
気記録媒体と対向する端面部の面積が他方の端面部の面
積に比べて小さいので、磁気記録媒体に対向する端面の
磁束密度が大きくなり、記録磁化の強さが増加する。ま
た、第3の磁気コアが第1と第2の磁性膜からなるの
で、当該磁気ヘッドはパターン形成法で製造できる。
【0041】本発明の磁気ヘッドの製造方法は、第1、
第2及び第3の磁気コア及び導体層はパターン形成法に
より形成されるので、容易に磁気ヘッドを製造すること
ができる。本発明の磁気記録再生装置は、上記の磁気ヘ
ッドを用いた磁気記録再生装置であって、前記導体線に
バイアス磁界用の直流を重畳した定電流の高周波信号を
印加し、外部磁界とバイアス磁界とが重畳した磁界によ
り検出された高周波電圧に基づいて、記録された情報を
再生するので、再生感度が従来の誘導型ヘッドよりも優
れている。また、再生時にはAM復調部によって検出し
た高周波電圧をAM復調することにより容易に記録され
た情報を再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の磁気ヘッドの分解斜視図
である。(a)は磁気コア3の部分拡大図である。
【図2】本発明の第1実施例の磁気ヘッドの媒体対向面
の正面図である。
【図3】本発明の第1実施例の磁気ヘッドの断面図であ
る。
【図4】本発明の第1実施例の磁気ヘッドの等価回路と
再生回路の図である。
【図5】(a)は本発明の第2実施例の磁気ヘッドの製
造方法の初期の工程を示す断面図である。(b)は本発明
の第2実施例の磁気ヘッドの製造方法の中間の工程を示
す断面図である。(c)は本発明の第2実施例の磁気ヘッ
ドの製造方法の中間の工程を示す断面図である。(d)
は本発明の第2実施例の磁気ヘッドの製造方法の終りの
工程を示す断面図である。
【図6】本発明の第2実施例の磁気ヘッドの記録媒体対
向面の形状を変更した例を示す断面図である。
【図7】本発明の第3実施例の磁気記録再生装置の斜視
図である。
【図8】本発明の第3実施例の磁気記録再生装置のブロ
ック図である。
【図9】媒体からの漏れ磁界の経時変化を示す図であ
る。
【図10】バイアス磁界がかけられていない場合の、外
部磁界と導体線(4)のインピーダンスZとの関係を示
す図である。
【図11】バイアス磁界がかけられている場合の、外部
磁界と導体線(4)のインピーダンスZとの関係を示す
図である。
【符号の説明】
1 第1の磁気コア 2 第2の磁気コア 3 第3の磁気コア 4 導体線 5 端子 6 端子 7 導体コイル 8 端子 9 端子 11 絶縁部 21 端面 22 端面 22A 端面 23 端面 38 磁化 39 磁束

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録媒体に対向する一方の端部にお
    いて相互に所定の間隔を保って形成された軟磁性膜から
    なる第1及び第2の磁気コアと、 前記第1及び第2の磁気コアの間に配置され且つ前記第
    1及び第2の磁気コアの各他方の端部と磁気的に接続さ
    れた軟磁性膜からなる第3の磁気コアと、 前記第3の磁気コアと絶縁を保ちつつ前記第3の磁気コ
    アを貫通する導体線と、 前記第3の磁気コアに巻回された導体コイルと、 を備えたことを特徴とする磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】 前記第3の磁気コアは、第1及び第2の
    軟磁性膜とからなり、且つ前記第1及び第2の軟磁性膜
    の磁気記録媒体に対向する端面の面積が他方の端面の面
    積より小さいことを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッ
    ド。
  3. 【請求項3】 前記第3の磁気コアの厚さが前記第1及
    び第2の磁気コアの厚さより薄いことを特徴とする請求
    項1記載の磁気ヘッド。
  4. 【請求項4】 絶縁物の基板上に第1の軟磁性層を形成
    するステップと、 前記第1の軟磁性層の上に第1の絶縁層を形成するステ
    ップと、 前記第1の絶縁層の上に第1の導体層のパターンを形成
    するステップと、 前記導体層の上に第2の絶縁層を形成するステップと、 前記第2の絶縁層の上に第2の軟磁性層を形成するステ
    ップと、 前記第2の軟磁性層の上に導体線としての線状の第2の
    導体層を形成するステップと、 前記第2の軟磁性層の上に前記導体線としての第2の導
    体層をはさんで第3の軟磁性層を形成するステップと、 前記第3の軟磁性層の上に第3の絶縁層を形成するステ
    ップと、 前記第3の絶縁層の上に前記第1の導体層に接続されて
    導体コイルを構成する第3の導体層を形成するステップ
    と、 前記第3の導体層の上に第4の絶縁層を形成するステッ
    プと、 前記第4の絶縁層の上に第4の軟磁性層を形成するステ
    ップとを有することを特徴とする磁気ヘッドの製造方
    法。
  5. 【請求項5】 磁気記録媒体に対向する一方の端部にお
    いて相互に所定の間隔を保って形成された軟磁性膜から
    なる第1及び第2の磁気コアと、 前記第1及び第2の磁気コアの間に配置され且つ前記第
    1及び第2の磁気コアの各他方の端部と磁気的に接続さ
    れた軟磁性膜からなる第3の磁気コアと、 前記第3の磁気コアと絶縁を保ちつつ前記第3の磁気コ
    アを貫通する導体線と、 前記第3の磁気コアに巻回された導体コイルと、 を備えた磁気ヘッドと、 前記導体コイルに、直流バイアスされた定電流の高周波
    信号を印加するキャリア信号印加手段とを備えたことを
    特徴とする磁気記録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記第3の磁気コアは、第1及び第2の
    軟磁性膜とからなり、且つ前記第1及び第2の軟磁性膜
    の磁気記録媒体に対向する端面の面積が他方の端面の面
    積より小さいことを特徴とする請求項5記載の磁気記録
    再生装置。
  7. 【請求項7】 前記磁気ヘッドの第3の磁気コアの厚さ
    が、前記第1及び第2の磁気コアの厚さより薄いことを
    特徴とする請求項5記載の磁気記録再生装置。
  8. 【請求項8】 磁気記録媒体による外部磁界と前記直流
    バイアスされた高周波信号によるバイアス磁界とが重畳
    された前記定電流の高周波信号により変化する高周波電
    圧を検出する高周波電圧検出部と、 検出した高周波電圧の振幅変調信号を復調するAM復調
    部とを備えたことを特徴とする請求項5記載の磁気記録
    再生装置。
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