JP2863543B2 - 磁気ヘッド - Google Patents
磁気ヘッドInfo
- Publication number
- JP2863543B2 JP2863543B2 JP1081969A JP8196989A JP2863543B2 JP 2863543 B2 JP2863543 B2 JP 2863543B2 JP 1081969 A JP1081969 A JP 1081969A JP 8196989 A JP8196989 A JP 8196989A JP 2863543 B2 JP2863543 B2 JP 2863543B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- thin film
- magnetic thin
- substrate
- recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
- G11B5/33—Structure or manufacture of flux-sensitive heads, i.e. for reproduction only; Combination of such heads with means for recording or erasing only
- G11B5/39—Structure or manufacture of flux-sensitive heads, i.e. for reproduction only; Combination of such heads with means for recording or erasing only using magneto-resistive devices or effects
- G11B5/3903—Structure or manufacture of flux-sensitive heads, i.e. for reproduction only; Combination of such heads with means for recording or erasing only using magneto-resistive devices or effects using magnetic thin film layers or their effects, the films being part of integrated structures
- G11B5/3967—Composite structural arrangements of transducers, e.g. inductive write and magnetoresistive read
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
- G11B5/31—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive using thin films
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、記録媒体に対し情報の記録および再生を行
う垂直磁化方式による磁気ヘッドに関する。
う垂直磁化方式による磁気ヘッドに関する。
（従来の技術） 近年、高密度記録が可能な垂直磁化方式による磁気ヘ
ッドが普及している。
ッドが普及している。
第４図は、その垂直磁化方式による磁気ヘッドの一例
を示すもので、ディスク１の片面側に高透磁率の側面部
材２に固着された磁極３を配し、これらをコイル４によ
り巻回させた構成をとる。
を示すもので、ディスク１の片面側に高透磁率の側面部
材２に固着された磁極３を配し、これらをコイル４によ
り巻回させた構成をとる。
そして、コイル４に流れる信号電流によって側面部材
２および磁極３が励磁されると、磁極３の先端からの収
束した磁束によりディスク１の記録面が磁化される。
２および磁極３が励磁されると、磁極３の先端からの収
束した磁束によりディスク１の記録面が磁化される。
ところで、このような構成の磁気ヘッドは、再生出力
が小さいために主に記録専用とされ、再生はリング型や
磁気抵抗効果型等の他の再生専用の磁気ヘッドにより行
う。
が小さいために主に記録専用とされ、再生はリング型や
磁気抵抗効果型等の他の再生専用の磁気ヘッドにより行
う。
しかし、このような記録専用および再生専用の各磁気
ヘッドを同一箇所に配置させるためには、各磁気ヘッド
の相互の影響を避けるためにある程度の間隔を必要とす
るため、トラッキングが困難となる。
ヘッドを同一箇所に配置させるためには、各磁気ヘッド
の相互の影響を避けるためにある程度の間隔を必要とす
るため、トラッキングが困難となる。
このため、第５図に示すような複合ヘッドが提案され
ている。
ている。
同図に示す複合ヘッドは、コイル５が巻回された主磁
極６の先端側部に絶縁膜７を介して磁気抵抗素子８が固
着された構成をとる。
極６の先端側部に絶縁膜７を介して磁気抵抗素子８が固
着された構成をとる。
主磁極６は、高透率磁性膜よりなる。絶縁膜７は、Si
O2等の非導電性の薄膜からなる。磁気抵抗素子８は、例
えばNi−Feの合金膜により形成されており、この合金膜
は磁界によりその電気抵抗が変化する。
O2等の非導電性の薄膜からなる。磁気抵抗素子８は、例
えばNi−Feの合金膜により形成されており、この合金膜
は磁界によりその電気抵抗が変化する。
そして、記録は、コイル５に信号電流を流して主磁極
６を励磁し、主磁極６の先端部から発生する漏れ磁界に
よってディスク１の記録面を磁化することにより行われ
る。これに対し、再生は、ディスク１の記録面からの漏
れ磁界により、磁気抵抗素子８の電気抵抗が変化する現
象を応用することにより行われる。
６を励磁し、主磁極６の先端部から発生する漏れ磁界に
よってディスク１の記録面を磁化することにより行われ
る。これに対し、再生は、ディスク１の記録面からの漏
れ磁界により、磁気抵抗素子８の電気抵抗が変化する現
象を応用することにより行われる。
すなわち、磁気抵抗素子８は、第６図に示すように、
一定の直流電流Ｉが流えているとき外部からの漏れ磁界
を受けるとその端子間電圧Ｖが変化する性質を有してお
り、この電圧変化を検出することにより再生出力が得ら
れる。
一定の直流電流Ｉが流えているとき外部からの漏れ磁界
を受けるとその端子間電圧Ｖが変化する性質を有してお
り、この電圧変化を検出することにより再生出力が得ら
れる。
しかし、このような構成の複合ヘッドでは、主磁極６
と磁気抵抗素子８とが並列一体化されたにすぎず、両者
の位置間隔は短縮されるが一致することはない。
と磁気抵抗素子８とが並列一体化されたにすぎず、両者
の位置間隔は短縮されるが一致することはない。
従って、上記同様にトラッキングが困難となる。
（発明が解決しようとする課題） このように、上述した従来の各磁気ヘッドでは、トラ
ッキングが困難となるといった問題があった。
ッキングが困難となるといった問題があった。
本発明は、このような事情に対処して成されたもの
で、トラッキングを容易かつ確実に行うことができる磁
気ヘッドを提供することを目的とする。
で、トラッキングを容易かつ確実に行うことができる磁
気ヘッドを提供することを目的とする。
［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明の磁気ヘッドは、上記目的を達成するために、
磁性を有する基板と、この基板上の一部に形成された非
磁性層と、この非磁性層の一部に一端を露出させて形成
された磁気抵抗効果を有する磁性薄膜と、この磁性薄膜
の両側に一定の電流が供給される端子と、信号電流が供
給されるコイルと、非磁性層を含む基板上に一端を磁性
薄膜に結合させ、他端を基板面に結合させて形成された
主磁性薄膜と、磁性薄膜、コイルおよび主磁性薄膜を含
むように基板上に形成された保護膜とを有するものであ
る。
磁性を有する基板と、この基板上の一部に形成された非
磁性層と、この非磁性層の一部に一端を露出させて形成
された磁気抵抗効果を有する磁性薄膜と、この磁性薄膜
の両側に一定の電流が供給される端子と、信号電流が供
給されるコイルと、非磁性層を含む基板上に一端を磁性
薄膜に結合させ、他端を基板面に結合させて形成された
主磁性薄膜と、磁性薄膜、コイルおよび主磁性薄膜を含
むように基板上に形成された保護膜とを有するものであ
る。
（作 用） 本発明の磁気ヘッドでは、記録の際、コイルに流れる
信号電流によって主磁性薄膜が励磁されると、この主磁
性薄膜に結合されている磁性薄膜が励磁され、この磁性
薄膜の露出した一端から漏れ磁界が発生する。また再生
の際には、磁性薄膜を両側に設けられた端子に一定の電
流が供給されており、磁性薄膜が記録媒体の記録面から
の漏れ磁界を受けるとその磁性薄膜の両側の端子間電圧
が変化する。
信号電流によって主磁性薄膜が励磁されると、この主磁
性薄膜に結合されている磁性薄膜が励磁され、この磁性
薄膜の露出した一端から漏れ磁界が発生する。また再生
の際には、磁性薄膜を両側に設けられた端子に一定の電
流が供給されており、磁性薄膜が記録媒体の記録面から
の漏れ磁界を受けるとその磁性薄膜の両側の端子間電圧
が変化する。
従って、記録および再生は、磁性薄膜を介し同一箇所
で行われる。
で行われる。
（実施例） 以下、本発明の実施例の詳細を図面に基づいて説明す
る。
る。
第１図ないし第３図は、本発明の磁気ヘッドの一実施
例を示すものである。
例を示すものである。
これらの図に示すように、磁気ヘッドの磁性基板10に
は、ガラス等の非磁性層11が形成され、これら磁性基板
10および非磁性層11上には、保護膜12が形成されてい
る。
は、ガラス等の非磁性層11が形成され、これら磁性基板
10および非磁性層11上には、保護膜12が形成されてい
る。
保護膜12の内部には、Ni−Fe等の高透磁率および磁性
抵抗効果を有する磁性薄膜13が一端を露出させて形成さ
れ、この磁性薄膜13は導線14によって接続されたCu等の
非磁性導電体からなる電流端子15,16によって挟持され
ている。また保護膜12の内部には、主磁極17が一端をそ
の磁性薄膜13に磁気的に結合するように、他端を磁性基
板10に結合するように立体的に形成されている。さら
に、保護膜12の内部には、主磁極17の他端部17aを囲む
ように、コイル18,18…が形成されている。
抵抗効果を有する磁性薄膜13が一端を露出させて形成さ
れ、この磁性薄膜13は導線14によって接続されたCu等の
非磁性導電体からなる電流端子15,16によって挟持され
ている。また保護膜12の内部には、主磁極17が一端をそ
の磁性薄膜13に磁気的に結合するように、他端を磁性基
板10に結合するように立体的に形成されている。さら
に、保護膜12の内部には、主磁極17の他端部17aを囲む
ように、コイル18,18…が形成されている。
このような構成の磁気ヘッドは、次のような動作を行
う。
う。
まず、情報の記録磁においては、コイル18を流れる信
号電流によって主磁極17が励磁されると、この主磁極17
に結合されている磁性薄膜13が励磁される。この後、て
この磁性薄膜13の先端から磁束が発生し、ディスク19の
記録面を磁化する。
号電流によって主磁極17が励磁されると、この主磁極17
に結合されている磁性薄膜13が励磁される。この後、て
この磁性薄膜13の先端から磁束が発生し、ディスク19の
記録面を磁化する。
これに対し、情報の再生磁において、磁性薄膜13の先
端がディスク19の記録面からの漏れ磁界を受けると、磁
気抵抗効果によってその磁性薄膜13の電気抵抗が変化す
る。
端がディスク19の記録面からの漏れ磁界を受けると、磁
気抵抗効果によってその磁性薄膜13の電気抵抗が変化す
る。
このとき、電流端子15,16を介し各導線14から磁性薄
膜13に一定の電流が供給されており、この磁性薄膜13の
両端の電圧の変化を検出することにより、再生出力が得
られる。
膜13に一定の電流が供給されており、この磁性薄膜13の
両端の電圧の変化を検出することにより、再生出力が得
られる。
なお、再生時において、バイアス磁界を必要とすると
きには、各コイル18にバイアス磁界励磁のための電流を
流すことによりその磁界を作ることが可能である。
きには、各コイル18にバイアス磁界励磁のための電流を
流すことによりその磁界を作ることが可能である。
このように、本実施例では、高透磁率および磁気抵抗
効果を有する磁性薄膜13を介して情報の記録および再生
を行うので、この記録および再生が同一箇所で行われる
ことになり、これによりトラッキングの問題が解消され
る。また記録および再生が同一箇所で行われることにな
るので、記録および再生位置のずれがなくなり、これに
より記録および再生時における時間的ずれを防止するこ
ともできる。
効果を有する磁性薄膜13を介して情報の記録および再生
を行うので、この記録および再生が同一箇所で行われる
ことになり、これによりトラッキングの問題が解消され
る。また記録および再生が同一箇所で行われることにな
るので、記録および再生位置のずれがなくなり、これに
より記録および再生時における時間的ずれを防止するこ
ともできる。
また本実施例の磁気ヘッドでは、従来の複合ヘッドに
比べ、磁性薄膜13が磁性基板10および保護膜12によって
挟持された構造をとるため、その磁性薄膜13の境界面が
剥離しにくいものとなる。
比べ、磁性薄膜13が磁性基板10および保護膜12によって
挟持された構造をとるため、その磁性薄膜13の境界面が
剥離しにくいものとなる。
さらに、本実施例での磁性薄膜13の膜厚をさらに薄く
形成することにより、反磁界を小さく押えることがで
き、これにより記録、再生における高密度化を図ること
もできる。
形成することにより、反磁界を小さく押えることがで
き、これにより記録、再生における高密度化を図ること
もできる。
［発明の効果］ 以上説明したように、本発明の磁気ヘッドによれば、
磁性薄膜を介し記録および再生を同一箇所で行うことが
でき、これによりトラッキングを容易かつ確実に行うこ
とができる。
磁性薄膜を介し記録および再生を同一箇所で行うことが
でき、これによりトラッキングを容易かつ確実に行うこ
とができる。
第１図は本発明の磁気ヘッドの一実施例を示す断面図、
第２図は第１図の磁気ヘッドを矢印II側からみた場合に
相当する断面図、第３図は第１図の磁気ヘッドの要部を
示す斜視図、第４図は従来の記録専用の磁気ヘッドを示
す側面図、第５図は従来の複合ヘッドを示す斜視図、第
６図は第５図の磁気抵抗素子の作用を説明するための図
である。 10……磁性基板、11……非磁性層、12……保護膜、13…
…磁性薄膜、14……導線、15,16……電流端子、17……
主磁極、18……コイル。
第２図は第１図の磁気ヘッドを矢印II側からみた場合に
相当する断面図、第３図は第１図の磁気ヘッドの要部を
示す斜視図、第４図は従来の記録専用の磁気ヘッドを示
す側面図、第５図は従来の複合ヘッドを示す斜視図、第
６図は第５図の磁気抵抗素子の作用を説明するための図
である。 10……磁性基板、11……非磁性層、12……保護膜、13…
…磁性薄膜、14……導線、15,16……電流端子、17……
主磁極、18……コイル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G11B 5/39 G11B 5/31
Claims (1)
- 【請求項１】磁性を有する基板と、 この基板上の一部に形成された非磁性層と、 この非磁性層の一部に一端を露出させて形成された磁気
抵抗効果を有する磁性薄膜と、 この磁性薄膜の両側に一定の電流が供給される端子と、 信号電流が供給されるコイルと、 前記非磁性層を含む前記基板上に一端を前記磁性薄膜に
結合させ、他端を前記基板面に結合させて形成された主
磁性薄膜と、 前記磁性薄膜、コイルおよび主磁性薄膜を含むように前
記基板上に形成された保護膜と を有することを特徴とする磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1081969A JP2863543B2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1081969A JP2863543B2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 磁気ヘッド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02260214A JPH02260214A (ja) | 1990-10-23 |
| JP2863543B2 true JP2863543B2 (ja) | 1999-03-03 |
Family
ID=13761325
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1081969A Expired - Lifetime JP2863543B2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 磁気ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2863543B2 (ja) |
-
1989
- 1989-03-31 JP JP1081969A patent/JP2863543B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02260214A (ja) | 1990-10-23 |
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