JPH09305737A - レーザー式本数カウント装置 - Google Patents

レーザー式本数カウント装置

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JPH09305737A
JPH09305737A JP8143640A JP14364096A JPH09305737A JP H09305737 A JPH09305737 A JP H09305737A JP 8143640 A JP8143640 A JP 8143640A JP 14364096 A JP14364096 A JP 14364096A JP H09305737 A JPH09305737 A JP H09305737A
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JP
Japan
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steel bars
laser
steel
image
conveyer
Prior art date
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Pending
Application number
JP8143640A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanobu Sugawara
雅信 菅原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Special Steel Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Special Steel Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Special Steel Co Ltd filed Critical Sanyo Special Steel Co Ltd
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Publication of JPH09305737A publication Critical patent/JPH09305737A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連続して接触又は重なった状態で搬送中の棒
鋼、とりわけ熱鋼でも計数出来るようにし、搬送テーブ
ルの搬送ローラに棒鋼を分離搬送するための溝を無く
し、該溝付の搬送ローラ上にあらかじめ棒鋼を移載する
設備を不用とする棒鋼のカウント装置を提案する。 【解決手段】 搬送テーブル31の上方で且つ搬送テー
ブル31の搬送方向33と平行に搬送テーブル31の一
定位置の測定箇所20に向けて搬送テーブル31の水平
方向に対してそれぞれ傾斜して取り付けたレーザー投光
器18と該レーザー投光器18の反射角側に対向する赤
外線フィルター付CCDシャッターカメラ24と並びに
該CCDシャッターカメラ24からの信号25を処理す
る画像処理装置26からなることを特徴とする搬送テー
ブル上の棒鋼の本数を計数するレーザー式本数カウント
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接触又は重なった
状態で連続して搬送テーブル上を搬送される棒鋼の本数
を計数する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】処理した棒鋼或いは処理するための棒鋼
の数を搬送テーブルで搬送中に計数する場合、従来は搬
送テーブル下部に高周波蛍光燈よりなる投光器を設置
し、搬送テーブル上を搬送中の棒鋼を照射し、棒鋼の隙
間を透過した部分と透過しない部分の明暗差をイメージ
センサーより取込み、画像処理することによって、本数
を計数していた。この方法では、連続して接触又は重な
った状態の棒鋼は透過光が遮蔽され計数が不可能であ
る。搬送テーブルの搬送ローラには棒鋼を分離搬送する
ための溝が切られており、棒鋼を移載する設備でもって
事前に溝上に一本ずつ棒鋼が移載されているが、この方
法でも棒鋼に曲がりがあったり、誤って斜めに載置され
ると、搬送中に連続して接触又は重なった状態が発生し
て計数が不可能となる場合が生じる。又、ある一定以上
の温度がある熱鋼では高周波蛍光灯の透過光と熱鋼自体
からの輻射熱による光との明暗差が画像処理できないた
めに計数できないことがある等の問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明が解決しよう
とする課題は、上記の従来の技術の問題点を解消し、連
続して接触又は重なった状態で搬送中の棒鋼、とりわけ
熱鋼でも計数出来るようにする。又、搬送テーブルの搬
送ローラに棒鋼を分離搬送するための溝を無くし、且
つ、該溝付の搬送ローラ上にあらかじめ棒鋼を移載する
設備を不用とする棒鋼のカウント装置を提案することで
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの本発明の手段は、搬送テーブル31の上方で且つ搬
送テーブル31の搬送方向33と平行に搬送テーブル3
1の一定位置の測定箇所20に向けて搬送テーブル31
の水平方向に対してそれぞれ傾斜して取り付けたレーザ
ー投光器18と該レーザー投光器18の反射角側に対向
する赤外線フィルター付CCDシャッターカメラ24と
並びに該CCDシャッターカメラ24からの信号25を
処理する画像処理装置26からなることを特徴とする搬
送テーブル上の棒鋼の本数を計数するレーザー式本数カ
ウント装置である。
【0005】本発明の作用を説明すると、本発明ではレ
ーザー投光器を使用することにより熱鋼自体からの輻射
熱による光と波長の異なる単一波長の光を照射するの
で、たとえ熱鋼から輻射光が出ていても光の波長が異な
るので区別でき、レーザー光のみ取り出して画像処理し
て計数できる。また、該レーザー投光器からの距離に関
係なく測定箇所の幅に合わせた一定幅の線幅の直線ビー
ム状の光を照射できるので、隣同志が接触して搬送され
ている棒鋼にあっても図2に見られるように画像処理装
置のモニター画面には三日月状をした棒鋼のそれぞれの
分離した画像1、2、3、4、5が得られる。また、図
3に見られるように重なって搬送される棒鋼において
は、重なった棒鋼に対応して得られる三日月状をした棒
鋼の画像10、11、12のように、画像10及び画像
12は重なった部分側の画像が一部欠けて写り、また画
像11のようにその位置は画像10及び12の上方に写
るが、それぞれの画像10、11、12は分離して存在
を示して写るので計数することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】搬送テーブル31の上方で且つ搬
送テーブル31の搬送方向23と平行にレーザー投光器
18及び赤外線フィルター付CCDシャッターカメラ2
4をそれぞれ離間して対向して設置する。34はレーザ
ー投光器18の電源である。レーザー投光器18の向き
は一定の測定箇所20における搬送テーブル31の水平
方向に対するレーザービーム19の入射角αを60度以
上とするように傾斜させて設置する。さらに、CCDシ
ャッターカメラ24の向きは、測定箇所20からの反射
ビーム22に対向させ、測定箇所20における搬送テー
ブルの水平方向に対する反射ビーム22の反射角βを6
0度以上になるように傾斜して設置する。CCDシャッ
ターカメラ24に回線で接続して別途場所に画像処理装
置26を設け、さらに画像処理装置26にモニター27
及び計数表示器28を接続する。
【0007】上記の装置において、レーザー投光器18
から照射された直線のレーザービーム19が搬送テーブ
ル31上を搬送方向33に搬送中の棒鋼23に当たる
と、棒鋼23の表面上に三日月状のレーザー軌跡21が
結像される。このレーザー軌跡21を赤外線フィルター
付CCDシャッターカメラ24で撮影して取込み、熱鋼
からの放射光とレーザー軌跡21を分離したビデオ出力
信号25を得る。このビデオ出力信号25を画像処理装
置26で画像処理を行い、外部表示器28に計数値の出
力を行い計数を表示する。即ち、赤外線フィルター付C
CDシャッターカメラ24より得られた棒鋼の本数と同
一の三日月状の画像1〜5を画像処理装置26で信号処
理することにより、画像処理装置26の処理サイクルで
もって棒鋼の本数を外部表示器28に連続計数出来る。
なお、搬送テーブル31は溝の形成されていない搬送フ
ラットローラ29とテーブルガイド30とからなり、3
2は搬送フラットローラ29の回転方向を示す。
【0008】本発明のレーザー式本数カウント装置の精
度および画像処理の処理スピードを上げるために、棒鋼
の寸法によってモニターの表示画面7、16に画像処理
ウィンドウ枠6、15をかけて処理範囲を限定して本来
材料が通過する可能性が無い部分、即ち、画像処理をし
ない範囲8、17の画像処理は省く。
【0009】更に、計数精度を上げるために、棒鋼の寸
法によって本数として計数する処理対象の三日月状の画
像1〜5のサイズの大きさを限定することにより、スケ
ール等によって発生するノイズ状の画像5’との区別が
行える。他の実施形態においては計数値の精度を上げる
ために、搬送テーブル31で移動搬送される同一棒鋼群
の先端から後端までの間に複数回計数し、この複数回計
数された値において、ある回数以上同一の値が連続して
得られた時、この値をもって正しい計数値とする。これ
により、棒鋼表面に付着したスケール等による誤計数を
防止する。
【0010】
【実施例】ロール幅310mmの搬送テーブル31上を
ラインスピード1.5〜2m/秒で、外径20〜120
mm、長さ1.8〜12mの温度500〜1200℃に
加熱された丸棒鋼23を最大同時通過計数本数6本とし
て搬送し、搬送テーブル31上の測定箇所20を視野範
囲400mmにしてCCDシャッターカメラにより搬送
中の同一棒鋼群について複数回計測し、3回以上の同一
の値が連続して得られたときの計数値を実際に搬送した
本数と比較してその計数精度をチェックしたところ、1
00%の正確さで計数できることが確認できた。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明により連続
して接触又は重なり合った棒鋼の計数が可能となり、且
つ熱鋼でも計測が可能になった。このため搬送ローラの
搬送ローラに計数用に棒鋼を分離する溝を形成すること
必要がなくなり、このため溝付きの搬送ローラ上に必須
のあらかじめ棒鋼を移載するための設備が不用になり、
設備コストが安価になった。また搬送テーブル下部に光
源を置かないため、光源のメンテナンスが簡単になっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を図解して説明する概略図である。
【図2】連続して接触した状態の棒鋼から得られる画像
を写しだすモニター画面の説明図である。
【図3】連続して接触・重なり合った状態の棒鋼から得
られる画像を写しだすモニター画面の説明図である。
【符号の説明】
1 棒鋼に対応した三日月状の画像 2 棒鋼に対応した三日月状の画像 3 棒鋼に対応した三日月状の画像 4 棒鋼に対応した三日月状の画像 5 棒鋼に対応した三日月状の画像 5’ スケールに対応した画像 6 画像処理ウィンドウ枠 7 モニターの表示画面 8 画像処理をしない範囲 9 棒鋼に対応して得られる画像 10 重なった棒鋼に対応した三日月状の画像 11 重なった棒鋼に対応した三日月状の画像 12 重なった棒鋼に対応した三日月状の画像 13 棒鋼に対応して得られる画像 14 棒鋼に対応して得られる画像 15 画像処理ウィンドウ枠 16 モニターの表示画面 17 画像処理をしない範囲 18 レーザー投光器 19 照射されたレーザービーム 20 一定位置の測定箇所 21 レーザー軌跡 22 視野範囲 23 棒鋼 24 CCDシャッターカメラ 25 ビデオ信号 26 画像処理装置 27 画像確認用モニター 28 計数表示器 29 搬送フラットローラ 30 テーブルガイド 31 搬送テーブル 32 フラットローラ回転方向 33 棒鋼搬送方向 34 電源

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送テーブル31の上方で且つ搬送テー
    ブル31の搬送方向33と平行に搬送テーブル31の一
    定位置の測定箇所20に向けて搬送テーブル31の水平
    方向に対してそれぞれ傾斜して取り付けたレーザー投光
    器18と該レーザー投光器18の反射角側に対向する赤
    外線フィルター付きCCDシャッターカメラ24と並び
    に該CCDシャッターカメラ24からの信号25を処理
    する画像処理装置26からなることを特徴とする搬送テ
    ーブル上の棒鋼の本数を計数するレーザー式本数カウン
    ト装置。
JP8143640A 1996-05-13 1996-05-13 レーザー式本数カウント装置 Pending JPH09305737A (ja)

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