JPH09305486A - マイクロコンピュ−タ・システムのメモリ・インタ−フェ−ス装置 - Google Patents

マイクロコンピュ−タ・システムのメモリ・インタ−フェ−ス装置

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JPH09305486A
JPH09305486A JP8125870A JP12587096A JPH09305486A JP H09305486 A JPH09305486 A JP H09305486A JP 8125870 A JP8125870 A JP 8125870A JP 12587096 A JP12587096 A JP 12587096A JP H09305486 A JPH09305486 A JP H09305486A
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JP8125870A
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Fumihiko Mori
文彦 森
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

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  • Power Sources (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】CPUがROMをリ−ド・アクセスする際、R
OMに対してのウエィトサイクルを極力減じて高速にリ
−ドサイクルを行なうことを可能とするとともに、消費
電力の少ないマイクロコンピュ−タ・システムのインタ
−フェ−ス装置を得る。 【解決手段】CPUがROMをアクセスしないときは、
CPUがこれから読み込もうとするROMのデ−タの一
部をカウンタが生成するアドレス指定によっRAMに複
写するようにし、CPUがROMをアクセスし、リ−ド
サイクルを実行する際には、RAMに複写されたデ−タ
を主に読み込むようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マイクロコンピ
ュ−タ・システムのメモリインタ−フェ−ス装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】マイクロコンピュ−タ・システムのメモ
リ・インタ−フェ−スは、一般に図3に示す構成が採ら
れる。すなわち、中央演算処理装置51(以下「CP
U」と表示する)は、リ−ド・オンリ・メモリ52(以
下「ROM」と表示する)に対してアクセスし、アドレ
ス・バス及びデ−タ・バスを介してデ−タを読み取る。
図4はこのようなCPU51がROM52をアクセスす
る様子を示すタイムチャ−ト図である。CPU51がア
ドレス信号A、リ−ド信号RD、チップセレクト信号S
ELをチャ−ト図に示すように順次ROM52に対して
出力すると、ROM52はこれらの信号を受け、自己が
選択されてデ−タの読み出しが要求されたことを認識
し、これに応答し、指定されたアドレスのデ−タをデ−
タ信号DとしてCPU51に対して出力する。このよう
な、アクセスが繰り返されてCPU51はROM52に
記憶されているプグラム・デ−タを読み込むことが可能
となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般に
CPUのアクセス時間(図4のTa)に対して、ROM
のアクセス時間は遅いため、CPUはウエイトサイクル
(図4のTw)を挿入してアクセス時間の調整をする必
要があった。このようにウエイトサイクルを挿入するこ
とは、結果的にCPUのリ−ドサイクル時間が長くなる
ため、マイクロコンピュ−タ・システム全体の性能を落
とすという問題があった。一方、ウエイトサイクルを不
要とする高速なメモリを使用してマイクロコンピュ−タ
・システムを構成することも可能であるが、このような
場合においても、高速なメモリの消費電力は低速なもの
に比較して大きいため消費電力の点において不利となっ
てしまうという問題が発生していた。
【0004】そこでこの発明の請求項1記載の発明は、
上記の問題点を解決し消費電力が少なく高速なアクセス
を可能にしたマイクロコンピュ−タ・システムのメモリ
・インタフェ−ス装置を提供することを目的としたもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、この発明の請求項1記載の発明は、CPUから
アクセスされるアドレス・デ−タに基づいてROMに記
憶されたデ−タをCPUに転送するマイクロコンピュ−
タ・システムのメモリ・インタ−フェ−ス装置におい
て、前記ROMのデ−タの一部が複写されるRAMと、
前記CPUからリ−ドサイクル毎に出力されるアドレス
・デ−タを受信し、上位アドレス・デ−タと下位アドレ
ス・デ−タに分離し出力するアドレス分離手段と、前記
上位アドレス・デ−タを受信し、これを一旦記憶し次の
リ−ドサイクルのとき出力する記憶手段と、前記上位ア
ドレス・デ−タと前記記憶手段から出力される上位アド
レス・デ−タとを受信しこの両受信デ−タを比較する比
較手段と、前記下位アドレス・デ−タに相当するアドレ
ス・デ−タを順次更新生成するカウンタとによって構成
され、前記CPUが前記ROMをアクセスしないときに
は、前記記憶手段が出力する上位アドレス・デ−タと前
記カウンタが生成したアドレス・デ−タとによって指定
される前記ROMのアドレスに記憶されているデ−タ
を、同アドレス・デ−タによって指定される前記RAM
のアドレスに複写し、この複写を、前記カウンタの所定
回数迄の更新生成によって得られるそれぞれのアドレス
・デ−タに適用することで前記ROMのデ−タの一部を
前記RAMに複写し、前記CPUが前記ROMをアクセ
スするときは、前記比較手段の比較結果が一致した場合
には前記下位アドレス・デ−タによって指定される前記
RAMのアドレスに複写されているデ−タをCPUに出
力し、不一致の場合には前記上位アドレス・デ−タと下
位アドレス・デ−タによって指定されるROMのアドレ
スに記憶されているデ−タをCPUに出力するようにし
たものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態
を、図示例とともに説明する。図1a、b及び図2a、
bは、この発明にかかるマイクロコンピュ−タ・システ
ムのインタ−フェ−ス装置の実施形態を示す図である
が、図1a、bはこの装置の構成を示すブロック図とア
ドレス・デ−タの例を示す図で、図2a、bはタイムチ
ャ−ト図である。
【0007】図1aにおいて、1は、プログラムが格納
され読出専用のリ−ド・オンリ・メモリ、2は、ランダ
ム・アクセス・メモリ(以下「RAM」と表示する)
で、ROM1よりも高速で読出が可能でさらにROM1
より小容量なメモリである。3は、アドレス分離手段
で、図示されていない中央演算処理装置(以下CPUと
表示)のリ−ドサイクル毎に順次出力されるアドレス・
デ−タを受信し、各アドレス・デ−タを上位と下位に
2分し、上位アドレス・デ−タ3bと下位アドレス・デ
−タ3aをCPUのリ−ドサイクル毎にそれぞれ出力す
る。4は記憶手段で、アドレス分離手段3より順次出力
される上位アドレス・デ−タ3bを受信し、次のリ−ド
サイクルのアドレス・デ−タ3bを受信するまでこれを
一旦記憶し記憶した内容を上位アドレス・デ−タ3b’
として後述の比較手段5の入力端子Lに出力する。
【0008】5は、前述の比較手段で、入力端子K、L
を有し、入力端子Kにはアドレス分離手段3から出力さ
れる上位アドレス・デ−タ3bが入力され、入力端子L
には前記記憶手段4から出力される上位アドレス・デ−
タ3b’が入力され、両者の入力デ−タが比較され比較
結果が出力端子M、Nより出力される。6は、カウンタ
で、アドレス分離手段3から出力される下位アドレス・
デ−タ3aに相当するアドレス・デ−タ6aを順次更新
生成し出力する。7は制御回路で、CPUから出力され
るリ−ド信号を受けたときには、ROM1およびRA
M2にリ−ド信号を転送し、リ−ド信号を受けないと
きには、ROM1からRAM2へのデ−タの複写のため
にROM1に対してはリ−ド信号をRAM2に対しては
ライト信号を出力する。8は、レディイ信号生成回路
で、CPUからのチップセレクト信号と比較手段5の
出力端子Nから出力される信号を受信しレディイ信号
を生成する。
【0009】10、11は入力信号を選択出力するマル
チプレクサで、マルチプレクサ10はアドレス分離手段
3より出力される下位アドレス・デ−タ3aとカウンタ
6から出力される下位アドレス・デ−タ6aが入力され
いずれかのデ−タをROM1とRAM2のアドレス入力
に出力する。また、マルチプレクサ11はアドレス分離
手段から出力される上位アドレス・デ−タ3bと記憶手
段4から出力される上位アドレス・デ−タ3b’が入力
されいずれかのデ−タをROM1に出力する。12、1
3は、アンド回路で、アンド回路12は比較手段5の比
較結果が不一致のとき出力端子Mより出力される不一致
信号5cとチップセレクト信号が入力され、両者の信
号がアクティブでROM1に対して読出書込を可能にす
るチップ・セレクト信号S3を出力する。アンド回路1
3は比較手段5の比較結果が一致のとき出力端子Nより
出力される一致信号5dとチップセレクト信号が入力
され、両者の信号がアクティブでRAM2に対して読出
書込を可能にするチップ・セレクト信号S1を出力す
る。
【0010】ここで、アドレス分離手段3がアドレス・
デ−タを2分する一例を図1bに示すが、この例では1
6ビットのアドレス・デ−タを上位アドレス・デ−タ3
bとして上位の4ビットを、下位アドレス・デ−タ3a
として下位の12ビットに分離した状態を示している。
【0011】このように構成されたマイクロコンピュ−
タ・システムのインタフェ−ス装置の動作について、図
2a、bの2つのタイムチャ−ト図を参照しながら以下
に説明する。以下の説明では、「n」の値を、下位アド
レス・デ−タ3aのアドレス・デ−タ量を示すものとし
て説明する。
【0012】最初に、CPUがROM1に対してリ−ド
サイクルを行なっている場合を図2aのタイムチャ−ト
図と図2bの[ROMのリ−ドサイクル(1)]を参照
しながら以下に説明する。ここで、RAM2には既に、
上位アドレスA及び下位アドレスa(0)・・a(n−
3)、a(n−2)、a(n−1)、a(n)のアドレ
スで指定されるROM1のデ−タが、RAM2のアドレ
スa(0)・・・・・a(n−3)、a(n−2)、a
(n−1)、a(n)に記憶されているものとして説明
する。
【0013】CPUのアクセスがROM1のリ−ドサイ
クルのとき、CPUが出力するアドレス・デ−タがア
ドレス分離手段3により上位アドレス・デ−タ3bと下
位アドレス・デ−タ3aに分離される(第2図aでは、
A・・と・a(n−3)、a(n−2)、a(n−
1)、a(n))。上位アドレス・デ−タ3bは記憶手
段4にリ−ドサイクル毎に新しく記憶され、前回記憶し
たアドレス・デ−タを上位アドレス・デ−タ3b’とし
て比較手段5の入力端子Lに出力する。一方、比較手段
5のK端子には上位アドレス・デ−タ3bが直接入力さ
れる。したがって、CPUの今回のリ−ドサイクルが図
2aの[n−2]であれば、前回のリ−ドサイクル[n
−3]の上位アドレス・デ−タ3bのA(図2aのア)
が上位アドレス・デ−タ3b’(図2aのイ)として比
較手段5のL端子に入力され、今回のリ−ドサイクル
[n−2]の上位アドレス・デ−タA(図2aのウ)が
K端子に入力されることになる。比較手段5では入力端
子K、Lの入力信号が比較され、一致していれば、出力
端子Nの出力をアクティブにする。一致していなけれ
ば、出力端子Mをアクティブにする。今回のリ−ドサイ
クル[n−2]では入力端子K、Lのデ−タは共にAで
あるため、出力端子Nをアクティブにし一致信号5cを
出力する。CPUのROM1のアクセスにより既にチッ
プセレクト信号はアクティブになっているので、アン
ド回路13からチップ・セレクト信号S1が出力される
ことによって、RAM2がCPUのデ−タ読み込みメモ
リとして選択される。また比較手段5の出力端子Nから
の出力は信号S2として制御回路7に入力される、この
信号S2を受けて制御回路7は、CPUからのリ−ド信
号が入力されるとRAM2に対してリ−ド信号R2を
出力する(図2aのエ)。
【0014】一方、アドレス分離手段3から出力される
下位アドレス・デ−タ3aはマルチプレクサ10の一方
の入力端子に入力され、マルチプレクサ10の他端の入
力端子においては、後述のようにカウンタ6が最大値表
示(up)で出力中止状態のため、カウンタ6からの出
力信号6aを受けていないので、アドレス分離手段3か
ら出力される下位アドレス・デ−タ3aの方をそのまま
ROM1、RAM2に出力する。そして、ROM1及び
RAM2に加えられた下位アドレス・デ−タ3aは読み
込みメモリとして選択されたRAM2のみに読み込まれ
ることになる。したがって、今回[n−2]のリ−ドサ
イクルでは下位アドレス・デ−タ3aのa(n−2)
(図2aのオ)がRAM2のアドレス・デ−タとして出
力されるので、RAM2からこのアドレス・デ−タと先
のリ−ド信号R2に基づきデ−タAA(n−2)(図2
aのカ)がCPUにデ−タとして出力される。ここ
で、CPUは既に、デ−タの受信に先立って、レディ
イ信号生成回路8がチップセレクト信号と比較手段5
から出力される一致信号5dの両者の受信によって出力
するレディイ信号を受信しているので、自己に対して
出力されたデ−タであると認識して、先のデ−タAA
(n−2)を受信し格納する。同様の動作が図2aに示
すリ−ドサイクル[n]まで繰り返される。
【0015】次に、CPUから出力されるアドレス・デ
−タが、図2aのリ−ドサイクル[0]において、上
位アドレス・デ−タ3bがBとなり下位アドレス・デ−
タ3aがb(0)と変わると、比較手段5の入力端子K
は上位アドレス・デ−タBが入力され、入力端子Lには
前回のリ−ドサイクル[n]の上位アドレス・デ−タ3
bのAが上位アドレス・デ−タ3b’のA(図2aの
キ)として入力されるので、比較手段5の比較結果が不
一致となり、出力端子Mの出力がアクティブになり不一
致信号5dが出力される。この不一致信号5cとチップ
セレクト信号のアクティブ信号を受けアンド回路12
からチップ・セレクト信号S3が出力される。この信号
によってROM1がCPUのデ−タ読み込みメモリとし
て選択される。
【0016】一方、比較手段5の出力端子Mがアクティ
ブになるとこの出力はマルチプレクサ11に信号S4と
して入力され、マルチプレクサ11はアドレス分離手段
3より受信している上位アドレス・デ−タ3bのみを出
力する。また、マルチプレクサ10は上述したように、
アドレス分離手段3より受信している下位アドレス・デ
−タ3aのみを出力しているので、マルチプレクサ11
から出力される上位アドレス・デ−タとマルチプレクサ
10から出力される下位アドレス・デ−タの両者(B、
b(0))によってROM1のアドレス指定がされる。
さらに、比較手段5の出力端子Mがアクティブになると
この出力は制御回路7に信号S5として入力され、これ
を受け制御回路7はリ−ド信号R1をROM1に出力
(図2aのク)するので、ROM1から先のアドレス指
定によってデ−タBB(0)(図2aのケ)が読み出さ
れデ−タとして出力される。
【0017】一方、レディイ信号生成回路8は、比較手
段5からの一致信号を受信しない場合にはROM1の応
答遅れを見込んだ所定のウエイトサイクルを持たせてレ
ディイ信号を出力するので、このレディイ信号をCP
Uが受信することで、CPUは先のデ−タBB(0)が
自己に対して出力されたデ−タであると認識してこれを
受信し格納する。
【0018】次に、比較手段5より不一致信号5cが出
力されると、この信号は信号S6としてカウンタ6に入
力され、カウンタ6の最大値表示(up)をリセットす
る(図2bのコ)。カウンタ6がリセットされると、カ
ウンタ6は比較手段5に対してlow信号を出力して、
比較手段5の出力端子Mより出力されている不一致信号
5cの出力を保持する(図2bのサ)。したがって、以
降のリ−ドサイクル[1]以降において比較手段5の比
較結果が一致しても、比較手段5からは不一致信号5c
が出力され続けるのでROM1が選択され続ける。この
ため、デ−タはROM1からBB(1)・・と読み出さ
れ、同様の動作がCPUのROM1に対するリ−ドサイ
クルが終了するまで繰り返される。
【0019】以上のような動作によって、CPUはRO
M1のリ−ドアクセスに際し、ROM1に代ってRAM
2から多くのデ−タを読み取ることが可能となる。RA
M2からのデ−タの読み込みは高速で行なえるためRO
M1からRAM2へのデ−タの複写量nを多くすること
によって、ROM1とRAM2のデ−タの読み込みが全
体として高速に行なえるようになる。
【0020】次に、CPUがROMのリ−ドサイクルを
中断して他のサイクルに移ったときに、こ他のサイクル
を利用してROM1に記憶されているプログラム・デ−
タがRAM2へと複写される。この動作について、図2
bの[ROMのリ−ド以外のサイクル]に示すタイムチ
ャ−ト図を参照しながら以下に説明する。
【0021】[ROMのリ−ドサイクル(1)]から
[ROMのリ−ド以外のサイクル]に移ったとき(図2
bのシ)、CPUから出力されていたアドレス・デ−タ
、リ−ド信号、チップセレクト信号のそれぞれ
が、出力されなくなくなる。このため、アドレス分離手
段3からの出力デ−タ3a、3bも出力されなくなり、
マルチプレクサ11には、記憶手段4に記憶され出力さ
れている最後のリ−ドサイクルの上位アドレス・デ−タ
3b’(ここではB)のみが入力される。チップセレク
ト信号が出力されなくなったことを信号S7の未受信
によってマルチプレクサ11が認識すると、マルチプレ
クサ11は記憶手段4より出力される上位アドレス・デ
−タ3b’をROM1の上位アドレス・デ−タとしてR
OM1に出力する。又、カウンタ6は、チップセレクト
信号が出力されなくなったことを信号S8の未受信に
より認識し、カウントを開始し(図2bのス)、そのカ
ウント値を下位アドレス・デ−タとしてマルチプレクサ
10に出力する。マルチプレクサ10はアドレス分離手
段3から出力される下位アドレス・デ−タ3aの入力が
ないのでカウンタ6の出力デ−タを下位アドレス・デ−
タ(ここでは、b(0)〜b(n))としてROM1と
RAM2に出力する。この動作がカウンタ6が設定され
た最大値数(n)回(図2bのセ)まで繰り返される。
【0022】一方、制御回路7は、比較手段5の不一致
信号5cをS5として受信し続けるため、ROM1に対
してリ−ド信号R1を継続出力し(図2bのソ)、RA
M2に対してはリ−ド信号R2の出力の中断を継続し
(図2bのタ)、リ−ド信号の受信がなくなることに
よってRAM2に対する書込信号Wを出力する(図2b
のチ)。このような動作によってROM1に記憶されて
いるデ−タで上位アドレスBで下位アドレスb(0)〜
b(n)で指定されるデ−タが、RAM2のアドレスb
(0)〜b(n)で指定される記憶場所に図示されてい
ないデ−タ・バスを介して記憶されることになる。カウ
ンタ6のカウントが最大表示値(図2bのセ)までに達
するとカウンタ6はlow出力を解除(図2bのツ)す
るため比較手段5の不一致信号5cの出力の保持も解除
され(図2bのテ)。次のROMリ−ドサイクル(2)
の準備が完了することになる。
【0023】以上のような動作によって、ROM1に記
憶されているプログラム・デ−タのうち、一つの上位ア
ドレス・デ−タと、設定される複数の下位アドレス・デ
−タで指定されるアドレスのプログラムデ−タの一群が
RAM2に記憶されるようになる。この動作はCPUの
ROMのリ−ドサイクル以外のときに行なわれるため、
CPUに余分な負荷を与えるものではなく、CPUが再
びリ−ドサイクルを開始する(図2bのト)ときにはデ
−タの多くがRAM2から読み出しすることが可能とな
る。
【0024】
【発明の効果】以上の説明からわかるように、CPUの
ROMのリ−ド・アクセスにおいて、ROMのリ−ドサ
イクル以外のときにROMよりも高速に読出が可能で小
容量で小容量であるが故に発熱の少ないRAMにROM
からデ−タを複写し、CPUのROMのリ−ドサイクル
の際には、デ−タの多くをRAMの方から読み出すよう
にしたので、CPUのROMのリ−ド・アクセスを高速
で行なうことが可能となり消費電力の少ないマイクロコ
ンピュ−タ・システムのインタ−フェ−ス装置を提供す
ることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を説明するブロック図と説
明図。
【図2】本発明の実施の形態を説明するタイムチャ−ト
図。
【図3】従来の技術を示す説明図。
【図4】従来の技術を説明するためのタイムチャ−ト
図。
【符号の説明】
1 ROM 2 RAM 3 アドレス分離手段 4 記憶手段 5 比較手段 6 カウンタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央演算処理装置からアクセスされるア
    ドレス・デ−タに基づいて、リ−ド・オンリ・メモリに
    記憶されたデ−タを中央演算処理装置に転送するマイク
    ロコンピュ−タ・システムのメモリ・インタ−フェ−ス
    装置において、前記リ−ド・オンリ・メモリのデ−タの
    一部が複写されるランダム・アクセス・メモリと、前記
    中央演算処理装置からリ−ドサイクル毎に出力されるア
    ドレス・デ−タを受信し、上位アドレス・デ−タと下位
    アドレス・デ−タに分離し出力するアドレス分離手段
    と、前記上位アドレス・デ−タを受信し、これを一旦記
    憶し次のリ−ドサイクルのとき出力する記憶手段と、前
    記上位アドレス・デ−タと前記記憶手段から出力される
    上位アドレス・デ−タとを受信しこの両受信デ−タを比
    較する比較手段と、前記下位アドレス・デ−タに相当す
    るアドレス・デ−タを順次更新生成するカウンタとによ
    って構成され、前記中央演算処理装置が前記リ−ド・オ
    ンリ・メモリをアクセスしないときには、前記記憶手段
    が出力する上位アドレス・デ−タと前記カウンタが生成
    したアドレス・デ−タとによって指定される前記リ−ド
    ・オンリ・メモリのアドレスに記憶されているデ−タ
    を、同アドレス・デ−タによって指定される前記ランダ
    ム・アクセス・メモリのアドレスに複写し、この複写
    を、前記カウンタの所定回数迄の更新生成によって得ら
    れるそれぞれのアドレス・デ−タに適用することで前記
    リ−ド・オンリ・メモリのデ−タの一部を前記ランダム
    ・アクセス・メモリに複写し、前記中央演算処理装置が
    前記リ−ド・オンリ・メモリをアクセスするときは、前
    記比較手段の比較結果が一致した場合には前記下位アド
    レス・デ−タによって指定される前記ランダム・アクセ
    ス・メモリのアドレスに複写されているデ−タを中央演
    算処理装置に出力し、不一致の場合には前記上位アドレ
    ス・デ−タと下位アドレス・デ−タによって指定される
    リ−ド・オンリ・メモリのアドレスに記憶されているデ
    −タを中央演算処理装置に出力するようにしたことを特
    徴とするマイクロコンピュ−タ・システムのメモリ・イ
    ンタ−フェ−ス装置。
JP8125870A 1996-05-21 1996-05-21 マイクロコンピュ−タ・システムのメモリ・インタ−フェ−ス装置 Pending JPH09305486A (ja)

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