JPH09304629A - 光ファイバーの配線補助装置および配線補助方法 - Google Patents
光ファイバーの配線補助装置および配線補助方法Info
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- JPH09304629A JPH09304629A JP8123832A JP12383296A JPH09304629A JP H09304629 A JPH09304629 A JP H09304629A JP 8123832 A JP8123832 A JP 8123832A JP 12383296 A JP12383296 A JP 12383296A JP H09304629 A JPH09304629 A JP H09304629A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 光ファイバーの最小曲げ直径を維持した状態
で配線の固定および収納ができる光ファイバーの補助装
置を提供する。 【解決手段】 最小曲げ直径以上の径に円く束ねられた
光ファイバー１を収納ケース２に収納し、光ファイバー
の配線部分を開口部３から引き出し、光ファイバー１を
収納した収納ケース２を固定具３を用いて固定する。
で配線の固定および収納ができる光ファイバーの補助装
置を提供する。 【解決手段】 最小曲げ直径以上の径に円く束ねられた
光ファイバー１を収納ケース２に収納し、光ファイバー
の配線部分を開口部３から引き出し、光ファイバー１を
収納した収納ケース２を固定具３を用いて固定する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ファイバーの
配線の固定および収納に用いられる光ファイバーの配線
補助装置および配線補助方法に関するものである。
配線の固定および収納に用いられる光ファイバーの配線
補助装置および配線補助方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図１９は、例えばカタログ パンドウィ
ット コーポレイション日本支店Ｗｉｒｉｎｇ Ｐｒｏ
ｄｕｃｔｓ (PANDUIT CORPORATION 1988) １４頁に示さ
れた従来の光ファイバーの配線補助装置を示す図であ
る。図において、１は光ファイバー、２６は光ファイバ
ー１を固定するベース、２７は光ファイバー１を結束す
るケーブルタイである。光ファイバー１の配線を固定し
たり、光ファイバー１を束ねる場合、光ファイバー１を
固定したい位置にベース２６を取り付け、ケーブルタイ
２７を用いて光ファイバー１を結束しベース２６に固定
する。
ット コーポレイション日本支店Ｗｉｒｉｎｇ Ｐｒｏ
ｄｕｃｔｓ (PANDUIT CORPORATION 1988) １４頁に示さ
れた従来の光ファイバーの配線補助装置を示す図であ
る。図において、１は光ファイバー、２６は光ファイバ
ー１を固定するベース、２７は光ファイバー１を結束す
るケーブルタイである。光ファイバー１の配線を固定し
たり、光ファイバー１を束ねる場合、光ファイバー１を
固定したい位置にベース２６を取り付け、ケーブルタイ
２７を用いて光ファイバー１を結束しベース２６に固定
する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の光ファイバーの
配線補助装置は以上のように構成されているので、ケー
ブルタイ２７を締めすぎたり、光ファイバー１の束ねた
部分の重量により、ケーブルタイ２７の結束部分で光フ
ァイバー１の最小曲げ直径が維持されずに光ファイバー
１が折れてしまう問題点があった。
配線補助装置は以上のように構成されているので、ケー
ブルタイ２７を締めすぎたり、光ファイバー１の束ねた
部分の重量により、ケーブルタイ２７の結束部分で光フ
ァイバー１の最小曲げ直径が維持されずに光ファイバー
１が折れてしまう問題点があった。
【０００４】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、光ファイバーの最小曲げ直径を
維持した状態で配線の固定および収納ができる光ファイ
バーの配線補助装置および配線補助方法を提供すること
を目的とする。
ためになされたもので、光ファイバーの最小曲げ直径を
維持した状態で配線の固定および収納ができる光ファイ
バーの配線補助装置および配線補助方法を提供すること
を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる光ファ
イバーの補助装置は、最小曲げ直径以上の径に円く束ね
られた光ファイバーを収納する成形によって形成された
収納ケースと、収納ケースに設けられた最小曲げ直径以
上の径で円く束ねられた光ファイバーを出入するために
開閉が可能なカバーと、収納ケースに収納された光ファ
イバーの配線を引き出す開口部と、収納ケースを固定す
る固定具を備え、光ファイバーの配線を固定および収納
できるよう構成されているものである。また、収納ケー
スには、内部に光ファイバーの最小曲げ直径以上の径を
有する円形の突起が形成されているものである。また、
収納ケースには、内部に光ファイバーの直径より僅かに
大きい間隔をおいて規則的に配列された円柱状の凸部が
形成されているものである。また、最小曲げ直径以上の
径に円く束ねられた光ファイバーを収納できると共に、
上部が開口している袋状の収納ケースと、袋状の収納ケ
ースを固定する固定具を備え、光ファイバーの配線を固
定および収納できるよう構成されているものである。ま
た、収納ケースは、内部に複数の光ファイバーを個別に
収納できるよう仕切板が形成されている円筒体のもので
ある。また、収納ケースは、内部に複数の光ファイバー
を個別に固定して収納できるよう凹部が形成されている
円筒体のものである。さらに、断面がＵ字状であると共
に、光ファイバーの最小曲げ直径以上の径を有する環状
の支持具を備え、この支持具に光ファイバーを巻き付け
て収納ケースに入れたものである。光ファイバーの配線
補助方法は、光ファイバーを最小曲げ直径以上の径に巻
いて収納ケースに収納し、収納ケースを固定具で固定す
ることにより、光ファイバーの配線を固定および収納す
るようにしたものである。また、光ファイバーの最小曲
げ直径以上の径を有する円弧状の支持具を備え、この支
持具に光ファイバーの配線を取り付けることにより光フ
ァイバーのコーナー部の配線を固定したものである。ま
た、光ファイバーの配線補助方法は、最小曲げ直径以上
の径を有する螺旋状の光ファイバーを用いて、光ファイ
バーの配線を行うようにしたものである。また、光ファ
イバーの最小曲げ直径以上の径を有する螺旋状に成形さ
れ弾力性を有するカバーを備え、このカバーで光ファイ
バーを被覆することにより光ファイバーの配線を保持す
るよう構成されているものである。
イバーの補助装置は、最小曲げ直径以上の径に円く束ね
られた光ファイバーを収納する成形によって形成された
収納ケースと、収納ケースに設けられた最小曲げ直径以
上の径で円く束ねられた光ファイバーを出入するために
開閉が可能なカバーと、収納ケースに収納された光ファ
イバーの配線を引き出す開口部と、収納ケースを固定す
る固定具を備え、光ファイバーの配線を固定および収納
できるよう構成されているものである。また、収納ケー
スには、内部に光ファイバーの最小曲げ直径以上の径を
有する円形の突起が形成されているものである。また、
収納ケースには、内部に光ファイバーの直径より僅かに
大きい間隔をおいて規則的に配列された円柱状の凸部が
形成されているものである。また、最小曲げ直径以上の
径に円く束ねられた光ファイバーを収納できると共に、
上部が開口している袋状の収納ケースと、袋状の収納ケ
ースを固定する固定具を備え、光ファイバーの配線を固
定および収納できるよう構成されているものである。ま
た、収納ケースは、内部に複数の光ファイバーを個別に
収納できるよう仕切板が形成されている円筒体のもので
ある。また、収納ケースは、内部に複数の光ファイバー
を個別に固定して収納できるよう凹部が形成されている
円筒体のものである。さらに、断面がＵ字状であると共
に、光ファイバーの最小曲げ直径以上の径を有する環状
の支持具を備え、この支持具に光ファイバーを巻き付け
て収納ケースに入れたものである。光ファイバーの配線
補助方法は、光ファイバーを最小曲げ直径以上の径に巻
いて収納ケースに収納し、収納ケースを固定具で固定す
ることにより、光ファイバーの配線を固定および収納す
るようにしたものである。また、光ファイバーの最小曲
げ直径以上の径を有する円弧状の支持具を備え、この支
持具に光ファイバーの配線を取り付けることにより光フ
ァイバーのコーナー部の配線を固定したものである。ま
た、光ファイバーの配線補助方法は、最小曲げ直径以上
の径を有する螺旋状の光ファイバーを用いて、光ファイ
バーの配線を行うようにしたものである。また、光ファ
イバーの最小曲げ直径以上の径を有する螺旋状に成形さ
れ弾力性を有するカバーを備え、このカバーで光ファイ
バーを被覆することにより光ファイバーの配線を保持す
るよう構成されているものである。
【０００６】
実施の形態１．以下、この発明の一実施の形態である光
ファイバーの配線補助装置を図について説明する。図１
において、１は光ファイバー、２は樹脂または金属を用
いて形成された光ファイバー１の収納ケースで、短径が
光ファイバー１の最小曲げ直径より大きく長径が短径の
２倍の長円を長径方向に二分した形状に適度な厚みを持
たせて形成されている。３は光ファイバー１が収納され
た収納ケース２から光ファイバー１の配線を引き出すた
めの開口部で、収納ケース２の短径方向両端に設けられ
ている。４は収納ケース２に光ファイバー１を出入する
ために開閉が可能な収納ケース２のカバー、５は収納ケ
ース２を固定するための固定具である。図２は光ファイ
バー１が収納された収納ケース２のカバー４が開いた状
態を示す図である。
ファイバーの配線補助装置を図について説明する。図１
において、１は光ファイバー、２は樹脂または金属を用
いて形成された光ファイバー１の収納ケースで、短径が
光ファイバー１の最小曲げ直径より大きく長径が短径の
２倍の長円を長径方向に二分した形状に適度な厚みを持
たせて形成されている。３は光ファイバー１が収納され
た収納ケース２から光ファイバー１の配線を引き出すた
めの開口部で、収納ケース２の短径方向両端に設けられ
ている。４は収納ケース２に光ファイバー１を出入する
ために開閉が可能な収納ケース２のカバー、５は収納ケ
ース２を固定するための固定具である。図２は光ファイ
バー１が収納された収納ケース２のカバー４が開いた状
態を示す図である。
【０００７】次に本実施の形態の光ファイバーの配線補
助装置による光ファイバー１の配線の固定および収納に
ついて説明する。収納ケース２のカバー４を開いて最小
曲げ直径以上の径に円く束ねられた光ファイバー１を収
納ケース２に収納し、円く束ねられた光ファイバー１の
両端を開口部３から外部に通してカバー４を閉める。光
ファイバー１を収納した収納ケース２は、固定具３を用
いて固定される。また、図３に示すように、束ねられた
光ファイバー１を出入するための収納ケース２のカバー
６は、図２に示すカバー４と別の面に形成しても同様の
効果が得られる。また、図４および図５に示すように、
円く束ねられた光ファイバー１を収納するための収納ケ
ース７を、光ファイバー１の最小曲げ直径より大きい径
を有する円形状にしても同様の効果が得られる。このと
き、光ファイバー１を収納ケース７から引き出すための
開口部８は収納ケース７の円周状に１カ所設ければよ
い。この発明によれば、光ファイバー１を予め円く束ね
た状態で収納ケース２、７に収納し、収納ケース２、７
を固定するようにしたので、光ファイバー１に損傷等が
生じずに、光ファイバー１の保守を容易かつ安価で行う
ことができる。
助装置による光ファイバー１の配線の固定および収納に
ついて説明する。収納ケース２のカバー４を開いて最小
曲げ直径以上の径に円く束ねられた光ファイバー１を収
納ケース２に収納し、円く束ねられた光ファイバー１の
両端を開口部３から外部に通してカバー４を閉める。光
ファイバー１を収納した収納ケース２は、固定具３を用
いて固定される。また、図３に示すように、束ねられた
光ファイバー１を出入するための収納ケース２のカバー
６は、図２に示すカバー４と別の面に形成しても同様の
効果が得られる。また、図４および図５に示すように、
円く束ねられた光ファイバー１を収納するための収納ケ
ース７を、光ファイバー１の最小曲げ直径より大きい径
を有する円形状にしても同様の効果が得られる。このと
き、光ファイバー１を収納ケース７から引き出すための
開口部８は収納ケース７の円周状に１カ所設ければよ
い。この発明によれば、光ファイバー１を予め円く束ね
た状態で収納ケース２、７に収納し、収納ケース２、７
を固定するようにしたので、光ファイバー１に損傷等が
生じずに、光ファイバー１の保守を容易かつ安価で行う
ことができる。
【０００８】実施の形態２．実施の形態１では、収納ケ
ース２内の円く束ねられた光ファイバー１は、光ファイ
バー１の弾性力により最小曲げ直径を維持していたが、
図６および図７に示すように、収納ケース１０の内部に
光ファイバー１の最小曲げ直径以上の径を有する円形の
突起１１を形成し、この円形の突起１１に光ファイバー
１を巻き付けて収納することにより、光ファイバー１の
弾性力が小さい場合でも収納ケース１１内の光ファイバ
ー１は最小曲げ直径を維持でき、光ファイバー１の保守
において一層の効果が得られる。また、収納ケース１０
の形状は、図４に示すような光ファイバー１の最小曲げ
直径より大きい径を有する円形状にしてもよい。
ース２内の円く束ねられた光ファイバー１は、光ファイ
バー１の弾性力により最小曲げ直径を維持していたが、
図６および図７に示すように、収納ケース１０の内部に
光ファイバー１の最小曲げ直径以上の径を有する円形の
突起１１を形成し、この円形の突起１１に光ファイバー
１を巻き付けて収納することにより、光ファイバー１の
弾性力が小さい場合でも収納ケース１１内の光ファイバ
ー１は最小曲げ直径を維持でき、光ファイバー１の保守
において一層の効果が得られる。また、収納ケース１０
の形状は、図４に示すような光ファイバー１の最小曲げ
直径より大きい径を有する円形状にしてもよい。
【０００９】実施の形態３．実施の形態２では、収納ケ
ース１０内の光ファイバー１は、光ファイバー１の最小
曲げ直径以上の径を有する円形の突起１１に巻き付けら
れて光ファイバー１の最小曲げ直径を確保したが、図８
および図９に示すように、収納ケース１２の内部に円柱
状の凸部１３を光ファイバー１の直径より僅かに大きい
間隔をおいて規則的に配列し、この凸部１３に光ファイ
バー１を引っかけることにより最小曲げ直径を確保して
も、光ファイバー１の保守において同様の効果が得られ
ると共に、凸部１３への光ファイバー１の引っかけ方を
工夫することにより、収納ケース１２に収納する光ファ
イバー１の長さをより細かく調整することができる。ま
た、収納ケース１２の形状は、図４に示すような光ファ
イバー１の最小曲げ直径より大きい径を有する円形状に
してもよい。
ース１０内の光ファイバー１は、光ファイバー１の最小
曲げ直径以上の径を有する円形の突起１１に巻き付けら
れて光ファイバー１の最小曲げ直径を確保したが、図８
および図９に示すように、収納ケース１２の内部に円柱
状の凸部１３を光ファイバー１の直径より僅かに大きい
間隔をおいて規則的に配列し、この凸部１３に光ファイ
バー１を引っかけることにより最小曲げ直径を確保して
も、光ファイバー１の保守において同様の効果が得られ
ると共に、凸部１３への光ファイバー１の引っかけ方を
工夫することにより、収納ケース１２に収納する光ファ
イバー１の長さをより細かく調整することができる。ま
た、収納ケース１２の形状は、図４に示すような光ファ
イバー１の最小曲げ直径より大きい径を有する円形状に
してもよい。
【００１０】実施の形態４．実施の形態１では、収納ケ
ース２は樹脂または金属を成形して形成されていたが、
図１０に示すように、最小曲げ直径以上の径に円く束ね
られた光ファイバー１を収納できる大きさを有した袋状
の正方形状の収納ケース１４を用いても同様の効果が得
られると共に、収納ケース１４の厚みは収納される光フ
ァイバー１の量に合わせた厚みとなるため、収納スペー
スを効率よく利用することができる。収納ケース１４
は、上部に最小曲げ直径以上の径に円く束ねられた光フ
ァイバー１を出入すると共に収納された光ファイバー１
の配線を引き出すための開口部と、収納ケース１４を固
定する固定具３を有している。
ース２は樹脂または金属を成形して形成されていたが、
図１０に示すように、最小曲げ直径以上の径に円く束ね
られた光ファイバー１を収納できる大きさを有した袋状
の正方形状の収納ケース１４を用いても同様の効果が得
られると共に、収納ケース１４の厚みは収納される光フ
ァイバー１の量に合わせた厚みとなるため、収納スペー
スを効率よく利用することができる。収納ケース１４
は、上部に最小曲げ直径以上の径に円く束ねられた光フ
ァイバー１を出入すると共に収納された光ファイバー１
の配線を引き出すための開口部と、収納ケース１４を固
定する固定具３を有している。
【００１１】実施の形態５．図１１は実施の形態５を示
す光ファイバーの配線補助装置の斜視図である。図にお
いて、１５は光ファイバー１の最小曲げ直径より大きい
径を有する円筒状の収納ケースで、光ファイバー１の配
線を引き出すために曲面の一部が円筒の両端まで開口し
た開口部１６と、複数の光ファイバー１を収納するため
に円筒状の収納ケース１５の内部に設けられた仕切板１
７と、最小曲げ直径以上の径に円く束ねられた光ファイ
バー１を出入するために開閉が可能なカバー１８を有
し、固定具（図示せず）により固定されて使用される。
図１２は収納ケース１５のカバー１８が開いた状態を示
す斜視図である。本実施の形態によれば、複数の光ファ
イバー１を同時に収納することができるので、光ファイ
バー１の保守を効率よく容易かつ安価で行うことができ
る。
す光ファイバーの配線補助装置の斜視図である。図にお
いて、１５は光ファイバー１の最小曲げ直径より大きい
径を有する円筒状の収納ケースで、光ファイバー１の配
線を引き出すために曲面の一部が円筒の両端まで開口し
た開口部１６と、複数の光ファイバー１を収納するため
に円筒状の収納ケース１５の内部に設けられた仕切板１
７と、最小曲げ直径以上の径に円く束ねられた光ファイ
バー１を出入するために開閉が可能なカバー１８を有
し、固定具（図示せず）により固定されて使用される。
図１２は収納ケース１５のカバー１８が開いた状態を示
す斜視図である。本実施の形態によれば、複数の光ファ
イバー１を同時に収納することができるので、光ファイ
バー１の保守を効率よく容易かつ安価で行うことができ
る。
【００１２】実施の形態６．実施の形態５では、円筒状
の収納ケース１５内部に仕切板１７を設けて複数の光フ
ァイバー１を収納する構造としたが、図１３および図１
４に示すように、円筒状の収納ケース１９の開口部１６
の両側に個々の光ファイバー１を固定するための凹部２
０を形成することにより、より簡単な構造で同様の効果
が得られる。
の収納ケース１５内部に仕切板１７を設けて複数の光フ
ァイバー１を収納する構造としたが、図１３および図１
４に示すように、円筒状の収納ケース１９の開口部１６
の両側に個々の光ファイバー１を固定するための凹部２
０を形成することにより、より簡単な構造で同様の効果
が得られる。
【００１３】実施の形態７．実施の形態１、４、５、６
では、光ファイバー１を最小曲げ直径以上の径に円く束
ねた状態で収納ケースに収納したが、図１５に示すよう
に、最小曲げ直径以上の径を有する環状で、環状の断面
がＵ字状の支持具２２に光ファイバー１を巻き付けて収
納ケース２、７、１４、１５、１９に収納することによ
り、光ファイバー１の弾性力が小さい場合でも収納ケー
ス内の光ファイバー１は最小曲げ直径を維持でき、光フ
ァイバー１の保守において一層の効果が得られる。
では、光ファイバー１を最小曲げ直径以上の径に円く束
ねた状態で収納ケースに収納したが、図１５に示すよう
に、最小曲げ直径以上の径を有する環状で、環状の断面
がＵ字状の支持具２２に光ファイバー１を巻き付けて収
納ケース２、７、１４、１５、１９に収納することによ
り、光ファイバー１の弾性力が小さい場合でも収納ケー
ス内の光ファイバー１は最小曲げ直径を維持でき、光フ
ァイバー１の保守において一層の効果が得られる。
【００１４】実施の形態８．図１６および図１７は実施
の形態８を示す平面図および側面図である。図におい
て、２３は直角に配置された光ファイバー１の配線ダク
ト、２４は光ファイバー１を９０゜曲げて配線する場合
に用いる光ファイバー１の最小曲げ直径以上の径を有し
た円弧状の支持具で、直角に配置された配線ダクト２３
に容易に着脱できると共に、内部に光ファイバー１を通
すことができる構造を有している。本実施の形態によれ
ば、光ファイバー１を９０゜曲げて配線する場合、コー
ナー部に光ファイバー１の最小曲げ直径以上の径を有す
る円弧状の支持具２４を用いることにより、光ファイバ
ー１を保守した状態でコーナー部の配線を容易に行うこ
とができる。
の形態８を示す平面図および側面図である。図におい
て、２３は直角に配置された光ファイバー１の配線ダク
ト、２４は光ファイバー１を９０゜曲げて配線する場合
に用いる光ファイバー１の最小曲げ直径以上の径を有し
た円弧状の支持具で、直角に配置された配線ダクト２３
に容易に着脱できると共に、内部に光ファイバー１を通
すことができる構造を有している。本実施の形態によれ
ば、光ファイバー１を９０゜曲げて配線する場合、コー
ナー部に光ファイバー１の最小曲げ直径以上の径を有す
る円弧状の支持具２４を用いることにより、光ファイバ
ー１を保守した状態でコーナー部の配線を容易に行うこ
とができる。
【００１５】実施の形態９．図１８は実施の形態９を示
す斜視図である。最小曲げ直径以上の径を有した螺旋状
に成形された光ファイバー２５を用いて配線することに
より、配線の長さを螺旋部分の弾力性を利用して簡単に
調整できると共に、光ファイバー１の保守を容易に行う
ことができる。また、高電圧を使用する場合、配線の沿
面距離を長くする必要があるが、光ファイバー２５の螺
旋部分を用いることにより、光ファイバー１を長い距離
引き回す必要がない。また、光ファイバー１を、螺旋状
に成形したカバーを用いて被覆することにより螺旋状と
しても同様の効果が得られる。
す斜視図である。最小曲げ直径以上の径を有した螺旋状
に成形された光ファイバー２５を用いて配線することに
より、配線の長さを螺旋部分の弾力性を利用して簡単に
調整できると共に、光ファイバー１の保守を容易に行う
ことができる。また、高電圧を使用する場合、配線の沿
面距離を長くする必要があるが、光ファイバー２５の螺
旋部分を用いることにより、光ファイバー１を長い距離
引き回す必要がない。また、光ファイバー１を、螺旋状
に成形したカバーを用いて被覆することにより螺旋状と
しても同様の効果が得られる。
【００１６】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、最小
曲げ直径以上の径に円く束ねられた光ファイバーを収納
ケースに収納し、収納ケースに形成された固定具を用い
て固定するようにしたので、光ファイバーの配線の固定
および収納において、光ファイバーが最小曲げ直径を常
に維持できることにより光ファイバーに損傷等を生じさ
せずに、光ファイバーの保守を容易かつ安価で行うこと
ができる。更に最小曲げ直径以上の径を有する支持具に
光ファイバーを巻き付けて収納ケースに収納することに
より、光ファイバーの保守をより確実に行える。更に、
収納ケースの内部に仕切板等を形成することにより、一
個の収納ケースで複数の光ファイバーを個別に収納する
ことができる。また、袋状の収納ケースを用いることに
より、収納ケースの厚みは収納される光ファイバーの量
に合わせた厚みとなるため、収納スペースを効率よく利
用することができる。また、光ファイバーを９０゜曲げ
て配線する場合、コーナー部に光ファイバーの最小曲げ
直径以上の径を有する円弧状の支持具を用いることによ
り、光ファイバー１を保守した状態でコーナー部の配線
を容易に行うことができる。また、光ファイバーまたは
光ファイバーの被覆を螺旋状に成形して用いることによ
り、光ファイバーを容易に保守できると共に、配線の長
さを螺旋部分の弾力性を利用して簡単に調整できる。ま
た、高電圧を使用する場合、配線の沿面距離を長くする
必要があるが、光ファイバーの螺旋部分を用いることに
より、光ファイバーを長い距離引き回さずに沿面距離を
得ることが出来る。
曲げ直径以上の径に円く束ねられた光ファイバーを収納
ケースに収納し、収納ケースに形成された固定具を用い
て固定するようにしたので、光ファイバーの配線の固定
および収納において、光ファイバーが最小曲げ直径を常
に維持できることにより光ファイバーに損傷等を生じさ
せずに、光ファイバーの保守を容易かつ安価で行うこと
ができる。更に最小曲げ直径以上の径を有する支持具に
光ファイバーを巻き付けて収納ケースに収納することに
より、光ファイバーの保守をより確実に行える。更に、
収納ケースの内部に仕切板等を形成することにより、一
個の収納ケースで複数の光ファイバーを個別に収納する
ことができる。また、袋状の収納ケースを用いることに
より、収納ケースの厚みは収納される光ファイバーの量
に合わせた厚みとなるため、収納スペースを効率よく利
用することができる。また、光ファイバーを９０゜曲げ
て配線する場合、コーナー部に光ファイバーの最小曲げ
直径以上の径を有する円弧状の支持具を用いることによ
り、光ファイバー１を保守した状態でコーナー部の配線
を容易に行うことができる。また、光ファイバーまたは
光ファイバーの被覆を螺旋状に成形して用いることによ
り、光ファイバーを容易に保守できると共に、配線の長
さを螺旋部分の弾力性を利用して簡単に調整できる。ま
た、高電圧を使用する場合、配線の沿面距離を長くする
必要があるが、光ファイバーの螺旋部分を用いることに
より、光ファイバーを長い距離引き回さずに沿面距離を
得ることが出来る。
【図１】 この発明の実施の形態１による光ファイバー
の配線補助装置を示す斜視図である。
の配線補助装置を示す斜視図である。
【図２】 この発明の実施の形態１による光ファイバー
の配線補助装置を示す平面図である。
の配線補助装置を示す平面図である。
【図３】 この発明の実施の形態１による光ファイバー
の配線補助装置を示す斜視図である。
の配線補助装置を示す斜視図である。
【図４】 この発明の実施の形態１による光ファイバー
の配線補助装置を示す斜視図である。
の配線補助装置を示す斜視図である。
【図５】 この発明の実施の形態１による光ファイバー
の配線補助装置を示す平面図である。
の配線補助装置を示す平面図である。
【図６】 この発明の実施の形態２による光ファイバー
の配線補助装置を示す平面図である。
の配線補助装置を示す平面図である。
【図７】 この発明の実施の形態２による光ファイバー
の配線補助装置を示す断面図である。
の配線補助装置を示す断面図である。
【図８】 この発明の実施の形態３による光ファイバー
の配線補助装置を示す平面図である。
の配線補助装置を示す平面図である。
【図９】 この発明の実施の形態３による光ファイバー
の配線補助装置を示す断面図である。
の配線補助装置を示す断面図である。
【図１０】 この発明の実施の形態４による光ファイバ
ーの配線補助装置を示す平面図である。
ーの配線補助装置を示す平面図である。
【図１１】 この発明の実施の形態５による光ファイバ
ーの配線補助装置を示す斜視図である。
ーの配線補助装置を示す斜視図である。
【図１２】 この発明の実施の形態５による光ファイバ
ーの配線補助装置を示す斜視図である。
ーの配線補助装置を示す斜視図である。
【図１３】 この発明の実施の形態６による光ファイバ
ーの配線補助装置を示す斜視図である。
ーの配線補助装置を示す斜視図である。
【図１４】 この発明の実施の形態６による光ファイバ
ーの配線補助装置を示す斜視図である。
ーの配線補助装置を示す斜視図である。
【図１５】 この発明の実施の形態７による光ファイバ
ーの配線補助装置を示す平面図である。
ーの配線補助装置を示す平面図である。
【図１６】 この発明の実施の形態８による光ファイバ
ーの配線補助装置を示す平面図である。
ーの配線補助装置を示す平面図である。
【図１７】 この発明の実施の形態８による光ファイバ
ーの配線補助装置を示す側面図である。
ーの配線補助装置を示す側面図である。
【図１８】 この発明の実施の形態９による光ファイバ
ーの配線補助装置を示す斜視図である。
ーの配線補助装置を示す斜視図である。
【図１９】 従来のこの種光ファイバーの配線補助装置
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
１ 光ファイバー、２ 収納ケース、３ 開口部、４
カバー、５ 固定具、６ カバー、７ 円形の収納ケー
ス、８ 開口部、９ カバー、１０ 収納ケース、１１
円形の突起、１２ 収納ケース、１３ 円柱状の凸
部、１４ 袋状の収納ケース、１５ 円筒状の収納ケー
ス、１６ 開口部、１７ 仕切板、１８ カバー、１９
円筒状の収納ケース、２０ 凹部、２１ カバー、２
２ 環状の支持具、２３ 配線ダクト、２４ 円弧状の
支持具、２５ 螺旋状の光ファイバー、２６ ベース、
２７ ケーブルタイ。
カバー、５ 固定具、６ カバー、７ 円形の収納ケー
ス、８ 開口部、９ カバー、１０ 収納ケース、１１
円形の突起、１２ 収納ケース、１３ 円柱状の凸
部、１４ 袋状の収納ケース、１５ 円筒状の収納ケー
ス、１６ 開口部、１７ 仕切板、１８ カバー、１９
円筒状の収納ケース、２０ 凹部、２１ カバー、２
２ 環状の支持具、２３ 配線ダクト、２４ 円弧状の
支持具、２５ 螺旋状の光ファイバー、２６ ベース、
２７ ケーブルタイ。
Claims (12)
- 【請求項１】 最小曲げ直径以上の径に円く束ねられた
光ファイバーを収納する収納ケース、 上記収納ケースに設けられた上記最小曲げ直径以上の径
で円く束ねられた光ファイバーの出入部、 上記収納ケースに収納された上記光ファイバーの配線を
引き出す開口部、 上記収納ケースを固定する固定具を備え、上記光ファイ
バーの配線を固定および収納できるよう構成されている
ことを特徴とする光ファイバーの配線補助装置。 - 【請求項２】 収納ケースは、光ファイバーの出入部に
開閉可能なカバーを有すると共に、成形によって形成さ
れていることを特徴とする請求項１記載の光ファイバー
の配線補助装置。 - 【請求項３】 収納ケースには、内部に光ファイバーの
最小曲げ直径以上の径を有する円形の突起が形成されて
いることを特徴とする請求項１または請求項２記載の光
ファイバーの配線補助装置。 - 【請求項４】 収納ケースには、内部に光ファイバーの
直径より僅かに大きい間隔をおいて規則的に配列された
円柱状の凸部が形成されていることを特徴とする請求項
１または請求項２記載の光ファイバーの配線補助装置。 - 【請求項５】 収納ケースは、袋状であることを特徴と
する請求項１記載の光ファイバーの配線補助装置。 - 【請求項６】 収納ケースは、内部に複数の光ファイバ
ーを個別に収納できるよう仕切板が形成されている円筒
体であることを特徴とする請求項１または請求項２記載
の光ファイバーの配線補助装置。 - 【請求項７】 収納ケースは、複数の光ファイバーを個
別に固定して収納できるよう凹部が形成されている円筒
体であることを特徴とする請求項２記載の光ファイバー
の配線補助装置。 - 【請求項８】 断面がＵ字状であると共に、光ファイバ
ーの最小曲げ直径以上の径を有する環状の支持具を備
え、この支持具に光ファイバーを巻き付けて収納ケース
に入れたことを特徴とする請求項１、２、５、６、７の
いずれか一項記載の光ファイバーの配線補助装置。 - 【請求項９】 光ファイバーを最小曲げ直径以上の径に
巻いて収納ケースに収納し、上記収納ケースを固定具で
固定することにより、光ファイバーの配線を固定および
収納したことを特徴とする光ファイバーの配線補助方
法。 - 【請求項１０】 光ファイバーの最小曲げ直径以上の径
を有する円弧状の支持具を備え、この支持具に光ファイ
バーの配線を取り付けることにより上記光ファイバーの
コーナー部の配線を固定したことを特徴とする光ファイ
バーの配線補助装置。 - 【請求項１１】 最小曲げ直径以上の径を有する螺旋状
の光ファイバーを用いて、上記光ファイバーの配線を行
うようにしたことを特徴とする光ファイバーの配線補助
方法。 - 【請求項１２】 光ファイバーの最小曲げ直径以上の径
を有する螺旋状に成形され弾力性を有するカバーを備
え、このカバーで光ファイバーを被覆することにより上
記光ファイバーの配線を保持するよう構成されているこ
とを特徴とする光ファイバーの配線補助装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8123832A JPH09304629A (ja) | 1996-05-17 | 1996-05-17 | 光ファイバーの配線補助装置および配線補助方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8123832A JPH09304629A (ja) | 1996-05-17 | 1996-05-17 | 光ファイバーの配線補助装置および配線補助方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09304629A true JPH09304629A (ja) | 1997-11-28 |
Family
ID=14870485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8123832A Pending JPH09304629A (ja) | 1996-05-17 | 1996-05-17 | 光ファイバーの配線補助装置および配線補助方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09304629A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005088369A1 (ja) * | 2004-03-16 | 2005-09-22 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | 照射光伝達用光ファイバ及びそれを備えた光照射装置 |
| JP2016161795A (ja) * | 2015-03-03 | 2016-09-05 | 日本電信電話株式会社 | 光ケーブル中継接続用クロージャ |
-
1996
- 1996-05-17 JP JP8123832A patent/JPH09304629A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005088369A1 (ja) * | 2004-03-16 | 2005-09-22 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | 照射光伝達用光ファイバ及びそれを備えた光照射装置 |
| JPWO2005088369A1 (ja) * | 2004-03-16 | 2008-01-31 | 住友電気工業株式会社 | 照射光伝達用光ファイバ及びそれを備えた光照射装置 |
| US7561769B2 (en) | 2004-03-16 | 2009-07-14 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Optical fiber for irradiation-light transfer and light irradiation device equipped with the same |
| JP2016161795A (ja) * | 2015-03-03 | 2016-09-05 | 日本電信電話株式会社 | 光ケーブル中継接続用クロージャ |
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