JPH09304361A - 超音波ctを用いた計測システムおよび電磁波ctを用いた計測システム - Google Patents

超音波ctを用いた計測システムおよび電磁波ctを用いた計測システム

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JPH09304361A
JPH09304361A JP8141064A JP14106496A JPH09304361A JP H09304361 A JPH09304361 A JP H09304361A JP 8141064 A JP8141064 A JP 8141064A JP 14106496 A JP14106496 A JP 14106496A JP H09304361 A JPH09304361 A JP H09304361A
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JP
Japan
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ultrasonic
electromagnetic wave
probe
measurement system
probes
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JP8141064A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Tomita
勝彦 冨田
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Horiba Ltd
Original Assignee
Horiba Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 細胞などの微生物や、ゴミ、気泡などの異物
や、その他の微小物を測定対象とする超音波CTを用い
た計測システムおよび電磁波CTを用いた計測システム
を提供することであり、特に、微小物の外形構造の二次
元断層計測または三次元断層計測を確実に行うことがで
きる計測システムを提供すること。 【解決手段】 適宜厚さの基板2に穴3を凹設し、この
穴3の内周部側面に複数の超音波発信プローブ4および
複数の超音波受信プローブ5を形成するとともに、前記
基板2の上面に前記各プローブ4,5にそれぞれ連なる
複数のリード部8,9を設け、前記穴3内に試料を配置
し、その状態で、超音波発信プローブ4から超音波を発
信し、試料からの超音波を超音波受信プローブ5で受信
し、そのとき得られる受信信号に基づいて試料の断層情
報を得るようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、超音波CTを用
いた計測システムおよび電磁波CTを用いた計測システ
ムに関する。
【0002】
【発明の背景技術】従来の断層測定は、医療用がほとん
どであり、微生物の断層像の観察は、測定対象である微
生物それ自体を裁断して顕微鏡的手法で観察されるのが
一般的である。そして、微生物が生きている状態での観
察は、マクロ的な外部の動きの観察のみであり、微細な
対象にインピーダンスCTを用いた例はほとんどない。
また、従来のX線などによるCT法では、X線それ自体
の生物への悪影響が無視できず、微細な対象へのCTの
適用などは思いもよらなかった。
【0003】一方、微生物の活動で変化する化学物質
は、光走査型ポテンショメトリックセンサを用いて測定
することが試みられており、この光走査型ポテンショメ
トリックセンサの一つに、LAPSセンサ(Light
−Addressable Potentiometr
ic Sensor)がある。このLAPSセンサは、
近年、液体中あるいは物質中にしみこんだ液体中に溶存
している物質のpHを二次元的に測定するため開発され
たものであり、このようなセンサは、例えば、Jpn.
J.Appl.Phys.Vol.33(1994)p
p L394−L397に記載してあるように、一方の
面にイオンなどに感応するセンサ面を形成した半導体基
板を適宜の光でスキャンし、このスキャンによって、半
導体基板中に誘発された光電流を取り出すことにより測
定を行うことができる。
【0004】上記装置のセンサ部を直接計測したい対象
物質に挿入したり接触させることによって溶存物質の濃
度分布を測定する。得られたデータはコンピュータ処理
により、二次元または三次元の濃度分布画像として出力
される。ある時間での濃度分布のみならず、その変化の
様子をリアルタイムに追跡することができる。リアルタ
イムに得られた画像を、目視、CCDカメラなどによっ
て得られた電磁波画像と容易に比較できる。
【0005】そして、この出願の出願人は、上記光走査
型二次元濃度分布測定装置に関連した技術を、例えば特
願平7−39114号など多数特許出願しているところ
である。
【0006】しかしながら、上記光走査型二次元濃度分
布測定装置を用いてイオン濃度分布画像を測定する場
合、特に、その高濃度の測定においては、溶液のインピ
ーダンスが影響を与えることがあり、ある一定以上の精
度を期待することができない。そして、この光走査型二
次元濃度分布測定装置を用いた測定においては、センサ
面の欠陥や混入したゴミ、気泡など異物によって画像が
影響を受けることがある。また、この光走査型二次元濃
度分布測定装置を用いた測定は、本質的に界面だけの画
像であり、界面近くの三次元的異物の影響を判断するこ
とが困難である。
【0007】この発明は、上述の事柄に留意してなされ
たもので、その目的は、細胞などの微生物や、ゴミ、気
泡などの異物や、その他の微小物を測定対象とする超音
波CTを用いた計測システムおよび電磁波CTを用いた
計測システムを提供することであり、特に、微小物の外
形構造の二次元断層計測または三次元断層計測を確実に
行うことができる計測システムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の超音波CTを用いた計測システムは、適
宜厚さの基板に穴を凹設し、この穴の内周部側面に複数
の超音波発信プローブおよび複数の超音波受信プローブ
を形成するとともに、前記基板の上面に前記各プローブ
にそれぞれ連なる複数のリード部を設け、前記穴内に試
料を配置し、その状態で、超音波発信プローブから超音
波を発信し、試料からの超音波を超音波受信プローブで
受信し、そのとき得られる受信信号に基づいて試料の断
層情報を得るようにしている。
【0009】そして、この発明の超音波CTを用いた計
測システムは、適宜厚さの基板に貫通孔を開設し、この
貫通孔の内周部側面に複数の超音波発信プローブおよび
複数の超音波受信プローブを形成するとともに、前記基
板の上面に前記各プローブにそれぞれ連なる複数のリー
ド部を設けてなる超音波CT計測部を、半導体基板の上
面にセンサ面を有するとともに、半導体基板に対してプ
ローブ光を照射するように構成された光走査型二次元濃
度分布測定装置の前記センサ面の上方に設け、前記貫通
孔内に試料を配置し、その状態で、超音波発信プローブ
から超音波を発信し、試料からの超音波を超音波受信プ
ローブで受信し、そのとき得られる受信信号に基づいて
測定試料の断層情報を得る一方、光走査型二次元濃度分
布測定装置によって測定試料のイオン濃度情報を得るよ
うにしている。
【0010】また、この発明の超音波CTを用いた計測
システムは、半導体基板の上面にセンサ面を有するとと
もに、半導体基板に対してプローブ光を照射するように
構成された光走査型二次元濃度分布測定装置の前記セン
サ面の上方に、超音波発信機能と超音波受信機能とを兼
備した超音波プローブ体を設けている。
【0011】さらに、この発明の超音波CTを用いた計
測システムは、半導体基板の上面にセンサ面を有すると
ともに、半導体基板に対してプローブ光を照射するよう
に構成された光走査型二次元濃度分布測定装置の前記セ
ンサ面の上方に、超音波発信機能をのみを有する超音波
プローブ体を設けている。
【0012】また、この発明の電磁波CTを用いた計測
システムは、適宜厚さの基板に穴を凹設し、この穴の内
周部側面に複数の電磁波発信プローブおよび複数の電磁
波受信プローブを形成するとともに、前記基板の上面に
前記各プローブにそれぞれ連なる複数のリード部を設
け、前記穴内に試料を配置し、その状態で、電磁波発信
プローブから電磁波を発信し、試料からの電磁波を電磁
波受信プローブで受信し、そのとき得られる受信信号に
基づいて試料の断層情報を得るようにしている。
【0013】一方、この発明の電磁波CTを用いた計測
システムは、適宜厚さの基板に貫通孔を開設し、この貫
通孔の内周部側面に複数の電磁波発信部と複数の電磁波
受信部とを形成するとともに、前記基板の上面に電磁波
発信部と電磁波受信部にそれぞれ連なる複数のリード部
を設けた電磁波送受信基板を、半導体基板の上面にセン
サ面を有するとともに、半導体基板に対してプローブ光
を照射するように構成された光走査型二次元濃度分布測
定装置の前記センサ面の上方に設け、前記貫通孔内に試
料を配置し、その状態で、電磁波発信部から電磁波を発
信し、試料からの電磁波を電磁波受信部で受信し、その
とき得られる受信信号に基づいて測定試料の断層情報を
得る一方、光走査型二次元濃度分布測定装置によって測
定試料のイオン濃度情報を得るようにしている。
【0014】また、半導体基板の上面にセンサ面を有す
るとともに、半導体基板に対してプローブ光を照射する
ように構成された光走査型二次元濃度分布測定装置の前
記センサ面の上方に、電磁波発信機能と電磁波受信機能
とを兼備した電磁波プローブ体を設けている。
【0015】さらに、半導体基板の上面にセンサ面を有
するとともに、半導体基板に対してプローブ光を照射す
るように構成された光走査型二次元濃度分布測定装置の
前記センサ面の上方に、電磁波発信機能をのみを有する
電磁波プローブ体を設けている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好ましい実施例
を、図を参照しながら説明する。図1は、この発明の第
1実施例に係る超音波CTを用いた計測システムの一例
を示し、この図において、1は超音波CT計測部で、次
のように構成されている。すなわち、2はガラス板、酸
化膜を被覆したシリコン基板や、その他の材料よりなる
適宜厚さの絶縁性基板で、そのほぼ中央には、溶液など
を収容するための適宜径の穴(以下、試料収容部とい
う)3が凹設されている。
【0017】前記試料収容部3の内周部側面には、微細
パターンの手法により複数の微小な超音波発信プローブ
4と超音波受信プローブ5とが点対象の位置関係になる
ように互いに対向して形成されている。すなわち、図示
例では、穴3の一つの仮想的直径Dを境にして、右側に
複数の超音波発信プローブ4が、左側にこれと同数の超
音波受信プローブ5が、それぞれ形成されている。6,
7はそれぞれ発信部側ターミナル部、受信部側ターミナ
ル部で、各プローブ4,5とはリード部8,9を介して
接続されている。なお、図示は省略しているが、試料収
容部3を除く他の部分は絶縁性の防水層で覆われてい
る。
【0018】10,11は各ターミナル部6,7とコン
ピュータ12との間に設けられる制御ボックス、12は
コンピュータである。このコンピュータ12は、制御ボ
ックス10,11に対して制御信号を送出するととも
に、これら10,11からの信号を公知のアルゴリズム
を用いて演算処理し、その結果を断層画像13としてカ
ラーディスプレイなどの表示部14に表示するととも
に、得られたデータはメモリ(図示してない)に保存す
る。
【0019】上記図1に示した第1実施例の超音波CT
を用いた計測システムにおいては、試料収容部3に例え
ば細菌など微生物を含んだ試料としての溶液(図示して
ない)を収容する。この溶液は微量でよく、したがっ
て、その厚みは大きくない。このような溶液に対して、
超音波発信プローブ4から超音波を発する。この超音波
は、溶液中にある音響インピーダンスが異なった微生物
を透過または反射し、微生物を透過または反射した超音
波のエネルギーは、超音波受信プローブ5によって受信
される。そして、この超音波受信プローブ5から出力さ
れる信号がコンピュータ12に入力され、公知のアルゴ
リズムを用いて演算処理して、断層画像データを求め、
その結果を断層画像13として表示部14に表示した
り、断層画像データをメモリに格納するのである。
【0020】つまり、第1実施例の超音波CTを用いた
計測システムによれば、試料内における微生物の配置や
微生物の内部観察が可能になる。特に、微生物が活動し
てコロニーを形成する場合の分布の計測が可能になる。
【0021】図1に示した実施例においては、超音波C
T計測部1における試料収容部3を平面視円形とし、そ
の円周内壁面に超音波発信プローブ4および超音波受信
プローブ5を形成していたが、これに代えて、図2に示
すように、試料収容部3を平面視矩形とし、その対向す
る二辺に超音波発信プローブ4および超音波受信プロー
ブ5をそれぞれ複数設けるようにしてもよい。
【0022】そして、図1または図2において、各プロ
ーブ4,5をそれぞれ上下方向に複数段設けるようにし
てもよく、さらに、一つのプローブに超音波発信機能と
超音波受信機能とを兼備させるようにしてもよい。
【0023】図3は、この発明の第2実施例に係る超音
波CTを用いた計測システムを示し、この図において、
15は超音波CT計測部16と光走査型二次元濃度分布
測定装置17とからなる複合計測部である。
【0024】前記超音波CT計測部16は、上記図1ま
たは図2に示される超音波CT計測部1を立体化したも
ので、複数の超音波発信プローブ4および超音波受信プ
ローブ5を有する超音波CT計測部1を複数枚上下方向
に積層し、これによって、試料収容部としての貫通孔1
8の内周側面に複数のプローブ4,5が上下に複数段積
層されるようにしている。19はコンピュータ12から
の指令に基づいて超音波発信プローブ4および超音波受
信プローブ5の動作を制御したり、超音波CT計測部1
6からの信号をコンピュータ12に送り出すための制御
ボックスである。このように構成された超音波CT計測
部16によれば、試料収容部18に試料を収容し、第1
実施例と同様にすることにより、微生物を含んだ試料の
三次元的な断層画像を測定することができる。
【0025】前記光走査型二次元濃度分布測定装置17
は、例えば次のように構成されている。すなわち、図3
において、20はセンサ部で、例えばシリコンなどの半
導体よりなる基板21の一方の面(図示例では上面)に
SiO2 層22、Si3 4層23を熱酸化、CVDな
どの手法によって順次形成してなるもので、水素イオン
に応答するように形成されている。この実施例では、セ
ンサ面であるSi3 4 層23の上面に超音波CT計測
部16の試料収容部18が形成されている。つまり、試
料収容部18は、超音波CT計測部13と光走査型二次
元濃度分布測定装置17とに共通に設けられている。
【0026】そして、CE、REはセンサ面23の上方
に設けられる対極、比較電極で、後述するポテンショス
タット29に接続されている。また、OCは半導体基板
21に設けられる電流信号取出し用のオーミック電極
で、後述する電流−電圧変換器30および演算増幅回路
31を介してポテンショスタット29に接続されてい
る。
【0027】24は前記センサ部20の半導体基板21
に対してプローブ光25を照射する光照射部で、例えば
レーザ光源26とこれを二次元方向、つまり、X方向
(図示例では左右方向)とY方向(図示例では、紙面に
垂直な方向)に移動させるための光源走査部27とから
なる。
【0028】28はコンピュータ12からの指令に基づ
いてセンサ部16および光照射部24を制御したり、セ
ンサ部16からの信号をコンピュータ9に送り出すため
の制御ボックスであって、半導体基板21に適宜のバイ
アス電圧を印加するためのポテンショスタット29、半
導体基板21に形成されたオーミック電極OCから取り
出される電流信号を電圧信号に変換する電流−電圧変換
器30、この電流−電圧変換器30からの信号が入力さ
れる演算増幅回路31、この演算増幅回路31と信号を
授受したり、走査制御装置27に対する制御信号を出力
するインターフェイスボード32などよりなる。
【0029】上記構成の光走査型二次元濃度分布測定装
置17は、センサ面23に接するように、例えば試料と
して微生物Bを含む溶液Sを収容する。この溶液Sも微
量である。この溶液Sに対極CEおよび比較電極REを
浸漬する。この状態で、半導体基板21に空乏層が発生
するように、ポテンショスタット29からの直流電圧を
比較電極REとオーミック電極OCとの間に印加して、
半導体基板21に所定のバイアス電圧を印加する。この
状態で半導体基板21に対してプローブ光25を一定周
期(例えば、10kHz)で断続的に照射することによ
って半導体基板21に交流光電流を発生させる。この光
電流は、半導体基板21の照射点に対向する点で、セン
サ面23に接している溶液SにおけるpHを反映した値
であり、その値を測定することにより、この部分でのp
H値を知ることができる。
【0030】前記電流信号を制御ボックス28を介して
コンピュータ12に入力し、位置信号(X,Y)と電流
量とにより、pHを表す二次元画像情報が得られ、これ
に基づいてpH二次元画像を表示部14に表示すること
ができる。このときの計測データをメモリに保存できる
ことはいうまでもない。
【0031】図3に示した第2実施例の超音波CTを用
いた計測システムによれば、前記第1実施例のものの作
用効果に加えて、同一条件での試料におけるpHの分布
画像情報と、溶液S中に含まれる微生物Bの三次元断層
画像情報とを同時に得ることができ、表示部14に溶液
SにおけるpH分布画像と溶液S中に含まれる微生物B
の三次元断層画像とを同時に表示することができる。
【0032】なお、第2実施例において、超音波CT計
測部16を第1実施例で示した超音波CT計測部1のみ
の構成することもでき、その場合、同一条件での試料で
ある溶液SにおけるpHの分布画像と、溶液S中に含ま
れる微生物Bの二次元断層画像を得ることができること
はいうまでもない。
【0033】また、一つのプローブに超音波発信機能と
超音波受信機能とを兼備させるようにしてもよい。
【0034】そして、第2実施例においては、超音波C
T計測部16と光走査型二次元濃度分布測定装置17に
個別に制御ボックス19,28を設けているが、これに
代えて、超音波CT計測部16と光走査型二次元濃度分
布測定装置17に共通の制御ボックスを一つだけ設ける
ようにしてもよい。
【0035】上述した第1、第2実施例においては、超
音波CT計測部1,16における超音波発信プローブ
4、超音波受信プローブ5が円形または円筒状に配置さ
れたものであったが、これらのプローブ4,5の配置構
造はこれに限られるものではなく、図3に示した光走査
型二次元濃度分布測定装置17のセンサ面23と組み合
わせた構造とすることもできる。以下、これについて、
図4以下の図を参照しながら説明する。
【0036】図4は、この発明の第3実施例に係る超音
波CTを用いた計測システムを示し、この図において、
33は光走査型二次元濃度分布測定装置で、このセンサ
部20および光照射部24の構成は、前記第2実施例に
おける光走査型二次元濃度分布測定装置17と実質的に
変わることがない。34はセンサ面23の上部に形成さ
れる試料収容部である。
【0037】また、35はセンサ面23の上方に設けら
れる超音波プローブ体で、超音波発信機能と超音波受信
機能とを兼備した単一の超音波プローブからなる。この
超音波プローブ体35は、プローブ走査機構36によっ
て、図中両矢印37で示すX方向およびこれと直交する
Y方向(紙面に垂直な方向)に二次元的に移動できるよ
うに構成されている。38はコンピュータ12からの指
令に基づいて超音波プローブ体35の動作を制御した
り、超音波プローブ体35からの信号をコンピュータ1
2に送り出すための制御ボックスである。
【0038】図4に示すように構成された超音波CTを
用いた計測システムにおいては、試料収容部34に例え
ば細菌など微生物Bを含んだ試料としての溶液Sを収容
し、その状態で超音波プローブ体35を二次元的に移動
させながら、超音波を溶液Sに向けて発する。この超音
波は、溶液S中にある音響インピーダンスが異なった微
生物Bで反射し、その反射した超音波のエネルギーは、
超音波プローブ体35によって受信される。そして、超
音波プローブ体35から出力される信号がコンピュータ
12に入力され、公知のアルゴリズムを用いて演算処理
することにより、断層画像情報が得られる。
【0039】そして、上記超音波プローブ体35による
超音波CT計測の際、光走査型二次元濃度分布測定装置
33におけるセンサ部20の半導体基板21に対してプ
ローブ光25を二次元的に走査しながら照射することに
より、溶液SのpHを表す二次元画像情報が得られる。
【0040】つまり、この第3実施例においても、同一
条件での溶液SにおけるpHの分布画像情報と、溶液S
中に含まれる微生物Bの三次元断層画像情報とを同時に
得ることができ、表示部14に試料におけるpH分布画
像と試料中に含まれる微生物の三次元断層画像とを同時
に表示することができる。したがって、この第3実施例
の超音波CTを用いた計測システムにおいても、試料S
内における微生物Bの配置や微生物Bの内部観察が可能
になる。特に、微生物Bが活動してコロニーを形成する
場合の分布の計測が可能になる。
【0041】図4に示した実施例では、超音波プローブ
体35が超音波発信機能と超音波受信機能とを兼備した
単一の超音波プローブからなるものであったが、超音波
プローブ体として、複数の超音波プローブを複数設けた
ものであってもよい。すなわち、図5において、39は
超音波発信機能と超音波受信機能とを兼備した複数の超
音波プローブ40を、図中の矢印41で示す方向に一直
線状に配置した超音波プローブ体である。42はこの超
音波プローブ体39を前記矢印41と直交する方向(紙
面に垂直な方向)に移動させるプローブ体走査機構であ
る。43はコンピュータ12からの指令に基づいて超音
波プローブ体39の動作を制御したり、超音波プローブ
体39からの信号をコンピュータ12に送り出すための
制御ボックスである。
【0042】このように構成された超音波CTを用いた
計測システムにおいては、超音波プローブ体39を前記
矢印41と直交する方向に移動させることにより、溶液
Sおよび微生物Bを二次元方向に走査することができ
る。この実施例の動作および効果は、図4に示した実施
例と同様であるので、その詳細な説明は省略する。
【0043】そして、図5に示した実施例においては、
超音波プローブ体39が超音波発信機能と超音波受信機
能とを兼備した複数の超音波プローブ40を一直線状
(一次元的)に配置したものであったが、これに代え
て、超音波プローブ40を二次元方向にマトリックス状
に設けた超音波プローブ体としてもよく、このようにし
た場合、超音波プローブ体を動かす必要がない。
【0044】上記図4および図5に示した実施例におい
ては、超音波プローブ体35,39が超音波発信機能と
超音波受信機能とを兼備していたが、超音波プローブ体
としては超音波発信機能のみを備えたものを用い、光走
査型二次元濃度分布測定装置33に超音波受信機能を分
担させるようにしてもよい。以下、これについて、図6
および図7を参照しながら詳細に説明する。
【0045】まず、図6は、この発明の第4実施例に係
る超音波CTを用いた計測システムを示し、この図にお
いて、44はセンサ面23の上方に設けられる超音波プ
ローブ体で、超音波発信機能のみを備えた単一の超音波
プローブからなる。この超音波プローブ体44は、プロ
ーブ走査機構45によって、図中両矢印46で示すX方
向およびこれと直交するY方向(紙面に垂直な方向)に
二次元的に移動できるように構成されている。47はコ
ンピュータ12からの指令に基づいて超音波プローブ体
44の動作を制御する制御ボックスである。
【0046】図6に示すように構成された超音波CTを
用いた計測システムにおいては、試料収容部34に例え
ば細菌など微生物Bを含んだ試料としての溶液Sを収容
し、その状態で超音波プローブ体44を二次元的に移動
させながら、超音波を溶液Sに向けて発する。この超音
波は、溶液S中にある音響インピーダンスが異なった微
生物Bで反射し、その反射した超音波のエネルギーによ
って、溶液Sにおける電位に変化が生じ、これが光走査
型二次元濃度分布測定装置33のセンサ面23によって
検知される。そして、この検知結果はコンピュータ12
に入力され、公知のアルゴリズムを用いて演算処理する
ことにより、断層画像情報が得られる。この場合、光照
射部26によるプローブ光25の照射は行わない。
【0047】前記超音波プローブ体44による超音波C
T計測の後、光走査型二次元濃度分布測定装置33にお
けるセンサ部20の半導体基板21に対してプローブ光
25を二次元的に走査しながら照射することにより、溶
液SのpHを表す二次元画像情報が得られる。
【0048】そして、前記超音波CT計測の際得られた
断層画像情報と光走査型二次元濃度分布測定装置33に
よる計測の際得られた二次元画像情報をコンピュータ1
2において合成することにより、同一条件での溶液Sに
おけるpHの分布画像情報と、溶液S中に含まれる微生
物Bの三次元断層画像情報とを得ることができ、表示部
14に試料におけるpH分布画像と試料中に含まれる微
生物の三次元断層画像とを表示することができる。した
がって、この第3実施例の超音波CTを用いた計測シス
テムにおいても、試料S内における微生物Bの配置や微
生物Bの内部観察が可能になる。特に、微生物Bが活動
してコロニーを形成する場合の分布の計測が可能にな
る。
【0049】図6に示した実施例では、超音波プローブ
体44が超音波発信機能のみを備えた単一の超音波プロ
ーブからなるものであったが、超音波プローブ体とし
て、複数の超音波プローブを複数設けたものであっても
よい。すなわち、図7において、48は超音波発信機能
のみを備えた複数の超音波プローブ49を、図中の矢印
50で示す方向に一直線状に配置した超音波プローブ体
である。51はこの超音波プローブ体48を前記矢印5
0と直交する方向(紙面に垂直な方向)に移動させるプ
ローブ体走査機構である。52はコンピュータ12から
の指令に基づいて超音波プローブ体48の動作を制御し
たり、超音波プローブ体48からの信号をコンピュータ
12に送り出すための制御ボックスである。
【0050】このように構成された超音波CTを用いた
計測システムにおいては、超音波プローブ体48を前記
矢印50と直交する方向に移動させることにより、溶液
Sおよび微生物Bを二次元方向に走査することができ
る。この実施例の動作および効果は、図6に示した実施
例と同様であるので、その詳細な説明は省略する。
【0051】そして、図7に示した実施例においては、
超音波プローブ体48が超音波発信機能のみを備えた複
数の超音波プローブ49を一直線状(一次元的)に配置
したものであったが、これに代えて、超音波プローブ4
9を二次元方向にマトリックス状に設けた超音波プロー
ブ体としてもよく、このようにした場合、超音波プロー
ブ体を動かす必要がない。
【0052】なお、上述の各実施例においては、光走査
型二次元濃度分布測定装置17のセンサ面23は水素イ
オンに感応するように形成されていたが、このセンサ面
23を適宜の応答物質で修飾することにより、例えばカ
ルシウムイオンやナトリウムイオンなど他のイオン濃度
を測定することのできる。
【0053】また、この発明で試料は溶液のみに限られ
ず、ゲル状であってもよいことはいうまでもない。
【0054】上述の第1〜第4の実施例では、試料Sに
対して照射するエネルギーは全て超音波エネルギーであ
ったが、この発明は、これに限られるものではなく、超
音波に代えて電磁波を用いてもよい。すなわち、上記各
実施例における超音波発信プローブや超音波受信プロー
ブに代えて、電磁波発信プローブや超音波受信プローブ
を用いることにより同様の計測を行うことができる。
【0055】すなわち、X線からミリ波までの幅広い電
磁波領域での電磁波を微小測定対象に放射し、その透過
または反射エネルギーを受信し、超音波のときと同様
に、多数の投影データから照射面に再構成画像を得るた
めにCT方式で演算して、微小物の断面計測と三次元画
像計測を行うことができる。そして、上述したように、
試料Sは、薄い溶液層であるので、試料Sを透過した
り、反射する可能性は高い。したがって、可視光、赤外
光、紫外光、X線など各種の電磁波を用いることができ
る。特に、紫外光やX線は測定対象が生物以外の微小物
である場合好適である。
【0056】
【発明の効果】この発明は、以上のような形態で実施さ
れ、以下のような効果を奏する。
【0057】 この発明の超音波CTを用いた計測シ
ステムおよび電磁波CTを用いた計測システムによれ
ば、試料内における微生物の配置や微生物の内部観察が
可能になる。特に、微生物が活動してコロニーを形成す
る場合の分布の計測が可能になる。
【0058】 センサ面の欠陥によるものや混入した
ゴミや気泡などの測定対象外の本質的に変化しない異物
などによる画像の欠陥を、三次元的な画像からその異物
が何であるかを特定できる。
【0059】 界面近くの三次元的異物の三次元情報
を下にした光走査型二次元濃度分布測定装置でのイオン
濃度分布画像が可能になり、本質的に界面だけの画像か
ら、広義の厚みのある界面での前提的状況を二次元画像
で把握できる。
【0060】 特に、細胞や細菌などの微生物やゴミ
などの異物やその他の微小な物の外形や内部構造の二次
元的、三次元的断層計測が可能になる。
【0061】 二次元断層画像や三次元断層画像によ
り、光照射部測定対象である微生物などの位置情報が明
確になり、その周辺のイオン濃度分布をも計測すること
ができ、従来にない新しい計測が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例の超音波CTを用いた計
測システムを概略的に示す斜視図である。
【図2】前記第1実施例の変形例を示す要部の斜視図で
ある。
【図3】この発明の第2実施例の超音波CTを用いた計
測システムをその要部を断面して示す図である。
【図4】この発明の第3実施例の超音波CTを用いた計
測システムをその要部を断面して示す図である。
【図5】前記第3実施例の変形例を示す要部の断面図で
ある。
【図6】この発明の第4実施例の超音波CTを用いた計
測システムをその要部を断面して示す図である。
【図7】前記第4実施例の変形例を示す要部の断面図で
ある。
【符号の説明】
2…基板、3…穴、4…超音波発信プローブ、5…超音
波受信プローブ、8,9…リード部、16…超音波CT
計測部、17,33…光走査型二次元濃度分布測定装
置、18…貫通孔、20…半導体基板、23…センサ
面、25…プローブ光、35,39,44,48…超音
波プローブ体、40,49…超音波プローブ、S…試
料。

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適宜厚さの基板に穴を凹設し、この穴の
    内周部側面に複数の超音波発信プローブおよび複数の超
    音波受信プローブを形成するとともに、前記基板の上面
    に前記各プローブにそれぞれ連なる複数のリード部を設
    け、前記穴内に試料を配置し、その状態で、超音波受信
    プローブから超音波を発信し、試料からの超音波を超音
    波受信プローブで受信し、そのとき得られる受信信号に
    基づいて試料の断層情報を得るようにしたことを特徴と
    する超音波CTを用いた計測システム。
  2. 【請求項2】 適宜厚さの基板に貫通孔を開設し、この
    貫通孔の内周部側面に複数の超音波発信プローブおよび
    複数の超音波受信プローブを形成するとともに、前記基
    板の上面に前記各プローブにそれぞれ連なる複数のリー
    ド部を設けてなる超音波CT計測部を、半導体基板の上
    面にセンサ面を有するとともに、半導体基板に対してプ
    ローブ光を照射するように構成された光走査型二次元濃
    度分布測定装置の前記センサ面の上方に設け、前記貫通
    孔内に試料を配置し、その状態で、超音波発信プローブ
    から超音波を発信し、試料からの超音波を超音波受信プ
    ローブで受信し、そのとき得られる受信信号に基づいて
    測定試料の断層情報を得る一方、光走査型二次元濃度分
    布測定装置によって測定試料のイオン濃度情報を得るよ
    うにしたことを特徴とする超音波CTを用いた計測シス
    テム。
  3. 【請求項3】 超音波発信プローブおよび超音波受信プ
    ローブがそれぞれ上下方向に複数段設けられている請求
    項1または2に記載の超音波CTを用いた計測システ
    ム。
  4. 【請求項4】 一つのプローブに超音波発信機能と超音
    波受信機能とを兼備させた請求項1〜3のいずれかに記
    載の超音波CTを用いた計測システム。
  5. 【請求項5】 半導体基板の上面にセンサ面を有すると
    ともに、半導体基板に対してプローブ光を照射するよう
    に構成された光走査型二次元濃度分布測定装置の前記セ
    ンサ面の上方に、超音波発信機能と超音波受信機能とを
    兼備した超音波プローブ体を設けたことを特徴とする超
    音波CTを用いた計測システム。
  6. 【請求項6】 超音波プローブ体が超音波発信機能と超
    音波受信機能とを兼備した単一の超音波プローブからな
    り、超音波プローブ体をセンサ面と平行かつその二次元
    方向に移動させるように構成した請求項5に記載の超音
    波CTを用いた計測システム。
  7. 【請求項7】 超音波プローブ体が超音波発信機能と超
    音波受信機能とを兼備した複数の超音波プローブを一次
    元方向に複数配置したものからなり、超音波プローブ体
    を前記配置方向と直交しかつセンサ面と平行に移動させ
    るように構成した請求項5に記載の超音波CTを用いた
    計測システム。
  8. 【請求項8】 超音波プローブ体が超音波発信機能と超
    音波受信機能とを兼備した複数の超音波プローブを二次
    元方向に複数配置したものからなる請求項5に記載の超
    音波CTを用いた計測システム。
  9. 【請求項9】 半導体基板の上面にセンサ面を有すると
    ともに、半導体基板に対してプローブ光を照射するよう
    に構成された光走査型二次元濃度分布測定装置の前記セ
    ンサ面の上方に、超音波発信機能をのみを有する超音波
    プローブ体を設けたことを特徴とする超音波CTを用い
    た計測システム。
  10. 【請求項10】 超音波プローブ体が超音波発信機能を
    のみを有する単一の超音波プローブからなり、超音波プ
    ローブ体をセンサ面と平行かつその二次元方向に移動さ
    せるように構成した請求項9に記載の超音波CTを用い
    た計測システム。
  11. 【請求項11】 超音波プローブ体が超音波発信機能の
    みを有する複数の超音波プローブを一次元方向に複数配
    置したものからなり、超音波プローブ体を前記配置方向
    と直交しかつセンサ面と平行に移動させるように構成し
    た請求項9に記載の超音波CTを用いた計測システム。
  12. 【請求項12】 超音波プローブ体が超音波発信機能の
    みを有する複数の超音波プローブを二次元方向に複数配
    置したものからなる請求項9に記載の超音波CTを用い
    た計測システム。
  13. 【請求項13】 適宜厚さの基板に穴を凹設し、この穴
    の内周部側面に複数の電磁波発信プローブおよび複数の
    電磁波受信プローブを形成するとともに、前記基板の上
    面に前記各プローブにそれぞれ連なる複数のリード部を
    設け、前記穴内に試料を配置し、その状態で、電磁波発
    信プローブから電磁波を発信し、試料からの電磁波を電
    磁波受信プローブで受信し、そのとき得られる受信信号
    に基づいて試料の断層情報を得るようにしたことを特徴
    とする電磁波CTを用いた計測システム。
  14. 【請求項14】 適宜厚さの基板に貫通孔を開設し、こ
    の貫通孔の内周部側面に複数の電磁波発信プローブおよ
    び複数の電磁波受信プローブを形成するとともに、前記
    基板の上面に前記各プローブにそれぞれ連なる複数のリ
    ード部を設けてなる電磁波CT計測部を、半導体基板の
    上面にセンサ面を有するとともに、半導体基板に対して
    プローブ光を照射するように構成された光走査型二次元
    濃度分布測定装置の前記センサ面の上方に設け、前記貫
    通孔内に試料を配置し、その状態で、電磁波発信プロー
    ブから電磁波を発信し、試料からの電磁波を電磁波受信
    プローブで受信し、そのとき得られる受信信号に基づい
    て測定試料の断層情報を得る一方、光走査型二次元濃度
    分布測定装置によって測定試料のイオン濃度情報を得る
    ようにしたことを特徴とする電磁波CTを用いた計測シ
    ステム。
  15. 【請求項15】 電磁波発信プローブおよび電磁波受信
    プローブがそれぞれ上下方向に複数段設けられている請
    求項13または14に記載の電磁波CTを用いた計測シ
    ステム。
  16. 【請求項16】 一つのプローブに電磁波発信機能と電
    磁波受信機能とを兼備させた請求項13〜15のいずれ
    かに記載の超音波CTを用いた計測システム。
  17. 【請求項17】 半導体基板の上面にセンサ面を有する
    とともに、半導体基板に対してプローブ光を照射するよ
    うに構成された光走査型二次元濃度分布測定装置の前記
    センサ面の上方に、電磁波発信機能と電磁波受信機能と
    を兼備した電磁波プローブ体を設けたことを特徴とする
    電磁波CTを用いた計測システム。
  18. 【請求項18】 電磁波プローブ体が電磁波発信機能と
    電磁波受信機能とを兼備した単一の電磁波プローブから
    なり、電磁波プローブ体をセンサ面と平行かつその二次
    元方向に移動させるように構成した請求項17に記載の
    電磁波CTを用いた計測システム。
  19. 【請求項19】 電磁波プローブ体が電磁波発信機能と
    電磁波受信機能とを兼備した複数の電磁波プローブを一
    次元方向に複数配置したものからなり、電磁波プローブ
    体を前記配置方向と直交しかつセンサ面と平行に移動さ
    せるように構成した請求項17に記載の電磁波CTを用
    いた計測システム。
  20. 【請求項20】 電磁波プローブ体が電磁波発信機能と
    電磁波受信機能とを兼備した複数の電磁波プローブを二
    次元方向に複数配置したものからなる請求項15に記載
    の電磁波CTを用いた計測システム。
  21. 【請求項21】 半導体基板の上面にセンサ面を有する
    とともに、半導体基板に対してプローブ光を照射するよ
    うに構成された光走査型二次元濃度分布測定装置の前記
    センサ面の上方に、電磁波発信機能をのみを有する電磁
    波プローブ体を設けたことを特徴とする電磁波CTを用
    いた計測システム。
  22. 【請求項22】 電磁波プローブ体が電磁波発信機能を
    のみを有する単一の電磁波プローブからなり、電磁波プ
    ローブ体をセンサ面と平行かつその二次元方向に移動さ
    せるように構成した請求項21に記載の電磁波CTを用
    いた計測システム。
  23. 【請求項23】 電磁波プローブ体が電磁波発信機能の
    みを有する複数の電磁波プローブを一次元方向に複数配
    置したものからなり、電磁波プローブ体を前記配置方向
    と直交しかつセンサ面と平行に移動させるように構成し
    た請求項21に記載の電磁波CTを用いた計測システ
    ム。
  24. 【請求項24】 電磁波プローブ体が電磁波発信機能の
    みを有する複数の電磁波プローブを二次元方向に複数配
    置したものからなる請求項21に記載の電磁波CTを用
    いた計測システム。
JP8141064A 1996-05-10 1996-05-10 超音波ctを用いた計測システムおよび電磁波ctを用いた計測システム Pending JPH09304361A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015052784A (ja) * 2013-08-26 2015-03-19 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ モジュール式検査システム
CN116990391A (zh) * 2023-09-27 2023-11-03 江苏迪莫工业智能科技有限公司 一种轴承检测系统及检测方法

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