JPH09304359A - 原子炉の炉内検査装置 - Google Patents
原子炉の炉内検査装置Info
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Abstract
査装置を提供しようとするものである。 【解決手段】原子炉圧力容器内へ支持手段14で支持し
た検査手段17を入れて、前記検査手段17を検査対象
物4へ押し付け手段28で押し付ける原子炉の炉内検査
装置において、前記支持手段14は、実質的に全長に渡
り折り曲げ自在な柔軟な構造体を有し、前記柔軟な構造
体に前記検査手段17を取り付けた保持フレ−ム18と
から成り、前記押し付け手段28として、前記支持手段
14に支持されており、流体の噴出29の反力を前記検
査手段17の押し付け力とする原子炉の炉内検査装置。
Description
で使用される炉内検査装置の技術分野に属し、例えば、
原子炉圧力容器内にある炉内構造物の一つであるシュラ
ウドに関連した溶接線をシュラウド外面側から検査を行
う装置に好適なものである。
溶接線をシュラウドの外面から検査する炉内検査装置
は、特願平6−252221 号で出願済みである。
向移動機構が設けられ、該移動機構に軸方向移動可能で
且つ複数の屈曲機構を持つマストが取り付けられ、該マ
ストの先端に検査手段として超音波探触子を設けたもの
で、超音波探触子をシュラウド外面に沿って走査させ、
シュラウドの溶接線の健全性を確認する内容が開示され
ている。
炉圧力容器内壁面とシュラウド外壁面との間に入れられ
て検査作業に供せられるが、シュラウドの中間胴中間高
さ付近から下の方には原子炉圧力容器内壁面とシュラウ
ド外壁面との間にジェットポンプの設備などが多く存在
しているので、その設備とシュラウド外壁面との間は一
層狭隘になっている。
動力源により屈曲させるため、屈曲機構をマスト内部に
組み込む必要があり、マストにその機構の組込み余裕が
必要であるから、マストの厚さは増大し、重量も増す。
重量が増せば強度を上げるように自ずとマストを太くせ
ざる得ない。
空間が必要であることから、シュラウドとジェットポン
プ間が狭隘なプラントに於いては、適用が困難な場合が
あった。
し設置後マストを屈曲させる構造であるために、屈曲後
のマスト長さは設置時より短くなる。
を到達させることが困難であった。本発明の目的は、狭
隘な場所での炉内検査を可能とする炉内検査装置を提供
することにある。
の第1手段は、原子炉圧力容器内へ支持手段で支持した
検査手段を入れて、前記検査手段を検査対象物へ押し付
け手段で押し付ける原子炉の炉内検査装置において、前
記支持手段は、実質的に全長に渡り折り曲げ自在な柔軟
な構造体を有し、前記柔軟な構造体に前記検査手段を取
り付けた保持フレームとから成り、前記押し付け手段と
して、前記支持手段に支持されており、流体の噴出反力
を前記検査手段の押し付け力とする流体の噴出手段、を
備えている事を特徴とした原子炉の炉内検査装置であ
り、前記原子炉圧力容器内に前記支持手段を垂れ下げて
検査手段を前記支持手段で懸垂支持し、前記流体の噴出
手段から流体を噴出させて、その噴出反力により前記保
持フレームを前記検査手段ごと検査対象物方向に寄せて
前記検査手段を前記検査対象物に押し当てて前記検査対
象物を前記検査手段で検査する作用が得られる。
記柔軟な構造体に流体の噴出手段を、前記柔軟な構造体
を前記流体の噴出手段による噴出反力で検査対象物方向
に寄せる向きにして、装備してあることを特徴とした原
子炉の炉内検査装置であり、第1手段による作用に加え
て、前記柔軟な構造体からなる支持手段を前記流体の噴
出手段による流体の噴出反力で検査対象物方向に貼り付
かせて支持手段が狭隘部で邪魔に成らないように、又検
査手段が検査対象物から支持手段の自重による水平分力
で離れないようにする作用が得られる。
記柔軟な構造体は、チェーンエレメントの軸が原子炉圧
力容器の周方向に向けられたチェーンを、前記周方向に
間隔をあけて並列に配備された構成を備えることを特徴
とした原子炉の炉内検査装置であり、チェーンのチェー
ンエレメントの軸が原子炉圧力容器の周方向に向けられ
ているから、周方向には剛性が高くなり、検査手段を周
方向に走査する際に支持手段が柔軟な構造体にも係らず
周方向の走査が正確に成せるという作用が得られる。
記並列の各チェーンは抑え板で連結されて並行間隔が一
定に維持されていることを特徴とした原子炉の炉内検査
装置であり、前記並列の各チェーンは抑え板で連結され
て相対的動きの自由度を少なくしているから、支持手段
の周方向への剛性がより高くなり、検査手段を周方向に
走査する際に支持手段が柔軟な構造体にも係らず周方向
の走査がより正確に成せるという作用が得られる。
記抑え板で囲んで、検査手段へのケーブルと流体の噴出
手段へのホースをチェーンに沿って装備してあることを
特徴とした原子炉の炉内検査装置であり、第4手段によ
る作用に加えて、前記ケーブルや前記ホースは前記抑え
板で囲まれて前記チェーンと一体的に移動出来、ばらつ
くことも無いから、前記ケーブルや前記ホースの取扱が
容易であるという作用が得られる。
までのいずれか一手段において、原子炉圧力容器内のシ
ュラウドの上部に着脱自在に装備される検査装置本体
と、前記検査装置本体を前記シュラウド沿いに周方向へ
移動させる周方向移動手段と、前記検査装置本体から支
持手段を上下方向に移動させる昇降手段とを備えたこと
を特徴とした原子炉の炉内検査装置であり、前記検査装
置本体を前記シュラウドの上部に取り付けて、周方向移
動手段で前記検査装置本体を前記シュラウド沿いに移動
させることで支持手段を周方向に移動させ、さらには昇
降手段で支持手段を上下動させ、検査手段の走査と位置
決めとが容易に成せるという作用が得られる。
記支持手段に移動自在なチェーンスプロケットを介して
張力を付与する張力付与手段を装備し、前記チェーンス
プロケットの移動ストロークを検査手段の走査ストロー
クの1/2倍以上にしてあることを特徴とした原子炉の
炉内検査装置であり、第6手段による作用に加えて、チ
ェーンに張力を付与して弛みや緩みの無い状態のチェー
ンをチェーンスプロケットをストロークさせながら昇降
手段で繰り出して検査手段を走査することが出来るか
ら、その走査量に狂いが生じにくいという作用が得られ
る。
までのいずれか一手段において、流体の噴出手段からの
噴出エネルギーを少なくとも強弱2段階に変更する手段
を備えていることを特徴とした原子炉の炉内検査装置で
あり、第1手段から第7手段までのいずれか一手段によ
る作用に加えて、前記噴出エネルギーを強くすることに
より検査手段の検査対象物への押し付け力を充分に得、
前記噴出エネルギーを弱くすることにより検査手段の検
査対象物への押し付け力を弱くして検査手段が支持手段
とともに検査対象物沿いに移動しやすく成るという作用
が得られる。
までのいずれか一手段において、保持フレームは検査対
象物方向に回転して出退自在なリンクを備え、前記リン
クに流体の噴出手段と検査手段とを装備してあることを
特徴とした原子炉の炉内検査装置であり、第1手段から
第8手段までのいずれか一手段による作用に加えて、前
記流体の噴出手段からの流体の噴出反力で前記リンクは
回転して検査対象物方向に出没して検査手段が前記検査
対象物に押し付けられて検査に供せられる作用が得られ
る。
に従って説明する。
は、同じく平断面がリング状のシュラウド1が原子炉圧
力容器内の冷却水(炉水)に水没して装備されている。
上部フランジ9に設置し、下部胴4を検査している状態
を示している。
しては円筒状をしており、一般に上部胴2,中間胴3,
下部胴4の3つに区分される。
下部胴4の順で小さくなっている。図1はそれらの一部
を切り取った状態を表している。
り、その上下に周溶接線6が存在する。
が存在し、下部胴4の下側にもシュラウドサポート7と
の周溶接6が存在する。
している。
上部フランジ9上に走行自在に且つ着脱自在に設置され
た検査装置本体8,検査装置本体8から上下方向に繰り
出し繰込自在に支持した支持手段14,支持手段14下
端に取り付けられて支持された保持フレーム18,保持
フレーム18に取り付けられた検査手段17、などによ
り構成される。
ンジ9上を走行するための駆動モータ33と駆動輪10
が設けられ、駆動輪10の脱落を防止するためにシュラ
ウド1の外面側及び内面側にそれぞれ少なくとも1つ以
上のガイド車輪11が設けられている。
に、周方向移動量を測定するためのエンコーダ12を設
ける。
の直径に合せてテーパをつけるのが望ましい。
として、上下動可能なように取り付けられている。
ーン16を間隔をあけて並行配置し目ズレが生じないよ
うに互いに連結したものを用いる。
されるので、原子炉内に設置されるジェットポンプを支
持するジェットポンプライザブレース(図示せず)とシ
ュラウド1との隙間のような狭隘部へアクセスできるよ
う、十分に薄くすることができる。
が設けてあり、支持手段14をシュラウドの中間胴3の
壁面に倣わせることができる。
構成されるため、任意位置での折り曲げが可能なので、
検査装置本体8の内部にある昇降用駆動ギア21によ
り、検査装置本体8の下部が屈曲したまま支持手段14
を上下動させることが可能である。
プレート34の上面まで検査手段17を容易に接近させ
ることができる。
れを保持するための保持フレーム18が設けてある。
探触子19とテレビカメラ20を搭載している。
側面図である。
置決め精度を確保するためにできるだけ下側に位置させ
る。
6の弛みによる目ズレ防止のため、上側の出口付近にも
駆動ギア22を配置する。
3によるテンション機構が張力付与手段として設け、駆
動ギア間で常に一定の張力をチェーン16に与えること
で、チェーン16の弛み及び外れ防止を図る。
ケット40はチェーンスプロケット40を押し上げるよ
うに作用するエアーシリンダ23に回転自在に取り付け
られ、そのエアーシリンダ23によりチェーンスプロケ
ット40移動ストロークは検査手段の走査ストロークの
1/2以上とされ、図3の点線位置にまでチェーンスプ
ロケット40はストロークすることが出来、上方の駆動
ギヤが固定されていても、そのチェーンスプロケット4
0の2倍の量が駆動ギヤにより下方へ弛み無く繰り出し
できる。
のである。
ンエレメントの連続体であり、連結点は屈曲自在である
から、実質的にチェーン16の全長に渡り何所でも屈曲
できる柔軟性を備え、屈曲方向は図4の中心線Aを回転
中心とする回転方向であり、その中心線A(チェーンエ
レメントの軸心方向)長手方向には屈曲しない。
隔で抑え板35により互いに連結される。
空隙24の中に超音波信号ケーブル25,カメラからの
映像信号ケーブル26,水ホース27等を組込む。
8の構造を表わしたものである。
少なくとも1つ以上の押し付け手段28が設けてあり、
ここから水流29を噴出させることで、シュラウドの下
部胴4壁面への押付け力を得る。
と、そのノズルに接続されたホースと、前記ホースを通
じてポンプで昇圧した高圧流体をノズルに供給する高圧
流体の供給手段とから成り、ノズルからの噴出エネルギ
ーを変更したい場合には、ポンプによる昇圧程度を変更
するか、ノズルへの供給流体量をポンプ吐出口近傍の流
体流路に設けた調整弁で絞り込むなどして変更する。
プラントによって差異がある。
ランジを介した円筒状と、図6(b)に示すような逆円錐
状に大別できる。
曲げ可能であるため、いずれの構造のシュラウド下部胴
にも対応可能である。
る。
ず)等により装置を炉内へ吊り込む。この際、取り扱い
易いように、装置の形状は図2に示すような最短状態と
しておく。
(図示せず)に当たらない位置で、シュラウド上部フラ
ンジ9に装置を乗せる。
シュラウド内面側ガイド車輪(図示せず)は、装置設置
を容易にするため、シュラウド上部フランジ9の内面か
ら大きく離しておく。
際の監視は、装置とは別に用意した水中TVカメラ(図
示せず)等で行う。
ド1をはさんでガイド車輪11と対向する位置に検査装
置本体8に設けられた内面側ガイド車輪(図示せず)
を、エアシリンダ(図示せず)によりシュラウド上部フ
ランジ9の内面に密着させる。このことにより、装置は
シュラウド上部フランジの外面及び内面から押さえられ
ることになり、装置がシュラウド1から脱落することは
なくなる。
により屈曲機構13をまっすぐな状態から曲げた状態に
し、検査手段17をシュラウドの中間胴3に倣わせる。
1により、目的とする検査開始位置まで検査手段17を
移動させる。
考慮し、駆動系とは別に設けてあるガイド車輪11に接
続したエンコーダ12からの信号により行う。
1に直結したエンコーダ(図示せず)からの信号により行
う。
査してシュラウド1の検査を行う。走査の際の駆動源及
び位置検出方法は移動時と同様である。
ので、上下方向にガタが生じ易い。そのため走査パター
ンは、図9(a)に示す矩形走査ではなく、図9(b)に示
す櫛形走査の方が望ましい。
支持手段14の弛みを最小限とするため、上側の駆動ギ
ア22を機械的または電気的にロックさせ、エアーシリ
ンダ23に一定のテンションをかける。
持手段14を上下動させる。
のために必要な上下動ストロークの2分の1よりも大き
く設定してあり、上側の駆動ギア22をロックさせた状
態でも十分に検査動作が可能である。
波探触子19をシュラウド1の壁面に押し付ける。
可能とし、例えば、超音波探触子19による検査中は流
量を大きくしてシュラウド1への接触性を高め、超音波
探触子19を移動させる際は流量を小さくしてシュラウ
ド1との摩擦抵抗を軽減させる。
ョンフロアに設置された仮設ポンプ(図示せず)で汲み
上げ、加圧した後、支持手段14に組み込まれた水ホー
ス27の中を通り、押し付け手段28へ供給される。
撤去する。
5下側の周溶接線6を検査している様子を表している。
構造では検査できないので、専用の保持フレーム30を
チェーン16の下端に付け替える。
へ回転して進退するリンク31による機構を備え、最先
端のリンク31の回転端には超音波探触子19と押し付
け手段とを有し、エアーシリンダ32をフリーな状態に
して押し付け手段から水流29を噴出させることによる
反力で、超音波探触子19を装備したリンク31が下部
胴側に回転して突きでて行き支持手段14を曲げること
無く超音波探触子19に装備した超音波探触子19をシ
ュラウド1の下部胴外面に接触させることができる。
側に格納する際は、水流29を停止させ、エアーシリン
ダ32を縮める方向に駆動して格納する。
り出しの駆動源として水流29を、格納の駆動源として
エアーシリンダ32を用いたが、ボールネジ等による代
替を妨げるものではない。
例である。
む検査装置本体8の下部も表裏逆にすることにより、原
子炉圧力容器内壁(図示せず)に検査手段17を接触さ
せ、検査することが可能となる。
器内の、例えば、ジェットポンプライザブレースとシュ
ラウドとの間、の極めて狭隘な箇所があっても、シュラ
ウド下部近くまでに検査手段を挿入して検査することが
可能であるという効果が得られる。
による効果に加えて、流体を噴出した反力で支持手段を
曲げることができるので狭隘部への検査手段のアクセス
が容易と成る。
による効果に加えて、支持手段の剛性を高めることがで
きるので検査手段の走査と位置決めとが容易と成る。
による効果に加えて、支持手段の剛性をさらに高めて一
層検査手段の走査と位置決めとが容易と成る。
による効果に加えて、ケーブルやホースは抑え板で拘束
されてチェーンの移動に対する追従性が向上し、ばらつ
きをも防止するから、取扱が容易と成る。
求項5までのいずれか一項の発明による効果に加えて、
検査装置本体自体を検査対象物自体乃至は検査対象近く
に設置して、検査手段のシュラウド沿いの周方向と上下
方向の移動が確実且つ容易と成る。
による効果に加えて、検査手段の走査と位置決めが正確
に成せる。
求項7までのいずれか一項の発明による効果に加えて、
少なくとも検査手段の検査対象物への押し付け力を検査
時には大きく、移動時には小さくして、確実な検査と移
動の容易さとを両立させることが出来る。
求項8までのいずれか一項の発明による効果に加えて、
T字型のコーナ部の検査が行えるという効果が得られ
る。
力容器内のシュラウドに組み付けて検査作業状態を示し
た斜視図である。
力容器内のシュラウドに組み付け直後の状態を示した斜
視図である。
を示した概念図である。
トの平面図である。
ある。
状を左半分表示にて示す立面図であり、(a)図が図1
の実施例に採用したシュラウドを、(b)図が他の形状
のシュラウドをそれぞれ示した図である。
近傍の立面図である。
面を検査するための炉内検査装置を原子炉圧力容器内の
シュラウドに組み付けて検査作業状態を示した斜視図で
ある。
おける走査パターンを示した図であり、(a)図は矩形
型パタ−ンを、(b)図は櫛型パタ−ンを示した図であ
る。
胴、5…フランジ、6…周溶接線、7…シュラウドサポ
ート、8…検査装置本体、9…シュラウド上部フラン
ジ、10…駆動輪、11…ガイド車輪、12…エンコー
ダ、13…屈曲機構、14…支持手段、15,23,3
2…エアーシリンダ、16…チェーン、17…検査手
段、18…保持フレ−ム、19…超音波探触子、20…
TVカメラ、21…昇降用駆動ギア、22…駆動ギア、
24…空隙、25…超音波信号ケーブル、26…映像信
号ケーブル、27…水ホース、28…押し付け手段、2
9…水流、30…保持フレ−ム、31…リンク、33…
駆動モータ、34…バッフルプレート、35…抑え板。
Claims (9)
- 【請求項1】原子炉圧力容器内へ支持手段で支持した検
査手段を入れて、前記検査手段を検査対象物へ押し付け
手段で押し付ける原子炉の炉内検査装置において、 前記支持手段は、実質的に全長に渡り折り曲げ自在な柔
軟な構造体を有し、前記柔軟な構造体に前記検査手段を
取り付けた保持フレームとから成り、 前記押し付け手段として、前記支持手段に支持されてお
り、流体の噴出反力を前記検査手段の押し付け力とする
流体の噴出手段、を備えている事を特徴とした原子炉の
炉内検査装置。 - 【請求項2】請求項1において、前記柔軟な構造体に流
体の噴出手段を、前記柔軟な構造体を前記流体の噴出手
段による噴出反力で検査対象物方向に寄せる向きにし
て、装備してあることを特徴とした原子炉の炉内検査装
置。 - 【請求項3】請求項2において、前記柔軟な構造体は、
チェーンエレメントの軸が原子炉圧力容器の周方向に向
けられたチェーンを、前記周方向に間隔をあけて並列に
配備された構成を備えることを特徴とした原子炉の炉内
検査装置。 - 【請求項4】請求項3において、前記並列の各チェーン
は抑え板で連結されて並行間隔が一定に維持されている
ことを特徴とした原子炉の炉内検査装置。 - 【請求項5】請求項4において、前記抑え板で囲んで、
検査手段へのケーブルと流体の噴出手段へのホースをチ
ェーンに沿って装備してあることを特徴とした原子炉の
炉内検査装置。 - 【請求項6】請求項1から請求項5までのいずれか一項
において、原子炉圧力容器内のシュラウドの上部に着脱
自在に装備される検査装置本体と、前記検査装置本体を
前記シュラウド沿いに周方向へ移動させる周方向移動手
段と、前記検査装置本体から支持手段を上下方向に移動
させる昇降手段とを備えたことを特徴とした原子炉の炉
内検査装置。 - 【請求項7】請求項6において、前記支持手段に移動自
在なチェーンスプロケットを介して張力を付与する張力
付与手段を装備し、前記チェーンスプロケットの移動ス
トロークを検査手段の走査ストロークの1/2倍以上に
してあることを特徴とした原子炉の炉内検査装置。 - 【請求項8】請求項1から請求項7までのいずれか一項
において、流体の噴出手段からの噴出エネルギーを少な
くとも強弱2段階に変更する手段を備えていることを特
徴とした原子炉の炉内検査装置。 - 【請求項9】請求項1から請求項8までのいずれか一項
において、保持フレームは検査対象物方向に回転して出
退自在なリンクを備え、前記リンクに流体の噴出手段と
検査手段とを装備してあることを特徴とした原子炉の炉
内検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12434896A JP3288924B2 (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | 原子炉の炉内検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12434896A JP3288924B2 (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | 原子炉の炉内検査装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09304359A true JPH09304359A (ja) | 1997-11-28 |
JP3288924B2 JP3288924B2 (ja) | 2002-06-04 |
Family
ID=14883155
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12434896A Expired - Fee Related JP3288924B2 (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | 原子炉の炉内検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3288924B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007232437A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Toshiba Corp | 原子炉炉内構造物の点検検査装置および点検検査方法 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4080377B2 (ja) * | 2003-05-21 | 2008-04-23 | コスモ石油株式会社 | 非破壊検査方法および非破壊検査装置 |
EP2149887B1 (en) | 2007-05-22 | 2015-11-04 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Device and method for preventive maintenance and repair of cylindrical structure |
JP2009115782A (ja) * | 2007-10-19 | 2009-05-28 | Toshiba Corp | 倣い装置 |
-
1996
- 1996-05-20 JP JP12434896A patent/JP3288924B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2007232437A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Toshiba Corp | 原子炉炉内構造物の点検検査装置および点検検査方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3288924B2 (ja) | 2002-06-04 |
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