JPH09304194A - 温度センサ及びその製造方法 - Google Patents

温度センサ及びその製造方法

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JPH09304194A
JPH09304194A JP12359296A JP12359296A JPH09304194A JP H09304194 A JPH09304194 A JP H09304194A JP 12359296 A JP12359296 A JP 12359296A JP 12359296 A JP12359296 A JP 12359296A JP H09304194 A JPH09304194 A JP H09304194A
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JP
Japan
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temperature
platinum
coil
alloy thin
temperature sensor
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JP12359296A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kobayashi
博 小林
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、雰囲気温度の変化に対し早い応答
性をもって精度よく温度検出を行うことを目的とする。 【解決手段】 温度検知部1は、二酸化ジルコニウムの
円筒体2にコイル状に巻回した測温抵抗体としての白金
−ロジウム合金細線4を二酸化ジルコニウム3a,3b
で被覆した構造とし、被検雰囲気にさらして温度検出を
行うようにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、自動車用
の排気温度センサ等として用いられる温度センサ及びそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の温度センサを、自動車用の排気温
度センサに例をとって説明すると、自動車には排気中の
CO等の酸化反応を促進させ低減するための触媒コンバ
ータ等が備えられており、その触媒の昇温チェック等の
ために触媒コンバータの部分に排気温度センサが取り付
けられている。従来のこのような排気温度センサは、先
端部が閉じたステンレスパイプの内部に温度検知部が収
納された構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の温度センサにあっては、温度検知部が先端部
の閉じたステンレスパイプに内蔵された構造となってい
たため、雰囲気温度の変化に対し早い応答性を持ってい
なかった。
【0004】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
雰囲気温度の変化に対し早い応答性をもって精度よく温
度検出を行うことができる温度センサ及びその製造方法
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の温度センサの発明は、温度検知部を
被検雰囲気にさらして温度検出を行う温度センサであっ
て、前記温度検知部は、二酸化ジルコニウムの円筒体に
コイル状に巻回した測温抵抗体としての白金−ロジウム
合金細線を二酸化ジルコニウムで被覆した構造としてな
ることを要旨とする。この構成により、温度検知部は、
熱容量が小さく抑えられ、またコイル状に巻回された測
温抵抗体としての白金−ロジウム合金細線上には、一般
磁器に比べると熱伝導率の大きい二酸化ジルコニウムが
被覆され、さらに被検雰囲気にさらされて使用されるの
で、雰囲気温度の変化に対し早い応答性をもって温度検
出を行うことが可能となる。
【0006】請求項2記載の温度センサの発明は、上記
請求項1記載の温度センサにおいて、前記白金−ロジウ
ム合金細線は、少なくとも2層に巻回してなることを要
旨とする。この構成により、温度検知部が小型コンパク
トになり、さらに熱容量が小さく抑えられて雰囲気温度
の変化に対し一層早い応答性をもって温度検出を行うこ
とが可能となる。
【0007】請求項3記載の温度センサの発明は、請求
項2記載の温度センサにおいて、隣接する層間における
前記白金−ロジウム合金細線の巻回態様は、一方のコイ
ル状白金−ロジウム合金細線間に他方のコイル状白金−
ロジウム合金細線が位置するように重なり合いを避けた
構成としてなることを要旨とする。この構成により、抵
抗値測定の際に、測温抵抗体である白金−ロジウム合金
細線に電流が流れたときの自己加熱による影響が抑えら
れる。
【0008】請求項4記載の温度センサの製造方法の発
明は、円筒状で肉厚に対し十分に長い長さをもつ二酸化
ジルコニウムの生地上に測温抵抗体としての白金−ロジ
ウム合金細線をコイル状に巻き回すとともに前記白金−
ロジウム合金細線の両端に白金製の電極細管を固定する
工程と、コイル状に巻回した前記白金−ロジウム合金細
線の全体及び前記電極細管の少なくとも固定部を被うよ
うに二酸化ジルコニウムの生地を塗布する工程と、前記
二酸化ジルコニウムの高温焼成を行って焼成固化された
二酸化ジルコニウムの円筒状体にコイル状の前記白金−
ロジウム合金細線と前記電極細管の少なくとも固定部と
を埋め込んだ構造とする工程とを有することを要旨とす
る。この構成により、二酸化ジルコニウムの円筒体にコ
イル状に巻回した白金−ロジウム合金細線を二酸化ジル
コニウムで被覆した構造をもつ温度検知部を備えた温度
センサが製造される。
【0009】
【発明の効果】請求項1記載の温度センサによれば、温
度検知部を被検雰囲気にさらして温度検出を行う温度セ
ンサであって、前記温度検知部は、二酸化ジルコニウム
の円筒体にコイル状に巻回した測温抵抗体としての白金
−ロジウム合金細線を二酸化ジルコニウムで被覆した構
造としたため、温度検知部は、熱容量が小さく抑えら
れ、また白金−ロジウム合金細線への雰囲気温度の熱伝
導性が良好となって、雰囲気温度の変化に対し早い応答
性をもって温度検出を行うことができる。
【0010】請求項2記載の温度センサによれば、前記
白金−ロジウム合金細線は、少なくとも2層に巻回した
ため、温度検知部が小型コンパクトになり、さらに熱容
量が小さく抑えられて雰囲気温度の変化に対し一層早い
応答性をもって温度検出を行うことができる。
【0011】請求項3記載の温度センサによれば、隣接
する層間における前記白金−ロジウム合金細線の巻回態
様は、一方のコイル状白金−ロジウム合金細線間に他方
のコイル状白金−ロジウム合金細線が位置するように重
なり合いを避けた構成としたため、抵抗値測定の際に、
測温抵抗体である白金−ロジウム合金細線に電流が流れ
たときの自己加熱による影響が抑えられて高精度の温度
検出を行うことができる。
【0012】請求項4記載の温度センサの製造方法によ
れば、円筒状で肉厚に対し十分に長い長さをもつ二酸化
ジルコニウムの生地上に測温抵抗体としての白金−ロジ
ウム合金細線をコイル状に巻き回すとともに前記白金−
ロジウム合金細線の両端に白金製の電極細管を固定する
工程と、コイル状に巻回した前記白金−ロジウム合金細
線の全体及び前記電極細管の少なくとも固定部を被うよ
うに二酸化ジルコニウムの生地を塗布する工程と、前記
二酸化ジルコニウムの高温焼成を行って焼成固化された
二酸化ジルコニウムの円筒状体にコイル状の前記白金−
ロジウム合金細線と前記電極細管の少なくとも固定部と
を埋め込んだ構造とする工程とを具備させたため、雰囲
気温度の変化に対し早い応答性をもって温度検出を行う
ことができる温度検知部を備えた温度センサを製造する
ことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
乃至図10に基づいて説明する。まず、図1、図2を用
いて、温度センサにおける温度検知部の構成を説明す
る。温度検知部1は、自動車の排気等の被検雰囲気にさ
らして早い応答性をもって温度検出が行えるように、高
融点で耐食性が大きく一般磁器に比べると熱伝導率の大
きい二酸化ジルコニウム(以下、ZrO2 と記す)の円
筒状体に、コイル状に二重に巻回された測温抵抗体とし
ての白金−ロジウム(以下、Pt−Rhと記す)合金細
線4が埋め込まれた構造となっている。即ち、図1、図
2において、外径2mmφ、肉厚が0.2mm程度で、肉厚
に対し十分に長い長さをもつZrO2 の円筒体2上に、
第1層のコイル状巻線となる30μmφ程度のPt−R
h(10%)合金細線4が約60μmの間隔pで60タ
ーン程度巻回されている。第1層のコイル状Pt−Rh
合金細線4は、1層目の焼成固化されたZrO2 3aで
被覆され、その上に第2層のコイル状巻線となるPt−
Rh合金細線4が、第1層と同じく約60μmの間隔p
で60ターン程度巻回されている。第1層のコイル状巻
線と第2層のコイル状巻線とは、1本のPt−Rh合金
細線4が続けて巻回され、第1層のPt−Rh合金細線
4と第2層のPt−Rh合金細線4の巻回態様は、図2
に示すように、第1層のコイル状Pt−Rh合金細線4
の間に第2層のコイル状Pt−Rh合金細線4が位置す
るように、細線同士の重なり合いを避けた構成となって
いる。そして第2層のコイル状Pt−Rh合金細線4上
に、2層目の焼成固化されたZrO2 3bが被覆されて
いる。円筒体2、1層目、2層目の被膜3a,3bで構
成されたZrO2 の円筒状体の全体寸法は、外径が2.
4mmφ、肉厚が0.4mm、内径が1.6mmφ程度で、温
度検知部1の熱容量が小さい値に抑えられるように小型
に形成されている。図2においては、5は、外径0.2
mmφ、内径0.1mmφ程度のPtの電極細管であり、P
t−Rh合金細線4の両端に嵌め込まれてスポット溶接
で接合されている。電極細管5の他方には、測温抵抗体
としてのPt−Rh合金細線4の引き出し線である0.
1mmφ程度のPtワイヤ6が圧入後にかしめ又はスポッ
ト溶接により接合されている。
【0014】図3は、上述のように構成された温度検知
部1が組み込まれた温度センサの全体構成を示してい
る。温度検知部1は、アルミナ保護管7の先端部分に組
み込まれた後、金属パイプ8の内部に配置されている。
金属パイプ8の先端部には貫通孔8aが開けられて温度
検知部1が被検雰囲気にさらされるようになっている。
9はフランジ、10はネジ部、11は締付けナット、1
2は継手、13はシリコンゴム製の補助リング、14は
編組チューブである。
【0015】次に、Pt−Rh合金細線4におけるRh
含有量を10%とした理由及び必要細線長等を図4乃至
図8を用いて説明する。抵抗温度係数が1×10-2/℃
〜1×10-3/℃の値をもつ抵抗線の抵抗値の温度変化
から最大1500℃の温度変化を求めるには常温で10
0Ω以上の抵抗値が必要となる。本実施の形態では、直
径が30μmφのPt−Rh(10%)合金細線4を用
い、常温で500Ωの抵抗値をもたせるため細線長は約
2mとしている。
【0016】PtとRhの合金化により、表1に示すよ
うに、抵抗温度係数はRhの含有量が増大するとともに
低下するが、一方引張り強度は増大する。また図4に示
すように、抵抗温度係数Tcrは、Rh20%以上では略
一定の値をもつ。図5に示すように、比抵抗μはRh2
0%まで増大し、20%を越えると低下する。図6には
代表的な工業用セラミックスの線膨張係数αの値を80
0℃まで示した。また図7にはPtとPt−Rh(10
%)合金の線膨張係数αを示し、図8には同じくPtと
Pt−Rh(10%)合金の抵抗温度係数Tcrを示し
た。図6、図7から、Pt−Rh合金のなかで6〜13
%のRh含有量を持たせるとZrO2 の線膨張係数αに
近付けることができ、急激な温度変化があってもZrO
2 とPt−Rh合金細線との間でクラック発生やPt−
Rh合金細線の断線が起こりにくくなる。また抵抗温度
係数Tcrから考えると図4に示したようにRhを20%
以上含有させるメリットはなく、13%以内に抑えるこ
とが望ましい。そして張り強度から考えてもRhの含有
量は6%以上で10%程度が妥当となる。
【0017】
【表1】 次に、温度検知部1の製造方法を図9を用いて説明す
る。Pt−Rh合金細線4の両端にPt電極細管5を嵌
め込み、スポット溶接でPt−Rh合金細線4とPt電
極細管5とを接合したものを準備する(図9(a))。
ZrO2 の円筒体2生地の端部にPt電極細管5を圧接
して仮固定し、第1層のコイル状巻線となるPt−Rh
合金細線4を約60μmの間隔で60ターン程度巻回す
る(同図(b))。第1層のコイル状Pt−Rh合金細
線4の全体とPt電極細管5の接合部近傍を被うように
1層目のZrO2 生地3aを塗布する(同図(c))。
1層目のZrO2 生地3aの乾燥後、その上に第2層の
コイル状巻線となるPt−Rh合金細線4を、第1層と
同じく約60μmの間隔で60ターン程度巻回する。こ
のとき、前記図2に示したように、第1層のコイル状P
t−Rh合金細線4の間に第2層のコイル状Pt−Rh
合金細線4が位置するように、細線同士の重なり合いを
避けるようにする(同図(d))。第2層のコイル状P
t−Rh合金細線4の全体を被うように2層目のZrO
2 生地3bを塗布し、乾燥後、ZrO2生地3a,3b
を高温焼成し、温度検知部1を完成する(同図
(e))。
【0018】次いで、上述のように製造された温度検知
部1をアルミナ保護管7の先端部分に組み込むまでの製
造工程を図10を用いて説明する。温度検知部1を準備
し(図10(a))、電極細管5に0.1mmφのPtワ
イヤ6を圧入し(同図(b))、かしめ又はスポット溶
接により電極細管5とPtワイヤ6を接合する(同図
(c))。Ptワイヤ6とともに温度検知部1の後部側
をアルミナ保護管7の先端部分に挿入し(同図
(d))、アルミナ保護管7の後部から液状セメントあ
るいはガラスからなる封止材を注入し、温度検知部1側
から真空引きしてアルミナ保護管7内及び温度検知部1
の挿入部等に封止材を引き込み、焼成により封止材を固
化して温度検知部1をアルミナ保護管7の先端部分に組
み込み固定する(同図(e))。
【0019】次に、上述のように構成された温度センサ
の作用を説明する。本実施の形態の温度センサは、例え
ば自動車用触媒コンバータの前、後あるいは後流側に取
り付けられて排気温度を検出し、電熱触媒の昇温チェッ
クや三元触媒の熱劣化防止の目的等に使用される。この
ような仕様態様において、温度検知部1は、一般磁器に
比べると熱伝導率が大きいZrO2 により外径が2.4
mmφ、肉厚が0.4mm、内径が1.6mmφ程度に形成さ
れた円筒状体内に、Pt−Rh(10%)合金細線4が
二重に巻回されて、小型コンパクトで熱容量が小さく抑
えられ、さらに自動車の排気等の被検雰囲気に直接さら
されて使用されるので、雰囲気温度の変化に対し、従来
例に比べると1/10程度の早い応答性をもって温度検
出を行うことが可能となる。
【0020】また、第1層のPt−Rh合金細線4と第
2層のPt−Rh合金細線4の巻回態様は、第1層のコ
イル状Pt−Rh合金細線4の間に第2層のコイル状P
t−Rh合金細線4が位置するように、細線同士の重な
り合いを避けた構成となっているので、抵抗値測定の際
に、測温抵抗体であるコイル状Pt−Rh合金細線に電
流が流れたときの自己加熱による影響が抑えられて高精
度の温度検出が可能となる。
【0021】さらに、Pt−Rh合金細線4は、Rh含
有量を10%として、その線膨張係数αをZrO2 の線
膨張係数αに近付けたので、急激な温度変化があっても
ZrO2 とPt−Rh合金細線との間でクラック発生や
Pt−Rh合金細線の断線発生が抑えられる。
【0022】なお、上述の実施の形態において、Pt−
Rh合金細線4のコイル状巻線層数は、第1層と第2層
の二重巻きとしたが、三重巻き以上としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る温度センサの実施の形態における
温度検知部を示す側断面図である。
【図2】図1における電極細管の接合部近傍を示す拡大
図である。
【図3】本実施の形態における温度センサを示す側断面
図である。
【図4】Pt−Rh合金のRh含有量と抵抗温度係数の
関係を示す特性図である。
【図5】Pt−Rh合金のRh含有量と比抵抗の関係を
示す特性図である。
【図6】代表的な工業用セラミックスの温度と線膨張係
数の関係を示す特性図である。
【図7】Pt−Rh10%合金の温度と線膨張係数の関
係を示す特性図である。
【図8】Pt−Rh10%合金の温度と抵抗温度係数の
関係を示す特性図である。
【図9】上記実施の形態における温度検知部部分の製造
方法を示す工程図である。
【図10】図9で製造された温度検知部をアルミナ保護
管の先端部分に組み込むまでの製造方法を示す工程図で
ある。
【符号の説明】
1 温度検知部 2 円筒体 3a 1層目のZrO2 被覆 3b 2層目のZrO2 被覆 4 Pt−Rh合金細線 5 電極細管 7 アルミナ保護管

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度検知部を被検雰囲気にさらして温度
    検出を行う温度センサであって、前記温度検知部は、二
    酸化ジルコニウムの円筒体にコイル状に巻回した測温抵
    抗体としての白金−ロジウム合金細線を二酸化ジルコニ
    ウムで被覆した構造としてなることを特徴とする温度セ
    ンサ。
  2. 【請求項2】 前記白金−ロジウム合金細線は、少なく
    とも2層に巻回してなることを特徴とする請求項1記載
    の温度センサ。
  3. 【請求項3】 隣接する層間における前記白金−ロジウ
    ム合金細線の巻回態様は、一方のコイル状白金−ロジウ
    ム合金細線間に他方のコイル状白金−ロジウム合金細線
    が位置するように重なり合いを避けた構成としてなるこ
    とを特徴とする請求項2記載の温度センサ。
  4. 【請求項4】 円筒状で肉厚に対し十分に長い長さをも
    つ二酸化ジルコニウムの生地上に測温抵抗体としての白
    金−ロジウム合金細線をコイル状に巻き回すとともに前
    記白金−ロジウム合金細線の両端に白金製の電極細管を
    固定する工程と、コイル状に巻回した前記白金−ロジウ
    ム合金細線の全体及び前記電極細管の少なくとも固定部
    を被うように二酸化ジルコニウムの生地を塗布する工程
    と、前記二酸化ジルコニウムの高温焼成を行って焼成固
    化された二酸化ジルコニウムの円筒状体にコイル状の前
    記白金−ロジウム合金細線と前記電極細管の少なくとも
    固定部とを埋め込んだ構造とする工程とを有することを
    特徴とする温度センサの製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100324352B1 (ko) * 1999-09-01 2002-02-16 이충진 감응도가 빠르면서 정확하게 온도지시를 하는 침적소모형 열전대
JP2008151601A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Netsushin:Kk 素子と絶縁樹脂の同径型白金測温抵抗体及びその製造方法
CN104848958A (zh) * 2014-11-25 2015-08-19 重庆斯凯力科技有限公司 排气温度传感器

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