JPH09304011A - 赤外線干渉計 - Google Patents

赤外線干渉計

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JPH09304011A
JPH09304011A JP8117751A JP11775196A JPH09304011A JP H09304011 A JPH09304011 A JP H09304011A JP 8117751 A JP8117751 A JP 8117751A JP 11775196 A JP11775196 A JP 11775196A JP H09304011 A JPH09304011 A JP H09304011A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
focus
infrared
cover
opening
condenser lens
Prior art date
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Pending
Application number
JP8117751A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Ichikawa
元 市川
Shigeo Mizoroke
茂男 御菩薩池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
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Publication of JPH09304011A publication Critical patent/JPH09304011A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取り扱いが容易な赤外線干渉計を提供する。 【解決手段】 赤外線を射出する赤外線レーザと、赤外
線レーザから射出された赤外線を集光する集光レンズ2
と、を有する赤外線干渉計において、集光レンズ2の焦
点7を通過した赤外線を射出する開口3cが形成され、
焦点7を収納する焦点カバー3を集光レンズ2に取り付
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、赤外線レーザと集
光レンズを用いた赤外線干渉計に関する。
【0002】
【従来の技術】赤外線干渉計として、例えば、波長が約
10μmの赤外線を使用したものが知られており、射出
される光のコヒーレンシーが要求されるため、このよう
な赤外線干渉計の光源としてレーザが使用される。しか
し、この10μm帯の波長は常温物体が放射する赤外線
波長でもあるので、迷光の影響を除去するためには光源
のパワーを大きくする必要があり、光源として高出力レ
ーザが採用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、高出力
レーザを使用した場合、レーザが集光する焦点付近では
輝度が高くなり、この部分での照射による発熱も大きく
なるので、赤外線干渉計の取り扱いに注意が必要とな
る。
【0004】本発明の目的は、取り扱いが容易な赤外線
干渉計を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】実施の形態を示す図1〜
5に対応づけて説明すると、請求項1に記載の発明は、
赤外線を射出する赤外線レーザと、赤外線レーザから射
出された赤外線を集光する集光レンズ2と、を有する赤
外線干渉計に適用される。そして、集光レンズ2の焦点
7を通過した赤外線を射出する開口3cが形成され、焦
点7を収納する焦点カバー3を設けることにより上述の
目的が達成される。請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の赤外線干渉計において、焦点カバー13の開口
13cの部分に、焦点7Aにおいて赤外線を反射するミ
ラー14を着脱可能とするものである。請求項3に記載
の発明は、請求項1に記載の赤外線干渉計において、焦
点カバー33の開口33cの部分に、開口33cを通過
する赤外線の絞り34を取り付けるものである。請求項
4に記載の発明は、請求項1に記載の赤外線干渉計にお
いて、焦点カバー43を、集光レンズ42と開口との間
に形成される赤外線の光束に即した形状とするものであ
る。
【0006】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
【0007】
【発明の実施の形態】
−第1の実施の形態− 以下、図1を用いて本発明による赤外線干渉計の第1の
実施の形態について説明する。図1において、1は赤外
線干渉計本体、1aは赤外線干渉計本体に開口された射
出口、2は射出口1aに対向して取り付けられた集光レ
ンズ、3は集光レンズ2に取り付けられた焦点カバーで
ある。焦点カバー3は円筒部3aと、円柱状の開口3c
が形成された円板部3bとからなり、円筒部3aを介し
て焦点カバー3が集光レンズ2に取り付けられている。
【0008】図1に示すように、赤外線干渉計本体1か
ら射出される測定光5は、射出口1aを通過して集光レ
ンズ2に入射し、集光レンズ2により集光されて焦点7
を形成する。焦点7を通過した光は焦点カバー3の開口
3cを介して焦点カバー3の外側に射出される。
【0009】図1に示すように、焦点7は焦点カバー3
により取り囲まれる位置にあり、焦点カバー3の端面3
d(円盤部3bの外側の表面)から焦点7までの距離L
を充分に確保しているので、オペレータが誤って焦点7
の付近に触れてしまうおそれがない。したがって、赤外
線干渉計の取り扱いが容易になる。
【0010】−第2の実施の形態− 以下、図2を用いて本発明による赤外線干渉計の第2の
実施の形態について説明する。図2において、12は集
光レンズ、13は集光レンズ12に対して取り付けられ
た焦点カバー、14は焦点カバー13に対して着脱可能
とされたミラーである。焦点カバー13は円筒部13a
と、終端部13bとからなり、終端部13bには円柱状
の開口13c、およびミラー14と嵌合する嵌合部13
dが形成されている。焦点カバー13は円筒部13aを
介して集光レンズ12に螺合される。ミラー14には反
射面14aを備える突出部14bが形成され、突出部1
4bを開口13cに螺進させてミラー14を嵌合部13
dと嵌合させることにより、ミラー14が焦点カバー1
3に取り付けられる。
【0011】不図示の赤外線干渉計本体から射出される
測定光5Aは、集光レンズ12により集光されて焦点7
Aを形成する。図2に示すように、焦点7Aは焦点カバ
ー13に取り付けられたミラー14の反射面14a上に
あり、ミラー14によりキャッツアイ反射状態が形成さ
れる。
【0012】図2に示すように、焦点7Aは焦点カバー
13により取り囲まれた位置にあるので、ミラー14を
焦点カバー13から取り外した場合に焦点7Aの付近へ
の接近が防止され、赤外線干渉計の取り扱いが容易にな
る。第2の実施の形態では、焦点カバー13に対してミ
ラー14を着脱可能とし、ミラー14を取り付けた状態
において反射面14aが焦点7Aに一致するようにして
いるので、ミラー14を取り付けるだけでキャッツアイ
反射状態を形成することができる。また、ミラー14を
焦点カバー13から取り外した場合には、焦点カバー1
3の開口13cを介して第1の実施の形態と同様の射出
光を得ることができる。
【0013】−第3の実施の形態− 以下、図3を用いて本発明による赤外線干渉計の第3の
実施の形態について説明する。図3(a)および(b)
において、22は集光レンズ、23は集光レンズ22に
螺合されて取り付けられる第1の焦点カバー、24は第
1の焦点カバー23に対して着脱可能とされたミラー、
25は第1の焦点カバー23に対して着脱可能とされた
第2の焦点カバーである。図3(a)に示すように、第
1の焦点カバー23は円筒部23aと、終端部23bと
からなり、終端部23bにはテーパー状の開口23cが
開口されるとともに、ミラー24あるいは第2の焦点カ
バー25を取り付けるためのねじ部23dが形成されて
いる。
【0014】図3(a)に示すように、第2の焦点カバ
ー25には円柱状の貫通孔25aおよびねじ部25bが
形成され、ねじ部25bとねじ部23dとの螺合により
第2の焦点カバー25が第1の焦点カバー23に装着さ
れる。
【0015】図3(b)に示すように、ミラー24には
反射面24aおよびねじ部24bが形成され、ねじ部2
4bとねじ部23dとの螺合によりミラー24が第1の
焦点カバー23に装着される。
【0016】第2の焦点カバー25を第1の焦点カバー
23に取り付けた場合には、図3(a)に示すように、
不図示の赤外線干渉計本体から射出される測定光5B
は、集光レンズ22により集光されテーパ状の開口23
cを通過する。図3(a)に示すように、集光レンズ2
2の焦点7Bは開口23cが最も狭まる開口23cの開
口端の部分に形成され、焦点7Bから第2の焦点カバー
25の開口端までの間に充分な距離が確保されるので、
焦点7Bへの接近が防止される。また、テーパ状の開口
23cは集光される光束に即した形状とされているの
で、開口端を極めて小さく形成できるため、被検物等か
らの反射光(迷光)が防止され、迷光により生ずる検知
器上の同心円状のパターンを排除できる。
【0017】次に、第2の焦点カバー25を第1の焦点
カバー23から螺退させて取り外し、代りにミラー24
を取り付けた場合には、集光レンズ22を出射した光が
ミラー24の反射面24a上に焦点7Bを結ぶ。したが
って、ミラー24を取り付けるだけで反射面24aによ
るキャッツアイ反射状態が形成される。
【0018】−第4の実施の形態− 第4の実施の形態の赤外線干渉計は、焦点カバーの開口
の部分に絞り部材を取り付けられるようにし、絞りの大
きさが異なる複数の絞り部材を交換可能としたものであ
る。図4(a)および(b)において、32は集光レン
ズ、33は集光レンズに取り付けられた焦点カバーであ
り、焦点カバー33は円筒部33aと、円柱状の開口3
3cおよびねじ部33dが形成された終端部33bとか
らなる。焦点カバー33は円筒部33aを介して集光レ
ンズ32に取り付けられる。
【0019】図4(a)において、絞り部材34には、
絞り部34a、絞り部34aに連通された開口部34
b、およびねじ部34cが形成され、ねじ部34cとね
じ部33dとの螺合により絞り部材34が焦点カバー3
3に取り付けられる。
【0020】図4(b)において、絞り部材35には、
絞り部35a、絞り部35aに連通された開口部35
b、およびねじ部35cが形成され、ねじ部35cとね
じ部33dとの螺合により絞り部材35が焦点カバー3
3に取り付けられる。図4(a)および(b)に示すよ
うに、絞り部35aの絞り径は絞り部34aの絞り径よ
りも大きく設定されている。
【0021】絞り部材34が焦点カバー33に取り付け
られている場合、図4(a)に示すように、レンズ32
から射出された光は集光され焦点7Cを結び、さらに絞
り部34aを通過した光線が開口部34bを通過して焦
点カバー33の外側に射出される。この場合には絞り部
34aが絞りとして機能する。このとき、図4(a)に
示すように、焦点7Cは焦点カバー33および絞り部3
4の内部に収納されるので、焦点7Cへの接近が防止さ
れる。
【0022】絞り部材34に代えて絞り部材35を取り
付けた場合には、絞り部35aが絞りとして機能する
が、この場合にも焦点7Cが焦点カバー33および絞り
部35の内部に収納されるので、焦点7Cへの接近が防
止される。
【0023】第4の実施の形態では、絞り部材34、3
5を焦点カバー33に対して取り付け可能とし、絞り部
材34、35を交換することによって絞りの大きさを変
えるようにしているが、このような交換式とする代りに
ターレット式としてもよい。また、交換式とする代り
に、例えば写真撮影用カメラに搭載されるのと同様の連
続可変式の絞りを設けてもよい。
【0024】−第5の実施の形態− 第5の実施の形態は、2次非球面の折返し測定をする場
合の赤外線干渉計への適用例を示す。図5において、4
2は集光レンズ、43は集光レンズ42に取り付けられ
た焦点カバー、44は開口44aおよび反射面44bが
形成された折返しミラー、45は被測定2次非球面であ
る。集光レンズ42で集光された光は焦点7Dを経由し
て被測定2次非球面45に到達し、被測定2次非球面4
5で反射される。この反射光は折返しミラー44により
反射されて被測定2次非球面45に戻り、被測定2次非
球面45で再び反射され集光される。この反射光は焦点
カバー43内を通過して集光レンズ42に入射し、干渉
計の検知器に到達する。
【0025】図5に示すように、焦点カバー43は、集
光レンズ42により集光される光束に即した形状に形成
され、これにより迷光を排除している。また、折返しミ
ラー44の開口44aは焦点カバー43の外形に即した
形状とされ、焦点カバー43が開口44a内に収納され
ている。
【0026】図5に示すように、焦点カバー43の開口
端43aは焦点7Dからある程度離れた位置にあるの
で、焦点7Dへの接近が防止される。また、焦点カバー
43が光束に即した形状に形成されているので、光軸と
直交する面における焦点カバー43の外周の断面積は最
小限の大きさに抑えられている。したがって折返しミラ
ー44の反射面44b側の開口面積が抑制され、開口に
起因する中心隠蔽による測定不能部分を減少させること
ができる。なお、焦点7Dと開口端43aとの間の距離
を大きくするに従い、開口端43aの広がりが大きくな
り、反射面44bの開口も大きくする必要がある。した
がって、焦点7Dと開口端43aとの距離を不必要に大
きくすることは望ましくない。
【0027】なお、集光レンズの開口率が図5に示す例
よりもさらに著しく大きい場合には、集光レンズ自体を
折返しミラーの内部に収納する必要があるが、この場合
には、折返しミラーの開口の形状を焦点カバーおよび集
光レンズに即したものとすればよい。
【0028】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、集光レ
ンズの焦点が焦点カバーに収納されているので、赤外線
干渉計の取り扱いが容易になる。請求項2に記載の発明
によれば、焦点において赤外線を反射するミラーを焦点
カバーの開口の部分に着脱可能としたので、キャッツア
イ反射状態および赤外線を射出する状態の間で状態を容
易に切換えることができる。請求項4に記載の発明によ
れば、焦点カバーを集光レンズと開口との間に形成され
る赤外線の光束に即した形状としたので、迷光を排除で
きるとともに、焦点カバーを小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による赤外線干渉計の第1の実施の形態
を示す図。
【図2】本発明による赤外線干渉計の第2の実施の形態
を示す図。
【図3】本発明による赤外線干渉計の第3の実施の形態
を示す図であり、(a)は第1の焦点カバーに第2の焦
点カバーを取り付けた状態を示す図、(b)はミラーを
示す図。
【図4】本発明による赤外線干渉計の第4の実施の形態
を示す図であり、(a)は焦点カバーに絞り部材を取り
付けた状態を示す図、(b)は他の絞り部材を示す図。
【図5】本発明による赤外線干渉計の第5の実施の形態
を示す図である。
【符号の説明】
2 集光レンズ 3 焦点カバー 3c 開口 7 焦点 7A 焦点 7C 焦点 7D 焦点 13 焦点カバー 13c 開口 14 ミラー 33 焦点カバー 33c 開口 34 絞り部材 42 集光レンズ 43 焦点カバー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤外線を射出する赤外線レーザと、前記
    赤外線レーザから射出された赤外線を集光する集光レン
    ズとを有する赤外線干渉計において、 前記集光レンズの焦点を通過した赤外線を射出する開口
    が形成され、前記焦点を収納する焦点カバーを設けるこ
    とを特徴とする赤外線干渉計。
  2. 【請求項2】 前記焦点カバーの前記開口の部分に、前
    記焦点において前記赤外線を反射するミラーを着脱可能
    とすることを特徴とする請求項1に記載の赤外線干渉
    計。
  3. 【請求項3】 前記焦点カバーの前記開口の部分に、前
    記開口を通過する前記赤外線の絞りを取り付けたことを
    特徴とする請求項1に記載の赤外線干渉計。
  4. 【請求項4】 前記焦点カバーは、前記集光レンズと前
    記開口との間に形成される前記赤外線の光束に即した形
    状とされていることを特徴とする請求項1に記載の赤外
    線干渉計。
JP8117751A 1996-05-13 1996-05-13 赤外線干渉計 Pending JPH09304011A (ja)

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