JPH09303576A - セラミックバルブ - Google Patents

セラミックバルブ

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JPH09303576A
JPH09303576A JP8145199A JP14519996A JPH09303576A JP H09303576 A JPH09303576 A JP H09303576A JP 8145199 A JP8145199 A JP 8145199A JP 14519996 A JP14519996 A JP 14519996A JP H09303576 A JPH09303576 A JP H09303576A
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JP
Japan
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flow rate
supply passage
passage
adjusting member
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Application number
JP8145199A
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English (en)
Inventor
Yasuhiko Inui
靖彦 乾
Masaaki Hattori
昌晃 服部
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Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 微生物等の繁殖防止機能を有したセラミック
バルブを提供する。 【解決手段】 セラミックバルブ10は、温水−冷水混
合バルブとして構成され、温水及び冷水を供給する供給
通路14,15を有する供給側部材11と流量調整部材
12とが摺接面11a,12aにおいて互いに相対回転
可能に接している。各供給通路14,15からの温水及
び冷水は、流量調整部材12の供給側部材11に対する
相対回転位置に応じた比率で、該流量調整部材12の混
合空間27に導入・混合され、供給側部材11の排出通
路16から排出される。そして、供給通路14,15及
び混合通路27の各内面、供給側部材11の下面(入口
面)11b及び流量調整部材12の上面(開放面)12
bが抗菌性材料被膜20により被覆される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はセラミックバルブに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、温水−冷水混合バルブとして、温
水と冷水の各供給通路を備えたセラミックス製の供給側
部材に対し、同じくセラミックス製の流量調整部材を摺
接面において回転可能に接触させた構造のセラミックバ
ルブが知られている。両供給通路を経て供給される温水
と冷水とは、流量調整部材の供給側部材に対する回転位
置に応じた比率で混合され、例えば供給側部材に別途形
成された排出通路から排出される。このようなバルブ
が、家庭の水道等にも取り付けられて広く使用されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
なバルブにおいては、その使用頻度が低くなると水分が
滞留して、供給通路や排出通路の内面あるいはその入口
ないし出口近傍の表面等にカビや微生物(以下、両者を
総称する場合には微生物等という)が繁殖し、ヌメリや
異臭あるいは水の濁り等を生じたり、流量調整部材と供
給側部材との間に微生物等が入り込んでバルブの摺動に
支障をきたすといった問題が生ずる。従来、そのような
微生物等の繁殖の防止は、水道水に施された塩素消毒に
もっぱら頼る形となっているが、該消毒の効果は必ずし
も十分とはいえず、バルブ側には抗菌のための有効な対
策がほとんど講じられてないのが現状である。
【0004】本発明の課題は、微生物等の繁殖防止機能
を有したセラミックバルブを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】本発明
は、液体の供給通路と排出通路とを有し、供給通路から
排出通路へ流れ込む液体の流量を流量調整部材により調
整するようにしたセラミックバルブにおいて、上述の課
題を解決するために、少なくとも供給通路及び排出通路
の内面が抗菌性材料により被覆されたことを特徴とす
る。すなわち、バルブ不使用時に液体が滞留しやすい供
給通路及び排出通路の内面に抗菌性材料による被覆が施
されているので、その抗菌作用により微生物等の繁殖を
効果的に防止ないし抑制することができ、ひいてはヌメ
リや異臭あるいは水の濁り等が生じにくくなる。
【0006】上記抗菌性材料としては、抗菌性を示す金
属成分(以下、抗菌性金属等という)を含有した無機材
料で構成することができる。具体的には、銀、銅、亜
鉛、錫、ビスマス等の抗菌性金属成分の1種又は2種以
上を、アルミノケイ酸塩系、リン酸カルシウム塩系、リ
ン酸ジルコニウム塩系、酸化チタン、溶解性ガラス等の
各種無機系材料に担持ないし溶解させたものを使用する
ことができる。
【0007】例えばリン酸カルシウム塩系無機材料とし
ては、各種ヒドロキシアパタイトを使用することができ
る。ヒドロキシアパタイトに金属成分を担持させた抗菌
性材料としては、例えば特開平2−180270号公報
に開示された抗菌性材料を使用することができる。これ
は、ヒドロキシアパタイト(又はその水酸基の一部をフ
ッ素又はヨウ素で置換したもの)のカルシウムイオンの
一部を前述の抗菌性金属のイオンで置換して安定化させ
るとともに、アパタイトのもつ分子構造の細孔内に上記
抗菌性金属イオンが取り込まれた構造を有する。この場
合、抗菌性金属の量を経済的なものにとどめ、かつ十分
な抗菌効果を達成するために、ヒドロキシアパタイトに
対する抗菌性金属の担持量は、0.0001〜5重量%
とすることが望ましい。また、特開平4−327852
号に開示されているように、ヒドロキシアパタイトに6
00〜1300℃で熱処理を施してその結晶性を高め、
これに上記抗菌性金属のイオンを複合化させたものを使
用すれば、抗菌効果の持続性を高めることができる。
【0008】次に、アルミノケイ酸塩系無機材料として
は、一般にゼオライトと呼ばれる結晶性アルミノケイ酸
塩を使用することができる。このうちゼオライトとして
は、天然ゼオライトと合成ゼオライトとのいずれも使用
することができる。ゼオライトは、三次元骨格構造を有
するアルミノケイ酸塩であり、一般式がxM2/nO・A
23・ySiO2・zH2Oで表される。ここで、Mは
イオン交換可能な金属イオンであり、例えばその少なく
とも一部が銀等の抗菌性金属のイオンとされ、これがイ
オン交換により放出されて抗菌性を発現することとな
る。また、nはその金属Mの原子価である。ゼオライト
の具体例としては、例えばA型ゼオライト、X型ゼオラ
イト、Y型ゼオライト、T型ゼオライト、高シリカゼオ
ライト、ソーダライト、モルデライト、アナルサイム、
クリノプチロライト、チャパサイト、エリオナイト等が
挙げられる。また、特開昭53−30500号や特開昭
61−17411号等に記載の無定形アルミノケイ酸な
ど、無定形(あるいは非晶質)アルミノケイ酸塩を使用
することもできる。
【0009】また、特公平6−2570号公報に開示さ
れている抗菌剤を使用することもできる。これは、xM
2/nO・Al23・ySiO2(ただし、Mは上記抗菌性
金属、nはMの原子価、xは0.6〜1.8、yは1.
3〜15)の組成式で表される無定形アルミノケイ酸塩
を含有するものであり、良好な抗菌作用を示す。この場
合該抗菌剤として、比表面積が少なくとも5m2/gの
多孔質微細粒子に形成されたものを使用することによ
り、抗菌効果の程度及び持続性を高めることができる。
なお、上記組成式において、Mの少量部分が、上記抗菌
性金属以外の金属イオンあるいはアンモニウムイオンで
置換されていてもよい。
【0010】また、抗菌性材料としては、抗菌性金属を
下記のような各種無機イオン交換体に担持させたものも
使用することもできる。すなわち、酸化物又は含水酸化
物として、アンチモン酸、酸化ニオプ、酸化タンタル、
含水酸化チタン、含水酸化鉄(III)、含水酸化マンガ
ン、酸化アルミニウム、含水酸化バナジウム、含水酸化
ジルコニウム、含水酸化スズ、シリカゲル等。また、多
価金属の酸性塩として、リン酸ジルコニウム(層状)、
リン酸ジルコニウム(網目状)、リン酸チタン(層
状)、リン酸チタン(網目状)、リンアンチモン酸、タ
ングステン酸チタン、アンチモン酸チタン、アンチモン
酸タンタル、タングステン酸スズ、トリポリリン酸クロ
ム等。さらに、ヘテロポリ酸塩として、モリブドリン酸
アンモニウム、リンタングステン酸ナトリウム等。
【0011】さらに、抗菌性材料としては、特公平6−
99174号公報に開示された目地材組成物に使用され
ている抗菌性組成物を使用してもよい。これは、具体的
にはシリカゲル粒子の表面に、上記抗菌性金属イオンを
保持したアルミノケイ酸塩の被膜が形成されたものとし
て構成される。アルミノケイ酸塩の被膜は、結晶質(い
わゆるゼオライト)であっても非晶質であってもよく、
そのSiO2/Al23モル比が1.4〜40で調整さ
れたものが好適に使用される。代表的には、SiO2
Al23モル比が1.4〜2.4のA型ゼオライト、同
じく2〜3のX型ゼオライト、同じく3〜6のY型ゼオ
ライト、さらにはSiO2/Al23モル比が1.4〜
30の非晶質アルミノケイ酸塩、又はそれらと結晶質ア
ルミノケイ酸塩との混合物等が使用できる。なお、該抗
菌性組成物は、その細孔容積が少なくとも0.3cm3
/gであり、また比表面積が少なくとも100m2/g
とされたものを使用することが、良好な抗菌効果を達成
する上で望ましい。
【0012】また、本発明においては、光触媒材料も抗
菌性材料として使用しうる。光触媒材料とは、特定振動
数の電磁波(赤外線、可視光線、紫外線、ガンマ線ある
いはX線等)を照射して、そのバンドギャップよりも大
きいエネルギーを与えることにより価電子帯の電子を伝
導帯に励起したときの、その励起された電子の還元力、
あるいは励起後に価電子帯に形成されたホールの酸化力
に基づき、各種反応の触媒作用を示す材料をいう(いわ
ゆる光触媒機能)。この場合、上記電子ないしホールに
よる還元力ないし酸化力に基づき、抗菌効果が達成され
る。
【0013】そのような光触媒材料としては、酸化チタ
ン、酸化亜鉛、酸化タングステン、酸化鉄、チタン酸ス
トロンチウムなどの公知の金属化合物半導体を、単一ま
たは2種以上を組み合わせて用いることができる。この
うち特に、高い光触媒機能を有し、化学的に安定であ
り、かつ無害である酸化チタンを好ましく使用すること
ができる。さらに、特開平7−171408号公報に開
示されているように、上記光触媒粒子の内部及び/又は
その表面に第二成分として、V、Fe、Co、Ni、C
u、Zn、Ru、Rh、Pd、Ag、Pt及びAuから
なる群より選ばれる少なくとも一種の金属及び/又は金
属化合物を含有させると光触媒機能が高められ、一層高
い抗菌効果が得られるので好ましい。なお、ここでいう
金属化合物は、例えぱ、金属の酸化物、水酸化物、オキ
シ水酸化物、硫酸塩、ハロゲン化物、硝酸塩、さらには
金属イオンなどを含むものである。
【0014】以上説明した抗菌性材料の粉末ないし粒子
を、セラミックバルブの所定の面(すなわち、少なくと
も供給通路及び排出通路の内面:以下、被覆面ともい
う)に対し適当な結着材を介して固定することにより、
これを被覆することができる。具体的には、抗菌性材料
の粒子が結着材中に分散した混合物被膜の形で固定され
る。この場合、抗菌性材料の粉末ないし粒子の結着材に
対する配合量は、抗菌効果が過不足なく得られ、かつバ
ルブへの塗布等が支障なく実施できる範囲で調整され
る。その具体的な数値範囲は抗菌性材料の材質によって
も異なるが、おおむね10〜95重量%、望ましくは7
0〜90重量%の範囲で調整される。
【0015】結着材としては、例えぱ、水ガラス、コロ
イダルシリカ、ポリシロキサンなどのケイ素化合物、リ
ン酸亜鉛、リン酸アルミニウムなどのリン酸塩、重リン
酸塩などの無機系結着剤、フッ素系ポリマー、シリコン
系ポリマーなどの有機系結着剤などが挙げられ、これら
の結着材を単独または2種以上を組み含わせて用いるこ
とができる。特に、接着強度の観点から無機系結着材、
フッ素系ポリマー、及びシリコン系ポリマーが好まし
い。
【0016】フッ素系ポリマーとしては、例えぱポリフ
ッ化ビニル、ポリフッ化ビニリデン、ポリ塩化三フツ化
エチレン、ポリ四フッ化エチレン、四フッ化エチレン−
六フッ化プロピレンコポリマー、エチレン−四フッ化エ
チレンコポリマー、エチレン−塩化三フッ化エチレンコ
ポリマー、四フッ化エチレン−ペルフルオロアルキルビ
ニルエーテルコポリマーなどの結晶性フッ素樹脂、ペル
フルオロシクロポリマー、ビニルエーテル−フルオロオ
レフィンコポリマー、ビニルエステル−フルオロオレフ
ィンコポリマーなどの非晶質フッ素樹脂、あるいは各種
のフッ素系ゴムなどを用いることができる。特に、ビニ
ルエーテル−フルオロオレフィンコポリマー、あるいは
ビニルエステル−フルオロオレフィンコポリマーを主成
分としたフッ素系ポリマーが分解・劣化が少なく、また
取扱いが容易であるため好ましい。シリコン系ポリマー
としては、直鎖シリコン樹脂、アクリル変性シリコン樹
脂、あるいは各種のシリコン系ゴムなどを用いることが
できる。
【0017】また有機系結着剤としては、このほかにも
各種のプラスチックあるいはゴム類を使用できる。具体
的には、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、塩化
ビニル樹脂、ABS(アクリロニトリルブタジエンスチ
レン)樹脂、ナイロン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリ塩
化ビニリデン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリスチレン樹
脂、ポリアセタール樹脂、ポリカーボネート樹脂、アク
リル樹脂、メラミン樹脂、ユリア樹脂、不飽和ポリエス
テル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂及びフェノール
樹脂等のプラスチック、天然ゴム、SBR(スチレン・
ブタジエンゴム)、CR(クロロプレンゴム)、EPM
(エチレンプロピレンゴム)、NBR(ニトリルゴ
ム)、CSM(クロロスルホン化ポリエチレンゴム)、
BR(ブタジエンゴム)、IR(イソプレンゴム)、I
IR(ブチルゴム)、ウレタンゴム及びアクリルゴム等
の各種ゴムを例示することができる。また、分子中にア
クリロイル基等の光重合性を有する官能基を有する樹脂
を使用することもでき、具体的にはポリオールポリアク
リレート、ポリエステルポリアクリレート、ポリエポキ
シポリアクリレート及びポリウレタンアクリレート等が
例示される。
【0018】抗菌性材料と結着材との混合物被膜の形成
は、例えば抗菌性材料粉末ないし粒子と結着剤とを溶媒
あるいは分散媒に分散させて塗料組成物とし、次いで、
該塗料組成物をバルブの所定の被覆面に塗布する又は吹
き付ける方法が採用できる。このうち、親水性の溶媒又
は分散媒として、水、メチルアルコール、エチルアルコ
ール、エチレングリコール、グリセリン等のアルコー
ル、アセトン等のケトン及びセロソルブ等が使用でき、
疎水性の溶媒又は分散媒として、ヘキサン、シクロペン
タン等の脂肪族炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシレ
ン、石油エーテル等の芳香族炭化水素等が使用できる。
また、フタル酸ジメチル、フタル酸ジエチル、フタル酸
ブチルベンゼン、フタル酸ジオクチル、フタル酸ジイソ
オクチル、フタル酸ジカプリル、アジピン酸ジイソブチ
ル、アジピン酸ジオクチル、セバシン酸ジベンジル、リ
ン酸トリフェニル、リン酸トリオクチル、塩素化パラフ
ィン、ヒマシ油及び樟脳等の可塑性溶剤も使用できる。
また、塗料組成物には、架橋剤、分散剤、充填剤などを
適宜配合させることができる。架橋剤としてはイソシア
ネート系、メラミン系などの架橋剤を、分散剤としては
カップリング剤などを使用することができる。
【0019】さらに、特開平2−251585号公報に
開示されているように、アルミノケイ酸塩やシリカゲル
等の吸水性の大きい無機材料に抗菌性金属を担持させた
抗菌性材料粒子を、各種金属アルコキシドの加水分解物
で構成された結着材に分散させて、これを被覆面に固定
することもできる。具体的には、金属アルコキシドに上
記抗菌性材料粒子を混合・分散させ、これを被覆面に塗
布した後その塗膜を乾燥することにより、抗菌性材料粒
子に保持されている水分により金属アルコキシドが加水
分解して酸化物等の加水分解物に転化し、被覆面をそれ
らの混合物被膜により覆うものである。
【0020】金属アルコキシドは、一般式R’4-n
(OR”)n(式中Mはケイ素又は金属、R’及びR”
は炭素数1〜5の炭化水素残基;1≦n≦4)で表さ
れ、金属Mとしては、ケイ素、ジルコニウム、チタン、
アルミニウムを挙げることができる。例えばMがケイ素
の例としては、メチルトリメトキシシラン、メチルトリ
エトキシシラン、エチルシリケート、プロピルシリケー
ト、メチルトリス(ジメチルケトオキシム)シラン、メ
チルトリス(メチルエチルケトオキシム)シラン、メチ
ルトリス(ジエチルケトオキシム)シラン等のシラン類
あるいはそれらの部分加水分解物、ポリメチル(ジエチ
ルアミノキシ)シロキサン、ポリメチルフェニル(ジエ
チルアミノキシ)シロキサン、ポリメチルブチル(ジエ
チルアミノキシ)シロキサン等のポリシロキサン類等が
挙げられる。Mがジルコニウムの例としては、ジルコニ
ウムイソプロピレート、モノsec−ブトキシジルコニウ
ムイソプロピレート、ジルコニウムエチラート、アセト
アルコキシジルコニウムイソプロピレート等が挙げられ
る。Mがチタンの例としては、テトライソプロポキシチ
タン、テトラ−n−ブトキシチタン、テトラキス−2−
エチルヘキソキシチタン、テトラステアロキシチタン、
ジイソ−プロポキシビス(アセチルアセトナート)チタ
ン、イソ−プロポキシ(2−エチルヘキサンジオラー
ト)チタン、ジ−n−ブトキシビス(トリエタノールア
ミナート)チタン、ヒドロキシビス(ラクタート)チタ
ン、イソプロピル・トリイソステアロイルチタネート、
ビス(ジオクチルパイロホスフェート)エチレンチタネ
ート、イソプロピルトリ(n−アミノエチルアミノエチ
ル)チタネート等が挙げられる。Mがアルミニウムの例
としては、アルミニウムイソプロピレート、モノsec−
ブトキシアルミニウムジイソプロピレート、アセトアル
コキシアルミニウムジイソプロピレート等が挙げられ
る。
【0021】また、結着剤を使用するのではなく、抗菌
性材料自体の被膜を、被覆面に直接形成する態様も可能
である。その具体的な方法として、溶射法、高周波スパ
ッタ法、反応性スパッタ法、イオンビームスパッタ法、
各種化学蒸着法(CVD)等が挙げられる。また、酸化
チタン等の酸化物の場合は、前述の金属アルコキシドを
用いたゾル−ゲル法により被膜を形成することも可能で
ある。
【0022】上記セラミックバルブは、1ないしそれ以
上の供給通路を備え、かつ摺接面を有するセラミックス
製の供給側部材と、その供給側部材に対し、摺接面にお
いて互いに接触した状態で相対的に回転可能に設けら
れ、その相対回転により供給通路を経て供給される液体
の流量を調整するセラミックス製の流量調整部材とを含
み、それら供給側部材又は流量調整部材のいずれかに、
流量調整部材により流量調整された液体を排出する排出
通路が設けられた構成とすることができる。この場合、
供給通路の入口及び排出通路の出口は、供給側部材ない
し流量調整部材の表面に開口するものとされる。
【0023】上記構成においては、少なくとも供給通路
及び排出通路の各内面と、供給側部材又は流量調整部材
の表面の、供給通路の入口近傍部及び排出通路の出口近
傍部とを抗菌性材料により被覆することができる。こう
すれば、供給通路及び排出通路の内面だけでなく、それ
らの入口ないし出口近傍の部材表面も抗菌性材料により
被覆されるので、微生物等の繁殖をより効果的に防止な
いし抑制することができる。
【0024】また、供給側部材には、供給通路として、
温水を供給する高温側供給通路と冷水を供給する低温側
供給通路とを形成し、その摺接面と反対側の面(入口
面)に、それら高温側及び低温側供給通路の入口を開口
させることができる。この場合、流量調整部材は、摺接
面において高温側供給通路及び低温側供給通路と連通す
る混合空間を有し、高温側供給通路からの温水と低温側
供給通路から冷水とを、供給側部材に対する相対回転位
置に応じた比率で混合空間に導入してこれを混合するも
のとすることができる。そして、該構成においては、供
給側部材の入口面を抗菌性材料で被覆することができ
る。また、流量調整部材において混合空間を、摺接面と
反対側の表面(開放面)に開放する開放空間として形成
することもできる。この場合、該開放面を抗菌性材料に
より被覆することができる。
【0025】なお、本発明のセラミックバルブを構成す
る各部材の材質としては、各種セラミックス、例えばア
ルミナ、ジルコニア、ムライト、スピネル等を用いるこ
とができるが、特にこれらに限定されるものではない。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。図1は、本発明のセラミックバルブ
の一例を示すものである。セラミックバルブ10は、例
えば温水と冷水の混合など、温度の異なる液体を混合さ
せる混合栓のバルブ部として使用されるものであって、
それぞれ円板等の板状に構成された供給側部材11と流
量調整部材12とを備え、それぞれ一方の板面に形成さ
れた摺接面11a及び12aにおいて、互いに重ね合わ
されるようになっている。これら両部材11及び12
は、例えばAl23緻密焼結体により形成され、液体の
流入管及び流出管等が接続される図示しないケーシング
内に配置される。
【0027】供給側部材11は、板厚方向に貫通する2
つの液の供給通路14及び15を備え、一方が高温側供
給通路14、他方が低温側供給通路15とされ、各々摺
接面11aとは反対側の板面11b側からそれぞれ高温
及び低温の液体(本実施例では温水と冷水)が図示しな
い供給管路から流入し、流量調整部材12側へ流出する
ようになっている。また、供給側部材11には、同じく
板厚方向に貫通する液の排出通路16が形成されてお
り、摺接面11a側において流量調整部材12側からの
液体が流入し、その反対側(11b側)において図示し
ない流出管路等へ該液体を流出するようになっている。
【0028】次に、流量調整部材12には、これを板厚
方向に貫通して混合空間としての混合通路27が形成さ
れている。混合通路27は、その摺接面12a側におい
て、高温側供給通路14、低温側供給通路15及び排出
通路16とそれぞれ重なり部を有してそれらと連通して
いる。また、図1(b)に示すように、流量調整部材1
2を上方から覆うように中空の覆い部28が設けられて
おり、その内側空間が混合室17とされている。高温側
及び低温側供給通路14及び15からの温水及び冷水
は、混合通路27で合流するとともに流量調整部材12
の上面(開放面)12bに形成された開口部から混合室
17に導入されて混合され、さらに排出通路16から排
出される。ここで流量調整部材12は、その摺接面12
aにおいて供給側部材11に対して相対的に回転可能と
されており、その相対回転に伴い混合通路27と高温側
及び低温側供給通路14及び15との重なり部の面積比
率、すなわち高温側及び低温側供給通路14及び15か
ら混合室17への温水と冷水との供給比率が変化するよ
うになっている。
【0029】図1(a)に示すように、例えばレバー1
8等により流量調整部材12を高温側供給通路14側へ
回転させると、その高温側供給通路14と混合通路27
との重なり面積が増加し、混合室17に流れ込む温水の
比率が増加して、排出通路16から排出される混合水の
温度が上昇する。逆に、流量調整部材12を低温側供給
通路15側へ回転させると、冷水の比率が増大するので
排出される混合水の温度は低下する。このように、流量
調整部材12の回転角を調整することにより、排出され
る混合水の温度を自由に変化させることができる。な
お、排出通路16は流量調整部材12側に形成してもよ
い。
【0030】次に、図1(c)に示すように、供給側部
材11の下面(入口面)11b及び側面11cと、高温
側及び低温側供給通路14及び15の内面とは、抗菌性
材料被膜20で覆われている。また、流量調整部材12
の上面(開放面)12b及び側面12c、さらに混合通
路27の内面とも、同様に抗菌性材料被膜20で覆われ
ている。なお、該被膜20で覆われている部材11ない
し12の面を総称する場合は、これを被覆面21ともい
う。なお、いずれの部材11,12にも、その摺接面1
1a,12aには、両部材の摺動性を確保するために抗
菌性材料被膜20は形成されていない。
【0031】抗菌性材料被膜20は、例えば図2(a)
に示すように、フッ素系樹脂等の結着材20b中に、抗
菌性材料粉末粒子20aを分散したものとして形成され
ている。抗菌性材料粉末粒子20aは、具体的には、
銀、銅、亜鉛、錫、ビスマス等の抗菌性金属成分の1種
又は2種以上を、アルミノケイ酸塩(例えばゼオライ
ト)等の無機系材料粒子に担持させたものが使用されて
おり、その担持された金属成分がイオンとなって溶出す
ることにより抗菌作用を示す。
【0032】該抗菌性材料被膜20の形成方法である
が、供給側部材11を例にとって説明すれば、結着材2
0bと抗菌性材料粉末粒子20aとを溶媒中に溶解ない
し分散させて塗料組成物を作り、図3に示すように該塗
料組成物20cをスプレーS等を用いて噴霧することに
より、供給側部材11の表面に塗膜を形成し、その後該
塗膜を乾燥あるいは硬化させることにより抗菌性材料被
膜20が形成される。ここで、供給側部材11を、その
摺接面11aが下側となるように台Bの上におき、塗料
組成物20cを上方から噴霧するようにすれば、摺接面
11aへの塗膜の形成が阻止されるので都合がよい。た
だし、隙間からの回り込みにより摺接面11aの外縁部
等に若干の塗膜が付着することがある。そこで、摺接面
11aにテープ等によりマスキングを施し、塗膜の形成
・乾燥後にこれを剥がしとるようにすれば、摺接面11
aに対する抗菌性材料被膜20の付着を確実に防止する
ことができる。
【0033】また、図4(a)に示すように、部材11
の全体を塗料組成物20c中に浸漬して塗膜形成を行う
こともできる。この場合、摺接面11aへの塗膜の付着
は、同様にマスキングにより回避することができるが、
例えば摺接面11aが未研磨状態である場合には、同図
(b)に示すように該摺接面11aも含めて部材11の
全表面に塗膜を形成し、塗膜乾燥後に、摺接面11aに
付着した抗菌性材料被膜20を、その研磨を兼ねて除去
する方法も可能である。
【0034】なお、図5に示すように、流量調整部材1
2には、その摺接面12a側にのみ開口し、反対側が塞
がった非開放の混合室17を形成することもできる。高
温及び低温側供給通路14及び15からの温水及び冷水
は、該混合室17で混合された後、排出通路16を経て
排出される。この場合、流量調整部材12の上面は、水
との接触確率が小さく微生物等の繁殖も起こりにくいの
で、抗菌性材料被膜20の形成を省略することができ
る。また、以上説明した実施例を通じて、供給側部材1
1及び流量調整部材12の各側面11c及び12cにつ
いても、抗菌性材料被膜20の形成を省略することがで
きる。
【0035】また、図2(b)に示すように、酸化チタ
ンや、銀を担持したヒドロキシアパタイト等の抗菌性材
料被膜20を、溶射法や高周波スパッタ法等によりバル
ブの被覆面21に対し直接形成することも可能である。
この場合、抗菌性材料被膜20は結着剤を含まないもの
となる。
【0036】
【実施例】図1に示す実施例のセラミックバルブ10と
して、フッ素樹脂に銀を担持したゼオライト粉末をこれ
に分散した構成の抗菌性材料被膜20を有するもの(サ
ンプルA)、及び銀を担持したハイドロキシアパタイト
の溶射被膜として抗菌性材料被膜20を形成したもの
(サンプルB)の2種類のバルブと、比較例としての抗
菌性材料被膜20を形成しないバルブとを作製し、それ
ぞれ煮沸・滅菌した。次いで、3つの平板シャーレ内に
寒天培地を作製して大腸菌液を接種し、そのうち2つの
シャーレにサンプルA及びBのバルブを、その抗菌性材
料被膜20が培地面と接触するようにそれぞれ配置し、
残る1つのシャーレには比較例のバルブを配置した。そ
して、それらシャーレを恒温器中に入れ、37℃で24
時間保持した。その後、シャーレを取り出して、その裏
から培地の底を通してバルブの周りの菌のコロニーを観
察した。抗菌性材料被膜20を形成したバルブでは、そ
の周囲に菌の阻止帯が形成されていたのに対し、比較例
のバルブでは菌の阻止帯は観察されず、バルブの周囲に
も菌が繁殖しているのが確かめられた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のセラミックバルブの一例を示す分解斜
視図及びその断面模式図。
【図2】抗菌性材料被膜の断面模式図。
【図3】抗菌性材料被膜の形成方法を示す工程説明図。
【図4】抗菌性材料被膜の別の形成方法を示す工程説明
図。
【図5】本発明のセラミックバルブの変形例を示す分解
斜視図。
【符号の説明】
10 セラミックバルブ 11 液供給側部材(セラミック部材) 12 流量調整部材(セラミック部材) 11a、12a 摺接面 14 高温側供給通路 15 低温側供給通路 16 排出通路 17 混合室(混合空間) 20 抗菌性材料被膜 20a 抗菌性材料粉末粒子 27 混合通路(混合空間)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体の供給通路と排出通路とを有し、前
    記供給通路から前記排出通路へ流れ込む液体の流量を流
    量調整部材により調整するようにしたセラミックバルブ
    において、少なくとも前記供給通路及び排出通路の内面
    が抗菌性材料により被覆されていることを特徴とするセ
    ラミックバルブ。
  2. 【請求項2】 前記抗菌性材料は、抗菌性を示す金属成
    分を含有した無機材料である請求項1記載のセラミック
    バルブ。
  3. 【請求項3】 1ないしそれ以上の前記供給通路を備
    え、かつ摺接面を有するセラミックス製の供給側部材
    と、 その供給側部材に対し、前記摺接面において互いに接触
    した状態で相対的に回転可能に設けられ、その相対回転
    により前記供給通路を経て供給される液体の流量を調整
    するセラミックス製の前記流量調整部材とを含み、 それら供給側部材又は流量調整部材のいずれかに、前記
    流量調整部材により流量調整された前記液体を排出する
    前記排出通路が設けられており、 前記供給通路の入口及び前記排出通路の出口は、前記供
    給側部材ないし前記流量調整部材の表面に開口するもの
    とされ、 少なくとも前記供給通路及び排出通路の各内面と、前記
    供給側部材又は前記流量調整部材の表面の、前記供給通
    路の入口近傍部及び前記排出通路の出口近傍部とが前記
    抗菌性材料により被覆されている請求項1又は2に記載
    のセラミックバルブ。
  4. 【請求項4】 前記供給側部材には、前記供給通路とし
    て、温水を供給する高温側供給通路と冷水を供給する低
    温側供給通路とが形成され、前記摺接面と反対側の面
    (以下、入口面という)に、それら高温側及び低温側供
    給通路の入口が開口するとともに、該入口面が前記抗菌
    性材料で被覆される一方、 前記流量調整部材は、前記摺接面において前記高温側供
    給通路及び低温側供給通路と連通する混合空間を有し、
    前記高温側供給通路からの温水と低温側供給通路からの
    冷水とを、前記供給側部材に対する相対回転位置に応じ
    た比率で前記混合空間に導入してこれを混合するもので
    ある請求項3記載のセラミックバルブ。
  5. 【請求項5】 前記流量調整部材において前記混合空間
    が、前記摺接面と反対側の表面(以下、開放面という)
    に開放する開放空間として形成され、かつ該開放面が前
    記抗菌性材料により被覆されている請求項4記載のセラ
    ミックバルブ。
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