JPH09303494A - 遊星歯車装置 - Google Patents
遊星歯車装置Info
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- JPH09303494A JPH09303494A JP8125468A JP12546896A JPH09303494A JP H09303494 A JPH09303494 A JP H09303494A JP 8125468 A JP8125468 A JP 8125468A JP 12546896 A JP12546896 A JP 12546896A JP H09303494 A JPH09303494 A JP H09303494A
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16H1/00—Toothed gearings for conveying rotary motion
- F16H1/28—Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion
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Abstract
組立精度の良い遊星歯車装置を実現すること。 【解決手段】 遊星歯車装置20は、前段側遊星歯車機
構22と、後段側遊星歯車機構23からなり、後段側遊
星歯車機構23は、内歯歯車25と、内歯歯車25の両
側に配置した一対の主軸受け26、27によって回転自
在に支持されたキャリア29と、キャリア29の左右一
対のキャリア部分28A、28Bの間に架け渡した複数
本の遊星軸30の回りにそれぞれ回転自在に支持された
複数の遊星歯車31と、キャリア29を貫通して装置軸
線20aの方向に延びているピニオン軸32の外周に形
成された太陽歯車33と、キャリア29に連結されてい
ると共に装置軸線20aのに延びている出力軸34とを
有している。キャリア29と出力軸34とが一部材とし
て作製され、遊星軸30として、当該一部材として作製
されたキャリア29の部分28A、28Bの間に架け渡
すように打ち込んだ打ち込みピンを用いている。
Description
し、特に、構成部品点数の削減、製造価格の低減および
組立工数の短縮のために有利な構成を備えた遊星歯車装
置に関するものである。
6に示す構成の2段遊星歯車減速機が提案されている。
この2段遊星歯車減速機1は、前段遊星歯車機構2と後
段遊星歯車機構3とを備えている。後段遊星歯車機構3
は、内周面に内歯4が形成された環状の内歯歯車5と、
当該内歯歯車5の内周面における内歯4の両側の部分に
配置した一対の主軸受け6、7によってそれぞれ回転自
在に支持された第1および第2のキャリア8、9と、こ
れら第1および第2のキャリア8、9の間に架け渡した
複数本の遊星軸10の回りにそれぞれ回転自在に支持さ
れ、内歯4に噛み合っている複数の遊星歯車11と、第
1のキャリア8、9を貫通して装置軸線1aの方向に延
びているピニオン軸12の外周に形成され、遊星歯車1
1に噛み合っている太陽歯車13と、第2のキャリア9
に連結されていると共に装置軸線1aの方向に延びてい
る出力軸14とを備えている。
ャリア8の内周面に形成した内歯15と、この内歯15
に噛み合っている複数の遊星歯車16と、これらの遊星
歯車16を回転自在に支持しているキャリア17と、装
置軸線方向に延びるピニオン軸18の外周に形成され、
遊星歯車16に噛み合っている太陽歯車19とを有して
いる。そして、キャリア17は後段側のピニオン軸12
に連結されている。
歯車装置においては次のような解決すべき課題がある。 (1)図6に示す2段遊星歯車減速機の後段側の遊星歯
車機構3においては、遊星歯車11を挟み、第1および
第2のキャリア8、9を相互に締結し、更に出力軸14
を締結する必要がある。このように別部材を締結する構
造では、部品点数が多いこともさることながら、製造価
格が上昇し、組立工数が増加し、さらには、組立精度も
低下するおそれが高いという問題点がある。
ニオン軸12とが一体となった締結体は、ピニオン軸1
2の軸端の外周部分が玉軸受けを介して第2のキャリア
9の内周面に回転自在に支持されている。このような締
結体における軸受け部分の構造を簡単化できれば、構造
の点でも製造価格の点でも有利となる。
ア8、9を回転自在に支持するために配置した主軸受け
6、7等の軸受けに予圧を付与するために、ベアリング
ナット、シム板、ばね等が用いられる。しかし、ベアリ
ングナットは価格が高く、シム板はその厚さを調整する
必要があり、ばねはスペースが充分に確保できない場合
には使用できない。従って、軸受け予圧機構としては、
価格が安く、作業性が良く、狭い場所でも設置できるも
のが望ましい。
ア8、9を回転自在に支持するために配置した主軸受け
6、7を適切に予圧することができないと、出力軸14
等に外部負荷として曲げモーメントが作用した場合に、
これらの主軸受け間の作用点スパンが短くなってしま
い、大きな応力が発生するおそれがある。
の遊星歯車16のように、キャリア17に対して遊星軸
16aが片持ち状態に取付けられ、そこに遊星歯車16
が回転自在に支持された構成のものがある。この構成の
場合、遊星歯車16の脱落防止のために、遊星軸16a
の先端には、止め輪16bを嵌めている。しかし、脱落
防止機構として止め輪を使用する場合には、止め輪溝を
遊星軸16aの先端に加工する必要がある。また、止め
輪が不完全な状態で取付けられるおそれがある。 (6)図6に示す遊星歯車減速機では、内歯歯車5は装
置ハウジング5aに一体形成された構成となっている。
しかし、設計上等の都合により、内歯歯車を装置ハウジ
ングとは別部材として製造し、装置ハウジングに対して
内歯歯車を組み付ける構成のものも知られている。この
場合、締結ねじ等の締結金具を用いて、内歯歯車を締結
している。しかし、この締結方法では、タップ加工等に
時間が掛かり、製造価格も上昇してしまう。
ッドとして使用される場合が多い。このために、遊星歯
車減速機の端面にはモータ取付け用のアダプターフラン
ジが取付けられる。このアダプターフランジは一般に締
結ねじを用いて減速機の側に締結される。この締結ねじ
による締結力を利用して、減速機の他の部分の締結も行
ない得るようにできれば、構成が簡単になり、部品点数
も減り、製造価格も安くすることができる。
ると、それらの端面は、これらを支持しているキャリア
8、9あるいは17の端面を摺動する。従って、これら
の間の摺動抵抗を低減するために、座金等の金具を介挿
する等の方策が採られている。しかし、このように別部
材を取付けことは、部品点数が増加し、また、その部材
を組み付ける作業が必要となるので、組立作業も煩雑に
なる。
消可能な遊星歯車装置を実現することにある。
するために、本発明は、内周面に内歯が形成された環状
の内歯歯車と、当該内歯歯車の両側に配置した一対の主
軸受けによってそれぞれ回転自在に支持された第1およ
び第2のキャリアと、これら第1および第2のキャリア
の間に架け渡した複数本の遊星軸の回りにそれぞれ回転
自在に支持され、前記内歯に噛み合っている複数の遊星
歯車と、前記第1のキャリアを貫通して装置軸線方向に
延びているピニオン軸の外周に形成され、前記遊星歯車
に噛み合っている太陽歯車と、前記第2のキャリアに連
結されていると共に装置軸線方向に延びている出力軸と
を有する遊星歯車装置において、前記第1のキャリアと
前記第2のキャリアと前記出力軸とを一部材として作製
すると共に、前記複数本の遊星軸として、当該一部材と
して作製された前記第1および第のキャリアの部分の間
に架け渡すように打ち込んだ打ち込みピンを用いた構成
を採用している。
明は、少なくとも前段遊星歯車機構および後段遊星歯車
機構を有する多段遊星歯車装置において、前段側キャリ
アに後段側ピニオン軸が締結された締結体を、当該締結
体の軸端のうちの少なくとも一方の軸端の中心部分が摺
動接触状態で支持されるように構成してある。
端のうちの少なくとも一方の軸端を、装置軸線方向に隣
接した位置に配置した鋼球などの球体によって支持して
もよい。
明は、環状端面の一部が環状傾斜面となっている止め輪
と、玉軸受けの内輪および外輪のうちの少なくとも一方
の側の環状端面に対峙した位置に形成した前記環状傾斜
面に対応する環状傾斜面を備えた止め輪溝とを有し、当
該止め輪溝に前記止め輪を差し込むことにより、前記玉
軸受けに予圧を付与するようにしている。
明は、内周面に内歯が形成された環状の内歯歯車と、当
該内歯歯車の両側に配置した一対の主軸受けによってそ
れぞれ回転自在に支持された第1および第2のキャリア
と、これら第1および第2のキャリアの間に架け渡した
複数本の遊星軸の回りにそれぞれ回転自在に支持され、
前記内歯に噛み合っている複数の遊星歯車と、前記第1
のキャリアを貫通して装置軸線方向に延びているピニオ
ン軸の外周に形成され、前記遊星歯車に噛み合っている
太陽歯車と、前記第2のキャリアに連結されていると共
に装置軸線方向に延びている出力軸とを有する遊星歯車
装置において、前記一対の主軸受けの外輪には、装置軸
線方向に沿って相互に離れる方向に向かう予圧が作用し
ており、前記一対の主軸受けの内輪には、装置軸線方向
に沿って相互に接近する方向に向かう予圧が作用した構
成を採用している。
明は、キャリアに対して片持ち状態に取付けられた遊星
軸に回転自在に遊星歯車が支持されている遊星歯車装置
において、前記遊星軸の先端には、締まりばめとなるよ
うに脱落防止用のリング状部材を圧入固定した構成を採
用している。
明は、装置ケーシングと、当該装置ケーシングに締結さ
れた内歯歯車とを備えた遊星歯車装置において、前記装
置ケーシングに対する前記内歯歯車の締結を、締まりば
めによるノックピンあるいはスプリングピンを用いて行
なうようにしている。
明は、一方の端面にモータ取付け用のアダプターフラン
ジが締結固定されている遊星歯車装置において、前記ア
ダプターフランジは、内歯歯車を装置ケーシングに対し
て装置軸線方向に押し付け固定可能な突起を備え、前記
アダプターフランジを前記装置ケーシングに締結する際
の締結力によって前記突起は前記内歯歯車を前記装置ケ
ーシングの側に対して所定の締結力で締結している構成
を採用している。
遊星歯車装置において、遊星歯車の環状端面と、当該端
面が摺動するキャリアの側の摺動面との間には、一方の
側の部分を他方の側に向けて環状に盛り上げることによ
り形成した座が形成された構成を採用している。
星歯車減速機を説明する。
20の構成を示してある。この図に示すように、2段遊
星歯車減速機20は、円筒状の装置ハウジング21の内
部に、前段遊星歯車機構22と後段遊星歯車機構23と
が組み込まれた構成となっている。
4が形成された環状の内歯歯車25と、当該内歯歯車2
5の内周面における内歯24の両側の部分に配置した一
対の主軸受け26、27によってそれぞれ回転自在に支
持された第1および第2のキャリア部分28A、28B
からなるキャリア29と、これら第1および第2のキャ
リア部分28A、29Aの間に架け渡した複数本の遊星
軸30の回りにそれぞれ回転自在に支持され、内歯24
に噛み合っている複数の遊星歯車31と、第1のキャリ
ア部分28A、28Bを貫通して装置軸線20aの方向
に延びているピニオン軸32の外周に形成され、遊星歯
車31に噛み合っている太陽歯車33と、第2のキャリ
ア部分28Bに対して一体形成され、装置軸線20aの
方向に延びている出力軸34とを備えている。
キャリア部分28Aの環状端面28aに固着した環状の
内歯歯車35と、この内周面に形成した内歯35aに噛
み合っている複数の遊星歯車36と、これらの遊星歯車
36を回転自在に支持しているキャリア37と、装置軸
線20aの方向に延びるピニオン軸38の外周に形成さ
れ、遊星歯車36に噛み合っている太陽歯車39とを有
している。そして、キャリア37は後段側のピニオン軸
32に連結されている。
構造)ここで、上記のように、後段側のキャリア29
は、従来における図6に示すような左右一対のキャリア
8、9を一体化した構成となっている。これに加えて、
このように一体化したキャリア29と出力軸34とを一
体化した構成の一部材として製作されている。複数本の
遊星軸30は打ち込みピンからなっており、内歯24を
挟み左右に位置しているキャリア部分28A、28Bの
間に打ち込み固定したものである。
り、しかも、このキャリア29と出力軸34とを一体物
としてある。この構成によれば、これらの各部分を締結
ボルト等を用いて締結することにより一体化していた場
合に比べて、部品点数を削減できる。また、組立工数を
減らすことができる。更には、これらの部分の組立精度
が問題になることが無いという利点がある。これに加え
て、遊星軸30として打ち込みピンを用いているので、
従来のように遊星軸をボルトによって固定していた構造
に比べて、この点においても部品点数が減り、組立工数
が減り、また組立精度も向上する。
持構造)次に、前段側キャリア37に後段側ピニオン軸
32が締結された締結体は、当該締結体の軸端、すなわ
ち、ピニオン軸32の軸端32aが鋼球によって支持さ
れ、他方のキャリア37の端面37aの側が、その中心
部分が摺動接触状態で支持されている。
aが対峙しているキャリア29の環状端面29aには、
軸線20aの方向に溝29bが掘られ、そこに鋼球29
cが装着されている。そして、ピニオン軸の軸端32a
の側には、鋼球29cの表面に当接した円錐状内周面3
2bを備えた溝が形成されている。このように、ピニオ
ン軸32の軸端32aの側は、鋼球29cによって支持
されている。
には、軸線方向に僅かに突出した円形突起37bが形成
されている。この突起37bが対峙している前段側のピ
ニオン軸38は、当該ピニオン軸38が外部部材に連結
されることによって、軸線方向の位置が固定される。
オン軸32が締結された締結体は、軸線20aの方向に
向けて、鋼球29cおよび前段側ピニオン軸38によっ
て規制される範囲内で往復移動可能である。
ピニオン軸32が締結された締結体は、両側の軸端の位
置で、摺動相対速度が小さい場所、すなわち、中心側の
部分で鋼球29cの側、あるいは前段側のピニオン軸3
8の端面38aの側によって支持可能となっている。従
って、ボールベアリング等を使用することなく、当該締
結体の回転に伴う摺動抵抗を低減した状態で、当該締結
体を回転自在に支持することができる。このために、ボ
ールベアリング等を使用する場合に比べて、製造価格を
低減できる。
な浮動状態となっている。従って、ここを介して伝達さ
れる荷重分配を適切な状態で行なうことができ、トルク
伝達特性等を改善することができる。
20では、その一方の主軸受け27に対する予圧を次の
ように付与している。すなわち、図2に拡大して示すよ
うに、当該主軸受け27の内輪27aの環状端面27b
には、止め輪41が配置されている。この止め輪41
は、内輪27aに当たっている側の端面は平坦な環状端
面である。しかし、反対側の環状端面には、その内周側
の部分に環状傾斜面41aが形成されている。
段側キャリア29の外周面に形成されている。この止め
輪溝42には、止め輪41の環状傾斜面41aに対応す
る環状傾斜面42aが形成されている。止め輪41を広
げて止め輪溝42に装着すると、止め輪41が半径方向
の内側に向けて弾性復帰する。この弾性復帰力が発生す
ると、傾斜面41a、42aによるくさび効果によっ
て、内輪27aを軸線方向に押し付ける押し付け力が発
生する。
た止め輪を用いて、主軸受けに予圧を与えるようにして
いる。このため、従来のようにベアリングナット、シム
板、ばね等を用いる予圧付与機構に比べて、製造価格、
作業性および設置場所の点で優れた予圧機構を実現でき
る。
対の主軸受け26、27の外輪26c、27cには、装
置軸線20a方向に沿って相互に離れる方向に向かう予
圧を与え、それらの内輪26a、27aには、装置軸線
20aの方向に沿って相互に接近する方向に向かう予圧
を与えるようにしている。
5の両側には、環状のスペーサ43、44が配置されて
いる。そして、環状のスペーサ43の端面が一方の主軸
受け26の外輪26cに当たっている。反対側の環状の
スペーサ44の端面は他方の側の主軸受け27の外輪2
7cに当たっている。
端面は、後段側キャリア29の外周面に形成した環状の
内輪受け29dに当たっている。反対側の主軸受け27
の内輪27aは、前述したように、止め輪41によって
予圧が付与されている。
それらの内輪26a、27aの側は、内輪受け29bと
止め輪41の間に挟み込まれて、軸線方向20aに沿っ
て相互に接近する方向の予圧が付与された状態となって
いる。これに対して、一対の主軸受け26、27の外輪
26c、27cの側は、それぞれスペーサ43、44の
側に押し付けられているので、軸線方向20aに沿って
相互に離れる方向の予圧が付与された状態となってい
る。
け作用点スパンL1は、実際の軸受けスパンLよりも長
くなる。このため、例えば、出力軸34の先端側に外力
Fが作用することによって曲げモーメントが発生した場
合に、内部に発生する応力は、軸受け作用点スパンL1
が長いので小さくなる。このために、外部モーメントが
作用しても減速機性能への影響を抑制することができ
る。
て、前段側の遊星歯車36の脱落防止構造を説明する。
この図に示すように、キャリア37の端面には片持ち状
態で複数本の遊星軸36aが装置軸線20aの方向に突
出している。各遊星軸36aには、ローラベアリング3
6bを介して回転自在の状態で遊星歯車36が支持され
ている。従って、遊星歯車36は遊星軸36aの先端側
に移動して、そこから抜けるおそれがある。これを防止
するために、従来では、図6に示すように、遊星軸の先
端に止め輪溝を形成し、そこに止め輪を嵌めた脱落防止
構造を採用している。
ばめとなるように脱落防止用のリング状部材61を圧入
固定してある。この構造を採用した場合には、止め輪を
用いる場合のように、遊星軸の先端に止め輪溝を加工す
る必要がない。また、リング状部材61の圧入状態は目
視によってその適否を簡単に確認できる。
ここで、図示の遊星歯車装置20などの遊星歯車装置に
おいては、遊星歯車とキャリアの間の摺動部分には、座
金等を介在させることにおり、これらの間の摺動抵抗を
低減しているのが一般的である。この摺動部分の摺動抵
抗を低減するための構造としては、部品点数の削減、組
立作業性の点から次のような構造を採用することが望ま
しい。
は、キャリア71に取り付けた遊星軸72によって遊星
歯車73が支持されている。従って、キャリア71の端
面71aと、これに対峙している遊星歯車の端面73a
は摺動状態になる。この部分に摺動抵抗を低減するに
は、例えば、キャリア端面71aに、環状に盛り上げた
摺動用の座面74を形成する。このような座面74を形
成すれば、摺動面積が少なくなる。また、摺動部分は遊
星歯車の回転中心に近い摺動抵抗が小さい部分である。
従って、座面74を形成することにより、座金等の別部
材を取り付けることなく、キャリア端面と遊星歯車端面
の間の摺動抵抗を低減できる。
を形成する代わりに、遊星歯車73の端面73aの側に
同様な座面を形成してもよい。
歯車装置20においては、装置ハウジング21の内側に
後段側の内歯歯車25が固定されている。すなわち、装
置ハウジング21の内周面には環状端面21bが形成さ
れており、この環状端面21bには上記の環状スペーサ
44の端面が押し付けられており、このスペーサ44の
他方の端面に内歯歯車25が押し付けられている。この
状態で、内歯歯車25の側からスペーサ44を貫通して
装置ハウジング21の側に渡って、締まりばめとなるよ
うにノックピン51が圧入固定されている。ノックピン
の代わりにスプリングピンを用いてもよい。
のキャリア29の端面に対して、内歯歯車35の端面側
から締まりばめとなるように圧入したノックピン52に
よって、締結固定されている。この場合にも、ノックピ
ンの代わりにスプリングピンを用いてもよい。
は、装置ハウジング21あるいはキャリア29とは別物
として製造した内歯歯車25、35を、従来において一
般的に使用されている締結ねじ等の締結手段を使用せず
に、ノックピンあるいはスプリングピンを用いて締結固
定している。締結ねじ等を採用する場合には、タップ加
工が必要であり、締結トルクの管理も必要である。しか
し、ノックピンあるいはスプリングピンを締まりばめと
なるように圧入固定する場合には、タップ加工、締結ト
ルクの管理が不要となる。また、締結ねじに比べてノッ
クピン等は安価である。従って、簡単な構成で、しかも
安価な内歯歯車の締結固定構造を実現することができ
る。
締結機構の別の例を示してある。この図を参照して説明
すると、遊星歯車装置20はモータのギヤヘッドとして
使用される場合が多い。このために、遊星歯車装置20
とモータ81の間にはアダプターフランジ82が取付け
られる。このアダプターフランジ82は装置ハウジング
21の端面21cに対して締結ボルト83によって締結
固定される。
装置ハウジング21の端面21cに当接する環状端面8
2aの内周側には、装置軸線20aの方向に突出した環
状突起82bが形成されている。そして、この環状突起
82bの先端は、主軸受け26の外輪26cの端面に当
たる環状端面82cとなっている。
ウジング21に締結固定すると、その端面82cによっ
て、主軸受け26の外輪26cが装置軸線20aの方向
に押し付けられる。この押し付け力は、スペーサ43を
介して内歯歯車25に伝わる。内歯歯車25の反対側の
端面はスペーサ44を介して装置ハウジング21の側に
支持されている。この結果、アタプターフランジ82を
装置ハウジング21に締結固定することによって、内歯
歯車25は装置ハウジング21の側に押し付けられて固
定される。
では、アダプターフランジ82を締結固定すると、その
締結力によって、内歯歯車25が装置ハウジング21の
側に押し付けられる。内歯歯車25はノックピン51に
よって装置ハウジング21に締結固定されているので、
アダプターフランジ82による押し付け力によって、内
歯歯車25を一層強固に装置ハウジング21の側に締結
固定された状態を形成できる。
ング21の締結ボルトの軸力を増すことにより、アダプ
ターフランジ82の環状端面82cの押し付け力を大き
くできる。例えば、締結ボルトのサイズを上げることに
より、あるいは、締結ボルトの本数を増やすことにより
押し付け力を大きくできる。押し付け力を大きくすれ
ば、ノックピン51等を別途使用することなく、内歯歯
車25を装置ハウジング21の側に締結固定することも
可能である。この場合には、内歯歯車25と装置ハウジ
ング21の締結機構を簡素化でき、また、そのためのス
ペースが不要となる。
記第2のキャリアと出力軸とを一部材として作製すると
共に、複数本の遊星軸として、当該一部材として作製さ
れた第1および第のキャリアの部分の間に架け渡すよう
に打ち込んだ打ち込みピンを用いた構成としている。従
って、第1および第2のキャリアと出力軸を別部材とし
て構成すると共に、遊星軸を締結ねじ等を用いて締結す
る場合に比べて、部品点数を低減でき、製造価格を下げ
ることができ、更には、組立工数を減らし、組立精度も
改善することができる。
とも前段遊星歯車機構および後段遊星歯車機構を有する
多段遊星歯車装置において、前段側キャリアに後段側ピ
ニオン軸が締結された締結体を、当該締結体の軸端のう
ちの少なくとも一方の軸端の中心部分が摺動接触状態で
支持されるように構成してある。あるいは、締結体の軸
端のうちの少なくとも一方の軸端を、装置軸線方向に隣
接した位置に配置した鋼球によって支持した構成を採用
している。従って、このような締結体をボールベアリン
グ等の軸受けを使用して支持する必要が無いので、軸受
け部分の構造を簡単化でき、製造価格も安くすることが
できる。
面の一部が環状傾斜面となっている。止め輪と、玉軸受
けの内輪および外輪のうちの少なくとも一方の側の環状
端面に対峙した位置に形成した前記環状傾斜面に対応す
る環状傾斜面を備えた止め輪溝とを有し、当該止め輪溝
に前記止め輪を差し込むことにより、玉軸受けに予圧を
付与するようにしている。従って、価格が安く、作業性
が良く、狭い場所でも設置できる軸受け予圧機構を実現
できる。
に内歯が形成された環状の内歯歯車と、当該内歯歯車の
両側に配置した一対の主軸受けによってそれぞれ回転自
在に支持された第1および第2のキャリアと、これら第
1および第2のキャリアの間に架け渡した複数本の遊星
軸の回りにそれぞれ回転自在に支持され、前記内歯に噛
み合っている複数の遊星歯車と、前記第1のキャリアを
貫通して装置軸線方向に延びているピニオン軸の外周に
形成され、前記遊星歯車に噛み合っている太陽歯車と、
前記第2のキャリアに連結されていると共に装置軸線方
向に延びている出力軸とを有する遊星歯車装置におい
て、前記一対の主軸受けの外輪には、装置軸線方向に沿
って相互に離れる方向に向かう予圧を作用させ、前記一
対の主軸受けの内輪には、装置軸線方向に沿って相互に
接近する方向に向かう予圧を作用させる構成を採用して
いる。従って、上記の主軸受け間の作用点スパンを長く
でき、外部負荷によって内部に曲げモーメントが作用し
た場合に、大きな内部応力が発生する事態を回避でき
る。
アに対して片持ち状態に取付けられた遊星軸に回転自在
に遊星歯車が支持されている遊星歯車装置において、遊
星軸の先端に、締まりばめとなるように脱落防止用のリ
ング状部材を圧入固定した構成を採用している。従っ
て、脱落防止機構として止め輪を使用する場合に比べ
て、部品加工の手間が無くなる等の利点が得られる。
ーシングと、当該装置ケーシングに締結された内歯歯車
とを備えた遊星歯車装置において、装置ケーシングに対
する内歯歯車の締結を、締まりばめによるノックピンあ
るいはスプリングピンを用いて行なうようにしている。
従って、締結ねじ等を使用する場合に比べて、部品点数
が少なく、しかも作業性のよい締結機構を実現できる。
端面にモータ取付け用のアダプターフランジが締結固定
されている遊星歯車装置において、アダプターフランジ
は、内歯歯車を装置ケーシングに対して装置軸線方向に
押し付け固定可能な突起を備え、アダプターフランジを
前記装置ケーシングに締結する際の締結力によって突起
は内歯歯車を装置ケーシングの側に対して所定の締結力
で締結している構成を採用している。この構成によれ
ば、内歯歯車を装置ハウジングに締結固定するための機
構を簡素化でき、またそのための組立作業も簡単にな
る。
車の環状端面と、当該端面が摺動するキャリアの側の摺
動面との間に、一方の側の部分を他方の側に向けて環状
に盛り上げることにより形成した座を形成した構成を採
用している。この構成によれば、座金等を用いて摺動抵
抗を低減する場合に比べて、簡単な構成による同等の効
果を実現できる。
構成図である。
て丸で囲んだ部分を拡大して示す部分拡大図である。
おける前段側の遊星歯車機構の部分を取り出して示す説
明図である。
ための機構を示すための説明図である。
ハウジングに締結固定するための機構を示すための説明
図である。
る。
Claims (9)
- 【請求項1】 内周面に内歯が形成された環状の内歯歯
車と、当該内歯歯車の両側に配置した一対の主軸受けに
よってそれぞれ回転自在に支持された第1および第2の
キャリアと、これら第1および第2のキャリアの間に架
け渡した複数本の遊星軸の回りにそれぞれ回転自在に支
持され、前記内歯に噛み合っている複数の遊星歯車と、
前記第1のキャリアを貫通して装置軸線方向に延びてい
るピニオン軸の外周に形成され、前記遊星歯車に噛み合
っている太陽歯車と、前記第2のキャリアに連結されて
いると共に装置軸線方向に延びている出力軸とを有する
遊星歯車装置において、 前記第1のキャリアと前記第2のキャリアと前記出力軸
とが一部材として作製されており、前記複数本の遊星軸
は、当該一部材として作製された前記第1および第のキ
ャリアの部分の間に架け渡すように打ち込んだ打ち込み
ピンであることを特徴とする遊星歯車装置。 - 【請求項2】 少なくとも前段遊星歯車機構および後段
遊星歯車機構を有する多段遊星歯車装置において、前段
側キャリアに後段側ピニオン軸が締結された締結体は、
当該締結体の軸端のうちの少なくとも一方の軸端の中心
部分が摺動接触状態で支持されていることを特徴とする
多段遊星歯車装置。 - 【請求項3】 請求項2において、前記締結体の軸端の
うちの少なくとも一方の軸端は、装置軸線方向に隣接し
た位置に配置した鋼球等の球体によって支持されている
ことを特徴とする多段遊星歯車装置。 - 【請求項4】 環状端面の一部が環状傾斜面となってい
る止め輪と、玉軸受けの内輪および外輪のうちの少なく
とも一方の側の環状端面に対峙した位置に形成した前記
環状傾斜面に対応する環状傾斜面を備えた止め輪溝とを
有し、当該止め輪溝に前記止め輪を差し込むことによ
り、前記玉軸受けに予圧を付与することを特徴とする軸
受け予圧機構。 - 【請求項5】 内周面に内歯が形成された環状の内歯歯
車と、当該内歯歯車の両側に配置した一対の主軸受けに
よってそれぞれ回転自在に支持された第1および第2の
キャリアと、これら第1および第2のキャリアの間に架
け渡した複数本の遊星軸の回りにそれぞれ回転自在に支
持され、前記内歯に噛み合っている複数の遊星歯車と、
前記第1のキャリアを貫通して装置軸線方向に延びてい
るピニオン軸の外周に形成され、前記遊星歯車に噛み合
っている太陽歯車と、前記第2のキャリアに連結されて
いると共に装置軸線方向に延びている出力軸とを有する
遊星歯車装置において、 前記一対の主軸受けの外輪には、装置軸線方向に沿って
相互に離れる方向に向かう予圧が作用しており、前記一
対の主軸受けの内輪には、装置軸線方向に沿って相互に
接近する方向に向かう予圧が作用していることを特徴と
する遊星歯車装置。 - 【請求項6】 キャリアに対して片持ち状態に取付けら
れた遊星軸に回転自在に遊星歯車が支持されている遊星
歯車装置において、前記遊星軸の先端には、締まりばめ
となるように脱落防止用のリング状部材を圧入固定した
ことを特徴とする遊星歯車装置。 - 【請求項7】 装置ケーシングと、当該装置ケーシング
に締結された内歯歯車とを備えた遊星歯車装置におい
て、前記装置ケーシングに対する前記内歯歯車の締結
を、締まりばめとなるように圧入したノックピンあるい
はスプリングピンによって行なうことを特徴とする遊星
歯車装置。 - 【請求項8】 一方の端面にモータ取付け用のアダプタ
ーフランジが締結固定されている遊星歯車装置におい
て、前記アダプターフランジは、内歯歯車を装置ケーシ
ングに対して装置軸線方向に押し付け固定可能な突起を
備え、前記アダプターフランジを前記装置ケーシングに
締結する際の締結力によって前記突起は前記内歯歯車を
前記装置ケーシングの側に対して所定の締結力で締結し
ていることを特徴とする遊星歯車装置。 - 【請求項9】 遊星歯車装置において、遊星歯車の環状
端面と当端該端面が摺動するキャリアの側の端面との間
には、一方の端面を他方の側に向けて盛り上げることに
より形成した座が形成されていることを特徴とする遊星
歯車装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8125468A JPH09303494A (ja) | 1996-05-21 | 1996-05-21 | 遊星歯車装置 |
PCT/JP1997/004223 WO1999025992A1 (fr) | 1996-05-21 | 1997-11-19 | Dispositif a engrenages planetaires |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8125468A JPH09303494A (ja) | 1996-05-21 | 1996-05-21 | 遊星歯車装置 |
PCT/JP1997/004223 WO1999025992A1 (fr) | 1996-05-21 | 1997-11-19 | Dispositif a engrenages planetaires |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006159225A Division JP2006234177A (ja) | 2006-06-08 | 2006-06-08 | 遊星歯車装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09303494A true JPH09303494A (ja) | 1997-11-25 |
Family
ID=26438238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8125468A Pending JPH09303494A (ja) | 1996-05-21 | 1996-05-21 | 遊星歯車装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09303494A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001193809A (ja) * | 2000-01-06 | 2001-07-17 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 回転駆動装置及び該回転駆動装置の製造方法 |
JP2006307909A (ja) * | 2005-04-27 | 2006-11-09 | Nidec-Shimpo Corp | 遊星歯車減速機におけるキャリアの回動支持構造 |
JP2007002895A (ja) * | 2005-06-22 | 2007-01-11 | Nabtesco Corp | 減速機の軸受予圧機構 |
JP2010107018A (ja) * | 2008-10-31 | 2010-05-13 | Nsk Ltd | 軸受装置 |
KR20180037976A (ko) * | 2015-08-31 | 2018-04-13 | 니토 코키 가부시키가이샤 | 동력 공구 |
CN112145630A (zh) * | 2020-09-26 | 2020-12-29 | 南京好龙电子有限公司 | 具有行星架定位机构的行星齿轮减速器 |
-
1996
- 1996-05-21 JP JP8125468A patent/JPH09303494A/ja active Pending
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