JPH09302875A - 金属製笠木の製造方法 - Google Patents

金属製笠木の製造方法

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JPH09302875A
JPH09302875A JP14077596A JP14077596A JPH09302875A JP H09302875 A JPH09302875 A JP H09302875A JP 14077596 A JP14077596 A JP 14077596A JP 14077596 A JP14077596 A JP 14077596A JP H09302875 A JPH09302875 A JP H09302875A
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JP
Japan
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plate
top plate
side plate
arc
metal
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JP14077596A
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English (en)
Inventor
Eikichi Kanazawa
栄吉 金澤
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KANAZAWA KK
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KANAZAWA KK
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 天板と一方及び他方の側板を固定した後に、
歪みを補正しなければならず、また、この工程の後に塗
装することから、塗装工程に長時間を要し、コスト高と
なっているとともに、さらに、単一色の塗装とならざる
を得ず、例えば天板と側板との色彩が異なる笠木を製造
することができない。 【解決手段】 塗装工程を経て外側に径の長い円弧2b
を有し内側に径の短い円弧2aを有する天板2を作成す
る工程と、塗装工程を経てそれぞれ円弧状に折曲された
一方及び他方の側板3,4を製造する工程と、上記天板
と一方及び他方の側板とをレーザ光10aにより溶接す
る工程と、を備えてなる

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、コンクリート
等を用いて建築された建物の屋上外周に形成された起立
部の上端に取り付けられる金属製笠木の製造方法に関
し、特に、上記建物の屋上に円弧状の起立部が形成され
ている場合における該起立部或いはコーナー部が円弧状
とされてなる起立部に取り付けられる金属製笠木の製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンクリート等を用いて建築された建物
の屋上の外周には、側壁から上方に起立部が形成され、
この起立部には従来より、雨水が建物内に侵入し鉄骨等
を腐食させ壁等のひび割れが生ずることを防止するため
に、金属製の笠木が取り付けられている。この金属製の
笠木50は、図8に示すように、建物の屋上の外周に形
成された起立部Sの上端側に固定された取付部材51を
介して装着されるものであって、天板52と、この天板
52の内側に溶接されてなる一方の側板53と、上記天
板52の外側に溶接される他方の側板54とから構成さ
れている。なお、上記他方の側板54は、一方の側板5
3の高さよりもやや長尺に成形されてなるとともに天板
52はやや内側(一方の側板53方向)が低くなるよう
傾斜され、これによって該天板52上に降った雨水が内
側に流れるようされている。また、上記一方及び他方の
側板53,54の下端には起立部S側に折曲された折曲
部53a,54aが形成されている。
【0003】ちなみに、上記取付部材51について説明
すると、略長方形状に成形されボルト55,56を介し
て上記起立部Sの上面に固定される固定板部57と、こ
の固定板部57の一端から上方に起立してなる一方の起
立部58と、上記固定板部57の他端から上方に起立し
てなるとともに上記一方の起立部58よりもやや短い高
さとされてなる他方の起立部59とを備えている。そし
て、この取付部材51には、上記一方の起立部58の上
端からやや先端側が高くなるよう傾斜してなり上記笠木
50の天板52の外側下面を支持する一方の支持板部6
0が形成され、他方の起立部59の上端から手前側がや
や低くなるよう傾斜してなり上記笠木50の天板52の
内側下面を支持する他方の支持板部61が形成されてい
る。そして、一方及び他方の支持板部60,61には、
それぞれ建物に形成された起立部Sの外側面又は内側面
と面対向する外側板部62と内側板部63が形成され、
これら外側板部62と内側板部63の下端には各々対向
する折曲部62a,63aが形成されている。また、上
記固定板部57の中心には側面形状がT字状となされた
スポンジ固定部64が形成され、このスポンジ固定部6
4の上面には、スポンジ65が貼付されている。
【0004】そして、上述した取付部材51は、建物の
屋上に形成された起立部Sに複数固定され、上述したよ
うに、これらの取付部材51を介して上記笠木50が固
定される。ここで、上記笠木50は、起立部Sが直線状
に成形されている部位に装着されるものと、L字状とな
された角部に装着されるものや、或いは起立部Sの角部
(コーナー)が円弧状とされている場合や、或いは起立
部全体又は一部が円弧状にとされてなる場合にあって
は、それぞれの円弧に対応して円弧状に成形されたもの
が従来より存在する。そこで、上記円弧状に成形された
従来の金属製笠木50の製造方法について説明すると、
先ず、金属板を切断することにより外側に径の短い円弧
52aを有し、外側に径の短い円弧52bを有する円弧
状の天板52を作成するとともに、金属板を切断し又は
押出成形法により略長方形状に成形して、図9に示す一
方及び他方の側板53,54を作成する。そして、上記
天板52と一方及び他方の側板53,54をアルゴン溶
接することにより互いに固定し、その後にサンドペーパ
ー等を使用して歪みを補正し、最後に塗装することによ
り、製品としての笠木50を製造している。なお、この
ように、アルゴン溶接を行った後に塗装を行う理由は、
塗装を行った後に溶接することにより、塗装部分に劣化
が生じたり或いは変形する場合が多いからである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た工程による金属製笠木の製造方法では、天板52と一
方及び他方の側板53,54を固定した後に、歪みを補
正しなければならず、また、この工程の後に塗装するこ
とから、塗装工程に長時間を要し、コスト高となってい
るとともに、さらに、単一色の塗装とならざるを得ず、
例えば天板と側板との色彩が異なる笠木を製造すること
ができない。
【0006】そこで、本発明は、上述した従来の金属製
笠木の製造方法が有する課題を解決するために提案され
たものであって、短時間且つ低コストで製造することが
でき、天板と側板とを任意の色彩とすることができる金
属製笠木を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために提案されたものであり、第1の発明(請求
項1記載の発明)は、塗装工程を経て外側に径の長い円
弧を有し内側に径の短い円弧を有する天板を作成する工
程と、塗装工程を経てそれぞれ円弧状に折曲された一方
及び他方の側板を製造する工程と、上記天板と一方及び
他方の側板とをレーザ光により溶接する工程と、を備え
てなることを特徴とするものである。
【0008】また、第2の発明(請求項2記載の発明)
は、金属板を塗装する工程の後に該金属板を切断するこ
とにより外側に径の長い円弧を有し内側に径の短い円弧
を有する天板を作成する工程と、上端側内側面に第1の
凸条が形成され下端には内側に折曲された折曲部が形成
されるよう金属材料を押出成形法にて略板状となされた
一方及び他方の板状体を成形し、この後にこれら一方及
び他方の板状体を塗装し、この塗装された一方の板状体
を上記天板に形成された外側の円弧に対応するよう円弧
状に折曲して一方の側板を作成する工程と、上記塗装さ
れた他方の板状体を上記天板に形成された内側の円弧に
対応するよう円弧状に折曲して他方の側板を作成する工
程と、上記天板の外側に形成された円弧状の縁部と上記
一方の側板に形成された第1の凸条の上面とが接触する
よう位置決めするとともに該天板の内側に形成された円
弧状の縁部と上記他方の側板に形成された第1の凸条の
上面とが接触するよう位置決めする工程と、この工程に
よりそれぞれ位置決めされた一方及び他方の側板と上記
天板とをレーザ光により溶接する工程と、を備えてなる
ことを特徴とするものである。
【0009】また、第3の発明(請求項3記載の発明)
は、前記レーザ光により溶接する工程は、YAGレーザ
を使用することを特徴とするものである。
【0010】また、第4の発明(請求項4記載の発明)
は、前記天板と、一方及び他方の側板とはアルミニウム
からなり、上記これらの塗装はアルマイト加工により塗
装することを特徴とするものである。
【0011】また、第5の発明(請求項5記載の発明)
は、前記天板と一方及び他方の側板との溶接は、銅板上
に天板を載置して行うことを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の態様】以下、本発明に係る金属製笠木
(以下、笠木と言う。)について、簡単に説明し、その
後に、この金属製笠木の製造方法の一実施の態様につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0013】この実施の態様に係る笠木1は、図1に示
すように、天板2と、この天板2に溶接された一方及び
他方の側板3,4とから構成されてなるものであって、
図8に示す従来の笠木50と同じように、建物の屋上の
外周に形成された起立部Sの上端側に固定された取付部
材51を介して装着されるものである。なお、上記取付
部材51の構成については、同図8に示すものと同一で
あることから、説明は省略する。そして、上記笠木1を
構成する天板2は、アルミニウム板の表面及び裏面にア
ルマイト塗装がされてなるものであり、図2に示すよう
に、内側に径の短い第1の円弧2aを有し、外側には該
第1の円弧2aよりも径の長い第2の円弧2bを有して
なるものである。また、上記一方及び他方の側板3,4
は、天板2と同じようにアルミニウム板の正面及び裏面
に(本実施の態様では、上記天板2とは異なる塗料によ
り)塗装が施されてなるものであり、該一方の側板3
は、上記天板2の内側に形成された第1の円弧2aに対
応して湾曲されており、また、他方の側板4は第2の円
弧2bに対応して湾曲されている。なお、図1に示すよ
うに、上記一方の側板3の高さよりも他方の側板4の高
さは、やや長いものとされている。また、上記一方の側
板3の上端側外側面には、該一方の側板3の長さ方向に
一方の凸条3aが形成され、また他方の側板4の上端側
面には、該他方の側板4の長さ方向に他方の凸条4aが
形成されている。さらに、これら一方及び他方の側板
3,4の下端には、それぞれ対向してなる折曲部3b,
4bが形成されている。
【0014】そこで、以下、上記笠木1の製造方法につ
いて説明する。先ず、天板2を製造する工程について説
明し、その後に一方及び他方の側板3,4を製造する工
程を説明し、最後にこれらを溶接して笠木1とする工程
について説明する。上記天板2の製造工程は、アルミニ
ウムを長尺な板体(アルミニウム板)に成形し、その後
にこのアルミニウム板をアルマイト処理することにより
塗装を行うが、塗装の方法や色は特に限定されることな
く、従来より周知の塗装方法であれば何れの方法を採用
しても良い。そして、この塗装工程が終了すると、次い
で、該塗装されたアルミニウム板を、図2に示すよう
に、切断する。この切断方法は、タレットパンチプレス
等のプレス機械を用いて切断する方法や、レーザ光によ
り切断する方法の他、従来公知の他の方法により切断し
ても良い。上記一方及び他方の側板3,4は、アルミニ
ウムを押出成形法により上述した凸条3a,4a及び折
曲部3b,4bが一体形成された一方及び他方の板体で
あって、この後に各板体にアルマイト加工により表面及
び裏面に塗装を施す。なお、この塗装方法についても、
必ずしもアルマイト加工によることなく、他の塗装方法
を採用しても良い。そして、上述した塗装工程が終了す
ると、次いで上記一方の板体を、図示しないロール機を
用いて、上記天板2の内側に形成された第1の円弧2a
と同じ径となるように曲げ加工を行い、図2に示す一方
の側板3とする。同様に、上記他方の板体も図示しない
ロール機を用いて、上記天板2の外側に形成された第2
の円弧2bと同じ径となるよう曲げ加工を行い、図2に
示す他方の側板4とする。
【0015】そして、上述した一連の工程により製造し
た天板2と一方及び他方の側板3,4を溶接する。この
溶接方法は、図3又は図4に示すように、定盤6の上面
に銅板7を載置し、この銅板7上に、上記天板2を載置
するとともに、この天板2の内側上面又は下面に、他方
の側板4に形成された凸条4aの上面が載置されるよう
に、それぞれ複数の固定具8を介して位置決めをする。
そして、このように固定具8を介して天板2と他方の側
板4との位置決めが終了すると、次いで、図5に示すよ
うに、レーザ加工機10により該天板2と他方の側板4
とを溶接する。なお、このレーザ加工機10はYAGレ
ーザ加工機であり、また、このレーザ加工機10による
レーザ光10aの照射位置は、図6に示すように、上記
凸条4aと他方の側板4とが接触する部位(図2におい
て二点鎖線で示す部位)とする。そして、上述した方法
により天板2と他方の側板4とが溶接されると、次い
で、上記方法と同じ方法により、図7に示すように、天
板2と一方の側板3とを溶接する。なお、上述説明で
は、天板2に他方の側板4を溶接した後に一方の側板3
を溶接したが、一方の側板3を溶接した後に他方の側板
4を溶接する方法や、一方の側板3と他方の側板4とを
それぞれ上記固定具8を介して位置決めし、その後に何
れか一方から溶接しても良い。なお、上述した方法によ
り製造された笠木1は、起立部のコーナー部が円弧状と
されている場合には、該笠木1をコーナー部に固定し、
両端は図示しない直線状の笠木の一端と溶接して使用さ
れ、また、起立部の全体又は一部が円弧状とされている
場合にあっては、それぞれ円弧状となされた上記笠木1
を端部において溶接することで連続させ、該起立部の上
端側全体を覆う。
【0016】上述した金属製笠木1の製造方法によれ
ば、YAGレーザ加工機10により天板2と一方及び他
方の側板3,4を溶接することから、この溶接工程に先
立って行われた塗装工程により塗装された部位が、溶接
時に劣化することがない。特に、上記製造方法は、単に
YAGレーザ加工機10を用いて溶接しているのみなら
ず、一方及び他方の側板3,4の上端側にそれぞれ凸条
3a,4aを形成し、天板2との溶接部位は、この凸条
3a,4aと天板2とが接触している部位にレーザ光1
0aを照射して行うものであること(即ち、笠木1の角
部からはやや離間した位置にて溶接すること)と、レー
ザ光10aの照射により発生する熱が銅板7により逃が
されることから、笠木1の外側面に歪みが生ずる可能性
は極めて少ないとともに、塗装の劣化をも十分防止する
ことができる。したがって、従来の製造方法のように、
溶接工程の後にサンドペーパー等を使用して歪みを補正
する必要はなく、この結果十分製造コストを抑制するこ
とができる。しかも、溶接工程の前段階において塗装が
可能であることから、天板2の色彩と一方及び他方の側
板3,4との色彩を任意のものとすることができるの
で、色彩の点でバリエーションの豊富な笠木1を製造す
ることができる。
【0017】
【発明の効果】上述した発明の実施の態様の説明からも
明らかなように、本発明に係る金属製笠木の製造方法に
よれば、塗装工程を経た後にレーザ光により溶接する工
程を採用していることから、製造時間を短縮させ製造コ
ストを十分抑制することができる。また、溶接工程の前
段階にて塗装を行うことから、天板と一方及び他方の側
板の塗料に任意の別個の塗料を使用することができる。
したがって、色彩においてバリエーションが豊富な金属
製笠木を製造することができる。特に、第2の発明に係
る金属製笠木の製造方法によれば、天板と一方及び他方
の側板との溶接は、第1又は第2の凸条の上面とが接触
するよう位置決めした後にレーザ光により溶接する工程
を採用していることから、天板と一方及び他方の側板の
位置決めを高精度に行うことができ、且つ、レーザ光の
照射により溶接した部位が劣化することも防止すること
ができる。レーザ光としてYAGレーザを使用した第3
の発明によれば、溶接時の歪み等溶接時に発生する熱に
よる悪影響を一層防止することができる。したがって、
この製造方法によれば、溶接箇所における塗装の剥離等
がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、金属製笠木が取付部材を介して起立部
に装着されている状態を示す断面図である。
【図2】図2は、金属製笠木の分解斜視図である。
【図3】図3は、天板に他方の側板が位置決めされた状
態を示す平面図である。
【図4】図4は、天板に他方の側板が位置決めされた状
態の一部を拡大して示す斜視図である。
【図5】図5は、レーザ加工機により天板と他方の側板
とを溶接している状態を示す斜視図である。
【図6】図6は、レーザ光が照射される位置(溶接位
置)を模式的に拡大して示す側断面図である。
【図7】図7は、天板と一方の側板とをレーザ光加工機
により溶接している状態を示す斜視図である。
【図8】図8は、従来の金属製笠木が取付部材を介して
起立部に装着されている状態を示す断面図である。
【図9】図9は、従来の金属製笠木の分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 金属製笠木 2 天板 2a 第1の円弧 2b 第2の円弧 3 一方の側板 3a 一方の凸条 4 他方の側板 4a 他方の凸条 10 レーザ加工機 10a レーザ光

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗装工程を経て外側に径の長い円弧
    を有し内側に径の短い円弧を有する天板を作成する工程
    と、塗装工程を経てそれぞれ円弧状に折曲された一方及
    び他方の側板を製造する工程と、上記天板と一方及び他
    方の側板とをレーザ光により溶接する工程と、を備えて
    なることを特徴とする金属製笠木の製造方法。
  2. 【請求項2】 金属板を塗装する工程の後に該金属
    板を切断することにより外側に径の長い円弧を有し内側
    に径の短い円弧を有する天板を作成する工程と、上端側
    内側面に第1の凸条が形成され下端には内側に折曲され
    た折曲部が形成されるよう金属材料を押出成形法にて略
    板状となされた一方及び他方の板状体を成形し、この後
    にこれら一方及び他方の板状体を塗装し、この塗装され
    た一方の板状体を上記天板に形成された外側の円弧に対
    応するよう円弧状に折曲して一方の側板を作成する工程
    と、上記塗装された他方の板状体を上記天板に形成され
    た内側の円弧に対応するよう円弧状に折曲して他方の側
    板を作成する工程と、上記天板の外側に形成された円弧
    状の縁部と上記一方の側板に形成された第1の凸条の上
    面とが接触するよう位置決めするとともに該天板の内側
    に形成された円弧状の縁部と上記他方の側板に形成され
    た第1の凸条の上面とが接触するよう位置決めする工程
    と、この工程によりそれぞれ位置決めされた一方及び他
    方の側板と上記天板とをレーザ光により溶接する工程
    と、を備えてなることを特徴とする金属製笠木の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 前記レーザ光により溶接する工程
    は、YAGレーザを使用することを特徴とする請求項1
    又は2記載の金属製笠木の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記天板と、一方及び他方の側板と
    はアルミニウムからなり、上記これらの塗装はアルマイ
    ト加工により塗装することを特徴とする請求項1,2又
    は3記載の金属製笠木の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記天板と一方及び他方の側板との
    溶接は、銅板上に天板を載置して行うことを特徴とする
    請求項1,2,3又は4記載の金属製笠木の製造方法。
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