JPH09302818A - 縁金具とこの縁金具同士の締付け具およびこの縁金具と締付け具を使用した組立てブース - Google Patents

縁金具とこの縁金具同士の締付け具およびこの縁金具と締付け具を使用した組立てブース

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JPH09302818A
JPH09302818A JP14987896A JP14987896A JPH09302818A JP H09302818 A JPH09302818 A JP H09302818A JP 14987896 A JP14987896 A JP 14987896A JP 14987896 A JP14987896 A JP 14987896A JP H09302818 A JPH09302818 A JP H09302818A
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JP
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panel
edge
booth
flange portion
flat plate
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Application number
JP14987896A
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English (en)
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Yoshiki Matsu
義毅 松
Shigehisa Maruyama
重久 丸山
Tetsufumi Shibata
哲文 柴田
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Original Assignee
ADO SPACE KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パネルを簡単に接合、分離してブースを組立
て分解できる技術の提供。 【解決手段】 パネル本体7への取付け面となるフラン
ジ部11と、フランジ部に延設された立面部12を介し
平行に延設された接合面部13と、先端部をフランジ部
側に向けフランジ部との間にセット用隙間を有して延設
された突条部16とを有し、立面部の突条側には所定ピ
ッチで突起17が設けられている縁金具1を設け、突条
部16をパネル本体の両厚み面に配置した延長用パネル
3と突条部をパネル面に配置したコーナ用パネル4とを
設け、接合面部13同士を合せて一体化した突条部同士
を爪部34,39で挟んで固定する締付け具2を設け、
延長用パネル3とコーナ用パネル4とを連設し締付け具
2で固定してブースを組立て、締付け具2を利用して棚
板6を取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、縁金具とこの縁金
具同士の締付け具およびこの縁金具と締付け具を使用し
た組立てブースに関する。尚、ここでブースとは、押入
れ、クローゼット、フィッティングルーム、同時通訳等
に使用するブース、イベント会場等の小間割り、擬似店
舗等を含むものとする。
【0002】
【従来の技術】従来、マンション等の新築時あるいは住
居内の模様替えや改築時等において押入れやクローゼッ
トを追加したり、デパートの衣服売場や専門店の改装時
等におけるフィッティングルームの追加、イベント会場
での小間割り等を行うような場合、角材や合板等を現場
へ持込み、その場で寸法取りし加工してから組立ててい
た。この場合、各部材の接続は釘打ちすることにより行
われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来、押
入れやクローゼット、フィッティングルーム、小間割り
等が必要な場合は、現場で材料加工から始めて組立てる
ようにしているから時間が掛って不経済であるし、また
材料単体を釘打ちにて固定していくから手間が掛るうえ
分解後の再使用も困難であり、残材の整理等にも余分な
人手が取られるという問題があった。また、この様にし
て組立てているから、組立て後の拡大や縮小も大変手間
が掛り、不自由さを我慢してそのまま使用している場合
もある。
【0004】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的とするところは、パネル
等を簡単に接合できる縁金具とこの縁金具同士の締付け
具、およびこの縁金具と締付け具を使用して分解も簡単
に行え再組立ても簡単に行えるようにした組立てブース
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段として本発明請求項1記載の縁金具では、パネル
への取付け面となる長尺なフランジ部と、該フランジ部
の一面側に立設され前記フランジ部の長手方向に延設さ
れた立面部を介し前記フランジ部に対し平行に延設され
た接合面部と、該接合面部の少くとも一側縁に沿って配
置され先端部をフランジ部側に向けると共に該フランジ
部との間にセット用隙間を有して延設された突条部とを
有し、前記立面部の突条側には長手方向に所定ピッチで
突起が設けられている構成とした。
【0006】この構成では、縁金具のフランジ部をパネ
ル側縁の厚み面に固着することにより、接合面部をこの
厚み面と平行に配置させ、フランジ部をパネル側縁のパ
ネル面に固着することにより、接合面部をこのパネル面
と平行に配置させることになる。この場合、一枚のパネ
ルに、両側縁共厚み面と平行に接合面部を配置させた
り、一側縁は厚み面と平行に他側縁はパネル面と平行に
接合面部を配置させたり、両側縁共パネル面と平行に接
合面部を配置させたり、あるいは一枚のパネルの一側縁
のみ、厚み面と平行に接合面部を配置させたりパネル面
と平行に接合面部を配置させ、他側縁には不取付けとす
ることができる。従って、前記接合面部同士を面合させ
るとき、突条が厚み面と平行に配置されているパネル同
士を選定すると該パネル同士を面一に連設し、厚み面と
パネル面に平行なものを選定することでパネル同士を直
交して連設することができる。また、上記各パネルは縁
金具の取付け方向に向け、所定ピッチで突起が配置され
る。
【0007】請求項2記載の縁金具同士の締付け具で
は、長孔が縦方向とそれに交差する方向の横方向に向け
て開設された第1平板部およびこの第1平板部の裏面側
に摺動自在に配置された第2平板部の相離反する側縁同
士に、請求項1記載の縁金具を一対接合面部同士を合せ
て一体化した突条同士にそれぞれセット用隙間から挿入
して着脱自在に係止するように略L字状に形成された爪
部が対向して設けられた第1挟持片および第2挟持片
と、前記第2平板部に突設されると共に前記第1平板部
の横方向長孔に摺動自在に挿入された支軸に前記第1平
板部の上で回転基板部が回動自在に軸支され該回転基板
部の裏面に突設されたピンが前記縦方向長孔に摺動自在
に挿入され表面には把手部が突設された操作レバーと、
を備え、かつ棚板受け用の水平材に設けた突部を係止し
て着脱自在に固定する係止用穴が前記把手部に設けられ
ている構成とした。
【0008】この構成では、回転基板部は第2平板部に
突設された支軸により回転可能となり、この回転時はそ
の裏面に突設されたピンが支軸からの距離を半径として
旋回するように移動する。第1平板部は横向きの長穴分
だけ横方向に移動可能であるから、このとき、ピンが縦
方向の長孔内で移動して前記第1平板部を横方向へ摺動
させることにより両爪部を相対的に開閉させることにな
る。従って、この爪部は、前記パネルを連設し接合面部
同士を合せて一体化した突条同士にそれぞれセット用隙
間から挿入して閉じることにより、爪部同士で突条部同
士を両側から挟持し固定させることができる。前記締付
け具は、縁金具に設けられた突起によりパネルの締付け
位置の目安とすることができるし、締付け具下端を突起
上に係止させることにより、この締付け具を下向きに作
用する外力に対抗させることができる。
【0009】請求項3記載の縁金具と締付け具を使用し
た組立てブースは、複数のパネルが床上に小区域を形成
するように縁部同士を接して連設され、このうち面一方
向に連設されたパネルには、それぞれ請求項1記載の縁
金具がフランジ部をパネルの厚み面に面合した状態で固
着され、直交して連設されたパネルには、いずれか一方
のパネルの直交側において前記縁金具がフランジ部をパ
ネル面縁部に面合した状態で固着され、前記各縁金具の
隣り合う接合面同士を面合させることにより一体化され
た突条同士は、請求項2記載の縁金具同士の締付け具に
おける両爪部を、平板部下端が立面部の突起に係止する
状態で両セット用隙間から挿入して前記操作レバーを回
転させることにより間隙を狭くした爪部同士によって締
付け固定され、さらに把手部には水平材が突部を係止用
穴に係止して固定されると共に水平材上に棚板が設けら
れている構成とした。
【0010】この構成では、ブースを構成している各パ
ネルはそれぞれ縁金具が側縁に設けられ、締付け具でこ
の縁金具の突条同士を締付けることによって固定されて
いる。また、縁金具の突起を目安に締付け具を同一位置
に配置し、この締付け具の係止用穴に突部を係止するこ
とにより水平材が固定され、この水平材を棚板支持用、
あるいはハンガー掛けとして使用することができる。
尚、開口部はいずれかのパネル内に設けられる。従っ
て、このブースは、前記締付け具を除去することによ
り、各パネルを分解できるから、それを別場所へ移送し
て再度組立てることができる。この組立ての際は、いつ
でもパネルを追加、あるいは削除することにより、簡単
にブースの拡張、あるいは縮小をすることができる
【0011】請求項4記載の縁金具と締付け具を使用し
た組立てブースでは、請求項3記載の縁金物と締付け具
を使用した組立てブースにおいて、前記小区域を形成す
るパネルは不連続部を設けることにより開口部が形成さ
れた構成とした。
【0012】この構成では、要部にパネルを連設しない
でブースを形成することにより、そのパネルの不連続部
分をブースの開口部とするものである。このようなブー
スは、イベント会場や大型店舗内の小間割りや擬似店
舗、あるいは屋内に設ける物置等に使用することができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は本実施の形態のブー
スの一部を分解して示す説明図、図2は縁金具を示す正
面図、図3は図2のA−A線による拡大断面図である。
図中1は縁金具、2は前記縁金具同士の締付け具、3は
延長用パネル、4はコーナ用パネル、5は水平材として
の腕木、6は棚板である。
【0014】前記縁金具1は締付け具2と共にパネル同
士を接続するファスナーとなるものであって、アルミの
引抜きにより長尺に形成されている。この縁金具1は、
パネル本体7への取付け面となる引抜き方向に長いフラ
ンジ部11と、このフランジ部11に直交して一面側長
手方向に延設された立面部12と、この立面部12を介
し前記フランジ部11に対し平行に延設された接合面部
13と、この接合面部13の一側縁に沿って配置され先
端部14をフランジ部11側に向けると共に、このフラ
ンジ部11との間にセット用隙間15を有して延設され
た突条部16と、立面部12の突条側表面12aにピッ
チa=50mmにて打出して設けられた突起17と、を
有している。尚、前記フランジ部11の幅はパネル本体
7の厚み面23と同一大きさに形成されている。図中1
8は取付け用ビス穴、19は縁金具同士の目隠しカバー
20を取付けるための溝であり、この目隠しカバー20
の両縁に沿って設けた突条21を係止して固定する。
【0015】前記縁金具1は、パネル本体7へは木ねじ
22にて固定するが、図4に示すように、パネル本体7
の厚み面23にフランジ部11を合せた状態にして取付
け、これを両厚み面共接合面部13が厚み面と平行する
ように配置することによって、延長用パネル3が形成さ
れている。図中24はセット用隙間側パネル面である。
【0016】また、図5に示すように、パネル本体7の
両側縁側共セット用隙間側パネル面24にフランジ部1
1を合せ、接合面部13を厚み面23と直交、つまりセ
ット用隙間側パネル面24と平行させるように縁金具1
を配置して形成したコーナ用パネル4、および図6に示
すように、パネル本体7の一側縁部のみ縁金具1を隙間
側パネル面24に配置したコーナ用連設パネル4aとが
形成されている。尚、本実施の形態では、パネル本体7
をフラッシュパネルで形成し、コーナ用パネル4および
コーナ連設パネル4aの場合は表面板25を切欠して段
差が生じないように取付けられる。
【0017】前記締付け具2は、縁金具同士を締付ける
ことによってパネル同士を連結しブースを形成するもの
であって、図8(イ)は締付け具の開き状態を示す正面
図、図9は同上の閉じ状態を示す正面図、図10は図7
B−B線による断面図である。前記締付け具2は図8
(イ)に示すように、第1挟持片30と、第2挟持片3
1と、操作レバー32とで形成されており、同図(ロ)
は第1挟持片30を、同図(ハ)は第2挟持片31を抜
出して示したものである。図中33は第1挟持片30の
平板部、34はその平板部33の一側縁に設けた略L字
状の爪部、35は後述する第2挟持片31の摺動をガイ
ドするガイド片である。また、36は平板部中央から横
向きに開設した横方向長孔、37はこの横方向長孔36
と直交し横方向長孔36と隣接する中央位置から下方へ
向けて開設した縦方向長孔である。
【0018】また、図中38は第2挟持片31の平板
部、39はその平板部38の他側縁に設けた略L字状の
爪部、40は一側縁側に突設した支軸である。そして、
この第2挟持片31は、この支軸40を前記横方向長孔
36に挿通した状態で、前記第1挟持片30の裏面側で
あって前記ガイド片35同士の間に摺動自在に配置され
る。
【0019】また、図中41は前記操作レバー32の回
転基板部、42はこの回転基板部41の一端側に開設さ
れた貫通穴、43は回転基板部41の他端側裏面であっ
て前記貫通穴42と同一横位置に突記されたピン、44
は前記回転基板部41の上端から直角に折曲げ形成され
た把手部、45はこの把手部44に角形状に開設された
係止用穴、46はこの係止用穴45の近傍に開設された
タップ穴である。そして、前記操作レバー32は、ピン
43を前記第1挟持片30の縦方向長穴37に挿入し、
かつ第1挟持片30の横方向長孔36から突出した支軸
40に貫通穴42を挿通させた状態で第1挟持片30の
上面に回転自在に軸支されている。
【0020】図11は前記腕木5を示す平面図であり、
溝形状にアルミを引抜いた部材の一端に前記締付け具2
の閉時横幅を挿入可能に切欠した切欠部50、およびこ
の切欠部50側であって、この側の先端からの位置が、
縁金具1の立面部12における突条側表面12aからこ
の縁金具1同士を締付け固定した締付け具2の把手部4
4に開設した係止用穴45の先端側辺45aまでの距離
m(図13参照)と略同一長さnにして打出した突部5
1を有している。52はこの腕木5を前記締付け具2に
嵌着させたとき、把手部44に設けたタップ穴46と符
号するビス穴、53は締付け固定用ビスである。
【0021】前記腕木5は棚板6と共に数種の長さのも
のが用意され、かつ前記切欠部50と突部51を両端に
それぞれ設けた腕木5aも用意される。
【0022】次に、図14を加えてブースの組立て要領
および作用を説明する。まず、所定位置に一枚の延長用
パネル3を立て、図1に示すように、この一側縁側に直
交してコーナ用パネル4(本実施の形態ではブースの奥
行きはパネル一枚分とする)を立て、両方の縁金具2,
2同士を接合面部13,13同士が面合するようにして
配置させる。このとき、両突条部16,16同士が一体
化し鉄道レールの頭部形状となる。次に、一体化した両
突条部16,16の両側に設けたセット用隙間15,1
5に、前記締付け具2の爪部34,39を挿入する。こ
の締付け具2は、図8(イ)に示すように操作レバー3
2を一方に傾けると、回転基板部41が支軸40を中心
として回転しピン43を支軸40を通る垂線側へ移行さ
せる。この支軸40とピン43との距離は不変であるの
で、ピン43が縦方向長孔37を前記垂線側へ押圧し、
つまり第1挟持片30を支軸40から遠ざかる方向へ移
動させる。これによって、第1挟持片の爪部34と第2
挟持片31の爪部39とが相対的に開いた状態となる。
【0023】前記爪部34,39を開いてセット用隙間
15,15へ挿入した後、前記操作レバー32を元方向
へ回転させることにより、挟持片30,31は前記と逆
の作用で閉じた状態となる。その閉じ状態によって、図
10に示すように突条部16,16同士を強固に締付け
固定することになる。この締付け具2の取付けピッチ
は、棚板6の取付けピッチ、およびパネルの強度を考慮
して決定される。
【0024】このようにしてコーナ部を立設した後、延
長用パネル3に別の延長用パネルを配置し、前記と同様
にして締付け具2で固定する。そして、必要な間口分だ
け連設した後、その連設側にもコーナ用パネル4を固定
する。尚、奥行きを長くする場合は前記コーナ連設用パ
ネル4aを適宜使用する。
【0025】図13は縁金具1に締付け具2を締付けた
後、この締付け具2に腕木5を嵌着させ、この腕木5上
に棚板6を載置して棚を設けた状態を示している。この
場合、締付け具2は、その下端を縁金具1の突起17に
載置状態にして係止することにより、締付け具2の締付
け力に加えて棚板6を強固に保持する。
【0026】図14はこの様にして組立てたブース10
を示しており、この場合、コーナ用パネル4の終端側は
縁金具1のみを別に取付け、締付け具2を適宜使用する
が、下部棚板6はブース奥行と同一幅であるので、その
分の取付け位置は下部棚板間隔とし、かつその奥行きに
適する長さを有し、その両端に切欠部50と突部51と
を有する腕木5aを使用して両端を締付け具2,2に保
持させている。このブース10は前面側にパネルを連設
しないで開口部としており、商品の展示用や家具、工具
類の収納用等に使用することができる。
【0027】以上、説明してきたように本実施の形態に
おける縁金具1は、フランジ部11を介してパネル本体
7のパネル面あるいは厚み面に取付けることにより、面
一方向への連設用、あるいはコーナ用として簡単に形成
することができる。また、縁金具同士の締付け具2は、
面一方向、あるいは直交方向へ連設したパネル本体同士
を固定してブースを簡単に形成することができる。ま
た、使用後は各部を傷付けないようにして簡単に分解で
きるし、各部材は何度も再使用できる。締付け具2には
腕木5を片持ち、あるいは腕木5aを両端支持の状態に
して強固に取付けることができるから、その腕木により
簡単に棚を設けることができる。また、棚間隔は突起1
7の間隔により最適位置に強固に設定できるし、組立て
後の変更も簡単に行うことができる。
【0028】ブースの開口や奥行き等の大きさは、パネ
ル本体の取付け数によってさまざまに設定できるし、組
立て後の変更も簡単に行うことができる。開口部はパネ
ル本体間隔によってさまざまな大きさと位置に設定する
ことができる。
【0029】以上、本発明の実施の形態を説明してきた
が、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限定され
るものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変
更等があっても本発明に含まれる。
【0030】例えば、ブースの開口部はパネルを不連続
にして設けたが、これに限らず、パネル内にドアを設け
てもよい。また、パネル内に窓を設けることもできる。
【0031】また、開口部を設けるために側縁が外部に
現われるパネルでは、図7に示す化粧柱60を沿えても
よい。61は角材である。この場合、角材61に蝶番を
取付けてドアを設けることもできる。
【0032】
【発明の効果】以上、説明してきたように本発明請求項
1記載の縁金具にあっては、前記構成としたため、フラ
ンジ面部をパネルのパネル面縁、あるいは厚み面に取付
けることにより、パネルをブースの形成に必要な面一方
向への連設用、あるいは端部で直交可能なコーナ用とし
て簡単に形成することができるという効果が得られる。
【0033】請求項2記載の縁金具同士の締付け具にあ
っては、前記構成としたため、面一方向あるいは直交し
て連設したパネル同士を固定してブースを簡単に形成す
ることができる。また、腕木を固定して棚を簡単に設け
ることができるし、また、その位置も簡単に変更するこ
とができる。また、使用後は各部を傷付けないようにし
て簡単に分解できるし、このため、各部材共何回も再使
用することができる等の効果が得られる。
【0034】請求項3および4記載の組立てブースにあ
っては、前記構成としたため、パネルに取付けた縁金具
の締付け具を取外すことにより各部を傷付けることなく
分解でき、また、このため、何度も組立て分解すること
ができる。間口や奥行き等の大きさは、パネルの取付け
数によってさまざまに設定することができるし、組立て
後の変更も簡単に行うことができる。開口部はパネル間
隔によって様々な大きさと位置で設定することができ
る。パネルにドアを設けて開口部としたブースでは、内
部の隠蔽が必要なものに適している等の効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施の形態のブースの一部を分解して示
す説明図である。
【図2】縁金具を示す正面図である。
【図3】図2のA−A線による拡大断面図である。
【図4】縁金具を取付けたパネルを示す断面図である。
【図5】縁金具を取付けたパネルを示す断面図である。
【図6】縁金具を取付けたパネルを示す断面図である。
【図7】化粧用柱を示す断面図である。
【図8】開いた状態の締付け具およびこの締付け具を構
成する第1挟持片、第2挟持片を(イ),(ロ),
(ハ)の順に示す説明図である。
【図9】閉じた状態の締付け具を示す正面図である。
【図10】図9のB−B線による断面図である。
【図11】片持ち用腕木を示す平面図である。
【図12】両端支持用の腕木を示す平面図である。
【図13】縁金具に締付け具を締付けその締付け具を利
用して棚を設けた状態を示す断面図である。
【図14】完成したブースを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 縁金具 2 締付け具 3 延長用パネル 4 コーナ用パネル 5 腕木 6 棚板 7 パネル 10 ブース 11 フランジ部 12 立面部 12a 立面部の突条側表面 13 接合面部 14 先端部 15 セット用隙間 16 突条部 17 突起 23 厚み面 24 セット用隙間側パネル面 30 第1挟持片 31 第2挟持片 32 操作レバー 33 第1挟持片の平板部 33 第1挟持片の爪部 36 横方向長孔 37 縦方向長孔 38 第2挟持片の平板部 39 第2挟持片の爪部 40 支軸 41 回転基板部 43 ピン 44 把手部 45 係止用穴

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネルへの取付け面となる長尺なフラン
    ジ部と、該フランジ部の一面側に立設され前記フランジ
    部の長手方向に延設された立面部を介し前記フランジ部
    に対し平行に延設された接合面部と、該接合面部の少く
    とも一側縁に沿って配置され先端部をフランジ部側に向
    けると共に該フランジ部との間にセット用隙間を有して
    延設された突条部とを有し、前記立面部の突条側には長
    手方向に所定ピッチで突起が設けられていることを特徴
    とする縁金具。
  2. 【請求項2】 長孔が縦方向とそれに交差する方向の横
    方向に向けて開設された第1平板部およびこの第1平板
    部の裏面側に摺動自在に配置された第2平板部の相離反
    する側縁同士に、請求項1記載の縁金具を一対接合面部
    同士を合せて一体化した突条同士にそれぞれセット用隙
    間から挿入して着脱自在に係止するように略L字状に形
    成された爪部が対向して設けられた第1挟持片および第
    2挟持片と、前記第2平板部に突設されると共に前記第
    1平板部の横方向長孔に摺動自在に挿入された支軸に前
    記第1平板部の上で回転基板部が回動自在に軸支され該
    回転基板部の裏面に突設されたピンが前記縦方向長孔に
    摺動自在に挿入され表面には把手部が突設された操作レ
    バーと、を備え、かつ棚板受け用の水平材に設けた突部
    を係止して着脱自在に固定する係止用穴が前記把手部に
    設けられていることを特長とする縁金具同士の締付け
    具。
  3. 【請求項3】 複数のパネルが床上に小区域を形成する
    ように縁部同士を接して連設され、このうち面一方向に
    連設されたパネルには、それぞれ請求項1記載の縁金具
    がフランジ部をパネルの厚み面に面合した状態で固着さ
    れ、直交して連設されたパネルには、いずれか一方のパ
    ネルの直交側において前記縁金具がフランジ部をパネル
    面縁部に面合した状態で固着され、前記各縁金具の隣り
    合う接合面同士を面合させることにより一体化された突
    条同士は、請求項2記載の縁金具同士の締付け具におけ
    る両爪部を、平板部下端が立面部の突起に係止する状態
    で両セット用隙間から挿入して前記操作レバーを回転さ
    せることにより間隙を狭くした爪部同士によって締付け
    固定され、さらに把手部には水平材が突部を係止用穴に
    係止して固定されると共に水平材上に棚板が設けられて
    いることを特徴とする縁金具と締付け具を使用した組立
    てブース。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の縁金物と締付け具を使用
    した組立てブースにおいて、前記小区域を形成するパネ
    ルは不連続部を設けることにより開口部が形成されたこ
    とを特徴とする縁金具と締付け具を使用した組立てブー
    ス。
JP14987896A 1996-05-20 1996-05-20 縁金具とこの縁金具同士の締付け具およびこの縁金具と締付け具を使用した組立てブース Pending JPH09302818A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7543540B2 (en) 2005-04-21 2009-06-09 Fontage Co., Ltd. Assembly structure

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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