JPH09301855A - 健康用部材 - Google Patents

健康用部材

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JPH09301855A
JPH09301855A JP8154713A JP15471396A JPH09301855A JP H09301855 A JPH09301855 A JP H09301855A JP 8154713 A JP8154713 A JP 8154713A JP 15471396 A JP15471396 A JP 15471396A JP H09301855 A JPH09301855 A JP H09301855A
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JP
Japan
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titanium
kneaded
health
kneaded material
based material
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JP8154713A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Hirata
好宏 平田
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Fuairudo KK
Original Assignee
Fuairudo KK
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Publication date
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K33/00Medicinal preparations containing inorganic active ingredients
    • A61K33/24Heavy metals; Compounds thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/70Web, sheet or filament bases ; Films; Fibres of the matrix type containing drug

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 打撲,捻挫,肩こり,筋肉痛などの症状に対
し、幅広く作用し、短期間で治癒できる健康用部材を提
供する。 【解決手段】 不織布などの基材1の片面に混練物2を
積層し、混練物2を患部に当て付ける。混練物2はチタ
ン系素材4及び湿布用外用薬をゲル剤に練り込んで製造
する。チタン系素材4が有する電磁・電気作用による活
性化及び外用薬が有する消炎,鎮痛,代謝促進作用が同
時に働き、幅広い症状への適用ができ、早期治癒が可能
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パップ剤形態で使
用される健康用部材に関する。
【0002】
【従来の技術】パップ剤はカオリン,グリセリン等から
なるゲル剤にハッカ油,サリチル酸メチル等の外用薬が
練り込まれたものである。このパップ剤は打撲,捻挫,
肩こり,筋肉痛などに対する消炎,鎮痛のため、患部に
塗布することで使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、サリチ
ル酸メチルは消炎,鎮痛を目的とし、ハッカ油は血行促
進を目的とするように、パップ剤に使用される外用薬は
個々の薬効が限られている。このため単一のパップ剤で
は数多くの症状の治癒ができず、複数種のパップ剤を取
り換えたり、症状に合わせた外用薬を新たに練り込む必
要がある。また、症状や患部によっては、パップ剤が十
分に効くことがなく、これにより完治まで長期間を要
し、パップ剤の交換回数が増えると共に、パップ剤によ
って却って皮膚に炎症が発生する不便さを有している。
【0004】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、幅広い症状への適用が可能で、しかも症
状を早期に治癒することが可能な健康用部材を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1の発明は、チタン系素材及び外用薬がゲル剤
に練り込まれていることを特徴とするものである。チタ
ン系素材は吸熱,鎮静,血行促進あるいは代謝促進など
の種々の作用を有している。このチタン系素材を外用薬
と共に、ゲル剤に練り込み、患部に塗布することで、チ
タン系素材の作用と、外用薬の薬効とが患部に同時に効
くため、短期間での治癒ができ、しかも数多くの症状に
適用することができる。
【0006】請求項2の発明は、チタン系素材及び外用
薬が、ゲル剤に練り込まれた混練物と、この混練物が片
面に積層された基材とを備えていることを特徴とするも
のである。混練物を基材に積層することで、これらが一
体化し、この状態で混練物を患部に当て付けて使用す
る。この使用状態では基材が混練物を覆って混練物が露
出しないため被服その他への付着がなく、使用上便利と
なる。
【0007】請求項3の発明は、外用薬がゲル剤に練り
込まれた混練物と、この混練物が片面に積層された基材
と、前記混練物の表面に、その面が露出するように配置
されたチタン系素材とを備えていることを特徴とするも
のである。チタン系素材が混練物の表面に露出すること
により、チタン系素材が患部と直接に接触する。このた
めチタン系素材の作用が直かに、しかも強力に患部に浸
み渡り早期治癒ができる。
【0008】請求項4の発明は、チタン系素材及び外用
薬がゲル剤に練り込まれた混練物と、表面に凹部を有
し、この凹部内に前記混練物が充填された粘着性基材と
を備えていることを特徴とするものである。粘着性素材
はその凹部の周囲部分が患部に粘着し、凹部内の混練物
が患部に強力に密着する。従って、不用意な脱落がなく
なり、安定した使用ができると共に早期の治癒を行うこ
とができる。
【0009】請求項5の発明は、外用薬がゲル剤に練り
込まれた混練物と、表面に凹部を有し、この凹部内に前
記混練物が充填された粘着性基材と、前記混練物の表面
にその面が露出するように配置されたチタン系素材とを
備えていることを特徴とするものである。この構造はチ
タン系素材が患部に直接に接触する作用を有すると共
に、粘着性素材の粘着による作用を有する。
【0010】請求項6の発明は、請求項2ないし5のい
ずれかに記載の健康用部材であって、前記混練物の表面
が着脱自在のガスバリヤ性フィルムによって覆われてい
ることを特徴とするものである。ガスバリヤ性フィルム
が混練物の表面を覆うことにより、水分の揮散を防止す
るため、乾燥することがなくなる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態は、チタ
ン系素材及び外用薬がゲル剤に練り込まれているもので
あり、全体が泥状を呈し、密封容器内に充填されて供給
される。
【0012】外用薬は一般のパップ剤に練り込まれてい
るものと同様なものを選択できる。又、この外用薬は健
康用部材の使用目的に応じて適宜、採択されるものであ
る。例えば、消炎,鎮痛を主目的とする場合、サリチル
酸グリコール,サリチル酸メチルなどのサリチル酸誘導
体やd,1−メントールなどを選択でき、血行促進を主
目的とする場合、ビタミンE酢酸エステル,ハッカ油,
チモールなどを選択できる。又、皮膚への刺激による活
性化を主目的とする場合、d,1−カンフルやテレビン
油等を選択でき、代謝促進を主目的とする場合、グリチ
ルレチン酸等を選択できる。
【0013】外用薬としては、薬効が異なるものを複数
選択してゲル剤に練り込むことにより異なった症状に対
応することができる。又、健康用部材の使用態様によっ
て、練り込む外用薬を選択しても良い。例えば、温湿布
の場合には、皮膚刺激薬として、トウガラシエキスを加
えることができる。さらに、パラベン,イソプロピルメ
チルフェノール,ジブチルヒドロキシトルエン,ロジン
エステル等の添加剤を加えても良く、香料を添加しても
良い。加えて、ゲル剤の粘着性を増大させる必要がある
ときは、ノニル酸ワニリルアミド等の増粘剤を添加して
も良い。
【0014】以上のような外用薬を適宜、選択してゲル
剤に練り込むことにより、鎮痛,鎮静,血行改善,代謝
促進等の作用が健康用部材に付与され、これを患部に塗
布したり、ガーゼに塗って患部に貼ることにより、打
撲,捻挫,骨折などの外傷、急性炎症による痛みや発熱
を抑えることができる。
【0015】ゲル剤は主に、皮膚への吸着を行うために
使用される。このゲル剤としては、カオリン,デンプ
ン,アマニン粉をベースとし、これにグリセリンなどの
増粘剤さらには水が添加されることによって構成され
る。これらをベースに添加することにより、ゲル剤は熱
吸収及び皮膚への水分保持を行うと共に、組織軟化機
能、老廃物除去機能を備えることができる。
【0016】ゲル剤に対する外用薬の添加料は、健康用
部材の使用目的,使用部位,症状に合わせて適宜、変更
されるものであり、その処方例を以下に示す。なお、こ
の処方例は後述するチタン系素材を除いたものである。 (処方例)
【0017】この製造は、濃グリセリンにホウ酸を加
え、加温して溶かし、110℃程度に加熱して殺菌処理
したカオリン粉末を混和し、冷却後、サリチル酸メチ
ル,ハッカ油,チモール及び後述するチタン系素材を加
えて混練することにより行うことができる。
【0018】チタン系素材は、チタン(Ti)を母体と
した物体である。チタン系素材は医学、臨床学の分野で
骨や歯の補修や矯正用に多用されている物質であり、そ
れ自体、人体に無害であるばかりでなく、吸熱,鎮静血
行促進,代謝促進等の有効な生理作用を人体に及ぼすこ
とが知られている。また、化学的にも安定であり、経時
的な劣化、変質もなく、長期間その効力を維持してい
る。さらに、本発明者が研究したところ、チタンは緩や
かな電気及び電磁作用を有していることが判明した。こ
の電気及び電磁作用は、血液中のヘモグロビン内の鉄元
素に対して、その活性を行うように働くものである。
【0019】健康用部材に使用されるチタン系素材は、
チタン単体あるいはチタンを含有するチタン化合物やチ
タン合金である。この内、チタン化合物としては、Ti
、TiH等の水素化物や、TiO、Ti
TiO、Ti(OH)、Ti(OH)、MTi
(Mは1価の金属である。)等の酸化物及びその関
連化合物、さらにはTiS、Ti、TiS等の
硫化物、Ti(SO、Ti(SO、Ti
等の酸素酸塩を使用できる。
【0020】さらにチタン化合物としては、TiB、
TiB、TiB、Ti等のホウ化物、TiCか
らなる炭化チタン、TiSi、TiSi、TiSi
等のケイ化物、TiN、Ti、Ti、T
等の窒化物、TiPからなるリン化物を使用
することができる。
【0021】さらに、またチタンとハロゲンとの化合物
を使用することができ、このハロゲン化物としては、例
えばTiCl、TiCl、TiCl、TiB
、TiBr、TiBr、TiI、TiI
TiI等を選択できる。ハロゲン化物としては、これ
に加えて、MTiF、MTiF、MTi
、M[TiCl(OH)]、MTiC
、[Ti(OH)]Cl、M[TiBr
等の複合塩も使用できる。
【0022】一方、チタン合金としては、銅、スズ、
鉄、アルミニウム、クロム、コバルト、モリブデン、タ
ングステン等の金属とチタンとの合金を使用できる。こ
のチタン合金としては、Ti−Al Ti−V、Ti−
Mo、Ti−Cr、Ti−Mn、Ti−Fe、Ti−A
l−Cr、Ti−Cr−Fe−O等があり、それぞれの
合金の組成比を任意に選定することができる。
【0023】チタン系素材としては、チタンを含有する
ものであれば良く、このため、ルチル、イタチタン石、
エイスイ石等を鉱物を使用することができるばかりでな
く、CaTiO、SrTiO、BaTiO、Cd
TiO、PbTiO等のチタン酸塩を使用すること
ができ、さらには以上のチタン系素材を複数、併用して
も良い。このようなチタン系素材は、粒状,微粒子状等
の形態でゲル剤に練り込まれ、この練り込みによってチ
タン系素材はゲル剤中に均一に分散する。
【0024】この実施態様では、チタン系素材として、
炭化チタンを選択した。この炭化チタンはチタンを炭化
することにより生成される化合物である。炭化チタンは
チタンの有する上述の作用をそのまま、踏襲している。
実際、炭化チタンが吸熱、鎮静等の生理作用や電気及び
電磁作用をチタンと同様に、有していることを本発明者
は確認している。このような特性を有することに加え
て、チタンを炭化したことにより、チタンよりもさらに
化学的安定性、熱的安定性が増大している。すなわち炭
化チタンはチタンが有する特性を有するばかりでなく、
この特性が経時的に劣化することなく、そのまま継続的
に保持することができる。これにより炭化チタンはチタ
ン単体に比べて、さらに優れた医学的、臨床的な特性を
有している。
【0025】以上のような外用薬,チタン系素材をゲル
剤に練り込んだ健康用部材はガーゼ,布,不織布等に適
宜の厚さで塗布し、患部に当て付けて使用する。この使
用状態では、外用薬の薬効作用に加えて、炭化チタン等
のチタン系素材の鎮静,吸熱,代謝促進,血行促進など
の作用が皮膚から体内に浸透する。これにより打撲,腰
痛,捻挫,筋肉痛その他の症状を早期に治癒できる。
又、チタン系素材の電気・磁気作用によって血液循環が
促進されるため、肩こりを解消できると共に、疲れを軽
減することができる。さらに、チタン系素材が上述した
ように数多くの作用を備えているため、種々の幅広い症
状に適用することができる。さらに、又、チタン系素材
は長時間、有効に作用するため、取り換え回数が少なく
なり、使用上便利となる。
【0026】図1は第2の実施形態を示し、基材1と、
基材1の片面に積層された混練物2とを備えている。基
材1は不織布やガーゼ等の布,塩化ビニル樹脂,ナイロ
ンなどの可撓性樹脂あるいは紙等の材質からなり、混練
物2が一定の厚さに塗布されることにより混練物2を支
持している。
【0027】混練物2は第1の実施形態と同一のものが
使用され、その内部には粒子状のチタン系素材4が分散
している。3は混練物2の表面を覆うガスバリヤ性のフ
ィルムである。このフィルム3で覆われることにより混
練物2からの水分蒸発を抑えることができ、乾燥が防止
されるため長期間保存できる。
【0028】この実施形態ではフィルム3を剥がし、そ
の混練物2の表面を患部に当て付けて使用し、これによ
り第1の実施形態と同様な作用を有することができる。
又、簡便に使用できるため便利である。
【0029】図2は第3の実施形態を示し、基材1及び
フィルム3は第2の実施形態と同様となっている。この
実施形態において、基材1の片面に積層される混練物5
は外用薬だけがゲル剤に練り込まれたものである。すな
わち混練時において、チタン系素材4はゲル剤に練り込
まれることがない。この外用薬だけを練り込んだ混練物
5を基材1に積層し、その後、チタン系素材4を混練物
5の表面側から配置する。
【0030】かかるチタン系素材4の配置は、基材1上
の混練物5の表面に対して粒子状のチタン系素材4を散
布し、ローラ(図示省略)で軽く押圧することで容易に
行うことができる。このような処理によりチタン系素材
4はその表面が混練物5の表面から露出した状態となっ
て配置される。従って、チタン系素材4が患部に直接に
接触し、チタン系素材特有の作用を直接に、しかも強力
に浸み込ませることができる。これにより早期治癒が可
能となる。なお、混練物5はチタン系素材4の間から患
部と接触するため、外用薬を患部に作用させることは上
述した実施形態と同様である。
【0031】図3はこの実施形態の変形例を示し、チタ
ン系素材4が細長柱状のチップ形状に成形されている。
このチップ状のチタン系素材4はその下端面が基材1に
接合されている。かかる接合は複数のチタン系素材4を
パンチングプレートや網体などの治具に嵌め込み、この
状態でチタン系素材4の下端面を基材1に接触させ、超
音波溶着、接着等を作用させることで行うことができ
る。これによりチタン系素材4が基材1上に立設するよ
うに配置され、その後、外用薬をゲル剤に練り込んだ混
練物5を基材1上に流し込むことで、図3に示す構造と
する。この構造ではチタン系素材4の上端面が混練物5
の表面から露出するため、図2と同様にチタン系素材4
が患部に直接に接触するため、チタン系素材4の作用を
患部に強力に浸み込ませることができる。
【0032】図4は第4の実施形態を示し、6は粘着性
基材である。この粘着性基材6は凹部6aと、この凹部
6aの周辺部分が立ち上がった縁部6bとからなる皿形
状となっており、凹部6a内に第2の実施形態と同様な
混練物2が充填される。すなわち、混練物2は粒子状の
チタン系素材4と、外用薬とがゲル剤に混練されたもの
である。
【0033】この実施形態における粘着性基材6は、パ
インタール,鉱油等を合成ゴムや天然ゴムに混合したも
のやポリアクリル酸エステル,ポリビニルエーテル系樹
脂などの粘着剤が使用され、皮膚への良好な粘着性を有
している。粘着性基材6における縁部6bは皮膚に直接
に当接して、その粘着性により皮膚に密着する。従っ
て、凹部6a内に充填された混練物2のチタン系素材4
及び外用薬がずれることなく、患部に作用できる。この
ため、これらを強力に作用させることができ、早期治癒
が可能となる。又、粘着性素材6の縁部6bの粘着性に
よって皮膚に確実に、密着するため、不用意な脱落もな
くなる。
【0034】図5は第5の実施形態を示す。この実施形
態は図2に示す第3の実施形態及び図4に示す第4の実
施形態を組み合わせたものであり、これらの実施形態と
同一の部分は同一の符号で対応させてある。この実施形
態では、粘着性基材6に凹部6aが形成されると共に、
この凹部6a内に混練物5が充填されている。混練物5
は外用薬だけがゲル剤に練り込まれたものであり、この
混練物5の表面に、その面が露出するようにチップ系素
材4が配置されている。従って、この構造ではチップ系
素材4が患部に直かに接触する第3の実施形態の作用
と、粘着性素材6が皮膚に確実に密着する第4の実施形
態の作用とを備えることができる。
【0035】図6は第5の実施形態の変形例を示す。こ
の変形例は図3に示すように、細長柱状のチタン系素材
4を用いるものである。このチタン系素材4の下端面は
粘着性素材6の凹部6aの上面に当接し、凹部6aの粘
着性によってそのまま立ち上がり状に保持される。従っ
て、その後、外用薬をゲル剤に練り込んだ混練物5を凹
部6a内に流し込んでも、位置ずれすることがない。こ
の構造では、図3に示す構造の作用と、図5に示す構造
の作用とを併せて有するものである。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明の健康用部材は、チ
タン系素材が有する特有の治癒作用と、外用薬が有する
湿布作用とを同時に患部に作用させることができる。こ
のため幅広い症状への適用ができると共に、症状を早期
に治癒することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第2の実施形態の断面図である。
【図2】本発明の第3の実施形態の断面図である。
【図3】第3の実施形態の変形例の断面図である。
【図4】第4の実施形態の断面図である。
【図5】第5の実施形態の断面図である。
【図6】第5の実施形態の変形例の断面図である。
【符号の説明】
1 基材 2,5 混練物 3 ガスバリヤ性フィルム 4 チタン系素材 6 粘着性基材 6a 凹部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チタン系素材及び外用薬がゲル剤に練り
    込まれていることを特徴とする健康用部材。
  2. 【請求項2】 チタン系素材及び外用薬がゲル剤に練り
    込まれた混練物と、この混練物が片面に積層された基材
    と、を備えていることを特徴とする健康用部材
  3. 【請求項3】 外用薬がゲル剤に練り込まれた混練物
    と、この混練物が片面に積層された基材と、前記混練物
    の表面に、その面が露出するように配置されたチタン系
    素材と、を備えていることを特徴とする健康用部材。
  4. 【請求項4】 チタン系素材及び外用薬がゲル剤に練り
    込まれた混練物と、表面に凹部を有し、この凹部内に前
    記混練物が充填された粘着性基材と、を備えていること
    を特徴とする健康用部材。
  5. 【請求項5】 外用薬がゲル剤に練り込まれた混練物
    と、表面に凹部を有し、この凹部内に前記混練物が充填
    された粘着性基材と、前記混練物の表面にその面が露出
    するように配置されたチタン系素材と、を備えているこ
    とを特徴とする健康用部材。
  6. 【請求項6】 請求項2ないし5のいずれかに記載の健
    康用部材であって、前記混練物の表面が着脱自在のガス
    バリヤ性フィルムによって覆われていることを特徴とす
    る健康用部材。
JP8154713A 1996-05-13 1996-05-13 健康用部材 Pending JPH09301855A (ja)

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