JPH09300708A - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JPH09300708A
JPH09300708A JP8137610A JP13761096A JPH09300708A JP H09300708 A JPH09300708 A JP H09300708A JP 8137610 A JP8137610 A JP 8137610A JP 13761096 A JP13761096 A JP 13761096A JP H09300708 A JPH09300708 A JP H09300708A
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Hirohiko Nakazato
博彦 中里
Shinichi Miyauchi
真一 宮内
Toshiyuki Yoshida
敏之 吉田
Akira Shimaoka
章 嶋岡
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Oki Data Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可能な限り速やかに印字を開始し、プリント
データの不足を生じない印字を行う。 【解決手段】 1ページ分のプリントデータ受信を開始
直後にタイマを起動させ、受信カウンタを用いてプリン
トデータの受信速度を求める。これにより、1ページ分
のプリントデータの受信終了までの時間を求める。一
方、印字を開始してから1ページ分の印字が終了するま
での時間を求めて、プリントデータ受信完了後に印字動
作が終了するように印字開始のための時刻を求める。こ
うして用紙のホッピング終了から印字開始までの待機時
間が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダムプリンタ方式
の電子写真プリンタ等で、印字すべき用紙の吸入制御を
最適化したプリンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、電子写真プリンタは、ワードプ
ロセッサやコンピュータ等の上位装置からプリントデー
タを受け取り、内部で印字が可能な画像データを生成
し、プリンタエンジンを駆動する。上位装置からプリン
タ装置に転送されるプリントデータの形式は様々で、例
えば1ページ分のデータを上位装置から受信して、これ
を画像処理用のプロセッサを用いて中間的なプリントデ
ータに変換しページメモリに格納してから印字を開始す
るといった構成のものがある。一方、例えば上位装置の
側で予めイメージデータを生成し、プリンタ装置の側へ
ラスタイメージ形式でデータを転送する方式のものもあ
る。このようなプリンタ装置は、装置内にページメモリ
を持たず、比較的小容量の受信バッファにプリントデー
タを格納して印字を行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なダムプリンタ方式のプリンタ装置には次のような解決
すべき課題があった。比較的小容量の受信バッファにプ
リントデータを受信しながら印字を行う場合、その受信
バッファがいっぱいになったとき印字を開始し、印字を
進めながら残りのプリントデータを順に受信バッファへ
受け入れる方法がある。ところが、このような方法で
は、プリントデータの受信開始から印字を実際に開始す
るまで比較的長い待ち時間が生じるため印字終了が遅く
なる。また、受信バッファがいっぱいになると上位装置
は一旦プリントデータの転送を停止し、受信バッファが
空くと再びプリントデータの転送を行う。従って、印字
すべきプリントデータの転送終了まで上位装置の制御が
繰り返されることから、データ転送終了までの時間を短
縮することはスループットの向上につながる。
【0004】また、もしプリントデータの転送速度が印
字速度に比較して遅い場合には、印字中に受信バッファ
に必要なデータが不足し、印字されない白抜きの部分即
ち空白部のある出力が得られることも起こり得る。従っ
て、従来は上位装置の仕様をより性能の高いマシンに限
定したり、プリンタ装置に増設メモリを追加して1ペー
ジ分以上の記憶領域を確保することによって円滑な印字
制御を行うようにしていた。しかしながら、いずれの場
合にも設備コストが増大し、ユーザにとって経済的かつ
パフォーマンスの優れた解決策とはいえない。
【0005】一方、データ転送速度に合わせて印字速度
を切り換えるような方法も提案されている(特願平6−
312584号)。この場合、例えば電子写真プリンタ
等では、印字速度を切り換えるための設備コストが極め
て高くなるという問題があった。従って、上位装置から
プリントデータを受信した場合、タイミングよく用紙を
搬送し、途中でプリントデータの転送が間に合わなくな
るような事態を防止しつつ効率のよい制御を行うことが
望まれる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉上位装置から転送されたラスタイメージ形式
のプリントデータを受信して一時格納するものであっ
て、用紙1ページ分のプリントデータを格納するには不
十分な容量の受信バッファと、1ページ分全てのプリン
トデータを受信する前に用紙の吸入を開始して、用紙を
印字開始位置へ待機させるホッピング機構と、用紙への
印字動作を制御する印字起動制御部とを備え、この印字
起動制御部は、プリントデータの受信開始後に、そのプ
リントデータの転送速度を求めて、全てのプリントデー
タの受信が完了するまでの時間TSを求め、設定された
印字速度で該当する用紙の印字を行った場合に要する印
字時間TPを上記時間TSより差し引いた時間TXと、
ホッピング終了後にプリントデータの受信を開始してか
ら受信バッファがいっぱいになるまでの時間TFの中間
値TWを上記待機時間に設定する印字起動制御部を設け
たことを特徴とするプリンタ装置。
【0007】〈説明〉このプリンタ装置は、ラスタイメ
ージ形式のプリントデータを受信バッファに格納して、
そのプリントデータを読みだして印字を行う。受信バッ
ファの容量が用紙1ページ分のプリントデータを格納す
るには不十分なため、受信バッファがいっぱいになる前
にプリントデータを読みだして印字を行う。一方、いっ
たん用紙を吸入してから印字開始直前でに待機させるの
は、1ページ分の印字終了前にそのページのプリントデ
ータの受信を完了するように、印字開始のタイミングを
調整するためである。
【0008】この構成1の発明では、プリントデータの
受信を開始してからそのプリントデータの転送速度を求
める。プリントデータのヘッダ部等から、1ページ分の
データ長を示す情報を得れば、全てのプリントデータの
受信が完了するまでの時間TSが演算できる。ラスタイ
メージ形式のプリントデータを受信するものとしたの
は、受信後のデータ処理時間が単純計算により予測可能
だからである。こうして、受信バッファがいっぱいにな
る前に印字を開始すれば、印字終了迄の時間が短縮され
る。また、1ページ分の印字終了以前にそのページのプ
リントデータの受信を完了するので、空白部分を含む印
字が防止できる。なお、時間TSやTF,TX,TW
は、ホッピング動作終了時を起点としても受信開始時を
起点としてもその他の時刻を起点としてもよい。実質的
に受信バッファがいっぱいになる前の適切なタイミング
で印字が開始されればよい。
【0009】〈構成2〉上位装置から転送されたラスタ
イメージ形式のプリントデータを受信して一時格納する
受信バッファと、用紙を吸入して、印字開始位置まで搬
送するホッピング機構と、用紙への印字動作を制御する
印字起動制御部とを備え、この印字起動制御部は、プリ
ントデータの受信開始後に、そのプリントデータの転送
速度を求めて、全てのプリントデータの受信が完了する
までの時間TSを求め、設定された印字速度で該当する
用紙の印字を行った場合に要する印字時間TPと、上記
ホッピング動作に要する時間とを上記時間TSより差し
引いた時間TWを求めて、その時間TWを、プリントデ
ータ受信開始から用紙のホッピング動作開始までの待機
時間に設定する印字起動制御部を設けたことを特徴とす
るプリンタ装置。
【0010】〈説明〉この構成は、受信バッファの容量
が大きい場合にも小さい場合にも適用される。また、ホ
ッピング動作終了後に用紙の搬送を一時停止して待機す
ることをしないプリンタ装置に適用される。このため、
用紙のホッピング開始前に所定時間TWだけ待機する。
プリントデータの転送速度予測の方法は、構成1と同様
でよい。その結果構成1と同様に受信バッファがいっぱ
いになる前に印字を開始して、印字終了迄の時間が短縮
される。また、1ページ分の印字終了以前にそのページ
のプリントデータの受信を完了するので、空白部分を含
む印字が防止できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。 〈具体例1〉図1は、本発明の具体例1の動作タイムチ
ャートを示す。本発明のプリンタ装置は、このタイムチ
ャートに従って動作する。なお、この説明の前に、本発
明の装置の構成を具体的に説明する。図2には、本発明
のプリンタ装置のブロック図を示す。この例は、例えば
600DPI(1インチ当りのドット数)の解像度を持
つLED(発光ダイオード)方式の電子写真プリンタの
構成を示している。 この装置は、上位装置5からプリ
ントデータを受信して処理するデータ処理コントローラ
10と、印字制御のためのメカニズムを制御するエンジ
ンコントローラ20と、実際に用紙を搬送し、印字を実
行するプリントエンジン30とから構成されている。デ
ータ処理コントローラ10には、上位装置5からプリン
トデータを受信するインタフェース処理部11と、イン
タフェース処理部11が受信したプリントデータを一時
格納する受信バッファ12と、その受信データを処理す
るための編集処理部13、印字起動制御部15、プリン
トバッファ16、展開処理部17、ハードウェアタイマ
18、ラスタバッファ19等が設けられている。
【0012】編集処理部13は、受信バッファ12から
送られてくるプリントデータに基づいて1ページ分の印
字内容情報を編集処理する部分である。また、印字起動
制御部15は、編集処理部13の出力に従ってエンジン
コントローラ20に対し用紙の搬送開始や印字ドラムの
起動等の制御信号を出力する部分である。ハードウェア
タイマ18は、この具体例1の発明において、1ページ
分のプリントデータを受信するのに要する時間等を演算
処理するためにデータ転送速度を計る装置である。プリ
ントバッファ16は、編集処理部13で処理した少なく
とも1ページ分のプリントデータ情報を格納するメモリ
から構成される。展開処理部17はプリントバッファ1
6に格納された情報に従って受信バッファ12からラス
タイメージ形式のデータを読み出し、圧縮されているデ
ータを印字のための画像データに伸長展開する部分であ
る。ラスタバッファ19は、展開処理部17で展開され
た画像データを一時的に格納するランダム・アクセス・
メモリ等から構成される。この画像データがエンジンコ
ントローラ20に送られて用紙上に印字される。
【0013】図3には、上記エンジンコントローラ20
とプリントエンジン30の部分の詳細なブロック図を示
す。エンジンコントローラ20には、I/F(インタフ
ェース)部21と、エンジン状態監視部22、発光制御
部23、印字ドラム制御部24、ホッピングモータ制御
部25、用紙走行モータ制御部26、用紙走行監視部2
7及び定着器制御部28が設けられている。インタフェ
ース部21は、図2に示した印字起動制御部15と、エ
ンジン状態監視部22の間の制御信号等の送受信を制御
する部分である。エンジン状態監視部22は、発光制御
部23から定着器制御部28までの部分の動作を監視
し、あるいはこれらの動作タイミングを制御する部分で
ある。
【0014】発光制御部23は、エンジン状態監視部2
2から画像データを受け入れてLEDヘッド34をドラ
イブし、印字ドラムを露光する部分である。印字ドラム
制御部24は印字ドラム31の回転を制御する部分であ
る。ホッピングモータ制御部25は印字されるべき用紙
を給紙トレイから引き出し、印字開始位置まで搬送制御
を行う部分である。用紙走行モータ制御部26は、用紙
走行モータ46を制御して用紙を印字開始から印字終了
まで搬送する制御を行う部分である。用紙走行監視部2
7は、用紙の走行路中に設けられたホッピングセンサ3
7や排出センサ40の出力を監視し、用紙のジャム等の
検出を行う部分である。定着器制御部28は温度センサ
47の出力を受けて定着器の定着温度を制御する部分で
ある。
【0015】図4には、プリントエンジン部の具体的な
断面図を示した。プリントエンジン部はこの図に示すよ
うに、印字ドラム31の周囲に除電器32、帯電器3
3、LEDヘッド34、現像器35及び転写器38等を
配置している。印字ドラム31の外周には感光体面が形
成されており、除電器32を用いて除電し、帯電器33
を用いて一様に帯電した後LEDヘッド34により画像
データの露光をして静電潜像を形成する。この静電潜像
は現像器35により現像され、こうして得られたトナー
像が転写器38により用紙1に転写される。用紙1の搬
送路上には、ホッピングローラ36、ホッピングセンサ
37、定着器39、排出センサ40及び排出ローラ41
が設けられている。用紙1はホッピングローラ36によ
り図示しない給紙トレイから引き出され、ホッピングセ
ンサ37の部分で先端を検出されると一時停止し、印字
開始まで一定時間待機する。後で説明するように、具体
例1ではこの待機時間を適切に設定することを目的とす
る。また、具体例2では、このホッピングローラ36は
図示しない給紙トレイから引き出された用紙1を印字開
始位置まで搬送する機能だけを持てばよい。用紙1は転
写器38の部分でトナー像の転写を受けると、定着器3
9まで搬送されて定着処理される。排出センサ40は用
紙1の先端を検出し排出ローラ41を駆動して用紙の排
出を行う。
【0016】図5には、図2に示した上位装置5から転
送されるプリントデータのフォーマット説明図を示す。
図の(a)に示すように、プリントデータは上位装置か
ら1ページ目、2ページ目、3ページ目と順に転送され
るが、各ページにページヘッダ部とラスタラインデータ
が設けられている。ページヘッダ部は、(b)に示すよ
うに、このプリントデータが印字される用紙の用紙サイ
ズと、上位装置が生成したラスタラインイメージのデー
タ密度と、全てのラスタラインデータ部のデータ長を加
算したイメージデータサイズを総バイト数で表した部分
から成る。ラスタラインデータ部は、(c)に示すよう
に、各ラスタライン毎のラスタラインイメージデータバ
イト数と、ラスタラインイメージデータ圧縮情報と、ラ
スタラインイメージデータとから成る。なお、(b)に
おいては、用紙の進行方向をY方向とし、これに垂直な
方向をX方向とした。ページヘッダ部情報は、X,Y方
向のそれぞれについてサイズやデータ密度を表示してい
る。
【0017】図6には、具体的なプリントデータのイメ
ージデータサイズを一例として示した。図に示すよう
に、印字密度が1インチ当り150ドット、300ドッ
ト、600ドットといったそれぞれの印字品質に対し
て、水平方向のドット数、水平方向のバイト数、垂直方
向のライン数が規格化されている。従って、圧縮してい
ない1ページ当りのラスタラインイメージデータサイズ
は、水平方向ドット数と垂直方向ライン数の積により表
される。この図に示すように、1ページ分のプリントデ
ータは、例えば数百キロバイトから数千キロバイトの量
となる。このデータを図2に示した受信バッファ12に
受信しながら受信バッファ12がいっぱいになる前に印
字を開始し、1ページ分のプリントデータの受信が終了
した後に印字を終了するよう制御をする点がこの発明の
特徴となる。なお、図5に示したようなプリントデータ
は、図2に示した受信バッファ12に格納された後、編
集処理部13によって解析されてプリントバッファ16
に1ページ分の印字内容情報として格納される。展開処
理部17は、この情報を用いてプリントデータを画像デ
ータに展開する。また、ページヘッダ部のラスタライン
イメージデータサイズをもとに、受信したプリントデー
タの1ページ分の受信終了時刻を予測することができ
る。
【0018】なお、図2に示したハードウェアタイマ1
8は、印字起動制御部15によってスタートストップ制
御がされる。そして、例えば1マイクロ秒単位でカウン
トアップし、プリントデータの転送速度計測に使用され
る。なお、この起動停止はタイマランフラグにより制御
される。また、ラスタバッファ19は、展開処理部17
により展開された画像データを少なくとも1ラスタライ
ン分以上格納し、エンジンコントローラ20に供給する
メモリ構成のものである。
【0019】〈具体例1の動作〉図1に戻って、具体例
1の発明の動作を説明する。この具体例1の発明では、
図に示したように、時刻t1に1ページ分のプリントデ
ータの受信を開始し、時刻t5にその受信を終了すると
した場合に、受信開始直後の時刻t2に用紙のホッピン
グ動作を開始する。そして、同時にタイマを起動し、ホ
ッピング動作が終了するまでに受信カウンタの値とタイ
マの値を用いてプリントデータの転送速度を求める。こ
れによって、ホッピング動作の終了した時刻t3から何
秒後にプリントデータの受信が終了するかを予測する。
このプリントデータの受信が終了する前に印字が終了す
ると、プリントデータの供給が間に合わず、印字結果に
空白等を生じるおそれがある。また、受信開始後、時刻
t6まで印字の開始を遅らせると、受信バッファがいっ
ぱいになる。この時刻t6より遅く印字を開始すると、
印字終了が遅くなる。そこで、次のようにしてホッピン
グ動作終了後の待機時間TF秒を選定する。
【0020】図7には、まず上位装置からプリントデー
タの転送を受けた場合の編集処理動作フローチャートを
示す。図のステップS1からステップS3において、図
2に示した編集処理部13は、受信バッファ12にペー
ジヘッダ部のサイズ以上プリントデータが格納されてい
るかどうかを判断する。そこでまずステップS1で受信
データがあるか判断し、格納されていればステップS2
に移り、受信バッファ12からそのデータを取り出し、
ステップS3においてページヘッダ部の情報かどうかを
判断する。ページヘッダ部の情報であればステップS4
に移り、プリントバッファ16にその情報を格納する。
それ以外の情報であればステップS7に移り、その他の
コマンド処理が行われる。
【0021】プリントバッファ16は、X方向の用紙サ
イズ、Y方向の用紙サイズ、X方向のラスタラインデー
タ密度、Y方向のラスタラインデータ密度、1ページ分
のラスタラインデータのデータサイズを格納するため
の、PGHDNバイトの容量のメモリである。X方向の
用紙サイズはPGWIDTH、Y方向の用紙サイズはP
GLNGTH、X方向のラスタラインデータ密度はPG
DPIH、Y方向のラスタラインデータ密度はRGDP
IL、1ページ分のラスタラインデータ部のデータサイ
ズはPAGCTの変数として格納される。次に、ステッ
プS5において、展開処理起動要求フラグEXPRQF
をセットし、ステップS6において、印字起動処理要求
フラグPRSTRQFをセットする。
【0022】以上のようにして、編集処理部13がペー
ジヘッダ部の処理を終了し、印字起動要求フラグPRS
TRQFがセットされると印字起動制御部15が動作を
開始する。この印字起動制御部15は、図3に示したエ
ンジンコントローラ20のインタフェース部21(図
3)へホッピング信号を送出し、続いてホッピング終了
後の待機時間、即ち図1に示したTX秒を算出してこの
待機信号をエンジンコントローラ20に送出し、更にそ
の後、この待機時間経過後にプリント信号を送出する。
図3に示したエンジンコントローラ20はこれらの信号
を受けて、用紙のホッピングと待機制御を行う。
【0023】図8に、印字起動処理準備動作フローチャ
ートを示す。まず、この図8のステップS1において、
印字起動要求があるかどうか、即ち印字起動要求フラグ
PRSTRQFがセットされているかどうかを判断す
る。そして、要求があればステップS2に移り、印字起
動要求フラグをクリアする。これは次の要求の有無を確
認できるようにするための処理である。そして、ステッ
プS3において、受信バッファ格納カウンタRCVCT
をコピーする。この値はSA(バイト)である。図1に
示したように、受信開始時刻t1からこの印字起動制御
部の動作開始時刻t2まで、既にSAバイトのプリント
データが受信されているということが分かる。ここで、
ステップS4において、ハードウェアタイマ18を初期
設定してタイマランフラグTIMRUNFをセットし、
タイマを起動させる。こうして図1に示した時刻t2か
らタイマが計時を開始する。
【0024】次に、ステップS5において、エンジンコ
ントローラ20に対しホッピング動作信号を出力する。
そして、ステップS6においてホッピング動作が完了す
るまで待つ。ホッピング動作が終了すると、図1に示し
た時刻t3において、まずステップS7でタイマを停止
し、その値を求める。これが図1に示したRTM秒であ
る。そして、タイマランフラグTIMRUNFをリセッ
トする。更に、ステップS8において、受信バッファ格
納カウンタの内容をコピーする。この時点でプリントデ
ータがSHバイトだけ受信されているということが分か
る。こうして次の演算動作に移る。
【0025】図9に、印字動作処理演算動作のフローチ
ャートを示す。このフローチャートは図8の処理の続き
を示し、図1に示したホッピング動作終了後の時刻t3
からt4までの待機時間TWを求める処理である。ま
ず、ステップS9において、上位装置による1バイト当
りのデータ転送時間VHを求める。これは時刻t2にお
ける受信バイト数SAと時刻t3における受信バイト数
SHとタイマの値RTMを用いて、次の(1)式に示す
ようにして求められる。 VH=RTM/(SH−SA) …(1)
【0026】また、図1に示したように、時刻t3から
時刻t5までで残りのプリントデータRHバイトが転送
される。この量はプリントバッファに格納されている1
ページ分のラスタラインデータ部のデータサイズPAG
CT(バイト)とSH(バイト)から次の式で求められ
る(ステップS10)。 RH=PAGCT−SH …(2) この結果、時刻t3から時刻t5までのプリントデータ
の残りの転送時間TS(秒)は1バイト当りのデータ転
送時間VH(マイクロ秒/バイト)とRH(バイト)か
ら次の式で求められる(ステップS10)。 TS=VH*RH/106 …(3)
【0027】一方、印字を開始した後、印字が終了する
までの用紙の走行時間TP(秒)は、プリントバッファ
に格納されているY方向の用紙サイズPGLNGTH
(インチ)と、印字ドラムの回転速度DMSPEED
(インチ/秒)とから、以下の式で求められる(ステッ
プS11)。 TP=PGLNGTH/DMSPEED …(4) 従って、ホッピング動作の終了後、TX(秒)だけ待機
すれば1ページの印字が終了する前に上位装置からのプ
リントデータ受信が終了する。この条件は以下の式で表
される(ステップS12)。 TX+TP≧TS …(5) この(5)式を変形すると次のようになる。 TX=TS−TP …(6)
【0028】ところで、プリントデータの受信を開始し
ても受信バッファがいっぱいになるまで印字を開始しな
いものとすれば、ホッピング動作終了後の待機時間TF
は次の式により求められる(ステップS13)。 TF=VH*(SF−SH)/106 …(7) なお、図1に示したように、受信バッファは例えばSF
バイトのプリントデータを格納できるものとし、時刻t
6でいっぱいになるものとする。その結果、上記(6)
式で求めたTXと(7)式で求めたTFとを考慮し、ホ
ッピング動作終了後、最適な待機時間TWは次の式で求
める(ステップS14)。 TW=MIN(TX,TF) …(8) この式の意味は、丁度図1に示すTS(秒)からTP
(秒)を差し引いた時間TXよりも待機時間TWを長く
し、受信バッファがいっぱいになる時刻t6よりも前に
印字動作を開始するということである。なお、更に具体
的な印字開始時期の最適化は実験等によって求めればよ
い。図2に示した印字起動制御部15は、こうして図1
に示す時刻t3に待機指令を出力し(図9ステップS1
5)、TF秒待った後(ステップS16)、時刻t4に
プリント信号を出力する(ステップS17)。こうし
て、待機時間の制御が行われる。
【0029】〈実例〉例えば、主走査方向、副走査方向
ともに600DPIの解像度を有し、受信バッファ10
24KB、印字ドラム回転速度が2IPSであるLED
プリンタが、米国レター用紙(8.5”*11”)に印
字し、1ページの総ラスタラインデータが184320
0バイトのデータを、受信バッファカウンタが2048
0のときにホッピングを開始し、ホッピング時間5秒後
の受信バッファカウンタが839680のときは、PA
GCT=1843200バイト、SA=20480、S
H=839680、SH−SA=819200バイト、
RTM=5*106 マイクロ秒、SF=1048576
バイト、PGLNGTH=11インチ、DMSPEED
=2IPS、となる。(1)式から、 VH=RTM/(SH−SA)=5*106 /8192
00=6.1マイクロ秒/バイト (2)式から、 RH=PAGCT−SH=1843200−83968
0=1003520バイト (3)式から、 TS=VH*RH/106 =6.1*1003520/
106 =6.12秒 (4)式から、 TP=PGLNGTH/DMSPEED=11/2=
5.5秒 (6)式から、 TX=TS−TP=6.12−5.5=0.62秒 また、(7)式から、 TF=VH*(SF−SH)/106=6.1*(10
48576−839680)/106 =1.27秒 従って、(8)式より、ホッピング動作終了後の停止
(ウエイト)時間TWは、 TW=min(TX,TF)=min(0.62,1.
27)=0.75秒 となる。
【0030】〈具体例1の効果〉以上説明した具体例1
の発明では、ホッピング動作終了後の適切な待機時間T
Xを求めることによって、印字動作の終了前にプリント
データの受信が行われるため、プリントデータが不足す
る空白ラインの印字を防止できる。また、受信バッファ
がいっぱいになる前に印字を開始するため、印字終了ま
での時間を短縮し、スループットの向上を図り、パフォ
ーマンスの優れた印字を行うことができる。
【0031】〈具体例2〉図10は、具体例2の動作タ
イムチャートを示す。上記具体例1の発明は、受信バッ
ファに1ページ分のプリントデータが格納できない場合
に印字開始速度の最適化を図ることを目的とした。この
ため、一旦用紙を吸入して図4に示したホッピングセン
サ37の部分まで用紙の先端を搬送し、ここで待機して
タイミング良く印字を開始する。一方、このようなホッ
ピング機能を持たず、給紙トレイから用紙を吸入しその
まま用紙の搬送を停止せずに転写や定着等の工程に進む
構成のプリンタもある。このようなプリンタの場合にも
具体例1の発明と同様の最適化を図りたい。具体例2の
発明はその解決のためになされたものである。
【0032】具体例2の場合には、この図10に示すよ
うに、1ページ分のプリントデータの受信を開始してか
ら、TW秒だけ待機し、その後ホッピングを開始し、続
けて印字を行う。この待機時間TW秒を次のようにして
求める。図11〜図13までは、この具体例2による印
字起動処理動作フローチャートを示す。まず、図11の
ステップS1において、印字起動要求があるかどうかを
判断し、起動要求があればステップS2に移り、印字起
動要求フラグのクリアを行う。そして、ステップS3に
おいて、受信バッファのカウンタをコピーする。図10
に示した受信開始t1からプリントデータの受信を開始
し、時刻t2までの受信データ量SA(バイト)がこの
受信バッファ格納カウンタの内容となる。ステップS4
においては、既にそのページの最終ラスタラインまで受
信バッファに受信済みかどうかを判断する。これは、こ
れまで受信したSA(バイト)とプリンタバッファに格
納されている1ページ分のラスタラインデータのデータ
サイズPAGCT(バイト)とを比較して判定すればよ
い。
【0033】即ち、この具体例2の発明では、受信バッ
ファの容量が1ページ分以上ある場合でも適用される。
即ち、可能な限り速いタイミングで印字を開始し、効率
よく印字を行うための待機時間を決定するためだからで
ある。最終ラスタラインまで受信済みの場合には、直ち
に図12の印字処理(ステップS22)に移る。それ以
外の場合にはステップS5に移り、ハードウェアタイマ
をスタートさせる。この起動や初期設定の方法は具体例
1の方法と同様である。タイマのタイムアウト時間TI
MEOUTに400ミリ秒を設定する。即ち、400ミ
リ秒経過後、自動的にタイマがタイムアウトするよう制
御する。そして、ステップS6において、タイムアウト
したかどうかの監視を行う。次に、タイムアウトしたこ
とを確認すると、ステップS7において、タイマランフ
ラグTIMRUNFをリセットしてタイマをストップさ
せる。次に、ステップS8で受信バッファのカウンタを
コピーする。図10に示す時刻t3にタイマが停止する
と、その時刻までに受信バッファに格納したプリントデ
ータの量を求める。これがSHバイトである。ここで、
図12に移り、既に1ページ分のラスタラインまで受信
が済んだかどうかを判断する(ステップS9)。この段
階で全てのデータが受信されていればステップS22に
移る。
【0034】まだ1ページ分のプリントデータを受信し
ていない場合には、図12のステップS10に進む。こ
のステップS10において、ホストの1バイト当りのデ
ータ転送時間を計算する。この計算方法は、具体例1の
場合と全く同様である。即ち、1バイト当りのデータ転
送時間VHは、タイマスタート時の受信バイト数SA
と、タイマ停止時の受信バイト数SHと、タイムアウト
値TIMEOUTを用いて次のようにして求める。 VH=TIMEOUT/(SH−SA) …(1) 更に、ステップS11において、1ページの残りデータ
転送時間を計算する。1ページの残りデータ転送サイズ
RHは、プリンタバッファに格納されている1ページ分
のラスタラインデータ部のデータサイズPAGCTと、
既に受信バッファに格納されたSHバイトとの差により
求められる。これは次の式の通りである。 RH=PAGCT−SH …(2) このRHバイトは、図10に示した時刻t3〜時刻t5
までの間に受信されるべきプリントデータの量である。
【0035】従って、残りのデータ転送時間TS秒はV
HとRHとから次の式により求めることができる。 TS=VH*RH/106 …(3) 一方、用紙の走行時間TP秒は、具体例1と同様にして
次の式により求めることができる(ステップS12)。 TP=PGLNGTH/DMSPEED …(4)
【0036】更に、ホッピング時間の設定を行う(ステ
ップS13)。即ち、用紙の搬送開始のために、ホッピ
ング動作を行い、続いて印字を開始する場合に、ホッピ
ング動作時間が重要になる。ドラムが回転中と、ドラム
が停止中の場合とではホッピング時間は異なる。ドラム
の加速のための時間が加わるからである。従って、ドラ
ムモータが停止中の場合にはホッピング動作時間を5秒
とし、ドラムモータが起動中の場合にはホッピング時間
を3秒に設定する。1ページ分の印字が終了する前に、
上位装置から1ページ分のプリントデータの受信を終了
するとすれば、次の式を満たす必要がある。 TW=TS−(TP+PRHOPTM) …(5)
【0037】このTW秒が受信開始から用紙搬送開始ま
での待機時間となる。即ち、この(5)式において、T
Wが0または負の値を示した場合には待機する必要がな
いため、直ちにステップS22に移り、用紙の搬送を開
始する。これ以外の場合には図13のステップS15に
移り、用紙の待機と搬送処理を行う。即ち、図13のス
テップS15において、TWが正の値を示すかどうかを
判断し、正の値を示す場合にはステップS16に移り、
ハードウェアタイマをスタートする。そして、例えばそ
のタイマのタイムアウト時間を40ミリ秒に設定し、ス
テップS17でタイムアウトしたかどうかを判断する。
【0038】ステップS18では、タイムアウト後、受
信バッファカウンタをコピーし、ステップS19では、
前回の受信バッファカウンタの値と今回の受信バッファ
カウンタの値とを比較する。ここで、受信バッファカウ
ンタが増加していないと判断されると、用紙の待機処理
を抜ける。一方、まだ受信バッファがいっぱいになって
いないか、あるいは1ページ分のデータ受信が終了して
いない場合にはステップS19からステップS20に移
り、再び受信バッファ格納カウンタを更新してステップ
S21に移り、ウエイト時間の減算を行う。即ち、タイ
マでタイムアウトした時間だけ既に時間を経過している
ため、初めに設定した待機時間TWからタイマのタイム
アップ時間を差し引く。即ち、ステップS15〜ステッ
プS21の処理によって、(5)式を用いて求めたTW
秒だけ用紙を待機させ、待機時間経過後、ステップS2
2に移り用紙の搬送を開始させる。
【0039】こうして、ステップS22でエンジンコン
トローラへホッピング動作信号を出力し、ステップS2
3でホッピング動作が終了かどうかを判断し、ステップ
S24でエンジンコントローラへプリント信号を出力す
る。これによって、ホッピング動作に続けて印字処理が
開始される。即ち、図9に示す時刻t4まで用紙の搬送
開始を待ち、この待機時間TW秒終了後、ホッピング動
作を開始して、時刻t5から印字を行う。これによっ
て、そのTP秒後に印字が終了したときには既に1ペー
ジ分のプリントデータが受信されていることになる。
【0040】〈実例〉例えば、主走査方向、副走査方向
ともに600DPIの解像度を有し、受信バッファ10
24KB、印字ドラム回転速度が1IPSであるLED
プリンタが、米国レター用紙(8.5”*11”)に印
字し、1ページの総ラスタラインデータが184320
0バイトのデータを、受信バッファカウンタが2048
のときに印字起動制御部15が実行されたとき、初期ウ
エイト時間400ミリ秒経過後の受信バッファ格納カウ
ンタが40960のときには、PAGCT=18432
00バイト、SA=2048、SH=839680、T
IMEOUT=400ミリ秒、PGLNGTH=11イ
ンチ、DMSPEED=1インチ/秒、PRHOPT=
5秒となる。(1)式から、 VH=TIMEOUT/(SH−SA)=400*10
00/(40960−2048)=10.2マイクロ秒
/バイト (2)式から、 RH=PAGCT−SH=1843200−40960
=1802240バイト (3)式から、 TS=VH*RH/1000000=10.2*180
2240/1000000=18.3秒 (4)式から、 TP=PGLNGTH/DMSPEED=11/1=1
1.0秒 (5)式から、 TW=TS−(TP+PRHOPTM)=18.3−
(11.0+5.0)=2.3秒 従って、ホッピング動作開始までのウエイト時間は、
2.3秒となる。
【0041】〈具体例2の効果〉以上説明した具体例2
によれば、ホッピング動作後、用紙を待機させる機能を
持たないプリンタ装置でも、1ページ分のプリントデー
タ受信終了までの時間を演算することにより、印字動作
中に受信バッファが空になり、空白行が印字されること
を防止できる。しかも、受信開始から最適時間だけホッ
ピング開始を遅らせることによって、印字バッファがい
っぱいになるのを待たずに、また1ページ分のプリント
データが受信されるのを待たずにホッピングや印字を開
始することができ、パフォーマンスの優れたスループッ
トのよい印字を行うことができる。
【0042】なお、上記具体例1及び具体例2は、いず
れも電子写真プリンタの印字制御を例にとって説明した
が、同様の構成の受信バッファを持ち、1ページ分のプ
リントデータ受信終了を待たずに印字を開始することの
できるプリンタ装置に広く応用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】具体例1の発明の動作フローチャートである。
【図2】プリンタ装置のブロック図である。
【図3】プリンタ装置の詳細なブロック図である。
【図4】プリントエンジン部断面図である。
【図5】プリントデータのフォーマット説明図である。
【図6】イメージデータサイズの説明図である。
【図7】編集処理動作フローチャートである。
【図8】印字起動処理準備動作フローチャートである。
【図9】印字起動処理演算動作フローチャートである。
【図10】具体例2の動作タイムチャートである。
【図11】具体例2の印字起動処理(その1)である。
【図12】具体例2の印字起動処理(その2)である。
【図13】具体例2の印字起動処理(その3)である。
【符号の説明】
t1〜t5 時刻 SA,SH 受信カウンタの値 RTM タイマの値 TF 待機時間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 敏之 福島県福島市庄野字立田1番地1 株式会 社沖データシステムズ内 (72)発明者 嶋岡 章 福島県福島市庄野字立田1番地1 株式会 社沖データシステムズ内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置から転送されたラスタイメージ
    形式のプリントデータを受信して一時格納するものであ
    って、用紙1ページ分のプリントデータを格納するには
    不十分な容量の受信バッファと、 1ページ分全てのプリントデータを受信する前に用紙の
    吸入を開始して、用紙を印字開始位置へ待機させるホッ
    ピング機構と、 用紙への印字動作を制御する印字起動制御部とを備え、 この印字起動制御部は、 プリントデータの受信開始後に、そのプリントデータの
    転送速度を求めて、全てのプリントデータの受信が完了
    するまでの時間TSを求め、 設定された印字速度で該当する用紙の印字を行った場合
    に要する印字時間TPを前記時間TSより差し引いた時
    間TXと、ホッピング終了後にプリントデータの受信を
    開始してから受信バッファがいっぱいになるまでの時間
    TFの中間値TWを前記待機時間に設定する印字起動制
    御部を設けたことを特徴とするプリンタ装置。
  2. 【請求項2】 上位装置から転送されたラスタイメージ
    形式のプリントデータを受信して一時格納する受信バッ
    ファと、 用紙を吸入して、印字開始位置まで搬送するホッピング
    機構と、 用紙への印字動作を制御する印字起動制御部とを備え、 この印字起動制御部は、 プリントデータの受信開始後に、そのプリントデータの
    転送速度を求めて、全てのプリントデータの受信が完了
    するまでの時間TSを求め、 設定された印字速度で該当する用紙の印字を行った場合
    に要する印字時間TPと、前記ホッピング動作に要する
    時間とを前記時間TSより差し引いた時間TWを求め
    て、 その時間TWを、プリントデータ受信開始から用紙のホ
    ッピング動作開始までの待機時間に設定する印字起動制
    御部を設けたことを特徴とするプリンタ装置。
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