JPH10105508A - 情報処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

情報処理装置及び画像形成装置

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JPH10105508A
JPH10105508A JP27757296A JP27757296A JPH10105508A JP H10105508 A JPH10105508 A JP H10105508A JP 27757296 A JP27757296 A JP 27757296A JP 27757296 A JP27757296 A JP 27757296A JP H10105508 A JPH10105508 A JP H10105508A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DMA転送中に制御コード受信した場合に、
DMA転送を終了してしまう従来の情報処理装置に比較
し、ホスト装置から受信した送信コードを記憶手段へ高
速に転送することが可能な情報処理装置及び画像形成装
置を提供する。 【解決手段】 ホスト装置からの送信コードを受信する
受信手段15と、前記送信コードを記憶する記憶手段7
と、前記受信手段から前記記憶手段へのDMA転送を実
行するDMA制御手段15と、前記送信コードに含まれ
る制御コードに基づく処理を実行する処理手段18と、
を有する情報処理装置2において、前記DMA制御手段
は、前記受信手段によってDMA転送中に受信された送
信コードが、制御コードであるか否か判定し、該判定の
結果、前記受信した送信コードが制御コードである場合
には、前記制御コードの種類を検出し、該制御コードの
種類に応じて、DMA転送を終了する制御と、DMA転
送を継続する制御とを切り換えて実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ、プ
リンタ、複写機等に用いられる情報処理装置、及びその
情報処理装置を用いた画像形成装置に係り、詳しくは、
ホスト装置からの送信コードを受信する受信手段と、前
記送信コードを記憶する記憶手段と、前記受信手段から
前記記憶手段へのDMA転送を実行するDMA制御手段
と、前記送信コードに含まれる制御コードに基づく処理
を実行する処理手段とを有する情報処理装置及び画像形
成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、画像形成装置であるプリ
ンタに用いられるプリンタコントローラのように、ホス
ト装置からの制御コード(コマンド)やデータコードか
らなる送信コードを受信し、この受信した送信コード
を、DMA(ダイレクトメモリアクセス)制御手段によ
る制御の下、RAM等の記憶手段にCPUを介さずにD
MA転送する情報処理装置が知られている。かかる従来
の情報処理装置においては、DMA転送の途中に受信し
た送信コードに、情報処理装置内の処理手段による所定
の処理を実行させるための制御コードが含まれていて
も、一連のDMA転送がすべて完了した後に、該制御コ
ードによる制御を実行していたため、DMA転送の途中
で受信した制御コードが緊急処理を要求するコードや、
DMA転送で上記記憶手段に記憶しているコードをキャ
ンセル(消去)すべき旨のコード等である場合に、緊急
を要する処理の実行が遅れたり、また、キャンセルされ
るコードでありDMA転送すること事態無駄であるにも
かかわらずDMA転送が継続して行われたりするといっ
た不具合が生じていた。かかる不具合を解消すべく、本
件出願人は、DMA転送中に受信した送信コードが制御
コードか否か判定し、制御コードである場合には、DM
Aを終了(停止)して、かかる制御コードの処理を行う
ことが可能な情報処理装置を提供した(特願平7−34
6497号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記提
案にかかる情報処理装置では、DMA転送中に受信した
送信コードが制御コードである場合には、その種類にか
かわらずDMA転送を終了してしまっていたため、高速
転送を目的とするDMA転送の本来の目的が減殺されて
しまう問題点があった。一方、DMA転送中に受信した
制御コードには、上述のごときDMA転送に優先させて
処理を行うべき制御コードもあれば、そうでない制御コ
ードもある。
【0004】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、DMA転送中に制御
コード受信した場合に、その種類にかかわらずDMA転
送を終了してしまう従来の情報処理装置に比較し、ホス
ト装置から受信した送信コードを記憶手段へ高速に転送
することが可能な情報処理装置及び画像形成装置を提供
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1の情報処理装置は、ホスト装置からの送
信コードを受信する受信手段と、前記送信コードを記憶
する記憶手段と、前記受信手段から前記記憶手段へのD
MA転送を実行するDMA制御手段と、前記送信コード
に含まれる制御コードに基づく処理を実行する処理手段
と、を有する情報処理装置において、前記DMA制御手
段は、前記受信手段によってDMA転送中に受信された
送信コードが、制御コードであるか否か判定し、該判定
の結果、前記受信した送信コードが制御コードである場
合には、前記制御コードの種類を検出し、該制御コード
の種類に応じて、DMA転送を終了する制御と、DMA
転送を継続する制御とを切り換えて実行することを特徴
とするものである。
【0006】請求項1の情報処理装置においては、DM
A制御手段によるDMA転送中に、受信手段が送信コー
ドを受信した場合に、上記DMA制御手段は、受信した
送信コードが制御コードであるか否か判定し、該判定の
結果制御コードであるときには制御コードの種類を検出
し、その種類に応じて、DMA転送を終了する制御と、
DMA転送を継続する制御とを切り換えて実行する。こ
れによって、受信した制御コードが特定種類のものであ
る場合には、DMA転送を継続して行う。
【0007】請求項2の情報処理装置は、請求項1の情
報処理装置において、前記DMA転送を継続する制御
は、DMA転送を中止し、受信した制御コードを記憶
し、DMA転送を再開する制御であることを特徴とする
ものである。
【0008】請求項2の情報処理装置においては、DM
A転送の継続を、DMA転送を中止し、受信した制御コ
ードを記憶し、DMA転送を再開することによって行
う。これによって、DMA転送を継続して行う場合に、
受信した制御コードを記憶しておく。
【0009】請求項3の情報処理装置は、請求項2の情
報処理装置において、前記DMA転送を中止する場合
に、前記記憶手段の最後にDMA転送したアドレスを記
憶することを特徴とするものである。
【0010】請求項3の情報処理装置においては、DM
Aを中止する場合に、記憶手段の最後にDMA転送した
アドレスを記憶する。これによって、DMAを再開する
場合に、記憶手段における転送先のアドレスをいずれの
アドレスから開始すればよいかが明確となる。
【0011】請求項4の情報処理装置は、請求項1、2
又は3の情報処理装置において、受信した制御コードの
種類の検出を、制御コード記憶手段に予め記憶された制
御コードと同一のものであるか否かの比較によって行
い、受信した制御コードが前記制御コード記憶手段に記
憶した制御コードと同一である場合に、前記DMA転送
を継続する制御を行うことを特徴とするものである。
【0012】請求項4の情報処理装置においては、受信
した制御コードの種類の検出を、制御コード記憶手段に
予め記憶された制御コードと同一のものであるか否かの
比較によって行い、受信した制御コードが前記制御コー
ド記憶手段に記憶した制御コードと同一である場合に、
前記DMA転送を継続する制御を行う。
【0013】請求項5の情報処理装置は、請求項4の情
報処理装置において、前記制御コード記憶手段に複数の
制御コードを予め記憶することを特徴とするものであ
る。
【0014】請求項5の情報処理装置においては、制御
コード記憶手段に複数の制御コードを予め記憶してお
く。そして、受信した制御コードが上記複数の制御コー
ドのいずれかと同一である場合には、DMA転送を継続
して行う。
【0015】請求項6の情報処理装置は、請求項2、
3、4又は5の情報処理装置において、受信した制御コ
ードを複数記憶可能な受信制御コード記憶手段を設けた
ことを特徴とするものである。
【0016】請求項6の情報処理装置においては、受信
した制御コードを複数記憶可能な受信制御コード記憶手
段を設ける。これによって、DMA転送中に受信した制
御コードを複数記憶しておくことができる。
【0017】請求項7の情報処理装置は、請求項6の情
報処理装置において、DMA転送中に受信した制御コー
ドが、前記受信制御コード記憶手段の記憶限界まで記憶
された場合は、前記DMA転送を終了し、前記受信制御
記憶手段に記憶された制御コードの前記処理手段による
処理を実行することを特徴とするものである。
【0018】請求項7の情報処理装置においては、DM
A転送中に受信した制御コードが、前記受信制御コード
記憶手段の記憶限界まで記憶される間はDMA転送を継
続し、受信した制御コードが、前記受信制御コード記憶
手段の記憶限界まで記憶されたときに前記DMA転送を
終了し、前記受信制御記憶手段に記憶された制御コード
の前記処理手段による処理を実行する。これによって、
受信制御コード記憶手段を、新たに制御コードを受信し
た場合に、当該受信した制御コードを記憶することがで
きる状態にする。
【0019】請求項8の画像形成装置は、請求項1、
2、3、4、5、6又は7の情報処理装置を有し、前記
記憶手段に記憶された送信コードに基づいて記録媒体上
に画像形成する画像画像形成手段を設けたことを特徴と
するものである。
【0020】請求項8の画像形成装置においては、請求
項1、2、3、4、5、6又は7の情報処理装置により
DMA転送されて記憶手段に記憶されている送信コード
に基づいて、画像形成手段が、記録媒体上に画像を形成
する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した実施形態
について説明する。図1は本実施形態にかかる画像形成
装置としてのレーザプリンタ(以下、単に「プリンタ」
という。)の構成ブロック図である。
【0022】本実施形態におけるプリンタ1は、プリン
タ全体の制御を行う情報処理装置であるプリンタコント
ローラ(以下、コントローラと略す。)2、記録紙上に
実際に画像を形成する画像形成手段としてのプリンタエ
ンジン3(以下、エンジンと略す。)、使用者からの各
種の指示を上記コントローラ2に与え、又プリンタ1の
各種状態を表示するパネル装置4等からなる。
【0023】上記コントローラ2は、処理手段であるC
PU(中央処理装置)18、RAM7、フォントROM
8、プログラムROM9、不揮発性RAM10、ICカ
ード11、エンジンインターフェース12、パネルイン
ターフェース13、ディスクインターフェース14、ホ
ストインターフェース15等からなり、これらは、シス
テムバス19によって接続されている。
【0024】上記CPU18は、パネル装置4からの信
号や、ホスト装置6からの送信される送信コード中の制
御コードに基づいて所定のプログラムを実行することに
より、コントローラ2内で行われる各種制御を実行す
る。上記CPU18による制御のために使用されるプロ
グラムは、読み出し専用メモリであるプログラムROM
9に記憶されている。
【0025】コントローラ2は、上述の如く、上記プロ
グラムROM9以外にも、フォントROM8、RAM
7、及び不揮発性RAM10といったメモリを備えてい
る。上記フォントROM8は、プログラムROM9同
様、読み出し専用のメモリであり、画像形成に使用され
る文字等の様々なフォントのパターンデータを記憶して
いる。一方、上記RAM7及び不揮発性RAM10は、
ランダム・アクセス・メモリであり、データの書き込み
及び読み出しの双方を可能とする。
【0026】上記RAM7は、上記CPU20が各種制
御を実行する場合のワーキングメモリとして使用され
る。また、RAM7は、ホストインターフェース15を
介してホスト装置6から送られてくる制御コードやデー
タコードである画像データ等を一時的に記憶するための
受信バッファ、上記画像データをに基づいてビットマッ
プ形式のイメージデータを作成した場合に、これを記憶
するためのフレームバッファとして使用される。従っ
て、上記RAM7は、ホスト装置6から送信される画像
データ等の送信コードを記憶する記憶手段として機能す
る。
【0027】上記不揮発性RAM10は、電源を切って
も、記憶されたデータを保持することが可能なバッテリ
ーバックアップメモリである。この不揮発性RAM10
には、パネル装置4からのモード指示の内容やプリンタ
1の環境設定データ等が記憶されている。
【0028】コントローラ2が、コントローラ2の外部
に設けられた装置との間で通信を行うには、インターフ
ェースが必要である。このためにコントローラ2に設け
られているのが、エンジンインターフェース12、パネ
ルインターフェース13、ディスクインターフェース1
4、及びホストインターフェース15である。
【0029】上記エンジンインターフェース12は、コ
ントローラ2とエンジン3との間で、コマンド及びステ
ータス、並びにイメージデータ等の通信を行うためのイ
ンターフェースである。上記パネルインターフェース1
3は、コントローラ6と上記操作パネル17との間で、
コマンド及びステータスの通信を行うためのインターフ
ェースである。上記ディスクインターフェース14は、
コントローラ6とディスク装置18との間で通信を行う
ためのインターフェースである。上記ホストインターフ
ェース15は、コントローラ6がホスト装置6との間で
通信を行うためのインターフェースである。これについ
ては、後に詳述する。
【0030】尚、上記コントローラ2には、オプション
ボード16の装着が可能である。このオプションボード
16には、セントロニクス、RS232C、Apple
talk、ネットワーク等各種のインターフェースが
設けられており、上記オプションボード16をコントロ
ーラ2に装着することによって、コントローラ2は、各
インターフェースに対応したコンピュータ等の外部装置
17と通信することが可能となる。
【0031】以上のごとき構成を有するプリンタ1にお
いて、ホスト装置6からデータコードとしての画像デー
タや制御コードとしてのコマンドが送られてきて、該画
像データ等に基づく画像形成動作が行われるまでの一般
的な動作は次のとおりである。
【0032】ホストインターフェース15で受信された
画像データ及びコマンドは、後述するところのDMA転
送によって、RAM7上に形成されている受信バッファ
に一時的に記憶される。CPU18は、プログラムRO
M9に記憶されているエミュレーションプログラムに従
い、上記コマンド等を上記受信バッファから取り出し、
解析する。この解析の結果、各コマンド等は、ディスプ
レイリストと呼ばれる中間コードに変換される。
【0033】上記中間コードは、RAM7上に形成され
たページバッファに記憶される。こうして、上記ページ
バッファに1頁分の中間コードの記憶が完了すると、C
PU18は、プログラムROM9に記憶されているシス
テムプログラムを実行し、上記中間コードを、RAM7
上に形成されたフレームバッファにビットマップ形式の
イメージデータとして展開する。かかる展開が完了する
と、エンジンインターフェース12を介して、コントロ
ーラ2からエンジン3に対し、給紙手段選択コマンド及
び画像形成コマンドを送るとともに、フレームバッファ
に展開した上記イメージデータを送る。上記給紙手段選
択コマンド及び画像形成コマンドを受けたエンジン3
は、給紙選択コマンドによって指示された給紙を実行
し、上記イメージデータに基づく画像形成を行う。
【0034】上記エンジン3における画像形成動作を図
2に基づいて説明する。図2は、エンジン3の動作を説
明するための説明図である。上記コントローラ2からの
イメージデータは、光書き込みユニット22に入力され
る。この光書き込みユニット22には、上記イメージデ
ータに基づいて点滅を行い、光ビームを発生するレーザ
ダイオード(図示せず)が設けられている。上記レーザ
ダイオードからの光ビームは、高速で回転するポリゴン
ミラー22aによって偏向され、fθレンズ等の光学系
22b及びミラー22cを介して、帯電装置27にて一
様に帯電されて図中時計方向に回転する感光体23に導
かれる。そして、上記光ビームは、感光体23表面に上
記イメージデータに対応した潜像を形成する。この潜像
は、現像装置24によるトナー現像によって顕像化さ
れ、トナー像となる。 (以下、余白)
【0035】一方、上記潜像の形成及びトナー像の形成
とのタイミングをとりながら、コントローラ2からの給
紙選択コマンドによって指示された第1給紙ユニット2
0、又は第2給紙ユニット21のいずれかから記録紙が
給紙される。この記録紙は、レジストローラ対26にそ
の搬送方向先端を突き当てて一旦停止したのち、感光体
23表面のトナー像とのタイミングをとって、再搬送さ
れる。上記レジストローラ対26の搬送方向下流側であ
って、感光体23と対向する位置には、転写装置25が
設けられており、この転写装置25によって、感光体2
3上のトナー像が、記録紙に転写される。転写の完了し
た記録紙は、搬送ベルト29によって、加熱ローラ及び
加圧ローラ等からなる定着装置30に搬送され、記録紙
上のトナー像が、該記録紙に定着される。定着の完了し
た記録紙は、搬送ローラ対31によって搬送され、排紙
トレイ32上に排紙される。上記転写装置25による転
写が完了した後の感光体23表面は、クリーニング装置
28による残留トナーの回収が行われ、クリーニングさ
れる。こうして、記録紙上への1頁分の画像形成が完了
する。
【0036】次に、本実施形態において、ホスト装置6
から送られてくる送信コードを受信し、上記記憶手段で
あるRAM7にDMA転送する場合のコントローラ2の
動作について説明する。ホスト装置6からの送信コード
は、ホストインターフェース15にて受信される。従っ
て、ホストインターフェース15は、送信コード受信手
段として機能する。本実施形態では、かかるホストイン
ターフェース15に、パラレルインターフェースである
セントロニクスインターフェースを使用している。そし
て、国際規格であるIEEEによって規格化されている
ECP(Extended CapabilitiesPort:以下ECPで示
す)モードでの通信を可能としている。これによって、
コントローラ2とホスト装置6とは、双方向の通信を行
うことができる。このECPモードは、従来のセントロ
ニクスインターフェース(これをECPモードに対し
て、「コンパチブルモード」ということがある。)での
転送速度が最高100k〜150kバイト/秒程度であ
ったのに対し、最高2Mバイト/秒と転送速度が高速で
ある点にも特徴がある。
【0037】上記ホストインターフェース15は、AS
IC(Aplication Specific Integrated Circuit:特定
用途向きIC)で構成されている。そして、上記DMA
転送を制御するDMA制御手段として機能する。このホ
ストインターフェース15の概略構成を図3に示す。図
3に示すように、ホストインタフェース15はDMA制
御手段としての機能を達成すべく、ホスト装置6からの
送信コードを受信するための受信レジスタ40、ホスト
装置6からのホストアクノーレッジ信号(Host Ack)を
監視して送信コードがデータコードか制御コード(=コ
マンド)かを判定する判定部41、予め定められた特殊
な制御コードである特殊コマンドを記憶する制御コード
記憶手段としての特殊コマンドレジスタ群44、上記特
殊コマンドレジスタ群44に格納されたコマンドと同一
のコマンドを受信した場合に、該受信コマンドを格納す
るための受信制御コード記憶手段としてのコマンド格納
レジスタ群45、DMA転送によりRAM7のいずれの
アドレスから記憶するかの基準となる基準アドレスを格
納するためのアドレス格納レジスタ42、及び、該アド
レス格納レジスタ42に格納されたアドレスを順次イン
クリメントしDMA転送先のRAM7のアドレスを順次
発行するアドレスカウンタ43等によって構成されてい
る。
【0038】かかる構成を有するホストインターフェー
ス15によって制御される本実施形態にかかるDMA転
送の動作を図4のフローチャートに基づいて説明する。
まず、複数のレジスタからなる特殊コマンドレジスタ群
44に、予め定められた特定のコマンドが、CPU18
の制御によって、格納される(ステップ101)。本実
施形態においては、この特殊コマンドレジスタ群45に
記憶されるコマンドは、緊急に処理する必要性のない種
類のコマンドである。
【0039】かかる状態で、ホスト装置6からの送信コ
ード送信が開始されると(102)、DMA制御手段と
してのホストインターフェース15は、RAM7へのD
MA転送を開始する。DMA転送を開始するアドレスの
基準となるアドレスは、CPU18によって、アドレス
格納レジスタに格納される。この格納されたアドレスを
上記アドレスカウンタ43が順次インクリメントして、
受信レジスタに順次ラッチされる送信コードの転送先ア
ドレスを発行し、これをシステムバス19のアドレスバ
スに出力する。これによって、受信レジスタ40に順次
ラッチされる送信コードは、アドレスカウンタ43によ
って発行されたRAM7のアドレスに転送される。
【0040】上述のごときDMA転送の途中において、
上記判定部41は、ホスト装置6からのホストアクノー
レッジ信号(Host Ack)を監視し、受信レジスタ40にラ
ッチされた送信コードがデータコードかコマンドかを判
定する(ステップ104)。上記ホストアクノーレッジ
は、上述したECPモードにおいて、送信コードの送信
に同期してホスト装置6から送信される信号であり、か
かる信号がHighレベルのときは、データコードが送
信されていることを示し、Lowレベルのときは、コマ
ンドが送られていることを示す。従って、送信コードを
受信レジスタ40にラッチしたときにおける上記ホスト
アクノーレッジ信号のレベルを判定することによって、
受信レジスタ40にラッチされた送信コードが、データ
コードかコマンドかを判定することができる。
【0041】上記ステップ104の判定の結果、ホスト
アクノーレッジ信号がLowレベルである場合、即ち、
受信レジスタにラッチされた送信コードがコマンドであ
る場合には、DMA転送を一旦中止し、かかるDMA転
送による最後の転送先(格納先)となったRAM7のア
ドレスを、アドレス格納レジスタ42に記憶する(ステ
ップ105)。次いで、受信レジスタ40にラッチされ
ているコマンドを。コマンド格納レジスタ群のレジスタ
に格納する(ステップ106)。そして、上記判定部4
1は、特殊コマンドレジスタ群44の各レジスタに記憶
されている全てのコマンドと、受信レジスタ40にラッ
チされているコマンドとを1つずつ比較してゆき、受信
レジスタ40にラッチされているコマンドが、上記特殊
コマンドレジスタ群44のレジスタに記憶されているい
ずれかのコマンドと一致するか否かを検出する(ステッ
プ107)。
【0042】上記ステップ107において、同一のコマ
ンドでないという検出結果がしょうじた場合には、受信
レジスタにきおくされている受信したコマンドが、CP
U18による処理を急ぐ必要のあるコマンドであること
を、上記CPU18に通知する(ステップ108)。こ
れによって、DMA転送を終了し、CPU18によるコ
マンド処理に移行する。
【0043】一方、上記ステップ107において、同一
のコマンドであるという検出結果が生じた場合には、コ
マンド格納レジスタ群45の全てのレジスタにコマンド
が格納されているか否かを判定し(ステップ109)、
格納されていない場合には、上記ステップ105によっ
て記憶したRAM7のアドレスの次のアドレスから、D
MA転送を再開する(110)。
【0044】上記ステップ109において、コマンド格
納レジスタ群45の全てのレジスタにコマンドが格納さ
れていると判定された場合には、コマンドレジスタ群に
格納されているコマンドの処理を行う必要があることを
CPU18に通知する(ステップ111)。これによっ
て、CPU18によるコマンド格納レジスタ群18に格
納されているコマンドの処理に移行する。
【0045】以上のように、本実施形態においては、セ
ントロニクスインターフェースのECPモードにおける
DMA転送を例に述べてきたが、本件発明が、これ以外
の、例えば、SCSI(Small Computer System Interf
ace)、RS232Cインターフェース、及びセントロ
ニクスインターフェースのコンパチブルモード等におい
ても同様に適用できるものである。
【0046】
【発明の効果】請求項1乃至7の情報処理装置によれ
ば、受信した制御コードが特定種類のものである場合に
は、DMA転送を継続して行うので、制御コードを受信
するとDMA転送を終了していた従来の情報処理装置に
比較し、ホスト装置から受信した送信コードを記憶手段
へ高速に転送することが可能となるという優れた効果を
有する。
【0047】特に、請求項2の情報処理装置によれば、
DMA転送を継続して行う場合に、受信した制御コード
を記憶しておくので、DMA転送が完了した後等におい
て、該記憶した制御コードを処理手段によって処理する
ことが可能となるという優れた効果を有する。
【0048】また、特に、請求項3の情報処理装置によ
れば、DMAを中止する場合に、記憶手段の最後にDM
A転送したアドレスを記憶することにより、DMAを再
開する場合に、いずれのアドレスから開始すればよいか
が明確となるので、DMA転送再開のときに、あらため
て転送先のアドレスを決定する必要がなく、また、DM
A転送を再開しても記憶手段の連続領域に記憶すること
が可能となるという優れた効果を有する。
【0049】また、特に、請求項4の情報処理装置によ
れば、受信した制御コードが前記制御コード記憶手段に
記憶した制御コードと同一である場合に、前記DMA転
送を継続する制御を行うので、処理を急ぐ必要のない制
御コードを上記制御コード記憶手段に予め記憶しておく
ことによって、処理を急ぐ必要のない制御コードを受信
した場合は、DMA転送を継続して実行することが可能
となるという優れた効果を有する。
【0050】また、特に、請求項5の情報処理装置によ
れば、複数の制御コードを予め記憶しておき、受信した
制御コードが上記複数の制御コードのいずれかと同一で
ある場合には、DMA転送を継続して行うので、予め記
憶できる制御コードが1つの場合に比較し、DMA転送
を継続する確率を大きくすることができるという優れた
効果を有する。
【0051】また、特に、請求項6の情報処理装置によ
れば、DMA転送中に受信した制御コードを複数記憶し
ておくことができるので、DMA転送中に、DMA転送
を終了しない種類の複数の制御コードを受信した場合で
あっても、DMA転送が完了した後等において、処理手
段によるこれら複数の制御コードに基づく処理が可能と
なるという優れた効果を有する。
【0052】また、特に、請求項7の情報処理装置によ
れば、制御コードが受信制御コード記憶手段に記憶限界
まで記憶された場合は、処理手段による記憶した制御コ
ードの処理を実行し、新たに制御コードを受信した場合
に、当該受信した制御コードを記憶することができる状
態にするので、DMA転送中に受信した制御コードを確
実に記憶し、記憶した制御コードの処理手段による処理
を確実に実行することが可能となるという優れた効果を
有する。
【0053】請求項8の画像形成装置によれば、従来の
情報処理装置に比較し高速転送が可能情報処理装置によ
って送信コードを記憶手段に転送し記憶するので、従来
の情報処理装置を使用していた画像形成装置に比較し、
送信コードの受信から記録媒体上への画像形成までに要
する時間を短縮することが可能となるという優れた効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリンタの概略ブロック図。
【図2】エンジンにおける画像形成動作を説明するため
の説明図。
【図3】ホストインターフェースの概略ブロック図。
【図4】実施形態にかかるDMA転送の動作を示すフロ
ーチャート。
【符号の説明】
1 プリンタ 2 プリンタコントローラ 3 プリンタエンジン 4 パネル装置 5 ディスク装置 6 ホスト装置 7 RAM 8 フォントROM 9 プログラムROM 10 不揮発性RAM 11 ICカード 12 エンジンインターフェース 13 パネルインターフェース 14 ディスクインターフェース 15 ホストインターフェース 16 オプションボード 17 外部装置 18 CPU 19 システムバス 20 第1給紙ユニット 21 第2給紙ユニット 22 光書き込みユニット 23 感光体 24 現像装置 25 転写装置 26 レジストローラ対 27 帯電装置 28 クリーニング装置 29 搬送ベルト 30 定着装置 31 搬送ローラ対 40 受信レジスタ 41 判定部 42 先頭アドレス格納レジスタ 43 アドレスカウンタ 44 特殊コマンドレジスタ群 45 コマンド格納レジスタ群 46 セレクタ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホスト装置からの送信コードを受信する受
    信手段と、 前記送信コードを記憶する記憶手段と、 前記受信手段から前記記憶手段へのDMA転送を実行す
    るDMA制御手段と、 前記送信コードに含まれる制御コードに基づく処理を実
    行する処理手段と、を有する情報処理装置において、 前記DMA制御手段は、 前記受信手段によってDMA転送中に受信された送信コ
    ードが、制御コードであるか否か判定し、 該判定の結果、前記受信した送信コードが制御コードで
    ある場合には、前記制御コードの種類を検出し、該制御
    コードの種類に応じて、DMA転送を終了する制御と、
    DMA転送を継続する制御とを切り換えて実行すること
    を特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】請求項1の情報処理装置において、 前記DMA転送を継続する制御は、 DMA転送を中止し、受信した制御コードを記憶し、D
    MA転送を再開する制御であることを特徴とする情報処
    理装置。
  3. 【請求項3】請求項2の情報処理装置において、 前記DMA転送を中止する場合に、前記記憶手段の最後
    にDMA転送したアドレスを記憶することを特徴とする
    情報処理装置。
  4. 【請求項4】請求項1、2又は3の情報処理装置におい
    て、 受信した制御コードの種類の検出を、制御コード記憶手
    段に予め記憶された制御コードと同一のものであるか否
    かの比較によって行い、受信した制御コードが前記制御
    コード記憶手段に記憶した制御コードと同一である場合
    に、前記DMA転送を継続する制御を行うことを特徴と
    する情報処理装置。
  5. 【請求項5】請求項4の情報処理装置において、 前記制御コード記憶手段に複数の制御コードを予め記憶
    することを特徴とする情報処理装置。
  6. 【請求項6】請求項2、3、4又は5の情報処理装置に
    おいて、 受信した制御コードを複数記憶可能な受信制御コード記
    憶手段を設けたことを特徴とする情報処理装置。
  7. 【請求項7】請求項6の情報処理装置において、 DMA転送中に受信した制御コードが、前記受信制御コ
    ード記憶手段の記憶限界まで記憶された場合は、前記D
    MA転送を終了し、前記受信制御記憶手段に記憶された
    制御コードの前記処理手段による処理を実行することを
    特徴とする情報処理装置。
  8. 【請求項8】請求項1、2、3、4、5、6又は7の情
    報処理装置を有し、 前記記憶手段に記憶された送信コードに基づいて記録媒
    体上に画像形成する画像画像形成手段を設けたことを特
    徴とする画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002014782A (ja) * 2000-06-29 2002-01-18 Konica Corp 画像出力装置及びインクジェットプリンタ
JP2011104861A (ja) * 2009-11-17 2011-06-02 Seiko Epson Corp 記録制御装置、記録装置の制御方法、及び、プログラム
JP2017001225A (ja) * 2015-06-08 2017-01-05 セイコーエプソン株式会社 印刷装置および印刷装置の制御方法

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