JPH09300533A - ハードコート性を有するトリアセチルセルロースフィルム - Google Patents

ハードコート性を有するトリアセチルセルロースフィルム

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JPH09300533A
JPH09300533A JP8142332A JP14233296A JPH09300533A JP H09300533 A JPH09300533 A JP H09300533A JP 8142332 A JP8142332 A JP 8142332A JP 14233296 A JP14233296 A JP 14233296A JP H09300533 A JPH09300533 A JP H09300533A
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JP
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curable resin
film
ultraviolet curable
weight
resin composition
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JP8142332A
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Koichi Tanaka
興一 田中
Teruji Takahashi
照士 高橋
Shigeki Furuhashi
繁樹 古橋
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Nippon Kayaku Co Ltd
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Nippon Kayaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高温、高湿の環境下においても優れたハードコ
ート性、耐擦傷性、基板との密着性を有する紫外線硬化
型樹脂の硬化層を有するトリアセチルセルロースフィル
ムを提供する。 【解決手段】少なくとも片面に紫外線硬化型樹脂組成物
の硬化物層を有するトリアセチルセルロースフィルムで
あって、該紫外線硬化型樹脂組成物が、多官能(メタ)
アクリレートモノマーおよび分子中に窒素原子を有する
反応性モノマーおよび光重合開始剤を含有し、かつ該分
子中に窒素原子を有する反応性モノマーが紫外線硬化型
樹脂組成物100重量部中に50重量部以下であること
を特徴とするトリアセチルセルロースフィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハードコート性、
耐擦傷性を有するトリアセチルセルロースフィルムおよ
び画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビ、ビデオカメラ、コンピュータ、
ワープロなどの各種のディスプレイは、その表面のガラ
スやプラスチック等の透明保護基板を通して文字、図形
などが観察されるようになっている。特に液晶ディスプ
レイや、反射防止のためのVDTフィルムなどには光の
シャッターの役目をするフィルム状の偏光素子が用いら
れているが、偏光素子は主にヨウ素、染料などの二色性
分子等を含有する一軸延伸されたポリビニルアルコール
フィルムを用いているため延伸方向に裂けやすく、耐水
性にも劣るため通常、透明保護フィルムによって偏光素
子の両面を挟持して偏光板として使用されている。この
透明保護フィルムとしては透明性や偏光素子との接着性
からセルロース系のフィルム、特にトリアセチルセルロ
ースフィルムが好適に用いられている。しかしながら、
トリアセチルセルロースフィルムはハードコート性に乏
しく傷が付きやすいため、表示体表面に偏光板が設置さ
れる場合には、主に紫外線硬化型樹脂組成物からなるハ
ードコート層を設けたトリアセチルセルロースフィルム
を用いた偏光板を使用している。
【0003】近年、用いられる表示体の高耐久化に伴
い、偏光板も高性能化、高耐久化が望まれている。しか
しながら、ハードコート層は高温、高湿の環境下に放置
されると基板であるトリアセチルセルロースフィルムと
の密着性が低下してしまうという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ハードコー
ト性、耐擦傷性を有し、なおかつ高温、高湿の環境下に
おいても密着性に優れたハードコート層を有するトリア
セチルセルロースフィルムの開発を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上記の課題
を解決するために鋭意検討した結果、トリアセチルセル
ロースフィルム上に多官能(メタ)アクリレートモノマ
ーおよび分子中に窒素原子を有する反応性モノマーを特
定の割合で含有する紫外線硬化型樹脂組成物の硬化物か
らなるハードコート層を設けたフィルムが、ハードコー
ト性、耐擦傷性に優れ、なおかつ高温、高湿の環境下で
も該ハードコート層の密着性に優れることを新規に見出
し本発明に至った。即ち本発明は、(1)少なくとも片
面に紫外線硬化型樹脂組成物の硬化物層を有するトリア
セチルセルロースフィルムであって、該紫外線硬化型樹
脂組成物が、多官能(メタ)アクリレートモノマーおよ
び分子中に窒素原子を有する反応性モノマーおよび光重
合開始剤を含有し、なおかつ該分子中に窒素原子を有す
る反応性モノマーが紫外線硬化型樹脂組成物100重量
部中に50重量部以下であることを特徴とするトリアセ
チルセルロースフィルム、(2)分子中に窒素原子を有
する反応性モノマーが、分子中にアミド基を有する反応
性モノマーである(1)に記載のフィルム、(3)分子
中にアミド基を有する反応性モノマーが、N−ビニルラ
クタムである(2)に記載のフィルム、(4)紫外線硬
化型樹脂組成物100重量部に対してセルロース系樹脂
を2〜10重量部を含有する(1)ないし(3)のいず
れか1項に記載のフィルム、(5)紫外線硬化型樹脂組
成物中に微粒子を含有することを特徴とする(1)ない
し(4)のいずれか1項に記載のフィルム、(6)微粒
子を構成する主成分が珪素化合物または金属化合物また
は高分子化合物またはこれらの混合物である(5)に記
載のフィルム、(7)片面に紫外線硬化型樹脂組成物の
硬化物層を有するトリアセチルセルロースフィルムであ
って、他面に偏光素子をラミネートした(1)ないし
(6)のいずれか1項に記載のフィルム、(8)(1)
ないし(7)のいずれか1項に記載のフィルムを有する
画像表示装置、に関する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に用いられる紫外線硬化型
樹脂組成物は、紫外線硬化型樹脂である多官能(メタ)
アクリレートモノマーおよび分子中に窒素原子を有する
反応性モノマーからなる。多官能(メタ)アクリレート
モノマーとしては、例えば、ペンタエリスリトールトリ
(メタ)アクリレート、ジペンタエリスルトールヘキサ
(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メ
タ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アク
リレート、1、6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリ
レート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレ
ート等が挙げられる。
【0007】また、本発明に用いられる窒素原子を有す
る反応性モノマーとしては、分子中に窒素原子、および
反応性を付与するためのアクリル基、ビニル基等の官能
基を有するものであれば特に制限はないが、分子中にア
ミド基を有する反応性モノマーが好ましい。このような
化合物としては例えば、(メタ)アクリロイルモルホリ
ン、t−ブチルアミノエチル(メタ)アクリレート、2
−シアノ(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミ
ノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアク
リルアミド、N−ビニルピロリドン、N−ビニル−ε−
カプロラクタム等が挙げられる。より好ましい化合物と
しては例えば、N−ビニルピロリドン、N−ビニル−ε
−カプロラクタム等のN−ビニルラクタムがあげられ
る。窒素原子を有する反応性モノマーを使用することに
より、高温、高湿の環境下においても基板であるトリア
セチルセルロースフィルムとの密着性を維持することが
可能となる。
【0008】また、窒素原子を有する反応性モノマー
は、所望するハードコート性、耐擦傷性、密着性によっ
ても異なるが、紫外線硬化型樹脂組成物100重量部中
に50重量部以下、好ましくは5〜40重量部、更に好
ましくは10〜30重量部含有されている。
【0009】また、該紫外線硬化型樹脂組成物にセルロ
ース系樹脂を添加することもできる。このセルロース系
樹脂を添加することにより、高温、高湿環境下でのトリ
アセチルセルロースフィルムとの密着性の維持向上効果
が期待できる。セルロース系樹脂としては例えば、ニト
ロセルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、
エチルヒドロキシエチルセルロース、アセチルセルロー
ス、セルロースアセテートプロピオネート等が挙げられ
る。セルロース系樹脂を添加する場合、その添加量は、
高温、高湿環境下での密着性の維持向上効果及び紫外線
効果型樹脂組成物の硬化皮膜の硬度の維持の点から、紫
外線硬化型樹脂組成物100重量部に対し、2〜10重
量部、好ましくは3〜10重量部程度である。
【0010】さらに、上記の紫外線硬化型樹脂組成物に
は紫外線によって硬化させるための光重合開始剤を添加
する必要があり、そのような開始剤としては例えばアセ
トフェノン類、ベンゾフェノン類等が挙げられる。光重
合開始剤の含有量は、紫外線硬化型樹脂組成物100重
量部に対して3〜10重量部程度が好ましい。
【0011】また、上記の紫外線硬化型樹脂組成物に
は、レベリング剤としてシリコーン系、フッ素系のレベ
リング剤を添加することも可能である。レベリング剤を
添加することにより、トリアセチルセルロースフィルム
上に溶剤で希釈した紫外線硬化型樹脂組成物を塗布した
際、溶剤乾燥時にレベリング剤が塗膜と空気との界面に
ブリードするため酸素による紫外線硬化型樹脂の硬化阻
害を防ぐことができるだけでなく、レベリング剤のスベ
リ効果のため擦傷性も向上する。レベリング剤の添加量
は紫外線硬化型樹脂組成物100重量部に対し0.01
〜0.5重量部程度が好ましい。
【0012】また、紫外線硬化型樹脂組成物に微粒子を
添加することにより、ハードコート層の表面に微細な凸
凹が形成されるため防眩性も付与することができる。微
粒子としては、シリカ等からなる無機系の微粒子や、ポ
リメチル(メタ)アクリレート等からなる有機系の微粒
子等が挙げられる。微粒子の大きさ、添加量は紫外線硬
化型樹脂組成物の硬化後の厚さ、および防眩性の程度に
よって異なるが、微粒子の大きさは10μm以下、添加
量は紫外線硬化型樹脂組成物100重量部に対し100
重量部以下にすることが好ましい。
【0013】本発明のハードコート層を有するトリアセ
チルセルロースは、硬化後所望とする厚さになるよう任
意の濃度に適当な溶剤(例えばメチルエチルケトン、ト
ルエン)で希釈した紫外線硬化型樹脂組成物をトリアセ
チルセルロース上に任意の方法で塗布した後、溶剤を除
去後紫外線を照射して硬化させることにより得られる。
ハードコート層の厚さは特に限定されないが、ハードコ
ート性、耐擦傷性を持たせるためにある程度の厚さが必
要であり、その厚さは1〜10μm程度がよい。また、
該硬化層は均一な膜厚にすることが表示体などに用いた
場合の画像品位という点で好ましく、そのように均一に
塗布する方法としては、ワイヤーバー方式、ディップコ
ート方式、スピンコート方式、グラビア方式、マイクロ
グラビア方式、ドクターブレード方式等種々の塗工方式
が挙げられる。トリアセチルセルロースの膜厚として
は、例えば40〜200μm程度がよい。
【0014】片面に上記の紫外線硬化型樹脂組成物の硬
化物層を有する本発明のトリアセチルセルロースフィル
ムを用いて、該硬化物層を有する面の反対面に二色性分
子を含有する一軸延伸したポリビニルアルコールフィル
ムからなる偏光素子をラミネートすることにより偏光能
を有するフィルムが得られる。この偏光能を有するフィ
ルムの偏光素子面側に別のトリアセチルセルロースフィ
ルムをラミネートすることによりハードコート性に優れ
た偏光板を得ることができる。また、本発明のフィルム
のハードコート層とは反対側の面に粘着剤を設けた後、
液晶表示装置やCRT等のディスプレイ表面に貼り付け
ることにより、ディスプレイの画面にハードコート性、
耐擦傷性および破損時の飛散防止性を付与することがで
きる。
【0015】
【実施例】以下、実施例と比較例を挙げて本発明を更に
具体的に説明する。 実施例1 ジペンタエリスリトールアクリレート50重量部、ペン
タエリスリトールアクリレート25重量部、N−ビニル
−ε−カプロラクタム25重量部およびレベリング剤と
してシリコーンオイル0.2重量部、光重合開始剤とし
てイルガキュアー184(チバガイギー製)5重量部か
らなる樹脂組成物をトルエンで希釈して本発明に用いる
塗工液を調製した。
【0016】この塗工液を膜厚約80μmのトリアセチ
ルセルロースフィルム上に塗布し、溶剤を乾燥した後紫
外線を照射して膜厚3μmのハードコート層を有する本
発明のトリアセチルセルロースフィルムを得た。このフ
ィルムについて次の評価方法によって行った評価結果を
表1に示す。
【0017】(1)鉛筆硬度:JIS K5400によ
る (2)密着性試験:JIS K5400碁盤目テープ法
(すきま間隔1mm)による。 (3)擦傷性試験:スチールウール#0000を用い、
200g荷重にて30往復擦傷後、外観を目視にて評
価。
【0018】次にこのフィルムを80℃、90%RHの
雰囲気下に100時間および1000時間放置した後、
上記と同じ評価を行った結果(耐湿熱試験)を表2およ
び表3に示す。
【0019】実施例2 ジペンタエリスリトールアクリレート40重量部、ペン
タエリスリトールアクリレート40重量部、N,N−ジ
メチルアクリルアミド20重量部およびレベリング剤と
してシリコーンオイル0.5重量部、光重合開始剤とし
てイルガキュアー184(チバガイギー製)5重量部か
らなる樹脂組成物をトルエンで希釈して本発明に用いる
塗工液を調製した以外は実施例1と同様に行った。評価
結果を表1、表2及び表3に示す。
【0020】実施例3 ジペンタエリスリトールアクリレート50重量部、ペン
タエリスリトールアクリレート25重量部、アクリロイ
ルモルホリン25重量部およびレベリング剤としてシリ
コーンオイル0.5重量部、光重合開始剤としてイルガ
キュアー184(チバガイギー製)5重量部からなる樹
脂組成物をトルエンで希釈して本発明に用いる塗工液を
調製した以外は実施例1と同様に行った。評価結果を表
1、表2及び表3に示す。
【0021】比較例1 ジペンタエリスリトールアクリレート50重量部、ペン
タエリスリトールアクリレート25重量部、テトラヒド
ロフルフリルアクリレート25重量部およびレベリング
剤としてシリコーンオイル0.5重量部、光重合開始剤
としてイルガキュアー184(チバガイギー製)5重量
部からなる樹脂組成物をトルエンで希釈して塗工液を調
製した以外は実施例1と同様に行った。評価結果を表
1、表2及び表3に示す。
【0022】比較例2 ジペンタエリスリトールアクリレート40重量部、ペン
タエリスリトールアクリレート40重量部、2−ヒドロ
キシエチルアクリレート20重量部およびレベリング剤
としてシリコーンオイル0.5重量部、光重合開始剤と
してイルガキュアー184(チバガイギー製)5重量部
からなる樹脂組成物をトルエンで希釈して塗工液を調製
した以外は実施例1と同様に行った。評価結果を表1、
表2及び表3に示す。
【0023】比較例3 ジペンタエリスリトールアクリレート20重量部、ペン
タエリスリトールアクリレート20重量部、N−ビニル
−ε−カプロラクタム60重量部およびレベリング剤と
してシリコーンオイル0.5重量部、光重合開始剤とし
てイルガキュアー184(チバガイギー製)5重量部か
らなる樹脂組成物をトルエンで希釈して塗工液を調製し
た以外は実施例1と同様に行った。評価結果を表1およ
び表2、表3に示す。
【0024】
【表1】
【0025】
【表2】
【0026】
【0027】表1、表2及び表3の結果から、比較例
1、2のフィルム(分子中に窒素原子を有する反応性モ
ノマーを含有しない樹脂組成物を使用)は耐湿熱試験後
の密着性が劣り、比較例3のフィルム(分子中に窒素原
子を有する反応性モノマーを50重量部以上含有する樹
脂組成物を使用)は耐擦傷性が不良である。これに対
し、本発明のフィルムはハードコート性、耐擦傷性に優
れるだけでなく、高温、高湿雰囲気下の耐湿熱試験にお
いても長時間の密着性を維持していることが判る。
【0028】
【発明の効果】多官能(メタ)アクリレートモノマーお
よび分子中に窒素原子を有する反応性モノマーからな
り、かつ該分子中に窒素原子を有する反応性モノマーが
紫外線硬化型樹脂組成物100重量部中に50重量部以
下である紫外線硬化型樹脂組成物の硬化物からなるハー
ドコート層を有する本発明のトリアセチルセルロースフ
ィルムを用いることにより、高温、高湿の環境下でも密
着性に優れた、ハードコート性、耐擦傷性を有する偏光
板や画像表示装置を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 4/02 PDR C09D 4/02 PDR

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも片面に紫外線硬化型樹脂組成物
    の硬化物層を有するトリアセチルセルロースフィルムで
    あって、該紫外線硬化型樹脂組成物が、多官能(メタ)
    アクリレートモノマーおよび分子中に窒素原子を有する
    反応性モノマーおよび光重合開始剤を含有し、かつ該分
    子中に窒素原子を有する反応性モノマーが紫外線硬化型
    樹脂組成物100重量部中に50重量部以下であること
    を特徴とするトリアセチルセルロースフィルム。
  2. 【請求項2】分子中に窒素原子を有する反応性モノマー
    が、分子中にアミド基を有する反応性モノマーである請
    求項1に記載のフィルム。
  3. 【請求項3】分子中にアミド基を有する反応性モノマー
    が、N−ビニルラクタムである請求項2に記載のフィル
    ム。
  4. 【請求項4】紫外線硬化型樹脂組成物100重量部に対
    してセルロース系樹脂を2〜10重量部を含有する請求
    項1ないし3のいずれか1項に記載のフィルム。
  5. 【請求項5】紫外線硬化型樹脂組成物中に微粒子を含有
    することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項
    に記載のフィルム。
  6. 【請求項6】微粒子を構成する主成分が珪素化合物また
    は金属化合物または高分子化合物またはこれらの混合物
    である請求項5に記載のフィルム。
  7. 【請求項7】片面に紫外線硬化型樹脂組成物の硬化物層
    を有するトリアセチルセルロースフィルムであって、他
    面に偏光素子をラミネートした請求項1ないし6のいず
    れか1項に記載のフィルム。
  8. 【請求項8】請求項1ないし7のいずれか1項に記載の
    フィルムを有する画像表示装置。
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