JPH09300315A - 木材把持装置 - Google Patents
木材把持装置Info
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- JPH09300315A JPH09300315A JP11595396A JP11595396A JPH09300315A JP H09300315 A JPH09300315 A JP H09300315A JP 11595396 A JP11595396 A JP 11595396A JP 11595396 A JP11595396 A JP 11595396A JP H09300315 A JPH09300315 A JP H09300315A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、水平、鉛直の二方向を一軸のみの
駆動源で同時に且つ簡単に拘束できる木材把持装置を提
供することを可能にすることを目的としている。 【解決手段】 定盤4上に設置された基準固定治具6と
直線駆動装置8との間に木材1をセットし、木材1の上
面1aと前面1bに当接する木材当接面7a,7bを有
する拘束ガイド治具7を木材1上に載置し、拘束ガイド
治具7の傾斜面7cに直線駆動装置8のリニアシャフト
9の先端に設けたローラフォロア10を回転可能に当接し
て押圧して木材1を水平基準面4aと鉛直基準面5aと
に押圧把持するように構成したことを特徴とする。
駆動源で同時に且つ簡単に拘束できる木材把持装置を提
供することを可能にすることを目的としている。 【解決手段】 定盤4上に設置された基準固定治具6と
直線駆動装置8との間に木材1をセットし、木材1の上
面1aと前面1bに当接する木材当接面7a,7bを有
する拘束ガイド治具7を木材1上に載置し、拘束ガイド
治具7の傾斜面7cに直線駆動装置8のリニアシャフト
9の先端に設けたローラフォロア10を回転可能に当接し
て押圧して木材1を水平基準面4aと鉛直基準面5aと
に押圧把持するように構成したことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長尺の木材を把持
する木材把持装置に関するものである。
する木材把持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、工場で生産されるツーバイフォー
住宅やその他の木質パネル住宅のパネル製作には、パネ
ルの寸法精度を高め、安定した品質を確保するために一
般的に組み立てステージの上で木材を固定しながら釘を
打ちつけて組み立てる方法が採用されている。
住宅やその他の木質パネル住宅のパネル製作には、パネ
ルの寸法精度を高め、安定した品質を確保するために一
般的に組み立てステージの上で木材を固定しながら釘を
打ちつけて組み立てる方法が採用されている。
【0003】この場合、一本の木材を水平方向、鉛直方
向に固定するために二軸以上の木材ハンドリング装置が
必要であり、例えば、木材を把持する把持治具と、空気
圧シリンダ或いは油圧シリンダ或いは電磁モータ等の把
持治具駆動装置とで構成される木材把持装置が一般的に
使用されている。
向に固定するために二軸以上の木材ハンドリング装置が
必要であり、例えば、木材を把持する把持治具と、空気
圧シリンダ或いは油圧シリンダ或いは電磁モータ等の把
持治具駆動装置とで構成される木材把持装置が一般的に
使用されている。
【0004】図5(a),(b)及び図6(a),
(b)は従来の木材把持装置の一例を示す。図5(a)
及び図6(a)に示すように、一般的に木材51は鉛直方
向aの曲がり52や水平方向bの反り53が発生しており、
これを矯正しないままパネル枠を組み立ててしまうと、
組み合わさった木材間に段差が出来てしまい、所要のパ
ネル寸法精度が得られない。
(b)は従来の木材把持装置の一例を示す。図5(a)
及び図6(a)に示すように、一般的に木材51は鉛直方
向aの曲がり52や水平方向bの反り53が発生しており、
これを矯正しないままパネル枠を組み立ててしまうと、
組み合わさった木材間に段差が出来てしまい、所要のパ
ネル寸法精度が得られない。
【0005】そこで、従来では、図5や図6に示すよう
に木材51の鉛直方向aへの曲がり52に対しては鉛直方向
aの直線駆動装置54により動かされる把持治具55によっ
て鉛直方向aに木材51を拘束することで曲がり52を矯正
し、木材51の水平方向bの反り53に対しては水平方向b
の直線駆動装置56により動かされる把持治具57によって
水平方向bに木材51を拘束することで反り53を矯正して
いた。
に木材51の鉛直方向aへの曲がり52に対しては鉛直方向
aの直線駆動装置54により動かされる把持治具55によっ
て鉛直方向aに木材51を拘束することで曲がり52を矯正
し、木材51の水平方向bの反り53に対しては水平方向b
の直線駆動装置56により動かされる把持治具57によって
水平方向bに木材51を拘束することで反り53を矯正して
いた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来の技術では、開口部を有する壁パネルのように、多
数の木材を複雑に組み立てて構成されるパネルの場合、
複数の木材51を一度に把持しようとすると、木材の本数
だけ把持治具55,57及び直線駆動装置54,56を備えた把
持装置が必要となり、一本の木材51を二箇所以上で把持
し、且つ様々な形状のパネル製作にフレキシブルに対応
しようとすると多数の把持装置が組み立てステージ上に
ひしめき合い、組立治具が大がかりになってしまうとい
う欠点があった。
従来の技術では、開口部を有する壁パネルのように、多
数の木材を複雑に組み立てて構成されるパネルの場合、
複数の木材51を一度に把持しようとすると、木材の本数
だけ把持治具55,57及び直線駆動装置54,56を備えた把
持装置が必要となり、一本の木材51を二箇所以上で把持
し、且つ様々な形状のパネル製作にフレキシブルに対応
しようとすると多数の把持装置が組み立てステージ上に
ひしめき合い、組立治具が大がかりになってしまうとい
う欠点があった。
【0007】本発明は前記課題を解決するものであり、
その目的とするところは、水平、鉛直の二方向を一軸の
みの駆動源で同時に且つ簡単に拘束できる木材把持装置
を提供せんとするものである。
その目的とするところは、水平、鉛直の二方向を一軸の
みの駆動源で同時に且つ簡単に拘束できる木材把持装置
を提供せんとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、長尺の木材を把持する
木材把持装置において、把持する木材を支持すると共
に、水平方向の基準となる水平基準面を有する定盤と、
前記木材の鉛直方向の基準となる鉛直基準面を有する基
準固定手段と、前記木材の互いに直交する面に対応して
当接する互いに直交する木材当接面を有すると共に、該
木材当接面の裏面に該木材当接面に対して所定の角度を
有する傾斜面を形成した拘束ガイド治具と、前記拘束ガ
イド治具の傾斜面を押圧しつつ移動することにより前記
木材当接面に当接した木材を前記水平基準面及び前記鉛
直基準面に押圧する押圧手段とを備えたことを特徴とす
る木材把持装置である。
の本発明に係る代表的な構成は、長尺の木材を把持する
木材把持装置において、把持する木材を支持すると共
に、水平方向の基準となる水平基準面を有する定盤と、
前記木材の鉛直方向の基準となる鉛直基準面を有する基
準固定手段と、前記木材の互いに直交する面に対応して
当接する互いに直交する木材当接面を有すると共に、該
木材当接面の裏面に該木材当接面に対して所定の角度を
有する傾斜面を形成した拘束ガイド治具と、前記拘束ガ
イド治具の傾斜面を押圧しつつ移動することにより前記
木材当接面に当接した木材を前記水平基準面及び前記鉛
直基準面に押圧する押圧手段とを備えたことを特徴とす
る木材把持装置である。
【0009】本発明は、上述の如く構成したので、拘束
ガイド治具の木材当接面が木材の水平方向と垂直方向の
両面を同時に拘束し、押圧手段が該拘束ガイド治具の傾
斜面を押圧しつつ移動することにより木材を水平基準面
及び鉛直基準面に押圧して木材を拘束して把持すること
が出来る。
ガイド治具の木材当接面が木材の水平方向と垂直方向の
両面を同時に拘束し、押圧手段が該拘束ガイド治具の傾
斜面を押圧しつつ移動することにより木材を水平基準面
及び鉛直基準面に押圧して木材を拘束して把持すること
が出来る。
【0010】また、本発明に係る他の構成は、長尺の木
材を把持する木材把持装置において、把持する木材を支
持すると共に、水平方向の基準となる水平基準面を有す
る定盤と、前記木材の鉛直方向の基準となる鉛直基準面
を有する基準固定手段と、木材に対して当接係合して該
木材を係止する木材係止面を有すると共に、該木材係止
面の裏面に該木材係止面に対して所定の角度を有する傾
斜面を形成した拘束ガイド治具と、前記拘束ガイド治具
を支持すると共に、該拘束ガイド治具の傾斜面を押圧し
つつ移動することにより前記木材係止面に係止された木
材を前記水平基準面及び前記鉛直基準面に押圧する押圧
手段とを備えたことを特徴とする木材把持装置である。
材を把持する木材把持装置において、把持する木材を支
持すると共に、水平方向の基準となる水平基準面を有す
る定盤と、前記木材の鉛直方向の基準となる鉛直基準面
を有する基準固定手段と、木材に対して当接係合して該
木材を係止する木材係止面を有すると共に、該木材係止
面の裏面に該木材係止面に対して所定の角度を有する傾
斜面を形成した拘束ガイド治具と、前記拘束ガイド治具
を支持すると共に、該拘束ガイド治具の傾斜面を押圧し
つつ移動することにより前記木材係止面に係止された木
材を前記水平基準面及び前記鉛直基準面に押圧する押圧
手段とを備えたことを特徴とする木材把持装置である。
【0011】上記構成によれば、拘束ガイド治具の木材
係止面により木材を係止し、押圧手段が該拘束ガイド治
具の傾斜面を押圧しつつ移動することにより木材を水平
基準面及び鉛直基準面に押圧して木材を拘束して把持す
ることが出来る。
係止面により木材を係止し、押圧手段が該拘束ガイド治
具の傾斜面を押圧しつつ移動することにより木材を水平
基準面及び鉛直基準面に押圧して木材を拘束して把持す
ることが出来る。
【0012】また、前述の構成において、前記基準固定
手段には基準固定治具に対して鉛直方向に移動可能な直
動軸受けを設けて構成すれば好ましい。
手段には基準固定治具に対して鉛直方向に移動可能な直
動軸受けを設けて構成すれば好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】図により本発明に係る木材把持装
置の一実施形態を具体的に説明する。図1は本発明に係
る木材把持装置の第1実施形態の構成を示す平面図、図
2(a)は第1実施形態の木材把持装置の左端部におい
て、木材を把持する前の状態を示す斜視図、図2(b)
は第1実施形態の木材把持装置の左端部において、木材
を把持した状態を示す斜視図、図3(a),(b)は直
動軸受けの各種構成を示す斜視図である。
置の一実施形態を具体的に説明する。図1は本発明に係
る木材把持装置の第1実施形態の構成を示す平面図、図
2(a)は第1実施形態の木材把持装置の左端部におい
て、木材を把持する前の状態を示す斜視図、図2(b)
は第1実施形態の木材把持装置の左端部において、木材
を把持した状態を示す斜視図、図3(a),(b)は直
動軸受けの各種構成を示す斜視図である。
【0014】先ず、図1〜図3を用いて本発明に係る木
材把持装置の第1実施形態について説明する。図1、図
2において、木材1は前述した従来例と同様に鉛直方向
aの曲がり2や水平方向bの反り3を有しており、この
曲がり2や反り3を矯正して把持するために水平基準面
4aとなる定盤4上に木材1を載置して支持すると共
に、該定盤4上に設置された基準固定手段となる基準固
定治具6に鉛直基準面5aを鉛直方向aに移動可能に構
成した直動軸受け5が設けられ、定盤4上で木材1の左
右両端部及び中央部の三箇所に配置された木材把持装置
Aにより木材1を拘束して前記水平基準面4a及び鉛直
基準面5aに押圧して把持するようになっている。
材把持装置の第1実施形態について説明する。図1、図
2において、木材1は前述した従来例と同様に鉛直方向
aの曲がり2や水平方向bの反り3を有しており、この
曲がり2や反り3を矯正して把持するために水平基準面
4aとなる定盤4上に木材1を載置して支持すると共
に、該定盤4上に設置された基準固定手段となる基準固
定治具6に鉛直基準面5aを鉛直方向aに移動可能に構
成した直動軸受け5が設けられ、定盤4上で木材1の左
右両端部及び中央部の三箇所に配置された木材把持装置
Aにより木材1を拘束して前記水平基準面4a及び鉛直
基準面5aに押圧して把持するようになっている。
【0015】前記水平基準面4aは、木材1を支持する
と共に、木材1に対する表面摩擦係数が比較的小さい鋼
材等の定盤4で構成され、該定盤4は、取り扱う木材1
の大きさに対応して所定の面積を有する水平面を有し、
壁パネル等を製作するための組立ステージとなってい
る。
と共に、木材1に対する表面摩擦係数が比較的小さい鋼
材等の定盤4で構成され、該定盤4は、取り扱う木材1
の大きさに対応して所定の面積を有する水平面を有し、
壁パネル等を製作するための組立ステージとなってい
る。
【0016】また、定盤4の水平基準面4a上には、断
面L字型の鋼材で構成される基準固定治具6が載置さ
れ、該基準固定治具6の起立面に対して鉛直方向aに移
動可能に構成された直動軸受け5の鉛直方向aの面によ
り前記鉛直基準面5aが構成されている。
面L字型の鋼材で構成される基準固定治具6が載置さ
れ、該基準固定治具6の起立面に対して鉛直方向aに移
動可能に構成された直動軸受け5の鉛直方向aの面によ
り前記鉛直基準面5aが構成されている。
【0017】前記直動軸受け5の構成の一例としては、
図3(a)に示すように、基準固定治具6の起立面にレ
ール方向が鉛直方向aに固定される断面コの字状の固定
レール5bと、該固定レール5bの内部にボールベアリ
ング5cやローラ等の滑動部材を介して該固定レール5
bに沿って移動する方形状の可動部5dを配置し、この
可動部5dの固定レール5bから突出した前面を鉛直基
準面5aとして構成することで鉛直基準面5aを鉛直方
向aに移動可能に構成することが出来る。
図3(a)に示すように、基準固定治具6の起立面にレ
ール方向が鉛直方向aに固定される断面コの字状の固定
レール5bと、該固定レール5bの内部にボールベアリ
ング5cやローラ等の滑動部材を介して該固定レール5
bに沿って移動する方形状の可動部5dを配置し、この
可動部5dの固定レール5bから突出した前面を鉛直基
準面5aとして構成することで鉛直基準面5aを鉛直方
向aに移動可能に構成することが出来る。
【0018】また、他の構成として、図3(b)に示す
ように、基準固定治具6の起立面にレール方向が鉛直方
向aに固定される方形状の固定レール5eと、該固定レ
ール5eの外部にボールベアリング5cやローラ等の滑
動部材を介して該固定レール5eに沿って移動する断面
コの字状の可動部5fを配置し、この可動部5fの前面
を鉛直基準面5aとして構成することで鉛直基準面5a
を鉛直方向aに移動可能に構成することが出来る。
ように、基準固定治具6の起立面にレール方向が鉛直方
向aに固定される方形状の固定レール5eと、該固定レ
ール5eの外部にボールベアリング5cやローラ等の滑
動部材を介して該固定レール5eに沿って移動する断面
コの字状の可動部5fを配置し、この可動部5fの前面
を鉛直基準面5aとして構成することで鉛直基準面5a
を鉛直方向aに移動可能に構成することが出来る。
【0019】尚、前記直動軸受け5は、後述する直線駆
動装置8により押圧される木材1の鉛直方向aのスライ
ド性を円滑にするためのものであるが、基準固定治具6
の起立面を鉛直基準面として構成し、この面を木材1に
対する表面摩擦係数を比較的小さく構成した場合には、
直動軸受け5を省略することも可能である。
動装置8により押圧される木材1の鉛直方向aのスライ
ド性を円滑にするためのものであるが、基準固定治具6
の起立面を鉛直基準面として構成し、この面を木材1に
対する表面摩擦係数を比較的小さく構成した場合には、
直動軸受け5を省略することも可能である。
【0020】基準固定治具6の直動軸受け5に対向する
と共に、定盤4上に載置して支持した木材1の直動軸受
け5と反対側の上部角部には、木材1の互いに直交する
面である上面1aと前面1bに対応して当接するために
互いに直交する木材当接面7a,7bを有する断面L字
状の拘束ガイド治具7が載置されるようになっており、
図2(a),(b)に示すように拘束ガイド治具7の木
材当接面7a,7bが木材1の上面1a及び前面1bに
当接して該拘束ガイド治具7が木材1上に安定して載置
されて支持されるようになっている。
と共に、定盤4上に載置して支持した木材1の直動軸受
け5と反対側の上部角部には、木材1の互いに直交する
面である上面1aと前面1bに対応して当接するために
互いに直交する木材当接面7a,7bを有する断面L字
状の拘束ガイド治具7が載置されるようになっており、
図2(a),(b)に示すように拘束ガイド治具7の木
材当接面7a,7bが木材1の上面1a及び前面1bに
当接して該拘束ガイド治具7が木材1上に安定して載置
されて支持されるようになっている。
【0021】また、前記拘束ガイド治具7の木材当接面
7bの背面には、該木材当接面7bに対して所定角度θ
だけ傾斜した傾斜面7cが形成されており、この傾斜面
7cに対応する位置で且つ定盤4上には、押圧手段とな
る直線駆動装置8が設置されている。
7bの背面には、該木材当接面7bに対して所定角度θ
だけ傾斜した傾斜面7cが形成されており、この傾斜面
7cに対応する位置で且つ定盤4上には、押圧手段とな
る直線駆動装置8が設置されている。
【0022】直線駆動装置8は、水平方向bに移動可能
なリニアシャフト9と、該リニアシャフト9の先端に回
転自在に軸支され前記傾斜面7cに当接して該傾斜面7
c上を回転可能なローラフォロア10とを有しており、直
線駆動装置8の駆動手段は、例えば、空気圧シリンダ、
油圧シリンダ、電磁モータ等により適宜構成することが
出来る。
なリニアシャフト9と、該リニアシャフト9の先端に回
転自在に軸支され前記傾斜面7cに当接して該傾斜面7
c上を回転可能なローラフォロア10とを有しており、直
線駆動装置8の駆動手段は、例えば、空気圧シリンダ、
油圧シリンダ、電磁モータ等により適宜構成することが
出来る。
【0023】そして、直線駆動装置8がリニアシャフト
9を介してローラフォロア10を水平方向bに移動させ、
ローラフォロア10が拘束ガイド治具7の傾斜面7cに当
接しつつ回転することで、直線駆動装置8からの水平方
向bの押圧力が拘束ガイド治具7に伝達される。
9を介してローラフォロア10を水平方向bに移動させ、
ローラフォロア10が拘束ガイド治具7の傾斜面7cに当
接しつつ回転することで、直線駆動装置8からの水平方
向bの押圧力が拘束ガイド治具7に伝達される。
【0024】そして、拘束ガイド治具7の傾斜面7cの
作用によって直線駆動装置8からの水平方向bの押圧力
が拘束ガイド治具7を介して木材1に対して水平方向b
と鉛直方向aの押圧力に変換され、これによって、木材
1が定盤4の水平基準面4a及び直動軸受け5の鉛直基
準面5aに押圧されて該木材1の曲がり2及び反り3が
矯正されて把持される。
作用によって直線駆動装置8からの水平方向bの押圧力
が拘束ガイド治具7を介して木材1に対して水平方向b
と鉛直方向aの押圧力に変換され、これによって、木材
1が定盤4の水平基準面4a及び直動軸受け5の鉛直基
準面5aに押圧されて該木材1の曲がり2及び反り3が
矯正されて把持される。
【0025】尚、前記実施形態では、拘束ガイド治具7
の傾斜面7c上を回転するローラフォロア10により直線
駆動装置8からの水平方向bの押圧力を木材1に対して
水平方向bと鉛直方向aの押圧力に変換するように構成
したが、他の構成として、ローラフォロア10の代わりに
リニアシャフト9の先端部にボールベアリングを設け、
該ボールベアリングが拘束ガイド治具7の傾斜面7c上
を滑動するように構成しても良い。
の傾斜面7c上を回転するローラフォロア10により直線
駆動装置8からの水平方向bの押圧力を木材1に対して
水平方向bと鉛直方向aの押圧力に変換するように構成
したが、他の構成として、ローラフォロア10の代わりに
リニアシャフト9の先端部にボールベアリングを設け、
該ボールベアリングが拘束ガイド治具7の傾斜面7c上
を滑動するように構成しても良い。
【0026】上記のように構成した木材把持装置Aにお
いて、木材1を把持する作業手順を詳細に説明する。先
ず、木材1を定盤4上で且つ基準固定治具6の直動軸受
け5とローラフォロア10との間に配置する。この時、図
1、図2(a)に示すように、木材1自体の曲がり2や
反り3のために水平基準面4aに対して隙間2及び鉛直
基準面5aに対して隙間3だけ空いている。
いて、木材1を把持する作業手順を詳細に説明する。先
ず、木材1を定盤4上で且つ基準固定治具6の直動軸受
け5とローラフォロア10との間に配置する。この時、図
1、図2(a)に示すように、木材1自体の曲がり2や
反り3のために水平基準面4aに対して隙間2及び鉛直
基準面5aに対して隙間3だけ空いている。
【0027】そこで、拘束ガイド治具7を図2(a)に
示すように木材1の上角部に載置した後、直線駆動装置
8によって水平方向bに拘束ガイド治具7を押圧する。
拘束ガイド治具7の傾斜面7cの作用により直線駆動装
置8によって与えられた水平方向bの押圧力は図2
(b)に示すように、傾斜面7cに直交する斜め下方向
(水平方向bに対して角度θ下方向)の力Fに変換され
て木材1を押圧することになる。
示すように木材1の上角部に載置した後、直線駆動装置
8によって水平方向bに拘束ガイド治具7を押圧する。
拘束ガイド治具7の傾斜面7cの作用により直線駆動装
置8によって与えられた水平方向bの押圧力は図2
(b)に示すように、傾斜面7cに直交する斜め下方向
(水平方向bに対して角度θ下方向)の力Fに変換され
て木材1を押圧することになる。
【0028】ローラフォロア10は拘束ガイド治具7の傾
斜面7c上を鉛直方向に自由に移動出来るので、前記斜
め下方向の力Fによって木材1は鉛直基準面5aまたは
水平基準面4aのいずれかに先ず当接した後、他の基準
面に当接する。もちろん、鉛直基準面5a及び水平基準
面4aに同時に当接する場合もあり得る。
斜面7c上を鉛直方向に自由に移動出来るので、前記斜
め下方向の力Fによって木材1は鉛直基準面5aまたは
水平基準面4aのいずれかに先ず当接した後、他の基準
面に当接する。もちろん、鉛直基準面5a及び水平基準
面4aに同時に当接する場合もあり得る。
【0029】従って、上記構成によれば、水平方向bに
押圧する直線駆動装置8のみを用いて木材1を水平、鉛
直方向の二方向を拘束することが出来、従来のように、
水平、鉛直の二方向で、夫々別途に直線駆動装置を使用
する必要がなく、例えば、開口部を有する壁パネルのよ
うに、多数の木材を複雑に組み立てて構成されるパネル
の場合において、複数の木材を一度に把持しようとする
場合でも、木材把持装置の数を低減して組立治具を簡単
な構成に出来、組立ステージ上を広く有効に活用するこ
とが出来る。
押圧する直線駆動装置8のみを用いて木材1を水平、鉛
直方向の二方向を拘束することが出来、従来のように、
水平、鉛直の二方向で、夫々別途に直線駆動装置を使用
する必要がなく、例えば、開口部を有する壁パネルのよ
うに、多数の木材を複雑に組み立てて構成されるパネル
の場合において、複数の木材を一度に把持しようとする
場合でも、木材把持装置の数を低減して組立治具を簡単
な構成に出来、組立ステージ上を広く有効に活用するこ
とが出来る。
【0030】次に、本発明に係る木材把持装置の第2実
施形態について、図4を用いて説明する。図4(a)は
第2実施形態の木材把持装置において、拘束ガイド治具
を木材に固定する前の状態を示す側面図、図4(b)は
第2実施形態の木材把持装置において、拘束ガイド治具
を木材に固定した状態を示す側面図、図4(c)は第2
実施形態の木材把持装置において、拘束ガイド治具を木
材に固定して押圧した状態を示す側面図である。尚、前
記第1実施形態と同様に構成したものは同一の符号を付
して説明を省略する。
施形態について、図4を用いて説明する。図4(a)は
第2実施形態の木材把持装置において、拘束ガイド治具
を木材に固定する前の状態を示す側面図、図4(b)は
第2実施形態の木材把持装置において、拘束ガイド治具
を木材に固定した状態を示す側面図、図4(c)は第2
実施形態の木材把持装置において、拘束ガイド治具を木
材に固定して押圧した状態を示す側面図である。尚、前
記第1実施形態と同様に構成したものは同一の符号を付
して説明を省略する。
【0031】本実施形態の木材把持装置Bでは、図4
(a)〜(c)に示すように、前記第1実施形態の断面
L字状の拘束ガイド治具7の代わりに木材1の前面1b
に当接係合して該木材1を係止する木材係止面21aを有
する拘束ガイド治具21が引っ張りバネ22a,22bにより
押圧手段となる直線駆動装置8に支持されている。
(a)〜(c)に示すように、前記第1実施形態の断面
L字状の拘束ガイド治具7の代わりに木材1の前面1b
に当接係合して該木材1を係止する木材係止面21aを有
する拘束ガイド治具21が引っ張りバネ22a,22bにより
押圧手段となる直線駆動装置8に支持されている。
【0032】前記木材係止面21aは、本実施形態では、
例えば、木材1の前面1bに食い込んで該木材1を係止
する複数の爪が形成されている。また、木材1に傷を付
けたくない場合には、例えば、前記木材係止面21aに木
材1に対して比較的表面摩擦抵抗の大きいゴム等の部材
を設け、ゴムと木材1との表面摩擦抵抗によって木材1
を係止するように構成することでも良く、他の種々の係
止手段が適用出来るものである。
例えば、木材1の前面1bに食い込んで該木材1を係止
する複数の爪が形成されている。また、木材1に傷を付
けたくない場合には、例えば、前記木材係止面21aに木
材1に対して比較的表面摩擦抵抗の大きいゴム等の部材
を設け、ゴムと木材1との表面摩擦抵抗によって木材1
を係止するように構成することでも良く、他の種々の係
止手段が適用出来るものである。
【0033】前記直線駆動装置8は定盤4上に設置され
ており、前記拘束ガイド治具21の木材係止面21aの背面
には、該木材係止面21aに対して所定角度θだけ傾斜し
た傾斜面21bが形成されている。そして、この傾斜面21
bに対応する位置には、水平方向bに移動可能なリニア
シャフト9の先端に回転自在に軸支されたローラフォロ
ア10が前記傾斜面21bに当接して該傾斜面21b上を回転
可能に構成されている。
ており、前記拘束ガイド治具21の木材係止面21aの背面
には、該木材係止面21aに対して所定角度θだけ傾斜し
た傾斜面21bが形成されている。そして、この傾斜面21
bに対応する位置には、水平方向bに移動可能なリニア
シャフト9の先端に回転自在に軸支されたローラフォロ
ア10が前記傾斜面21bに当接して該傾斜面21b上を回転
可能に構成されている。
【0034】そして、直線駆動装置8がリニアシャフト
9を介してローラフォロア10を水平方向bに移動させ、
ローラフォロア10が拘束ガイド治具21の傾斜面21bに当
接しつつ回転することで、直線駆動装置8からの水平方
向bの押圧力が拘束ガイド治具21に伝達される。
9を介してローラフォロア10を水平方向bに移動させ、
ローラフォロア10が拘束ガイド治具21の傾斜面21bに当
接しつつ回転することで、直線駆動装置8からの水平方
向bの押圧力が拘束ガイド治具21に伝達される。
【0035】そして、拘束ガイド治具21の傾斜面21bの
作用によって直線駆動装置8からの水平方向bの押圧力
が拘束ガイド治具21の木材係止面21aにより係止された
木材1に対して水平方向bと鉛直方向aの押圧力に変換
され、これによって、木材1が定盤4の水平基準面4a
及び直動軸受け5の鉛直基準面5aに押圧されて該木材
1の曲がり2及び反り3が矯正されて把持される。他の
構成は前記第1実施形態と同様に構成されている。
作用によって直線駆動装置8からの水平方向bの押圧力
が拘束ガイド治具21の木材係止面21aにより係止された
木材1に対して水平方向bと鉛直方向aの押圧力に変換
され、これによって、木材1が定盤4の水平基準面4a
及び直動軸受け5の鉛直基準面5aに押圧されて該木材
1の曲がり2及び反り3が矯正されて把持される。他の
構成は前記第1実施形態と同様に構成されている。
【0036】上記のように構成した木材把持装置Bにお
いて、木材1を把持する作業手順を詳細に説明する。先
ず、木材1を定盤4上で且つ基準固定治具6の直動軸受
け5と拘束ガイド治具21との間に配置する。この時、図
4(a)に示すように、木材1自体の曲がり2や反り3
のために水平基準面4aに対して隙間2及び鉛直基準面
5aに対して隙間3だけ空いている。
いて、木材1を把持する作業手順を詳細に説明する。先
ず、木材1を定盤4上で且つ基準固定治具6の直動軸受
け5と拘束ガイド治具21との間に配置する。この時、図
4(a)に示すように、木材1自体の曲がり2や反り3
のために水平基準面4aに対して隙間2及び鉛直基準面
5aに対して隙間3だけ空いている。
【0037】また、この時、拘束ガイド治具21は、傾斜
面21bが鉛直方向aに平行な状態で引っ張りバネ22a,
22bにより直線駆動装置8に支持されている。
面21bが鉛直方向aに平行な状態で引っ張りバネ22a,
22bにより直線駆動装置8に支持されている。
【0038】そして、直線駆動装置8によって水平方向
bに拘束ガイド治具21を押圧すると、先ず、拘束ガイド
治具21の木材係止面21aの下部が図4(a)に示すよう
に、木材1の前面1bに当接し、更に拘束ガイド治具21
を水平方向bに押圧すると、図4(b)に示すように、
引っ張りバネ22aが伸長して拘束ガイド治具21の木材係
止面21aが木材1の前面1bに平行に対向して当接接触
する。
bに拘束ガイド治具21を押圧すると、先ず、拘束ガイド
治具21の木材係止面21aの下部が図4(a)に示すよう
に、木材1の前面1bに当接し、更に拘束ガイド治具21
を水平方向bに押圧すると、図4(b)に示すように、
引っ張りバネ22aが伸長して拘束ガイド治具21の木材係
止面21aが木材1の前面1bに平行に対向して当接接触
する。
【0039】この時、拘束ガイド治具21の傾斜面21bが
鉛直方向aに対して角度θだけ傾斜しており、この傾斜
面21bの作用により直線駆動装置8によって与えられた
水平方向bの押圧力は、図4(b)に示すように、傾斜
面21bに直交する斜め下方向(水平方向bに対して角度
θ下方向)の力Fに変換されて木材1を押圧することに
なる。
鉛直方向aに対して角度θだけ傾斜しており、この傾斜
面21bの作用により直線駆動装置8によって与えられた
水平方向bの押圧力は、図4(b)に示すように、傾斜
面21bに直交する斜め下方向(水平方向bに対して角度
θ下方向)の力Fに変換されて木材1を押圧することに
なる。
【0040】ローラフォロア10は拘束ガイド治具21の傾
斜面21b上を鉛直方向に自由に移動出来るので、前記斜
め下方向の力Fによって木材1は鉛直基準面5aまたは
水平基準面4aのいずれかに先ず当接した後、他の基準
面に当接する。もちろん、鉛直基準面5a及び水平基準
面4aに同時に当接する場合もあり得る。
斜面21b上を鉛直方向に自由に移動出来るので、前記斜
め下方向の力Fによって木材1は鉛直基準面5aまたは
水平基準面4aのいずれかに先ず当接した後、他の基準
面に当接する。もちろん、鉛直基準面5a及び水平基準
面4aに同時に当接する場合もあり得る。
【0041】尚、直線駆動装置8による水平方向bの押
圧力を解除すれば拘束ガイド治具21は引っ張りバネ22
a,22bの復元力によって図4(a)に示すように元の
位置に復帰して木材1に対する拘束が解除される。
圧力を解除すれば拘束ガイド治具21は引っ張りバネ22
a,22bの復元力によって図4(a)に示すように元の
位置に復帰して木材1に対する拘束が解除される。
【0042】上記構成によれば、水平方向bに押圧する
直線駆動装置8のみを用いて木材1を水平、鉛直方向の
二方向を拘束することが出来、従来のように、水平、鉛
直の二方向で、夫々別途に直線駆動装置を使用する必要
がなく、例えば、開口部を有する壁パネルのように、多
数の木材を複雑に組み立てて構成されるパネルの場合に
おいて、複数の木材を一度に把持しようとする場合で
も、木材把持装置の数を低減して組立治具を簡単な構成
に出来、組立ステージ上を広く有効に活用することが出
来る。
直線駆動装置8のみを用いて木材1を水平、鉛直方向の
二方向を拘束することが出来、従来のように、水平、鉛
直の二方向で、夫々別途に直線駆動装置を使用する必要
がなく、例えば、開口部を有する壁パネルのように、多
数の木材を複雑に組み立てて構成されるパネルの場合に
おいて、複数の木材を一度に把持しようとする場合で
も、木材把持装置の数を低減して組立治具を簡単な構成
に出来、組立ステージ上を広く有効に活用することが出
来る。
【0043】更には、第2実施形態では、前記第1実施
形態のような拘束ガイド治具7を作業者が木材1に載置
する手間が省略出来、作業性が向上する。
形態のような拘束ガイド治具7を作業者が木材1に載置
する手間が省略出来、作業性が向上する。
【0044】尚、前記各実施形態では、水平方向bに押
圧力を発揮する直線駆動装置8を適用した場合について
説明したが、直線駆動装置8を鉛直方向aに配置して鉛
直方向aに押圧力を発揮するように構成すると共に、拘
束ガイド治具7、21の傾斜面7c、21cを木材1の上面
1aに対応させて、基準固定治具6側に上向きに傾斜さ
せて配置して構成することで、鉛直方向aの直線駆動装
置のみを用いて木材1の拘束をすることも可能である。
圧力を発揮する直線駆動装置8を適用した場合について
説明したが、直線駆動装置8を鉛直方向aに配置して鉛
直方向aに押圧力を発揮するように構成すると共に、拘
束ガイド治具7、21の傾斜面7c、21cを木材1の上面
1aに対応させて、基準固定治具6側に上向きに傾斜さ
せて配置して構成することで、鉛直方向aの直線駆動装
置のみを用いて木材1の拘束をすることも可能である。
【0045】
【発明の効果】本発明は、上述の如き構成と作用とを有
するので、パネル組立ステージ上の木材把持装置の駆動
源を従来例と比較して半減することが出来る。また、木
材把持のための動作時間が短縮出来、パネルの組立時間
が短縮出来る。
するので、パネル組立ステージ上の木材把持装置の駆動
源を従来例と比較して半減することが出来る。また、木
材把持のための動作時間が短縮出来、パネルの組立時間
が短縮出来る。
【0046】また、従来例のように、二軸把持の場合に
は、片側一軸を拘束するために他方の把持力を緩める必
要があり、操作が面倒であると共に、位置決め精度に限
界があるが、本発明では二軸を同時に調整出来るので、
操作が容易であると共に、位置決め精度が向上して組立
精度の高いパネルを組み立てることが出来る。
は、片側一軸を拘束するために他方の把持力を緩める必
要があり、操作が面倒であると共に、位置決め精度に限
界があるが、本発明では二軸を同時に調整出来るので、
操作が容易であると共に、位置決め精度が向上して組立
精度の高いパネルを組み立てることが出来る。
【図1】本発明に係る木材把持装置の第1実施形態の構
成を示す平面図である。
成を示す平面図である。
【図2】(a)は第1実施形態の木材把持装置の左端部
において、木材を把持する前の状態を示す斜視図、
(b)は第1実施形態の木材把持装置の左端部におい
て、木材を把持した状態を示す斜視図である。
において、木材を把持する前の状態を示す斜視図、
(b)は第1実施形態の木材把持装置の左端部におい
て、木材を把持した状態を示す斜視図である。
【図3】(a),(b)は直動軸受けの構成を示す斜視
図である。
図である。
【図4】(a)は第2実施形態の木材把持装置におい
て、拘束ガイド治具を木材に固定する前の状態を示す側
面図、(b)は第2実施形態の木材把持装置において、
拘束ガイド治具を木材に固定した状態を示す側面図、
(c)は第2実施形態の木材把持装置において、拘束ガ
イド治具を木材に固定して押圧した状態を示す側面図で
ある。
て、拘束ガイド治具を木材に固定する前の状態を示す側
面図、(b)は第2実施形態の木材把持装置において、
拘束ガイド治具を木材に固定した状態を示す側面図、
(c)は第2実施形態の木材把持装置において、拘束ガ
イド治具を木材に固定して押圧した状態を示す側面図で
ある。
【図5】従来例を説明する図である。
【図6】従来例を説明する図である。
1…木材 1a…上面 1b…前面 2…曲がり(隙間) 3…反り(隙間) 4…定盤 4a…水平基準面 5…直動軸受け 5a…鉛直基準面 5b…固定レール 5c…ボールベアリング 5d…可動部 5e…固定レール 5f…可動部 6…基準固定治具 7…拘束ガイド治具 7a,7b…木材当接面 7c…傾斜面 8…直線駆動装置 9…リニアシャフト 10…ローラフォロア 21…拘束ガイド治具 21a…木材係止面 21b…傾斜面 22a,22b…引っ張りバネ A,B…木材把持装置
【手続補正書】
【提出日】平成8年7月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
Claims (3)
- 【請求項1】 長尺の木材を把持する木材把持装置にお
いて、把持する木材を支持すると共に、水平方向の基準
となる水平基準面を有する定盤と、前記木材の鉛直方向
の基準となる鉛直基準面を有する基準固定手段と、前記
木材の互いに直交する面に対応して当接する互いに直交
する木材当接面を有すると共に、該木材当接面の裏面に
該木材当接面に対して所定の角度を有する傾斜面を形成
した拘束ガイド治具と、前記拘束ガイド治具の傾斜面を
押圧しつつ移動することにより前記木材当接面に当接し
た木材を前記水平基準面及び前記鉛直基準面に押圧する
押圧手段とを備えたことを特徴とする木材把持装置。 - 【請求項2】 長尺の木材を把持する木材把持装置にお
いて、把持する木材を支持すると共に、水平方向の基準
となる水平基準面を有する定盤と、前記木材の鉛直方向
の基準となる鉛直基準面を有する基準固定手段と、木材
に対して当接係合して該木材を係止する木材係止面を有
すると共に、該木材係止面の裏面に該木材係止面に対し
て所定の角度を有する傾斜面を形成した拘束ガイド治具
と、前記拘束ガイド治具を支持すると共に、該拘束ガイ
ド治具の傾斜面を押圧しつつ移動することにより前記木
材係止面に係止された木材を前記水平基準面及び前記鉛
直基準面に押圧する押圧手段とを備えたことを特徴とす
る木材把持装置。 - 【請求項3】 前記基準固定手段の鉛直基準面を鉛直方
向に移動可能に構成したことを特徴とする請求項1また
は請求項2に記載の木材把持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11595396A JPH09300315A (ja) | 1996-05-10 | 1996-05-10 | 木材把持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11595396A JPH09300315A (ja) | 1996-05-10 | 1996-05-10 | 木材把持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09300315A true JPH09300315A (ja) | 1997-11-25 |
Family
ID=14675241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11595396A Withdrawn JPH09300315A (ja) | 1996-05-10 | 1996-05-10 | 木材把持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09300315A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009006660A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-15 | Takemura Kogei Kk | 板体形状矯正治具 |
-
1996
- 1996-05-10 JP JP11595396A patent/JPH09300315A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009006660A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-15 | Takemura Kogei Kk | 板体形状矯正治具 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030805 |