JP2012096320A - 位置決め方法及び位置決め台 - Google Patents

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勝 佐々布
Sojiro Kono
聡次郎 河野
Tsutomu Itagaki
努 板垣
Muneya Aizawa
宗弥 相澤
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Abstract

【課題】ワークの位置決めに用いる設備を簡略化する。
【解決手段】位置決め台101は、ストッパ109と複数のローラ108とを備える。複数のローラ108は、高さを違えて並べて配置される。ローラ108には、扁平なワークWが載置される。ワークWは、その自重によりストッパ109に向けて送られる。ローラ108に載置され送られたワークWの送り先側の端部WLは、ストッパ109に阻止される。阻止されたワークWの位置揃えが行われた後、位置揃えされたワークWは取り出される。
【選択図】図3

Description

本発明は、部品の位置決め方法、及びこの位置決めを行うための位置決め台に関する。
自動車の製造工程では、車体を構成する各種の部品同士を組み立てる際の部品同士の相対位置の正確さが非常に重要である。この点、従来、部品の位置決めを正確に行うための発明が開示されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に記載のワーク位置決め装置1は、当接したワークWの位置決めを行う第1の位置決め部(第1の位置決め面100a)と、この第1の位置決め部に対するワークWの当接方向に垂直な面と平行な方向からワークWが当接して位置決めし、かつ、この当接方向を含む面に対して垂直な面が互いに交差する第2の位置決め部(第1の位置決めアーム101の側面)及び第3の位置決め部(第2の位置決めアーム103の側面)とを有する位置決め治具を備えている。特許文献1によれば、第1、第2及び第3の位置決め部を、ワークWの形状や大きさによって使い分けることで、多種類のワークWに応じた受け駒を設定することなく位置決めすることができる、とされる。
特開2007−069273号公報(段落0010〜0036)
ルーフパネル等の部品になる平坦なワークの位置決めをしようとすると、ワークの縁部(先端部分、後端部分、及び、両側部分のそれぞれ)の位置決めを行う必要がある。加えて、ワークにおける一つの縁部の位置決めを一台のワーク位置決め装置1で行おうとすると、このワーク位置決め装置1とワークとの接触点を中心にワークが滑ったり回転したりしてしまう。このため、特許文献1に記載のワーク位置決め装置1を用いてワークの位置決めを行おうとすると、ワーク位置決め装置1を多数用意しなければならない。
本発明の目的は、ワークの位置決めに用いる設備を簡略化することである。
本発明の位置決め方法は、高さを違えて並べて配置され載置物をその自重により第1の方向に向けて送る複数のローラに、扁平なワークを載置する載置段階と、前記ローラに載置され送られたワークの送り先側の端部を阻止する阻止段階と、前記第1の方向に交差する第2の方向から前記阻止されたワークの位置揃えをする位置揃え段階と、前記位置揃えされたワークを取り出す取り出し段階と、を備える。
本発明の位置決め台は、高さを違えて並べて配置され、載置された扁平なワークをその自重により第1の方向に向けて送る複数のローラと、前記ローラにより送られたワークの送り先側の端部を阻止するストッパと、を備える。
本発明によれば、ローラに載置されて送られるワークの先端側の端部に対して位置決め装置(例えば、特許文献1に記載のワーク位置決め装置1)を用いる必要がなくなる。したがって、ワークの位置決めに用いる設備を簡略化することができる。簡略化の結果として、設備費が軽減される。また、動力源が減るので、ランニングコストも減少する。
車体製造工程の模式図である。 位置決め台の斜視図である。 位置決め台の一部を示す斜視図である。 ローラとストッパとワークとの関係を示す位置決め台の側面図である。
実施の一形態を、図1ないし図4に基づいて説明する。
図1は、車体製造工程11の模式図である。本実施の形態の位置決め台101は、車体(図示せず)を製造するための車体製造工程11中に配置される。車体製造工程11では、車体となるワークWが搬送される。車体製造工程11において位置決め台101に対し上流側に隣接する工程を、前工程201と呼ぶ。また、車体製造工程11において位置決め台101に対し下流側に隣接する工程を、後工程202と呼ぶ。投入ロボット203は、ワークWを前工程201から取り出し、位置決め台101に載置する。取り出しロボット204は、ワークWを位置決め台101から取り出し、後工程202に移す。投入ロボット203及び取り出しロボット204は、いずれも、マテリアルハンドリングロボットである。
図2は、位置決め台101の斜視図である。位置決め台101には、扁平なワークWが載置される。ワークWは、例えば、ルーフパネルとなる部品である。位置決め台101は、載置されたワークWの正確な位置決めを行う。正確に位置決めされたワークWは、取り出しロボット204(図1参照)により取り出される。
位置決め台101は、枠体102と、脚103と、梁104とを備える。枠体102は、金属製のフレームを組み合わせて略直方体状に形成され、一対の短辺102aと一対の長辺102bとを有する。脚103は、一対の短辺102aのそれぞれから二本ずつ下方に向けて鉛直方向AZに延びる。各脚103の下端部は、いずれも、L字金具105を介して床面FLに固定される。梁104は、隣り合う脚103のそれぞれの中腹部をつなぎ、枠体102の短辺102a及び長辺102bの少なくとも一方と平行に延びている。一の梁104には、制御装置106が取付けられている。ここで、枠体102の長辺102bが延びる方向は、第1の方向AXの一例である。また、枠体102の短辺102aが延びる方向は、第2の方向AYの一例である。
図3は、位置決め台101の一部を示す斜視図である。図3において、右上側が、車体製造工程11(図1参照)における下流側(後工程202(図1参照))である。また、図3において、左下側が、車体製造工程11(図1参照)における上流側(前工程201(図1参照))である。位置決め台101は、ローラ108と、ストッパ109とを備える。
ローラ108は、ローラ取付器具110を介して枠体102の長辺102bに取付けられる。このローラ取付器具110は、挟持部111を有する。挟持部111は、長辺102bの下面に接する下プレート111aと、長辺102bの上面に接する上プレート111bと、下プレート111aと上プレート111bとを締結するボルトナット111cとを有する。上プレート111bからは、軸保持部112が上方に延びる。軸保持部112は、軸部113を短辺102aと平行に向けてこの軸部113の両端部を保持する。このとき、平面視において、軸部113における枠体102よりも外側に位置する部分は、軸部113における枠体102の内側に位置する部分よりも長い。軸部113は、軸部113の両端部を軸保持部112に保持されて、軸部113自身の軸回りに回転自在になっている。
ローラ取付器具110は、一対の長辺102bのそれぞれに、長辺102bの延びる方向に並んで二つずつ取付けられる。このとき、一方の長辺102bに取付けられた二つのローラ108と、他方の長辺102bに取付けられた二つのローラ108とは、短辺102a側から見て対称となる位置に配置される。ローラ108は、各ローラ取付器具110における軸部113の外周に設けられ、軸部113を中心に回転自在となっている。
ストッパ109は、傾斜面109aを形成する。傾斜面109aは、ローラ108により送られたワークWの送り先側(下流側)の端部WLを受け止めて、ワークWの移動を阻止する。ストッパ109は、ストッパ取付器具109b(後述)を介して補助梁102c(後述)に取付けられ、補助梁102cよりも上方に突出する。枠体102の短辺102aが延びる方向に複数個並んでいる。ここで、補助梁102cは、いずれのローラ取付器具110よりも下流側、かつ、下流側の短辺102aよりも上流側に位置し、一対の長辺102bの間を掛け渡されて短辺102aと平行に延びている。補助梁102cの両端部のそれぞれには、挟持部102dが設けられる。この挟持部102dは、ローラ取付器具110に備わる挟持部111と同様の構造を有するため、説明を省略する。
ストッパ取付器具109bは、挟持部114とストッパ保持部115とを有する。挟持部114は、ローラ取付器具110に備わる挟持部111と同様の構造を有するため、説明を略す。ストッパ保持部115は、挟持部111の上面から上方に突出し、傾斜面109aを上流側に向けてストッパ109を保持する。
図4は、ローラ108とストッパ109とワークWとの関係を示す位置決め台101の側面図である。図4において、右側が、車体製造工程11(図1参照)における下流側(後工程202(図1参照))である。また、図4において、左側が、車体製造工程11(図1参照)における上流側(前工程201(図1参照))である。一の長辺102bに取付けられた二つのローラ108は、載置された扁平なワークが自重により下流側に送られるよう、互いに高さを違えて並べて配置される。詳細には、一の長辺102bに取付けられた二つのローラ108のうち下流側に位置するローラ108(図4において符号108Lで示す)は、上流側に位置するローラ108(図4において符号108Uで示す)よりも低い位置に位置付けられる。
再び図3を参照する。軸保持部112における枠体102に対し外側にある端部112aは、軸部113よりも上方に突出している。この端部112aの上端部には、位置揃え治具116が設けられる。位置揃え治具116は、短辺102aに平行な方向にスライド自在である。位置揃え治具116における枠体102側の端部116aは、ローラ108に載置されたワークWの側部WSに接触し、ワークWの幅方向の位置決めをする。位置揃え治具116における枠体102から離れた側の端部116bには、駆動源(図示せず)が取付けられる。この駆動源の一例は、エアシリンダユニットである。駆動源は、制御装置106(図2参照)から制御信号に従って駆動して、位置揃え治具116を動かしたり、位置揃え治具116を所望の位置で停止させたりする。
図1、図3及び図4を参照し、位置決め台101を用いたワークWの位置決め方法について説明する。まず、投入ロボット203が、前工程201に配置されているワークWを把持して取り出し、位置決め台101のローラ108の上に載置して、把持しているワークWを解放する。このとき、投入ロボット203は、それ自身の性能に応じて、ワークWの送り先側(下流側)の端部WLをできるだけストッパ109の傾斜面109aに近づける。このために、予め、車種に応じたワークWの形状、並びに、ローラ108やストッパ109の配置位置等の情報を、投入ロボット203を制御する制御部(図示せず)に入力しておく。
ワークWは、投入ロボット203から解放されると、ワークWの自重によってローラ108が回転しストッパ109に向けて送られる。その後、ワークWの送り先側の端部WLは、ストッパ109の傾斜面109aに突き当たり、阻止される。これにより、長辺102bの延びる方向についてのワークWの位置決めが完了する。図4では、投入ロボット203から解放された状態のワークWが一点鎖線で示されている。また、ストッパ109に阻止された状態のワークWが実線で示されている。
ここで、本実施の形態の位置決め台101は、ストッパ109を複数個備えている。このため、ワークWが一方のストッパ109の傾斜面109aに突き当たり傾斜面109aを中心に回転しようとした場合、他方のストッパ109の傾斜面109aがその回転を阻止する。
続いて、制御装置106(図2参照)が駆動源(図示せず)を駆動し、位置揃え治具116を動かし、ストッパ109により停止しているワークWの側部WSの位置揃えをする。これにより、短辺102aの延びる方向についてのワークWの位置決めが完了する。このために、制御部(図示せず)に入力されているワークWの形状やローラ108やストッパ109の配置位置等の情報を、予め、制御装置106に共有させておく。
続いて、取り出しロボット204が、ストッパ109及び位置揃え治具116により位置決めされたワークWを把持して取り出し、後工程202に移す。
このように、本実施の形態の位置決め台101を用いれば、ローラ108に載置されて送られるワークWの先端側の端部WLに対して位置決め装置(例えば、特許文献1に記載のワーク位置決め装置)を用いる必要がなくなる。したがって、ワークWの位置決めに用いる設備を簡略化することができる。その結果、設備費が軽減される。また、動力源が減るので、ランニングコストも減少する。
また、本実施の形態の101では、ローラ取付器具110、ストッパ取付器具109b、及び、補助梁102cの両端部に、挟持部111,114,102dが設けられている。このため、ローラ取付器具110、ストッパ取付器具109b、及び、補助梁102cを枠体102に沿って動かすことができる。この点について、ローラ取付器具110について述べる。作業者は、ローラ取付器具110を枠体102の長辺102bに沿って動かしたいとき、ボルトナット111cを緩め、下プレート111a及び上プレート111bを上流側や下流側に動かしてローラ取付器具110を所望の位置に位置付け、再びボルトナット111cを締め付ける。作業者は、同様にして、ストッパ取付器具109bや補助梁102cも所望の位置に位置付けることができる。すなわち、本実施の形態の位置決め台101では、位置決めを行うワークWの種類が変更されたときにも適用することができる。
本実施の形態ではワークWの側部WSの位置決めについて位置揃え治具116を用いているが、別の実施の形態として、ワークWの側部WSの位置決めを取り出しロボット204に行わせても良い。
なお、上述した位置決め台101は、各種、扁平なワークに、用いることができる。
101 位置決め台
108 ローラ
109 ストッパ
W ワーク
WL ワークの送り先側の端部
AX 第1の方向
AY 第2の方向
AZ 鉛直方向

Claims (4)

  1. 高さを違えて並べて配置され載置物をその自重により第1の方向に向けて送る複数のローラに、扁平なワークを載置する載置段階と、
    前記ローラに載置され送られたワークの送り先側の端部を阻止する阻止段階と、
    前記第1の方向に交差する第2の方向から前記阻止されたワークの位置揃えをする位置揃え段階と、
    前記位置揃えされたワークを取り出す取り出し段階と、
    を備える位置決め方法。
  2. 前記阻止段階では、前記ワークの送り先側の端部の複数箇所を阻止する、
    請求項1記載の位置決め方法。
  3. 高さを違えて並べて配置され、載置された扁平なワークをその自重により第1の方向に向けて送る複数のローラと、
    前記ローラにより送られたワークの送り先側の端部を阻止するストッパと、
    を備える位置決め台。
  4. 前記ストッパは、前記第1の方向に交差する第2の方向に複数個並んでいる、
    請求項3記載の位置決め台。

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