JPH09299891A - 洗浄装置 - Google Patents

洗浄装置

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JPH09299891A
JPH09299891A JP8123016A JP12301696A JPH09299891A JP H09299891 A JPH09299891 A JP H09299891A JP 8123016 A JP8123016 A JP 8123016A JP 12301696 A JP12301696 A JP 12301696A JP H09299891 A JPH09299891 A JP H09299891A
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JP8123016A
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Masatoshi Azuma
政利 東
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Nippon Seiki Co Ltd
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Nippon Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送機構に対し収納部材をセットしやすく、
また収納部材を搬送機構に確実に保持し得る洗浄装置を
提供する。 【解決手段】 搬送機構11には第1のアーム部220
と、収納部材15をその底部側より収容すべく開口部2
22を有した第2のアーム部221とからなる搬送アー
ム22を付設し、一方、収納部材15には第2のアーム
部221の開口部222に収容した際、第2のアーム部
220と当接するフランジ部152を形成し、このフラ
ンジ部152を通じて収納部材15を第2のアーム部2
21に収容状態で吊り下げ保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、収納部材に収容した被
洗浄物を搬送機構により処理空間部に移送し所定の洗浄
処理を行う洗浄装置に関し、特に搬送機構への収納部材
の保持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種洗浄装置の従来技術として、本出
願人自身の発明に係わる特開平6−226221号公報
に開示されているものが知られており、かかる洗浄装置
は、被洗浄物として例えば治療により使用済みとなった
医科,歯科医療用の器具を収納部材にまとめて収容し、
器具(被洗浄物)を収容した収納部材を搬送機構により
超音波洗浄槽からなる処理空間部に移送して器具を洗浄
処理するもので、収納部材はその開口側に掛け渡し配設
されたアーチ状の装着部を介して、搬送機構に付設した
L字状の搬送アームの先端に吊り下げ保持される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにアーチ状の装着部を通じて収納部材を搬送機構の搬
送アームに吊り下げ保持してなる収納部材の保持構造
は、アーチ状の装着部を搬送アームに横方向から挿通す
ることにより収納部材を搬送アームにセットしなければ
ならないため、セット時に広い作業スペースを必要とし
て作業性も悪く、また搬送アームに対する収納部材の確
実な保持性が得られず、収納部材の移動やがたつき、あ
るいはこれに起因する振動により、収納部材が搬送アー
ムから脱落したり、もしくは被洗浄物が収納部材から飛
び出したり、はみ出すことが懸念されていた。特に前記
公報のように超音波洗浄を行う場合は、洗浄力を高める
ために収納部材の深さ寸法を浅く、且つ器具が多く入る
ように幅広に形成する必要があるが、このように深さが
なく幅広の収納部材を用いる場合は、器具の飛び出しや
はみ出しや一層懸念される。
【0004】本発明は、これらの点に着目してなされた
ものであり、その主な目的は、搬送機構に対し収納部材
をセットしやすく、また収納部材を搬送機構に確実に保
持し得る洗浄装置を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、被洗浄物を収容した収納部材を搬送機構に
付設した搬送アームに保持し、この搬送アームに保持し
た前記収納部材を前記搬送機構により処理空間部へ移送
して前記被洗浄物に対し所定の洗浄処理を行う洗浄装置
において、前記搬送アームが前記処理空間部の深さ方向
に沿って延びる第1のアーム部とこのアーム部から前記
深さ方向に対し略直交する方向に延びると共に前記収納
部材をその底部側より収容すべく開口した第2のアーム
部とを有し、この第2のアーム部に前記収納部材を収容
した際、前記収納部材が前記第2のアーム部に保持され
るよう前記収納部材の外周に前記第2のアーム部と当接
するフランジ部を形成したことを特徴とするものであ
る。
【0006】また本発明は、前記収納部材が前記搬送ア
ームへの保持状態において前記第1のアーム部に当接す
ることによりその移動を規制する規制部を有することを
特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を実施例の符号
を参照して説明すると、本発明による洗浄装置は、器具
(被洗浄物)10を収容した収納部材15と、器具10
を洗浄処理する第1,第2の処理空間部12,13と、
この処理空間部12,13に収納部材15を移送する搬
送機構11とからなり、搬送機構11には第1のアーム
部220と、収納部材15をその底部側より収容すべく
開口部222を有した第2のアーム部221とからなる
搬送アーム22を付設し、一方、収納部材15には第2
のアーム部221の開口部222に収容した際、第2の
アーム部220と当接するフランジ部152を形成し、
このフランジ部152を通じて収納部材15を第2のア
ーム部221に収容状態で吊り下げ保持することによ
り、搬送アーム22に収納部材15をセットする(保持
させる)際、収納部材15を第2のアーム部221に載
せるだけでセットできるので作業性がよいと共に広い作
業スペースを必要とせず、また収納部材15を搬送アー
ム22にセットした際に第2のアーム部221が収納部
材15の周囲を囲むように保持するため、収納部材15
の移動やがたつきが抑制され、収納部材の保持が確実な
ものとなる。
【0008】またこの際、収納部材15に、搬送アーム
22への保持状態において第1のアーム部220に当接
することによって収納部材15の移動を規制するとって
部(規制部)153を形成すれば、収納部材15の周囲
(横)方向移動と共に特に上下(縦)方向の移動が抑制
されるため、収納部材15保持の確実性がより一層高ま
る。
【0009】
【実施例】以下、添付図面に基づき本発明の実施例を説
明する。
【0010】図1〜図5は、本発明の第1実施例を示
し、図1は本実施例による洗浄装置の外観斜視図、図2
は同装置の内部機構を示す断面図、図3は本実施例によ
る洗浄装置の動作及び処理工程の詳細を説明するブロッ
ク図、図4は後述する収納部材と搬送アームの要部を示
す斜視図、図5は搬送機構にセット状態の収納部材を示
す側面図である。
【0011】図1において、本実施例による洗浄装置
は、金属製の薄板からなる複数の外装カバー1に覆われ
ており、この外装カバー1の上方側には、開閉自在な外
装扉2と、この外装扉2の上部に位置して複数の操作ス
イッチ3群及び作動状態表示部4からなる操作パネル5
と、この操作パネル5の側方に位置して電源のオン・オ
フ等の切り替えを行うメインスイッチ6がそれぞれ設け
られている。
【0012】図2において、同装置の内部は、上フレー
ムユニットU1、中フレームユニットU2、下フレーム
ユニットU3にそれぞれ区画されている。これら各ユニ
ットU1,U2,U3は、枠状体からなる金属製の各メ
インフレーム7,8,9を備え、各メインフレーム7,
8,9のうち、メインフレーム7には、例えば治療によ
り薬剤等の付着物が付いたストッパ,探針,エキスカベ
ータ,ピンセット等の歯科医療用の金属製器具(被洗浄
物)10(図4参照)を搬送する搬送機構11が、メイ
ンフレーム8には、搬送機構11により移送された器具
10に後述する処理を施す第1の処理空間部12(処理
空間部)及び第2の処理空間部13(処理空間部)が、
メインフレーム9には、各槽12,13にて施される各
処理並びに搬送機構11を制御する制御ボックス14が
それぞれ装着されている。なお図1に示した外装カバー
1は、これらメインフレーム7,8,9に固定されるも
のである。
【0013】搬送機構11は、器具10を収納した後に
詳述する収納部材15を図2中、縦方向(各処理空間部
12,13の深さ方向)に搬送する縦移動搬送部16
と、収納部材15を保持した縦移動搬送部16を図2
中、横方向に搬送する横移動搬送部17とから構成され
る。
【0014】縦移動搬送部16は、図示しないモータ等
の駆動部材により駆動されるプーリ18を移動基板19
に設け、プーリ18に無端状ベルト20を懸け渡して設
け、この無端状ベルト20に応動部材20aを固定し、
この応動部材20aをガイド21に沿って上下動可能に
設けると共に、応動部材20aに後に詳述するアーム2
2を固定し、このアーム22に搬送かご15を保持する
ものである。
【0015】横移動搬送部17は、前述した縦移動搬送
部16と同様に、図示しないモータ等の駆動部材により
駆動されるプーリ23をメインフレーム7に固定したブ
ラケット24に設け、このプーリ24間に無端状ベルト
25を懸け渡して設け、この無端状ベルト25に縦移動
搬送部16の移送基板18を固定し、この移送基板18
をメインフレーム7背面の背面板26に設けた案内レー
ル27に沿って左右方向に移動可能に設けている。
【0016】第1の処理空間部12は、ステンレス槽に
て上方に開口部28を有して形成され、空間内に水道水
からなる洗浄水W1の給排水を行う給水管29及び配水
管30に接続される給水口31及び排水口32と、空間
内に給水された洗浄水W1をオーバーフローするオーバ
ーフロー口33と、空間内の洗浄水W1の水位を検出す
る水位センサ34、洗浄水W1を所定温度に加熱するシ
ーズヒータ(ヒータ)35、洗浄水1の温度を検出する
温度センサ36からなる付属機器と、器具10に超音波
供給を行う超音波振動子37とを備え、搬送機構11を
通じて洗浄水W1に浸漬された器具10の超音波洗浄を
行うものある。
【0017】超音波振動子37は、振動板38を通じて
洗浄槽12の底部12a外面にして一方側(図2中、右
側)に偏った位置に装着されており、これにより洗浄槽
12の内部には、洗浄槽12の開口方向(搬送かご15
の出入方向)において超音波振動子37と対向しない空
間部が形成され、この空間部に水位センサ34,シーズ
ヒータ35,温度センサ36が配置固定されていると共
に、給,排水口31,32が空間部内に位置する洗浄槽
12の底部12aに位置している。
【0018】第1の処理空間部12に隣接して並設され
た第2の処理空間部13も第1の空間部12と同様に、
ステンレス槽にて上方に開口部39を有して形成され、
空間内に水道水からなる浸漬水W2の給排水を行う給水
管40及び配水管41に接続される給水口42及び排水
口43と、空間内の浸漬水W2の水位を検出する水位セ
ンサ44と、浸漬水W2を所定温度に加熱するシーズヒ
ータ45と、浸漬水の温度を検出する温度センサ46と
を備えており、洗剤を添加した浸漬水W2に搬送機構1
1を通じて搬送された器具10を浸漬処理して付着物を
落としやすくするか、もしくは消毒剤を添加した浸漬水
W2に器具10を浸漬処理して消毒あるいは付着物を落
としやすくするものである。
【0019】なお各処理空間部12,13に装着された
水位センサ34,44は、フロートの変位に応じて図示
しないリードスイッチを作動させて槽内水位を検出する
もので、温度センサ36,46は例えば熱電対からなる
ものである。
【0020】制御ボックス14は、メインスイッチ6及
び設定部としてモード選択を行う操作スイッチ3群(図
1参照)のオン操作に応じて搬送機構11の駆動、各処理
空間部12,13の状態やこれら各処理空間部12,1
3における処理時間等を含む処理工程、作動状態表示部
4の表示駆動を自動制御するものであり、各処理空間部
12,13の状態について具体的には、水位センサ3
4,44の出力信号に基づく給排水と温度センサ36,
46の出力信号に基づくシーズヒータ35,45による
水温設定、超音波振動子37による超音波供給をそれぞ
れ制御するものである。
【0021】本実施例の場合は、操作スイッチ3とし
て、例えば標準モードで処理を実行させる標準モード選
択スイッチと、短縮モードで処理を実行させる短縮モー
ド選択スイッチと、消毒モードで処理を実行させる消毒
モード選択スイッチが各々用意されており、次に操作ス
イッチ3のうち、標準モード選択スイッチが選択された
場合を例に、図3に基づいて本実施例による洗浄装置の
動作及び処理工程の詳細を説明する。
【0022】まず外装扉2(図1参照)を開け、図2に
示したリセット状態の搬送機構11のアーム22の載置
部22aに使用済み器具10を収納した収納部材15をセ
ットし、外装扉2を閉じる(ステップ1)。
【0023】つぎに安全を確認してメインスイッチ6及
び標準モード選択用の操作スイッチ3をオンする(ステ
ップ2,3)。
【0024】これにより収納部材15は、搬送機構11
により洗浄槽12内に自動搬送されて図2中、洗浄槽1
2内で一点鎖線で示した収納部材15位置に配置される
と共に洗浄水W1の洗浄槽12内への自動給水が始ま
り、器具10は約1分間ディップリンス処理される(ス
テップ4)。この際、洗浄水W1は常時給水され、オー
バーフロー口よりオーバーフローして渦巻きをつくり、
またこのときリンス効果を高めるために、搬送機構11
により収納部材15は上下動される。
【0025】つぎに洗浄槽12への給水は停止し、器具
10は洗浄水W1中に浸漬した状態で約2分間超音波洗
浄(予備洗浄)される(ステップ5)。
【0026】ステップ5が終了すると、器具10は、搬
送機構11により予め洗剤を添加した浸漬水W2を貯水
した浸漬槽13の、図2中、一点鎖線で示した位置に搬
送され、約10分間浸漬処理される(ステップ6)。こ
れによりステップ5で落としきれなかった器具10の付
着物の付着力が弱まる。
【0027】ステップ6が終了すると、器具10は、搬
送機構11により洗浄槽12に搬送され、約5分間超音
波洗浄(本洗浄)される(ステップ7)。これにより付
着物は除去されるか、さらに付着力が弱まる。
【0028】ステップ7が終了すると、器具10は、洗
浄槽12内にて1分間ステップ4と同様なディップリン
ス処理される(ステップ8)。これにより付着物が良好
に除去され仕上がり(ステップ9)である(処理時間合
計約19分)。なおこのモードは、特に付着力の強いセ
メント等が付いた歯科医療用の器具10の洗浄に有利で
ある。
【0029】ここで図4に基づいて収納部材15並びに
搬送アーム22の構造について詳しく説明すると、収納
部材15は、これの外形をかたちどるべくステンレス製
の丸棒を折曲,溶接形成してなるフレーム部150と、
このフレーム部150を通じて底部及び互いに対向する
一対の対向側面に張られた金網部151と、収納部材1
5の外周にしてフレーム部150の側方に突設固定され
た一対のフランジ部152と、フランジ部152が形成
されないフレーム部150に固定され、所定の傾斜角度
をもって斜め上方に延長するアーチ状の一対のとって部
153(規制部)と、とって部153が形成されたフレ
ーム部150の内側に張られた一対のステンレス板15
4と、フランジ部152が形成されたフレーム部150
側方に固定され、収納部材15の底部側に突出する一対
の突出部155とからなり、金網部151は、収納部材
15内と各処理空間部12,13内とを連通して洗浄水
W1や浸漬水W2が収納部材15内に入りやすくするも
ので、とって部153は、作業者が図示しない専用の保
持部材を通じてこの部分を持ち運びしやすくするもの
で、ステンレス板154は器具10の飛び出しやはみ出
しを防止するもので、突出部155は、複数の収納部材
15を積み重ねた際に互いに対をなす突出部155間に
収納部材15の開口側を嵌入して、収納部材15を積み
重ねやすく、且つこの積み重ね状態を崩れにくく保持す
るためものである。
【0030】一方、搬送アーム22は、ステンレス製の
丸棒を折曲形成することにより、縦移動搬送部16の応
動部材20aにその一端が固定されると共に各処理空間
部12,13の深さ方向(図4,5中、上下方向)に延
長する第1のアーム部220と、この第1のアーム部2
20から各処理空間部12,13の深さ方向に対し略直
交方向(図4,5中、横方向)に延長する第2のアーム
部221とを有してなり、この場合第2のアーム部22
1は、収納部材15をその底部側から挿通収容できるよ
う収納部材15の周囲外形に対応し且つこれよりも若干
大きな枠状に形成され、その中心には開口部222を備
えている。
【0031】そして収納部材15の搬送アーム22への
セットは、第2のアーム部221の開口部222に収納
部材15を上方より収容しながら、第2のアーム部22
1に収納部材15を載置することにより行われるが、こ
の際、図5に示すように、第2のアーム部221の開口
部222に収容された収納部材15は、そのフランジ部
152が第2のアーム部221に当接し、これにより収
納部材15が搬送アーム22に保持され、またこの際、
収納部材15の規制部としても機能するとって部153
が搬送アーム22の第1のアーム部220に当接もしく
は近接し、収納部材15の移動を規制するものである。
【0032】以上詳述したように、本実施例による洗浄
装置は、器具10を収容した収納部材15と、器具10
を洗浄処理する第1,第2の処理空間部12,13と、
この処理空間部12,13に収納部材15を移送する搬
送機構11とからなり、搬送機構11には第1のアーム
部220と、収納部材15をその底部側より収容すべく
開口部222を有した第2のアーム部221とからなる
搬送アーム22を付設し、一方、収納部材15には第2
のアーム部221の開口部222に収容した際、第2の
アーム部220と当接するフランジ部152を形成し、
このフランジ部152を通じて収納部材15を第2のア
ーム部221に収容状態で吊り下げ保持することによ
り、搬送アーム22に収納部材15をセットする(保持
させる)際、収納部材15を第2のアーム部221に載
せるだけでセットできるので作業性がよいと共に広い作
業スペースを必要とせず、また収納部材15を搬送アー
ム22にセットした際に、第2のアーム部221が収納
部材15の周囲を囲むように保持するため、収納部材1
5の移動やがたつきを抑制することができ、収納部材1
5を確実に保持することができる。従って器具10の飛
び出しやはみ出しを良好に抑制できるので収納部材15
の深さ寸法を浅く、且つ幅広に形成することができる。
【0033】また本実施例では、収納部材15に搬送ア
ーム22への保持状態において第1のアーム部220に
当接することによって収納部材15の移動を規制すると
って部(規制部)153を形成したことにより、収納部
材15の周囲(図5中、横)方向移動と共に、例えば図
5において収納部材15の先端側が上方に浮き上がろう
としても、一方側のとって部153が第1のアーム部2
20に当接することにより浮き上がりを防止でき、従っ
て上下(図5中、縦)方向の移動を抑制し、収納部材1
5保持の確実性をより一層高めることができる。
【0034】なお本実施例では、被洗浄物として医科,
歯科医療用の器具10を例に示したが、本発明の洗浄装
置による洗浄対象物は医科,歯科医療用の器具10に限
定されるものではない。
【0035】また本実施例では、収納部材15におい
て、とって部153を規制部として兼用する場合を示し
たが、とって部153とは独立した専用の規制部を設け
てもよい。
【0036】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明は、被洗浄
物を収容した収納部材を搬送機構に付設した搬送アーム
に保持し、この搬送アームに保持した前記収納部材を前
記搬送機構により処理空間部へ移送して前記被洗浄物に
対し所定の洗浄処理を行う洗浄装置において、前記搬送
アームが前記処理空間部の深さ方向に沿って延びる第1
のアーム部とこのアーム部から前記深さ方向に対し略直
交する方向に延びると共に前記収納部材をその底部側よ
り収容すべく開口した第2のアーム部とを有し、この第
2のアーム部に前記収納部材を収容した際、前記収納部
材が前記第2のアーム部に保持されるよう前記収納部材
の外周に前記第2のアーム部と当接するフランジ部を形
成したことにより、搬送機構に対し収納部材をセットし
やすく、また収納部材を搬送機構に確実に保持し得る洗
浄装置を提供できる。
【0037】また本発明は、前記収納部材が前記搬送ア
ームへの保持状態において前記第1のアーム部に当接す
ることによりその移動を規制する規制部を有することに
より、収納部材保持の確実性をより一層高めることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による洗浄装置の外観斜視図で
ある。
【図2】図1の内部機構を示す断面図である。
【図3】本発明による洗浄装置の処理工程を示すブロッ
ク図である。
【図4】器具を含む収納部材と搬送機構の要部を示す斜
視図である。
【図5】搬送機構にセット状態の収納部材を示す側面図
である。
【符号の説明】
10 器具 11 搬送機構 12 第1の処理空間部(処理空間部) 13 第2の処理空間部(処理空間部) 15 収納部材 22 搬送アーム 152 フランジ部 153 とって部(規制部) 220 第1のアーム部 221 第2のアーム部 220 開口部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被洗浄物を収容した収納部材を搬送機構
    に付設した搬送アームに保持し、この搬送アームに保持
    した前記収納部材を前記搬送機構により処理空間部へ移
    送して前記被洗浄物に対し所定の洗浄処理を行う洗浄装
    置において、前記搬送アームが前記処理空間部の深さ方
    向に沿って延びる第1のアーム部とこのアーム部から前
    記深さ方向に対し略直交する方向に延びると共に前記収
    納部材をその底部側より収容すべく開口した第2のアー
    ム部とを有し、この第2のアーム部に前記収納部材を収
    容した際、前記収納部材が前記第2のアーム部に保持さ
    れるよう前記収納部材の外周に前記第2のアーム部と当
    接するフランジ部を形成したことを特徴とする洗浄装
    置。
  2. 【請求項2】 前記収納部材が前記搬送アームへの保持
    状態において前記第1のアーム部に当接することにより
    その移動を規制する規制部を有することを特徴とする請
    求項1記載の洗浄装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200481596Y1 (ko) * 2015-11-12 2016-10-19 대한민국 수정 기구용 소독 장치

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KR200481596Y1 (ko) * 2015-11-12 2016-10-19 대한민국 수정 기구용 소독 장치

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