JP2009225813A - 内視鏡洗浄消毒装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トップカバーの接液面に内視鏡が接触したときに、接液面の下に滞留している消毒液の気泡によって、内視鏡の消毒が不完全になるのを防止する。
【解決手段】洗浄槽31の上部開口を開閉するトップカバー58は、ノズルカバー部62と接液面63とを有している。ノズルカバー部62は、消毒液供給ノズル39と洗浄槽31の一部とを覆う。接液面63は、洗浄槽31に嵌合し、洗浄槽31内に貯えられている消毒液81に接している。接液面63は、ノズルカバー部62に接する側が高くなるように傾斜している。接液面63には、内視鏡10と点状に接触する複数の上面突起65が設けられている。接液面63の下に滞留している気泡105は、上面突起65と内視鏡10との間に生じた空間を利用して、自身の浮力によりノズルカバー部62に移動する。
【選択図】図4

Description

本発明は、内視鏡を収容する洗浄槽と、洗浄槽の上部の開口を開閉する蓋とを備えた内視鏡洗浄消毒装置に関する。
生体の体腔内の検査や治療に使用される医療機器として、内視鏡が知られている。内視鏡は、体腔内に挿入される挿入部を備えている。挿入部は、可撓性を有する棒状体であり、体腔内を撮影する撮影部と、処置具が挿通される鉗子チャンネル等の各種チャンネルを備えている。内視鏡には、上部消化器官用、下部消化器官用、気管支用等、様々なタイプがある。挿入部の長さは、内視鏡のタイプにより異なっており、1m以下のものから1.5mを超えるものまで様々である。
使用後の内視鏡は、挿入部の外表面と各チャンネル内等に付着した体液や汚物を除去するため、必ず洗浄、消毒されている。内視鏡に付着している体液や汚物は、水や洗剤を用いて洗い流される。洗浄後の内視鏡は、消毒液中に浸漬される。洗浄で除去されなかった病原菌やウイルスが消毒液により除去され、または病原性が消失される。
内視鏡の洗浄、消毒を効率的に行うため、内視鏡洗浄消毒装置が利用されている。図14に示すように、従来の内視鏡洗浄消毒装置130は、洗浄槽131と、供給ポート132等を備えている。洗浄槽131は、上部が開放された水槽であり、使用後の内視鏡134が収容される。
供給ポート132は、給水ノズル135、消毒液供給ノズル136等を備えている。図15に示すように、消毒液供給ノズル136は、洗浄槽131の上方から消毒液137を吐出して洗浄槽131内に供給している。これは、洗浄槽131内に貯えられた消毒液137が、消毒液供給ノズル136等に逆流するのを防止するためである。
内視鏡洗浄消毒装置130は、洗浄槽131の上部の開口131aを開閉するトップカバー139を備えている。トップカバー139は、内視鏡134の洗浄、消毒時に閉じられている。トップカバー139には、ノズルカバー部140と、接液面141とが設けられている。ノズルカバー部140は、供給ポート132と洗浄槽131の一部とを覆う凹部形状を有している。接液面141は、トップカバー139が閉じられているときに、洗浄槽131内に貯えられた消毒液137に接触し、内視鏡134とともに消毒される(例えば、特許文献1参照)。
洗浄槽131の上方から洗浄槽131内に消毒液137が供給されるので、洗浄槽131に貯えられた消毒液137には、気泡143が混在した液流が発生しやすくなる。また、洗浄槽131内に貯えられた消毒液137は、洗浄槽131に接続された循環路を経て給水ノズル135から再び洗浄槽131内に吐出されるので、その際にも気泡143が生じる。消毒液137の液面に生じた気泡143は、洗浄槽131内を回流し、接液面141の下で滞留する。
特許第3219730号公報
長い挿入部145を有する内視鏡134を洗浄槽131に収容する場合、屈曲された挿入部145に2重、または3重の重なりが生じる。内視鏡134は、ビデオプロセッサ等に接続されるユニバーサルコード146を備えており、このユニバーサルコード146も挿入部145に重なってしまう。また、洗浄槽131内に2台の内視鏡134を収容して洗浄、消毒を行う内視鏡洗浄消毒装置が知られているが、この内視鏡洗浄消毒装置では、挿入部145及びユニバーサルコード146の重なりが更にひどくなる。
挿入部145及びユニバーサルコード146が重なった内視鏡134は、その高さが洗浄槽131の深さを超えることがある。この状態でトップカバー139を閉じると、接液面141に挿入部145やユニバーサルコード146が押し付けられる。図16に示すように、接液面141と挿入部145との間には、線状に接触する線状接触Aが生じる。線状接触Aは、それ自体が消毒液137に対する内視鏡10の接液不良を生じさせるだけではなく、消毒液137の液流を妨げるので、気泡143が内視鏡134に接した状態で滞留してしまう。内視鏡134の気泡143に接している部分には、消毒液137に対する浸漬時間が短くなる接液不良が生じるので、結果的に消毒が不完全になる。
内視鏡134を洗浄槽131内に収容する際に、挿入部145の先端がノズルカバー部140の下に載置されることがある。挿入部145自身の弾性や、消毒液137の液流、振動等によって挿入部145の先端が移動し、ノズルカバー部140内の液面から飛び出ると、その飛び出た部分に消毒不良が発生する。
また、トップカバー139によって押された内視鏡134は、洗浄槽131の底面131bにも接触する。これにより、内視鏡134と底面131bとの間にも線状接触による接液不良が発生する。
挿入部145の高さが洗浄槽131の深さを超えているか否かは、トップカバー139を閉じる前には分りづらい。また、挿入部145とトップカバー139の接液面141とが接触していることが分ったとしても、一度閉じたトップカバー139を再度開放して内視鏡134を取り出し、挿入部145の曲げを直す作業は煩わしい。そのため、挿入部145と接液面141の接触状態を解消せずに、内視鏡134の洗浄、消毒が行われることがある。
本発明の目的は、トップカバーの接液面に内視鏡が接触したときに、接液面の下に滞留している消毒液の気泡によって、内視鏡の消毒が不完全になるのを防止することにある。
本発明の内視鏡洗浄消毒装置は、内視鏡を収容する洗浄槽と、内視鏡の消毒に用いられる消毒液を洗浄槽の上方から吐出して洗浄槽内に供給する給液ノズルと、洗浄槽の上部の開口を開閉する蓋とを備えている。蓋には、ノズルカバー部と接液面とが設けられている。ノズルカバー部は、蓋が閉じられているときに給液ノズルと、洗浄槽の一部とを覆う。接液面は、蓋が閉じられているときに、洗浄槽内に貯えられた消毒液の液面に対して傾斜されている。接液面は、蓋が閉じられているときに、消毒液に接して内視鏡を押さえ込む。接液面には、洗浄槽内に向かって突出された複数の第1突起が設けられている。
蓋に振動を付与する振動付与手段を備えてもよい。
第1突起は、先端が尖っていることが好ましい。また、第1突起は、接液面に直交する方向から見たときに、接液面の低い位置から高い位置に向かって突起の幅が広くなっていることが好ましい。
内視鏡、または内視鏡以外の収容物の収容位置に合せて第1突起の配置密度を変化させてもよい。
内視鏡の挿入部の先端がノズルカバー部の下に載置されないように、洗浄槽の底面に、内視鏡の標準的な載置位置を表す標準載置図を描いてもよい。
洗浄槽の底面に、上方に向かって突出された複数の第2突起を備えてもよい。第2突起は、先端が尖っていることが好ましい。また、内視鏡、または内視鏡以外の収容物の収容位置に合せて第2突起の配置密度を変化させてもよい。
接液面をノズルカバー部と隣接して配置し、ノズルカバー部に接する側が他の部分よりも高い位置に配されるように傾斜していることが好ましい。
本発明によれば、内視鏡は、蓋の接液面に設けられた第1突起に接触するので、線状接触は発生しない。また、内視鏡と接液面との間に消毒液の気泡が収容される空間を形成することができる。接液面は、消毒液の液面に対して傾斜しているので、気泡自身の浮力により、気泡を接液面の下から移動させることができる。これにより、気泡による内視鏡の接液不良の発生を防止することができる。また、蓋に振動を付与することにより、気泡の移動を促進することができる。
第1突起の先端を尖らせているので、内視鏡と第1突起との接触面積をより小さくすることができる。また、接液面に直交する方向から見たときに、接液面の低い位置から高い位置に向かって第1突起の幅が広くなっているので、気泡が第1突起に沿って移動しやすくなる。
内視鏡や処置具等の収容位置に応じて突起の配置密度を変化させることにより、突起の数が少なくなるので、気泡の移動がより容易になる。更に、洗浄槽の底面に内視鏡の標準載置図を描いているので、洗浄槽に対する内視鏡の収容位置が明確になり、毎回同じ位置に収容することができる。これにより、配置密度を変化させた突起でも内視鏡を適切に受けることができる。また、挿入部の先端がノズルカバー部の下に載置されるのを防止することができる。
洗浄槽の底面に複数の第2突起を設けたので、洗浄槽の底面と内視鏡との線状接触による接液不良を防止することができる。第2突起の先端を尖らせ、または内視鏡や処置具等の収容位置に応じて突起の配置密度を変化させているので、上面突起と同様の作用効果を得ることができる。
図1に示す内視鏡10は、本発明の内視鏡洗浄消毒装置によって洗浄、消毒される内視鏡の一例である。内視鏡10は、生体の体腔内に挿入される挿入部11と、挿入部11を操作する操作部12とを備えている。
挿入部11は、断面が円形の棒状体であり、可撓性を有している。挿入部11の先端には、体腔内を照明する照明部と、体腔内を撮影する撮影部(図示せず)とが設けられている。挿入部11内には、挿入部11の先端から一端が露呈されている送気・送水チャンネル15、及び鉗子チャンネル16が設けられている。鉗子チャンネル16には、吸引チャンネル17が接続されている。
操作部12には、鉗子口20、送気・送水ボタン21、吸引ボタン22が設けられている。鉗子口20には、使用時に取り外される鉗子口キャップ23が嵌合されている。送気・送水ボタン21及び吸引ボタン22は、装着口12a,12bに着脱自在に取り付けられている。鉗子口キャップ23、送気・送水ボタン21及び吸引ボタン22は、内視鏡10の洗浄時に操作部12から取り外される。
操作部12に接続されたユニバーサルコード25及びコネクタ部26内には、送気・送水チャンネル15及び吸引チャンネル17と、照明部及び撮影部の配線が組み込まれている。コネクタ部26には、配線を光源装置やビデオプロセッサに接続する接点部が設けられている。内視鏡10の洗浄時には、コネクタ部26の接点部を隠して防水する防水キャップ27(図3参照)が装着される。
図2に示す内視鏡洗浄消毒装置(以下、装置と呼ぶ)28は、使用後の内視鏡10を収容して洗浄、消毒する装置である。装置28は、箱状の装置本体30を備えている。装置本体30の上面には、使用後の内視鏡10が収容される洗浄槽31が設けられている。洗浄槽31は、上部が開放された水槽であり、例えばステンレス等の耐熱性、耐蝕性等に優れた金属板で形成されている。
装置本体30の上面手前には、操作パネル33、及び表示パネル34が配されている。操作パネル33は、内視鏡10の洗浄、消毒に関する各種設定や、洗浄及び消毒の開始または停止等を指示するための多数のボタンからなる。表示パネル34には、例えば液晶ディスプレイ(LCD)が用いられ、各種設定画面、各工程の残り時間、トラブル発生時の警告メッセージ等が表示される。
図3に示すように、洗浄槽31の角部に設けられた傾斜部31bには、供給ポート36が設けられている。供給ポート36は、給水ノズル37、洗剤供給ノズル38、消毒液供給ノズル39から構成されている。給水ノズル37は、洗浄槽31の上方から水を吐出して洗浄槽31内に供給している。洗剤供給ノズル38は、洗浄槽31の上方から洗剤(例えば、液状酵素洗剤等)を吐出して洗浄槽31内に供給している。消毒液供給ノズル39は、洗浄槽31の上方から消毒液(例えば、グルタールアルデヒトや過酢酸、オルトフタルアルデヒト等)を吐出して洗浄槽31内に供給している。
図4に示すように、各ノズル37〜39は、例えば、円弧状に屈曲された金属製のパイプからなり、先端の吐出口37a〜39aが洗浄槽31内に向けられている。各吐出口37a〜39aは、洗浄槽31の上方に配されている。これは、洗浄槽31内に貯えられた液体がノズル内に逆流するのを防止するためである。
図3に示すように、洗浄槽31の内側面31cには、チャンネル洗浄ポート41が設けられている。チャンネル洗浄ポート41は、内視鏡10の送気・送水チャンネル15、鉗子チャンネル16及び吸引チャンネル17内の洗浄、消毒に用いられる。チャンネル洗浄ポート41には、送気・送水チャンネル用カプラ42、吸引チャンネル用カプラ43、鉗子チャンネル用カプラ44が設けられている。
洗浄槽31に収容された内視鏡10は、柔軟性を有するチューブ46〜48によって、装着口12a,12b及び鉗子口20と、各カプラ42〜44とが接続される。各カプラ42〜44からは、水、洗浄液、消毒液、アルコール、及び圧縮エア等の気体及び液体が、送気・送水チャンネル15、鉗子チャンネル16及び吸引チャンネル17内に供給される。
洗浄槽31の内側面31dには、内視鏡10の気密試験に用いられる気密試験ポート50が設けられている。気密試験ポート50には、圧縮エアを供給するチューブカプラ50aが設けられている。チューブカプラ50aには、柔軟性を有するチューブが装着される。チューブは、コネクタ部26に装着された防水キャップ27に接続される。内側面31dの近傍には、液面センサ51が設けられている。液面センサ51は、洗浄槽31内に貯えられた液体の液面位置を検出する。
洗浄槽31の底面31eには、小物洗浄かご53が取り付けられている。小物洗浄かご53は、例えば上部が開口された円形のかごであり、内視鏡10の操作部12から取り外された送気・送水ボタン21、吸引ボタン22、鉗子口キャップ23等の小物部品が収容される。また、底面31eの角部には、廃液口54が設けられている。廃液口54は、洗浄槽31から使用済みの水、洗浄液、消毒液を排出する。内側面31fには、洗浄槽31の内外を通気する通気孔55が設けられている。
装置本体30の上面には、洗浄槽31の上部の開口31aを開閉するトップカバー58が設けられている。トップカバー58は、例えば透明なプラスチックで形成された矩形の板状体であり、装置本体30の上面に設けられたヒンジ59に一辺が軸支されている。詳しくは図示しないが、トップカバー58には、閉じ位置でロックするためのロック機構が設けられている。
トップカバー58の内面外周には、ゴムやエラストマー等で形成された防水パッキン60が設けられている。防水パッキン60は、トップカバー58が閉じられたときに洗浄槽31の上面外周に設けられた縁部31gに当接し、洗浄槽31内を密閉する。
トップカバー58には、ノズルカバー部62と接液面63とが設けられている。ノズルカバー部62は、トップカバー58の外面側に向けて膨出された凹状部である。図4に示すように、ノズルカバー部62は、供給ポート36の各ノズル37〜39の上方と、洗浄槽31の一部とを覆う。洗浄槽31の一部とは、供給ポート36の各ノズル37〜39から洗浄槽31内に液体が吐出される範囲である。
図4には図示していないが、ノズルカバー部62は、液面センサ51の先端部の上方も覆っている。液面センサ51は、洗浄槽31に貯えられた液体の液面を検出できるように、先端部が洗浄槽31の上面よりも高い位置に配置されているからである。
接液面63は、トップカバー58の厚み方向に突出された平板状部である。接液面63は、トップカバー58が閉じられたときに、ノズルカバー部62により覆われる範囲を除いて、洗浄槽31の開口31a全体に嵌合する。接液面63は、ノズルカバー部62に接する側がその他の部分よりも高い位置に配されるように傾斜されている。
接液面63の全域には、トップカバー58が閉じられたときに洗浄槽31内に向かって突出する微小な上面突起65が均一な配置間隔で複数個設けられている。図5に示すように、上面突起65は、先端が尖っている。上面突起65の配置間隔Lは、例えば、内視鏡10の挿入部11の直径Dよりも狭くされている。挿入部11が上面突起65の間に入り込んでも、挿入部11の外表面には上面突起65の先端部分のみが接触するので、内視鏡10と接液面63との間に空間Bが形成される。
図6は、図4のA矢視図であり、接液面63を直交方向から見ている。上面突起65は、A矢視方向において3角形状であり、角部65aが接液面の低い位置を向くように配置されている。
図7は、装置本体30内の配管系統を示している。洗浄槽31の下面には、ラバーヒータ66が取り付けられている。ラバーヒータ66は、洗浄槽31を介して、洗浄槽31内に貯えられた洗浄液または消毒液を加熱する。洗浄槽31内には、供給ポート36等の他に、洗浄液または消毒液の温度を計測する温度センサ(TE)67が設けられている。
給水ノズル37には、水、洗浄液、消毒液が流される給液路68が接続されている。給液路68の他端は、電動三方弁69の一端に接続されている。電動三方弁69の他端には、給水路70が接続されている。給水路70は、装置本体30の外部に露呈されて水道水の蛇口に接続されている。
給水路70には、蛇口に接続される側から電磁弁72、ウォータフィルタ(以下、WFと省略する)73が設けられている。電磁弁72は、給水路70に対する水道水の供給/停止を切り換える。WF73は、水道水に含まれる異物や細菌を捕捉する。電動三方弁69は、洗浄槽31内に水を供給する際に、給液路68と給水路70とを接続する。
洗剤供給ノズル38には、洗剤供給路75が接続されている。洗剤供給路75の他端は、洗剤76が貯えられた洗剤タンク77に接続されている。洗剤供給路75には、ウォータポンプ(以下、WPと省略する)78が設けられている。WP78は、洗剤タンク77内の洗剤76を吸引して、洗剤供給ノズル38から吐出させる。
消毒液供給ノズル39には、消毒液供給路80が接続されている。消毒液供給路80の他端は、消毒液81が貯えられた消毒液タンク82に接続されている。消毒液供給路80には、WP83が設けられている。WP83は、消毒液タンク82内の消毒液81を吸引して消毒液供給ノズル39から吐出させる。消毒液タンク82には、使用済みの消毒液81を排出する排出通路82aが設けられている。
廃液口54には、下流側で分岐された廃液路85が接続されている。分岐された一方の第1廃液路86は、内視鏡10の洗浄で使用された洗浄液、水をWP87によって装置本体30の外に排出する。他方の第2廃液路88は、内視鏡10の消毒に使用された消毒液81を消毒液タンク82に戻す。消毒液81は、数回の使用では消毒効果が消失しないので、消毒液タンク82に戻されて繰り返し使用される。第1廃液路86及び第2廃液路88は、各々に設けられた電磁弁89、90の開閉により切り換えられる。
廃液口54には、洗浄槽31に貯えられた洗浄液、消毒液81、水を循環させる循環路92も接続されている。循環路92には、洗浄槽31内の液体を吸引するWP93が設けられている。循環路92は、WP93の下流側で第1循環路94と第2循環路95とに分岐されている。第1循環路94は、電動三方弁69に接続されている。電動三方弁69は、洗浄槽31内に貯えられた水、洗浄液、消毒液81を循環させる際に、給液路68と第1循環路94とを接続する。
第2循環路95は、上述したチャンネル洗浄ポート41の各カプラ42〜44に接続されている。第2循環路95に流された洗浄液、消毒液81、水は、チャンネル洗浄ポート41の各カプラ42〜44、チューブ46〜48を経て、送気、送水チャンネル15、鉗子チャンネル16及び吸引チャンネル17を洗浄、消毒する。
チャンネル洗浄ポート41には、第2循環路95の他、各チャンネル内に送風して水滴を除去する送気路、各チャンネル内にアルコールを流して乾燥させるアルコール供給路等が接続されている。なお、図面の煩雑化を防ぐため、図7には、送気路、アルコール供給路等を図示していない。
図8に示すように、装置28は、装置全体を統括的に制御するCPU96と、制御プログラムや各種データが記憶されたROM97と、ROM97から読み出された制御プログラムの実行領域であるRAM98とを備えている。CPU96には、表示パネル34を駆動するLCDドライバ99、各電磁弁を駆動する弁ドライバ100等が接続されている。また、電動三方弁69を駆動するモータドライバ101、各WPを駆動するWPドライバ102、ラバーヒータ66を駆動するヒータドライバ103もCPU96に接続されている。
図9のフローチャートを参照して、内視鏡洗浄消毒装置28による内視鏡10の洗浄、消毒工程を説明する。内視鏡10は、検査終了後すぐにシンク等で水洗い(予備洗浄)され、付着している汚物等が乾燥して落ちにくくなる前に洗い流される。なお、予備洗浄後すぐに内視鏡10の洗浄を行えるように、装置28の電源をオンしておくことが好ましい。
内視鏡10の操作部12から送気・送水ボタン21、吸引ボタン22、鉗子口キャップ23等の小物部品が取り外され、小物洗浄かご53に収容される。操作部12は、装着口12a,12bがチャンネル洗浄ポート41に対面するように洗浄槽31内に収容される。挿入部11は、環状に巻かれて小物洗浄かご53の外周に載置される。コネクタ部26は、ユニバーサルコード25が屈曲されて気密試験ポート50の近傍に配置される。コネクタ部26には、防水キャップ27が装着される。
チャンネル洗浄ポート41の送気・送水チャンネル用カプラ42、吸引チャンネル用カプラ43、鉗子チャンネル用カプラ44には、チューブ46〜48がそれぞれ取り付けられる。チューブ46〜48は、内視鏡10の送気・送水ボタンの装着口12a、吸引ボタンの装着口12b、鉗子口20にそれぞれ接続される。内視鏡10の洗浄槽31への収容後、トップカバー58が閉じられる。ノズルカバー部62は、供給ポート36及び液面センサ51の上方を覆う。接液面63は、洗浄槽31の開口31a全体に嵌合する。
内視鏡10の挿入部11が長い場合、洗浄槽31内で屈曲された挿入部11に2重、または3重の重なりが生じる。挿入部11だけはなく、挿入部11とユニバーサルコード25との間でも重なりが生じる。挿入部11及びユニバーサルコード25が重なり、内視鏡10の高さ方向が洗浄槽31の深さ方向で大きくなったとき、図4に示すように、トップカバー58の接液面63に内視鏡10が接触することがある。
本発明では、接液面63に洗浄槽31内に向かって突出された複数の上面突起65を設けているので、内視鏡10は上面突起65の尖っている先端に点状に接触する。これにより、内視鏡10と接液面63との間には空間Bが形成されるので、図16に示すような線状接触が発生することはない。
操作パネル33が操作され、内視鏡10の洗浄処理が開始される。CPU96は、弁ドライバ100を制御して電磁弁72を開く。また、モータドライバ101を制御して電動三方弁69切り換え、給液路68と給水路70とを接続させる。水道管からの水圧によって給水路70を流れた水は、WF73により清浄化される。給水路70を経て給液路68に流れた水は、給水ノズル37から洗浄槽31内に噴射される。
CPU96は、洗浄槽31への給水開始と同時にWP78を駆動させ、洗剤供給ノズル38から所定量の洗剤76を洗浄槽31内に吐出させる。これにより、洗浄槽31内には、水と洗剤76とが混合された洗浄液が生成される。洗浄槽31内の洗浄液の量は、液面センサ51により検出される。CPU96は、洗浄液の液面が所定位置に達したときに電磁弁72を閉じて給水を停止させる。
CPU96は、ヒータドライバ103を制御してラバーヒータ66を駆動させる。ラバーヒータ66の熱は、洗浄槽31を介して洗浄液に伝達される。洗浄液の温度は、温度センサ67により検出される。CPU96は、洗浄液が所定の温度を保つようにラバーヒータ66を制御する。
CPU96は、電動三方弁69を切り換えて給液路68と第1循環路94とを接続し、WP93を駆動させる。廃液口54に排出された洗浄液は、循環路92、第1循環路94、給液路68を流れ、給水ノズル37によって内視鏡10に向けて噴射される。内視鏡10の外表面に付着した体液や汚物は、噴射された洗浄液の衝撃と、循環時の渦流によって洗い流される。洗浄液の循環により洗剤の濃度勾配が平準化されるため、洗浄槽31内の全域で同じ洗浄力を得ることができる。
また、循環路92を流れた洗浄液は、第2循環路95、チャンネル洗浄ポート41等を経て内視鏡10内に供給される。内視鏡10内に供給された洗浄液は、送気・送水チャンネル15、鉗子チャンネル16及び吸引チャンネル17内を洗浄する。
CPU96は、所定時間の経過後に電磁弁89を開いてWP87を駆動させる。洗浄に使用された洗浄液は、廃液口54、廃液路85、第1廃液路86を流れて装置本体30の外に排出される。なお、循環路92等の内部に洗浄液が残らないようにするため、WP93は洗浄液の排出終了後に駆動が停止される。
洗浄液を内視鏡10から除去するため、水によるすすぎが実施される。CPU96は、洗浄槽31内に所定量の水を供給し、この水を循環させて内視鏡10の外表面と各チャンネル内に付着した洗浄液を除去する。水の供給、すすぎ後の水の排出は、洗浄時と同じなので詳しい説明は省略する。
CPU96は、WP83を駆動させ、洗浄槽31内に消毒液81を供給する。CPU96は、液面センサ51により洗浄槽31内の消毒液81の液面位置を検出する。CPU96は、消毒液81の液面位置がトップカバー58の接液面63に接触する位置になったときに、WP83を停止させる。
CPU96は、ラバーヒータ66及び温度センサ67を用いて消毒液81を所定の温度まで加熱する。CPU96は、消毒液81の加熱後、WP93を駆動させ、洗浄槽31内と、各チャンネル内で消毒液81を循環させる。内視鏡10の外表面と各チャンネルは、消毒液81に浸漬されて消毒される。CPU96は、所定時間の経過後に電磁弁90を開き、消毒液81を消毒液タンク82に戻す。
消毒液81は、洗浄槽31の上方に配された消毒液供給ノズル39から洗浄槽31内に吐出されるので、洗浄槽31内に貯えられた消毒液81の液面には気泡105が生じやすい。また、洗浄槽31内に貯えられた消毒液81は、循環路92により循環され、洗浄槽31の上方に配された給水ノズル37から再び洗浄槽31内に吐出されるので、その際にも気泡105が発生する。気泡105が混在した消毒液81の液流は、洗浄槽31内を回流して接液面63の下で滞留する。
接液面63の下に滞留した気泡105は、接液面63に設けた複数の上面突起65の間に収容され、内視鏡10に接触しない。また、気泡105は、自身の浮力により接液面63の傾斜に沿ってノズルカバー部62に移動する。なお、上面突起65は、接液面63の低い位置に角部65aが向けられた3角形状を通しているので、上面突起65により気泡105の移動が阻害されることはない。これにより、気泡105による内視鏡10の接液不良は発生せず、内視鏡10を適切に消毒することができる。
消毒終了後、内視鏡10から消毒液81を除去するため、すすぎが行われる。CPU96は、すすぎの終了後に内視鏡10の各チャンネル内に送風して水滴を除去し、次いで、各チャンネル内にアルコールを流して乾燥させる。
内視鏡10の洗浄、消毒の完了後、トップカバー58が開放されて洗浄槽31から内視鏡10が取り出される。トップカバー58の接液面63は、内視鏡10とともに消毒されているので、すすぎ時に接液面63に付着した水滴により内視鏡10が再び汚染されることはない。
なお、接液面63に直交する方向から見た上面突起65の形状を3角形状としたが、気泡105の移動を妨げない形状であればよい。例えば、接液面63の低い位置から高い位置に向かって上面突起65の幅が広くなるような形状であれば、3角形状に限定されない。
気泡105の移動を促進させるため、トップカバー58に振動を与えてもよい。例えば、図10に示すように、洗浄槽31の縁部31gの下面と、縁部31gとトップカバー58のフランジ部58aとの間に超音波振動子107、108を設置する。接液面63の下に気泡105が滞留するタイミングで超音波振動子107、108を駆動させれば、その振動がトップカバー58に伝わり、気泡105の傾斜に沿った移動が促進される。
超音波振動子により消毒液を振動させて内視鏡を消毒する内視鏡超音波洗浄に本発明を適用する場合には、消毒用の超音波振動子をトップカバー58の振動に兼用させてもよい。また、超音波振動子の位置、個数は本実施形態に限定されるものではなく、適宜変更可能である。
上記実施形態では、上面突起65を接液面63の全域に設けたが、洗浄槽31内に収納される内視鏡10の配置に合せて上面突起65の配置密度を変化させてもよい。図11に示す2点鎖線は、トップカバー58を閉じたときに洗浄槽31内に対面するノズルカバー部62と、複数の上面突起65の位置を示している。この実施形態では、内視鏡10に対面する位置の上面突起65の配置密度を、その他の部分の配置密度よりも高くしている。
内視鏡10の収容位置に合せて上面突起65を設ければ、上面突起65の数を少なくすることができる。これにより、気泡105の移動が容易になる。なお、上面突起65は、内視鏡10に対面する位置にのみ設けてもよい。装置28が、鉗子等の各種処置具の洗浄、消毒にも対応している場合には、処置具の収容位置に合せて上面突起65を設けてもよい。
内視鏡10の収容位置に合せて上面突起65の配置密度を変化させる場合、内視鏡10の収容位置が一定である必要がある。そこで、図12に示すように、洗浄槽31の底面31eに内視鏡10の標準的な載置位置を表す標準載置図110を描いてもよい。
内視鏡10の挿入部11の先端がノズルカバー部62の下に載置されると、挿入部11自身の弾性や、消毒液81の液流、振動等によって挿入部11の先端が移動し、ノズルカバー部62内の液面から飛び出すことがある。しかし、挿入部11の先端がノズルカバー部62の下に配置されないように標準載置図110を描いておけば、この問題も防止することができる。
図16に示すように、内視鏡10がトップカバー58の接液面63によって押された場合、内視鏡10は、洗浄槽31の底面31eにも接触し、底面31eとの間にも線状接触が生じてしまう。線状接触による接液不良を防止するため、洗浄槽31の底面31eに複数の突起を設けてもよい。
図13に示すように、洗浄槽31の底面31eには、上面突起65と同様に、小物洗浄かご53等を除き、内視鏡10が載置される位置に複数の微小な底面突起115が設けられている。底面突起115は、内視鏡10との接触面積が小さくなるように先端が尖っている。
接液面63により押された内視鏡10は、底面突起115に点状に接触するので、線状接触による接液不良は発生しない。また、トップカバー58の上面突起65と、洗浄槽31の底面突起115により、接液面63の下と洗浄槽31の底面31e付近には、洗浄液及び消毒液81が循環する領域が確保される。これにより、洗浄液及び消毒液81の循環不良による洗浄不良、消毒不良も解消される。なお、底面突起115は、上面突起65と同様に、内視鏡10または処置具の収容位置に合せて配置密度を変化させてもよい。
上記各実施形態では、気泡105がノズルカバー部62に移動するように接液面63を傾斜させたが、洗浄槽31の開口31aの端部側に気泡105が移動するように傾斜させてもよい。洗浄槽31とトップカバー58の間には、防水パッキン60と消毒液81との間に僅かな空間が形成されるので、この空間内に気泡105を排出することができる。
上記各実施形態は、適宜組み合わせて実施することが可能である。例えば、上面突起と底面突起とを有する内視鏡洗浄消毒装置のトップカバーを超音波振動子で振動させてもよい。
内視鏡の構成例を示す平面図である。 本発明の内視鏡洗浄消毒装置の外観形状を示す斜視図である。 洗浄槽の構成を示す平面図である。 トップカバーを閉じたときの洗浄槽を示す断面図である 上面突起と内視鏡との当接状態を示す断面図である。 接液面に直交する方向から見た上面突起を示す説明図である。 装置本体内の概略的な配管系統を示す配管図である。 内視鏡洗浄消毒装置の電気的構成の一部を示すブロック図である。 内視鏡の洗浄、消毒手順を示すフローチャートである。 トップカバーを振動させる超音波振動子を備えた内視鏡洗浄消毒装置の概略図である。 洗浄槽内の内視鏡の収容位置に合せて配置した上面突起を示す洗浄槽の平面図である。 洗浄槽の底面に描いた内視鏡の標準載置図を示す平面図である。 洗浄槽の底面に底面突起を設けた内視鏡洗浄消毒装置の断面図である。 従来の内視鏡洗浄消毒装置の洗浄槽及びトップカバーを示す斜視図である。 従来の内視鏡洗浄消毒装置のトップカバーを閉じたときの洗浄槽を示す断面図である 従来のトップカバーと挿入部との接触状態を示す斜視図である。
符号の説明
10 内視鏡
11 挿入部
12 操作部
28 内視鏡洗浄消毒装置
30 装置本体
31 洗浄槽
31a 開口
36 供給ポート
58 トップカバー
62 ノズルカバー部
63 接液面
65 上面突起
81 消毒液
105 気泡
107,108 超音波振動子
110 標準載置図
115 底面突起

Claims (10)

  1. 内視鏡を収容する洗浄槽と、
    前記内視鏡の消毒に用いられる消毒液を前記洗浄槽の上方から吐出して前記洗浄槽内に供給する給液ノズルと、
    前記洗浄槽の上部の開口を開閉する蓋に設けられ、前記蓋が閉じられているときに前記給液ノズルと、前記洗浄槽の一部とを覆うノズルカバー部と、
    前記蓋に設けられ、前記蓋が閉じられているときに、前記洗浄槽内に貯えられた前記消毒液の液面に対して傾斜し、前記消毒液に接して前記内視鏡を押さえ込む接液面と、
    前記接液面に設けられ、前記洗浄槽内に向かって突出された複数の第1突起とを備えたことを特徴とする内視鏡洗浄消毒装置。
  2. 前記蓋に振動を付与する振動付与手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の内視鏡洗浄消毒装置。
  3. 前記第1突起は、先端が尖っていることを特徴とする請求項1または2記載の内視鏡洗浄消毒装置。
  4. 前記第1突起は、前記接液面に直交する方向から見たときに、前記接液面の低い位置から高い位置に向かって前記第1突起の幅が広くなっていることを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の内視鏡洗浄消毒装置。
  5. 前記内視鏡、または前記内視鏡以外の収容物の収容位置に合せて前記第1突起の配置密度を変化させたことを特徴とする請求項1〜4いずれか記載の内視鏡洗浄消毒装置。
  6. 前記内視鏡の挿入部の先端が前記ノズルカバー部の下に載置されないように、前記洗浄槽の底面に、前記洗浄槽に対する前記内視鏡の標準的な載置位置を表す標準載置図が描かれていることを特徴とする請求項1〜5いずれか記載の内視鏡洗浄消毒装置。
  7. 前記洗浄槽の底面に設けられ、上方に向かって突出された複数の第2突起を備えたことを特徴とする請求項1〜6いずれか記載の内視鏡洗浄消毒装置。
  8. 前記第2突起は、先端が尖っていることを特徴とする請求項7記載の内視鏡洗浄消毒装置。
  9. 前記内視鏡、または前記内視鏡以外の収容物の収容位置に合せて前記第2突起の配置密度を変化させたことを特徴とする請求項7または8いずれか記載の内視鏡洗浄消毒装置。
  10. 前記接液面は、前記ノズルカバー部と隣接して配置され、前記ノズルカバー部に接する側が他の部分よりも高い位置に配されるように傾斜していることを特徴とする請求項1〜9いずれか記載の内視鏡洗浄消毒装置。
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CN114533909A (zh) * 2022-03-02 2022-05-27 永康市第一人民医院 一种医用内镜中心软式内镜消毒装置

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