JPH09299864A - 塗布具及び塗布具付き容器 - Google Patents

塗布具及び塗布具付き容器

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JPH09299864A
JPH09299864A JP8149696A JP14969696A JPH09299864A JP H09299864 A JPH09299864 A JP H09299864A JP 8149696 A JP8149696 A JP 8149696A JP 14969696 A JP14969696 A JP 14969696A JP H09299864 A JPH09299864 A JP H09299864A
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JP
Japan
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container
coating liquid
applicator
core
core part
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JP8149696A
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Shogo Fujita
正吾 藤田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 対象物の形状によらず、簡単に、薄く塗布す
ることのできる新たな塗布具を実現する。 【解決手段】 芯部19を、軟質発泡材より形成し、こ
れに塗布液15を含浸保持させる。結合部20により、
芯部19と塗布液15を収納した容器部11を結合させ
る。表面部21を、滑りやすい布体で形成し、芯部19
の表面を被う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防水剤、帯電防止剤等
の塗布液を、衣服等の主に布製対象物に、塗布するため
に使用される塗布具、及びこの塗布具を用いた塗布具付
き容器に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来より、防水剤等の
塗布液の塗布には、スプレーを用いることが行なわれて
いる。このスプレーには次の不都合がある。すなわち、
スプレーを用いると、空中に放散された塗布液を人が吸
い込むことが起こり、健康を害するおそれがある。この
ため、塗布液の成分の選択、使用法に細心の注意が必要
となる。また、使用した塗布液の多くは飛散し、実際に
衣服等に付着するのは一部だけであるので、無駄が多
い。
【0003】この不都合を解消するには、ブラシを用い
て、塗布液を直接衣服等に塗布すればよい。しかし、ブ
ラシには次の不都合がある。すなわち、防水剤に求めら
れるような、極めて微量を塗布することは困難である。
また、衣服、傘、テントのように多様な形状なものに塗
布するには手数がかかり、特に、薄手の布地を用いたも
のでは、塗布時にしわが生じるので、塗布作業は著しく
面倒である。さらに、ブラシに塗布液を付ける操作が必
要であるので、作業が煩雑となる。
【0004】そこで、本発明は、上記不都合をすべて解
消し、空中に放散することのない、塗布するものとしな
がら、対象物の形状によらず、簡単に、薄く塗布するこ
とのできる新たな塗布具を実現することを目的としてな
されたものである。
【0005】あわせて、この塗布具を用いた塗布具付き
容器も提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の塗布具は、柔軟
に変形可能な軟質発泡材よりなり、塗布液を含浸保持す
る芯部と、この芯部と結合して設けられ、塗布液を収納
した容器部と結合して、この塗布液を前記芯部に供給さ
せる結合部と、布体よりなり、前記芯部表面を被い、塗
布すべき面上を滑りながら、塗布液を透過させて塗布す
る表面部とからなる塗布具である。
【0007】本発明の塗布具付き容器は、塗布液を収納
する容器部と、この容器部の口部に形成され、適量の塗
布液を流出させる小孔と、この口部に着脱可能に取付け
られ、容器本体を密封することのできる蓋と、柔軟に変
形可能な軟質発泡材よりなり、塗布液を含浸保持する芯
部、この芯部と結合して設けられ、前記容器部と結合し
て、塗布液を前記芯部に供給させる結合部、及び、布体
よりなり、前記芯部表面を被い、塗布すべき面上を滑り
ながら、塗布液を透過させて塗布する表面部とからな
り、使用時に前記口部に取付けることのできる塗布具
と、この塗布具を収納し、前記蓋を取付けた前記容器部
に取付けることのできるケース部からなる塗布具付き容
器である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示する形態につ
いて、具体的に説明する。
【0009】この塗布具付き容器10は、容器部11、
蓋12、塗布具13、ケース部14からなる。
【0010】容器部11は、略四角形のカンよりなり、
内部に防水剤等の塗布液15を収納する。この容器部は
上端に口部16を有し、この口部16には、小孔17を
有する中蓋18が冠着し、このため、口部16を下方に
向けたとき、適量の塗布液15が流出するようになって
いる。この口部16には、蓋12がネジ止めにより、着
脱可能に設けられている。
【0011】塗布具13は、芯部19、結合部20、表
面部21からなる。
【0012】芯部19は、軟質発泡ウレタン等の軟質発
泡材よりなり、衣服等の対象物に当てたとき対象物に応
じて柔軟に変形可能となっている。結合部20は、硬質
発泡ウレタンのブロックに孔を形成してなり、芯部19
の裏面に接着され、蓋12を取外した口部16に押込む
ことにより、容器部11と結合することができる。表面
部21は、織布、不織布等の布体よりなり、芯部19の
表面を被い、塗布すべき対象物の表面を滑り、塗布液を
透過させて塗布する。
【0013】ケース部14は、塗布具13を収納し、蓋
12を取付けた容器部11に嵌めて取付けることができ
る。
【0014】この塗布具付き容器10は、以上の構成で
あるから、販売時等の塗布に使用しないときには、図3
に示すように、ケース部14内に塗布具13を収納し、
容器部11を蓋12で密封して、ケース部14を容器部
11に取付け、全体を一体としておく。
【0015】塗布に使用するときは、図1に示すよう
に、ケース部14から塗布具13を取出し、容器部11
から蓋12を取外し、口部16に結合部20を押込ん
で、塗布具13を容器部11に取付ける。こうして、塗
布具13を下方に向け、塗布液15を供給しつつ、衣服
等の対象物の表面22に塗布を行なう。
【0016】上記図示形態では、容器部11に略四角形
のカンを使用しているが、他の形状、構成であってもよ
い。また塗布具13の形状も、図示のような略四角形に
限らず、任意の形状とすることができる。塗布具13の
結合部20は、図示の形態では、容器部11の口部16
に押込んで結合するものであるが、この結合部は容器部
と結合し、塗布液を芯部に供給するようにさせるもので
あればよく、ネジ止め、その他任意の結合手段を用いる
ことができる。
【0017】
【発明の効果】本発明の塗布具は、上述のように、軟質
発泡材製芯部の表面を布体製表面部で被ったものである
ので、芯部に含浸保持された塗布液が表面部を透過して
少量ずつ塗布されるようになり、防水剤に求められるよ
うな、極めて微量を塗布することができる。また、芯部
は柔軟に変形するので、衣服、傘、テントのように多様
な形状な対象物に対して容易に対応し、良好に塗布する
ことができる。さらに、表面部は、布体製で滑りやすい
ので、塗布はスムーズであり、特に、薄手の布地のよう
な対象物についてもしわを生じさせることなく塗布がで
きる。芯部には、容器部から塗布液が供給されるので、
塗布液を塗布具に補給する操作は不要であり、作業性も
良好となる。勿論、スプレー式のように、空中に塗布液
を飛散させることはない。
【0018】本発明の塗布具付き容器は、上記の機能を
もった塗布具を、保存、販売時には、容器と一体にし、
使用時には、塗布具と容器部を結合するだけ使用可能と
なるので、実用に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の塗布具、塗布具付き容器の使用状態の
断面図である。
【図2】本発明の塗布具付き容器の分解斜視図である。
【図3】本発明の塗布具付き容器の保存時の断面図であ
る。
【符号の説明】
10…塗布具付き容器、11…容器部、12…蓋、13
…塗布具、14…ケース部、15…塗布液、16…口
部、17…小孔、18…中蓋、19…芯部、20…結合
部、21…表面部、22…対象物の表面。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柔軟に変形可能な軟質発泡材よりなり、
    塗布液を含浸保持する芯部と、この芯部と結合して設け
    られ、塗布液を収納した容器部と結合して、この塗布液
    を前記芯部に供給させる結合部と、布体よりなり、前記
    芯部表面を被い、塗布すべき面上を滑りながら、塗布液
    を透過させて塗布する表面部とからなる塗布具。
  2. 【請求項2】 塗布液を収納する容器部と、 この容器部の口部に形成され、適量の塗布液を流出させ
    る小孔と、 この口部に着脱可能に取付けられ、容器本体を密封する
    ことのできる蓋と、 柔軟に変形可能な軟質発泡材よりなり、塗布液を含浸保
    持する芯部、この芯部と結合して設けられ、前記容器部
    と結合して、塗布液を前記芯部に供給させる結合部、及
    び、布体よりなり、前記芯部表面を被い、塗布すべき面
    上を滑りながら、塗布液を透過させて塗布する表面部と
    からなり、使用時に前記口部に取付けることのできる塗
    布具と、 この塗布具を収納し、前記蓋を取付けた前記容器部に取
    付けることのできるケース部からなる塗布具付き容器。
JP8149696A 1996-05-08 1996-05-08 塗布具及び塗布具付き容器 Pending JPH09299864A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001054826A1 (fr) * 2000-01-26 2001-08-02 Taiho Industries Co., Ltd. Dispositif de traitement de surface
JP2016084150A (ja) * 2014-10-27 2016-05-19 小池化学株式会社 塗布体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001054826A1 (fr) * 2000-01-26 2001-08-02 Taiho Industries Co., Ltd. Dispositif de traitement de surface
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