JPH067822Y2 - 塗布用刷毛を備えたペン式塗布具 - Google Patents
塗布用刷毛を備えたペン式塗布具Info
- Publication number
- JPH067822Y2 JPH067822Y2 JP11223488U JP11223488U JPH067822Y2 JP H067822 Y2 JPH067822 Y2 JP H067822Y2 JP 11223488 U JP11223488 U JP 11223488U JP 11223488 U JP11223488 U JP 11223488U JP H067822 Y2 JPH067822 Y2 JP H067822Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tip
- coating liquid
- brush
- container body
- end portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Pens And Brushes (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、インキ、修正液、化粧液等の塗布液を収容し
た塗布具に関するにのである。
た塗布具に関するにのである。
(従来の技術及びその問題点) 従来、例えば第5図に示す修正液等の塗布液を収容した
可撓性塗布液容器本体21を有するペン式塗布具の場合
には、塗布具の使用に際して、該塗布具を振り動かすこ
とによる攪拌体27の塗布液室21a内での攪拌作用によ
り塗布液を均質化した上で、先端カバー22の先端側を
例えば紙面側に向け、スプリング25により先端側へ弾
性的に押圧されて先端カバー22の先端開口から突出し
ている塗布体24の塗布体先端24bを、塗布すべき紙
面に対して押圧することにより、該塗布体先端24bを
先端カバー22内に後退没入せしめつつ同時に可撓性塗
布液容器本体21の側壁を押圧して塗布液を加圧し、先
端カバー22の先端開口と塗布体先端24bとの環状隙
間から塗布液を吐出せしめて塗布するようになっている
ので、キャップを取れば直ちに使用することが可能であ
り、比較的小さい塗布面積の場合は塗布に便利である
が、面積が大きい場合は塗り難いと言う難点がある。一
方、キャップの内側に塗布用刷毛棒を取りつけた刷毛式
の塗布具の場合には前者の場合とは異なり、塗布面積が
比較的大きい場合は塗布し易く、また刷毛についた液量
により、濃くも薄くも塗れると言う利点がある反面、小
さい面積の時はやや塗り難く、また刷毛について液量を
その都度調整する必要があるという難点がある。
可撓性塗布液容器本体21を有するペン式塗布具の場合
には、塗布具の使用に際して、該塗布具を振り動かすこ
とによる攪拌体27の塗布液室21a内での攪拌作用によ
り塗布液を均質化した上で、先端カバー22の先端側を
例えば紙面側に向け、スプリング25により先端側へ弾
性的に押圧されて先端カバー22の先端開口から突出し
ている塗布体24の塗布体先端24bを、塗布すべき紙
面に対して押圧することにより、該塗布体先端24bを
先端カバー22内に後退没入せしめつつ同時に可撓性塗
布液容器本体21の側壁を押圧して塗布液を加圧し、先
端カバー22の先端開口と塗布体先端24bとの環状隙
間から塗布液を吐出せしめて塗布するようになっている
ので、キャップを取れば直ちに使用することが可能であ
り、比較的小さい塗布面積の場合は塗布に便利である
が、面積が大きい場合は塗り難いと言う難点がある。一
方、キャップの内側に塗布用刷毛棒を取りつけた刷毛式
の塗布具の場合には前者の場合とは異なり、塗布面積が
比較的大きい場合は塗布し易く、また刷毛についた液量
により、濃くも薄くも塗れると言う利点がある反面、小
さい面積の時はやや塗り難く、また刷毛について液量を
その都度調整する必要があるという難点がある。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は、かかる現状に鑑み、ペン式塗布具と刷毛式塗
布具の利点を兼ね備えた塗布具を提供することを目的と
する。
布具の利点を兼ね備えた塗布具を提供することを目的と
する。
(課題を解決するための手段) 本考案の要旨とするところは下記のとおりである。
(1)可撓性塗布液容器本体1と、 前記可撓性封止液容器本体の上方開口端部1bに着脱自
在に被嵌される開口端部2b及び該開口端部2bが被嵌
された際に前記上方開口端部1bの端面に当接する基底
部6を有する先端カバー2と、 前記基底部6に支承されるスプリング5により先端側に
向けて付勢された弁部4aが前記先端カバー2の先端部
2aの内側座部2eに圧接せしめられると共に、塗布体
先端4bが前記先端カバー2の先端開口から突出せしめ
られる如く、前記先端部2aと基底部6とにより形成さ
れた先端部室2d内に配設された塗布体4と、からな
り、 前記基底部6には、前記可撓性塗布液容器本体1の塗布
液室1aと前記先端部室2dとを連通するための連通孔
6cが穿設されかつ、先端に刷毛6bを具備する刷毛棒
6aが、可撓性塗布液容器本体1内に突出するように設
けられていることを特徴とする塗布用刷毛を備えたペン
式塗布具。
在に被嵌される開口端部2b及び該開口端部2bが被嵌
された際に前記上方開口端部1bの端面に当接する基底
部6を有する先端カバー2と、 前記基底部6に支承されるスプリング5により先端側に
向けて付勢された弁部4aが前記先端カバー2の先端部
2aの内側座部2eに圧接せしめられると共に、塗布体
先端4bが前記先端カバー2の先端開口から突出せしめ
られる如く、前記先端部2aと基底部6とにより形成さ
れた先端部室2d内に配設された塗布体4と、からな
り、 前記基底部6には、前記可撓性塗布液容器本体1の塗布
液室1aと前記先端部室2dとを連通するための連通孔
6cが穿設されかつ、先端に刷毛6bを具備する刷毛棒
6aが、可撓性塗布液容器本体1内に突出するように設
けられていることを特徴とする塗布用刷毛を備えたペン
式塗布具。
(2)前記刷毛棒6aは先端の刷毛6bが可撓性塗布液容
器本体1内の塗布液1d中に浸漬けされる程度の長さを
有する請求項1記載の塗布用刷毛を備えたペン式塗布
具。
器本体1内の塗布液1d中に浸漬けされる程度の長さを
有する請求項1記載の塗布用刷毛を備えたペン式塗布
具。
(3)前記先端カバー2に、キャップ7を被嵌するように
した請求項1または2記載の塗布用刷毛を備えたペン式
塗布具。
した請求項1または2記載の塗布用刷毛を備えたペン式
塗布具。
(考案の構成) 本考案を図面に示す実施例に基づいて説明する。図にお
いて、1は塗布液室1aを構成する可撓性塗布液容器本
体である。2は先端カバーであって、該先端カバーの後
端側には可撓性塗布液容器本体1の上方開口端部1b
に、例えば螺合手段(上方開口端部1bの外周面に設け
られた螺子山1cおよび後記開口端部2bの内周面に設
けられた螺子溝2c)により着脱自在に被嵌される開口
端部2bを有し、該先端カバーの先端側は先細形状の先
端部2aを有する。
いて、1は塗布液室1aを構成する可撓性塗布液容器本
体である。2は先端カバーであって、該先端カバーの後
端側には可撓性塗布液容器本体1の上方開口端部1b
に、例えば螺合手段(上方開口端部1bの外周面に設け
られた螺子山1cおよび後記開口端部2bの内周面に設
けられた螺子溝2c)により着脱自在に被嵌される開口
端部2bを有し、該先端カバーの先端側は先細形状の先
端部2aを有する。
開口端部2bの内部には、該開口端部が可撓性塗布液容
器本体1の上方開口端部1bに被嵌された際に上方開口
端部1bの端面に当接する基底部6が嵌装固着されてい
る。
器本体1の上方開口端部1bに被嵌された際に上方開口
端部1bの端面に当接する基底部6が嵌装固着されてい
る。
基底部6には、該基底部と先端部2aとの間に形成され
た先端部室2dと塗布液室1aとを連通する連通孔6c
が穿設され、先端部室2d内には基底部6に支承された
スプリング5により先端側に付勢されて弁部4aを先端
部2aの内側座部2eに圧接し得る如く塗布体4が配設
されている。その際、弁部4aは先端部2aの内側座部
2eに対して圧接され、かつ塗布体先端4bは先端部2
aの先端開口から突出している。
た先端部室2dと塗布液室1aとを連通する連通孔6c
が穿設され、先端部室2d内には基底部6に支承された
スプリング5により先端側に付勢されて弁部4aを先端
部2aの内側座部2eに圧接し得る如く塗布体4が配設
されている。その際、弁部4aは先端部2aの内側座部
2eに対して圧接され、かつ塗布体先端4bは先端部2
aの先端開口から突出している。
基底部6からは塗布液室1aの底部方向に、先端に刷毛
6bを有する刷毛棒6aが突出しており、刷毛6bは塗
布液中に適宜浸漬されうるようになっている。7 は先端カバー2に気密に被嵌されるキャップであり、
好ましくは第1図に示す如く、被嵌された状態において
キャップ開口部内周面が、先端カバー2の開口端部2b
の段部2f,2gに気密に当接嵌合する如く前記段部形
状に対応して形成されている。またキャップ7は、被嵌
された状態において第1図に示す如く、キャップ7の外
周面と開口端部2bの外周面とが面一となるようにする
のが好ましい。
6bを有する刷毛棒6aが突出しており、刷毛6bは塗
布液中に適宜浸漬されうるようになっている。7 は先端カバー2に気密に被嵌されるキャップであり、
好ましくは第1図に示す如く、被嵌された状態において
キャップ開口部内周面が、先端カバー2の開口端部2b
の段部2f,2gに気密に当接嵌合する如く前記段部形
状に対応して形成されている。またキャップ7は、被嵌
された状態において第1図に示す如く、キャップ7の外
周面と開口端部2bの外周面とが面一となるようにする
のが好ましい。
(作用) 本考案は以上のように構成されているので、ペン式塗布
具として使用するときは、塗布具を振り動かすことによ
る撹拌体3の塗布液室1a内での撹拌作用により塗布液
1dを均質化した上で、第3図の如くキャップ7を外し
て先端カバー2を露出せしめる。次いで先端側を例え紙
面側に向け、スプリング5により先端側へ弾性的に押圧
されている塗布体4の塗布体先端4bを、スプリング5
の弾機力に抗して塗布すべき紙面に対して押圧すること
により、塗布体先端4bを先端カバー2内に後退没入せ
しめつつ同時に可撓性塗布液容器本体1を押圧して塗布
液1dを加圧し、かくして先端カバー2の先端開口と塗
布体先端4bとの間に形成された環状隙間より塗布液を
吐出せしめて塗布する。
具として使用するときは、塗布具を振り動かすことによ
る撹拌体3の塗布液室1a内での撹拌作用により塗布液
1dを均質化した上で、第3図の如くキャップ7を外し
て先端カバー2を露出せしめる。次いで先端側を例え紙
面側に向け、スプリング5により先端側へ弾性的に押圧
されている塗布体4の塗布体先端4bを、スプリング5
の弾機力に抗して塗布すべき紙面に対して押圧すること
により、塗布体先端4bを先端カバー2内に後退没入せ
しめつつ同時に可撓性塗布液容器本体1を押圧して塗布
液1dを加圧し、かくして先端カバー2の先端開口と塗
布体先端4bとの間に形成された環状隙間より塗布液を
吐出せしめて塗布する。
他方、刷毛式塗布具として使用する場合には、第4図に
示す如くキャップ7を被嵌した状態のまま先端カバー2
を塗布液容器本体1より取り外した上で刷毛6bを用い
て塗布する。
示す如くキャップ7を被嵌した状態のまま先端カバー2
を塗布液容器本体1より取り外した上で刷毛6bを用い
て塗布する。
(考案の効果) 本考案によれば、ペン式塗布具と刷毛式塗布具の両機能
を兼ね備えた塗布具を提供することが出来るので、実用
的効果が奏される。
を兼ね備えた塗布具を提供することが出来るので、実用
的効果が奏される。
第1図は本考案のペン式塗布具の全体断面図、第2図は
第1図のA−A矢視断面図、第3図はキャップを外した
状態の塗布具の側面図、第4図は先端カバーをキャップ
と一体化して塗布液容器本体から外した状態を示す図、
第5図は従来のペン式塗布具の全体断面図である。1 ……可撓性塗布液容器本体、2……先端カバー、3 ……撹拌体、4……塗布体、5……スプリング、6 ……基底部、6a……刷毛棒、7……キャップ。
第1図のA−A矢視断面図、第3図はキャップを外した
状態の塗布具の側面図、第4図は先端カバーをキャップ
と一体化して塗布液容器本体から外した状態を示す図、
第5図は従来のペン式塗布具の全体断面図である。1 ……可撓性塗布液容器本体、2……先端カバー、3 ……撹拌体、4……塗布体、5……スプリング、6 ……基底部、6a……刷毛棒、7……キャップ。
Claims (3)
- 【請求項1】可撓性塗布液容器本体1と、 前記可撓性塗布液容器本体の上方開口端部1bに着脱自
在に被嵌される開口端部2b及び該開口端部2bが被嵌
された際に前記上方開口端部1bの端面に当接する基底
部6を有する先端カバー2と、 前記基底部6に支承されるスプリング5により先端側に
向けて付勢された弁部4aが前記先端カバー2の先端部
2aの内側座部2eに圧接せしめられると共に、塗布体
先端4bが前記先端カバー2の先端開口から突出せしめ
られる如く、前記先端部2aと基底部6とにより形成さ
れた先端部室2d内に配設された塗布体4と、からな
り、 前記基底部6には、前記可撓性塗布液容器本体1の塗布
液室1aと前記先端部室2dとを連通するための連通孔
6cが穿設されかつ、先端に刷毛6bを具備する刷毛棒
6aが、可撓性塗布液容器本体1内に突出するように設
けられていることを特徴とする塗布用刷毛を備えたペン
式塗布具。 - 【請求項2】前記刷毛棒6aは先端の刷毛6bが可撓性
塗布液容器本体1内の塗布液1d中に浸漬される程度の
長さを有する請求項1記載の塗布用刷毛を備えたペン式
塗布具。 - 【請求項3】前記先端カバー2に、キャップ7を被嵌す
るようにした請求項1または2記載の塗布用刷毛を備え
たペン式塗布具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11223488U JPH067822Y2 (ja) | 1988-08-27 | 1988-08-27 | 塗布用刷毛を備えたペン式塗布具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11223488U JPH067822Y2 (ja) | 1988-08-27 | 1988-08-27 | 塗布用刷毛を備えたペン式塗布具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0232974U JPH0232974U (ja) | 1990-03-01 |
JPH067822Y2 true JPH067822Y2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=31350986
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11223488U Expired - Lifetime JPH067822Y2 (ja) | 1988-08-27 | 1988-08-27 | 塗布用刷毛を備えたペン式塗布具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH067822Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102462617B1 (ko) * | 2021-08-05 | 2022-11-03 | (주)메이크업플러스 | 자동차 페인트 브러쉬가 구비된 펜 |
-
1988
- 1988-08-27 JP JP11223488U patent/JPH067822Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102462617B1 (ko) * | 2021-08-05 | 2022-11-03 | (주)메이크업플러스 | 자동차 페인트 브러쉬가 구비된 펜 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0232974U (ja) | 1990-03-01 |
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