JPH038477Y2 - - Google Patents

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JPH038477Y2
JPH038477Y2 JP14142784U JP14142784U JPH038477Y2 JP H038477 Y2 JPH038477 Y2 JP H038477Y2 JP 14142784 U JP14142784 U JP 14142784U JP 14142784 U JP14142784 U JP 14142784U JP H038477 Y2 JPH038477 Y2 JP H038477Y2
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holder
container
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brush
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は印刷。タイプその他の文字.図表の訂
正.修正等をするためのインキを充填した塗布具
に関するものである。
「従来の技術」 (イ) 従来市販品は図形.文字等の誤り.削除個所
を修正する場合、白色顔料.樹脂.水性または
油性の溶剤からなる白色インキを容器に充填
し、キツプ内部に容器内の底近くまで伸長した
杆体先端に刷子を設けた修正液塗布具がある
(第9図参照)。これを使用する場合、容器をよ
く振盪してインキ中の顔料の沈殿をなくし、必
要量の白色インキを刷子に付着させて修正個所
に塗布するのである。以下、この容器の形式を
刷子式という。
(ロ) もう一つ従来市販品で、ホルダー内部にバネ
が配設され、弁杆の先端塗布部がホルダー先部
から突出した筆記具様容器で、該容器に白色イ
ンキが充填されているものがある(第10図参
照)。これを使用する場合、容器をよく振盪し
てインキ中の顔料の沈殿をなくし、キヤツプを
のぞいて弁杆の先端塗布部を修正個所または他
所にプツシユすると白色インキがホルダー先部
から流出してくるので適時プツシユして塗布す
るのである。以下、この容器の形式をプツシユ
式という。
「考案が解決しようとする問題点」 (イ)の刷子式のものは、修正個所が比較的広い場
合、刷子に付着した白色インキを修正個所に広く
伸ばして平滑な塗布膜が得られるので好都合であ
るが、インキの溶剤の沸点があまり低すぎると塗
布中に刷子が硬化して平滑な塗布膜が得られ難く
溶剤の沸点を選択する必要がある。また、修正個
所がせまい場合、インキの付着量の加減が、塗布
等の修正作業に熟練を要する。一方(ロ)のプツシユ
式のものは、小さい文字.図表等の修正個所がせ
まい場合、また、刷子式のような塗布形式でない
ので、沸点が比較的低い溶剤も使用できるので修
正作業を速やかにするとき等都合がよい、および
容器が筆記具様なので携帯に便利であるが、修正
個所が広い場合、修正作業に時間を要し、かつ、
修正作業に熟練を要するという欠点がある。
本考案は、上記の従来の不便さを解決するため
に(イ).(ロ)両者の長所を発揮すべく合理的な構成に
よつてこの不便さを解消したものである。
即ち、第1図に示す如くその要部は、塗布杆2
の上端の中央の小空室3cに弁杆4の後部を同一
軸線上に遊嵌挿し、そのフランジ部3aを刷子式
とプツシユ式塗布具とではさんで一体化.結合し
て、コンパクトにし、両端に塗布部を形成した修
正液の塗布具である。それは携帯しやすく、必要
に応じてどちら側の塗布部でも使用でき、修正作
業を簡便ならしめるためのものである。
「考案の構成」 以下に、本考案の構成を実施例でもつて説明す
る。第1図は本考案の1実施例である。塗布杆2
の下端には塗布用刷子1があり、塗布杆2もフラ
ンジ部3a、小空室3cのある基部3も耐溶剤性
のプラスチツク材で作られ、フランジ部3aには
インキ流通孔3bが1個または複数個設けられ、
中央に弁杆4の後部が遊嵌挿されて上下するため
の小空室3cを有する。該フランジ部3aはホル
ダー6と容器7の開口縁7aとにはさまれて嵌
着、支持されているので容器7中のインキ漏れを
防ぐためのパツキング作用効果を有する。ホルダ
ー6と容器7とは分離.自由であるために嵌着.
嵌合および螺合形式のいずれでも選択される。容
器7には白色の顔料インキ10とインキ中の顔料
の沈殿を防ぐための撹拌球9が1個または複数個
装填されている。他方、弁杆4の先端塗布部4c
は、バネ5を付勢してホルダー先部6bより突出
し、弁杆4の先部4aはホルダー6の内側6cに
バネ5によつて密接されて、不使用時白色インキ
はホルダー6の先部6bより流出しない。バネ5
は先部が弁杆4の前部で、後端はフランジ部3a
上で支持されている。8はキヤツプである。弁杆
4の後部は小空室3c中に同一軸線上に遊嵌され
て、フランジ部3aはホルダー嵌合凹部6aに嵌
着.支持されてホルダー6と容器7との間にはさ
まれて嵌着されている。フランジ部3aをはさん
で上方がプツシユ式で、下方が刷子式の塗布具で
コンパクトにした両端に塗布部を有する修正液の
塗布具である。
次に第1図実施例の使用状態をその作用効果と
共に第3図および第4図でもつて説明する。
第3図は第1図実施例下方の刷子式塗布具の使
用状態を示す。
まず、使用前に容器7を充分振盪して、インキ
中の顔料の沈殿をなくした後、容器7からキヤツ
プ付ホルダー6を離脱し、インキを刷子1に必要
量付着させて修正個所Aに塗布するのである。な
お、この際塗布杆2はフランジ部3aがホルダー
嵌合凹部6aに嵌着.支持されている。
次に第4図は第1図実施例上方のプツシユ式塗
布具の使用状態である。
まず、使用前に容器7を充分振盪して、インキ
中の顔料の沈殿をなくした後、キヤツプ8をはず
し、修正個所Aまたは他の面に弁杆先端4cをプ
ツシユすると、弁杆4はバネ5に抗して小空室3
cの奥に移動し、弁杆先部4aとホルダー内側6
cとの密接が解かれて、インキ10は、インキ流
通孔3bを経て、弁杆先端4cに流出してくるの
で、プツシユを調整してインキ10を修正個所A
に塗布するのである。
「考案の効果」 以上のように、本考案は公知の刷子式とプツシ
ユ式塗布具とを合理的な構成、即ち第1図に示す
如くその要部は、塗布杆2の上端の中央の小空室
3cに弁杆4の後部を同一軸線上に遊嵌挿されフ
ランジ部3aをはさんで刷子式とプツシユ式の塗
布具とを結合し、コンパクトにしたので携帯しや
すく、必要に応じてどちら側の塗布具でも使用で
き、修正作業を簡便にできるという多大の効果を
有する。
次に本考案の他の実施例を図面等5図以下でも
つて説明する。
第5図は、第1図のフランジ部3aを傘状に
し、ホルダー6を二重に設計変更したもので、該
傘状フランジ部3aをホルダーの内層6dと嵌
合.結合し支持したものである。
第7図は、第5図の刷子式塗布具の、第8図
は、第5図のプツシユ式塗布具の使用状態を示
す。作用効果は前記第3図および第4図に対応す
るものである。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案による修正液の塗布具を示すも
ので、第1図は第1の実施例の縦断面図、第2図
は、第1図のX−X線におけるフランジ部の前部
の断面図、第3図は、第1図の下方刷子式塗布具
の使用状態を示す縦断面図、第4図は、第1図の
上方プツシユ式塗布具の使用状態を示す縦断面
図、第5図は、第2の実施例の縦断面図、第6図
は、第5図のX−X線におけるフランジ部の上面
図、第7図は、第5図の下方刷子式塗布具の使用
状態を示す縦断面図、第8図は、第5図の上方プ
ツシユ式塗布具の使用状態を示す縦断面図であ
る。第9図は、公知の刷子式塗布具の縦断面図、
第10図は、公知のプツシユ式修正液塗布具の縦
断面図である。 1……塗布用刷子、2……塗布杆、3……基
部、3a……フランジ部、3b……インキ流通
孔、3c……小空室、4……弁杆、4a……弁杆
先部、4c……先端塗布部、5……バネ、6……
ホルダー、6a……ホルダー嵌合凹部、6b……
ホルダー先部、6c……ホルダー内側、7……容
器、8……キヤツプ、9……撹拌球、10……白
色インキ、6d……ホルダー内層、A……修正個
所、7a……容器7の開口縁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 塗布杆2は、下端に塗布用刷子1を有し、上
    部の基部3にフランジ部3aとインキ流通孔3
    bと中央に小空室3cとから成り、前記フラン
    ジ部3aは容器7の開口縁7aとホルダー6と
    にはさまれ嵌着、支持され、弁杆4の後部は前
    記小空室3cに同一軸線上に遊嵌挿され、該弁
    杆4の先端塗布部4cはバネ5を付勢してホル
    ダー先部6bより突出してなる修正液の塗布
    具。 2 フランジ部3aをホルダー6の凹部6aに嵌
    着、支持した実用新案登録請求の範囲第1項の
    修正液の塗布具。
JP14142784U 1984-09-18 1984-09-18 Expired JPH038477Y2 (ja)

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JPS6156087U JPS6156087U (ja) 1986-04-15
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