JPH09299471A - 車両用芳香剤収納容器 - Google Patents
車両用芳香剤収納容器Info
- Publication number
- JPH09299471A JPH09299471A JP8148328A JP14832896A JPH09299471A JP H09299471 A JPH09299471 A JP H09299471A JP 8148328 A JP8148328 A JP 8148328A JP 14832896 A JP14832896 A JP 14832896A JP H09299471 A JPH09299471 A JP H09299471A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fragrance
- bellows
- aromatic agent
- hole
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Passenger Equipment (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な操作で芳香気体を吐出させることがで
きる車両用芳香剤収納容器を提供する。 【解決手段】 芳香剤収納部30の前部に蛇腹部20を
設けると共に、この蛇腹部よりも後方部分の外周部に、
車室内の表面部材に形成された取付け穴の縁部に係合す
る係合プレート15を形成し、蛇腹部20に芳香剤収納
部30を外気に連通させる孔22を形成した。
きる車両用芳香剤収納容器を提供する。 【解決手段】 芳香剤収納部30の前部に蛇腹部20を
設けると共に、この蛇腹部よりも後方部分の外周部に、
車室内の表面部材に形成された取付け穴の縁部に係合す
る係合プレート15を形成し、蛇腹部20に芳香剤収納
部30を外気に連通させる孔22を形成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車室内へ内蔵させ
得る車両用芳香剤収納容器に関するものである。
得る車両用芳香剤収納容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】実開平6−79611号公報によれば、
空気の吹出し口からの吹出し方向を調節するバレルの複
数のブレードを上部に供給口を有する容器として構成
し、それらの供給口には開閉可能なカバー蓋を装着した
車両用芳香剤収納容器が周知となっている。
空気の吹出し口からの吹出し方向を調節するバレルの複
数のブレードを上部に供給口を有する容器として構成
し、それらの供給口には開閉可能なカバー蓋を装着した
車両用芳香剤収納容器が周知となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これにより、芳香剤容
器が転落や落下の恐れがなくなるが、芳香剤を使用する
場合、バレルを回動させて蓋を開放させる必要があり、
操作が必ずしも簡単でない。
器が転落や落下の恐れがなくなるが、芳香剤を使用する
場合、バレルを回動させて蓋を開放させる必要があり、
操作が必ずしも簡単でない。
【0004】本発明は、このような点に鑑みて、簡単な
操作で芳香気体を吐出させることができる車両用芳香剤
収納容器を提供することを目的とする。
操作で芳香気体を吐出させることができる車両用芳香剤
収納容器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、この目的を達
成するために、請求項1により、芳香剤収納部の前部に
蛇腹部を設けると共に、この蛇腹部よりも後方部分の外
周部に、車室内の表面部材に形成された取付け穴の縁部
に係合する係合部を形成し、蛇腹部に芳香剤収納部を外
気に連通させる孔を形成したことを特徴とする。
成するために、請求項1により、芳香剤収納部の前部に
蛇腹部を設けると共に、この蛇腹部よりも後方部分の外
周部に、車室内の表面部材に形成された取付け穴の縁部
に係合する係合部を形成し、蛇腹部に芳香剤収納部を外
気に連通させる孔を形成したことを特徴とする。
【0006】芳香剤収納容器は、係合部で車室内のイン
ストルメントパネル、コンソールボックス、ドアパネル
等の表面部材に形成された取付け穴の縁部に係合して装
着される。表面部材よりも前方へ突出した蛇腹部の正面
を押すと、芳香剤収納部の内圧が上昇し、蛇腹部の孔か
ら芳香気体が吐出される。
ストルメントパネル、コンソールボックス、ドアパネル
等の表面部材に形成された取付け穴の縁部に係合して装
着される。表面部材よりも前方へ突出した蛇腹部の正面
を押すと、芳香剤収納部の内圧が上昇し、蛇腹部の孔か
ら芳香気体が吐出される。
【0007】
【発明の実施の形態】図1及び図2を基に本発明の一実
施形態による車両用芳香剤収納容器を説明する。9は自
動車のインストルメントパネル1の正面の取付け穴1a
に装着する芳香剤収納容器であり、内周面にねじ山11
aが形成された筒部11が直交方向へ貫通するように突
設された基板10と、ねじ山11aに螺合するねじ山2
1が後端部外周面に形成された蛇腹部20と、ねじ山1
1aに螺合するねじ山31aが外周面に形成された筒部
31を上部に前方へ突設させた芳香剤収納部30とを備
えている。
施形態による車両用芳香剤収納容器を説明する。9は自
動車のインストルメントパネル1の正面の取付け穴1a
に装着する芳香剤収納容器であり、内周面にねじ山11
aが形成された筒部11が直交方向へ貫通するように突
設された基板10と、ねじ山11aに螺合するねじ山2
1が後端部外周面に形成された蛇腹部20と、ねじ山1
1aに螺合するねじ山31aが外周面に形成された筒部
31を上部に前方へ突設させた芳香剤収納部30とを備
えている。
【0008】筒部31は、芳香剤5の収納空間を形成す
るように、芳香剤収納部30の上部に突設され、その底
面33は筒部11よりも下方へ変位している。蛇腹部2
0の正面には、芳香剤収納部30を外気に連通させるよ
うに、例えば直径2mmの孔22と、押圧操作用の凹部
23が形成されている。基板10の背面における筒部1
1の上下2個所に、取付け穴1aの縁部に係合する溝1
6が表面に形成された係合プレート15が直交方向へ突
設されている。この係合プレートの先端部及び溝16間
には、前方へ上昇して下降する山形のガイド面15a、
15bが形成されている。
るように、芳香剤収納部30の上部に突設され、その底
面33は筒部11よりも下方へ変位している。蛇腹部2
0の正面には、芳香剤収納部30を外気に連通させるよ
うに、例えば直径2mmの孔22と、押圧操作用の凹部
23が形成されている。基板10の背面における筒部1
1の上下2個所に、取付け穴1aの縁部に係合する溝1
6が表面に形成された係合プレート15が直交方向へ突
設されている。この係合プレートの先端部及び溝16間
には、前方へ上昇して下降する山形のガイド面15a、
15bが形成されている。
【0009】取付け穴1aの形状は、芳香剤収納部30
を前方へ取り出せる方形状に設定され、下側の係合プレ
ート15は、底面33よりも僅かに下方位置を占めてい
る。筒部11の内周面の下側には、芳香剤収納部30か
らの芳香剤5の飛び出しを防止する障壁プレート13が
途中位置まで突設されている。25は、芳香剤収納容器
9を取り出すための把手である。
を前方へ取り出せる方形状に設定され、下側の係合プレ
ート15は、底面33よりも僅かに下方位置を占めてい
る。筒部11の内周面の下側には、芳香剤収納部30か
らの芳香剤5の飛び出しを防止する障壁プレート13が
途中位置まで突設されている。25は、芳香剤収納容器
9を取り出すための把手である。
【0010】使用に際しては、基板10に、蛇腹部20
と、芳香剤5を収納した芳香剤収納部30とをねじ込
み、取付け穴1aの縁部にガイド面15aを当てて係合
プレート15を内側に撓ませ、その溝16を係合させ
る。
と、芳香剤5を収納した芳香剤収納部30とをねじ込
み、取付け穴1aの縁部にガイド面15aを当てて係合
プレート15を内側に撓ませ、その溝16を係合させ
る。
【0011】通常は芳香はほとんど無いが、凹部23を
押圧すると、芳香剤収納部30の内圧が上昇して、芳香
気体が孔22から吐出され、その押圧操作の回数により
吐出量が制御される。通常は孔22が小さいためほとん
ど芳香は感知されない。押圧操作時に、基板10が取付
け穴1aの周辺面に圧接することにより、芳香剤収納容
器9が取付け穴1aから外れることはない。芳香剤収納
容器9を取り外す場合には、ガイド面15bに沿って係
合プレート15を撓ませ、そのまま前方へ取り出す。
押圧すると、芳香剤収納部30の内圧が上昇して、芳香
気体が孔22から吐出され、その押圧操作の回数により
吐出量が制御される。通常は孔22が小さいためほとん
ど芳香は感知されない。押圧操作時に、基板10が取付
け穴1aの周辺面に圧接することにより、芳香剤収納容
器9が取付け穴1aから外れることはない。芳香剤収納
容器9を取り外す場合には、ガイド面15bに沿って係
合プレート15を撓ませ、そのまま前方へ取り出す。
【0012】尚、前述の芳香剤収納容器9は、車室内の
その他の部位の水平面或は傾斜した表面部材に取付ける
ことも可能である。さらに、芳香剤収納容器は、前述の
組立可能な3部品で構成することなく、全体を一体に形
成したり、芳香剤収納部のみを着脱自在に形成すること
も考えられる。
その他の部位の水平面或は傾斜した表面部材に取付ける
ことも可能である。さらに、芳香剤収納容器は、前述の
組立可能な3部品で構成することなく、全体を一体に形
成したり、芳香剤収納部のみを着脱自在に形成すること
も考えられる。
【0013】
【発明の効果】請求項1の本発明によれば、芳香剤収納
容器が車室内へ内蔵されると共に、芳香を吐出させたい
場合には、単に蛇腹部を圧縮操作するだけで吐出可能と
なり、随時適量の芳香が蛇腹部の押圧操作で得られる。
容器が車室内へ内蔵されると共に、芳香を吐出させたい
場合には、単に蛇腹部を圧縮操作するだけで吐出可能と
なり、随時適量の芳香が蛇腹部の押圧操作で得られる。
【0014】請求項2の発明によれば、基板と、蛇腹部
と、芳香剤収納部との3部分又は芳香剤収納部と残り部
分との2部分を別に成形することにより、製造が容易に
なる。また、芳香剤収納部が着脱自在であることによ
り、芳香剤の補充も容易である。係合プレートにより取
付け穴の縁部に容易に係合させることができる。
と、芳香剤収納部との3部分又は芳香剤収納部と残り部
分との2部分を別に成形することにより、製造が容易に
なる。また、芳香剤収納部が着脱自在であることによ
り、芳香剤の補充も容易である。係合プレートにより取
付け穴の縁部に容易に係合させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による車両用芳香剤収納容
器の斜視図である。
器の斜視図である。
【図2】同芳香剤収納容器の取付け状態での断面図であ
る。
る。
1a 取付け穴 10 基板 11 筒部 16 溝 20 蛇腹部 22 孔 30 芳香剤収納部
Claims (2)
- 【請求項1】 芳香剤収納部の前部に蛇腹部を設けると
共に、この蛇腹部よりも後方部分の外周部に、車室内の
表面部材に形成された取付け穴の縁部に係合する係合部
を形成し、前記蛇腹部に前記芳香剤収納部を外気に連通
させる孔を形成したことを特徴とする車両用芳香剤収納
容器。 - 【請求項2】 周面にねじ山が形成された筒部が貫通状
態で突設された基板と、前記ねじ山に螺合するねじ山が
後端部周面に形成された蛇腹部と、前記ねじ山に螺合す
るねじ山が前端部周面に形成された芳香剤収納部とを備
えると共に、 前記蛇腹部の正面に、前記芳香剤収納部を外気に連通さ
せる孔を形成し、 前記基板の背面における前記筒部の少なくとも両側2個
所に、車室内の表面部材に形成された取付け穴の縁部に
係合する溝が表面に形成された係合プレートを直交方向
へ突設し、 前記筒部の内周面の下側に、前記芳香剤収納部からの芳
香剤の飛び出しを防止する障壁プレートを途中位置まで
突設したことを特徴とする車両用芳香剤収納容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8148328A JPH09299471A (ja) | 1996-05-17 | 1996-05-17 | 車両用芳香剤収納容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8148328A JPH09299471A (ja) | 1996-05-17 | 1996-05-17 | 車両用芳香剤収納容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09299471A true JPH09299471A (ja) | 1997-11-25 |
Family
ID=15450327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8148328A Pending JPH09299471A (ja) | 1996-05-17 | 1996-05-17 | 車両用芳香剤収納容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09299471A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2358140A (en) * | 2000-01-17 | 2001-07-18 | Aroma Company | Fragrance dispensing device |
-
1996
- 1996-05-17 JP JP8148328A patent/JPH09299471A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2358140A (en) * | 2000-01-17 | 2001-07-18 | Aroma Company | Fragrance dispensing device |
JP2003520087A (ja) * | 2000-01-17 | 2003-07-02 | ザ アロマ カンパニー (ヨーロッパ) リミテッド | 芳香噴霧装置 |
GB2358140B (en) * | 2000-01-17 | 2003-11-05 | Aroma Company | Fragrance dispensing device |
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