JPH09298631A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH09298631A
JPH09298631A JP8135993A JP13599396A JPH09298631A JP H09298631 A JPH09298631 A JP H09298631A JP 8135993 A JP8135993 A JP 8135993A JP 13599396 A JP13599396 A JP 13599396A JP H09298631 A JPH09298631 A JP H09298631A
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JP
Japan
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JP8135993A
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Inventor
Kenji Imaizumi
健治 今泉
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易で低コストなシステムで両面読み取可能
なファクシミリ装置を提供する。 【解決手段】 異なった読み取り開始位置にある2個の
ラインセンサー1a,1bで原稿14の表面と裏面を各
々読み取る。両面の読み取りビデオデータを1ライン交
互にAD変換し、AD変換したデータを表面と裏面とで
ラインを切り替えてデジタル画像処理する。読み取り開
始位置の早い原稿面のラインデータと読み取り開始位置
の遅い原稿面のラインデータを有効ライン・無効ライン
に関わらず表裏データを1ライン交互にバッファメモリ
に蓄積する。バッファメモリに一定ライン数以上の有効
データが蓄積された場合には、原稿表面・裏面別に有効
ラインのみをデータ圧縮を開始する。圧縮データを表ペ
ージ領域と裏ページ領域に分けてメモリ蓄積し、蓄積し
たデータを復号化した後に受信装置に応じた圧縮方式に
再度符号化して送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装
置、より詳細には、ファクシミリの原稿読み取り装置に
関し、例えば、ディジタル復写機、イメージスキャナ装
置、電子ファイル装置等にも応用可能なものである。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置においては、両
面原稿を読み取って送信しようとする場合は、一方の原
稿面の読み取り・送信操作を行った後、原稿をひっくり
返して、もう一方の原稿の読み取り・送信操作を行う
か、または、両面原稿を片面づつコピーした後、このコ
ピーを片面づつ読み取らせて送信する必要が有った。ま
た、両面同時読み取り方式についてもいくつか報告され
ている(特開昭61−208959号公報、特開平1−
284166号公報、特開平3−3564号公報)が、
読み取りデータ前処理部を両面別々に装備する必要があ
り、また、原稿片面については読み取りデータを一旦ペ
ージメモリに蓄積しなければならなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のファクシミリ装
置においては、前述のように、両面原稿を読み取って送
信しようとする場合は、一方の原稿面の読み取り・送信
操作を行った後、原稿をひっくり返して、もう一方の原
稿の読み取り・送信操作を行うか、または、両面原稿を
片面づつコピーした後、このコピーを片面づつ読み取ら
せて送信する必要が有った。いずれの場合も、操作の手
間がかかり、かつ、紙資源の無駄も発生するという欠点
がある。
【0004】また、両面同時読み取り方式についてもい
くつか報告されているが、AD変換を含めた読み取りデ
ータの前処理部等を二重に装備する必要があり、また、
原稿片面については1ページ分の読み取りデータを一旦
ページメモリに蓄積しなければならず、回路資源・メモ
リ資源の無駄が生じていた。
【0005】請求項1及び2の発明は、上述のごとき従
来技術の欠点を解決するためのもので、簡易で低コスト
なシステムで両面読み取可能なファクシミリ装置を提供
することを目的とするものである。
【0006】前記表面と裏面の読み取り開始位置は、セ
ンサ取り付け誤差や原稿搬送のたわみ等で、微妙に位置
ずれを起こす可能性が有った。
【0007】請求項3及び4の発明は、上述のごとき、
従来技術の欠点を解決するためのもので、コストをあげ
ることなく簡易な手法で両面読み取り開始位置関係を正
確に検出可能なファクシミリ装置を提供することを目的
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、原稿
の両面の画像を読み取って送信するファクシミリ装置に
おいて、異なった読み取り開始位置にある2個のライン
センサーで原稿表面と裏面を各々読み取る手段と、両面
の読み取り開始位置のずれに伴う原稿読み取りライン差
を設定する手段と、両面の読み取りビデオデータを1ラ
イン交互にAD変換する手段と、AD変換されたデータ
を表面と裏面とでラインを切り替えてデジタル画像処理
する手段と、読み取り開始位置の早い原稿面のラインデ
ータと読み取り開始位置の遅い原稿面のラインデータを
有効ライン・無効ラインに関わらず表裏データを1ライ
ン交互にバッファメモリに蓄積する手段と、前記バッフ
ァメモリに一定ライン数以上の有効データが蓄積された
場合には原稿表面・裏面別に有効ラインのみをデータ圧
縮を開始する手段と、前記圧縮データを表ページ領域と
裏ページ領域に分けてメモリ蓄積する手段と、前記メモ
リ蓄積したデータを復号化した後に受信装置に応じた圧
縮方式に再度符号化して送信する手段を有することを特
徴とし、もって、表原稿と裏原稿の読み取りアナログデ
ータを1つAD変換器や前処理回路で処理することを可
能とし、かつ、前処理後の画像データを片面用のページ
メモリに一旦蓄積することなく読み取り可能とし、簡易
なシステムでしかも低コストで両面読み取りファクシミ
リ装置を実現できるようにしたものである。
【0009】請求項2の発明は、原稿の両面の画像を読
み取って送信するファクシミリ装置において、異なった
読み取り開始位置にある2個のラインセンサーで原稿表
面と裏面を各々読み取る手段と、両面の読み取り開始位
置のずれに伴う原稿読み取りライン差を設定する手段
と、両面の読み取りビデオデータを1ライン交互にAD
変換する手段と、AD変換されたデータを表面と裏面と
でラインを切り替えてデジタル画像処理する手段と、読
み取り開始位置の早い原稿面のラインデータと読み取り
開始位置の遅い原稿面のラインデータを有効ライン・無
効ラインに関わらず表裏データを1ライン交互にバッフ
ァメモリに蓄積する手段と、前記バッファメモリに一定
ライン数以上の有効データが蓄積された場合には原稿表
面・裏面別に有効ライン・無効ラインに関わらずデータ
圧縮を開始する手段と、前記圧縮データを表ページ領域
と裏ページ領域に分けて有効ラインのみをメモリ蓄積す
る手段を有することを特徴とし、もって、表原稿と裏原
稿の読み取りアナログデータを1つAD変換器や前処理
回路で処理することを可能とし、かつ、前処理後の画像
データを片面用のページメモリに一旦蓄積することなく
読み取り可能とし、簡易なシステムでしかも低コストで
両面読み取りファクシミリ装置を実現できるようにした
ものである。
【0010】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、原稿表面と裏面の各々のラインセンサーで原稿の有
無を検出することで、表面と裏面のセンサー位置ずれを
検出する手段と、この検出結果をシステム内での表面と
裏面のライン数のずれ制御に使用することを特徴とし、
もって、請求項1の発明の効果に加えて、表面読み取り
と裏面読み取りの原稿先端をレインセンサーで読み取
り、正確な読み取り開始位置の検出を可能とし、読み取
り位置ずれを防止するようにしたものである。
【0011】請求項4の発明は、請求項2の発明におい
て、原稿表面と裏面の各々のラインセンサーで原稿の有
無を検出することで、表面と裏面のセンサー位置ずれを
検出する手段と、この検出結果をシステム内での表面と
裏面のライン数のずれ制御に使用することを特徴とし、
もって、請求項2の発明の効果に加えて、表面読み取り
と裏面読み取りの原稿先端をレインセンサーで読み取
り、正確な読み取り開始位置の検出を可能とし、読み取
り位置ずれを防止するようにしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明によるファクシミ
リ装置の一実施例を説明するための要部ブロック図で、
図1において、両面スキャナ部1は原稿両面を同時に読
み取ってそれぞれの面の画像データを出力し、プロッタ
部2は、受信画像またはコピー画像を記録する。操作表
示部3は、ファクシミリ装置を動作させる為の各種キー
操作を行うと共に、装置の動作状態をLCDやLED等
でオペレータに知らせる。原稿検知部4は、原稿の有り
無しを検知して、原稿有効期間の判定材料とする。符号
化復号化部5は、各種符号化方式により送信画像情報を
圧縮すると共に、受信した画像情報を再生する。通信制
御部6は、回線接続された対向のファクシミリ装置との
間で伝送制御のための各種手段順信号の送受信を行い、
通信手順を実行する。モデム7は、送信受信の画像情報
を変復調を行う。網制御部8は、電話回線が接続されて
おり、発着信号の制御を行う。画像メモリ部9は、メモ
リ送信する為に一時的に画像をページ単位で蓄積してお
く。システム制御部10は、前記各部を制御する為のC
PU、システムROM、システムRAMで構成されてい
る。
【0013】図2は、図1に示した両面スキャナ部1を
更に詳細に説明するための構成図で、表面イメージセン
サ1aは原稿表面の読み取りを行う。裏面イメージセン
サ1bは原稿裏面の読み取りを行う。アナログMPX
(1c)は、表面と裏面のビデオデータを1ライン交互
にミキシングして1本の信号を出力する。AD変換器1
dは、1本化されたビデオ信号を量子化する。画化処理
部1eは、シェーディング補正、MTF補正、ガンマ補
正、絵文字処理等の各種画像処理を行う。表ラインバッ
ファ1f、裏ラインバッファ1gは、画像処理を行うた
めの数ライン分の画像メモリである。バッファメモリ1
hは、ラインセンサの読み取り速度と符号化部1jの符
号化速度の緩衝バッファである。符号化部1jは、画像
処理後のデータを符号化してデータ圧縮する。画像メモ
リ1kは、メモリ送信する場合に画像情報をページ単位
に一時的に蓄積する。
【0014】図3は、図2に示した表面イメージセンサ
1aと裏面イメージセンサ1bの配置例を示す図で、図
示のように、表面イメージセンサ1aと裏面イメージセ
ンサ1bを読み取り位置をずらして、原稿14の両面に
配置する。原稿検知センサ13によって原稿読み取り開
始位置を認識することが可能となっており、原稿搬送方
向は右方向から左方向なので、先に表面から有効画像の
読み取りを開始する。
【0015】以下に、本発明の動作について説明する
が、最初に、図3を参照して、原稿の読み取り有効範囲
の検知の仕方について説明する。原稿がA地点まで搬送
されると、原稿検知センサ13によって原稿先端が検知
され、システム側は距離X1のB地点から、原稿表面を
先にして原稿裏面と1ライン交互に画像読み取りを開始
する。この時、裏面イメージセンサ1bから出力される
のはダミーデータである。原稿がC地点まで搬送されて
くると、原稿裏面のデータも有効になる。さらに、原稿
後端がA地点にくると、原稿検知センサ13によって原
稿14の後端が検知され、システム側はB地点から原稿
表面がダミーデータであることを認識する。さらに進ん
で、C地点にくると原稿裏面も有効期間が無くなり、読
み取り終了と判定する。
【0016】次に、図4を参照して、表面と裏面読み取
りデータのミキシングの方法について説明する。なお、
図4は、表面の読み取り開始の時点での様子を示してお
り、裏側はダミーラインを読み取っている。AD変換後
のデータはダミーラインも含んだ形で、《表ライン、裏
ライン、表ライン、裏ライン…》と交互に画像処理部に
入力される、画像処理部では表ラインと裏ラインを別の
ラインメモリで管理しながら、シェーディング補正やM
TF補正、ガンマ補正、絵文字処理等の各種画像処理を
行う。画像処理が終わると、入力時に、《表ライン、裏
ライン、表ライン、裏ライン…》と交互に出力する。画
像処理部から出力されたデータは、一端バッファメモリ
に蓄積される。この場合も、ダミーラインを含んだ形
で、《表ライン、裏ライン、表ライン、裏ライン…》と
交互に書く込みを行う。バッファメモリに所定のライン
数が蓄積されると、書き込み時の先頭ラインから順次、
《表ライン、裏ライン、表ライン、裏ライン…》と交互
にデータを読み出して、符号化部に転送する。符号化部
は、原稿表面、裏面共に、先に検知した原稿有効ライン
のみについてデータ圧縮を行う。圧縮データは、メモリ
送信時に使用する画像メモリを利用して、表面と裏面に
分割してメモリ蓄積を行う。メモリ蓄積後、通信制御部
の手順に従って、画情報の送信を行う。
【0017】図5はバッファメモリへの蓄積の様子を、
図6は画像メモリへの蓄積の様子をそれぞれに示す。こ
こで、表裏の有効ラインとダミーラインの組み合わせ
で、3つに分類する。すなわち、 ・領域I…表面有効+裏面ダミー(原稿先端B地点〜原
稿先端C地点) ・領域II…表面有効+裏面有効 (原稿先端C地点〜原
稿後端B地点) ・領域III…表面ダミー+裏面有効(原稿後端B地点〜
原稿後端C地点) 但し、ダミーラインは100ライン、有効ラインは90
0ラインとする。 ・表面有効ライン …La1〜La900 ・表面ダミーライン …Da1〜Da100 ・裏面ダミーライン …Db1〜Db100 ・裏面有効ライン …Lb1〜Lb900 バッファメモリについては、実際の動作では、指定メモ
リサイズ(通常数十〜数百ライン)の範囲内で、常に画
像の読み書きがおこなわれてデータが更新されていく。
【0018】以上のように、本発明によると、AD変換
部や画像処理部を1系統で実現している。また、両面読
み取り画像のうちの片面専用の画像メモリを使用するの
ではなく、メモリ送信用の画像メモリを表裏ページ分離
用に使用しているので、メモリ資源を有効に使用でき
る。すなわち、両面読み取りを実現したにも関わらず、
システム的には簡易にできている。また、請求項2の発
明のように、画像メモリに蓄積時にダミーラインを削除
しても同様に簡単に構成できる。さらに、請求項3,4
の発明のように、原稿の有無をイメージセンサで読み取
ることによって、原稿検知センサーを別個にもつ必要が
なくなる。この場合、イメージセンサは原稿よみとる手
前から読み取り開始する。原稿の背面板の濃度を通常原
稿に比べて暗くしておき、その読み取り濃度がある一定
レベル以上変化した時点で原稿読み取り開始と判断し、
再び、もとの読み取り濃度と同じレベルになった時点で
よみとり終了とする。
【0019】
【発明の効果】請求項1の発明は、原稿の両面の画像を
読み取って送信するファクシミリ装置において、異なっ
た読み取り開始位置にある2個のラインセンサーで原稿
表面と裏面を各々読み取る手段と、両面の読み取り開始
位置のずれに伴う原稿読み取りライン差を設定する手段
と、両面の読み取りビデオデータを1ライン交互にAD
変換する手段と、AD変換されたデータを表面と裏面と
でラインを切り替えてデジタル画像処理する手段と、読
み取り開始位置の早い原稿面のラインデータと読み取り
開始位置の遅い原稿面のラインデータを有効ライン・無
効ラインに関わらず表裏データを1ライン交互にバッフ
ァメモリに蓄積する手段と、前記バッファメモリに一定
ライン数以上の有効データが蓄積された場合には原稿表
面・裏面別に有効ラインのみをデータ圧縮を開始する手
段と、前記圧縮データを表ページ領域と裏ページ領域に
分けてメモリ蓄積する手段と、前記メモリ蓄積したデー
タを復号化した後に受信装置に応じた圧縮方式に再度符
号化して送信する手段を有することを特徴としたので、
表原稿と裏原稿の読み取りアナログデータを1つAD変
換器や前処理回路で処理することが可能となり、かつ、
前処理後の画像データを片面用のページメモリに一旦蓄
積することなく読み取りが可能となり、簡易なシステム
でしかも低コストで両面読み取りファクシミリ装置が実
現できる。
【0020】請求項2の発明は、原稿の両面の画像を読
み取って送信するファクシミリ装置において、異なった
読み取り開始位置にある2個のラインセンサーで原稿表
面と裏面を各々読み取る手段と、両面の読み取り開始位
置のずれに伴う原稿読み取りライン差を設定する手段
と、両面の読み取りビデオデータを1ライン交互にAD
変換する手段と、AD変換されたデータを表面と裏面と
でラインを切り替えてデジタル画像処理する手段と、読
み取り開始位置の早い原稿面のラインデータと読み取り
開始位置の遅い原稿面のラインデータを有効ライン・無
効ラインに関わらず表裏データを1ライン交互にバッフ
ァメモリに蓄積する手段と、前記バッファメモリに一定
ライン数以上の有効データが蓄積された場合には原稿表
面・裏面別に有効ライン・無効ラインに関わらずデータ
圧縮を開始する手段と、前記圧縮データを表ページ領域
と裏ページ領域に分けて有効ラインのみをメモリ蓄積す
る手段を有することを特徴とたので、表原稿と裏原稿の
読み取りアナログデータを1つAD変換器や前処理回路
で処理することが可能となり、かつ、前処理後の画像デ
ータを片面用のページメモリに一旦蓄積することなく読
み取りが可能となり、簡易なシステムでしかも低コスト
で両面読み取りファクシミリ装置が実現できる。
【0021】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、原稿表面と裏面の各々のラインセンサーで原稿の有
無を検出することで、表面と裏面のセンサー位置ずれを
検出する手段と、この検出結果をシステム内での表面と
裏面のライン数のずれ制御に使用することを特徴とした
ので、請求項1の発明の効果に加えて、表面読み取りと
裏面読み取りの原稿先端をレインセンサーで読み取り、
正確な読み取り開始位置の検出が可能となり、読み取り
位置ずれを防止することができる。
【0022】請求項4の発明は、請求項2の発明におい
て、原稿表面と裏面の各々のラインセンサーで原稿の有
無を検出することで、表面と裏面のセンサー位置ずれを
検出する手段と、この検出結果をシステム内での表面と
裏面のライン数のずれ制御に使用することを特徴とした
ので、請求項2の発明の効果に加えて、表面読み取りと
裏面読み取りの原稿先端をレインセンサーで読み取り、
正確な読み取り開始位置の検出が可能となり、読み取り
位置ずれを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるファクシミリ装置の一実施例を
説明するための要部ブロック図である。
【図2】 図1に示した両面スキャナ部1を詳細に説明
するための図である。
【図3】 図2に示した表面イメージセンサ1aと裏面
イメージセンサ1bの配置例を示す図である。
【図4】 表面読み取りデータと裏面読み取りデータの
ミキシング方法を説明するための図である。
【図5】 バッファメモリへの蓄積の様子を示す図であ
る。
【図6】 画像メモリへの蓄積の様子を示す図である。
【符号の説明】
1…両面スキャナ部、2…プロッタ部、3…操作表示
部、4…原稿検知、5…符号化復号化部、6…通信制御
部、7…モデム、8…網制御部、9…画像メモリ部、1
0…システム制御部、1a…表面イメージセンサ、1b
…裏面イメージセンサ、1c…アナログMPX、1d…
AD変換器、1e…画化処理部、1f…表ラインバッフ
ァ、2f…裏ラインバッファ、1h…バッファメモリ、
1j…緩衝バッファ、1k…画像メモリ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の両面の画像を読み取って送信する
    ファクシミリ装置において、異なった読み取り開始位置
    にある2個のラインセンサーで原稿表面と裏面を各々読
    み取る手段と、両面の読み取り開始位置のずれに伴う原
    稿読み取りライン差を設定する手段と、両面の読み取り
    ビデオデータを1ライン交互にAD変換する手段と、A
    D変換されたデータを表面と裏面とでラインを切り替え
    てデジタル画像処理する手段と、読み取り開始位置の早
    い原稿面のラインデータと読み取り開始位置の遅い原稿
    面のラインデータを有効ライン・無効ラインに関わらず
    表裏データを1ライン交互にバッファメモリに蓄積する
    手段と、前記バッファメモリに一定ライン数以上の有効
    データが蓄積された場合には原稿表面・裏面別に有効ラ
    インのみをデータ圧縮を開始する手段と、前記圧縮デー
    タを表ページ領域と裏ページ領域に分けてメモリ蓄積す
    る手段と、前記メモリ蓄積したデータを復号化した後に
    受信装置に応じた圧縮方式に再度符号化して送信する手
    段を有することを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 原稿の両面の画像を読み取って送信する
    ファクシミリ装置において、異なった読み取り開始位置
    にある2個のラインセンサーで原稿表面と裏面を各々読
    み取る手段と、両面の読み取り開始位置のずれに伴う原
    稿読み取りライン差を設定する手段と、両面の読み取り
    ビデオデータを1ライン交互にAD変換する手段と、A
    D変換されたデータを表面と裏面とでラインを切り替え
    てデジタル画像処理する手段と、読み取り開始位置の早
    い原稿面のラインデータと読み取り開始位置の遅い原稿
    面のラインデータを有効ライン・無効ラインに関わらず
    表裏データを1ライン交互にバッファメモリに蓄積する
    手段と、前記バッファメモリに一定ライン数以上の有効
    データが蓄積された場合には原稿表面・裏面別に有効ラ
    イン・無効ラインに関わらずデータ圧縮を開始する手段
    と、前記圧縮データを表ページ領域と裏ページ領域に分
    けて有効ラインのみをメモリ蓄積する手段を有すること
    を特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、原稿表面と裏面の各
    々のラインセンサーで原稿の有無を検出することで、表
    面と裏面のセンサー位置ずれを検出する手段と、この検
    出結果をシステム内での表面と裏面のライン数のずれ制
    御に使用することを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、原稿表面と裏面の各
    々のラインセンサーで原稿の有無を検出することで、表
    面と裏面のセンサー位置ずれを検出する手段と、この検
    出結果をシステム内での表面と裏面のライン数のずれ制
    御に使用することを特徴とするファクシミリ装置。
JP8135993A 1996-05-02 1996-05-02 ファクシミリ装置 Pending JPH09298631A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006140655A (ja) * 2004-11-11 2006-06-01 Ricoh Co Ltd 画像処理方法、プリンタドライバ、画像形成装置、画像処理装置及び画像形成システム
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JP2009005101A (ja) * 2007-06-21 2009-01-08 Murata Mach Ltd 画像読取装置、裏面読取ユニット及び画像形成装置

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