JPH09297957A - 磁気ディスク装置の省電力装置 - Google Patents
磁気ディスク装置の省電力装置Info
- Publication number
- JPH09297957A JPH09297957A JP11226696A JP11226696A JPH09297957A JP H09297957 A JPH09297957 A JP H09297957A JP 11226696 A JP11226696 A JP 11226696A JP 11226696 A JP11226696 A JP 11226696A JP H09297957 A JPH09297957 A JP H09297957A
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- Japan
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- magnetic disk
- host device
- power saving
- signal line
- disk device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 上位装置が稼働中でなく、外付け磁気ディス
ク装置のみに電源が供給されている状況でも、省電力モ
ードに移行できるようにする。 【解決手段】 磁気ディスク装置１と上位装置１０とは
インタフェース信号２で接続され、ＨＤＣ３に接続され
て、上位装置１０からの制御を受ける。信号線４は上位
装置１０が稼働中にないときはハイインピーダンス状態
になる。信号線４は電流監視手段５に入力され、信号線
４に流れる電流値をＭＰＵ６に出力する。ＭＰＵ６は電
流監視手段５からの電流値を随時取り入れて判断し、ハ
イインピーダンス状態に対応していると判断すると省電
力モードへ移行する。
ク装置のみに電源が供給されている状況でも、省電力モ
ードに移行できるようにする。 【解決手段】 磁気ディスク装置１と上位装置１０とは
インタフェース信号２で接続され、ＨＤＣ３に接続され
て、上位装置１０からの制御を受ける。信号線４は上位
装置１０が稼働中にないときはハイインピーダンス状態
になる。信号線４は電流監視手段５に入力され、信号線
４に流れる電流値をＭＰＵ６に出力する。ＭＰＵ６は電
流監視手段５からの電流値を随時取り入れて判断し、ハ
イインピーダンス状態に対応していると判断すると省電
力モードへ移行する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気ディスク装置の
省電力装置に関し、特にパーソナルコンピュータ等に使
用される外付け型磁気ディスク装置の省電力装置に関す
る。
省電力装置に関し、特にパーソナルコンピュータ等に使
用される外付け型磁気ディスク装置の省電力装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】パーソナルコンピュータが通信端末とし
て使用される機会が増してくると、常時電源が投入され
続けることになってきた。その結果、パーソナルコンピ
ュータあるいはその周辺装置の省電力化が重要視される
ようになった。
て使用される機会が増してくると、常時電源が投入され
続けることになってきた。その結果、パーソナルコンピ
ュータあるいはその周辺装置の省電力化が重要視される
ようになった。
【０００３】ＨＤＤ（ハードディスク装置）あるいはＦ
ＤＤ（フロッピディスク装置）等の磁気ディスク装置
は、大量のデータが記録できる特徴があるが、スピンド
ルモータがあることもあって消費電力が大きい。従っ
て、磁気ディスク装置の省電力モードはスピンドルモー
タを停止させることが主となる。
ＤＤ（フロッピディスク装置）等の磁気ディスク装置
は、大量のデータが記録できる特徴があるが、スピンド
ルモータがあることもあって消費電力が大きい。従っ
て、磁気ディスク装置の省電力モードはスピンドルモー
タを停止させることが主となる。
【０００４】しかし、ＨＤＤの場合はヘッドクラッシュ
のような重大事故が、スタート／ストップ時に発生し易
いので、特開平３−６２３７４号公報に記載されている
ように、磁気ヘッドを記録媒体の所定の位置に移動させ
るとともに、磁気ヘッドが所定の位置で浮上するのに必
要な最低の回転数で、スピンドルモータを回転させる特
別な省電力モードが提案されている。
のような重大事故が、スタート／ストップ時に発生し易
いので、特開平３−６２３７４号公報に記載されている
ように、磁気ヘッドを記録媒体の所定の位置に移動させ
るとともに、磁気ヘッドが所定の位置で浮上するのに必
要な最低の回転数で、スピンドルモータを回転させる特
別な省電力モードが提案されている。
【０００５】従来、特にパーソナルコンピュータに外付
けされる磁気ディスク装置については、磁気ディスク装
置に対するアクセスの状態を上位装置（例えばパーソナ
ルコンピュータ）が監視していて、あらかじめ設定され
た時間内にアクセスがないことを確認すると、省電力モ
ードへ移行させるコマンドを上位装置が磁気ディスク装
置へ出すことにより実現していた。この方法をＦＤＤに
適用する提案が特開昭６４−４９１６２号公報に、ＨＤ
Ｄに適用する提案が実開平２−１１５４４号公報に記載
されている。
けされる磁気ディスク装置については、磁気ディスク装
置に対するアクセスの状態を上位装置（例えばパーソナ
ルコンピュータ）が監視していて、あらかじめ設定され
た時間内にアクセスがないことを確認すると、省電力モ
ードへ移行させるコマンドを上位装置が磁気ディスク装
置へ出すことにより実現していた。この方法をＦＤＤに
適用する提案が特開昭６４−４９１６２号公報に、ＨＤ
Ｄに適用する提案が実開平２−１１５４４号公報に記載
されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来例の場合、
パーソナルコンピュータ等に多く使用されている外付け
型の磁気ディスク装置においては、上位装置を含むホス
トコンピュータと外付けの磁気ディスク装置とは、別々
に（ＡＣ）電源が供給されるので、磁気ディスク装置の
みに、電源が供給されているような状況が発生したとき
は、いつまでも磁気ディスク装置は省電力モードに移行
できないことになる。このような状況は、例えばパーソ
ナルコンピュータの使用を終了したとき、外付けの磁気
ディスク装置の電源の切り忘れによって、容易に起こり
得ることである。
パーソナルコンピュータ等に多く使用されている外付け
型の磁気ディスク装置においては、上位装置を含むホス
トコンピュータと外付けの磁気ディスク装置とは、別々
に（ＡＣ）電源が供給されるので、磁気ディスク装置の
みに、電源が供給されているような状況が発生したとき
は、いつまでも磁気ディスク装置は省電力モードに移行
できないことになる。このような状況は、例えばパーソ
ナルコンピュータの使用を終了したとき、外付けの磁気
ディスク装置の電源の切り忘れによって、容易に起こり
得ることである。
【０００７】本発明の目的は、磁気ディスク装置のみに
電源が供給されている状況でも、省電力モードに移行で
きる外付けの磁気ディスク装置を提供することである。
電源が供給されている状況でも、省電力モードに移行で
きる外付けの磁気ディスク装置を提供することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明による磁気ディス
クにデータ信号を記録し、あるいは再生する磁気ディス
クドライブを主体とする磁気ディスク装置の省電力装置
は、上位装置が稼働中でないことを検出する稼働検出手
段と、前記上位装置が稼働中でないときに前記磁気ディ
スクドライブを省電力モードに移行させるように制御す
る手段とを含むことを特徴とする。
クにデータ信号を記録し、あるいは再生する磁気ディス
クドライブを主体とする磁気ディスク装置の省電力装置
は、上位装置が稼働中でないことを検出する稼働検出手
段と、前記上位装置が稼働中でないときに前記磁気ディ
スクドライブを省電力モードに移行させるように制御す
る手段とを含むことを特徴とする。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明の作用は次の通りである。
上位装置からの信号線がハイインピーダンスになること
で、上位装置の電源が切断されたこと等による非稼働中
を検出し、磁気ディスク装置を省電力モードに移行させ
る。
上位装置からの信号線がハイインピーダンスになること
で、上位装置の電源が切断されたこと等による非稼働中
を検出し、磁気ディスク装置を省電力モードに移行させ
る。
【００１０】以下に、本発明の実施例について図面を参
照して説明する。
照して説明する。
【００１１】図１は本発明による磁気ディスク装置の実
施例の構成を示すブロック図である。
施例の構成を示すブロック図である。
【００１２】図１において、磁気ディスク装置１と上位
装置１０とはインタフェース信号２で接続されている。
インタフェース信号２は、磁気ディスク装置１内のハー
ドディスクコントローラ（ＨＤＣ）３に接続されて、上
位装置１０からの制御を受ける。インタフェースの種類
としては、ＳＣＳＩやＩＰＩ等が知られている。
装置１０とはインタフェース信号２で接続されている。
インタフェース信号２は、磁気ディスク装置１内のハー
ドディスクコントローラ（ＨＤＣ）３に接続されて、上
位装置１０からの制御を受ける。インタフェースの種類
としては、ＳＣＳＩやＩＰＩ等が知られている。
【００１３】インタフェース信号（群）２の内の信号線
４は、上位装置１０が稼働中（例えば電源が投入されて
いるとき）は常に出力される信号で、ハイレベルあるい
はローレベルに設定される。上位装置１０が、電源が投
入されていない等の理由で、稼働中にないときは、信号
線４はハイインピーダンス状態になる。
４は、上位装置１０が稼働中（例えば電源が投入されて
いるとき）は常に出力される信号で、ハイレベルあるい
はローレベルに設定される。上位装置１０が、電源が投
入されていない等の理由で、稼働中にないときは、信号
線４はハイインピーダンス状態になる。
【００１４】例えば信号線４の上位装置１０側の出力回
路は、図２の等価回路に示すようなＣＭＯＳインバータ
による出力回路であって、電源ＶCCとアースＧＮＤ間に
ＰチャネルＱ１とＮチャネルＱ２のＮＭＯＳＦＥＴが直
列に接続され、ＦＥＴＱ１及びＱ２のゲートは共通接続
されて入力（ＣＭＯＳＬＳＩの内部回路からの）とな
り、ＦＥＴＱ１及びＱ２の接続点から信号線４に出力さ
れる。
路は、図２の等価回路に示すようなＣＭＯＳインバータ
による出力回路であって、電源ＶCCとアースＧＮＤ間に
ＰチャネルＱ１とＮチャネルＱ２のＮＭＯＳＦＥＴが直
列に接続され、ＦＥＴＱ１及びＱ２のゲートは共通接続
されて入力（ＣＭＯＳＬＳＩの内部回路からの）とな
り、ＦＥＴＱ１及びＱ２の接続点から信号線４に出力さ
れる。
【００１５】電源ＶCC（ハイレベルとほぼ等しい）が印
加されているときは、入力がハイレベルであるとＦＥＴ
Ｑ１がオンとなり、Ｑ２はオフとなって信号線４はハイ
レベルとなる。入力がローレベルであるとＦＥＴＱ１は
オフとなり、Ｑ２がオンとなって信号線４はローレベル
となる。
加されているときは、入力がハイレベルであるとＦＥＴ
Ｑ１がオンとなり、Ｑ２はオフとなって信号線４はハイ
レベルとなる。入力がローレベルであるとＦＥＴＱ１は
オフとなり、Ｑ２がオンとなって信号線４はローレベル
となる。
【００１６】電源ＶCCが印加されない（例えば上位装置
１０の電源が投入されていない）と、ＦＥＴＱ１および
Ｑ２がともにオフとなって、信号線４はハイインピーダ
ンス状態となる。
１０の電源が投入されていない）と、ＦＥＴＱ１および
Ｑ２がともにオフとなって、信号線４はハイインピーダ
ンス状態となる。
【００１７】信号線４は電流監視手段５に入力され、信
号線４に流れる電流値をＭＰＵ（マイクロプロセサ）６
に出力する。電流監視手段５は、例えばオペレーショナ
ルアンプリファイアとＡ／Ｄ（アナログ／ディジタル）
変換器から構成されている。
号線４に流れる電流値をＭＰＵ（マイクロプロセサ）６
に出力する。電流監視手段５は、例えばオペレーショナ
ルアンプリファイアとＡ／Ｄ（アナログ／ディジタル）
変換器から構成されている。
【００１８】上位装置１０が稼働中は、信号線４にはハ
イレベルあるいはローレベルが設定されるので、電流監
視手段５はハイレベルあるいはローレベルに対応する電
流値をＭＰＵ６に出力する。ＭＰＵ６は電流監視手段５
からの電流値を随時取り入れて判断し、信号線４の状態
がハイレベルあるいはローレベルであると判断される間
は、省電力モードには移行しない。
イレベルあるいはローレベルが設定されるので、電流監
視手段５はハイレベルあるいはローレベルに対応する電
流値をＭＰＵ６に出力する。ＭＰＵ６は電流監視手段５
からの電流値を随時取り入れて判断し、信号線４の状態
がハイレベルあるいはローレベルであると判断される間
は、省電力モードには移行しない。
【００１９】しかし上位装置１０が、電源が投入されて
いない等の理由で稼働中にない場合は、信号線４は駆動
されない（駆動側の上位装置１０の電源が切られてい
る）ので、ハイレベルあるいはローレベルのいずれでも
ないハイインピーダンス状態となって、電源監視手段５
はハイレベルあるいはローレベルのいずれにも対応しな
い電流値をＭＰＵ６に出力する。
いない等の理由で稼働中にない場合は、信号線４は駆動
されない（駆動側の上位装置１０の電源が切られてい
る）ので、ハイレベルあるいはローレベルのいずれでも
ないハイインピーダンス状態となって、電源監視手段５
はハイレベルあるいはローレベルのいずれにも対応しな
い電流値をＭＰＵ６に出力する。
【００２０】ＭＰＵ６は電流監視手段５から得た電流値
が、ハイインピーダンス状態に対応していると判断する
と、スイッチ７が省電力モードへの移行を禁止していな
い場合は、例えばデータ情報を磁気ディスクに記録、あ
るいは磁気ディスクから再生する磁気ディスクドライブ
（ＨＤＡ）８に内蔵されているスピンドルモータ９の回
転を停止するなど、省電力モードへ移行する。
が、ハイインピーダンス状態に対応していると判断する
と、スイッチ７が省電力モードへの移行を禁止していな
い場合は、例えばデータ情報を磁気ディスクに記録、あ
るいは磁気ディスクから再生する磁気ディスクドライブ
（ＨＤＡ）８に内蔵されているスピンドルモータ９の回
転を停止するなど、省電力モードへ移行する。
【００２１】省電力モードへ移行した後、再び上位装置
１０が稼働を開始すると、信号線４はハイレベルあるい
はローレベルとなり、ＭＰＵ６は省電力モードを解除し
て、例えばスピンドルモータ９の回転を再開する。
１０が稼働を開始すると、信号線４はハイレベルあるい
はローレベルとなり、ＭＰＵ６は省電力モードを解除し
て、例えばスピンドルモータ９の回転を再開する。
【００２２】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、上位装置
が電源が投入されていない等の原因で稼働していない場
合も、磁気ディスク装置自体が上位装置が稼働中にない
ことを検出して省電力モードに移行し、無駄な電力の消
費を押さえられる効果がある。
が電源が投入されていない等の原因で稼働していない場
合も、磁気ディスク装置自体が上位装置が稼働中にない
ことを検出して省電力モードに移行し、無駄な電力の消
費を押さえられる効果がある。
【図１】本発明の実施例のブロック図である。
【図２】ＣＭＯＳ出力回路の等価回路図である。
１ 磁気ディスク装置 ２ インタフェース信号 ３ ハードディスク装置（ＨＤＣ） ４ 信号線 ５ 電流監視手段 ６ マイクロプロセサ（ＭＰＵ） ７ スイッチ ８ 磁気ディスクドライブ（ＨＤＡ） ９ スピンドルモータ １０ 上位装置
Claims (3)
- 【請求項１】 磁気ディスクにデータ信号を記録し、あ
るいは再生する磁気ディスクドライブを主体とする磁気
ディスク装置の省電力装置であって、上位装置が稼働中
でないことを検出する稼働検出手段と、前記上位装置が
稼働中でないときに前記磁気ディスクドライブを省電力
モードに移行させるように制御する手段とを含むことを
特徴とする磁気ディスク装置の省電力装置。 - 【請求項２】 前記稼働検出手段は、前記上位装置から
の信号線がハイインピーダンス状態にあることを検出す
るようにしたことを特徴とする請求項１記載の磁気ディ
スク装置の省電力装置。 - 【請求項３】 前記信号線のハイインピーダンス状態
は、ＣＭＯＳインバータ出力回路により生成されるよう
になっていることを特徴とする請求項２記載の磁気ディ
スク装置の省電力装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11226696A JPH09297957A (ja) | 1996-05-07 | 1996-05-07 | 磁気ディスク装置の省電力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11226696A JPH09297957A (ja) | 1996-05-07 | 1996-05-07 | 磁気ディスク装置の省電力装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09297957A true JPH09297957A (ja) | 1997-11-18 |
Family
ID=14582410
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11226696A Withdrawn JPH09297957A (ja) | 1996-05-07 | 1996-05-07 | 磁気ディスク装置の省電力装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09297957A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6624962B1 (en) | 1999-04-12 | 2003-09-23 | Fujitsu Limited | Storage device and method in which write/read fault errors are not generated when mode is switched from power save mode or migration mode to ordinary mode |
-
1996
- 1996-05-07 JP JP11226696A patent/JPH09297957A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6624962B1 (en) | 1999-04-12 | 2003-09-23 | Fujitsu Limited | Storage device and method in which write/read fault errors are not generated when mode is switched from power save mode or migration mode to ordinary mode |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030805 |