JPH09296805A - 加振機用液圧シリンダ - Google Patents

加振機用液圧シリンダ

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JPH09296805A
JPH09296805A JP11254796A JP11254796A JPH09296805A JP H09296805 A JPH09296805 A JP H09296805A JP 11254796 A JP11254796 A JP 11254796A JP 11254796 A JP11254796 A JP 11254796A JP H09296805 A JPH09296805 A JP H09296805A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston rod
hydraulic cylinder
servo valve
cylinder
hydraulic
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP11254796A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Takeno
市朗 竹野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP11254796A priority Critical patent/JPH09296805A/ja
Publication of JPH09296805A publication Critical patent/JPH09296805A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動台駆動用等に用いられる加振機用液圧シ
リンダにおいて、ラビリンスシールからの作動液の漏れ
を補充して、ピストンロッドの動きを発生させるサーボ
弁の切り替わり時にピストンロッドの動きをスムーズに
する。 【解決手段】 ピストンロッド6の位置を指示する指令
信号20とピストンロッド6の位置を示すフィードバッ
ク信号20とを入力して制御信号17を出すコントロー
ラ16からの信号17でサーボ弁11を制御し、同サー
ボ弁11により液圧シリンダ5の給排ポートa,bを経
て作動液の流れを変えることによってピストンロッド6
に往復運動が与えられ、かつ、ピストンロッド6との間
にラビリンスシール(高圧シール)13が設けられてい
る加振機用液圧シリンダ5において、前記液圧シリンダ
5の給排ポートa,bが絞り弁23,24を介して油圧
ポンプ10に接続され、ラビリンスシール13からの作
動液の漏れ量を補充するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は振動台駆動用等に用
いられる加振機用液圧シリンダに関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の振動台と加振機の説明図
である。加振機本体1と振動台2は軸継ぎ手3で接続さ
れている。振動台2にはスムーズに動くような車輪等の
支持装置4が具備されている。加振機本体1のシリンダ
5の内部にはピストンロッド6が往復動自由に挿入され
ている。ピストンロッド6のシリンダ5の内部に挿入さ
れた部分にはピストン7が取付けられていて、シリンダ
5の内部はピストン7で左室8と右室9に仕切られてい
る。左室8と右室9にはそれぞれサーボ弁11に接続さ
れた給排ポートa,bが設けられており、油圧ポンプ1
0で発生した高圧の作動油がサーボ弁11の切換で左室
8に入ると共に右室9の作動油がタンク12に抜ける
と、ピストン7とピストンロッド6は右方に動き、その
逆では左方に動く。
【0003】加振機本体1では、以上のピストン7とピ
ストンロッド6の左右の動きがいかにスムーズに切り替
わるかが重要であり、シリンダの両端のシールの低摩擦
化が図られている。このために、シリンダ5の前記左室
8と右室9の外側の部分には、ピストンロッド6に接す
る高圧シール13が設けられ、この高圧シール13には
ラビリンスシールが用いられ、少量の漏れが許容されて
いる。14はシリンダ5の高圧シール13の外側の部分
に設けられピストンロッド6を支持する軸受け、15は
流体の外部への漏れを防ぐと共に外部のゴミの内部への
侵入を防止するために、シリンダ5の軸受14と外側に
ピストンロッド6に接するように設けられたダストシー
ルを兼ねた低圧シールである。前記軸受14と低圧シー
ル15の間のシリンダ5の部分に設けられたポートcは
高圧シール13からの漏れを回収するドレーンポートで
ある。
【0004】前記サーボ弁11はコントローラ16の出
力信号17で作動し、コントローラ16にはピストンロ
ッド6の動きを感知する変位センサー18からのフィー
ドバック信号19とピストンロッドの位置を指示する指
令信号20が入力されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
型式の高圧シールは摩擦力が少なく、ピストンロッドは
ある程度スムーズに往復動するが、高圧シールとピスト
ンロッドとの間の隙間からの作動油の漏れのために、サ
ーボ弁が閉じてもその漏れの分ピストンロッドの慣性で
ピストンロッドは若干大きめに動くことになる。この結
果、ピストンロッドの動きにガタが生じる。このために
サーボ弁の切り替わり時点で動きにガタが生じてスムー
ズに動きが得られない。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みて提案され
たもので、サーボ弁が切り替わる時点でピストンロッド
の動きのガタを無くして、違和感のないよりスムーズな
動きをする加振機用液圧シリンダを提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、ピス
トンロッドの位置を指示する指令信号と前記ピストンロ
ッドの位置を示すフィードバック信号とを入力して制御
信号を出すコントローラからの信号でサーボ弁を制御
し、同サーボ弁により液圧シリンダの給排ポートを経て
作動液の流れ方向を変えることによってピストンロッド
に往復運動が与えられ、かつ、前記ピストンロッドとの
間にラビリンスシールが設けられている加振機用液圧シ
リンダにおいて、前記液圧シリンダの給排ポートが絞り
弁を介して油圧ポンプに接続されていることを特徴とす
る。
【0008】本発明は以上の構成を具えているので、ラ
ビンスシールからの作動液の漏れ量を補充するように同
ラビリンスシールからの漏れの分又はこれよりやや少な
い量の作動液が絞り弁を経て油圧ポンプから別途常時供
給されることになる。従って、サーボ弁が切り替わり途
中の作動液の流れが停止する時点で、ラビリンスシール
からの作動油の漏れによってピストンロッドが動くこと
が軽減され、ピストンロッドの往復動のガタが少なくな
りよりスムーズな動きが得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を、図1に
よって説明する。本実施の形態は、図2に示す従来の装
置を以下説明するように改良したものであり、図1にお
いて図2におけると同一の部分については同一の符号を
付し、その説明を省略する。
【0010】即ち、本実施の形態は、サーボ弁11に接
続された給排ポートa,bには、油圧ポンプ10からの
配管21,22が絞り弁23,24を介して接続されて
おり、油圧ポンプ10からの高圧油が配管23,24を
通り絞り弁23,24を経て常時供給されるようになっ
ている。この高圧油の供給量は、ラビリンスシールであ
る高圧シール13からの漏れ量とほぼ等しいか、又はこ
れよりやや少なくなるように絞り弁23,24で調整さ
れている。なお、絞り弁23,24を可変絞りとするこ
ともできる。
【0011】以上のように構成された本実施の形態で
は、図2に示す従来の装置におけると同様に、ピストン
ロッド6の位置を指示する指令信号20とピストンロッ
ド6の位置を示すフィードバック信号19とが入力され
るコントローラ16からの出力信号17によってサーボ
弁11が作動し、前記したようにピストンロッド6は左
右に往復動を行なう。シリンダ5の左室8と右室9に設
けられた給排ポートa,bには、絞り弁23,24を経
て常時油圧ポンプ10から高圧シール13からの漏れ量
に等しいか、又はこれよりやや少ない量の高圧油が常時
供給されているので、サーボ弁11が切り替わる途中で
左室8と右室9への作動油の流れが停止する時点におい
て高圧シール13からの作動油の漏れ分によってピスト
ンロッド6が動くことが軽減されることになり、ピスト
ンロッド6の往復動のガタを少なくしてよりスムーズな
ピストンロッド6の動きを実現することができる。
【0012】
【発明の効果】本発明は、特許請求の範囲に記載された
構成を有しているので、サーボ弁の切り替わり途中で作
動油の流れが停止する時点においてラビンスシールから
の漏れを補充するように、油圧ポンプから絞り弁を経て
作動油が供給されるので、ピストンロッドの慣性による
ガタが少なくなり、違和感のないスムーズな作動を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の断面説明図である。
【図2】従来の振動台と加振機の断面説明図である。
【符号の説明】
1 加振機 2 振動台 3 軸継ぎ手 4 支持装置 5 シリンダ 6 ピストンロッド 7 ピストン 8 左室 9 右室 10 油圧ポンプ 11 サーボ弁 12 タンク 13 高圧シール 14 軸受け 15 低圧シール 16 コントローラ 17 出力信号 18 変位センサー 19 フィードバック信号 20 指令信号 21 配管 22 配管 23 絞り 24 絞り a,b 給排ポート c ドレーンポート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピストンロッドの位置を指示する指令信
    号と前記ピストンロッドの位置を示すフィードバック信
    号とを入力して制御信号を出すコントローラからの信号
    でサーボ弁を制御し、同サーボ弁により液圧シリンダの
    給排ポートを経て作動液の流れ方向を変えることによっ
    てピストンロッドに往復運動が与えられ、かつ、前記ピ
    ストンロッドとの間にラビリンスシールが設けられてい
    る加振機用液圧シリンダにおいて、前記液圧シリンダの
    給排ポートが絞り弁を介して油圧ポンプに接続されてい
    ることを特徴とする加振機用液圧シリンダ。
JP11254796A 1996-05-07 1996-05-07 加振機用液圧シリンダ Withdrawn JPH09296805A (ja)

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JP11254796A JPH09296805A (ja) 1996-05-07 1996-05-07 加振機用液圧シリンダ

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JPH09296805A true JPH09296805A (ja) 1997-11-18

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ID=14589397

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003021107A (ja) * 2001-07-09 2003-01-24 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd サーボバルブのノズルフラッパ機構
CN100458185C (zh) * 2007-05-14 2009-02-04 宁波华液机器制造有限公司 随动液压伺服油缸
CN105443343A (zh) * 2015-12-29 2016-03-30 米顿罗工业设备(上海)有限公司 一种双作用液压计量泵液力端
CN107907426A (zh) * 2017-12-29 2018-04-13 中国科学院武汉岩土力学研究所 激振器及动静态三轴试验系统
CN109115439A (zh) * 2018-08-15 2019-01-01 武汉智明力强光电系统有限公司 一种高频激振装置及控制系统

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Effective date: 20030805