JP5237662B2 - 往復動圧縮機の容量調整装置及びこれを用いた容量調整方法 - Google Patents
往復動圧縮機の容量調整装置及びこれを用いた容量調整方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5237662B2 JP5237662B2 JP2008078431A JP2008078431A JP5237662B2 JP 5237662 B2 JP5237662 B2 JP 5237662B2 JP 2008078431 A JP2008078431 A JP 2008078431A JP 2008078431 A JP2008078431 A JP 2008078431A JP 5237662 B2 JP5237662 B2 JP 5237662B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic fluid
- capacity
- reciprocating compressor
- piston
- clearance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
Description
及びこれを用いた容量調整方法において、容量調整しないときの前記圧縮機の処理量を低下させることなく、かつ脈動緩衝装置の不要な往復動圧縮機の容量調整装置及びこれを用いた容量調整方法を提供することにある。
制御信号[A]:前記液体シリンダの押出側の圧力を増大させる様に、前記作動液ユ
ニットの作動液ポンプの回転方向或いは方向切換弁の流路方向を指
令すると共に、このポンプの回転数を変化させる制御信号
制御信号[B]:前記液体シリンダの押出側の圧力を減少させる様に、前記作動液ユ
ニットの作動液ポンプの回転方向或いは方向切換弁の流路方向を指
令すると共に、このポンプの回転数を変化させる制御信号
制御信号[C]:前記作動液ポンプを停止トルクを保持して停止させる、或いは前記
液体シリンダの押出側の圧力を保持する制御信号
更に、このクリアランスピストン13は、液体シリンダ23の軸心方向に摺動可能に収納された動力ピストン24と、ピストンロッド25を介して連結されている。符号30は、このピストンロッド25が貫通する前記液体シリンダ23のハウジング開孔部から、作動液が漏れるのを防止するためのシール部材である。
本発明の実施の形態1に係る往復動圧縮機の容量調整方法は、前記制御器29が下記の如く制御指令し、前記作動液ユニット20または20aから供給される作動液を、押出側給液口23aもしくは引込側給液口23bから前記液体シリンダ23内に導入して、この作動液の圧力を動力ピストン24に負荷することによって、クリアランスポケット11内のクリアランスピストン13を前後何れかに移動させ、前記クリアランスポケット11内の調整室12の容量、ひいては往復動圧縮機1の圧縮室1aの容量を調整するのである。
11:クリアランスポケット, 11a:連通孔, 11b:隔壁,
12:調整室, 12a:背面側のクリアランスポケット,
13:クリアランスピストン, 13a:ガス通路,
20,20a,20b,20c,20d:作動液ユニット,
21,31,35:作動液ポンプ,
21a:第1吐出口, 21b:第2吐出口,
22:作動液タンク,
23:液体シリンダ, 23a:押出側給液口, 23b:引込側給液口,
24:動力ピストン, 25:ピストンロッド,
26,27:連通流路, 26a,27a:仕切り弁,
26d,27d:
28:ロッド位置センサ, 29:制御器, 30:シール部材,
32:第1バイパス流路, 33:絞り機構, 34:第2バイパス流路,
36:3位置方向切換弁
Claims (8)
- 往復動圧縮機の圧縮室に連通するクリアランスポケットの調整室容量を、所定の範囲内に調整可能な往復動圧縮機の容量調整装置において、
前記クリアランスポケット内に、このポケット軸心方向に摺動可能に収納されたクリアランスピストンと、
動力ピストンが軸心方向に摺動可能に収納された液体シリンダと、
前記クリアランスピストンと動力ピストンとを連結するピストンロッドと、
前記液体シリンダに加圧された作動液を供給して、前記動力ピストンに圧力を負荷する作動液ポンプ、及び前記液体シリンダの押出側給液口と引込側給液口とを前記作動液ポンプの吐出口に連通する連通流路を備えた作動液ユニットと、
前記往復動圧縮機のプロセス条件を入力信号として、前記プロセスを所定状態に遷移または維持させるため、前記作動液ポンプの回転数を制御する制御器とを備え、
前記作動液ポンプが、正逆何れも回転可能でかつ回転数可変な両回転ポンプであって、回転軸の停止トルク保持機能を有してなり、
当該制御器から出力される出力信号を基に、前記作動液ユニットから供給される作動液の圧力を、前記液体シリンダ内の動力ピストンに負荷することによって、クリアランスポケット内のクリアランスピストンを移動させ、前記クリアランスポケット内の調整室容量を調整することを特徴とする往復動圧縮機の容量調整装置。 - 往復動圧縮機の圧縮室に連通するクリアランスポケットの調整室容量を、所定の範囲内に調整可能な往復動圧縮機の容量調整装置において、
前記クリアランスポケット内に、このポケット軸心方向に摺動可能に収納されたクリアランスピストンと、
動力ピストンが軸心方向に摺動可能に収納された液体シリンダと、
前記クリアランスピストンと動力ピストンとを連結するピストンロッドと、
前記液体シリンダに加圧された作動液を供給して、前記動力ピストンに圧力を負荷する作動液ポンプ、及び前記液体シリンダの押出側給液口と引込側給液口とを前記作動液ポンプの吐出口に連通する連通流路を備えた作動液ユニットと、
前記往復動圧縮機のプロセス条件を入力信号として、前記プロセスを所定状態に遷移または維持させるため、前記作動液ポンプの回転数を制御する制御器とを備え、
前記連通流路同士が、第1バイパス流路によって連通されると共に、この第1バイパス流路に差圧を発生させるための絞り機構が介設されてなり、
当該制御器から出力される出力信号を基に、前記作動液ユニットから供給される作動液の圧力を、前記液体シリンダ内の動力ピストンに負荷することによって、クリアランスポケット内のクリアランスピストンを移動させ、前記クリアランスポケット内の調整室容量を調整することを特徴とする往復動圧縮機の容量調整装置。 - 往復動圧縮機の圧縮室に連通するクリアランスポケットの調整室容量を、所定の範囲内に調整可能な往復動圧縮機の容量調整装置において、
前記クリアランスポケット内に、このポケット軸心方向に摺動可能に収納されたクリアランスピストンと、
動力ピストンが軸心方向に摺動可能に収納された液体シリンダと、
前記クリアランスピストンと動力ピストンとを連結するピストンロッドと、
前記液体シリンダに加圧された作動液を供給して、前記動力ピストンに圧力を負荷する作動液ポンプ、及び前記液体シリンダの押出側給液口と引込側給液口とを前記作動液ポンプの吐出口に連通する連通流路を備えた作動液ユニットと、
前記往復動圧縮機のプロセス条件を入力信号として、前記プロセスを所定状態に遷移または維持させるため、前記作動液ポンプの回転数を制御する制御器とを備え、
前記作動液ユニットが作動液タンクを備え、前記液体シリンダの押出側に連通された連通流路と前記作動液タンクとが第2バイパス流路によって連通されると共に、この第2バイパス流路に差圧を発生させるための絞り機構が介設されてなり、
当該制御器から出力される出力信号を基に、前記作動液ユニットから供給される作動液の圧力を、前記液体シリンダ内の動力ピストンに負荷することによって、クリアランスポケット内のクリアランスピストンを移動させ、前記クリアランスポケット内の調整室容量を調整することを特徴とする往復動圧縮機の容量調整装置。 - 前記作動液ユニットを構成する連通流路に、夫々仕切弁が介設されたことを特徴とする請求項1乃至3のうちの何れか一つの項に記載された往復動圧縮機の容量調整装置。
- 前記クリアランスポケットのクリアランスピストン背面側を密閉すると共に、このピストン背面側と往復動圧縮機の吸込側または吐出側とを連通するための連通手段が備えられたことを特徴とする請求項1乃至4のうちの何れか一つの項に記載された往復動圧縮機の容量調整装置。
- 前記クリアランスピストンに、このピストンの背面側と調整室側とを連通する小径のガス通路が備えられたことを特徴とする請求項1乃至4のうちの何れか一つの項に記載された往復動圧縮機の容量調整装置。
- 請求項1乃至6のうちの何れか一つの項に記載された往復動圧縮機の容量調整装置を用いた容量調整方法において、前記制御器に、往復動圧縮機のプロセス条件信号と、ロッド位置センサにより検知されたピストンロッドの軸心方向の位置信号が入力され、前記ピストンロッドの位置が、前記液体シリンダの押出し限界及び引込み限界付近にない時、前記往復動圧縮機の吐出ガス容量が、プロセスに要求されるガス容量より小さければ制御信号[A]を、大きければ制御信号[B]を、要求されるガス容量の範囲内であれば制御信号[C]を前記制御器が出力して、前記往復動圧縮機の容量調整を行うことを特徴とする往復動圧縮機の容量調整方法。
ここで、
制御信号[A]:前記液体シリンダの押出側の圧力を増大させる様に、前記作動液ユ
ニットの作動液ポンプの回転方向或いは方向切換弁の流路方向を指
令すると共に、このポンプの回転数を変化させる制御信号
制御信号[B]:前記液体シリンダの押出側の圧力を減少させる様に、前記作動液ユ
ニットの作動液ポンプの回転方向或いは方向切換弁の流路方向を指
令すると共に、このポンプの回転数を変化させる制御信号
制御信号[C]:前記作動液ポンプを停止トルクを保持して停止させる、或いは前記
液体シリンダの押出側の圧力を保持する制御信号 - 請求項7に記載された往復動圧縮機の容量調整方法において、前記往復動圧縮機の下流圧力が、プロセスに要求される圧力より大きければ前記制御信号[A]を、小さければ前記制御信号[B]を、要求される下流圧力の範囲内であれば前記制御信号[C]を前記制御器が出力して、前記往復動圧縮機の容量調整を行うことを特徴とする往復動圧縮機の容量調整方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008078431A JP5237662B2 (ja) | 2008-03-25 | 2008-03-25 | 往復動圧縮機の容量調整装置及びこれを用いた容量調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008078431A JP5237662B2 (ja) | 2008-03-25 | 2008-03-25 | 往復動圧縮機の容量調整装置及びこれを用いた容量調整方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009228648A JP2009228648A (ja) | 2009-10-08 |
JP5237662B2 true JP5237662B2 (ja) | 2013-07-17 |
Family
ID=41244307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008078431A Expired - Fee Related JP5237662B2 (ja) | 2008-03-25 | 2008-03-25 | 往復動圧縮機の容量調整装置及びこれを用いた容量調整方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5237662B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106286247A (zh) * | 2015-06-01 | 2017-01-04 | 康茨(上海)压缩机技术服务有限公司 | 一种天然气压缩机电控直驱余隙调节方法与ePocket装置 |
CN105570112B (zh) * | 2016-01-11 | 2017-06-13 | 武汉理工大学 | 天然气集气增压机的工况优化方法及气量调节控制系统 |
CN107084125B (zh) * | 2017-01-24 | 2020-01-03 | 青岛海尔智能技术研发有限公司 | 直线压缩机的气缸容积调节方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01124391U (ja) * | 1988-02-16 | 1989-08-24 | ||
JPH1182314A (ja) * | 1997-09-01 | 1999-03-26 | Japan Steel Works Ltd:The | 容積型往復動圧縮機の容量調節装置 |
-
2008
- 2008-03-25 JP JP2008078431A patent/JP5237662B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009228648A (ja) | 2009-10-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5805217B2 (ja) | 油圧閉回路の駆動装置 | |
JP5214450B2 (ja) | 圧力補償を増補した液圧システム | |
US9677579B2 (en) | Actuator unit | |
JP5237662B2 (ja) | 往復動圧縮機の容量調整装置及びこれを用いた容量調整方法 | |
CN1818382A (zh) | 闭式电液控制系统 | |
WO2010058632A1 (ja) | 油圧アクチュエータ及び油圧振動試験装置 | |
KR20130124432A (ko) | 하중 감압부를 포함하는 유압 제어장치 및 이를 위한 유압 밸브 블록 | |
KR20210020106A (ko) | 에어 실린더의 유체회로 | |
JP2003065302A (ja) | ダブルラック・ピニオン式ロータリアクチュエータ | |
US10794512B2 (en) | Electrically-driven flow rate control valve | |
JP5571350B2 (ja) | 液圧モータ駆動装置 | |
KR20090020591A (ko) | 왕복 운동 압축기의 흐름율의 연속적인 조절을 위한 장치 | |
US10150488B2 (en) | Actuator unit | |
JP4196145B2 (ja) | 圧縮・引張試験装置および出力調整装置 | |
JP2005036870A (ja) | 両回転形液圧ポンプ装置 | |
KR20170057743A (ko) | 압축기 제어 시스템 | |
JP6015440B2 (ja) | 材料試験機 | |
JPH1182314A (ja) | 容積型往復動圧縮機の容量調節装置 | |
JPH09296805A (ja) | 加振機用液圧シリンダ | |
JP6924526B1 (ja) | 液圧装置、液圧装置の制御方法、および液圧装置の制御プログラム | |
JP2023106145A (ja) | シリンダ駆動システムおよび振動試験装置 | |
JP4053546B2 (ja) | エアバランス装置 | |
WO2023059560A1 (en) | Constant flow regulator | |
JP6147021B2 (ja) | 流体圧ポンプ | |
CN117980596A (zh) | 恒流调节器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110204 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20110412 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20110412 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120720 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120731 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120920 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130326 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130329 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5237662 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160405 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |