JP5096066B2 - 振動テーブル装置 - Google Patents

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本発明は、地震などによる振動が構造物へ与える影響を調査する際に用いる振動テーブル装置に関し、より詳しくは、設定した振動目標値に極めて近い振動を発生できる空圧式の振動テーブル装置に関する。
空圧式の振動テーブル装置は、(例えば、特許文献1参照)のものがあって、この振動テーブル装置は、被試験体を固定するテーブルを空圧シリンダによって往復動させ、テーブル上に固定した被試験体に振動を与えている。
特許公開2005−3531号公報(第1〜7頁、第1〜4図)
上述の振動テーブル装置は、被試験体を固定したテーブルを空圧シリンダによって往復動させる際、設定した振動目標値と実際の振動との位相差を低減させるために、テーブルを往復動させる2台の空圧シリンダのそれぞれに圧縮コイルスプリングを内設していて、この圧縮コイルスプリングの付勢力により、テーブル駆動時に被試験体を固定したテーブルの動作方向が反転する際に生じる慣性を抑制し、空圧シリンダによる実際の振動が設定した振動目標値に近づくようにしている。
しかしながら、圧縮コイルスプリングの付勢力では、テーブル駆動時に被試験体を固定したテーブルの動作方向が反転する際に生じる慣性の抑制に限界があり、テーブルが緩やかに往復動する場合は被試験体を固定したテーブルの慣性を抑制できるが、急激な動きの場合は、被試験体を固定したテーブルの慣性が大となってテーブルの動作を制御しきれずテーブルが過振動状態に陥る場合があった。
すなわち、コイルスプリングによる慣性抑制は、テーブルの動作変位によって多少は変化するが殆ど一定であるので、被試験体の重量変化への対応はもちろんのこと、振動目標値の変化による抑制力の変化にも対応することはできない短所を有していた。
本発明は、テーブルを急激に往復動させた場合でも、圧縮コイルスプリングを用いることなく、空圧によりテーブルの動作方向が反転する際に生じる慣性を抑制できる振動テーブル装置を提供できるようにした。
上述した課題を解決するために、本発明に係る振動テーブル装置は、直線上を水平に往復動できるよう構成されたテーブルと、このテーブルを空圧によって往復動せしめる駆動装置と、この駆動装置に制御装置からの信号に基づき圧縮空気を供給する給気系装置で構成してなる振動テーブル装置であって、前記駆動装置に、前記テーブルが駆動された際にテーブルの駆動方向と反対方向に作用する空圧負荷システムを配設したものとしてある。
また前記駆動装置は、空圧シリンダをシリンダ軸方向に複数配設して構成され、またこれら空圧シリンダ内のピストンは、そのそれぞれが接続部材を介して接続されているとともに一方端に位置する空圧シリンダ内のピストンが接続部材を介して前記テーブルに接続され、かつこれら空圧シリンダの所望の空圧シリンダを前記空圧負荷用としたものとしてある。
さらに、前記駆動装置は、空圧シリンダをシリンダ軸方向に2基対向配設して構成され、また前方の空圧シリンダ内のピストンと後方の空圧シリンダ内のピストンが接続部材を介して接続されているとともに前方の空圧シリンダ内のピストンが接続部材を介して前記テーブルに接続され、かつこれら一方の空圧シリンダを前記空圧負荷用としたものとしてある。
また前記前方の空圧シリンダを複動式の空圧シリンダで構成して前記テーブルの駆動用とし、また前記後方の空圧シリンダを単動式の空圧シリンダで構成して前記空圧負荷用としたものとしてある。
さらに、前記駆動装置を2基設け、それぞれの駆動装置の駆動ロッドを前記テーブルの往復動方向に互いに駆動ロッドが対向するよう配設してこの駆動ロッドをテーブルに接続したものとしてある。
本発明の振動テーブル装置によれば、試験体に所定の周波数の振動を加えるためのテーブルを駆動する際にこのテーブルの駆動方向と反対方向に作用する空圧負荷を設けているので、テーブルの往復動において、テーブルの動作方向が反転する際に生じている慣性が、テーブルの駆動方向と反対方向に作用する空圧負荷によって抑制されるため、急激な振動を発生させて行う試験の際もテーブルの過振動が発生し難くなるとともに、このテーブルの駆動方向と反対方向に作用する空圧負荷によるダンピング効果により、駆動装置によって振動する実際のテーブルの振動と設定した振動目標値との位相差が小となって、駆動装置によって振動する実際のテーブルの振動を設定した振動目標値に近づけることができる。
したがって、振動テーブル装置を構成する上で、油圧式のように放熱設備の設置や油漏防止対策を必要とすることがないという多大なメリットを備える空圧式の振動テーブル装置の大きな欠点、すなわちテーブルに急激な振動を発生させて行う試験の際にテーブルが過振動状態に陥り易いとい問題を、試験体に所定の周波数の振動を加えるためのテーブルを駆動する際にこのテーブルの駆動方向と反対方向に作用する空圧負荷を設けることによって解決することができる。
また、空圧負荷およびテーブル駆動用空圧を適宜に大とすることによって空圧系が高圧化されるので、したがって空圧負荷系およびテーブル駆動用空圧系が硬くなりテーブルが過振動状態に陥る共振点をより高くできる。
そして、本振動テーブル装置は、試験体に所定の周波数の振動を加えるテーブルの駆動とともに、このテーブルの往復動におけるテーブルの動作方向反転時に生じる慣性の抑制を可変自在な空圧によって行っているので、従来のような、テーブルの動作方向反転時に生じる慣性を圧縮コイルスプリングによって抑制するもののように、殆ど一定の振動条件にしか対応できないのではなく、幅広い振動(被試験体の重量及び周波数と振幅の変化のバリエーション)に対応する性能を備え、しかも取扱いが簡便で、低ランニングコストの経済性も兼ね備えるものとすることができる。
以下、本発明の振動テーブル装置を添付図面に示す具体例に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る振動テーブル装置の一例を示す概略構造図であり、本振動テーブル装置は、被試験体に所定の周波数の振動を加えるためのテーブルを空圧によって往復動させるものである。
図中の符号1は振動テーブル装置、2は被試験体に所定の周波数の振動を加えるためのテーブルで、このテーブル2はキャリッジ5を介してガイドレール4に支持されている。またガイドレール4とキャリッジ5には、例えばリニアベアリング(軌道型ボールベアリング)を用いて、テーブル2がガイドレール4に対して荷重およびモーメント負荷下でも極低摩擦で水平方向に往復動できるようになっている。
そして、テーブル2の駆動は、テーブル2の下面に形成されたセンターウエブ3の左右に配設された2基の駆動装置6、7のロッド6j、7jによって行われる。同図1中の符号6k、7kは、駆動装置6,7に有するロッド6j、7jとセンターウエブ3を接続するユニバーサルジョイントである。
これら駆動装置6、7は、センターウエブ3側に位置する前方の駆動用空圧シリンダ6a、7aと、後方に位置するダンピング用空圧シリンダ6e、7eによって構成され、前方に位置する駆動用空圧シリンダ6a、7aは複動式の空圧シリンダで、また、後方に位置するダンピング用空圧シリンダ6e、7eは、テーブル2が駆動用空圧シリンダ6a、7aによって駆動された際、テーブル2の駆動方向と反対方向に作用する空圧負荷用(ダンピング用)となる単動式の空圧シリンダである。
またロッド6j、7jは、駆動用空圧シリンダ6a、7aのピストン6b、7bおよびダンピング用空圧シリンダ6e、7eのピストン6f、7fと接続している。駆動装置6、7の動作は後述する。
そして、これら駆動装置6、7の駆動用空圧シリンダ6a、7a、ダンピング用空圧シリンダ6e、7eは、図では示していないが適宜の制御装置によってサーボ弁21、22が開閉制御されることにより、駆動用空圧シリンダ6a、7aがテーブル2を往復動させるとともにダンピング用空圧シリンダ6e、7eがテーブル2の空圧負荷用となるように動作する。
なお、図中の符号6g、7gは各ダンピング用空圧シリンダの前室、6h、7hは同後室をそれぞれ示している。
またサーボ弁21、22の開閉動作は任意に設定される周波数に対応し、そしてテーブル2のセンターウエブ3に配設した変位検出器24からの検出信号(フィードバック)に基づき、前記制御装置によってサーボ弁21、22の開閉制御が行われる。同図1中の符号24aは、テーブル2の往復動に伴う変位を検出するためのテーブル2のセンターウエブ3に接続された変位検出器24の検出用のロッドである。
また、前記周波数と往復移動量の設定を調整することによってテーブル2の往復動における速度と振幅を自在に変化させることができる。
そして、駆動装置6、7の駆動用空圧シリンダ6a、7a、ダンピング用空圧シリンダ6e、7eを駆動するために前記サーボ弁21、22に供給される圧縮空気は、図では示していないが適宜のコンプレッサーで発生させ、この圧縮空気を、空気供給管8の管路に配設しているエアフィルタ9、一次圧調圧弁10、供給圧調圧弁11、送気三方弁12、13、供給元圧ブースタ14、エアタンク15、分岐管16、供給圧ブースタ17、背圧ブースタ18、ダンピングブースタ19、20を介してサーボ弁21、22に供給している。
本振動テーブル装置の動作を図2〜図6によって具体的に説明する。図2〜図6の中で、空気供給管8の管路を太く表示した箇所は、コンプレッサーで発生させた圧縮空気が通過している箇所である。
図2では、コンプレッサーで発生させた圧縮空気を送気三方弁12、13までの送気経路を示す。
コンプレッサーが起動されると、コンプレッサーで発生した圧縮空気が空気供給管8に送気され、この圧縮空気がエアフィルタ9によって濾過されて一次圧調圧弁10、供給圧調圧弁11に送気されるとともにこれら調圧弁を通過して送気三方弁12、13に送気される。また、一次圧調圧弁10と供給圧調圧弁11は所定の空気圧にセットされる。
図3では、送気三方弁12、13まで送気された圧縮空気を、供給圧ブースタ17、背圧ブースタ18、ダンピングブースタ19、20の各ブースタへの送気経路を示す。
送気三方弁12、13まで送気された圧縮空気は、送気三方弁12を開くことによって供給元圧ブースタ14からエアタンク15に送気されかつエアフィルタ9によって濾過されて分岐管16に送気され、この分岐管16によって適宜に分岐されて供給圧ブースタ17、背圧ブースタ18、ダンピングブースタ19、20の各ブースタに送気される。
図4では、供給圧ブースタ17、背圧ブースタ18、ダンピングブースタ19、20、の各ブースタに送気された圧縮空気を、駆動装置6、7の駆動用空圧シリンダ6a、7a、ダンピング用空圧シリンダ6e、7eに送気し、駆動用空圧シリンダ6a、7a、ダンピング用空圧シリンダ6e、7eをスタンバイ状態、すなわち、テーブル2を往復動(振幅)のセンター位置に停止させるまでの送気経路を示す。
供給圧ブースタ17、背圧ブースタ18、ダンピングブースタ19、20の各ブースタまで送気された圧縮空気は、送気三方弁13を開くことによって供給圧ブースタ17、背圧ブースタ18に所定の圧縮空気が送気され、これに伴い供給圧ブースタ17、背圧ブースタ18が起動し、かつ制御装置によってサーボ弁21、22が中立位置に停止制御されることによって圧縮空気が各空圧シリンダに同時送気すなわち供給される。
そして、供給圧ブースタ17からの圧縮空気は、サーボ弁21、22を通過して駆動用空圧シリンダ6aの前室6cと後室6d、駆動用空圧シリンダ7aの前室7cと後室7dに供給され、かつ駆動用空圧シリンダ6a、7aの前室6c、7cに供給された圧縮空気は、さらにブースタ起動用として配管25、26を通ってダンピングブースタ19、20に同時送気され、これに伴いダンピングブースタ19、20が起動し、ダンピングブースタ19、20からの圧縮空気がダンピング用空圧シリンダ6e、7eの後室6h、7hに供給される。
また、背圧ブースタ18への圧縮空気(背圧)は、サーボ弁21、22に供給されてサーボ弁内に止まり、このサーボ弁内で開閉度を制御調整するスプール(ピストンロッド)に供給され、駆動摩擦の軽減による円滑にして精密な動きをスプールに齎しめる。
これにより、駆動用空圧シリンダ6a、7aおよびダンピング用空圧シリンダ6e、7eの空圧が均衡し、テーブル2が往復動範囲(振幅)のセンター位置に停止し、振動試験に際し振動テーブル装置1がスタンバイ状態となる。
そして振動試験が開始されると、前記制御装置により、サーボ弁21、22が任意に設定された周波数に対応するよう変位検出器24からの検出信号(フィードバック)に基づいてサーボ弁21、22の開閉制御が行われる。
図5は、テーブル2を左方向に移動させるための送気を示し、供給圧ブースタ17からの圧縮空気は、サーボ弁21、22によって駆動用空圧シリンダ6aの前室6cおよび駆動用空圧シリンダ7aの後室7dに供給され、かつ駆動用空圧シリンダ6aの前室6cに供給された圧縮空気は、さらにブースタ起動用としてダンピングブースタ19に送気され、これに伴いダンピングブースタ19が起動し、ダンピングブースタ19からの圧縮空気がダンピング用空圧シリンダ6eの後室6hに供給される。
したがって、駆動用空圧シリンダ6aの前室6cおよび駆動用空圧シリンダ7aの後室7dに供給された圧縮空気によって駆動用空圧シリンダ6a、7aのピストン6b、7bは左方向(矢印方向)に押され、これに伴いピストン6b、7bとロッド6j、7j、ジョイント6k、7kを介して接続するテーブル2も左方向(矢印方向)に押される。一方、ダンピング用空圧シリンダ6eの後室6hに供給された圧縮空気は、駆動用空圧シリンダ6a、7aのピストン6b、7bとともに左方向(矢印方向)に移動するダンピング用空圧シリンダ6eのピストン6fの空圧負荷となり、このピストン6fを右方向(矢印方向)に押し返すように作用する。すなわちテーブル2を停止させる方向に作用する。
また、駆動用空圧シリンダ6a、7aのピストン6b、7bの移動側となる駆動用空圧シリンダ6aの後室6d、駆動用空圧シリンダ7aの前室7cは開放され、これら後室6d、前室7c内の空気は、それぞれサーボ弁21、22、背圧ブースタ18、排気部23を通過して大気中に排気されることによって大気圧まで減圧されるとともに、ダンピング用空圧シリンダ6eの前室6g内の空気は、連通口6iから大気中に排出され減圧されることにより、テーブル2は設定された周波数値(速度)で設定変位(変位計値)まで、ダンピング用空圧シリンダ6eのピストン6fによってダンピング(空圧負荷)が掛かりつつ、駆動用空圧シリンダ6a、7aのピストン6b、7bによって自動的に移動される。
図6は、テーブル2を右方向に移動させるための送気を示し、供給圧ブースタ17からの圧縮空気は、サーボ弁21、22によって駆動用空圧シリンダ6aの後室6dおよび駆動用空圧シリンダ7aの前室7cに供給され、かつ駆動用空圧シリンダ7aの前室7cに供給された圧縮空気は、さらにブースタ起動用としてダンピングブースタ20に送気され、これに伴いダンピングブースタ20が起動し、ダンピングブースタ20からの圧縮空気がダンピング用空圧シリンダ7eの後室7hに供給される。
したがって、駆動用空圧シリンダ6aの後室6dおよび駆動用空圧シリンダ7aの前室7cに供給された圧縮空気によって駆動用空圧シリンダ6a、7aのピストン6b、7bは右方向(矢印方向)に押され、これに伴いピストン6b、7bとロッド6j、7j、ジョイント6k、7kを介して接続するテーブル2も右方向(矢印方向)に押される。一方、ダンピング用空圧シリンダ7eの後室7hに供給された圧縮空気は、駆動用空圧シリンダ6a、7aのピストン6b、7bとともに右方向(矢印方向)に移動するダンピング用空圧シリンダ7eのピストン7fの空圧負荷となり、このピストン7fを左方向(矢印方向)に押し返すように作用する。すなわちテーブル2を停止させる方向に作用する。
また、駆動用空圧シリンダ6a、7aのピストン6b、7bの移動側となる駆動用空圧シリンダ6aの前室6c、駆動用空圧シリンダ7aの後室7dは開放され、これら前室6c、後室7d内の空気は、それぞれサーボ弁21、22、背圧ブースタ18、排気部23を通過して大気中に排気されることによって大気圧まで減圧されるとともに、ダンピング用空圧シリンダ7eの前室7g内の空気は、連通口7iから大気中に排出され減圧されることにより、テーブル2は設定した周波数値(速度)で設定変位(変位計値)までダンピング用空圧シリンダ7eのピストン7fによってダンピング(空圧負荷)が掛かりつつ、駆動用空圧シリンダ6a、7aのピストン6b、7bによって自動的に移動される。
そして、図5、図6で説明した空圧制御が繰り返されて、テーブル2の往復動が持続される。
また本実施例では、テーブル2を往復動させるための駆動装置を、テーブル2のセンターウエブ3の左右に、ロッド6j、7jを対向させた状態で駆動装置6、7を2基配設し、テーブル2をこれら駆動装置6、7の両駆動用空圧シリンダ6a、7aで駆動するとともに、駆動装置6、7の一方のダンピング用空圧シリンダ6eまたは7eを空圧負荷用(ダンピング用)としているが、図では示していないが、これら前後に配設されている空圧シリンダへの空圧供給制御を変更することにより、すなわち前方に位置する複動式の空圧シリンダの前室をダンピング用とし、この空圧シリンダの後室と後方に位置する単動式の空圧シリンダの後室を駆動用にすることで、1基の駆動装置でも、ダンピング(空圧負荷)を掛けつつテーブル2を往復動させることが可能となる。
また、本実施例では、テーブル2を水平方向に往復動させているが、垂直方向や斜方向の振動にも応用する場合もある。
本発明に係る振動テーブル装置の一例を示す概略構造図。 振動テーブルの空圧駆動を示す図。 振動テーブルの空圧駆動を示す図。 振動テーブルの空圧駆動を示す図。 振動テーブルの空圧駆動を示す図。 振動テーブルの空圧駆動を示す図。
符号の説明
1 振動テーブル装置
2 テーブル
3 センターウエブ
4 ガイドレール
5 キャリッジ
6 駆動装置
6a 駆動用空圧シリンダ
6b ピストン
6c 前室
6d 後室
6e ダンピング用空圧シリンダ
6f ピストン
6g 前室
6h 後室
6i 連通口
6j ロッド
6k ユニバーサルジョイント
7 駆動装置
7a 駆動用空圧シリンダ
7b ピストン
7c 前室
7d 後室
7e ダンピング用空圧シリンダ
7f ピストン
7g 前室
7h 後室
7i 連通口
7j ロッド
7k ユニバーサルジョイント
8 空気供給管
9 エアフィルタ
10 一次圧調圧弁
11 供給圧調圧弁
12 送気三方弁
13 送気三方弁
14 供給元圧ブースタ
15 エアタンク
16 分岐管
17 供給圧ブースタ
18 背圧ブースタ
19 ダンピングブースタ
20 ダンピングブースタ
21 サーボ弁
22 サーボ弁
23 排気部
24 変位検出器
24a ロッド
25、26 配管

Claims (1)

  1. 直線上を水平に往復動できるよう構成されたテーブルと、
    このテーブルを空圧によって往復動せしめる駆動装置と、
    この駆動装置に制御装置からの信号に基づき圧縮空気を供給する給気系装置と
    を備えてなり、かつ、
    前記駆動装置に、前記テーブルが駆動された際にテーブルの駆動方向と反対方向に作用する空圧負荷システムを配設してなる振動テーブル装置であって、
    前記駆動装置は、空圧シリンダをシリンダ軸方向に2基対向配設して構成され、また前方の空圧シリンダ内のピストンと後方の空圧シリンダ内のピストンが接続部材を介して接続されているとともに前方の空圧シリンダ内のピストンが接続部材を介して前記テーブルに接続され、前記前方の空圧シリンダを複動式の空圧シリンダで構成して前記テーブルの駆動用とし、また前記後方の空圧シリンダを単動式の空圧シリンダで構成して前記空圧負荷用としてなる振動テーブル装置。
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