JPH09296013A - カチオン系重合体含有水性液の製造法 - Google Patents
カチオン系重合体含有水性液の製造法Info
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- JPH09296013A JPH09296013A JP33571796A JP33571796A JPH09296013A JP H09296013 A JPH09296013 A JP H09296013A JP 33571796 A JP33571796 A JP 33571796A JP 33571796 A JP33571796 A JP 33571796A JP H09296013 A JPH09296013 A JP H09296013A
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Abstract
の製品としてそのまま利用できるカチオン系水溶性高分
子の水性分散液を得る。 【解決手段】 一般式CH2 =CHNHCOR(式
中、Rは水素原子またはメチル基を表す。)で示される
N−ビニルカルボン酸アミドを含むモノマーを、ポリエ
チレングリコール及び/又はポリプロピレングリコール
の存在下、水性媒体中で重合し、得られた重合体を酸又
は塩基で変性することを特徴とするカチオン系重合体含
有水性液の製造法。
Description
有水性液の製造法に関する。詳しくは、N−ビニルカル
ボン酸アミドの重合体を変性することにより得られるビ
ニルアミン単位を含むカチオン系重合体(以下「ポリビ
ニルアミン」ということがある)を含有する水溶液又は
分散液に関する。
れるカチオン系重合体は、一般に高分子量で水溶性のも
のであり、その水溶液は数%濃度でも高い粘度を示し、
製造時、移送時、使用時などでの取り扱いが必ずしも容
易とはいえない。従って、その製法と製品形態について
は従来から各種の提案がなされている。製法のうち、重
合方法に関しては、例えば、水溶液重合が最も一般的で
あるが、該重合方法の場合、工業的な大量製造の際に、
製造効率の向上を目的として、モノマー濃度を数十重量
%程度まで高くするような場合には、重合反応液が極め
て高粘性となりゲル化しやすくなるので、その取り扱い
が難しくなる。その他の重合方法として、懸濁重合、乳
化重合等では、重合液の取扱いや移送などは比較的容易
であるが、一般に重合の際に多量の有機溶媒を用いるた
め、溶媒の回収設備、引火などの危険性への対策などで
コスト高になりやすいという問題がある。従って、総合
的に見れば、水系の重合で、かつ、重合液の取扱いが容
易な方法が最も理想的であると考えられる。
は、特に凝集剤の製品に関しては、現在、その多くは粉
末で供給され、使用する際に水に溶解させて用いる。し
かしながら、粉末の場合、溶解に時間がかかるという欠
点があり、特にママコと呼ばれる難溶性塊状物を含む場
合がある。この場合、粉末にフィーダー等を用いて少量
づつ水に加えるなど、特別の溶解設備が必要なる場合が
ある。粉末製品の他に、近年、W/Oタイプの乳化液に
した製品も見られる。このものは一般に溶液粘度が低く
取扱いが容易であり、かつ、使用時の水溶解性も良好で
ある。しかしながら、乳化液の分散用として一般に高沸
点炭化水素に代表される油成分を用いており、使用溶解
時に油水分離が必要となる。
理用の凝集剤、製紙工業における紙力増強剤、濾水性向
上剤や填料歩留向上剤などのカチオン系重合体の応用分
野に優れた効果を発揮するものであり、その将来性が期
待されている。ポリビニルアミンの製造法としては、例
えば、N−ビニルホルムアミドを重合してポリNービニ
ルホルムアミドを得、次いで、このポリNービニルホル
ムアミドを酸性又は塩基性条件下で変性することより、
該重合体中のホルミル基の少なくとも一部を加水分解し
て得る方法が知られている(特公昭63−9523な
ど)。また、ポリビニルアミンの諸物性を更に向上させ
るため、N−ビニルカルボン酸アミドとしてNービニル
ホルムアミド又はNービニルアセトアミドとともに、疎
水性モノマーである酢酸ビニル、アクリロニトリル、ア
クリル酸エステル等を共重合させ、この共重合ポリマー
中のホルミル基あるいはアセチル基の少なくとも一部を
変性加水分解した共重合体ポリビニルアミンも多く提案
されている(特開昭59−39399、特開昭62−7
4902、特開昭63−304、特開昭63−1060
9、特開平3−118804、特開平5−192153
など)。
なってその実用化が検討されているものであって、従来
型の4級アンモニウム基を有するカチオン系重合体と比
較して高い脱水性を示すなど凝集剤として優れた点が多
いが、その製法に関する知見はまだ十分ではなく、製品
としても粉末タイプのもの以外はあまり報告されていな
い。
チオン系水溶性重合体の製法、製品における問題はポリ
ビニルアミンにおいても共通しており、効率的な製造方
法、かつ、凝集剤などとしてより取扱いの容易な製品が
望まれる。また、N−ビニルカルボン酸アミドの重合体
の中には、共重合モノマーの種類や分子量などにより、
水性媒体中で重合した場合に重合体が析出し、沈殿物と
して回収されるものが多い。かかる水不溶性の重合体
は、水性媒体中で安定した分散状態に保持することが難
しいどころか、析出した重合体が合着し易い傾向があ
る。この合着が顕著である場合は、攪拌が不十分となり
重合反応に悪影響を与えるのみならず、次の変性工程に
おける加水分解反応が円滑に進行しないうえに、性能的
にも満足しうるポリビニルアミンが得られないという問
題が生じる。
に鑑み、N−ビニルカルボンを含むモノマーを水性媒体
中において重合させ、生成した重合体を変性することに
よりカチオン系重合体を得る際に、重合工程における生
成した重合体の合着を防止し、かつ、該重合体を変性し
た際の取扱い性を改善する方法につき鋭意検討を行っ
た。その結果、特定の化合物の存在下で重合及び変性を
行うことにより、重合体の著しい合着が抑制できること
を見出した。また、かかる方法により凝集剤などの各種
用途で直ぐに使用が可能なポリビニルアミン含有水性液
が得られることを見出し、本発明に到達した。
HNHCOR(式中、Rは水素原子またはメチル基を表
す。)で示されるN−ビニルカルボン酸アミドを含むモ
ノマーを、ポリエチレングリコール及び/ポリプロピレ
ングリコールの存在下、水性媒体中で重合し、得られた
重合体を酸又は塩基で変性することを特徴とするカチオ
ン系重合体含有水性液の製造法に存する。
本発明に用いられる一般式CH2 =CHNHCOR(式
中、Rは水素原子またはメチル基を表わす。)で示され
るN−ビニルカルボン酸アミドとしては、N−ビニルホ
ルムアミド及びN−ビニルアセトアミドが挙げられるが
N−ビニルカルボン酸アミド重合体の変性物を得る目的
のためには重合体の加水分解性のよいことからN−ビニ
ルホルムアミドが好ましい。重合モノマーは以上のN−
ビニルカルボン酸アミド単独でもよいが、最終製品の性
能改良、あるいは、取扱上、重合液中で重合物を析出、
沈殿させた方が好ましい点を考慮し、共重合モノマーと
してN−ビニルカルボン酸アミド以外のビニル化合物を
併用してもよい。
ド、メタアクリルアミド、アクリロニトリル、メタクリ
ロニトリル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、スチレ
ン、エチレン、プロピレン、N−ビニルピロリドン、メ
チルビニルエーテル,エチルビニルエーテル,イソプロ
ピルビニルエーテル,n−プロピルビニルエーテル,t
−ブチルビニルエーテル等の炭素数1〜4程度のアルキ
ル基を有するアルキルビニルエーテル、N−メチルアク
リルアミド,N−イソプロピルアミド,N,N−ジメチ
ルアクリルアミド等の炭素数1〜4程度のアルキル基で
置換されたN置換アルキルアクリルアミド又はN置換ア
ルキルメタアクリルアミド、メチルアクリレート,エチ
ルメタクリレート,プロピルアクリレート,ブチルアク
リレート,ヒドロキシエチルアクリレート,ヒドロキシ
エチルメタクリレート,ヒドロキシプロピルアクリレー
ト,ヒドロキシプロピルメタクリレート、ヒドロキシブ
チルアクリレート,ヒドロキシブチルメタクリレート,
2−メチルブチルアクリレート,3−メチルブチルアク
リレート,3−ペンチルアクリレート,ネオペンチルア
クリレート,2−メチルペンチルアクリレート,ヘキシ
ルアクリレート,シクロヘキシルアクリレート,2−エ
チルヘキシルアクリレート,フェニルアクリレート,ヘ
プチルアクリレート.ベンジルアクリレート,トリルア
クリレート,オクチルアクリレート,2−オクチルアク
リレート,ノニルアクリレート,オクチルメタクリレー
ト等の炭素数1〜20程度のエステル基を有するアクリ
ル酸エステル又はメタクリル酸エステルなどが例示され
る。
のようなビニル化合物(B)とを共重合する場合の
(A)と(B)の共重合モル比は、特に制限はなく、ま
た、ビニル化合物(B)の種類によりその最適範囲は変
動しうるが、生成した共重合体が水不溶性として沈殿重
合を行う場合には、通常95:5〜10:90、好まし
くは60:40〜40:60である。
ボン酸アミドを含むモノマーを水性媒体中において重合
させる。この重合は、モノマー水溶液として重合を行
い、生成した重合体は水溶性ないしは水不溶性である。
例えば、混合モノマーを水性媒体中で強攪拌下、ラジカ
ル重合開始剤を用いて重合させることができる。重合
は、重合液中の全モノマー量の濃度が、通常5〜50重
量%、好ましくは10〜40重量%の範囲で行う。該重
合は、モノマー成分を、各々あるいは混合物として、所
定の割合となるようにして水中に連続的に導入し、逐次
重合が起こるようにする方法が好ましい。
性または親水性のモノマーの重合に用いられる一般的な
開始剤のいずれもが使用できるが、重合体を収率良く得
るためには、アゾ化合物が好ましい。このうち、特に好
ましいのは水溶性のアゾ化合物であり、2,2′−アゾ
ビス−2−アミジノプロパンの塩酸塩、硫酸塩および酢
酸塩、アゾビス−N,N′−ジメチレンイソブチルアミ
ジンの塩酸塩、硫酸塩および酢酸塩、4,4′−アゾビ
ス−4−シアノ吉草酸のアルカリ金属塩およびアンモニ
ウム塩などが例示される。ラジカル重合開始剤は原料モ
ノマーに対して通常0.01〜5重量%の範囲で用い
る。
下で、通常30〜100℃、好ましくは50〜80℃で
実施する。また、重合時間は、通常0.5〜10時間、
好ましくは1〜8時間である。なお、重合に際しては、
重合熱が発生するので、通常、重合系を冷却することに
より、重合温度が上記範囲内に保持されるように調節さ
れる。
チレングリコール及び/又はポリプロピレングリコール
(以下「ポリエチレングリコール等」ということがあ
る)を存在させることを必須の要件とする。すなわち、
ポリエチレングリコール等の作用によって前記重合物の
著しい合着を抑制し、重合及び加水分解工程における工
業的な取扱い性を改善しようとするものである。ポリエ
チレングリコール等を添加しても特に重合を阻害するこ
とはなく、また、重合体を析出させて該重合体を水性媒
体中に安定した分散状態に保持することができるため、
重合及び変性工程における工業的な取扱い性を改善する
効果を有する。ポリエチレングリコール等は、常温で固
体状で水溶性のものが望ましく、平均分子量が、重量平
均分子量として、通常1,000〜1,000,00
0、好ましくは6,000〜100,000程度のもの
が用いられる。また、ポリエチレングリコール等は共重
合体のものも含まれ、該共重合体としては、エチレング
リコールとプロピレングリコールの共重合体が好適であ
る。該共重合体の場合、酸化エチレンと酸化プロピレン
の重合モル比は、通常90:10〜40:60である。
は、モノマーに対して、通常1〜150重量%、好まし
くは5〜100重量%である。使用量が少な過ぎると、
重合体の合着を十分に抑制することができず、逆に、あ
まり多すぎても、効果に変わりはなく経済的でない。ポ
リエチレングリコール等の添加は、通常、モノマーを水
溶液状で重合する際に水性媒体中に予め添加しておく方
法が用いられている。また、得られる重合体は水溶性で
も水不溶性でも構わないが、通常、ポリエチレングリコ
ール等の影響で含水ゲル状の重合体が析出するので、通
常、当初から撹拌下で重合を行うのが好ましい。本方法
によると、生成して析出した水不溶性重合体でも水中に
安定した分散状態に保持することができるため、重合及
び変性工程における工業的な取扱い性を改善することが
できる。
の無機塩を併用してもよい。併用する無機塩としては、
2価以上の酸は重合体をイオン架橋により不溶化する傾
向があるので、通常、1価の酸からなる無機塩が好まし
く、塩化ナトリウム、硝酸ナトリウム、塩化アンモニウ
ム、硝酸アンモニウム、塩化カリウム、硝酸カリウム、
塩化リチウム、硝酸リチウム等が好ましい。
ルボン酸アミド重合体は、そのままの溶液状又は分散状
で、あるいは水やアルコールで希釈した後、酸又は塩基
変性処理を行い、水溶性ポリビニルアミンに変換する。
具体的に変性される部分は重合体のN−ビニルカルボン
酸アミド単位の第2アミドの部分であって、変性反応と
しての加水分解の結果、繰り返し単位としてのビニルア
ミン単位が生成する。また、共重合物の場合は使用され
たビニル化合物の構造の一部が変性することもある。例
えば、ニトリル基の場合は、加水分解してアミド基、カ
ルボキシル基になる場合のほか、前述の第2アミドの加
水分解で生じたビニルアミン単位の1級アミノ基と更に
反応してアミジン環あるいはラクタム環を形成する場合
がある。
に作用する化合物のいずれも使用され、例えば、塩酸、
臭素酸、フッ化水素酸、硫酸、硝酸、燐酸、スルファミ
ン酸、アルカンスルホン酸等が挙げられるが、特に好ま
しくは塩酸である。硫酸などでも加水分解は可能である
が多量の硫酸は重合体を不溶化させる傾向があるため単
独での使用はあまり好ましくない。塩基変性に使用する
変性剤としては、強塩基性に作用する化合物のいずれも
使用され、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、第4級アンモニウムヒドロキサイド等が挙げられ
る。変性方法としては、酸変性、塩基変性のいずれでも
よいが、Nービニルカルボン酸アミドの単独重合体を塩
基変性するとゲル化する場合があり、一般的には酸変性
が好ましい。
率は該重合体のホルミル基あるいはアセチル基の加水分
解率として定義される。この変性率は、所望の重合体の
特性により適宜選定すればよいが、変性率が低すぎる場
合には、水溶性となりにくく、また、カチオン率が低す
ぎて凝集剤等としての効果が不十分であるので、変性率
が、通常5〜100モル%、好ましくは20〜95モル
%である。即ち、変性重合物の繰り返し単位としてビニ
ルアミン単位を通常5〜100モル%、好ましくは20
〜95モル%含有することになる。変性剤の使用量は、
重合体中のホルミル基あるいはアセチル基に対して、
0.1〜3倍モルの範囲で目的の変性率に応じて適宜使
用される。変性反応の温度はN−ビニルホルムアミド重
合体の場合、40〜130℃、好ましくは60〜100
℃であり、N−ビニルアセトアミド重合体の場合、50
〜150℃、好ましくは90〜130℃である。必要に
応じ加圧反応系で実施される。変性反応時間は温度及び
目標とする変性率などによっても異なるが、通常0.5
〜10時間程度である。
度が高い場合、例えば、変性N−ビニルカルボン酸アミ
ド重合体の濃度が0.1g/dlの1規定の食塩水溶液
の還元粘度が1規定の食塩水0.1g/dlの溶液の2
5℃での還元粘度の値が通常3〜10dl/gに相当す
るような場合は、Nービニルカルボン酸アミド重合体を
含む重合液にアルコールを添加して変性反応を行う方法
が効果的である。もちろん、アルコールを無添加系でも
変性反応を行うことが可能ではあるが、重合物の分散粒
子が合着しやすくスラリー状態の維持が難しくなるから
である。このスラリーを保ちながらの変性反応にアルコ
ールの添加の効果がある。これは、アルコールを添加す
ることにより、アルコールが重合体の貧溶媒となり、重
合物の析出を助け、付着を抑えるものと推定される。使
用するアルコールは炭素数1〜4のアルコール類であっ
て、メタノール、エタノール、イソプロパノール、エチ
レングリコール、1,4−ブタンジオ−ル等の水溶性の
ものである。また、アルコールの添加量は、重合体の組
成、重合液濃度などにより最適量が大きく変わってくる
が、重合体に対して、通常0.05〜5重量倍、好まし
くは0.1〜3重量倍である。
た場合は、変性反応で加温した際にアルコールが系外に
揮散させてもよい。また、変性反応で生成したギ酸又は
酢酸を、このアルコールとエステル化することにより、
効率的に除去することも可能である。以上の変性反応を
行った反応液(水性液)は、所望の性質を有する変性N
−ビニルカルボン酸アミド重合体、即ち、ビニルアミン
単位を含むカチオン系重合体を含有する水性液として、
凝集剤や紙用薬剤等の製品としてそのまま使用すること
ができる。この、カチオン系重合体を含有水性液は、
(A)変性N−ビニルカルボン酸アミド重合体、(B)
ポリエチレングリコール等及び(C)水の3成分を主成
分とするものであり、この3成分の合計が、水性液全体
の通常60重量%以上、好ましくは80重量%以上を占
める。該水性液には、重合及び変性工程で用いた各種の
添加剤をはそのまま含有させたままでよい。変性の際に
アルコールを添加した場合は、通常、蒸発除去して再使
用に供されるが、水性液中に残存させても特に支障はな
い。
ては、成分(A)、(B)、(C)の合計量に対する重
量百分率の値が、通常、(A)の変性N−ビニルカルボ
ン酸アミド重合体が5〜45重量%、(B)のポリエチ
レングリコール等が0.05〜60重量%、及び(C)
の水が94.95〜5重量%である。また、この水性液
中の(A)変性N−ビニルカルボン酸アミド重合体は、
1規定の食塩水にて0.1g/dl濃度の溶液として2
5℃で測定した還元粘度の値として、通常0.1〜10
dl/gである。変性重合体は、水性液中で溶解してい
るか、もしくは分散状態で安定に保持されたている。水
性液中で、変性重合体が溶解状態にあるか、分散液にあ
るかは、変性重合体の分子量や水性液の組成などによっ
て大きく影響される。
合は、成分(A)、(B)、(C)の合計量に対する重
量百分率では、好ましくは、(A)の変性N−ビニルカ
ルボン酸アミド重合体が5〜45重量%、(B)のポリ
エチレングリコール等が0.05〜18重量%、及び
(C)の水が94.95〜35重量%であり、特に好ま
しくは、(A)が10〜40重量%、(B)が1〜15
重量%、及び(C)が85〜45重量%であり、前記の
定義による変性重合体の還元粘度の値が0.1〜2dl
/gの範囲のものである。
合は、成分(A)、(B)、(C)の合計量に対する重
量百分率の値としては、好ましくは、(A)の変性N−
ビニルカルボン酸アミド重合体が5〜45重量%、
(B)のポリエチレングリコール等が0.05〜60重
量%、及び(C)の水が94.95〜5重量%であり、
特に好ましくは、(A)が10〜40重量%、(B)が
2〜40重量%、及び(C)が85〜35重量%であ
り、前記の定義による変性重合体の還元粘度の値が3〜
10dl/gである。水性液中において、変性重合体は
微粒子状に分散しているが、、水で希釈されると、変性
重合体の析出・分散に寄与しているポリエチレングリコ
ール等の助剤の濃度が低下するので、変性重合体は速や
かに水に溶解する。従って、変性重合体が分散状態で存
在するある該水性液も凝集剤や紙用薬剤等の製品として
そのまま利用できる。
するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の実施
例に限定されるものではない。 実施例1 攪拌機及び温度調節器を備えた1m3の反応器に、蒸留
水296.1Kgとポリエチレングリコール(PEG、
平均分子量:20000)27Kgとを仕込み、これに
窒素ガスを流通した後、密閉し70℃の温度に加熱し、
次いで、重合開始剤として2,2‘−アゾビス(2−ア
ミジノプロパン)・塩酸塩を、モノマーに対して1.5
重量%添加し、回転数200rpmの攪拌下、同温度
で、Nービニルホルムアミド(純度93.7%)54.
7Kgとアクリロニトリル38.7Kg〔モノマー混合
モル比率50:50]を溶解した60重量%モノマー水
溶液を3時間かけて反応系に供給し、更に2時間、重合
を行い(最終モノマー濃度18.9%)、水中に重合体
が析出した懸濁液を得た。その後、該懸濁液の温度を5
0℃に下げ、ゲル化防止剤として硫酸ヒドロキシルアミ
ンをN−ビニルホルムアミドに対して5モル%添加して
1時間混合した。次に、重合体中のN−ビニルホルムア
ミド単位に対して(即ち、重合体中のホルミル基に対し
て)60モル%の濃塩酸を添加して、70℃で1時間、
次いで90℃で3時間混合し、重合体を酸変性し、変性
重合体の水溶液を得た。
の変性率と還元粘度の測定結果を表−1に示す。還元粘
度は、所定量の変性重合体水溶液を採取し、これを1規
定の食塩水で希釈することにより変性重合体0.1g/
dlの溶液として測定した。なお、変性率とは重合体の
ホルミル基の分解率を意味する。また、以上重合及び変
性工程で重合体の合着や付着といった現象は全く見られ
ず、懸濁液あるいは水溶液として操作よく取り扱うこと
ができた。また、変性重合体の水溶液の組成を表−3に
示す。
く同様な方法で変性重合体水溶液を製造したところ、同
様に重合及び変性工程での操作性は良好であった。得ら
れた変性重合体の品質を表−1に示す。また、変性重合
体の水溶液の組成を表−3に示す。 実施例3 実施例1の方法において、重合時モノマー濃度、ポリエ
チレングリコールの添加量及び塩酸の添加量を変更した
以外は全く同様な方法で変性重合体水溶液を製造したと
ころ、同様に重合及び変性工程での操作性は良好であっ
た。得られた変性重合体の品質を表−1に示す。また、
変性重合体の水溶液の組成を表−3に示す。
加量を変更した以外は全く同様な方法で変性重合体水溶
液を製造したところ、同様に重合及び変性工程での操作
性は良好であった。得られた変性重合体の品質を表−1
に示す。また、変性重合体の水溶液の組成を表−3に示
す。 比較例1 実施例1の方法においてポリエチレングリコールを添加
しなかった以外は実施例と同様の方法で重合を行ったと
ころ、重合槽、壁及び攪拌翼への付着が激しく、スラリ
ー状態を維持できなかった。
調節機を備えた200mlセパラブルフラスコにN−ビ
ニルホルムアミド(純度91%)24.3g、アクリル
酸メチル2.97g、ポリエチレングリコール(平均分
子量20000)10g、硝酸ナトリウム10g及び水
53gを加え、更に、0.1N NaOH水溶液を加え
てpHを6.5に調整した。系内を30分間窒素脱気
後、55℃に昇温し、攪拌下、重合開始剤として2、
2’−アミジノプロパン塩酸塩0.0375gを加え
た。そのまま60℃で4時間、更に65℃に昇温して1
時間攪拌した。生成した重合物は含水ゲル状に析出した
が、攪拌は可能であった。続いて、塩酸ヒドロキシルア
ミン2.35gを加え、50℃で1時間攪拌後、35%
塩酸20.9ml及びメタノール32.5gを加え、6
0℃で4時間攪拌した。次いで、還流冷却器の水は止
め、空冷状態で90℃で1時間攪拌し、メタノール及び
ギ酸メチルを揮散させた。室温まで冷却して反応を終了
させた後、変性重合物の微粒子の分散液を得た。該分散
液は静置すると微粒子の沈降が認められるが、再混合す
ると容易に分散した。また、以上の重合及び変性工程で
重合体の合着や付着といった現象は全く見られず、懸濁
液あるいは水溶液として操作よく取り扱うことができ
た。
として、還元粘度、カチオン当量及び変性率の測定結果
を表−2に示す。還元粘度は、所定量の変性重合体を採
取し、これを1規定の食塩水で希釈することにより変性
重合体0.1g/dlの溶液として測定した。カチオン
当量は、コロイド滴定により測定した。変性率とは重合
体のホルミル基の分解率を意味する。また、変性重合体
の分散液の組成を表−3に示す。
ノマーをN−ビニルホルムアミド(純度91%)14g
のみとし、水26g、ポリエチレングリコール(平均分
子量20000)10g及び2、2’アミジノプロパン
塩酸塩0.01875gを加え、30分間窒素脱気後、
60℃に昇温し4時間、更に65℃で1時間撹拌した。
重合進行とともに系は白濁し、重合物が析出した。続い
て塩酸ヒドロキシルアミン1.2g、塩化アンモニウム
12.8gを加え50℃1時間撹拌した。さらに35%
塩酸18.4g、メタノール17gを加え60℃で2時
間、次いで65℃で1時間撹拌した。次いで、還流冷却
器の水は止め空冷状態で75℃で2時間攪拌し、メタノ
ール及びギ議メチルを揮散させた。室温まで冷却して反
応を終了させた後、変性重合物粒子の分散液を得た。該
分散液中の粒子は実施例1よりは大粒径で静置した際に
沈降しやすかったが、再混合すると容易に分散化した。
また、以上の重合及び変性工程で重合体の合着や付着と
いった現象は全く見られず、懸濁液あるいは水溶液とし
て操作よく取り扱うことができた。変性重合体の品質を
表−2に示す。更に、変性重合体の分散液の組成を表−
3に示す。
機、滴下漏斗を備えた200mlセパラブルフラスコに
硝酸ソーダ10g、ポリエチレングリコール(平均分子
量20000)10g、水38.3g及び2、2’−ア
ミジノプロパン塩酸塩0.018 7gを加え、30分
間窒素脱気した。一方、N−ビニルホルムアミド(純度
91%)24.4g、メチルアクリレート2.97g、
2、2’−アミジノプロパン塩酸塩0.0187g及び
水14.33gの混合物を30分窒素脱気した後、滴下
漏斗にいれ、セパラブルフラスコを60℃に昇温し、滴
下漏斗中の単量体混合物を2時間かけて滴下した。その
まま60℃で2時間、更に65℃に昇温して1時間攪拌
した。重合体は含水ゲル状に析出したが攪拌は可能であ
った。続いて塩酸ヒドロキシルアミン2.15gを加
え、50℃1時間攪拌後、35%塩酸19.4ml及び
メタノール29.8gを加え、60℃で4時間攪拌し
た。次いで、還流冷却器の水は止め空冷状態で90℃で
1時間攪拌し、メタノール及びギ議メチルを揮散させ
た。室温まで冷却して反応を終了させた後、変性重合物
粒子の分散液を得た。該分散液は静置すると微粒子の沈
降が認められるが、再混合すると容易に分散化した。ま
た、以上の重合及び変性工程で重合体の合着や付着とい
った現象は全く見られず、懸濁液あるいは水溶液として
操作よく取り扱うことができた。変性重合体の品質を表
−2に示す。更に、変性重合体の分散液の組成を表−3
に示す。
3.9gとメチルメタクリレート3.38gに代えた以
外は実施例7同様に重合を行った。その結果、実施例7
に比べより低粘性で撹拌の容易な重合体混合体を得た。
続いて塩酸ヒドロキシルアミン2.15gを加えて50
℃1時間攪拌後、35%塩酸18.8ml及びメタノー
ル29.8gを加え、60℃で4時間撹拌した。次い
で、還流冷却器の水は止め空冷状態で90℃で1時間攪
拌し、メタノール及びギ議メチルを揮散させた。室温ま
で冷却して反応を終了させた後、変性重合物粒子の分散
液を得た。該分散液は静置すると微粒子の沈降が認めら
れるが、再混合すると容易に分散化した。また、以上の
重合及び変性工程で重合物の合着や付着といった現象は
全く見られず、懸濁液あるいは水溶液として操作よく取
り扱うことができた。変性重合体の品質を表−2に示
す。更に、変性重合体の分散液の組成を表−3に示す。
7と同様に重合、変性を行った。その結果、重合、変性
及び得られた分散液の安定性は実施例7のものと同様で
あった。変性重合体の品質を表−2に示す。また、変性
重合体の分散液の組成を表−3に示す。 実施例10 実施例8と同一条件で平均分子量20000のポリエチ
レングリコールを平均分子量6000のポリエチレング
リコールに代えて重合、変性を行った。その結果、実施
例8のものと比較して析出した重合体が微粉化し、スラ
リー性が改良される傾向が見られ、重合、変性及び得ら
れた分散液の安定性は同様であった。変性重合体の品質
を表−2に示す。更に、変性重合体の分散液の組成を表
−3に示す。
いて重合を行ったところ、反応液全体に渡って不溶性ゲ
ルが形成され、攪拌、移送が困難な状況となった。
原料として、簡便に効率よくカチオン系水溶性重合体含
有水性液を製造することができる。特に、水性媒体中で
の重合工程での重合体の著しい合着が抑制され、重合工
程及びそれに続く酸変性工程における取扱い性を良好に
保つことができる。本発明で得られるカチオン系水溶性
重合体含有水性液は、その取り扱いが容易であり、凝集
剤や紙用薬剤等の製品としてそのまま利用できる。
Claims (17)
- 【請求項1】 一般式CH2 =CHNHCOR(式中、
Rは水素原子またはメチル基を表す。)で示されるN−
ビニルカルボン酸アミドを含むモノマーを、ポリエチレ
ングリコール及び/又はポリプロピレングリコールの存
在下、水性媒体中で重合し、得られた重合体を酸又は塩
基で変性することを特徴とするカチオン系重合体含有水
性液の製造法。 - 【請求項2】 ポリエチレングリコール及び/又はポリ
プロピレングリコールを、モノマーに対して1〜150
重量%存在させることを特徴とする請求項1の方法。 - 【請求項3】 モノマーが重合液の5〜50重量%であ
ることを特徴とする請求項1又は2の方法。 - 【請求項4】 カチオン系重合体が、繰り返し単位とし
てビニルアミン単位を5〜100モル%含有することを
特徴とする請求項1ないし3のいずれかの方法。 - 【請求項5】 モノマーがN−ビニルカルボン酸アミド
単独であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれ
かの方法。 - 【請求項6】 モノマーが、N−ビニルカルボン酸アミ
ドと、アクリロニトリルであることを特徴とする請求項
1ないし4のいずれかの方法。 - 【請求項7】 モノマーが、N−ビニルカルボン酸アミ
ドと、(メタ)アクリル酸エステルであることを特徴と
する請求項1ないし4のいずれかの方法。 - 【請求項8】 N−ビニルカルボン酸アミドがN−ビニ
ルホルムアミドであることを特徴とする請求項1ないし
7のいずれかの方法。 - 【請求項9】 酸で変性することを特徴とする請求項1
ないし8のいずれかの方法。 - 【請求項10】 重合体を、炭素数1〜4のアルコール
の存在下で変性することを特徴とする請求項1ないし9
のいずれかの方法。 - 【請求項11】 重合体に対して0.05〜5重量倍の
炭素数1〜4のアルコール存在させることを特徴とする
請求項9の方法。 - 【請求項12】 (A)変性N−ビニルカルボン酸アミ
ド重合体、(B)ポリエチレングリコール及び/又はポ
リプロピレングリコール、及び(C)水を含有して成る
ことを特徴とするカチオン系重合体含有水性液。 - 【請求項13】 成分(A)、(B)、(C)の合計量
に対する重量百分率が、(A)が5〜45重量%、
(B)が0.05〜60重量%、及び(C)が94.9
5〜5重量%であることを特徴とする請求項12の水性
液。 - 【請求項14】 (A)、(B)及び(C)の合計が、
水性液全体の60重量%以上であることを特徴とする請
求項12又は13の水性液。 - 【請求項15】 変性N−ビニルカルボン酸アミド重合
体の濃度が0.1g/dlの1規定の食塩水溶液の25
℃での還元粘度が0.1〜10dl/gであることを特
徴とする請求項12ないし14のいずれかの水性液。 - 【請求項16】 成分(A)、(B)、(C)の合計量
に対する重量百分率が、(A)が5〜45重量%、
(B)が0.05〜18重量%、及び(C)が94.9
5〜35重量%であり、(A)の変性N−ビニルカルボ
ン酸アミド重合体の濃度が0.1g/dlの1規定の食
塩水溶液の25℃での還元粘度が0.1〜2dl/gで
あり、かつ、(A)の変性N−ビニルカルボン酸アミド
重合体が溶解状態で存在する請求項12ないし15のい
ずれかの水性液。 - 【請求項17】 成分(A)、(B)、(C)の合計量
に対する重量百分率が、(A)が5〜45重量%、
(B)が0.05〜60重量%、及び(C)が94.9
5〜5重量%であり、(A)の変性N−ビニルカルボン
酸アミド重合体の濃度が0.1g/dlの1規定の食塩
水溶液の25℃での還元粘度が3〜10dl/gであ
り、かつ、(A)の変性N−ビニルカルボン酸アミド重
合体が分散状態で存在する請求項12ないし16のいず
れかの水性液。
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JP8-47762 | 1996-03-05 | ||
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001131530A (ja) * | 1999-11-09 | 2001-05-15 | Showa Denko Kk | 水及び/またはアルコールの増粘、ゲル化または固化剤 |
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-
1996
- 1996-12-16 JP JP33571796A patent/JP3637709B2/ja not_active Expired - Lifetime
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EP3943519A4 (en) * | 2019-03-22 | 2022-12-28 | Showa Denko K.K. | METHOD FOR PRODUCING AN AQUEOUS SOLUTION OF N-VINYLCARBOXYLIC ACID AMIDE COPOLYMER |
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