JPH09295444A - 記録装置及びこれに接続されたる電子機器 - Google Patents

記録装置及びこれに接続されたる電子機器

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JPH09295444A
JPH09295444A JP8110801A JP11080196A JPH09295444A JP H09295444 A JPH09295444 A JP H09295444A JP 8110801 A JP8110801 A JP 8110801A JP 11080196 A JP11080196 A JP 11080196A JP H09295444 A JPH09295444 A JP H09295444A
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JP
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recording
cover
fixing means
switching lever
guide member
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JP8110801A
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English (en)
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誠二 ▲高▼橋
Seiji Takahashi
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録開始後に不注意により操作部を操作して
しまうと、被記録媒体に損傷を与えてしまい、記録品質
が劣化したり、記録装置に損傷を与えてしまう。 【解決手段】 プリンタカバー605の回転を禁止する
プリンタカバー固定手段と、ガイド部材の移動を禁止す
るガイド部材固定手段と、分離切り替えレバーの切り替
え操作を禁止する分離切り替えレバー固定手段と、プリ
ンタカバー固定手段、前記ガイド部材固定手段、前記分
離切り替えレバー固定手段及び前記パネル操作部の動作
を制御する指示手段815とを設け、また、操作パネル
部604を、指示手段815からの指示により入力を禁
止する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワードプロセッ
サ、パーソナルコンピュータ等における情報出力装置と
してのプリンタ等の記録装置、記録装置と接続可能な電
子機器及び記録装置と電子機器とが一体的に構成される
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、紙やOHP用シート等の被記
録媒体の搬送方向に対して垂直に往復移動する記録ヘッ
ドを搭載した稼働部(以下、「キャリッジ」と称す)を
有するシリアルタイプの記録装置や、被記録媒体の幅に
対応した長さの記録ヘッドを有したラインタイプの記録
装置が知られており、その記録方式としては、ワイヤー
ドット方式、感熱方式、熱転写方式、インクジェット方
式、電子写真方式などが広く知られている。また、イン
ターフェ−スケーブル等によって、これらの記録装置と
電気的に接続され、記録装置に対して、記録される情報
の編集や作成及び記録に関する様々な指示を送出するこ
とが可能な電子機器や記録装置を内蔵した電子機器も広
く知られている。
【0003】上述したような記録装置や電子機器におい
ては、高性能化や低価格化に加えて情報ネットワークの
充実等といった使用環境の整備の急速な進歩に伴い、オ
フィスでの使用に加えて家庭での使用も急速に広がりつ
つある。また、オフィスではネットワークによる記録装
置が共有されたり、家庭内では子供たちが記録装置や電
子機器を使用したりと使用形態や使用者の年齢層なども
多種多様になってきている。一方、記録装置において
は、電子機器にて作成、編集された情報を記録するため
に必要となる様々な設定を行なうための操作部があり、
操作部には、記録装置を動作させるために電力の供給及
び遮断を行なう電源スイッチ、電子機器との情報の交換
を可能あるいは不可能にするON/OFFラインスイッ
チ、記録速度や記録フォント、記録解像度、記録用紙の
種類等種々の記録モードを設定するための記録モード設
定スイッチ等のスイッチ類がある。また、記録に際して
被記録媒体を順次分離、給送する自動給紙装置を備えた
記録装置においては、コピー用紙等の普通紙と葉書等の
厚紙とで分離方法を切り替えるための分離切り替えレバ
ー、また、記録装置に備えられた記録ヘッドの交換やイ
ンクタンク、インクリボン等の記録に伴い消耗する消耗
品を交換するためにこれらを保持収容する部材に対し着
脱するための交換レバー等のレバー類があり、さらに
は、記録ヘッドやインクタンク等の交換のために記録装
置の内部を露呈するカバー等が設けられている。
【0004】上述したような操作部においては、所望さ
れる記録動作に先立って、記録装置の使用者が操作部を
作動させて全ての操作部を適切な状態に設定する必要が
あり、また、操作部の操作による記録装置の状態の設定
はいつでも可能であり、一度設定された設定状態を変更
することも可能なように構成されているのが一般的であ
る。また、カバー類にあっては、記録動作中にカバー類
を開けると記録動作が中断したり、記録動作の中断に加
えて、記録ヘッドやインクタンク、インクリボン等が交
換可能となる位置ヘ記録ヘッド等を移動する記録装置も
広く知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような操作部を有する従来の記録装置においては、一
連の記録動作に先立って、操作部を操作して記録装置を
所定の状態に設定するものの記録動作開始後であって
も、操作部の操作が可能であるため、記録装置の状態の
設定が変更されてしまうため、記録開始後に不注意によ
り操作部を操作してしまうと、所望の記録結果や所望の
記録動作が正確に得られない虞れがある。例えば、分離
切り替えレバーの設定が誤った状態に変更されてしまう
と、記録媒体の給送不良が発生したり、カバー類がいつ
でも操作可能な場合にあっては、記録動作を中断しても
不注意な操作により記録媒体を汚したりしてしまう虞が
ある。
【0006】本発明は、上述したような従来の技術が有
する問題点に鑑みてなされたものであって、操作部の不
注意な操作による不具合を防止することができる記録装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、開閉可能に設けられ、記録装置内部を外部
に対し露出及び遮断するカバーと、被記録媒体の給送方
向と直角な方向に移動可能に設けられ、給送に際し前記
被記録媒体の側端部をガイドするガイド部材と、複数の
被記録媒体より被記録媒体を分離し前記記録装置内部へ
給送する場合に、前記被記録媒体の種類によって分離方
法を切り替える分離切り替えレバーと、記録に関する情
報を外部より入力可能な操作パネル部とを有し、記録ヘ
ッドにより前記被記録媒体に記録を行う記録装置におい
て、前記カバーの開閉を禁止するプリンタカバー固定手
段と、前記ガイド部材の移動を禁止するガイド部材固定
手段と、前記分離切り替えレバーの切り替え操作を禁止
する分離切り替えレバー固定手段と、前記カバー固定手
段、前記ガイド部材固定手段、前記分離切り替えレバー
固定手段及び前記操作パネル部の動作を指示する指示手
段と、前記指示手段による指示に応じて前記カバー固定
手段、前記ガイド部材固定手段、前記分離切り替えレバ
ー固定手段の動作及び前記操作パネル部の入力の可否を
制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【0008】また、前記指示手段は、記録動作に先立つ
所定のタイミングにおいて前記カバー固定手段、前記ガ
イド部材固定手段、前記分離切り替えレバー固定手段及
び前記操作パネル部のそれぞれに対して前記カバー、前
記ガイド部材、前記分離切り替えレバー及び前記操作パ
ネル部の動作を禁止させる指示を自動的に出力すること
を特徴とする。また、前記指示手段は、記録動作終了後
の所定のタイミングにおいて前記カバー固定手段、前記
ガイド部材固定手段、前記分離切り替えレバー固定手段
及び前記操作パネル部のそれぞれに対して前記カバー、
前記ガイド部材、前記分離切り替えレバー及び前記操作
パネル部の動作の禁止状態を解除する指示を自動的に出
力することを特徴とする。
【0009】また、開閉可能に設けられ、記録装置内部
を外部に対し露出及び遮断するカバーと、被記録媒体の
給送方向と直角な方向に移動可能に設けられ、給送に際
し前記被記録媒体の側端部をガイドするガイド部材と、
複数の被記録媒体より被記録媒体を分離し前記記録装置
内部へ給送する場合に、前記被記録媒体の種類によって
分離方法を切り替える分離切り替えレバーと、記録に関
する情報を外部より入力可能な操作パネル部と、前記カ
バーの開閉を禁止するプリンタカバー固定手段と、前記
ガイド部材の移動を禁止するガイド部材固定手段と、前
記分離切り替えレバーの切り替え操作を禁止する分離切
り替えレバー固定手段とを有し、記録ヘッドにより前記
被記録媒体に記録を行う記録装置に接続される電子機器
において、前記カバー固定手段、前記ガイド部材固定手
段、前記分離切り替えレバー固定手段及び前記操作パネ
ル部の動作を指示する第2の指示手段を有することを特
徴とする。
【0010】また、開閉可能に設けられ、記録装置内部
を外部に対し露出及び遮断するカバーと、被記録媒体の
給送方向と直角な方向に移動可能に設けられ、給送に際
し前記被記録媒体の側端部をガイドするガイド部材と、
複数の被記録媒体より被記録媒体を分離し前記記録装置
内部へ給送する場合に、前記被記録媒体の種類によって
分離方法を切り替える分離切り替えレバーと、記録に関
する情報を外部より入力可能な操作パネル部と、前記カ
バーの開閉を禁止するプリンタカバー固定手段と、前記
ガイド部材の移動を禁止するガイド部材固定手段と、前
記分離切り替えレバーの切り替え操作を禁止する分離切
り替えレバー固定手段と、前記カバー固定手段、前記ガ
イド部材固定手段、前記分離切り替えレバー固定手段及
び前記操作パネル部の動作を指示する第1の指示手段を
有し、記録ヘッドにより前記被記録媒体に記録を行う記
録装置に接続される電子機器において、前記カバー固定
手段、前記ガイド部材固定手段、前記分離切り替えレバ
ー固定手段及び前記操作パネル部の動作を指示する第2
の指示手段を有することを特徴とする。
【0011】また、前記電子機器に接続される記録装置
であって、前記カバー固定手段、前記ガイド部材固定手
段、前記分離切り替えレバー固定手段及び前記操作パネ
ル部は、それぞれ、前記第1の指示手段及び前記第2の
指示手段からの指示により動作することを特徴とする。
また、前記電子機器に接続される記録装置であって、前
記カバー固定手段、前記ガイド部材固定手段、前記分離
切り替えレバー固定手段及び前記操作パネル部は、それ
ぞれ、前記第1の指示手段と前記第2の指示手段とのい
ずれか一方からの指示により動作することを特徴とす
る。また、前記指示手段は、前記カバー固定手段、前記
ガイド部材固定手段、前記分離切り替えレバー固定手段
及び前記操作パネル部に対する指示を同時に出力するこ
とを特徴とする。
【0012】また、前記第2の指示手段は、前記カバー
固定手段、前記ガイド部材固定手段、前記分離切り替え
レバー固定手段及び前記操作パネル部に対する指示を同
時に出力することを特徴とする。また、前記指示手段
は、記録動作中においても、前記カバー固定手段、前記
ガイド部材固定手段、前記分離切り替えレバー固定手段
及び前記操作パネル部に対して指示を出力することを特
徴とする。また、前記第1の指示手段は、記録動作中に
おいても、前記カバー固定手段、前記ガイド部材固定手
段、前記分離切り替えレバー固定手段及び前記操作パネ
ル部に対して指示を出力することを特徴とする。また、
記録装置の異常を検出するための異常検出手段を具備
し、前記異常検出手段は、前記指示手段からの指示によ
らずに前記カバー固定手段、前記ガイド部材固定手段、
前記分離切り替えレバー固定手段及び前記操作パネル部
のそれぞれに対して前記カバー、前記ガイド部材、前記
分離切り替えレバー及び前記操作パネル部の動作の禁止
状態を解除する指示を出力することを特徴とする。
【0013】(作用)上記のように構成された本発明に
おいては、指示手段からの指示により、カバー固定手段
が動作してカバーの開閉が禁止され、また、ガイド部材
固定手段が動作してガイド部材の移動が禁止され、ま
た、分離切り替えレバー固定手段が動作して分離切り替
えレバーの切り替え動作が禁止され、また、操作パネル
からの入力が禁止される。その後、同様に、指示手段か
らの指示により、カバー固定手段が動作してカバーの回
転の禁止状態が解除され、また、ガイド部材固定手段が
動作してガイド部材の移動の禁止状態が解除され、ま
た、分離切り替えレバー固定手段が動作して分離切り替
えレバーの切り替え動作の禁止状態が解除され、また、
操作パネルからの入力の禁止状態が解除される。
【0014】このようにして、指示手段によって各操作
部の操作が禁止され、記録動作中に誤った操作が行われ
たとしても、所望される記録結果や所望される記録動作
が得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。 (第1の実施の形態)図1は、本発明の記録装置の第1
の実施の形態を示す外観斜視図であり、図2は、図1に
示した記録装置の概略断面図である。本形態は図1及び
図2に示すように、シート材等の被記録媒体Sを束の状
態で積載して保持し、自動的に順次1枚ずつ分離して所
定の記録位置ヘ供給する自動給送部1と、自動給送部1
により行なわれる被記録媒体Sの分離方法を切り替える
ための分離切り替え部2と、自動給送部1から分離ロー
ラ104によって1枚ずつ送出される被記録媒体Sを所
望の記録位置に導き、被記録媒体Sを排出部4に導く搬
送部3と、被記録媒体Sに対して記録を行う記録部5
と、記録部5の上部に配置され、不図示のホストコンピ
ュータ等の電子機器から送付される記録情報に基づいて
記録装置全体を制御するパネル部6とから主に構成され
ており、記録部5には、不図示のインクを吐出するノズ
ル等の記録手段を有する記録ヘッド501(本例の場合
はカラー記録が可能な様にイエロー、マゼンタ、シアン
及びブラックのインクを吐出し、インクの吐出を行なう
ノズル等の記録手段を有している)と、記録ヘッド50
1を搭載するキャリッジ502と、タイミングベルト5
06によりキヤリッジ502を図2中紙面とは垂直な方
向に案内する案内軸503,504と、記録ヘッド50
1に上記各色の記録材であるインクを供給する記録材供
給手段であるインクタンク505と、フィルムに所定の
間隔でスリットを構成し、キャリッジ502の位置を検
出するエンコーダ507と、キャリッジ502に設けら
れ、エンコーダ507のスリットを検出するエンコーダ
センサ部508と、キャリツジ502を移動走査させる
DCモータ等のキャリヤモータ509とが設けられてい
る。なお、記録ヘッド501及びインクタンク505
は、キャリッジ502に着脱可能に設けられており、記
録ヘッド501及びインクタンク505を保護するため
にキャリッジ502には開閉可能なヘッドカバー510
が設けられている。
【0016】また、パネル部6は、インナカバー601
によって覆われており、インナカバー601内には、コ
ントロール基板602と、パネル基板603とが収容さ
れており、インナカバー601の上面には、プリンタカ
バー605に設けられた開口部を通して外部に露出され
ている操作パネル部604が設けられ、パネル基板60
3に設けられたスイッチ類が操作パネル部604を通し
て露出している。なお、プリンタカバー605は、不図
示の摺動軸を中心に図1中上方ヘ開くように構成され、
プリンタカバー605が開いた状態において、ブリンタ
内部が露出するよう構成されている。次に、上述した記
録装置を構成する他の主要部について説明する。自動給
送部1は、伸縮自在な2枚の受け板からなる用紙受け1
01と、摺動軸102Aに一瑞が支持され、他端が圧接
バネ103のバネ力により分離ローラ104に向けて当
接される圧板102とから主に構成されており、不図示
の歯車列や駆動切り替え手段を介して撤送ローラ301
によって連動される分離ローラ104により、用紙受け
101上にセットされている用紙束105のうちから被
記録媒体が一枚ずつ送出される。
【0017】ガイド部材106,107は、被記録媒体
の幅方向の両側端部をそれぞれ保持し、ガイド部材10
7は、被記録部材Sの幅方向に不図示のスライド機構に
よって移動可能に設けられており、記録装置に対する被
記録部材Sの記録位置を決めるとともに被記録部材Sの
搬送の際の斜行を防止している。なお、本形態において
は、ガイド部材107はレターサイズの幅の被記録部材
Sが案内可能な位置まで移動可能に構成されている。一
方、ガイド部材106は、自動給送部1に積載された被
記録部材Sヘ記録を行なう際のシート給送方向の記録位
置を決める位置決め手段であり、記録装置において固定
的に設けられている。また、圧板102の被記録媒体S
の幅方向には、ガイド部材107の設定位置を固定する
ためのノコギリ状の凹凸を有する固定部材108が設け
られており、さらに、ガイド部材107には、ガイド部
材107に設けられたソレノイドとバネにより突出して
ソレノイドにより収納される突片で構成され、ガイド部
材107の操作を禁止及び禁止解除する禁止解除手段と
してのガイド部材固定手段109が設けられており、ガ
イド部材固定手段109の突片が突出して固定部材10
8の凹部に係合することによりガイド部材107が被記
録部材Sの幅方向に移動不可能となる。なお、ガイド部
材固定手段109の突片が突出しない場合には、ガイド
部材107は被記録媒体Sの幅方向に移動可能である。
【0018】図3は、図1に示した分離切り替え部2の
詳細の構成を示す分解図である。図3に示すように、分
離切り替え部2には、切り替えレバー201と、積載さ
れた用紙束105(図2参照)から一枚ずつ被記録媒体
Sを分離するための分離部材204と、分離部材204
を圧板102方向ヘ付勢するバネ203と、搬送ローラ
301(図2参照)からの駆動を分離ローラ104(図
2参照)及び圧板102へ伝達するギヤ列及びカム機構
202と、分離切り替えレバー201やギヤ列を固定支
持するための支持部材205と、分離切り替えレバー2
01の設定位置を固定する分離切り替えレバー固定手段
206とが設けられている。ここで、分離部材204
は、先端爪部204Bを有し、図3中A方向に回転移動
した場合には、先端爪部204Bが圧板102より突出
しない位置に移動し、図3中B方向に回転移動した場合
には、先端爪部204Bが圧板102より突出した位置
に移動する。ここで、分離部材204の位置の設定は、
分離切り替えレバー201によって行われるが、葉書用
紙等厚紙を分離する場合はA方向に回転移動して設定さ
れ、所謂摩擦分離方式となり、コピー用紙等の普通紙を
分離する場合はB方向ヘ回転移動して設定され、爪分離
方式となる。
【0019】さらに、分離切り替え部2には、レバーの
設定位置を固定するために、ソレノイドとバネにより突
出されてソレノイドにより収納される突片とで構成され
る分離切り替えレバー固定手段206が設けられてお
り、分離切り替えレバー201の操作を禁止及び禁止解
除する禁止解除手段となっている。分離切り替えレバー
固定手段206により突出される突片(不図示)とレバ
ー201に設けられた突片(不図示)とが係合すること
によって分離切り替えレバー201のA方向及びB方向
での設定位置が固定されるように構成されており、分離
切り替えレバー固定手段206の突片が突出していない
場合には分離切り替えレバー201の操作が可能になっ
ている。また、搬送部3は図2に示すように、分離ロー
ラ104により自動給送部1から送出される被記録媒体
Sを記録ヘッド501のインク吐出面対向位置に導くた
めの搬送ローラ301及びピンチローラ302と、搬送
ローラ301に連動し、排出ローラ303に駆動力を伝
達する伝達ローラ304と、不図示のコイルバネを介し
て支持される拍車305と、自動給送部1より給送され
る被記録媒体Sの記録開始位置や給送不良を検出する紙
センサ810から主に構成されている。
【0020】ここで、ピンチローラ302は、搬送モー
タと不図示の伝達系を介して搬送ローラ301と略同一
の周速度でともに駆動され、その材質も搬送ローラ30
1と同様のゴムなどの摩擦係数の高い部材で構成されて
おり、また、排出ローラ303と搬送ローラ301との
位置関係は、排出ローラ303が搬送ローラ301に対
して被記録媒体Sの搬送方向下流側に所定の距離だけず
れて設けられており、自動給送部1より搬送された被記
録媒体Sは、搬送ローラ301を過ぎると排出ローラ3
03側ヘ向けて搬送される。搬送ローラ301と排出ロ
ーラ303との間には記録ヘッド501と対向してプラ
テン(不図示)が設けられおり、搬送されてきた被記録
媒体Sを排出ローラ303及び拍車305ヘ案内する。
また、排出部4は、排出される被記録媒体Sの長さに応
じて伸縮自在の2枚のトレイ401,402と、トレイ
401の先端に設けられ、被記録媒体Sが落下しないた
めのストッパ403とから構成されている。
【0021】その他に、記録装置には、下部ケース7に
収納固定される電源部701と、記録ヘッド501から
回復動作のために排出されたインクを収容する排インク
タンク702とが設けられている。図4は、図1及び図
2に示した記録装置の制御構成を示すブロック図であ
る。本形態における制御構成は図4に示すように、記録
装置の記録情報の作成編集を行なうとともに記録情報や
記録装置の制御情報をプリンタドライバ901及びI/
F部814を介して交換可能となる電子機器9からの命
令を受けて記録装置を制御する制御部8内に、制御上の
時間回路を行うタイマ802を有し、記録装置全体の制
御を行うMPU801と、MPU801の制御プログラ
ム等が収納されるROM803と、MPU801の制御
実行時ワークエリヤや、エンコーダ507、エンコーダ
センサ部508によるキャリッジ502の速度等の情報
を蓄えるRAM804と、記録装置の電源がOFF状態
であっても情報の保持が可能なEEPROM805と、
記録情報等に応じてインクを吐出する吐出ヒータを駆動
する吐出ヒータドライバ806と、キャリッジ502を
タイミングベルト506や不図示のプーリ等を介して駆
動させるキャリッジモータ509を駆動するためのキャ
リッジモータドライバ807と、搬送ローラ301や分
離ローラ104を駆動させる搬送モータ809を駆動制
御する搬送モータドライバ808と、自動給送部1分離
ローラ104の下流側に設けられ、被記録媒体Sの搬送
部3内での有無し状態や被記録媒体Sの先端や後端を検
出するための紙センサ810と、記録ヘッドを記録に適
する状態に復帰あるいは記録に適した状態に維持するた
めの不図示の回復系を駆動する回復系モータ812を制
御駆動する回復系モータドライバ811と、回復系を構
成する不図示のカム等の動作位置を検出するための回復
系ホームセンサ813と、記録装置と電子機器9とを接
続し、情報の交換を可能にしているインターフェイス部
814と、分離切り替えレバー固定手段206、プリン
タカバー固定手段703、ガイド部材固定手段109及
びヘッドカバー固定手段510よりなる禁止/解除手段
816と、禁止/解除手段816の動作を指示する指示
手段815と、スイッチ等によって例えば電力供給のO
N/OFF状態や電子機器9との情報交換の可否を指示
するON/OFFライン状態、さらには記録密度、記録
色等様々なプリンタの設定が行われる操作パネル部60
4とが設けられている。
【0022】なお、指示手段815においては、上述し
た各固定手段に加えて操作パネル部604の操作につい
ての禁止及び禁止の解除の指示も可能に設けられてい
る。ここで、操作パネル部604での操作の禁止とは操
作パネル部604のスイッチ類を押す等の操作をしても
操作パネル部604からの記録装置に対する各種設定が
できない状態を意味している。なお、禁止/解除手段8
16の動作は、指示手段815の指示に基づいてMPU
801により制御され、MPU801は、禁止/解除手
段816の制御手段となっている。また、本形態におい
ては、指示手段815は図2に示すように、下部ケース
7の背面側に設けられ、プッシュ式のスイッチで構成さ
れており、下部ケース7よりも突出した位置と下部ケー
ス7より突出しない位置とを保持設定可能である。
【0023】ここで、指示手段815が下ケースよりも
突出している場合は、各操作部の操作を許可状態として
固定手段を有する操作部では固定手段を作動させず、加
えて操作部の操作が禁止されている状態にあってはこれ
を解除し操作を可能なように指示が行われる。また、指
示手段815が下部ケース7よりも突出していない場合
は、各操作部の操作が禁止されて固定手段を有する操作
部では固定手段を作動させ、操作部の操作の禁止及び操
作部による設定状態の固定が行なわれる。図5は、図1
に示した記録装置に設けられたカバーのうちのプリンタ
カバーの操作の禁止及び禁止解除状態を示す図であり、
(a)は禁止状態を示す図、(b)は禁止解除状態を示
す図である。
【0024】図5に示すように、下部ケース7にはソレ
ノイドとバネにより突出及び収納される突片により構成
されるプリンタカバー固定手段703が設けられ、プリ
ンタカバー605のプリンタカバー703に当接する部
分には凹部606が設けられている。上述したような構
成によって、プリンタカバー605の開閉を禁止する場
合は図5(a)に示すように、プリンタカバー固定手段
703の突片が下部ケース7より突出し、凹部606と
係合することにより、プリンタカバー605が閉じた状
態に固定される。それにより、プリンタカバー605を
開けることができなくなり、プリンタカバー605の操
作が禁止される。一方、禁止状態を解除する場合は図5
(b)に示すように、プリンタカバー固定手段に設けら
れたソレノイドの動作によって、突出状態にあるプリン
タカバー固定手段703の突片が下部ケース7内に収納
されることにより、凹部606との係合状態が解除され
る。それにより、プリンタカバー605が開閉可能とな
る。
【0025】また、自動給送部1に於けるガイド部材1
07においても同様に、ガイド部材固定手段109と圧
板102に設けられた固定部材108との係合によりガ
イド部材107の操作の禁止及び禁止状態の解除が行な
われる。さらに、キャリッジ502に設けられたヘッド
カバー510においても、ソレノイド等により構成さ
れ、キャリッジ502に設けられたヘッドカバー固定手
段511と、ヘッドカバーに設けられた凹部(不図示)
とにより同様にヘッドカバーの開閉操作の禁止及び禁止
の解除が行われる。図6は、図1に示した分離切り替え
部2の動作について説明するための図であり、(a)は
先端爪部が圧板より突出しない状態を示す図、(b)は
先端爪部が圧板より突出した状態を示す図である。
【0026】図6に示すように、分離切り替えレバー2
01には、分離切り替えレバー固定手段206と係合す
ることにより分離切り替えレバー201の操作を禁止す
るための突片207A,207B,208が設けられて
いる。先端爪部204Bが圧板102より突出しない状
態において、分離切り替えレバー固定手段206が分離
切り替えレバー201側に突出すると、図6(a)に示
すように、分離切り替えレバー固定手段206と突片2
07Bとが係合し、分離切り替えレバー201の図中B
方向への操作が禁止状態となる。一方、先端爪部204
Bが圧板102より突出した状態において、分離切り替
えレバー固定手段206が分離切り替えレバー201側
に突出すると、図6(b)に示すように、分離切り替え
レバー固定手段206と突片207Aとが係合し、分離
切り替えレバー201の図中A方向への操作が禁止状態
となる。
【0027】なお、分離切り替えレバー201の操作の
禁止状態の解除は、分離切り替えレバー固定手段206
に設けられたソレノイド(不図示)を動作させることに
より分離切り替えレバー固定手段206が収納されるこ
とで行なわれる。また、操作パネル部604での操作の
禁止及び禁止状態の解除は、操作パネル部604に設け
られたスイッチ類による指示を記録装置内の制御部のM
PU801が受け付けないことで操作の禁止が行なわ
れ、また、受け付けることで操作の許可及び禁止の解除
が達成される。ここで操作の禁止を指示された揚合に
は、現在の操作パネル部604による設定状態を保持
し、新たの操作パネル部604による指示を受け付けな
いことで設定状態の固定とともに操作の禁止がなされ
る。以下に、上述したような記録装置の動作について説
明する。
【0028】図7は、本発明の記録装置の動作の第1の
例を説明するためのフローチャートである。なお、図7
に示す処理の流れは、記録装置の記録動作中及び停止中
にかかわらず常に行なわれている処理であり、例えば記
録中に指示手段815(図4参照)による指示が行なわ
れた場合には直ちに指示手段815(図4参照)による
指示に応じて以下の処理が行なわれる。まず、記録装置
の制御部に設けられたMPU801(図4参照)におい
て、記録装置の背面に設けられたスイッチ状の指示手段
815(図4参照)による指示状態が検出される(ステ
ップS101)。ここで、指示手段815(図4参照)
による指示は、指示手段815(図4参照)が下部ケー
ス7(図1参照)より突出しない場合、プリンタカバー
605(図5参照)、ガイド部材107(図1参照)、
分離切り替えレバー201(図6参照)、ヘッドカバー
510(図2参照)及び操作パネル部604(図1参
照)のそれぞれ操作部の操作を禁止する指示がプリンタ
カバー固定手段703(図5参照)、ガイド部材固定手
段109(図1参照)、分離切り替えレバー固定手段2
06(図6参照)、ヘッドカバー固定手段511(図4
参照)及び操作パネル部604(図1参照)に対してそ
れぞれ出力され(以下、この状態をON状態とする)、
下部ケース7(図4参照)よりも突出した場合、プリン
タカバー605(図5参照)、ガイド部材107(図1
参照)、分離切り替えレバー201(図6参照)、ヘッ
ドカバー510(図2参照)及び操作パネル部604
(図1参照)のそれぞれの操作部の操作を許可及び禁止
状態の解除がプリンタカバー固定手段703(図5参
照)、ガイド部材固定手段109(図1参照)、分離切
り替えレバー固定手段206(図6参照)、ヘッドカバ
ー固定手段511(図4参照)及び操作パネル部604
(図1参照)のそれぞれに対して指示される(以下、こ
の状態をOFF状態とする)。
【0029】ステップS101において、指示手段81
5(図4参照)による指示がOFF状態であることが検
出された場合は、プリンタカバー605(図5参照)、
ガイド部材107(図1参照)、分離切り替えレバー2
01(図6参照)、ヘッドカバー510(図2参照)及
び操作パネル部604(図1参照)のそれぞれの操作部
の操作を許可する指示であるため、まず、プリンタカバ
ー605(図5参照)、ガイド部材107(図1参
照)、分離切り替えレバー201(図6参照)、ヘッド
カバー固定手段511(図4参照)及び操作パネル部6
04(図1参照)のそれぞれ操作部が操作を禁止されて
いる状態かどうかがチェックされる(ステップS10
3)。ステップS103において禁止状態であると判断
された操作部については、その禁止状態が解除されて操
作が可能な状態に設定される(ステップS105)。
【0030】ステップS103において操作を許可され
ている状態であると判断された操作部については、その
まま処理を終了する。一方、ステップS101におい
て、指示手段815(図4参照)による指示がプリンタ
カバー605(図5参照)、ガイド部材107(図1参
照)、分離切り替えレバー201(図6参照)、ヘッド
カバー510(図2参照)及び操作パネル部604(図
1参照)のそれぞれの操作部の操作を禁止するON状態
であることが検出された場合は、プリンタカバー605
(図5参照)、ガイド部材107(図1参照)、分離切
り替えレバー201(図6参照)、ヘッドカバー510
(図2参照)及び操作パネル部604(図1参照)の操
作部がそれぞれ操作を禁止されている状態かどうかがチ
ェックされる(ステップS102)。
【0031】ステップS102において禁止状態でない
と判断された操作部については、禁止状態に設定される
(ステップS104)。ステップS102において禁止
状態であると判断された操作部については、そのまま処
理を終了する。以上のように構成することにより、記録
装置の各種操作部の操作の禁止及び禁止の解除が行われ
る。本形態において操作の禁止及び禁止の解除を指示す
る指示手段815が指示する記録装置の操作部は特に限
定されるものではなく、必要に応じて構成してかまわな
い。さらに、本形態では記録装置の操作部として自動給
送部1のガイド部材107、分離切り替えレバー20
1、プリンタカバー605及び操作パネル部604を挙
げて説明を行なったが、これらに限定されることなく、
他の操作部についても本発明は好適に適用できる。例え
ば記録部5に設けらた記録ヘッド501やインクタンク
505等が着脱交換可能に設けられている場合には着脱
ないし交換するためのレバー等の操作部を設け、着脱交
換操作部に、これまで説明したような操作部の操作を禁
止する禁止手段と禁止を解除する解除手段とを設けるこ
とで本発明を適用できる。また本形態では、指示手段8
15により指示された場合の処理をプリンタの記録動作
中の否かによらず実施したが、例えば記録動作中の場合
に指示手段815による指示が操作部の操作の許可ない
し禁止の解除を指示した場合にだけ直ちに処理を実施
し、操作部の禁止が指示された場合には記録動作中は処
理を実施しないといった工夫も考えられる。
【0032】さらに、本形態では、指示手段815を所
謂プッシュ式のスイッチで構成し、プリンタの背面に設
けたが、形状や設置する位置についても本例に限定され
ることはない。また、指示手段815を覆うカバーを設
けることで指示手段815が不注意に操作されることを
防ぐことも考えられる。さらに本形態では、指示手段8
15を記録装置に設けたが、記録装置と接続されるホス
トコンピュータ等の電子機器に設けることも考えられ
る。この場合には、図4に示したプリンタドライバー9
01にその指示手段を設ければ良い。さらに本形態で
は、各操作部の操作を禁止する禁止手段、及び禁止手段
による禁止を解除する禁止解除手段とをソレノイドとバ
ネにより突出されソレノイドにより収納される突片によ
り構成したが、この構成も本発明の適用に関し限定され
るものではなく、各操作部の操作を禁止及び禁止の解除
が可能であればよい。例えば、カム機構などを用いて構
成することも考えられる。
【0033】以上説明した構成によれば、記録装置の各
種操作部の不注意な操作を防止うることができ、記録装
置の誤動作や、操作部の誤操作による不具合を防ぐこと
ができる。本形態によれば記録装置が記録動作中でなく
ても各操作部の操作が禁止可能にできるため、記録に使
用していない場合の不注意な操作をも防ぐことができ
る。また本形態では一つの指示手段815により操作の
禁止及び禁止の解除が指示された場合に全ての操作部の
操作の禁止及び禁止の解除を行なえるため、操作部が多
数あっても容易に素早く操作の禁止及び禁止の解除が行
なえる。また、指示手段を記録装置の背面に設けたので
指示手段の不注意な操作をも防止できる。 (第2の実施の形態)第1の実施の形態においては、記
録装置に設けられた各操作部での操作の禁止及び禁止の
解除の指示が、指示手段815(図2参照)により行な
われていたが、本形態においては、指示手段815(図
2参照)を第1の指示手段とし、これとは別に記録装置
と接続されるホストコンピュータ等の電子機器9(図4
参照)に設けられ、記録装置の制御するブリンタドライ
バー901(図4参照)に第2の指示手段が設けられて
いる。
【0034】第2の指示手段では、操作の禁止及び禁止
解除が各操作部毎に指示可能に構成され、さらに第2の
指示手段による指示は、第1の指示手段が操作を禁止す
る指示をした場合だけ有効になるように構成されてい
る。以下に、本形態における記録装置の動作について説
明する。図8は、本発明の記録装置の動作の第2の例を
説明するためのフローチャートである。図8に示した処
理の流れは、図7に示した処理と同様に記録装置の記録
動作中及び停止中にかかわらず常に行なわれている処理
であり、例えば、記録中に第1の指示手段及び第2の指
示手段による指示が行なわれた場合には直ちに指示手段
の指示に応じて以下の処理が行なわれる。なお、第1及
び第2の指示手段のON/OFF状態は、図7に示した
場合と同様であり、ON状態は操作部の操作の禁止を指
示し、OFF状態は禁止の解除を指示するものとする。
【0035】まず、記録装置の制御部に設けられたMP
U801(図4参照)において、記録装置の背面に設け
られた第1の指示手段であるスイッチ状の指示手段81
5(図4参照)による指示状態がチェックされる(ステ
ップS201)。ステップS201において、指示手段
815(図4参照)による指示がOFF状態であること
が検出された場合は、各操作部の操作を許可する指示で
あるため、まず、各操作部が操作を禁止されている状態
かどうかがチェックされる(ステップS205)。ステ
ップS205において禁止状態であると判断された操作
部については、その禁止状態が解除されて操作が可能な
状態に設定される(ステップS206)。ステップS2
05において操作を許可されている状態であると判断さ
れた操作部については、そのまま処理を終了する。
【0036】一方、ステップS201において、指示手
段815(図4参照)による指示が各操作部の操作を禁
止するON状態であることが検出された場合は、第2の
指示手段であるプリンタドライバ901(図4参照)の
指示がチェックされる(ステップS202)。ステップ
S202において、プリンタドライバ901による指示
がON状態であることが検出された場合は、禁止を行う
操作部が禁止状態であるかがチェックされる(ステップ
S203)。ステップS203において禁止状態ではな
いと判断された操作部については、禁止状態に設定され
る(ステップS204)。ステップS203において禁
止状態であると判断された操作部については、そのまま
処理を終了する。
【0037】この場合、指示手段815からの指示が操
作の禁止を指示するON状態であっても、プリンタドラ
イバ901からの指示が操作の禁止を指示しないOFF
状態であれば操作の禁止のための処理は行なわれない構
成になっている。本形態の場合、これらの処理に加え
て、記録装置の各操作部の操作の禁止や禁止の解除の状
態を第1及び第2の指示手段による指示が変更されるま
で操作部の禁止又は禁止の解除の状態を保持している。
以上の様に構成することにより、操作部の操作の禁止な
いしは禁止の解除が各操作部に応じて行うことができ
る。本形態の場合、通常、第1の指示手段の指示状態を
ON状態に設定しておき、必要に応じて必要な操作部に
ついてポストコンピュータから第2の指示手段により指
示を行なえばよく、指示が必要に応じて容易にできる。
【0038】さらに、各操作部の禁止状態の解除は第2
の指示手段の指示によらなくても第1の指示手段のみの
指示により行なわれるため、禁止の解除が必要な揚合に
即座に指示が行われる。特に、昨今のプリンタドライバ
ー901は電子機器9において使用者に対して電子機器
内で裏面的に動作する(バックグラウンド動作)場合が
一般的であるため、操作部の操作の禁止を迅速に解除し
たい場合に有効である。本形態の場合、第1及び第2の
指示手段による指示が変更されるまで操作部の禁止又は
禁止の解除の状態を保持しているため、通常は操作部の
禁止又は禁止の解除状態を頻繁に指示しなくて良いとい
う効果もある。 (第3の実施の形態)本発明の第3の実施の形態とし
て、記録装置の各操作部の操作の禁止、禁止の解除を記
録動作の開始に応じて自動的に行なう例について説明す
る。
【0039】図9は、本発明の記録装置の動作の第3の
例を説明するためのフローチャートである。まず、記録
装置の制御部に設けられたMPU801(図4参照)に
おいて、記録装置の背面に設けられたスイッチ状の指示
手段815(図4参照)による指示状態がチェックされ
る(ステップS301)。指示手段815(図4参照)
による指示がON状態であることが検出された場合は、
各操作部の操作が禁止状態にされる(ステップS30
2)。指示手段815(図4参照)による指示がOFF
状態であることが検出された場合や、ステップS302
の処理後に記録動作が開始される(ステップS30
3)。
【0040】ステップS303における記録動作の終了
後、各操作部の操作の禁止状態が解除される(ステップ
S304)。この場合に記録動作中であっても前記指示
手段815により操作部の禁止を解除する指示があれば
直ちに禁止を解除する様に構成されている。上述したよ
うな構成においては、自動的に操作部の禁止、禁止の解
除が行なわれるため、記録装置の使用者がプリンタにほ
ぼ近在しており、記録装置の動作中にだけ各操作部の操
作の禁止が所望される場合に、簡単に操作部の不注意な
操作を防ぐことができるという効果がある。 (第4の実施の形態)本発明の第4の実施の形態とし
て、記録装置にエラーが発生した場合における例につい
て説明する。
【0041】図10は、本発明の記録装置の動作の第4
の例を説明するためのフローチャートである。まず、記
録装置の制御部に設けられたMPU801(図4参照)
において、記録装置の背面に設けられたスイッチ状の指
示手段815(図4参照)による指示状態がチェックさ
れる(ステップS401)。指示手段815(図4参
照)による指示がON状態であることが検出された場合
は、各操作部の操作が禁止状態にされる(ステップS4
02)。指示手段815(図4参照)による指示がOF
F状態であることが検出された場合や、ステップS40
2の処理後に記録動作が開始される(ステップS40
3)。
【0042】記録動作が開始された後に、異常検出手段
(不図示)において記録装置の状態が検出される(ステ
ップS404)。ステップS404において、検出され
た結果により記録装置が正常であると判断されると、記
録動作が終了であるか否かが判断される(ステップS4
05)。ステップS404において記録装置に異常が発
生したと判断された場合や、ステップS405において
記録動作が終了であると判断された場合は記録が終了す
る(ステップS406)。一方、ステップS405にお
いて記録動作が終了ではないと判断された場合は、ステ
ップS404に戻る。記録が終了すると、操作部の操作
の禁止状態が解除される(ステップS407)。
【0043】ここで、異常の検出手段としては、本形態
に限定されることなく適用され、さらには、本形態にお
いて説明した異常検出手段により異常が検出された場合
に各操作部の禁止を解除する処理は、上述した形態全て
に組み合わせて行うことも容易に考えられる。本形態の
構成によれば、給送不良やインク残量不足等の異常が生
じた場合に自動的に各操作部の禁止状態を解除するため
異常に対する対処を直ちに行うことができるという効果
がある。
【0044】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので以下に記載するような効果を奏する。カバー
の開閉を禁止するプリンタカバー固定手段と、ガイド部
材の移動を禁止するガイド部材固定手段と、分離切り替
えレバーの切り替え操作を禁止する分離切り替えレバー
固定手段と、ヘッドカバーの開閉を禁止するヘッドカバ
ー固定手段と、プリンタカバー固定手段、前記ガイド部
材固定手段、前記分離切り替えレバー固定手段、前記ヘ
ッドカバー固定手段及び前記操作パネル部の動作を指示
する指示手段とを設け、また、操作パネル部を、指示手
段からの指示により入力を禁止する構成としたため、記
録動作時において各操作部の誤った操作を防止すること
ができ、誤操作されたとしても、所望の記録結果や所望
の記録動作を得ることができる。
【0045】さらに、請求項2及び請求項3に記載のも
のにおいては、記録動作に合わせて各操作部の操作の禁
止及び禁止解除の制御を自動的に行う構成としたため、
各操作部の操作を禁止したり、禁止状態を解除するため
のユーザの手間を省くことができる。さらに、請求項1
2に記載のものにおいては、指示手段からの指示によら
ずに記録装置の異常時に記録を終了させる異常検出手段
を設けたため、記録装置の異常に対する処置を迅速に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録装置の第1の実施の形態を示す外
観斜視図である。
【図2】図1に示した記録装置の概略断面図である。
【図3】図1に示した分離切り替え部の詳細の構成を示
す分解図である。
【図4】図1及び図2に示した記録装置の制御構成を示
すブロック図である。
【図5】図1に示した記録装置に設けられたカバーのう
ちのプリンタカバーの操作の禁止及び禁止解除状態を示
す図であり、(a)は禁止状態を示す図、(b)は禁止
解除状態を示す図である。
【図6】図1に示した分離切り替え部の動作について説
明するための図であり、(a)は先端爪部が圧板より突
出しない状態を示す図、(b)は先端爪部が圧板より突
出した状態を示す図である。
【図7】本発明の記録装置の動作の第1の例を説明する
ためのフローチャートである。
【図8】本発明の記録装置の動作の第2の例を説明する
ためのフローチャートである。
【図9】本発明の記録装置の動作の第3の例を説明する
ためのフローチャートである。
【図10】本発明の記録装置の動作の第4の例を説明す
るためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 自動給送部 2 分離切り替え部 3 搬送部 4 排出部 5 記録部 6 パネル部 7 下部ケース 8 制御部 9 電子機器 101 用紙受け 102 圧板 102A 摺動軸 103 圧接バネ 104 分離ローラ 105 用紙束 106,107 ガイド部材 108 固定部材 109 ガイド部材固定手段 201 分離切り替えレバー 202 ギア列及びカム機構 203 バネ 204 分離部材 204A 他端部 204B 先端爪部 205 支持部材 206 分離切り替えレバー固定手段 207A,207B,208 突片 301 搬送ローラ 302 ピンチローラ 303 排出ローラ 304 伝達ローラ 305 拍車 401,402 トレイ 403 ストッパ 501 記録ヘッド 502 キャリッジ 503,504 案内軸 505 インクタンク 506 タイミングベルト 507 エンコーダ 508 エンコーダセンサ部 509 キャリッジモータ 510 ヘッドカバー 511 ヘッドカバー固定手段 601 インナカバー 602 コントロール基板 603 パネル基板 604 操作パネル部 605 プリンタカバー 606 凹部 701 電源部 702 排インクタンク 703 プリンタカバー固定手段 801 MPU 802 タイマ 803 ROM 804 RAM 805 EEPROM 806 吐出ヒータドライバ 807 キャリッジモータドライバ 808 搬送モータドライバ 809 搬送モータ 810 センサ 811 回復系モータドライバ 812 回復系モータ 813 回復系ホームセンサ 814 I/F部 815 指示手段 816 禁止/解除手段 901 プリンタドライバ S 被記録媒体

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉可能に設けられ、記録装置内部を外
    部に対し露出及び遮断するカバーと、 被記録媒体の給送方向と直角な方向に移動可能に設けら
    れ、給送に際し前記被記録媒体の側端部をガイドするガ
    イド部材と、 複数の被記録媒体より被記録媒体を分離し前記記録装置
    内部へ給送する場合に、前記被記録媒体の種類によって
    分離方法を切り替える分離切り替えレバーと、 記録に関する情報を外部より入力可能な操作パネル部と
    を有し、 記録ヘッドにより前記被記録媒体に記録を行う記録装置
    において、 前記カバーの開閉を禁止するプリンタカバー固定手段
    と、 前記ガイド部材の移動を禁止するガイド部材固定手段
    と、 前記分離切り替えレバーの切り替え操作を禁止する分離
    切り替えレバー固定手段と、 前記カバー固定手段、前記ガイド部材固定手段、前記分
    離切り替えレバー固定手段及び前記操作パネル部の動作
    を指示する指示手段と、 前記指示手段による指示に応じて前記カバー固定手段、
    前記ガイド部材固定手段、前記分離切り替えレバー固定
    手段の動作及び前記操作パネル部の入力の可否を制御す
    る制御手段とを有することを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の記録装置において、前
    記指示手段は、記録動作に先立つ所定のタイミングにお
    いて前記カバー固定手段、前記ガイド部材固定手段、前
    記分離切り替えレバー固定手段及び前記操作パネル部の
    それぞれに対して前記カバー、前記ガイド部材、前記分
    離切り替えレバー及び前記操作パネル部の動作を禁止さ
    せる指示を自動的に出力することを特徴とする記録装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の記録装置において、 前記指示手段は、記録動作終了後の所定のタイミングに
    おいて前記カバー固定手段、前記ガイド部材固定手段、
    前記分離切り替えレバー固定手段及び前記操作パネル部
    のそれぞれに対して前記カバー、前記ガイド部材、前記
    分離切り替えレバー及び前記操作パネル部の動作の禁止
    状態を解除する指示を自動的に出力することを特徴とす
    る記録装置。
  4. 【請求項4】 開閉可能に設けられ、記録装置内部を外
    部に対し露出及び遮断するカバーと、 被記録媒体の給送方向と直角な方向に移動可能に設けら
    れ、給送に際し前記被記録媒体の側端部をガイドするガ
    イド部材と、 複数の被記録媒体より被記録媒体を分離し前記記録装置
    内部へ給送する場合に、前記被記録媒体の種類によって
    分離方法を切り替える分離切り替えレバーと、 記録に関する情報を外部より入力可能な操作パネル部
    と、 前記カバーの開閉を禁止するプリンタカバー固定手段
    と、 前記ガイド部材の移動を禁止するガイド部材固定手段
    と、 前記分離切り替えレバーの切り替え操作を禁止する分離
    切り替えレバー固定手段とを有し、 記録ヘッドにより前記被記録媒体に記録を行う記録装置
    に接続される電子機器において、 前記カバー固定手段、前記ガイド部材固定手段、前記分
    離切り替えレバー固定手段及び前記操作パネル部の動作
    を指示する第2の指示手段を有することを特徴とする電
    子機器。
  5. 【請求項5】 開閉可能に設けられ、記録装置内部を外
    部に対し露出及び遮断するカバーと、 被記録媒体の給送方向と直角な方向に移動可能に設けら
    れ、給送に際し前記被記録媒体の側端部をガイドするガ
    イド部材と、 複数の被記録媒体より被記録媒体を分離し前記記録装置
    内部へ給送する場合に、前記被記録媒体の種類によって
    分離方法を切り替える分離切り替えレバーと、 記録に関する情報を外部より入力可能な操作パネル部
    と、 前記カバーの開閉を禁止するプリンタカバー固定手段
    と、 前記ガイド部材の移動を禁止するガイド部材固定手段
    と、 前記分離切り替えレバーの切り替え操作を禁止する分離
    切り替えレバー固定手段と、 前記カバー固定手段、前記ガイド部材固定手段、前記分
    離切り替えレバー固定手段及び前記操作パネル部の動作
    を指示する第1の指示手段を有し、 記録ヘッドにより前記被記録媒体に記録を行う記録装置
    に接続される電子機器において、 前記カバー固定手段、前記ガイド部材固定手段、前記分
    離切り替えレバー固定手段及び前記操作パネル部の動作
    を指示する第2の指示手段を有することを特徴とする電
    子機器。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の電子機器に接続される
    記録装置であって、前記カバー固定手段、前記ガイド部
    材固定手段、前記分離切り替えレバー固定手段及び前記
    操作パネル部は、それぞれ、前記第1の指示手段及び前
    記第2の指示手段からの指示により動作することを特徴
    とする記録装置。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の電子機器に接続される
    記録装置であって、 前記カバー固定手段、前記ガイド部材固定手段、前記分
    離切り替えレバー固定手段及び前記操作パネル部は、そ
    れぞれ、前記第1の指示手段と前記第2の指示手段との
    いずれか一方からの指示により動作することを特徴とす
    る記録装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    記録装置において、 前記指示手段は、前記カバー固定手段、前記ガイド部材
    固定手段、前記分離切り替えレバー固定手段及び前記操
    作パネル部に対する指示を同時に出力することを特徴と
    する記録装置。
  9. 【請求項9】 請求項4または請求項5に記載の電子機
    器において、 前記第2の指示手段は、前記カバー固定手段、前記ガイ
    ド部材固定手段、前記分離切り替えレバー固定手段及び
    前記操作パネル部に対する指示を同時に出力することを
    特徴とする電子機器。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載
    の記録装置において、 前記指示手段は、記録動作中においても、前記カバー固
    定手段、前記ガイド部材固定手段、前記分離切り替えレ
    バー固定手段及び前記操作パネル部に対して指示を出力
    することを特徴とする記録装置。
  11. 【請求項11】 請求項6乃至8のいずれか1項に記載
    の記録装置において、 前記第1の指示手段は、記録動作中においても、前記カ
    バー固定手段、前記ガイド部材固定手段、前記分離切り
    替えレバー固定手段及び前記操作パネル部に対して指示
    を出力することを特徴とする記録装置。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載の記録装置において、 記録装置の異常を検出するための異常検出手段を具備
    し、前記異常検出手段は、前記指示手段からの指示によ
    らずに前記カバー固定手段、前記ガイド部材固定手段、
    前記分離切り替えレバー固定手段及び前記操作パネル部
    のそれぞれに対して前記カバー、前記ガイド部材、前記
    分離切り替えレバー及び前記操作パネル部の動作の禁止
    状態を解除する指示を出力することを特徴とする記録装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008236418A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Brother Ind Ltd 画像形成システム、画像形成装置及び項目設定制御プログラム

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