JPH09295206A - スローアウェイ式切削工具 - Google Patents

スローアウェイ式切削工具

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Publication number
JPH09295206A
JPH09295206A JP11173596A JP11173596A JPH09295206A JP H09295206 A JPH09295206 A JP H09295206A JP 11173596 A JP11173596 A JP 11173596A JP 11173596 A JP11173596 A JP 11173596A JP H09295206 A JPH09295206 A JP H09295206A
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JP
Japan
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tip
throw
circumference
chip
away
Prior art date
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Application number
JP11173596A
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English (en)
Inventor
Takamasa Shimano
高正 嶋野
Tomoyoshi Sakamoto
知良 坂本
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
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  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 円板状のチップ11の正確な割り出しを可能
とし、かつ切削時のチップ11の回転を防ぐ。 【解決手段】 チップ取付座12の底面12Aと、この
底面12Aに着座する円板状のチップ11の着座面11
Bとの二つの面のうち、一方の面11Bには、チップ1
1がなす円板の軸線Oを中心とする複数の円周CA
B,CC上に、互いに異なる数ずつの複数の凹穴16…
を被係合部としてそれぞれに等間隔に設けるとともに、
他方の面12Aには、一方の面11Bの円周CA,CB
Cと一致する円周DA,DB,DC上に、各円周C上で隣
り合う凹穴16,16のピッチを等分割するピッチでそ
れぞれ複数の凹穴17…を形成し、これらの凹穴17
に、凹穴16に係合してチップ11の軸線O回りの回転
を拘束する係合部としてのピン18を着脱自在に嵌挿す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工具本体に形成さ
れたチップ取付座に、円板状のスローアウェイチップ
(以下、チップと称する。)が着脱自在に取り付けられ
てなるスローアウェイ式切削工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の円板状のチップは、角部を切刃
として使用する多角形平板状のチップに比べて切刃強度
が高く、また仕上面粗度の高い平面や曲面を形成できる
ため、難切削材の加工や倣い切削加工等に多用されてい
る。図5ないし図7は、かかる円板状のチップ1を用い
たスローアウェイ式エンドミルを示すものであって、多
段円柱状の工具本体2の先端部に切屑排出溝3…が形成
され、これらの切屑排出溝3…の工具回転方向T側を向
く壁面3Aに、この壁面3Aから工具回転方向Tの後方
側に一段凹むようにしてチップ取付座4が形成されてお
り、このチップ取付座4に上記円板状のチップ1が着脱
自在に取り付けられている。
【0003】ここで、上記チップ取付座4は、上記壁面
3Aから後退して工具回転方向T側を向く底面4Aと、
この底面4Aの周辺から屹立して上記壁面3Aに連なる
側面4Bとを備えており、底面4Aには図示しないネジ
穴が形成されている。また、上記壁面3Aのチップ取付
座4に臨む位置には、チップ取付座4側に突き出すよう
にクランプ駒5が設けられている。一方、円板状の上記
チップ1は、超硬合金等の硬質材料から形成されて、そ
の一方の円形面がすくい面1Aとされるとともに、他方
の円形面がチップ取付座4への着座面1Bとされ、さら
に逃げ面1Cとされる周面と上記すくい面1Aとの交差
稜線部に、円周状をなす切刃6が形成されている。ま
た、このチップ1には、該チップ1がなす円板の中心軸
線Oに沿ってチップ1を貫通するように取付穴1Dが形
成されている。
【0004】そして、このように構成されたチップ1
は、チップ取付座4に、上記着座面1Bを上記底面4A
に密着させるとともに逃げ面1Cの一部を上記側面4B
に当接させて着座され、上記取付穴1Dに挿通されたク
ランプネジ7を上記ネジ穴にねじ込んで螺着された上
で、さらに上記クランプ駒5によって底面4A側に押し
付けられて固定される。なお、図示のスローアウェイ式
エンドミルにおいては、このチップ1はその逃げ面1C
に逃げ角が付されたポジティブチップとされており、ま
たチップ取付座4の上記底面4Aは、工具装着状態にお
いてチップ1の切刃6に正のアキシャルレーキ角が付さ
れるように、工具本体1の回転軸線Xに対して傾斜して
形成されている。
【0005】また、エンドミルやカッタのような転削工
具以外にも、例えば図8および図9に示すスローアウェ
イ式バイトのように、四角柱状のバイト本体(工具本
体)8の先端部に上記スローアウェイ式エンドミルと同
様のチップ取付座4が形成され、このチップ取付座4に
円板状のチップ1が取り付けられてなるスローアウェイ
式の旋削工具も知られている。ただし、これら図8およ
び図9に示すスローアウェイ式バイトでは、クランプ駒
5は略されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記スロー
アウェイ式エンドミルやバイトにおいてチップ取付座4
に固定されたチップ1は、その円周状の切刃6の一部分
だけが切削に供されることとなる。このため、この切刃
6の一部分が摩耗等によって使用に適さなくなったとき
には、一旦クランプネジ7やクランプ駒5を緩めて、切
刃6の未使用の部分が切削位置に配されるようにチップ
1をその軸線O回りに回転させ、しかる後再びクランプ
ネジ7やクランプ駒5を締め付けてチップ1を固定し、
この未使用の切刃6部分で切削を行うようにしている。
そして、こうして切刃6を周方向に順次使用していっ
て、切刃6の全周が使いきられたなら、チップ1を交換
するようにしている。
【0007】しかしながら、この未使用の切刃6部分を
切削位置に配置する際のチップ1の回転量の割り出し
は、従来専ら作業者による目視に基づいてなされてお
り、作業者の熟練度や経験の差によっては回転量にも相
違が生じて、適正な回転量よりも大きくチップ1を回転
させて固定してしまったり、逆に適正回転量よりも回転
量が少ないままチップ1を固定してしまったりすること
があった。しかるに、適正な回転量よりもチップ1の回
転量が大きいと、切削に供された切刃6部分と新たに使
用される切刃6部分との間に、使用に供されない切刃6
部分が残されてしまい、一つのチップ1での切刃6の使
用可能回数が減ったり、切刃6の全周を使いきることが
できなくなったりして不経済である一方、適正回転量よ
りもチップ1の回転量が小さい場合には、一旦使用され
た後の摩耗等が生じた切刃6部分が再び切削に供される
こととなり、切削抵抗の増加や仕上面粗度の劣化を招い
たりして切削性能を損なう結果となってしまう。
【0008】また、これに加えて上記スローアウェイ式
エンドミルやスローアウェイ式バイトにおいては、チッ
プ1の取付姿勢や当該エンドミル、バイトによる切削の
形態などによって、切削時に切刃6から作用する切削負
荷によりチップ1をその軸線O回りに回転させようとす
る力が生じることがある。ところが、これに対して上記
チップ1は、平坦な着座面1Bを平坦な底面4Aに密着
させるとともに、円周状の逃げ面1Cを側面4Bに当接
させてチップ取付座4に装着されているだけであり、し
かも該チップ1を固定するクランプネジ7は、チップ1
の中心軸線Oに沿って挿通されているため、この軸線O
を中心とするチップ1の回転に対する固定力は、必ずし
も十分ではない。このため、上記スローアウェイ式エン
ドミルにおいては、クランプ駒5を設けて切削時のチッ
プ1の回転防止を図っているのであるが、それにも関わ
らず、より大きな切削力が作用した場合にはチップ1が
ずれ動いて回転してしまうおそれがあり、かかる場合に
は、如何にチップ1の回転量を適正に割り出しても、上
述した問題点が惹起されることは避けられない。
【0009】本発明は、このような事情を鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、円板状のチッ
プを装着したスローアウェイ式切削工具において、作業
者の熟練度等に関わらず常に正確なチップの回転量の割
り出しが可能であり、しかも切削時に生じる負荷による
チップの回転をも防ぐことが可能なスローアウェイ式切
削工具を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決して、か
かる目的を達成するために、本発明は、チップ取付座の
底面と、この底面に着座する円板状のチップの着座面と
の二つの面のうち、一方の面には、上記チップがなす円
板の軸線を中心とする円周上に複数の被係合部を等間隔
に設けるとともに、他方の面には、上記一方の面の円周
と一致する円周上に、上記被係合部に係合して上記チッ
プの軸線回りの回転を拘束する係合部を設けたことを特
徴とする。従って、新たな切刃を使用するためにチップ
を回転させる際には、上記一方の面に設けられた複数の
被係合部に対し、その円周方向にチップの適正な回転量
に応じた所定の個数おきに、他方の面の係合部を順次係
合させることにより、チップを正確に割り出すことがで
きるとともに、これら係合部と被係合部との係合によっ
て切削時におけるチップの回転を防止することが可能と
なる。
【0011】ここで、上記一方の面には、上記軸線から
の径の異なる複数の円周上に、それぞれ互いに異なる数
の被係合部を設けるとともに、上記他方の面において
は、上記係合部を、上記一方の面の複数の円周と一致す
る複数の円周の間を移動可能に設けることにより、上記
一方の面では各円周ごとに被係合部間のピッチが異なる
ものとなるため、適当な円周に合わせて他方の面の係合
部を移動して被係合部と係合せしめることによって、チ
ップの回転量をより細かい精度でさらに正確に割り出す
ことが可能となる。また、かかる構成を採った場合に
は、上記一方の面における複数の円周上に、上記軸線か
らの径が大きくなるに従い多くの被係合部が形成される
ようにすることにより、各円周において被係合部間の間
隔が狭くなりすぎるのを防いで、チップや取付座の強度
劣化を防止することができる。さらに、上記他方の面の
円周上において、上記係合部を、この他方の面の円周に
一致する上記一方の面の円周上にあって周方向に隣り合
う上記被係合部同士のピッチをさらに等間隔に分割した
ピッチで移動可能に設けることによっても、より細かい
精度でチップの回転量を割り出して回転させることが可
能となる。
【0012】一方、上記係合部および被係合部として
は、被係合部を上記一方の面に形成された凹穴とする一
方、係合部は、上記他方の面に形成された凹穴に着脱自
在に嵌挿されて該他方の面から突出するピンとすること
により、比較的簡略にチップ回転量の割り出しおよびチ
ップ回転の防止を図ることができる。また、上記被係合
部は一方の面に形成された凹穴とする一方、上記他方の
面側には、該他方の面に沿って移動自在、かつ所定の位
置にて固定可能に係合部材を設け、上記係合部を、この
係合部材に設けられて上記他方の面から突出するピンと
することにより、特に係合部を他方の面上で移動可能と
した構成を採った場合に、この係合部の移動を円滑に行
ってチップ回転量を速やかに割り出すことが可能とな
る。
【0013】
【発明の実施の形態】図1ないし図3は、本発明の第1
の実施形態を示すものであって、本発明に係るスローア
ウェイ式切削工具の工具本体10において、チップ11
が装着されたチップ取付座12の周辺を示すものであ
る。本実施形態においてチップ11は、上記従来のチッ
プ1と同様、超硬合金等の硬質材料により円板状に形成
されており、その一方の円形面がすくい面11Aとされ
るとともに他方の円形面が着座面11Bとされ、これら
すくい面11Aと着座面11Bとの間の円周状の周面が
逃げ面11Cとされていて、さらにこの逃げ面11C
に、すくい面11A側から着座面11側に向かうに従い
チップ内周側に向かうように逃げ角が付されたポジティ
ブチップとされている。そして、このすくい面11Aと
逃げ面11Cとの交差稜線部には、円周状をなす切刃1
3が形成されており、また該チップ11がなす円板の中
心部には、該円板の中心軸線Oに沿って当該チップ11
を貫通するように取付穴11Dが形成されている。
【0014】一方、上記チップ取付座12は、チップ1
1の上記着座面11Bが着座する底面12Aと、この底
面12Aから屹立する側面12Bとから構成されてい
る。ここで、本実施形態では、上記底面12Aはチップ
11の着座面11Bと略同じ大きさの円形に形成されて
おり、また側面12Bは、円周状に形成される上記逃げ
面12Cに合わせて、底面12Aに対向する方向から見
て円弧状に形成されるとともに、該逃げ面11Cに上記
逃げ角が与えられるのに応じて、底面12Aから屹立す
るに従い拡径するように形成されている。また、この側
面12Bの底面12A側の縁部にはチップ11との干渉
を避けるための逃げが形成されており、さらに上記底面
12Aの中央部には、チップ11の上記取付穴11Dに
挿通されたクランプネジ14がねじ込まれるネジ穴15
が、チップ11を装着した状態におけるチップ11の上
記軸線Oの延長線に沿って形成されている。
【0015】そして、本実施形態においては、上記チッ
プ11の着座面11Bに円形をなす複数(本実施形態で
は12)の凹穴16…が形成されており、これらの凹穴
16…が本実施形態における被係合部とされている。一
方、チップ取付座12の底面12Aにも、上記凹穴16
と略同じ大きさの円形をなす複数(本実施形態では6
つ)の凹穴17…が形成されており、これら底面12A
側の凹穴17…の一つには、略円柱状のピン18が、そ
の上端部を該底面12Aから突出させて着脱可能に嵌挿
されていて、本実施形態における係合部とされている。
【0016】ここで、被係合部として上記着座面11B
に形成される凹穴16…のうち、3つの凹穴16A…は
図2に示すようにチップ11の上記中心軸線Oから直径
Aの円周CA上に互いに等間隔となるように、すなわち
円周CA上で周方向に隣り合う凹穴16A,16A同士
が軸線Oを中心としてなす角度αが120°となるよう
に配置されている。また、凹穴16…のうち上記凹穴1
6A…よりも一つ数の多い他の4つの凹穴16B…は、
上記軸線Oを中心として上記直径Aよりも大きい直径B
の円周CB上に、やはり互いに等間隔に配置されてお
り、従って円周CB上で周方向に隣り合う凹穴16B,
16B同士が軸線Oを中心になす角度βは90°とな
る。さらに、凹穴16…のうち、凹穴16B…より1
つ、16A…より2つ数の多い残りの5つの凹穴16C
…は、上記直径Bよりもさらに大きい直径Cの円周CC
上にやはり等間隔に配置され、従って該円周CC上で周
方向に隣り合う凹穴16C,16C同士が軸線Oを中心
になす角度は72°となる。
【0017】一方、係合部としてのピン18が嵌挿され
るチップ取付座12の底面12Aに形成された6つの凹
穴17…は、それぞれ2つずつの凹穴17A,17B,
17Cが、軸線Oを中心とした直径A,B,Cの円周D
A,DB,DC上に配置されるように形成されている。そ
して、上記円周DA上に配置される2つの凹穴17A,
17Aが軸線Oを中心になす角度δは、上記凹穴16
A,16A同士がなす角度αを2等分した60°に設定
されている。また、上記円周DB,DC上に配置される凹
穴17B,17Bおよび凹穴17C,17Cがそれぞれ
軸線Oを中心になす角度ε,θは、上記凹穴16B,1
6Bおよび16C,16Cがなす角度β,γの1/2の
45°および36°に設定されている。すなわち、これ
らの円周DA,DB,DC上の凹穴17,17間のピッチ
は、各円周DA,DB,DCに一致する上記チップ11の
着座面11Bの円周CA,CB,CC上にあって、周方向
に隣り合う凹穴16,16同士のピッチをさらに2等分
したピッチとされている。
【0018】このようにチップ11およびチップ取付座
12が構成されたスローアウェイ式切削工具では、当該
切削工具においてチップ11が採る取付姿勢に応じて切
刃13が使用される部分が軸線Oに対してなす角度によ
り、チップ取付座12の底面12Aに形成された凹穴1
7…のうち適当な1つを選択してピン18を嵌挿し、次
いで上記ピン18に凹穴16…の対応する1つを嵌挿し
て着座面11Aを底面12Aに着座させるとともに、逃
げ面11Cを側面12Bに当接させ、さらに取付穴11
Dにクランプネジ14を挿入してネジ穴15にねじ込ん
で、チップ11をチップ取付座12に螺着する。例え
ば、当該切削工具が図5ないし図7に示したようなスロ
ーアウェイ式のエンドミルであって、1の取付姿勢にお
いてチップ11の切刃13の使用される部分の軸線Oに
対してなす角度が90°である場合には、チップ取付座
12の底面12Aに形成された凹穴17…のうち、直径
Bの円周DB上の凹穴17B,17Bの一方を選択して
ピン18を嵌挿し、これに対応するチップ11の着座面
11Bの円周CB上の4つの凹穴16B…のうちの1つ
に、上記凹穴17Bの一方に嵌挿された上記ピン18の
底面12Aから突出する頭部を嵌挿させて、チップ11
をチップ取付座12に係合させる。
【0019】そして、このチップ11の取付姿勢で当該
切削工具による切削作業を行うことにより、上記切刃1
3の使用部分に摩耗が生じたりした場合には、クランプ
ネジ14を緩めてチップ11をその軸線O回りに回転さ
せ、着座面11Bの上記円周CBに形成された凹穴16
B…のうち、最初にピン18に嵌挿された凹穴16Bに
周方向に隣り合う次の凹穴16Bをピン18に嵌挿させ
る。すると、チップ11は、円周CB上で隣り合う凹穴
16B,16B同士がなす角度αで回転され、すなわち
上記切刃13の使用部分がなす角度90°に合わせてそ
の回転量が正確に割り出され、切刃13のうち上記使用
部分に連なる未使用の部分が、当該切削工具による切刃
13の使用位置に配置される。従って、クランプネジ1
4を再び締め込んでチップ11を固定することにより、
未使用の切刃13部分を切削に供することができ、こう
して切刃13が使用される度に4つの凹穴16B…をピ
ン18に順次一つずつ係合させるようにしてチップ11
を回転させることにより、一つのチップ11に形成され
た切刃13を、90°ずつ、合計4回に渡って満遍なく
使いきることが可能となる。
【0020】このように、上記構成のスローアウェイ式
切削工具によれば、作業者の熟練度や経験などに関わら
ず、円板状のチップ11を正確に割り出して回転させ、
該チップ11に形成された円周状の切刃13の全周を、
満遍なく、かつ重複させることなく、切削に供すること
が可能となり、チップ11の有効利用を図ることができ
るとともに、切削抵抗の増大を抑え、また優れた仕上面
精度を維持することが可能となる。しかも、上記スロー
アウェイ式切削工具においては、チップ11の軸線Oか
ら離れた位置に設けられた凹穴16にピン17が嵌挿さ
れて両者が係合しており、この凹穴16とピン17との
係合によって、切削負荷等によりチップ11が切削時に
軸線O回りに回転してしまうような事態をも防止するこ
とが可能となる。従って、例えば従来必要とされていた
クランプ駒等を用いずとも、正確に割り出されたチップ
11の位置が切削時にずれてしまうことを防止すること
ができ、上述したチップ11の有効利用や切削抵抗の増
大防止、仕上面精度の維持といった効果を、より確実に
奏功することが可能となる。
【0021】また、本実施形態では、チップ11の着座
面11Bに、3つの径の異なる円周CA,CB,CC上に
互いに数の異なる凹穴16A…,16B…,16C…が
それぞれ等間隔に形成される一方、チップ取付座12の
底面12Aには、上記円周CA,CB,CCと一致する円
周DA,DB,DC上にそれぞれ凹所17…が形成され、
これらの凹所17…の間でピン18が着脱自在とされて
いる。従って、上述のように割り出しすべきチップ11
の回転量が約90°の場合には、チップ取付座12の底
面12Aに90°間隔に配置された円周DB上の凹穴1
7Bにピン18を嵌挿して、チップ11の着座面11B
の円周CB上の凹穴16B…を係合させればよく、また
チップ11の回転量が約72°の場合には、底面12A
の円周DA上の凹穴17Aにピン18を嵌挿して着座面
11Bの円周CA上の凹穴16A…を係合させ、さらに
チップ11の回転量が約120°の場合には、底面12
Aの円周DC上の凹穴17Cにピン18を嵌挿して着座
面11Bの円周CC上の凹穴16C…を係合させればよ
い。
【0022】このように、本実施形態のスローアウェイ
式切削工具によれば、係合部としてのピン18を円周D
A,DB,DCの凹穴17A,17B,17Cの間で移動
させることにより、チップ11の割り出し回転量を72
°、90°、120°に変化させることができるので、
一つの切削工具で切削条件等の変更により切刃13の使
用される部分の長さが変化する場合でも、これに容易に
対応してより細かい精度で正確な割り出しを行うことが
できる。
【0023】また、ここで本実施形態では、チップ11
の着座面11Bにおいて、その直径がA,B,Cと大き
くなるほど、円周CA,CB,CCの凹穴16の数が3、
4、5と多くなるように設定されており、このため各円
周CA,CB,CCにおいて周方向に隣り合う凹穴16,
16同士の間隔に極端な広狭が生じるのを防ぐことがで
きる。このため、本実施形態によれば、この周方向に隣
り合う凹穴16,16間の肉厚が小さくなりすぎてチッ
プ11の剛性が損なわれるような事態を防ぐことがで
き、これにより、切削負荷等によって凹穴16に変形が
生じたりするのを未然に防止してチップ11の寿命の延
長を図り、その一層の有効利用を促すことができるとい
う利点も得られる。
【0024】さらに本実施形態では、チップ取付座12
の底面12Aにおいても、円周DA,DB,DCに凹穴1
7A,17B,17Cがそれぞれ2つずつ形成されてお
り、これらの凹穴17…の間でピン18が着脱自在に嵌
挿されることにより、係合部が移動可能とされている。
また、その一方で、各円周DA,DB,DCの凹穴17,
17が軸線Oを中心になす角度δ,ε,θは、該円周D
A,DB,DCに一致するチップ11の着座面11Bの円
周CA,CB,CC上の隣り合う凹穴16,16同士がな
す角度α,β,γを2等分した角度に設定されている。
【0025】従って、各円周DA,DB,DCの凹穴1
7,17の一方にピン18を嵌挿して、チップ11の着
座面11Bの各円周CA,CB,CCの凹穴16…と係合
させることにより、チップ11を最初の回転位置から
α,β,γの角度ずつ割り出すことができるのに加え、
上記凹穴17,17の他方にピン18を嵌挿してチップ
11の凹穴16…に係合させることにより、上記最初の
回転位置からδ,δ+α,δ+2α…,ε,ε+β,ε
+2β…,θ,θ+γ,θ+2γ…の角度ずつ割り出す
ことができ、すなわちチップ11の割り出し回転量を3
6°、45°、および60°ごとに設定することが可能
となる。
【0026】このように本実施形態によれば、チップ1
1に形成される凹穴16…の数を増やさずとも、その割
り出し可能な回転量の最小単位をより小さく設定するこ
とができ、従ってチップ11の剛性を損なうことなく、
より一層細かい精度でチップ11の回転量を正確に割り
出すことが可能となる。また、本実施形態では、上述の
ようにチップ取付座12の底面12Aに形成された凹穴
17…間でピン18を着脱自在とすることによって係合
部としての該ピン18の位置が移動可能とされており、
従って工具本体10を複雑な構造とせずとも、比較的簡
略に上記チップ11の正確な割り出しや回転防止といっ
た効果を得ることができる。
【0027】なお、本実施形態ではこのようにチップ取
付座12の底面12Aに形成された凹穴17…にピン1
8を着脱自在に嵌挿するようにして、凹穴17…間でピ
ン18を移動可能としているが、このような構造以外の
手段でピン18を移動可能とすることもできる。例え
ば、図4は本発明の第2の実施形態を示すものである
が、この第2の実施形態のように、チップ取付座12の
底面12Aに、上記軸線Oの径方向に延びる凹溝21を
形成するとともに、一端に底面12Aから突出するピン
22が形成された係合部材23をこの凹溝21に摺動自
在に取り付け、この係合部材23を凹溝21内で軸線O
に対する径方向に移動させることにより、係合部として
のピン22を移動可能としてもよい。なお、上記係合部
材23の他端側にはピン22の移動長さに合わせて長穴
24が形成されており、この長穴24には係合部材23
を固定するためのクランプネジ25が挿通されて、工具
本体10に螺着可能とされている。また、その他の第1
の実施形態と共通する部分については同一の符号を配し
て説明を省略する。
【0028】しかるに、このように構成された第2の実
施形態のスローアウェイ式切削工具においては、係合部
材23を凹溝21内で摺動させて、チップ11の回転量
に合わせた円周DA,DB,DCの位置にそのピン22を
配置した上で、クランプネジ25を締め付けて係合部材
23を固定することにより、第1の実施形態においてピ
ン18を1の凹穴17に嵌挿した場合と同様に、チップ
11側の各円周CA,CB,CC上の凹穴16…のピッチ
に合わせてチップ11の回転量を正確に割り出すことが
可能となる。また、クランプネジ25を緩めて係合部材
23を凹溝21に沿って進退させ、ピン22の位置を円
周DA,DB,DC間で移動させることにより、凹穴16
間の1ピッチ当たりにおけるチップ11の回転量を変更
することも可能となる。しかも、本第2実施形態におけ
るこの係合部材23の進退操作は、凹穴16とピン22
との係合が解かれていれば、チップ11をチップ取付座
22から完全に取り外さずとも可能であるので、かかる
チップ11の割り出し回転量の変更を比較的容易に行い
うるという利点も得られる。
【0029】なお、これら第1、第2の実施形態では、
チップ11の着座面11Aに被係合部として凹穴16…
を形成する一方、チップ取付座12の底面12Aには係
合部としてピン18,22を設けるようにしたが、逆
に、着座面11A側にピンを設けるなどして係合部と
し、底面12A側に設けられた凹穴等の被係合部に係合
させるようにしてもよい。さらに、上記各実施形態では
チップ11の着座面11Aに3つの円周CA,CB,CC
を想定し、各円周CA,CB,CC上にそれぞれ3,4,
5の凹穴16を形成するようにしているが、これら円周
Cの数やその上の凹穴16の数は、当該切削工具の種類
・形態やチップ11の大きさ、あるいは切削条件等によ
り適宜に設定することができる。
【0030】ただし、このように複数の円周C…上に凹
穴16…を形成する場合には、各円周C上に形成される
凹穴16の数は互いに素であることが望ましい。これ
は、例えば上記各実施形態に係るチップ11において、
その着座面11Bの円周CAの内側に2つの凹穴が等間
隔に設けられた円周があっても、該円周上の凹穴16,
16を用いて割り出し可能なチップ11の回転量は、円
周CB上の凹穴16…によって割り出し可能であるから
であり、また例えば第1の実施形態に係るチップ11に
おいて、着座面11Bの円周CCの外側に6つの凹穴が
等間隔に設けられた円周があっても、該円周上の凹穴自
体によって割り出し可能な回転量は60°であって、こ
れは円周CA上の凹穴16…と円周DA上の凹穴17,1
7間で移動するピン18との係合によって得られる回転
量に等しいからである。従って、上記円周CCの外側に
さらに凹穴を有する円周を設けるのであれば、その凹穴
の数は7つとされるのが望ましい。
【0031】また一方、上記第1の実施形態において
は、チップ取付座12の底面12Aに、チップ11の着
座面11Bの円周CA,CB,CCに一致する各円周DA
B,DCに対してそれぞれ2つずつの凹穴17,17
を、上記円周CA,CB,CC上における凹穴16のピッ
チの1/2の間隔で配置するようにしているが、これら
の凹穴17…を、その円周Dに一致する円周C上の凹穴
16…のピッチの1/3間隔で3つずつ設けたり、1/
4間隔で4つずつ設けたりなどしてもよい。しかるに、
このような構成を採ることにより、さらに一層細かい精
度でチップ11の回転量の割り出しを行うことができ
る。なお、この際、底面12Aにおいて周方向に隣り合
う凹穴17,17同士の間隔が狭くなりすぎるような場
合には、上記凹穴16,16間のピッチの整数倍分だけ
その間隔をずらしてもよい。
【0032】さらに、上記実施形態においては、図1お
よび図2に示すようにチップ11の着座面11Bに設け
られる凹穴16…のうち、各円周CA,CB,CC上のそ
れぞれ1つの凹穴16A,16B,16Cが、軸線Oか
ら径方向(図1において右方向、図2において上方向)
に直列するように配置され、また図3に示すようにチッ
プ取付座12の底面12Aに設けられる凹穴17…につ
いても、各円周DA,DB,DC上のそれぞれ一つの凹穴
17A,17B,17Cが軸線Oから径方向(図3にお
いて上方向)に直列するように配置されているが、切削
時の負荷等による凹穴16,17の変形を防ぐために
は、軸線Oについて径方向に隣接する円周C,D上の凹
穴16,17は、その周方向に互いにずらされて配置さ
れるのが望ましい。
【0033】また、上記実施形態では、チップ11とし
て、その逃げ面11Cに逃げ角が付されたポジティブチ
ップを用いた場合について説明したが、この逃げ面11
Cに逃げ角が付されない(逃げ面11Cとすくい面11
Aおよび着座面11Bとが直交する)ネガティブチップ
を用いることもできる。この場合、チップ11を反転さ
せてチップ取付座12に装着することにより、チップ1
1の両円形面がそれぞれすくい面11Aおよび着座面1
1Bとして使用されることとなり、従ってすくい面11
A上にも凹穴16…が配置されることとなって、チップ
ブレーカとして機能するという利点が得られる。さら
に、上記実施形態ではチップ取付座12の側面12B
は、チップ11の円周状の逃げ面11Cに全面的に当接
するように円弧状に形成されているが、例えばこれを、
円周状の該逃げ面11Cの複数の部分に接するような複
数の平面あるいは曲面によって構成されるようにしても
よい。さらにまた、上記各実施形態におけるチップ11
およびチップ取付座12の上記構成は、図5ないし図7
に示したようなスローアウェイ式エンドミル、またはス
ローアウェイ式フライス、カッター等の転削工具や、図
8および図9に示したようなスローアウェイ式バイト等
の旋削工具に適用することが可能である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
円板状のチップの着座面とチップ取付座の底面との一方
に設けた被係合部に、他方に設けた係合部を係合せしめ
ることにより、切削時におけるチップの回転を防ぎつ
つ、チップの他の切刃部分を使用する際の正確なチップ
回転量の割り出しを容易に行うことができる。従って、
作業者の熟練度や経験によらず、チップに形成された切
刃を重複使用することなく、満遍なく使いきってチップ
の有効利用を促すとともに、切削抵抗の増大を抑え、か
つ優れた仕上面粗度の維持を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るチップ11が装
着されたチップ取付座12の断面図である。
【図2】図1に示すチップ11の着座面11Bを、すく
い面11A側から見た透視図である。
【図3】図1に示すチップ取付座12の底面12Aの平
面図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る断面図である。
【図5】円板状のチップ1を装着した従来のスローアウ
ェイ式エンドミルの平面図である。
【図6】図5に示すスローアウェイ式エンドミルの側面
図である。
【図7】図5に示すスローアウェイ式エンドミルの正面
図である。
【図8】円板状のチップ1を装着した従来のスローアウ
ェイ式バイトの平面図である。
【図9】図8に示すスローアウェイ式バイトの先端部の
側面図である。
【符号の説明】
10 工具本体 11 スローアウェイチップ 11A すくい面 11B 着座面 12 チップ取付座 12A チップ取付座の底面 13 切刃 14 クランプネジ 16 凹穴(被係合部) 17 凹穴 18 ピン(係合部) O スローアウェイチップ11の中心軸線 CA,CB,CC スローアウェイチップ11の着座面1
1Bの軸線Oを中心とする円周 DA,DB,DC チップ取付座12の底面12Aの軸線
Oを中心とする円周 A,B,C 円周CA,DA,CB,DB,CC,DCの直径 α,β,γ 円周CA,CB,CC上の隣り合う凹穴1
6,16がなす角度 δ,ε,θ 円周DA,DB,DC上の隣り合う凹穴1
7,17がなす角度

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工具本体に形成されたチップ取付座に、
    円板状をなすスローアウェイチップが着脱自在に取り付
    けられてなるスローアウェイ式切削工具において、上記
    チップ取付座の底面と、この底面に着座する上記スロー
    アウェイチップの着座面との二つの面のうち、一方の面
    には、上記スローアウェイチップがなす円板の軸線を中
    心とする円周上に複数の被係合部が等間隔に設けられて
    いるとともに、他方の面には、上記一方の面の円周と一
    致する円周上に、上記被係合部に係合して上記スローア
    ウェイチップの軸線回りの回転を拘束する係合部が設け
    られていることを特徴とするスローアウェイ式切削工
    具。
  2. 【請求項2】 上記一方の面には、上記軸線からの径の
    異なる複数の円周上に、それぞれ互いに異なる数の上記
    被係合部が設けられるとともに、上記他方の面において
    は、上記係合部が、上記一方の面の複数の円周と一致す
    る複数の円周の間を移動可能に設けられていることを特
    徴とする請求項1に記載のスローアウェイ式切削工具。
  3. 【請求項3】 上記複数の円周上には、上記軸線からの
    径が大きくなるに従い多くの上記被係合部が形成されて
    いることを特徴とする請求項2に記載のスローアウェイ
    式切削工具。
  4. 【請求項4】 上記他方の面の円周上において、上記係
    合部が、この他方の面の円周に一致する上記一方の面の
    円周上にあって周方向に隣り合う上記被係合部同士のピ
    ッチをさらに等間隔に分割したピッチで移動可能に設け
    られていることを特徴とする請求項1ないし請求項3の
    いずれかに記載のスローアウェイ式切削工具。
  5. 【請求項5】 上記被係合部は上記一方の面に形成され
    た凹穴である一方、上記係合部は、上記他方の面に形成
    された凹穴に着脱自在に嵌挿されて該他方の面から突出
    するピンであることを特徴とする請求項1ないし請求項
    4のいずれかに記載のスローアウェイ式切削工具。
  6. 【請求項6】 上記被係合部は上記一方の面に形成され
    た凹穴である一方、上記他方の面側には該他方の面に沿
    って移動自在かつ所定の位置にて固定可能に係合部材が
    設けられていて、上記係合部は、この係合部材に設けら
    れて上記他方の面から突出するピンであることを特徴と
    する請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のスロー
    アウェイ式切削工具。
JP11173596A 1996-05-02 1996-05-02 スローアウェイ式切削工具 Withdrawn JPH09295206A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104525992A (zh) * 2014-12-23 2015-04-22 苏州欧美克合金工具有限公司 一种数控可转位刀具

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