JPH09295063A - 折曲げ加工機 - Google Patents

折曲げ加工機

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JPH09295063A
JPH09295063A JP11373896A JP11373896A JPH09295063A JP H09295063 A JPH09295063 A JP H09295063A JP 11373896 A JP11373896 A JP 11373896A JP 11373896 A JP11373896 A JP 11373896A JP H09295063 A JPH09295063 A JP H09295063A
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JP
Japan
Prior art keywords
robot
position change
change signal
bending machine
axis
Prior art date
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Pending
Application number
JP11373896A
Other languages
English (en)
Inventor
Benkei Ide
勉啓 井出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP11373896A priority Critical patent/JPH09295063A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークの形状によってバックゲージの左右の
突当て部材の位置を変更した際に突当て部材の位置変更
を基に自動的にロボットのロボットハンドの位置変更を
行い得るようにする。 【解決手段】 バックゲージBGも含んで折曲げ加工機
1,ロボット11をそれぞれ制御せしめる折曲げ加工機
用制御装置9,ロボット用制御装置RCを備え、折曲げ
加工機用制御装置9に、位置変更指示入力手段33から
入力された突当て部材29の位置変更を基にしてロボッ
ト用制御装置RCへ突当て部材29の位置変更信号を送
信せしめる位置変更信号送信手段35を備えると共に、
ロボット用制御装置RCに、位置変更信号送信手段35
から位置変更信号を受信せしめる位置変更信号受信手段
37と、ロボットグリッパ23のX軸,Y軸およびZ軸
方向の位置決め手段43が前記左右の突当て部材29の
中間位置を基準にして動作せしめるロボット動作作成手
段41を備えてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、折曲げ加工機の
前側に設けられたロボットのロボットグリッパでワーク
を把持し、この把持されたワークの先端をバックゲージ
の突当て部材に突当てて位置決めしてワークに折曲げ加
工を行う折曲げ加工機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プレスブレーキの前側にワークの
位置決めと曲げ動作を追従せしめるためにロボットグリ
ッパを先端に備えたロボットが設けられている。そし
て、プレスブレーキ,ロボットの動作を制御せしめるた
めにそれぞれにはプレスブレーキ制御装置,ロボット制
御装置が備えられている。しかもこのプレスブレーキ制
御装置,ロボット制御装置はプログラム作成装置で作成
されたプログラムで動作される。
【0003】ワークにパンチとダイとの協働で折曲げ加
工を行う際には前記プログラム作成装置で作成されたプ
ログラムを基にしてワークの位置決めを正確に行ってい
る。すなわち、このワークの位置決めはバックゲージに
備えられた左右の突当て部材を前後方向へ移動位置決め
し、ロボットグリッパに把持されたワークの先端を前記
左右の突当て部材に突当てて行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のプレスブレーキでは、同じプログラム装置で作成さ
れたプログラムを利用してワークの位置決めを行うが、
バックゲージの左右の突当て部材に突当てるワークの先
端に切り欠きがあったり、あるいは出っぱりがあったり
すると、左右の突当て部材を左右方向へ変更しなければ
ならないケースが多々ある。このときには、ロボットグ
リッパは左右の突当て部材間の中間位置を基準に動作し
ているから、左右の突当て部材の位置変更に伴い、ロボ
ットのプログラムの変更をいちいち行わなければならな
いという問題があった。
【0005】この発明の目的は、ワークの形状によって
バックゲージの左右の突当て部材の位置を変更した際に
突当て部材の位置変更を基に自動的にロボットのロボッ
トグリッパの位置変更を行い得るようにした折曲げ加工
機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の折曲げ加工機は、X軸,Y
軸およびZ軸方向へ移動位置決めされたバックゲージに
おける左右の突当て部材にロボットに備えられたロボッ
トグリッパで把持されたワークを突き当てた状態でパン
チとダイとの協働でワークに折曲げ加工を行う折曲げ加
工機であって、前記バックゲージも含んで折曲げ加工
機,前記ロボットをそれぞれ制御せしめる折曲げ加工機
用制御装置,ロボット用制御装置を備え、前記折曲げ加
工機用制御装置に、位置変更指示入力手段から入力され
た突当て部材の位置変更を基にして前記ロボット用制御
装置へ突当て部材の位置変更信号を送信せしめる位置変
更信号送信手段を備えると共に、前記ロボット用制御装
置に、前記位置変更信号送信手段から位置変更信号を受
信せしめる位置変更信号受信手段と、前記ロボットグリ
ッパのX軸,Y軸およびZ軸の方向の位置決め手段が前
記左右の突当て部材の中間位置を基準にして動作せしめ
るロボット動作作成手段を備えてなることを特徴とする
ものである。
【0007】したがって、バックゲージの左右の突当て
部材にロボットの先端に設けられたロボットグリッパに
把持されたワークの先端を突当ててワークにパンチとダ
イとの協働で折曲げ加工を行う際、ワークの先端に切欠
きや出っぱりがあった場合には、位置変更入力手段から
突当て部材の位置変更が折曲げ加工機制御装置に備えら
れた位置変更信号送信手段に入力される。この入力され
た位置変更信号が位置変更信号送信手段から送信されて
ロボット制御装置の位置変更信号受信手段で受信され
る。
【0008】この位置変更信号受信手段から突当て部材
の位置変更信号がロボット動作作成手段に取り込まれ
る。このロボット動作作成手段では左右の突当て部材の
中間位置が演算され、この中間位置を基準にしてロボッ
トグリッパの位置が自動的に求められて動作される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態の例
を図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】図3を参照するに、折曲げ加工機としての
例えばプレスブレーキ1の両側(図3中紙面直交方向の
両側)には側板3が立設されており、この側板3の前面
(図3中右側)上部には上部フレーム5を備え、側板の
前面下部には下部フレーム7を備えている。
【0011】上部フレーム5の下端にはパンチPが着脱
自在に装着され、下部フレーム7には図示省略のラムが
Z軸方向へ昇降自在に設けられており、ラムの上端には
前記パンチPに対向するダイDが着脱自在に設けられて
いる。なお、上部フレーム5の前面にはNC装置9が設
けられている。
【0012】従って、図示省略の昇降装置によりダイD
を昇降させてパンチPとの協働で板材Wに曲げ加工を行
うものである。
【0013】ダイD及びパンチPの後方(図3中左方
向)には、詳細を後述するが、板材WのY軸方向位置決
めを行うべくバックゲージコントローラBGC(図1参
照)により制御されるバックゲージBGがY軸方である
前後方向へ移動・位置決め自在に設けられている。
【0014】プレスブレーキ1の前側にはロボット用制
御装置としてのロボットコントローラRC(図1参照)
によって制御されるロボット11が設けられている。こ
のロボット11はごく一般的なものであるのでその概略
を説明する。下部フレーム7にはX軸方向へ延伸するベ
ースプレート13が一体的に取付けられており、このベ
ースプレート13にはX軸方向へ移動自在の移動台15
が設けられている。ロボット11はこの移動台15に取
付けられているので、前記ベースプレート13に沿って
X軸方向へ移動位置決めされる。
【0015】また、移動台15には扇状部材17が鉛直
面内でY軸方向へ取付けられており、この扇状部材17
には昇降支柱19が扇状部材17に沿って回動自在に設
けられている。昇降支柱19の上端にはアーム21が取
付けられており、このアーム21の先端にはロボットグ
リッパ23がA軸及びB軸回りに回動自在に設けられて
いる。
【0016】従って、移動台15をベースプレート13
に沿ってX軸方向へ移動させ、昇降支柱19を上下方向
へ位置決めし、アーム21を扇状部材17に沿って回動
させることによりワークWを所望の位置に送り込んでバ
ックゲージBGに当接させて位置決めし、パンチPとダ
イDとの協働により曲げ加工を行うものである。
【0017】一方、前述のバックゲージBGは前後動自
在の移動機構に支持されて前後方向へ移動位置決め自在
のストレッチ27を有している。このストレッチ27は
X軸方向へ延伸されており、複数の突当て部材29が各
々別個にストレッチ27に沿ってX軸方向へ移動位置決
め自在に設けられていると共に、各突当て部材29はス
トレッチ27に対してZ軸方向へ移動自在に設けられて
いる。前記各突当て部材29の先端には突当てセンサ3
1が取り付けられている。
【0018】前記NC装置9には図1に示されているよ
うに、バックゲージコントローラBGCが備えられてお
り、このバックゲージコントローラBGCには位置変更
指示入力手段33が接続されていると共にバックゲージ
位置変更信号送信手段35が接続されている。
【0019】前記ロボットコントローラRCにはバック
ゲージ位置変更信号受信手段37が備えられていると共
にロボットプログラム入力手段39が接続されている。
前記バックゲージ位置変更信号受信手段37にはロボッ
ト動作作成手段41が接続されている。このロボット動
作作成手段41にはロボット11のロボット移動位置決
め機構43が接続さている。
【0020】上記構成により、図2(A)に示されてい
るようなワークWの左右両端部に切欠きWc が形成され
ている場合には、バックゲージBGの各突当てセンサ3
1にワークWの両端部が突当てられてないので、各突当
てセンサ31の位置を変更しなければならない。
【0021】そのときには、位置変更指示入力手段33
から位置変更の指示を与えて変更位置をNC装置9内の
バックゲージコントローラBGCに入力せしめることに
より、バックゲージBGがX軸,Y軸およびZ軸方向へ
移動されて変更された位置に位置決めされて図2
(A),(B)に示された状態となる。
【0022】また、バックゲージコントローラBGCか
らバックゲージ位置変更信号がバックゲージ位置変更信
号送信手段35へ送られ、このバックゲージ位置変更信
号送信手段35からロボットコントローラRCのバック
ゲージ位置変更信号受信手段37へ転送されて受信され
る。このバックゲージ位置変更信号受信手段37からロ
ボット動作作成手段41にバックゲージ位置変更信号が
送られる。
【0023】すなわち、ロボット動作作成手段41に
は、バックゲージBGの各突当てセンサ31にワークW
の端面が突当てられたときの座標値XL ,XR が入力さ
れて、図2(A),(B)に示されている状態から、ワ
ーク移動時の中心点TCPw が求められる。
【0024】XTCPw=(XL +XR )/2−XRobotTCPw=−YRobotTCPw=ZL (又はZR )−ZRobot こうして求められたXTCPw,YTCPw,ZTCPwを基にして
位置決め手段としてのロボット移動位置決め機構43が
動作してロボットグリッパ23にクランプされたワーク
Wが自動的に移動位置決めされる。したがって、プログ
ラムの変更をしなくて済みプログラム作成時間を短縮さ
せることができると共に製品加工精度の向上を図ること
ができる。また、ゲージング時間を短縮させることがで
きると共に安定させることができる。
【0025】なお、この発明は、前述した実施の形態の
例に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより
その他の態様で実施し得るものである。
【0026】
【発明の効果】以上のごとき実施の形態の例から理解さ
れるように、請求項1の発明によれば、バックゲージの
左右の突当て部材にロボットの先端に設けられたロボッ
トグリッパに把持されたワークの先端を突当ててワーク
にパンチとダイとの協働で折曲げ加工を行う際、ワーク
の先端に切欠きや出っぱりがあった場合には、位置変更
入力手段から突当て部材の位置変更が折曲げ加工機制御
装置に備えられた位置変更信号送信手段に入力される。
この入力された位置変更信号が位置変更信号送信手段か
ら送信されてロボット制御装置の位置変更信号受信手段
で受信される。
【0027】この位置変更信号受信手段から突当て部材
の位置変更信号がロボット動作作成手段に取り込まれ
る。このロボット動作作成手段では左右の突当て部材の
中間位置が演算されると、この中間位置を基準にしてロ
ボットグリッパの位置が自動的に求められてロボットグ
リッパを自動的に移動位置決めさせることができる。
【0028】したがって、プログラムの変更をしなくて
済みプログラム作成時間を短縮させることができると共
に製品加工精度の向上を図ることができる。また、ゲー
ジング時間を短縮させることができると共に安定化させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の折曲げ加工機の構成図である。
【図2】(A),(B)はこの発明の動作を説明する説
明図である。
【図3】この発明の折曲げ加工機としてのロボットを備
えたプレスブレーキの側面図である。
【符号の説明】
1 プレスブレーキ(折曲げ加工機) 9 NC装置(折曲げ機用制御装置) 11 ロボット 23 ロボットグリッパ 29 突当て部材 31 突当てセンサ 33 位置変更指示入力手段 35 バックゲージ位置変更信号送信手段 37 バックゲージ位置変更信号受信手段 39 ロボットプログラム入力手段 41 ロボット動作作成手段 43 ロボット移動位置決め機構(位置決め手段) P パンチ D ダイ BG バックゲージ BGC バックゲージコントローラ RC ロボットコントローラ(ロボット用制御装置)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X軸,Y軸およびZ軸方向へ移動位置決
    めされたバックゲージにおける左右の突当て部材にロボ
    ットに備えられたロボットグリッパで把持されたワーク
    を突き当てた状態でパンチとダイとの協働でワークに折
    曲げ加工を行う折曲げ加工機であって、前記バックゲー
    ジも含んで折曲げ加工機,前記ロボットをそれぞれ制御
    せしめる折曲げ加工機用制御装置,ロボット用制御装置
    を備え、前記折曲げ加工機用制御装置に、位置変更指示
    入力手段から入力された突当て部材の位置変更を基にし
    て前記ロボット用制御装置へ突当て部材の位置変更信号
    を送信せしめる位置変更信号送信手段を備えると共に、
    前記ロボット用制御装置に、前記位置変更信号送信手段
    から位置変更信号を受信せしめる位置変更信号受信手段
    と、前記ロボットグリッパのX軸,Y軸およびZ軸の方
    向の位置決め手段が前記左右の突当て部材の中間位置を
    基準にして動作せしめるロボット動作作成手段を備えて
    なることを特徴とする折曲げ加工機。
JP11373896A 1996-05-08 1996-05-08 折曲げ加工機 Pending JPH09295063A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11373896A JPH09295063A (ja) 1996-05-08 1996-05-08 折曲げ加工機

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JP11373896A JPH09295063A (ja) 1996-05-08 1996-05-08 折曲げ加工機

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JPH09295063A true JPH09295063A (ja) 1997-11-18

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ID=14619890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11373896A Pending JPH09295063A (ja) 1996-05-08 1996-05-08 折曲げ加工機

Country Status (1)

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JP (1) JPH09295063A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003106065A1 (en) * 2002-06-14 2003-12-24 Finn-Power Oy A method in the control of a machine tool cell
JP4618826B2 (ja) * 1999-03-12 2011-01-26 株式会社アマダ ワーク位置決め方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4618826B2 (ja) * 1999-03-12 2011-01-26 株式会社アマダ ワーク位置決め方法
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