JPH09294847A - 遊技機の表示制御装置 - Google Patents

遊技機の表示制御装置

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JPH09294847A
JPH09294847A JP8134299A JP13429996A JPH09294847A JP H09294847 A JPH09294847 A JP H09294847A JP 8134299 A JP8134299 A JP 8134299A JP 13429996 A JP13429996 A JP 13429996A JP H09294847 A JPH09294847 A JP H09294847A
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JP
Japan
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display
symbol
gaming machine
control device
display area
Prior art date
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Pending
Application number
JP8134299A
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English (en)
Inventor
Iwao Takeuchi
巌 武内
Satoshi Nagata
敏 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okumura Yu Ki Co Ltd
Original Assignee
Okumura Yu Ki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 図柄変動開始から大当り状態に至る過程の表
示態様に変化をもたせる。 【解決手段】 図柄表示基盤20は、中央の特別図柄表
示装置21と、その下側の始動口入賞記憶数表示部22
とを有している。始動口への遊技球の入賞に基づいて、
特別図柄表示装置の変動表示が開始される。このとき、
各表示領域21a〜21cの変動開始順序、変動開始時
間、変動停止順序、変動停止時間、表示領域内における
変動方向、表示領域間の変更、表示領域内の図柄配列の
変更、図柄の色彩の変更、表示領域内の一部図柄の消滅
または再生、図柄要素の変更、図柄変動時間の変更、大
当り中の図柄の変動、オーバーフローした球に対しても
図柄変動させる、停止図柄を縮小させることにより大当
り判定を2段階に分ける等のように図柄表示態様を、変
動表示単位毎に、変更可能に制御できるようにした。そ
のため、表示形態が非常に複雑にされるため、図柄変動
表示が多様にされた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、パチンコ遊技機等の遊技
機の表示制御装置に係り、特に図柄の組み合せにより遊
技者に一定の特典を付与する特別入賞状態の発生の有無
を表示する図柄表示装置の表示態様を制御する遊技機の
表示制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
この種のパチンコ遊技機の表示制御装置としては、例え
ば遊技盤面に横方向に3列の表示領域を設けたり、マト
リックス状に複数個の表示領域を設けた図柄表示装置が
知られており、これら表示装置はドラムを回転させたり
液晶等の表示画面を電気的に駆動することにより可変表
示が行われるようになっている。そして、遊技盤面に設
けた始動口や通過ゲートのような特定入球口への遊技球
の入球により、図柄表示装置は、複数桁の文字、数字、
記号等の変動表示を開始し、一定時間の変動の後に、表
示を停止させ、静止図柄の組み合せにより同じ文字等が
縦横方向や斜め方向等に揃ったことにより、一定の特典
が与えられるいわゆる大当り状態になったことを示すよ
うにしていた。
【0003】しかし、上記従来の図柄表示装置は、図柄
の変動開始、リーチ動作、図柄の変動停止までの表示方
法、変動時間、図柄配列、図柄決定順序等の図柄表示態
様が一定であり、表示形態が単純であるため、図柄変動
表示自体は単調なものであった。そのため、遊技者にと
って図柄変動開始から特別入賞状態に至る過程を楽しむ
という要素はほとんどなく、この点で図柄表示形態に改
善の余地があった。本発明は、上記した問題を解決しよ
うとするもので、図柄変動開始から特別入賞状態に至る
過程の表示態様に変化をもたせることができる遊技機の
表示制御装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記目的
を達成するために上記請求項1に係る発明の構成上の特
徴は、遊技機本体前面の遊技盤面に設けた特定入球口へ
の遊技球の入球に応じて、遊技盤面に設けた図柄表示装
置の複数の表示領域に図柄の変動表示を開始させ、特定
入球口への遊技球の入球に基づく最終結果を所定の図柄
の組み合せにより一定の特典を与える特別入賞状態と、
最後に決定する図柄によって所定の図柄の組み合せにな
らなくなるはずれリーチ状態と、その他の組み合せであ
るはずれ状態のいずれかから選択し、選択された状態の
図柄の組み合せを変動表示の停止時に図柄表示装置に静
止図柄として表示させるように制御する遊技機の表示制
御装置において、各表示領域における変動表示の態様
を、変動表示単位毎に変更可能としたことにある。
【0005】上記のように請求項1に係る発明を構成し
たことにより、特定入球口への遊技球の入球に基づい
て、図柄表示装置の各表示領域において変動表示が開始
される。このとき、図柄の変動開始、リーチ動作、図柄
の変動停止までの表示方法、変動時間、図柄配列、図柄
決定順序等の図柄表示態様を、変動表示単位毎に、変更
可能に制御できるようにしたことにより、表示形態が非
常に複雑にされるため、図柄変動表示自体が多様性に富
んだものにされた。そのため、遊技者にとって図柄変動
時に、多様な変化に遭遇することができるので、図柄変
動開始から変動停止に至るまでの過程を楽しむことがで
きるようになった。
【0006】また、上記請求項2に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項1に記載の遊技機の表示制御装置に
おいて、各表示領域毎の変動開始順序及び変動開始時間
の内の少なくとも一方を変更可能としたことにある。上
記のように請求項2に係る発明を構成したことにより、
図柄表示装置の変動表示開始毎に、各表示領域毎の変動
開始順序及び変動開始時間の内の少なくとも一方が変更
されるので、表示開始時における表示の変化や多様性を
楽しむことができる。
【0007】また、上記請求項3に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項1に記載の遊技機の表示制御装置に
おいて、各表示領域毎の変動停止順序及び変動停止時間
の内の少なくとも一方を変更可能としたことにある。上
記のように請求項3に係る発明を構成したことにより、
図柄表示装置の変動表示開始毎に、各表示領域毎の変動
停止順序及び変動停止時間の内の少なくとも一方が変更
されるので、表示終了時における表示の変化や多様性を
楽しむことができる。
【0008】また、上記請求項4に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項1に記載の遊技機の表示制御装置に
おいて、図柄表示装置が複数行または複数列に分けられ
た表示領域を備えた形式である場合に、行または列内の
表示の変動方向を変更可能としたことにある。上記のよ
うに請求項4に係る発明を構成したことにより、図柄表
示装置の変動表示開始毎に、表示領域の行または列の表
示の変動方向が変更されるので、表示の変化や多様性を
楽しむことができる。
【0009】また、上記請求項5に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項1に記載の遊技機の表示制御装置に
おいて、図柄表示装置が複数行または複数列に分けられ
た表示領域を備えた形式である場合に、各行または列間
の配列を変更可能としたことにある。上記のように請求
項5に係る発明を構成したことにより、図柄表示装置の
変動表示開始毎に、表示領域の行または列間の配列が変
更されるので、表示の変化や多様性を楽しむことができ
る。
【0010】また、上記請求項6に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項1に記載の遊技機の表示制御装置に
おいて、図柄表示装置が複数行または複数列に分けられ
た表示領域を備えた形式である場合に、各行または列内
の図柄の配列を変更可能としたことにある。上記のよう
に請求項6に係る発明を構成したことにより、図柄表示
装置の変動表示開始毎に、表示領域の行または列内にお
いて図柄相互間の配列が変更されるので、表示の変化や
多様性を楽しむことができる。
【0011】また、上記請求項7に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項1に記載の遊技機の表示制御装置に
おいて、各表示領域に表示される図柄の色彩を変更可能
としたことにある。上記のように請求項7に係る発明を
構成したことにより、図柄表示装置の変動表示開始毎
に、各表示領域に表示される図柄の色彩が種々変更され
るので、表示の変化や多様性及び装飾性を楽しむことが
できる。
【0012】また、上記請求項8に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項1に記載の遊技機の表示制御装置に
おいて、各表示領域の内の一部表示領域に表示される図
柄を消滅させ、または消滅させた表示領域における図柄
の再表示を可能としたことにある。上記のように請求項
8に係る発明を構成したことにより、図柄表示装置の変
動表示開始毎に、各表示領域に表示される図柄の内の一
部が、表示途中で消滅したり、消滅した図柄が再表示さ
れたりするので、表示の変化や多様性を楽しむことがで
きる。
【0013】また、上記請求項9に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項1に記載の遊技機の表示制御装置に
おいて、各表示領域に表示される図柄が複数の要素から
なる場合に、複数の要素の内の少なくとも一部を変更可
能としたことにある。上記のように請求項9に係る発明
を構成したことにより、図柄表示装置の変動表示開始毎
に、各表示領域に表示される複数の要素からなる図柄の
一部の要素が変更されることにより、表示の変化や多様
性および装飾性を楽しむことができる。
【0014】また、上記請求項10に係る発明の構成上
の特徴は、前記請求項1に記載の遊技機の表示制御装置
において、特別入賞状態を判定するための表示領域の組
み合せとして、図柄表示装置の縦、横及び斜めの配列以
外の配列としたにある。上記のように請求項10に係る
発明を構成したことにより、特別入賞状態の発生の表示
に意外性が与えられる。
【0015】また、上記請求項11に係る発明の構成上
の特徴は、前記請求項1に記載の遊技機の表示制御装置
において、図柄表示装置の変動表示開始から変動表示の
終了までの時間を変更可能としたことにある。上記のよ
うに請求項11に係る発明を構成したことにより、時間
を短くした場合には、図柄表示装置の変動表示の結果を
早く知ることができ、遊技のスリルが高められる。ま
た、時間に変化を持たせることにより、表示の多様性が
高められる。
【0016】また、上記請求項12に係る発明の構成上
の特徴は、前記請求項1に記載の遊技機の表示制御装置
において、遊技機が特別入賞状態にあるときに、表示領
域に変動表示を行わせるようにしたことにある。上記の
ように請求項12に係る発明を構成したことにより、特
別入賞状態においても、図柄表示装置の多様な表示態様
を楽しむことができる。
【0017】また、上記請求項13に係る発明の構成上
の特徴は、前記請求項1に記載の遊技機の表示制御装置
において、図柄表示装置が変動表示中に、特定入球口へ
入球した遊技球の数が、最終結果の判定に関与すること
が許容される数を越えた場合には、許容される数を越え
た遊技球に関しては、図柄表示装置に変動表示を開始さ
せる機能のみを付与したことにある。上記のように請求
項13に係る発明を構成したことにより、特別入賞状態
の決定に関与しない変動表示とはなるが、変動表示が多
数回行われることにより、特別入賞状態へ到達するため
の目安となる特定入球口への遊技球の入球の容易さの程
度を知ることができる。
【0018】また、上記請求項14に係る発明の構成上
の特徴は、前記請求項1に記載の遊技機の表示制御装置
において、図柄表示装置に変動表示の停止後に表示され
た静止図柄が特別入賞状態を表示しないとき、静止図柄
の表示面積を縮小させ、残りの表示領域において変動表
示を開始させ、変動表示の停止結果と静止図柄と合わせ
て最終結果を表示するように制御することにある。
【0019】上記のように請求項14に係る発明を構成
したことにより、図柄表示装置の変動表示の停止後に表
示された静止図柄により、特別入賞状態にならない場合
でも、静止図柄が縮小され、その周囲の表示領域の変動
表示が開始され、2回目の変動表示の停止後に、再度特
別入賞状態か否かの表示が行われる。そのため、遊技者
にとって、特別入賞状態判定の機会が二度与えられるこ
とになり、遊技の娯楽性が高められると共に、表示領域
の変更により表示の多様性や装飾性を楽しむことができ
る。
【0020】また、上記請求項15に係る発明の構成上
の特徴は、前記請求項1に記載の遊技機の表示制御装置
において、図柄表示装置の表示領域に表示される複数の
図柄の組み合せ各々が表示される確率を、特別入賞状態
において特別入賞口が連続開放される回数と無関係とし
たことにある。上記のように請求項15に係る発明を構
成したことにより、複数の図柄の組み合せをむやみに多
くする必要がなく、静止図柄数を見やすい数にすること
ができると共に、記憶内容を少なくすることができ記憶
部を簡略にすることができる。
【0021】また、上記請求項16に係る発明の構成上
の特徴は、前記請求項1に記載の遊技機の表示制御装置
において、図柄表示装置の表示領域に表示される複数の
図柄の組み合せ各々が表示される確率を、特別入賞状態
の発生確率と無関係としたことにある。上記のように請
求項16に係る発明を構成したことにより、複数の図柄
の組み合せを特別入賞状態の発生確率に対応してむやみ
に多くする必要がなく、静止図柄数を見やすい数にする
ことができると共に、記憶内容を少なくすることができ
記憶部を簡略にすることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を用いて説明すると、図1及び図2は、同実施形態が適
用されたパチンコ遊技機の本体10を正面図及び背面図
により示したものである。本体10は、正面の上側の枠
部10aに遊技盤11を支持しており、枠部10aの左
側に開閉自在に支持したガラス扉12により遊技盤11
の前側を閉鎖している。遊技盤11の周囲には、円弧形
のガイドレール13a及び仕切りレール13bが同心円
状に設けられており、その内側が遊技領域11aにされ
ている。遊技盤11の中央には、本発明の要部である図
柄表示基盤20が取り付けられている。
【0023】図柄表示基盤20の上側には上入賞口14
aが、左右両側には左右入賞口14b,14cが、左右
両側の下部には左下入賞口14d、右下入賞口14eが
それぞれ設けられている。図柄表示基盤20の直下に
は、特定入賞口である中央始動口15が設けられてい
る。中央始動口15の下には、アタッカ開閉式の大入賞
口16aが設けられ、大入賞口16aの左右には、左下
始動口16b,右下始動口16cが設けられている。各
始動口15,16b,16cには、始動口スイッチ15
a,16b1 ,16c1 が設けられており、大入賞口1
6aには大入賞口スイッチ16a1 が設けられている。
【0024】大入賞口16aの直下は、はずれ球を回収
するアウト口17になっている。左入賞口14bの左側
には左電飾ランプ18aが、右入賞口14cの右側には
右電飾ランプ18bが設けられている。遊技盤面には、
その他、複数の風車及び多数の釘が設けられている。遊
技盤11の下側には、賞品球が供給される上側受皿31
が設けられている。上側受皿31の下側には、遊技球を
回収する下側受皿32が設けられ、下側受皿32の右側
には、後述する遊技球発射装置49の発射ハンドル33
が設けられている。
【0025】遊技盤11の裏側中央位置には、図2に示
すように、樹脂製のセンターカバー41が設けられてお
り、その左端に各種信号処理を行うメイン基板42が取
り付けられている。センターカバー41の上部には、賞
品球タンク43が設けられている。賞品球タンク43の
左端下側には、右端下方にわずかに傾斜したタンクレー
ル44が接続されている。タンクレール44の右端は、
センターカバー41の右側を下方に延びる賞品球通路4
5に連結されている。賞品球通路45の途中には、賞品
球ケース(賞品球排出装置)46が介装されている。賞
品球ケース46は、賞品球通路45に沿って設けたスプ
ロケット(図示しない)の回動により賞品球を1個づつ
賞品球通路45の上流側から下流側に排出するようにな
っている。賞品球通路45の下流側の下端は、上側受皿
31の左後側の球供給口31aにつながっている。
【0026】そして、センターカバー41の下側には、
図2に示すように、上記入賞口等に入賞した遊技球が遊
技盤11の裏面の開口から落下した遊技球を集める入賞
球集合樋47が、右下方向に傾斜して設けられている。
入賞球集合樋47の右端位置には、入賞球検出スイッチ
47a、入賞球排出ソレノイド47b及び入賞球排出カ
ム47cが順次設けられており、入賞球排出カム47c
の下側の通路には入賞球排出確認センサ47dが設けら
れている。入賞球集合樋47の左端位置には、賞品球の
排出等の制御を行う賞球基板48が取り付けられてい
る。賞球基板48の下側には、発射モータを含む遊技球
発射装置49が設けられている。
【0027】図柄表示基盤20には、図3に詳細に示す
ように、中央に特別図柄表示装置21と、その下側に始
動口入賞記憶数表示部22とを有している。特別図柄表
示装置21は、液晶表示式の表示装置であり、横一列に
配置された縦長の左表示領域21a、中央表示領域21
b、右表示領域21cを設けており、各表示領域には上
中下三段に左図柄、中図柄、右図柄がそれぞれ表示され
る。各図柄としては、1〜0までの10個の数字と、例
えばハート、スペード、ダイヤ等の5個の記号が用いら
れる。特別図柄表示装置21は、各表示領域21a〜2
1cに上下方向に図柄をスクロールさせて変動表示を行
った後に、左表示領域21a、右表示領域21c、中央
表示領域21bの順に変動を停止して、静止図柄として
表示するようになっている。特別図柄表示装置21は、
縦横斜めのいずれかのラインの全ての図柄が同一のとき
に、いわゆる大当りといわれる特別入賞状態(以下、大
当り状態と記す)を示し、最後の図柄が異なったとき
に、はずれリーチ状態を示し、その他のときには、はず
れ状態を示す。ただし、特別図柄表示装置としては、横
一列表示形式の代わりにマトリックス形式の表示装置を
用いることもできる。数字、記号の他に文字、図形等も
使用することができる。
【0028】始動口入賞記憶数表示部22は、4個の発
光ダイオードからなり、特別図柄表示装置21が変動表
示中にいずれかの始動口に遊技球が入賞したときにその
結果を最大4個まで表示するもので、図柄の変動表示終
了後に、つぎの図柄変動表示を約束することの表示を行
うものである。5個目からの入賞球はオーバーフロー球
となり、特別図柄表示装置21の変動表示に関与しない
ようにされている。なお、始動口入賞記憶数表示部22
については、デジタル表示とすることもできる。
【0029】つぎに、パチンコ遊技機の表示制御を行う
ための電気制御装置について、図4により説明する。電
気制御装置50は、上記メイン基板42及び賞球基板4
8の一部に設けられており、I/O、CPU、ROM、
RAM、タイマ等からなるマイクロコンピュータを備え
た制御回路51を設けている。制御回路51は、図5〜
図7に示すフローチャートに対応した「特別図柄表示プ
ログラム」および「変動開始順序変更ルーチン」を実行
しつづけ、図8に示すフローチャートに対応した「始動
口入賞記憶数表示プログラム」の割り込み実行を行う。
また、制御回路51は、ROMに「特別図柄表示プログ
ラム」、「変動開始順序変更ルーチン」及び「始動口入
賞記憶数表示プログラム」を記憶すると共に、大当り判
定データ、はずれリーチ判定データ、大当り図柄デー
タ、はずれリーチ図柄データ、はずれ図柄データ等のマ
ップや、始動口入賞記憶数基準値N0 等を記憶してい
る。
【0030】また、制御回路51は、上記大当り状態を
決定するための確率カウンタIa、大当り図柄を決定する
大当り図柄カウンタIb、はずれリーチ状態かはずれ状態
かを決定するはずれ図柄エリアカウンタIIa 、はずれリ
ーチ図柄を決定するはずれリーチ図柄カウンタIIb 、そ
の他のはずれ図柄を決定するはずれ図柄カウンタIIc、
変動開始順序変更カウンタIII (図示しない)等を設け
ている。確率カウンタIaは、例えば0〜742の数値を
繰り返しカウントアップするもので、その値が大当り判
定データと対比される。大当り図柄カウンタIbは、例え
ば0〜15の数値を繰り返しカウントアップするもの
で、この数値が上記大当り図柄データに対応している。
はずれ図柄エリアカウンタIIa は、例えば0〜12の数
値を繰り返しカウントアップするもので、その値がはず
れリーチ判定データと対比される。はずれリーチ図柄カ
ウンタIIb は、例えば0〜209の数値を繰り返しカウ
ントアップするもので、この数値が上記はずれリーチ図
柄データに対応している。はずれ図柄カウンタIIc は、
例えば0〜2729の数値を繰り返しカウントアップす
るもので、この数値が上記はずれ図柄データに対応して
いる。
【0031】変動開始順序変更カウンタIII は、例えば
0〜5の数値を繰り返しカウントアップするもので、こ
の数値が、左表示領域21a、中央表示領域21b、右
表示領域21cの何れから変動表示が開始されるかの順
序の組み合せに対応している。カウンタIII のカウント
値Zと、変動開始順序の関係については、Z=0、…、
5に対して、それぞれ、左ー右ー中、左ー中ー右、中ー
左ー右、中ー右ー左、右ー左ー中、右ー中ー左(表示領
域の記載を省略する)が対応している。
【0032】制御回路51の入力側には、図4に示すよ
うに、上記始動口スイッチ15a,16b1 ,16c1
及び大入賞口スイッチ16a1 が接続されている。ま
た、制御回路51の出力側には、上記図柄表示基盤20
に設けた特別図柄表示装置21と、始動口入賞記憶数表
示部22とが接続されている。
【0033】つぎに、以上のように構成した第1の実施
形態の動作について説明する。電源スイッチ(図示しな
い)の投入により、制御回路51は「特別図柄表示プロ
グラム」の実行を図5に示すステップ60にて開始し、
ステップ61にて各種変数の初期化処理を行う。そし
て、ステップ62にて、確率カウンタIa、大当り図柄カ
ウンタIb、はずれ図柄エリアカウンタIIa 、はずれリー
チ図柄カウンタIIb 、はずれ図柄カウンタIIc 及び変動
開始順序変更カウンタIII が0からカウントを開始し、
各数値のカウントアップを繰り返し行う。同時に、制御
回路51は、「始動口入賞記憶数表示プログラム」の割
り込み実行を、図8に示すステップ90にて開始し、ス
テップ91にて始動口入賞記憶数Nを「0」に初期化す
る。そして、発射ハンドル33の操作により遊技が開始
され、発射された遊技球がガイドレール13aを通過し
遊技領域11a内に供給される。
【0034】制御回路51は、図8に示すステップ92
にて遊技球がいずれかの始動口15,16b,16cに
入賞したか否かの判定を行う。遊技球がいずれの始動口
15,16b,16cにも入賞していないときには、
「NO」との判定の基にプログラムはステップ94に移
され、特別図柄表示装置21の各表示領域21a〜21
cが変動表示中か否かが判定される。変動表示中でない
ときは、「NO」との判定の基にプログラムはステップ
95に移され、始動口入賞記憶数Nが0か否かが判定さ
れる。N=0のときは、「YES」との判定の基にプロ
グラムはステップ92に戻され、ステップ92〜ステッ
プ95の処理が繰り返される。
【0035】そして、遊技球がいずれかの始動口に入賞
すると、ステップ92にて「YES」との判定の基にプ
ログラムはステップ93に移されて始動口入賞記憶数N
が「1」だけプラスされ、さらに、プログラムはステッ
プ94およびステップ95にて「NO」との判定の基に
ステップ96に移される。そして、図柄変動が開始され
ると、「YES」との判定の基にプログラムはステップ
97に移され、始動口入賞記憶数Nが「1」だけマイナ
スされN=0にされる。つぎに、ステップ98にて始動
口入賞記憶数Nが4以上か否かが判定される。現時点に
おいてはまだ始動口入賞記憶数N=0なので「NO」と
の判定の基にプログラムはステップ99に移され、始動
口入賞記憶数表示部22に始動口入賞記憶数Nの表示が
行われる。ここではステップ97に示すN=0に応じて
始動口入賞記憶数表示部22での点灯表示は行われな
い。つぎに、ステップ100にて遊技機が大当り状態に
あるか否かが判定される。通常は大当り状態にはないの
で「NO」との判定に基づいてプログラムはステップ9
2に戻され、ステップ92以下の処理が行われる。そし
て、図柄変動表示中にいずれかの始動口15,16b,
16cに遊技球が入賞すると、プログラムは上記ステッ
プ92、ステップ93を経てステップ94にて「YE
S」との判定の基にステップ98に移される。そして、
ステップ98にて「NO」との判定の基にプログラムは
ステップ99に移され、N=1に応じて始動口入賞記憶
数表示部22に1個点灯表示が行われる。
【0036】さらに、始動口入賞記憶数Nが、「4」よ
り大きくなると、ステップ98にて「YES」との判定
の基にプログラムはステップ101に移され、始動口入
賞記憶数N=4にされ、ステップ102にて始動口入賞
記憶数表示部22に4個の点灯表示が行われる。すなわ
ち、始動口入賞記憶数Nは、最大が「4」に規定され、
4より大きくなっても5以上の数はオーバーフロー数と
して排除されるようになっている。上記ステップ92か
らステップ100の実行中に、遊技機が大当り状態にな
ると、ステップ100にて「YES」との判定の基にプ
ログラムはステップ103に移されて、大当り中のN値
処理ルーチンが行われる。そして、大当り状態が終了す
ると、プログラムはステップ104に移されて、プログ
ラムの実行を終了する。
【0037】一方、制御回路51は、図5に示すステッ
プ63にて始動口入賞記憶数Nを読み込み、ステップ6
4にて始動口入賞記憶数N=0か否かを判定する。遊技
開始直後の時点ではN=0なので「YES」との判定の
基にプログラムがステップ65に移行され、遊技球がい
ずれかの始動口15,16b,16cに入賞したか否か
が判定される。遊技球がいずれかの始動口15,16
b,16cに入賞すると、始動口スイッチ15a,16
b1 ,16c1 からの入力信号を受けて、制御回路51
は「YES」との判定の基にプログラムをステップ66
に移し、カウントアップ中の確率カウンタの値Xを読み
込む。さらにステップ67にて「変動開始順序変更ルー
チン」が実行される。
【0038】「変動開始順序変更ルーチン」は、図7に
示すステップ80にてプログラムの実行が開始され、ス
テップ81にて変動開始順序変更カウンタIII のカウン
ト値Zが読み込まれ、ステップ82にてカウント値Zに
応じた変動開始順序が選択される。これに応じてステッ
プ83x〜85x(x=a〜f)にて選択された順序に
従って第1、第2、第3の表示信号が各表示領域21a
〜21cに出力され、各表示領域における図柄変動表示
が順に開始され、プログラムはステップ86にて終了
し、メインルーチンに戻される。以上のように、特別図
柄表示装置21の変動表示開始毎に、各表示領域21a
〜21c毎の変動開始順序が変更されるので、表示開始
時における表示の変化や多様性を楽しむことができる。
【0039】つぎに、ステップ68にてタイマが計時を
開始し、ステップ69にて時間t0経過か否かが判定さ
れる。時間t0 が経過すると「YES」との判定の基に
プログラムはステップ70に移され、確率カウンタIaの
読み取り値Xが大当りに該当しているか否かの判定が行
われる。通常ははずれなので「NO」との判定の基にプ
ログラムは図6に示すステップ71に移され、その時点
でのはずれ図柄エリアカウンタIIa の値Hが読み込まれ
る。
【0040】つぎに、ステップ72にて値Hがはずれの
リーチ状態であるはずれ図柄エリア1の数値か否かが判
定される。はずれのリーチではないときは、「NO」と
の判定の基にプログラムはステップ73に移され、はず
れ図柄マップから所定のはずれ図柄Hxが選択され、ス
テップ74にて図柄の変動表示が左右中の表示領域21
a,21c,21bの順に停止され、はずれ図柄Hxが
特別図柄表示装置21に表示される。その後、プログラ
ムはステップ63に戻され、ステップ63以下の処理が
行われる。
【0041】一方、制御回路51による「特別図柄表示
プログラム」の実行中に、ステップ72にてはずれのリ
ーチ状態であるHがはずれ図柄エリア1にあると選択さ
れると、「YES」との判定の基にプログラムはステッ
プ75に移され、はずれリーチ図柄マップから所定のは
ずれリーチ図柄HR が選択され、ステップ76にて特別
図柄表示装置21の変動表示が左右中の表示領域21
a,21c,21bの順に停止され、はずれリーチ図柄
HR が特別図柄表示装置21に表示される。その後、プ
ログラムはステップ63に戻され、ステップ63以下の
処理が行われる。
【0042】つぎに、制御回路51により、ステップ6
6にて確率カウンタIaから読み取られた値Xがステップ
70にて大当りと判定されたときには、「YES」との
判定の基にプログラムはステップ77に移され、大当り
図柄カウンタIbから大当り図柄Oa が選択され、ステッ
プ78にて特別図柄表示装置21に大当り図柄Oa が表
示される。そして、大当り状態が終了すると、ステップ
79にて「YES」との判定の基にプログラムはステッ
プ65に戻され、新たにステップ65以下の処理が、上
記したように再開される。
【0043】次に上記第1の実施形態の変形例1につい
て説明する。上記実施形態においては、特別図柄表示装
置21の各表示領域に変動表示が開始される順序を変更
したものであるが、変形例においては、変動表示の開始
時間を変更している。制御回路51は、ROMに図7に
示す「変動開始順序変更ルーチン」の代わりに図9に示
す「変動開始時間変更ルーチン」を記憶している。そし
て、図5に示す「特別図柄表示プログラム」において、
ステップ62の変動開始順序変更カウンタIII の代わり
に変動開始時間変更カウンタIIItとし、ステップ67を
ステップ67a「変動開始時間変更ルーチン」(図示し
ない)と変更する。また、制御回路51は、変動開始時
間変更カウンタIIItを設けている。変動開始時間変更カ
ウンタIIItは、例えば0〜3の数値を繰り返しカウント
アップするもので、この数値が、左中右表示領域21a
〜21cの表示開始のタイミングの組み合せに対応して
いる。なお、カウンタIIItのカウント値Jと、変動開始
時間との関係については、J=0、1、2、3に対し
て、それぞれ、左表示領域21aに変動開始後、右表示
領域21cに変動表示が開始されるまでの時間th1、右
表示領域21cに変動開始後、中央表示領域21bに変
動表示が開始されるまでの時間th2の組み合せが、例え
ば1秒ー4秒、2秒ー3秒、3秒ー2秒、4秒ー1秒に
対応している。ただし、時間の組み合せはこれに限るも
のではない。
【0044】以上のように構成した変形例1において
は、制御回路51は、ステップ66にてカウントアップ
中の確率カウンタIaの値Xを読み込むと同時に、ステッ
プ67aにて「変動開始時間変更ルーチン」を実行す
る。「変動開始時間変更ルーチン」は、図9に示すステ
ップ110にてプログラムの実行が開始され、ステップ
111にて変動開始時間変更カウンタIIItのカウント値
Jが読み込まれ、ステップ112にてカウント値Jに応
じた変動開始時間が選択される。これに応じてステップ
113x(x=a〜d)にて左表示領域21aに表示信
号が出力され、左表示領域21aにおける図柄変動表示
が開始される。そして、ステップ114xにてタイマ計
時が開始され、ステップ115xにて時間th1の経過が
判定される。時間th1が経過すると、「YES」との判
定の基にプログラムはステップ116xに移されが、こ
れに応じて右表示領域21cに表示信号が出力され、図
柄変動表示が開始される。さらに、時間th2 が経過す
ると、ステップ117xにて「YES」との判定の基に
プログラムはステップ118xに移され中央表示領域2
1bに表示信号が出力され、図柄変動表示が開始され、
プログラムはステップ119にて終了し、メインルーチ
ンに戻される。以上のように、特別図柄表示装置21の
変動表示開始毎に、各表示領域21a〜21c毎の変動
開始時間が変更されるので、表示開始時における表示の
変化や多様性を楽しむことができる。
【0045】なお、上記第1の実施形態においては、特
別図柄表示装置21の各表示領域21a〜21cの変動
表示の開始順序を変更可能としたが、変形例2として、
同様の構成により、各表示領域21a〜21cの変動表
示の停止順序を変更可能とすることができる。これによ
り、特別図柄表示装置21の変動表示開始毎に、各表示
領域21a〜21c毎の変動停止順序が変更されるの
で、表示停止時における表示の変化や多様性を楽しむこ
とができる。
【0046】また、変形例2においては、特別図柄表示
装置21を例えば9個の表示領域を有するマトリックス
タイプのものにすることができる。その場合に、図10
(a)、(b)に示すように、変動表示が最初に停止す
る領域を中央の表示領域21xにする場合と、周囲の表
示領域21yにする場合とに分け、例えば図10の点線
に示す順に変動を停止させることができる。これによ
り、変動停止の態様に変化を持たせることができる。ま
た、このとき、中央の表示領域21xに最初に変動を停
止させる場合には、大当りが発生するような図柄例えば
「7」を優先的に表示させるようにすることができる。
これにより、最初の停止位置により大当りの発生確率が
異なるため、変動表示に顕著な変化を持たせることがで
きる。
【0047】また、上記変形例1においては、特別図柄
表示装置21の各表示領域21a〜21cの変動表示の
開始時間を変更可能としたが、変形例3として、同様の
構成により、各表示領域21a〜21cの変動表示の停
止時間を変更可能とすることができる。これにより、特
別図柄表示装置21の変動表示開始毎に、各表示領域2
1a〜21c毎の変動停止時間が変更されるので、表示
停止時における表示の変化や多様性を楽しむことができ
る。
【0048】つぎに、第2の実施形態について説明す
る。第2の実施形態においては、特別図柄表示装置21
の各表示領域21a〜21cのスクロール変動表示の回
転方向を変更可能としたものである。制御回路51は、
図11に示すフローチャートに対応した「変動回転方向
変更ルーチン」及び上記「始動口入賞記憶数表示プログ
ラム」をROMに記憶すると共に、変動回転方向変更デ
ータを含む上記大当り図柄データ等を記憶している。ま
た、上記「特別図柄表示プログラム」のステップ62の
変動開始順序変更カウンタIII の代わりに変動回転方向
変更カウンタIVとし、ステップ67をステップ67b
「変動回転方向変更ルーチン」(図示しない)と変更す
る。さらに、制御回路51は、変動開始順序変更カウン
タIII の代わりに、変動回転方向変更カウンタIVを設け
ている。変動回転方向変更カウンタIVは、例えば0〜6
の数値を繰り返しカウントアップするもので、この数値
が、左中右表示領域21a〜21cの内の何れの表示領
域のスクロール方向が逆方向であるかの組み合せに対応
している。なお、カウント値J2 と、スクロール回転方
向との関係については、J2=0〜6に対して、それぞ
れ逆方向に回転する表示領域が、左、右、中央、左ー
右、左ー中央、右ー中央、左ー中央ー右に対応してい
る。その他の構成は、上記第1の実施形態と同様であ
る。
【0049】以上のように構成した第2の実施形態にお
いては、図5に示すように、制御回路51は、ステップ
66にてカウントアップ中の確率カウンタの値Xを読み
込むと同時に、ステップ67bにて「変動回転方向変更
ルーチン」を実行する。「変動回転方向変更ルーチン」
は、図11に示すステップ120にてプログラムの実行
が開始され、ステップ121にて変動回転方向変更カウ
ンタIVのカウント値J2 が読み込まれ、ステップ122
にてカウント値J2 に応じた変動回転方向の組み合せが
選択される。これに応じてステップ123x〜125x
(x=a〜g)にて選択された組み合せに従って左表示
領域21a、中央表示領域21b、右表示領域21cに
通常の変動開始信号と逆方向変動開始信号が出力され、
各表示領域における通常方向の回転変動表示と共に逆方
向の回転変動表示が開始され、プログラムはステップ1
26にて終了し、メインルーチンに戻される。以上のよ
うに、特別図柄表示装置21の変動表示開始毎に、上記
組み合せの表示領域21a〜21cにおける変動表示の
回転方向が変更されるので、変動表示における表示の変
化や多様性を楽しむことができる。
【0050】つぎに、第3の実施形態について説明す
る。第3の実施形態においては、特別図柄表示装置21
の各表示領域21a〜21cの表示内容を、表示領域間
で変更できるようにしたものである。制御回路51は、
図12に示すフローチャートに対応した「表示領域間変
更ルーチン」及び上記「始動口入賞記憶数表示プログラ
ム」をROMに記憶すると共に、表示領域間変更データ
を含む上記大当り図柄データ等を記憶している。また、
上記「特別図柄表示プログラム」のステップ62の変動
開始順序変更カウンタIII の代わりに表示領域間変更カ
ウンタV とし、ステップ67をステップ67c「表示領
域間変更ルーチン」(図示しない)と変更する。さら
に、制御回路51は、変動開始順序変更カウンタIII の
代わりに、表示領域間変更カウンタV を設けている。表
示領域間変更カウンタV は、例えば0〜5の数値を繰り
返しカウントアップするもので、この数値が、左中右表
示領域21a〜21cの内の何れの表示領域の組替えの
組み合せに対応している。なお、カウント値J3 と、表
示領域の組替えについては、J3 =0〜5に対して、表
示領域の組み合せが、例えば左から順に左ー中ー右、左
ー右ー中、中ー左ー右、中ー右ー左、右ー左ー中、右ー
中ー左(表示領域の記載を省略する)に対応している。
その他の構成は、上記第1の実施形態と同様である。な
お、この場合、左中右表示領域21a〜21cの各領域
に表示される図柄内容が互いに明らかに異なっているこ
と、例えば色、デザインが異なっていることが必要とな
る。
【0051】以上のように構成した第3の実施形態にお
いては、制御回路51は、ステップ66にてカウントア
ップ中の確率カウンタの値Xを読み込むと同時に、ステ
ップ67bにて「表示領域間変更ルーチン」を実行す
る。「表示領域間変更ルーチン」は、図12に示すステ
ップ130にてプログラムの実行が開始され、ステップ
131にて表示領域間変更カウンタV のカウント値J3
が読み込まれ、ステップ132にてカウント値J3 に応
じた変動回転方向の組み合せが選択される。これに応じ
てステップ133x〜135x(x=a〜f)にて選択
された組み合せに従って左表示領域21a、中央表示領
域21b、右表示領域21cに交換された内容の変動開
始信号が出力され、各表示領域における通常の変動表示
とは異なる交換された内容の変動表示が開始され、プロ
グラムはステップ136にて終了し、メインルーチンに
戻される。以上のように、特別図柄表示装置21の変動
表示開始毎に、上記組み合せの表示領域21a〜21c
間の変動表示の交換が行われるので、変動表示における
表示の変化や多様性を楽しむことができる。
【0052】つぎに、第4の実施形態について説明す
る。第4の実施形態においては、特別図柄表示装置21
の各表示領域21a〜21c内において、図柄の配列を
変更できるようにしたものである。制御回路51は、図
13に示すフローチャートに対応した「表示領域内配列
変更ルーチン」及び上記「始動口入賞記憶数表示プログ
ラム」をROMに記憶すると共に、配列変更データを含
む上記大当り図柄データ等を記憶している。また、上記
「特別図柄表示プログラム」のステップ62の変動開始
順序変更カウンタIII の代わりに表示領域内配列変更カ
ウンタVIとし、ステップ67をステップ67d「表示領
域内配列変更ルーチン」(図示しない)と変更する。さ
らに、制御回路51は、変動開始順序変更カウンタIII
の代わりに、表示領域内配列変更カウンタVIを設けてい
る。表示領域内配列変更カウンタVIは、例えば0〜6の
数値を繰り返しカウントアップするもので、この数値
が、左中右表示領域21a〜21cの内の配列の変更さ
れる表示領域の組み合せに対応している。なお、カウン
タVIのカウント値J4 と、表示領域の組み合わせとの関
係については、J4 =0〜6に対して、それぞれ図柄の
配列が変更される表示領域が、例えば左、中央、右、左
ー中央、左ー右、中央ー右、左ー中央ー右(表示領域の
記載を省略する)に対応している。その他の構成は、上
記第1の実施形態と同様である。
【0053】以上のように構成した第4の実施形態にお
いては、制御回路51は、ステップ66にてカウントア
ップ中の確率カウンタの値Xを読み込むと同時に、ステ
ップ67dにて「表示領域内配列変更ルーチン」を実行
する。「表示領域内配列変更ルーチン」は、図13に示
すステップ140にてプログラムの実行が開始され、ス
テップ141にて表示領域内配列変更カウンタVIのカウ
ント値J4 が読み込まれ、ステップ142にてカウント
値J4 応じた配列変更される表示領域の組み合せが選択
される。これに応じてステップ143x〜145x(x
=a〜g)にて選択された組み合せに従って左表示領域
21a、中央表示領域21b、右表示領域21c内に、
配列の変更された内容の変動開始信号が出力され、各表
示領域における通常の変動表示にまじえて配列の変更さ
れた内容の変動表示が開始され、プログラムはステップ
146にて終了し、メインルーチンに戻される。以上の
ように、特別図柄表示装置21の変動表示開始毎に、上
記組み合せの表示領域21a〜21cにおける図柄の配
列が変更されるので、変動表示における表示の変更態様
や変更の多様性を楽しむことができる。
【0054】つぎに、第5の実施形態について説明す
る。第5の実施形態においては、特別図柄表示装置21
の各表示領域21a〜21cにおいて、図柄の色彩をい
ろいろ変更できるようにしたものである。例えば、表示
領域全体の図柄の色彩を変更したり、選択された特定の
図柄のみの色彩を変更できるようにした。さらに、変動
表示毎に、色彩を変更する特定の図柄を選択することも
できる。
【0055】制御回路51は、図14に示すフローチャ
ートに対応した「図柄色彩変更ルーチン」及び上記「始
動口入賞記憶数表示プログラム」をROMに記憶すると
共に、色彩変更データを含む上記大当り図柄データ等を
記憶している。また、上記「特別図柄表示プログラム」
のステップ62の変動開始順序変更カウンタIII の代わ
りに図柄色彩変更カウンタVII とし、ステップ67をス
テップ67e「図柄色彩変更ルーチン」(図示しない)
と変更する。さらに、制御回路51は、変動開始順序変
更カウンタIII の代わりに、図柄色彩変更カウンタVII
を設けている。図柄色彩変更カウンタVII は、例えば0
〜6の数値を繰り返しカウントアップするもので、この
数値が、左中右表示領域21a〜21cの内の色彩の変
更される表示領域の組み合せに対応している。すなわ
ち、カウンタVII のカウント値J5と、表示領域の組み
合わせとの関係については、J5 =0〜6に対して、そ
れぞれ色彩を変更する表示領域が、左、中央、右、左ー
中央、左ー右、中央ー右、左ー中央ー右(表示領域の記
載を省略する)に対応している。その他の構成は、上記
第1の実施形態と同様である。
【0056】以上のように構成した第5の実施形態にお
いては、制御回路51は、ステップ66にてカウントア
ップ中の確率カウンタの値Xを読み込むと同時に、ステ
ップ67eにて「図柄色彩変更ルーチン」を実行する。
「図柄色彩変更ルーチン」は、図14に示すステップ1
50にてプログラムの実行が開始され、ステップ151
にて図柄色彩変更カウンタVII のカウント値J5 が読み
込まれ、ステップ152にてカウント値J5 に応じた色
彩変更の組み合せが選択される。これに応じてステップ
153x〜155x(x=a〜g)にて選択された組み
合せに従って左表示領域21a、中央表示領域21b、
右表示領域21cに色彩の変更された内容の変動開始信
号が出力され、各表示領域において通常の変動表示と共
に、色彩の変更された内容の変動表示が開始され、プロ
グラムはステップ156にて終了し、メインルーチンに
戻される。以上のように、特別図柄表示装置21の変動
表示開始毎に、上記組み合せの表示領域21a〜21c
における変動表示の色彩がいろいろな形態で変更される
ので、変動表示における表示の変化や多様性および装飾
性を楽しむことができる。
【0057】つぎに、第6の実施形態について説明す
る。第6の実施形態においては、特別図柄表示装置21
の各表示領域21a〜21cにおいて、変動中の図柄の
一部を消滅させたり、また消滅させた図柄を再現させた
りするようにしたものである。制御回路51は、図15
に示すフローチャートに対応した「表示内容消滅再現ル
ーチン」及び上記「始動口入賞記憶数表示プログラム」
をROMに記憶すると共に、図柄消滅再現データを含む
上記大当り図柄データ等を記憶している。また、上記
「特別図柄表示プログラム」のステップ62の変動開始
順序変更カウンタIII の代わりに表示内容消滅再現カウ
ンタVIIIとし、ステップ67をステップ67f「表示内
容消滅再現ルーチン」(図示しない)と変更する。さら
に、制御回路51は、変動開始順序変更カウンタIII の
代わりに、表示内容消滅再現カウンタVIIIを設けてい
る。表示内容消滅再現カウンタVIIIは、例えば0〜6の
数値を繰り返しカウントアップするもので、この数値
が、左中右表示領域21a〜21cの内の一部の図柄が
消滅及び再現される表示領域の組み合せに対応してい
る。すなわち、カウンタVIIIのカウント値J6 と、表示
領域の組み合わせとの関係については、J6 =0〜6に
対して、それぞれ図柄が消滅及び再現する表示領域が、
例えば左、中央、右、左ー中央、左ー右、中央ー右、左
ー中央ー右(表示領域の記載を省略する)に対応してい
る。その他の構成は、上記第1の実施形態と同様であ
る。
【0058】以上のように構成した第6の実施形態にお
いては、制御回路51は、ステップ66にてカウントア
ップ中の確率カウンタの値Xを読み込むと同時に、ステ
ップ67fにて「図柄消滅発生ルーチン」を実行する。
「図柄消滅発生ルーチン」は、図15に示すステップ1
60にてプログラムの実行が開始され、ステップ161
にて表示内容消滅再現カウンタVIIIのカウント値J6 が
読み込まれ、ステップ162にてカウント値J6 に応じ
た図柄の消滅再現の組み合せが選択される。これに応じ
てステップ163x〜165x(x=a〜g)にて選択
された組み合せに従って左表示領域21a、中央表示領
域21b、右表示領域21cに図柄の消滅した内容及び
それが再現される内容の変動開始信号が出力され、各表
示領域において通常の変動表示と共に、図柄が消滅し再
現する内容の変動表示が行われ、プログラムはステップ
166にて終了し、メインルーチンに戻される。以上の
ように、特別図柄表示装置21の変動表示開始毎に、上
記組み合せの表示領域21a〜21cにおける図柄変動
表示で図柄が消滅したり、再び発生したりするで、変動
表示における表示の変化や多様性を楽しむことができ
る。
【0059】つぎに、第7の実施形態について説明す
る。第7の実施形態においては、特別図柄表示装置21
の各表示領域21a〜21cにおいて、複数の要素から
なる図柄の内の、一部の要素を変更可能にしたものであ
る。例えば、数字と動物の絵の組み合せの図柄につい
て、数字と植物の絵の組み合せの図柄に変更するような
場合が相当する。制御回路51は、図16に示すフロー
チャートに対応した「図柄要素変更ルーチン」及び上記
「始動口入賞記憶数表示プログラム」をROMに記憶す
ると共に、図柄要素変更データを含む上記大当り図柄デ
ータ等を記憶している。また、上記「特別図柄表示プロ
グラム」のステップ62の変動開始順序変更カウンタII
I の代わりに図柄要素変更カウンタIXとし、ステップ6
7をステップ67g「図柄要素変更ルーチン」(図示し
ない)と変更する。ステップ67「変動開始順序変更ル
ーチン」をステップ67g「図柄要素変更ルーチン」と
変更したものである。さらに、制御回路51は、変動開
始順序変更カウンタIII の代わりに、図柄要素変更カウ
ンタIXを設けている。図柄要素変更カウンタIXは、例え
ば0〜6の数値を繰り返しカウントアップするもので、
この数値が、左中右表示領域21a〜21cの内の図柄
の一部の要素が変更される表示領域の組み合せに対応し
ている。すなわち、カウンタIXのカウント値J7 と、表
示領域の組み合わせとの関係については、J7 =0〜6
に対して、それぞれ図柄要素が変更される表示領域が、
例えば左、中央、右、左ー中央、左ー右、中央ー右、左
ー中央ー右(表示領域の記載を省略する)に対応してい
る。その他の構成は、上記第1の実施形態と同様であ
る。
【0060】以上のように構成した第7の実施形態にお
いては、制御回路51は、ステップ66にてカウントア
ップ中の確率カウンタの値Xを読み込むと同時に、ステ
ップ67gにて「図柄要素変更ルーチン」を実行する。
「図柄要素変更ルーチン」は、図16に示すステップ1
70にてプログラムの実行が開始され、ステップ171
にて図柄要素変更カウンタIXのカウント値J7が読み込
まれ、ステップ172にてカウント値J7 に応じた図柄
要素変更の組み合せが選択される。これに応じてステッ
プ173x〜175x(x=a〜g)にて選択された組
み合せに従って左表示領域21a、中央表示領域21
b、右表示領域21cに図柄要素の変更された内容の変
動開始信号が出力され、各表示領域において通常の変動
表示と共に、図柄要素が変更された変動表示が開始さ
れ、プログラムはステップ176にて終了し、メインル
ーチンに戻される。以上のように、特別図柄表示装置2
1の変動表示開始毎に、上記組み合せの表示領域21a
〜21cにおける図柄変動表示で図柄要素の一部が変更
されることにより、変動表示における表示の変化や多様
性及びデザインの斬新さを楽しむことができる。
【0061】つぎに、第8の実施形態について説明す
る。パチンコ遊技機が大当り状態になったことを特別図
柄表示装置21に表示する場合に、通常は、各表示領域
21a〜21cにおいて、縦横斜めのラインに同一図柄
が配置されたことにより表示しているが、第8の実施形
態においては、例えば図17(a)〜(c)の斜線を付
した配列に示すように、大当りの判定ラインを通常と異
なった配列にしたものである。このような大当り判定ラ
インの異なった配列を、大当り図柄データ等として制御
回路51のROMに記憶することにより、実施すること
ができる。以上のように構成した第8の実施形態におい
ては、大当りの判定ラインを通常と異なった配列にした
ことにより、大当り表示の特異性を楽しむことができ
る。
【0062】つぎに、第9の実施形態について説明す
る。第9の実施形態においては、パチンコ遊技機が大当
り状態になったことが特別図柄表示装置21に表示され
た後、大当り状態を示す静止図柄表示を、再び変動表示
を開始させるようにしたものである。すなわち、本実施
形態においては、図5に示す「特別図柄表示プログラ
ム」のフローチャートのステップ78、79の部分を図
18に示すように変更したものである。
【0063】以上のように構成した第9の実施形態にお
いては、図5及び図18に示すように、ステップ78に
て大当り図柄Oa が特別図柄表示装置21に静止表示さ
れるが、その後、ステップ78aにて特別図柄表示装置
21の再度の変動表示が開始され、大当り図柄が別の図
柄に変更される。そして、大当り状態が終了すると、ス
テップ79にて「YES」との判定の基にプログラムは
ステップ79aに移され、変動表示が停止され、プログ
ラムはステップ65に戻される。以上のように、大当り
状態になった後も、特別図柄表示装置21が変動表示を
行うようにしたことにより、大当り状態の間も表示の変
化を楽しむことができる。
【0064】つぎに、第10の実施形態について説明す
る。通常は、特別図柄表示装置21が変動表示中に、始
動口へ入球した遊技球の数が、一定数を越えた後は、オ
ーバーフロー球とされ、最終結果の判定及び特別図柄表
示装置21の変動表示に関与させないようになってい
る。これに対し、第10の実施形態では、これらオーバ
ーフロー球に対しても、最終結果の判定には関係しない
が、特別図柄表示装置21に変動を開始させるようにし
たものである。すなわち、本実施形態においては、図
5、図6に示す「特別図柄表示プログラム」のフローチ
ャートを図19、図20に示すように変更して「特別図
柄表示プログラムII」とし、図8に示す「始動口入賞記
憶数表示プログラム」のフローチャートを図21に示す
ように変更して「始動口入賞記憶数表示プログラムII」
としたものである。また、図柄表示基盤20にオーバー
フロー数Mを表示するオーバーフロー表示部(図示しな
い)を設ける。
【0065】以上のように構成した第10の実施形態に
おいては、特別図柄表示装置21の変動表示中に始動口
に遊技球が入賞することにより始動口入賞記憶数Nが
「4」より大きくなると、図21に示すステップ98に
て「YES」との判定の基に、プログラムはステップ9
8aに移され、オーバーフロー数Mが「1」だけプラス
され、ステップ98bにて演算結果がオーバーフロー表
示部に表示される。さらに、プログラムはステップ10
1に移され、始動口入賞記憶数N=4にされ、ステップ
102にて始動口入賞記憶数表示部22に4個の点灯表
示が行われる。すなわち、始動口入賞記憶数Nは、最大
が「4」に規定され、4より大きくなっても5以上の数
は排除されるようになっている。ただし、始動口入賞記
憶数Nの5以上になった分については、オーバーフロー
数Mとしてカウントされる。
【0066】そして、始動口入賞記憶数Nが「0」にな
ったときに、オーバーフロー数Mが「0」でないとき
は、ステップ105にて「YES」との判定の基にプロ
グラムはステップ106に移される。特別図柄表示装置
21の変動表示が開始されると、「YES」との判定の
基にプログラムはステップ107に移され、オーバーフ
ロー数Mは「1」だけ減算され、その後プログラムはス
テップ100に移される。
【0067】一方、始動口入賞記憶数Nが「0」で、か
つ始動口への遊技球の入賞がないときには、制御回路5
1は、図19に示すステップ65にて「NO」との判定
の基にプログラムをステップ79aに移行させ、オーバ
ーフロー数Mを読み込み、ステップ79bにてMが
「0」か否かの判定が行われる。M=0のときは、プロ
グラムはステップ65に戻される。また、Mが「0」で
はないときは、プログラムはステップ79cに移され、
図柄変動表示が開始され、ステップ79dにてタイマス
タートされる。ステップ79eにて時間t0 の経過が判
定された後、プログラムは、図20に示すステップ73
に移され、はずれ図柄の選択及び特別図柄表示装置21
への表示が行われる。すなわち、オーバーフロー数Mが
有限値のときには、これに基づいて特別図柄表示装置2
1により図柄の変動表示が行われるが、ただし大当りの
判定には全く関与させず、常にはずれ図柄が表示される
ようになっている。以上に説明したように、オーバーフ
ローした遊技球に対しても特別図柄表示装置21に変動
表示させるようにしたことにより、大当り状態の決定に
関与しない変動表示とはなるが、変動表示が多数回行わ
れることにより、特別入賞状態へ到達するための目安と
なる始動口への入球の容易さの程度を知ることができ
る。
【0068】つぎに、第11の実施形態について説明す
る。第11の実施形態においては、特別図柄表示装置2
1が変動表示を開始した後、表示停止までの図柄変動時
間tzhを従来より短縮させたものである。例えば、従来
は、図柄変動時間tzhは、5秒以上に規定されている
が、これを5秒より短くしたものである。これにより、
変動表示の結果を速く知ることができ、遊技のスリルを
高めることができる。
【0069】つぎに、第12の実施形態について説明す
る。第12の実施形態においては、特別図柄表示装置2
1の表示領域に表示される複数の図柄の組み合せ各々が
表示される確率PM を、大当り状態において大入賞口が
連続開放される回数Qとして規定された16回と無関係
としたものである。すなわち、通常はPM ×Q≦0.0
8のように規定されているが、これに代えてPM ×Q>
0.08としたものである。これにより、表示領域に表
示される図柄の数を減少させることができる。そのた
め、制御回路51のROMに記憶されるデータの図柄情
報を減少させることができる。そのため、複数の図柄の
組み合せをむやみに多くする必要がなく、静止図柄数を
見やすい数にすることができると共に、記憶内容を少な
くすることができROM構成を簡略にすることができ
る。
【0070】つぎに、第13の実施形態について説明す
る。第13の実施形態においては、特別図柄表示装置2
1の表示領域に表示される複数の図柄の組み合せ各々が
表示される確率PM を、特別入賞状態の発生確率PO と
無関係としたことにある。すなわち、通常はPM が、発
生確率PO (例えば1/220)の90〜110%の範
囲内になるように規定されているが、これに代えてPM
を、発生確率PO の90%より小さいかまたはPO の1
10%より大きな値としたものである。これにより、P
M が発生確率PO の90%より小さい場合には、表示領
域に表示される図柄の数を減少させることができる。そ
のため、制御回路51のROMに記憶されるデータの図
柄情報を減少させることができる。これにより、複数の
図柄の組み合せをむやみに多くする必要がなく、静止図
柄数を見やすい数にすることができると共に、記憶内容
を少なくすることができROM構成を簡略にすることが
できる。また、PM が発生確率PO の110%より大き
い場合には、表示領域に表示される図柄の数を増加さ
せ、表示内容を多彩にすることができる。
【0071】つぎに、第14の実施形態について説明す
る。第14の実施形態においては、特別図柄表示装置5
3が、図22に詳細に示すように、液晶表示式の縦横3
行3列に仕切られたマトリックス形状の9個の表示領域
53a〜53iを設けた表示装置であり、各表示領域5
3a〜53i毎に図柄が変動表示されるようになってい
る。各図柄としては、例えば1〜0までの10個の数字
と、ハート、スペード、ダイヤ等の5個の記号が用いら
れる。そして、特別図柄表示装置53は、変動表示が終
了し、図23(a)に示すように、9個の表示領域53
a〜53iに静止図柄が表示されたときに、大当り表示
になっていないときには、図23(b)に示すように、
9個の表示領域53a〜53iが画面中央に3/5に縮
小集約される。そして、画面は、集約された表示領域5
3a′〜53i′からなる中央画面53Cと、それを囲
む16個の表示領域54a′〜54p′からなる周囲画
面53Sとに分けられる。そして、周囲画面53Sにつ
いては、再度変動表示が行われ、図23(c)に示すよ
うに、変動が停止した時点で、集約された中央画面53
Cと、周囲画面53Sとの図柄を合わせた形で大当りか
否かが判定される構成となっている。すなわち、大当り
判定が2段階で行われるようになっている。
【0072】また、電気制御装置50の制御回路51
は、図24〜図26に示すフローチャートに対応した
「特別図柄表示プログラムIII 」を実行しつづけ、図8
に示すフローチャートに対応した「始動口入賞記憶数表
示プログラム」の割り込み実行を行う。また、制御回路
51は、ROMに「特別図柄表示プログラムIII 」及び
「始動口入賞記憶数表示プログラム」を記憶すると共
に、大当り判定データ、はずれリーチ判定データ、大当
り図柄データ、はずれリーチ図柄データ、はずれ図柄デ
ータのマップ等や、始動口入賞記憶数基準値N0 等を記
憶している。大当り図柄データ、はずれリーチ図柄デー
タ、はずれ図柄データのマップに関しては、中央画面5
3Cに表示されるデータに対応する部分と、周囲画面5
3Sに表示されるデータに対応する部分とに区分されて
おり、それぞれ対応する部分が読み出されるようになっ
ている。その他の構成は上記第1の実施形態と同様であ
る。
【0073】つぎに、以上のように構成した第14の実
施形態の動作について説明する。電源スイッチ(図示し
ない)の投入により、制御回路51は「特別図柄表示プ
ログラムIII 」の実行を図24に示すステップ180に
て開始し、ステップ181にて各種変数の初期化処理を
行う。そして、ステップ182にて、確率カウンタIa、
大当り図柄カウンタIb、はずれ図柄エリアカウンタIIa
、はずれリーチ図柄カウンタIIb 、はずれ図柄カウン
タIIc が0からカウントを開始し、各数値のカウントア
ップを繰り返し行う。同時に、制御回路51は、「始動
口入賞記憶数表示プログラム」の割り込み実行を、第1
の実施形態で示したように行う。そして、発射ハンドル
33の操作により遊技が開始され、発射された遊技球が
ガイドレール13aを通過し遊技領域11a内に供給さ
れる。
【0074】制御回路51は、図24に示すステップ1
83にて始動口入賞記憶数Nを読み込み、ステップ18
4にて始動口入賞記憶数N=0か否かを判定する。現時
点ではN=0なので「YES」との判定の基にプログラ
ムがステップ185に移行され、遊技球がいずれかの始
動口15,16b,16cに入賞したか否かが判定され
る。遊技球がいずれかの始動口15,16b,16cに
入賞すると、始動口スイッチ15a,16b1 ,16c
1 からの入力信号を受けて、制御回路51は「YES」
との判定の基にプログラムをステップ186に移し、カ
ウントアップ中の確率カウンタの値Xを読み込む。さら
にステップ187にて図柄変動表示信号が出力され、特
別図柄表示装置53において変動表示が開始される。
【0075】つぎに、ステップ188にてタイマが計時
を開始し、ステップ189にて時間t01経過か否かが判
定される。時間t01が経過すると「YES」との判定の
基にプログラムはステップ190に移され、確率カウン
タの読み取り値Xが大当りに該当しているか否かの判定
が行われる。通常ははずれなので「NO」との判定の基
にプログラムはステップ191に移され、その時点での
はずれ図柄エリアカウンタIIa の値Hが読み込まれる。
つぎに、ステップ192にて値Hがはずれリーチ状態で
あるはずれ図柄エリア1の数値か否かが判定される。は
ずれリーチではないときは、「NO」との判定の基にプ
ログラムはステップ193に移され、はずれ図柄マップ
から所定のはずれ図柄HX が選択され、ステップ194
にて図柄の変動表示が表示領域53a〜53iに停止さ
れ、はずれ図柄Hxの中央画面53Cに表示されるデー
タに対応する部分HX′ が特別図柄表示装置53に表示
される。その後、プログラムはステップ195に移さ
れ、表示領域53a〜53iが画面中央画面53Cに縮
小して集約され表示領域53a′〜53i′にされる。
つぎに、ステップ196にて周囲画面53Sに変動表示
が行われる。そして、時間t02経過後にステップ197
にて「YES」との判定の基にプログラムはステップ1
98に移され、周囲画面53Sにおける変動表示が停止
する。ここでは、大当り状態にはないので、特別図柄表
示装置53にはずれ図柄が表示された後、プログラムは
ステップ183に移され、ステップ183以下の処理が
行われる。
【0076】一方、制御回路51による「特別図柄表示
プログラム」の実行中に、ステップ192にてはずれの
リーチ状態であるHがはずれ図柄エリア1にあると選択
されると、「YES」との判定の基にプログラムはステ
ップ199に移され、はずれリーチ図柄マップから所定
のはずれリーチ図柄HR が選択され、ステップ200に
て特別図柄表示装置53の図柄の変動表示が表示領域5
3a〜53iに停止され、はずれリーチ図柄HR の中央
画面53Cに表示されるデータに対応する部分HR′ が
特別図柄表示装置53に表示される。その後、プログラ
ムはステップ201に移され、表示領域53a〜53i
が画面中央画面53Cに縮小して集約され表示領域53
a′〜53i′にされる。つぎに、ステップ202にて
周囲画面53Sに変動表示が行われる。そして、時間t
02経過後にステップ203にて「YES」との判定の基
にプログラムはステップ204に移され、周囲画面53
Sにおける変動表示が停止する。ここでは、大当り状態
にはないので、特別図柄表示装置53にはずれリーチ図
柄HR が表示された後、プログラムはステップ183に
移され、ステップ183以下の処理が行われる。
【0077】つぎに、制御回路51による「特別図柄表
示プログラムIII 」の実行中に、ステップ186におけ
る図柄変動開始時に、ステップ187にて確率カウンタ
から読み取られた値Xがステップ190にて大当りと判
定されたときには、「YES」との判定の基にプログラ
ムは図26に示すステップ205に移され、大当り図柄
カウンタIbから大当り図柄Oa が選択される。さらに、
ステップ206にて特別図柄表示装置53の図柄の変動
表示が表示領域53a〜53iに停止され、大当り図柄
Oa の中央画面53Cに表示されるデータに対応する部
分Oa′ が特別図柄表示装置53に表示される。表示領
域53a〜53iに表示された図柄が大当りを表示して
いるときには、ステップ207にて「YES」との判定
の基にプログラムはステップ212に移され、大当り状
態の終了が待たれる。また、表示領域53a〜53iに
表示された図柄が大当りを表示していないときには、
「NO」との判定の基にプログラムはステップ208に
移され、表示領域53a〜53iが画面中央画面53C
に縮小して集約され表示領域53a′〜53i′にされ
る。つぎに、ステップ209にて周囲画面53Sに変動
表示が行われる。そして、時間t02経過後にステップ2
10にて「YES」との判定の基にプログラムはステッ
プ211に移され、周囲画面53Sにおける変動表示が
停止し、大当り図柄Oa が表示される。そして、大当り
状態が終了すると、ステップ212にて「YES」との
判定の基にプログラムはステップ185に戻され、新た
にステップ185以下の処理が、上記したように再開さ
れる。
【0078】以上に説明したように、第14の実施形態
においては、特別図柄表示装置53の変動表示の停止後
に表示された静止図柄により、大当りにならない場合で
も、静止図柄が縮小されて中央画面53Sに表示され、
その周囲の周囲画面53Sにおいて変動表示が開始さ
れ、2回目の変動表示の停止後に、再度大当り状態か否
かの表示が行われる。そのため、遊技者にとって、大当
り判定の機会が二度与えられることになり、遊技の娯楽
性が高められると共に、表示領域の変更により表示の多
様性や装飾性を楽しむことができる。
【0079】なお、上記各実施形態については、組み合
わせて実施することができるのものについては、組み合
わせて実施することにより、各々の実施形態により得ら
れる効果を合わせて得ることができる。また、上記実施
形態においては、横方向に3列の表示領域を設けた特別
図柄表示装置について説明しているが、表示領域を上下
に3段に配列し、横方向にスクロール表示させる形式の
特別図柄表示装置に対しても本発明を適用することがで
きる。
【0080】また、上記実施形態においては、本発明を
始動口を有するいわゆる第1種のパチンコ遊技機に適用
した場合について説明しているが、始動口や通過ゲート
を有する他の形式のパチンコ遊技機、弾球遊技機に対し
ても同様に適用することができる。さらに、上記実施形
態に示した図柄変動方法については、弾球遊技機以外の
スロットマシン等の他の遊技機に対しても同様に適用す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるパチンコ遊技機を概
略的に示す正面図である。
【図2】同パチンコ遊技機を概略的に示す背面図であ
る。
【図3】同パチンコ遊技機の図柄表示基盤を詳細に示す
正面図である。
【図4】同パチンコ遊技機の電気制御装置の回路構成を
示すブロック図である。
【図5】図4に示す制御回路により実行される「特別図
柄表示プログラム」のフローチャートの一部である。
【図6】同「特別図柄表示プログラム」のフローチャー
トの一部である。
【図7】同「特別図柄表示プログラム」の「変動開始順
序変更ルーチン」のフローチャートである。
【図8】制御回路により割り込み実行される「始動口入
賞記憶数制御プログラム」のフローチャートである。
【図9】変形例1において制御回路により実行される
「変動開始時間変更ルーチン」のフローチャートであ
る。
【図10】変形例2における表示態様を説明する説明図
である。
【図11】第2の実施形態において制御回路により実行
される「変動回転方向変更ルーチン」のフローチャート
である。
【図12】第3の実施形態において制御回路により実行
される「表示領域間変更ルーチン」のフローチャートで
ある。
【図13】第4の実施形態において制御回路により実行
される「表示領域内配列変更ルーチン」のフローチャー
トである。
【図14】第5の実施形態において制御回路により実行
される「図柄色彩変更ルーチン」のフローチャートであ
る。
【図15】第6の実施形態において制御回路により実行
される「表示内容消滅再現ルーチン」のフローチャート
である。
【図16】第7の実施形態において制御回路により実行
される「図柄要素変更ルーチン」のフローチャートであ
る。
【図17】第8の実施形態における大当り判定ラインの
例を示す説明図である。
【図18】第9の実施形態において制御回路により実行
される「特別図柄表示プログラム」のフローチャートの
一部である。
【図19】第10の実施形態において制御回路により実
行される「特別図柄表示プログラムII」のフローチャー
トの一部である。
【図20】同「特別図柄表示プログラムII」のフローチ
ャートの一部である。
【図21】第10の実施形態において制御回路により割
り込み実行される「始動口入賞記憶数制御プログラムI
I」のフローチャートである。
【図22】第14の実施形態において用いられるマトリ
ックスタイプの図柄表示基盤を詳細に示す正面図であ
る。
【図23】同図柄表示基盤の変動状態を説明する説明図
である。ートである。
【図24】第14の実施形態において制御回路により実
行される「特別図柄表示プログラムIII 」のフローチャ
ートの一部である。
【図25】同「特別図柄表示プログラムIII 」のフロー
チャートの一部である。
【図26】同「特別図柄表示プログラムIII 」のフロー
チャートの一部である。
【符号の説明】
10…本体、11…遊技盤、15…中央始動口、16a
…大入賞口、16b…左下始動口、16c…右下始動
口、15a,16b1 ,16c1 …始動口スイッチ、1
6a1 …大入賞スイッチ、20…図柄表示基盤、21…
特別図柄表示装置、21a〜21c…左右中央表示領
域、22…始動口入賞記憶数表示部、51…制御回路、
53…特別図柄表示装置、53C…中央画面、53S…
周囲画面。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機本体前面の遊技盤面に設けた特定
    入球口への遊技球の入球に応じて、同遊技盤面に設けた
    図柄表示装置の複数の表示領域に図柄の変動表示を開始
    させ、同特定入球口への遊技球の入球に基づく最終結果
    を所定の図柄の組み合せにより一定の特典を与える特別
    入賞状態と、最後に決定する図柄によって同所定の図柄
    の組み合せにならなくなるはずれリーチ状態と、その他
    の組み合せであるはずれ状態のいずれかから選択し、選
    択された状態の図柄の組み合せを前記変動表示の停止時
    に前記図柄表示装置に静止図柄として表示させるように
    制御する遊技機の表示制御装置において、前記各表示領
    域における変動表示の態様を、変動表示単位毎に変更可
    能としたことを特徴とする遊技機の表示制御装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の遊技機の表示制御
    装置において、前記各表示領域毎の変動開始順序及び変
    動開始時間の内の少なくとも一方を変更可能としたこと
    を特徴とする遊技機の表示制御装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項1に記載の遊技機の表示制御
    装置において、前記各表示領域毎の変動停止順序及び変
    動停止時間の内の少なくとも一方を変更可能としたこと
    を特徴とする遊技機の表示制御装置。
  4. 【請求項4】 前記請求項1に記載の遊技機の表示制御
    装置において、前記図柄表示装置が複数行または複数列
    に分けられた表示領域を備えた形式である場合に、前記
    行または列内の表示の変動方向を変更可能としたことを
    特徴とする遊技機の表示制御装置。
  5. 【請求項5】 前記請求項1に記載の遊技機の表示制御
    装置において、前記図柄表示装置が複数行または複数列
    に分けられた表示領域を備えた形式である場合に、前記
    各行または列間の配列を変更可能としたことを特徴とす
    る遊技機の表示制御装置。
  6. 【請求項6】 前記請求項1に記載の遊技機の表示制御
    装置において、前記図柄表示装置が複数行または複数列
    に分けられた表示領域を備えた形式である場合に、前記
    各行または列内の図柄の配列を変更可能としたことを特
    徴とする遊技機の表示制御装置。
  7. 【請求項7】 前記請求項1に記載の遊技機の表示制御
    装置において、前記各表示領域に表示される図柄の色彩
    を変更可能としたことを特徴とする遊技機の表示制御装
    置。
  8. 【請求項8】 前記請求項1に記載の遊技機の表示制御
    装置において、前記各表示領域の内の一部表示領域に表
    示される図柄を消滅させ、または消滅させた表示領域に
    おける図柄の再表示を可能としたことを特徴とする遊技
    機の表示制御装置。
  9. 【請求項9】 前記請求項1に記載の遊技機の表示制御
    装置において、前記各表示領域に表示される図柄が複数
    の要素からなる場合に、同複数の要素の内の少なくとも
    一部を変更可能としたことを特徴とする遊技機の表示制
    御装置。
  10. 【請求項10】 前記請求項1に記載の遊技機の表示制
    御装置において、前記特別入賞状態を判定するための前
    記表示領域の組み合せとして、前記図柄表示装置の縦、
    横及び斜めの配列以外の配列としたことを特徴とする遊
    技機の表示制御装置。
  11. 【請求項11】 前記請求項1に記載の遊技機の表示制
    御装置において、前記図柄表示装置の変動表示開始から
    変動表示の終了までの時間を変更可能としたことを特徴
    とする遊技機の表示制御装置。
  12. 【請求項12】 前記請求項1に記載の遊技機の表示制
    御装置において、遊技機が特別入賞状態にあるときに、
    前記表示領域に変動表示を行わせるようにしたことを特
    徴とする遊技機の表示制御装置。
  13. 【請求項13】 前記請求項1に記載の遊技機の表示制
    御装置において、前記図柄表示装置が変動表示中に、前
    記特定入球口へ入球した遊技球の数が、最終結果の判定
    に関与することが許容される数を越えた場合に、同許容
    される数を越えた遊技球に関しては、前記図柄表示装置
    に変動表示を開始させる機能のみを付与したことを特徴
    とする遊技機の表示制御装置。
  14. 【請求項14】 前記請求項1に記載の遊技機の表示制
    御装置において、前記図柄表示装置に変動表示の終了後
    に表示された静止図柄が特別入賞状態を表示しないと
    き、同静止図柄の表示面積を縮小させ、残りの表示領域
    において変動表示を開始させ、同変動表示の停止結果と
    前記静止図柄と合わせて前記最終結果を表示するように
    制御することを特徴とする遊技機の表示制御装置。
  15. 【請求項15】 前記請求項1に記載の遊技機の表示制
    御装置において、前記図柄表示装置の表示領域に表示さ
    れる複数の図柄の組み合せ各々が表示される確率を、前
    記特別入賞状態において特別入賞口が連続開放される回
    数と無関係としたことを特徴とする遊技機の表示制御装
    置。
  16. 【請求項16】 前記請求項1に記載の遊技機の表示制
    御装置において、前記図柄表示装置の表示領域に表示さ
    れる複数の図柄の組み合せ各々が表示される確率を、前
    記特別入賞状態の発生確率と無関係としたことを特徴と
    する遊技機の表示制御装置。
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